米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 日本電気株式会社

発明の名称 入力文字可変型入力装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−6513
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−154885
出願日 平成7年(1995)6月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】京本 直樹 (外2名)
発明者 森川 透
要約 目的
文字入力時の入力操作を容易化し入力ミスの低減を図る。

構成
キートップの文字の表示と非表示及び表示文字可変の制御ができるキーボードを用いる。文字形状記憶部1は表示文字を、文字コード記憶部2は出力部5への出力文字コードを記憶する。キー入力制御部3は、キー入力状態を識別し次に入力されるべき範囲の文字を文字入力部4に指定する。文字入力部4は指定された文字を指定キーに表示する。ローマ字仮名変換の場合、初期状態では最初に操作される可能性のある英字を所定の文字配列でキートップに表示し、以下1キー操作毎にローマ字の規則に則り次の入力範囲の英字をキートップに表示する。1ローマ字入力が終了するとローマ字仮名変換された仮名文字候補がキートップに表示され、前記候補を選択すると仮名コードが出力され、初期状態に戻る。制御部等に仮名漢字変換機能を与えれば漢字コード等も出力できる。
特許請求の範囲
【請求項1】 文字の形状を記憶する文字形状記憶手段と、文字コードを記憶する文字コード記憶手段と、入力状態に応じて次に入力として有効な文字をキートップに割り当てる文字割当手段と、前記文字形状記憶手段を参照し各キーに割り当てられた文字をキートップに表示するキー表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字を表示する表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字に対応する文字コードを出力する出力手段とを備えたことを特徴とする入力文字可変型入力装置。
【請求項2】 英字及び仮名文字の形状を記憶する文字形状記憶手段と、文字コードを記憶する文字コード記憶手段と、ローマ字を構成するための有効な英字の組合せ及び英字の組合せと仮名文字の対応を記憶するローマ字仮名情報記憶手段と、前記ローマ字仮名情報記憶手段を参照し入力状態に応じた次に有効な英字のキートップへの割当、及び入力された英字の組合せが仮名文字に対応するとき候補の仮名文字のキートップへの割当を行う文字割当手段と、前記文字形状記憶手段を参照し各キーに割り当てられた英字及び仮名文字をキートップに表示する表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字を表示する文字表示手段と、押されたキーに割り当てられた仮名文字に対応する文字コードを出力する出力手段とを備えたことを特徴とする入力文字可変型入力装置。
【請求項3】 英字、仮名文字及び漢字の形状を記憶する文字形状記憶手段と、文字コードを記憶する文字コード記憶手段と、ローマ字を構成する有効な英字の組合せ、英字の組合せと仮名文字の対応及び英字の組合せ又は仮名文字の組合せと漢字の対応を記憶する英字仮名漢字情報記憶手段と、前記英字仮名漢字情報記憶手段を参照し入力状態に応じて次に有効な英字のキートップへの割当、入力された英字の組合せが仮名文字に対応するとき候補の仮名文字のキートップへの割当、及び入力された仮名文字の組合せが漢字に対応するとき候補の漢字のキートップへの割当を行う文字割当手段と、前記文字形状記憶手段を参照することにより各キーに割り当てられた英字、仮名文字及び漢字をキートップに表示するキー表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字を表示する表示手段と、押されたキーに割り当てられた英字、仮名文字又は漢字に対応する文字コードを出力する出力手段とを備えたことを特徴とする入力文字可変型入力装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に対してキーボードから文字を入力する文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キーボードを使用して情報処理装置に対する文字入力、特に日本語のローマ字入力を行う場合に、入力ミスを防ぎ、入力処理を効果的に行うための技術として、文字入力状態に応じてキーの強調表示を行うローマ字入力装置が特開平5−88804号公報に記載されている。
【0003】この公報に記載された「ローマ字入力装置」は、ローマ字仮名漢字変換制御部により、ローマ字を構成するアルファベットの組合せのルールに基づき、次に操作されるべきキーに関し有効/無効キーを判定し、タッチパネル表示制御部により表示装置上における各キートップの通常表示/暗表示を行うものであり、子音キー入力後にその子音に続きうる母音・修飾音キーのみを強調表示するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報に記載された「ローマ字入力装置」では、全英字キーが固定的に配列されているキーボードにおいて、ローマ字入力字の有効キーのみを強調表示するようにしたものであるが、キーの強調表示により有効キーを示すだけであり、無効キーの押下時の処理が考慮されていない。また、全英字キーが配列されているためにはキー数の削除及びキーボードの小型化についても考慮されていないという問題点がる。
【0005】また、上記「ローマ字入力装置」は、全英字キーが固定的に配列されているキーボードに関するものであるため、次に押下するキーが操作し易い所定の位置に設定、表示するという点についても考慮されていない。更に、上記ローマ字入力装置では、英字を入力するだけでありローマ字を日本語仮名文字に変換する機能は上位プロセッサに任せてしまっている。
【0006】本発明の目的は、入力状態に応じて必要最小限のキーのみをキーボード上に用意することで、キーボードのキー数の削減を可能とし、また文字入力時の入力操作を容易化し、且つ入力ミスの低減を可能とした文字入力装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、文字入力状態に応じ入力可能文字に対応するキーのみが有効に機能することで入力ミスを軽減しうる文字入力装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、ローマ字仮名変換後の仮名を適宜操作性のよいキートップに所望の配列で表示することにより仮名変換入力を簡易になしうる入力装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、仮名漢字変換後の漢字を適宜操作性のよいキートップに所望の配列で表示することにより漢字変換入力を簡易になしうる入力装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、ローマ字、ローマ字仮名漢字変換後の仮名文字又は漢字文字の文字コードを出力する機能を有し、上位プロセッサの負担を軽減しうる入力装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明の入力文字可変型入力装置は、文字の形状を記憶する文字形状記憶手段と、文字コードを記憶する文字コード記憶手段と、入力状態に応じて次に入力として有効な文字をキートップに割り当てる文字割当手段と、前記文字形状記憶手段を参照し各キーに割り当てられた文字をキートップに表示するキー表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字を表示する表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字に対応する文字コードを出力する出力手段とを備える。
【0012】また、本発明の入力文字可変型入力装置は、英字及び仮名文字の形状を記憶する文字形状記憶手段と、文字コードを記憶する文字コード記憶手段と、ローマ字を構成するための有効な英字の組合せ及び英字の組合せと仮名文字の対応を記憶するローマ字仮名情報記憶手段と、前記ローマ字仮名情報記憶手段を参照し入力状態に応じた次に有効な英字のキートップへの割当、及び入力された英字の組合せが仮名文字に対応するとき候補の仮名文字のキートップへの割当を行う文字割当手段と、前記文字形状記憶手段を参照し各キーに割り当てられた英字及び仮名文字をキートップに表示する表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字を表示する文字表示手段と、押されたキーに割り当てられた仮名文字に対応する文字コードを出力する出力手段とを備える。
【0013】更に、本発明の入力文字可変型入力装置は、英字、仮名文字及び漢字の形状を記憶する文字形状記憶手段と、文字コードを記憶する文字コード記憶手段と、ローマ字を構成する有効な英字の組合せ、英字の組合せと仮名文字の対応及び英字の組合せ又は仮名文字の組合せと漢字の対応を記憶する英字仮名漢字情報記憶手段と、前記英字仮名漢字情報記憶手段を参照し入力状態に応じて次に有効な英字のキートップへの割当、入力された英字の組合せが仮名文字に対応するとき候補の仮名文字のキートップへの割当、及び入力された仮名文字の組合せが漢字に対応するとき候補の漢字のキートップへの割当を行う文字割当手段と、前記文字形状記憶手段を参照することにより各キーに割り当てられた英字、仮名文字及び漢字をキートップに表示するキー表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字を表示する表示手段と、押されたキーに割り当てられた英字、仮名文字又は漢字に対応する文字コードを出力する出力手段とを備える。
【0014】
【実施例】本発明ついて、以下に図面を用いて説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の一実施例を示す図である。
【0016】本実施例は、キーと、文字の形状情報を記憶しており、読み出し可能な文字形状情報記憶部1と、文字に相当する文字コードを記憶しており、読み出し可能な文字コード情報記憶部2と、キー入力の操作状態に応じて文字を構成するルールに則り次に入力される範囲の有効な文字をキートップに割り当てる機能を有するキー入力制御部3と、文字入力キーを所持しておりキー制御部3からの割り当て情報に基づき、文字形状情報記憶部1を参照することにより各キーに割り当てられた文字をキートップに表示する機能を有する文字入力部4と、押されたキーに割り当てられた文字に相当する文字コードを外部に出力する機能を有する外部出力部5とで構成されている。
【0017】次に本実施例の動作を説明する。
【0018】本実施例のキーボードは、各キー固有の入力文字の固定表示のないものを使用できる。そして、そのキーのキートップには、例えば、表示文字が変えられる表示器を備え、その表示と非表示及び表示文字が制御信号により可変制御できるように文字入力部4、キー入力制御部3等を構成する。
【0019】キー入力制御部3は、文字入力状態を識別し、その入力状態に応じて次に入力されるべき範囲の文字である有効な文字を文字入力部4の各キーに割り当てる機能を有する。即ち、キー入力の初期状態においては、最初に操作される可能性のある全ての文字を所定の文字配列でキートップに表示するように表示の制御を行い。また、最初のキー操作後は次のキー入力文字に相当する文字であって文字入力の規則に従った入力の可能性のある文字のみを所望のキーに表示する。以下同様であり、通常は数回のキー入力操作により所望の入力操作が終了し、初期状態に戻ることになる。例えば、通常のローマ字仮名変換入力の場合は最初の表示文字はQ、C、更に変換方式によりV、L等を除いた文字表示を行い、以後キー操作毎に限定された文字のみの表示が行われる。この場合、キー入力操作は1〜3回のアルファベット入力操作により1仮名入力が終了する。
【0020】文字入力部4では文字形状情報1を参照することにより、キー入力制御部3から割り当られた有効文字の形状に関する情報を取得し、その情報に基づき有効文字を各キートップに表示する。一方、文字が割り当てられなかったキーはそれまで表示していた文字があればそれを消去する。そして、何も表示されないキーは無効キーとして扱い、文字入力部4は当該キーが押されても入力を無効とする。
【0021】キー入力制御部3は文字コード情報2を参照することにより、押された有効キーに割り当てられた文字に相当する文字コードを外部出力部5を通して上位プロセッサに転送する。
【0022】本実施例によれば、文字をキーボードから入力する際に、入力状態に応じた入力可能文字キーのみを使用者に表示し提供することが可能なので、必要最小限の数のキーのみをキーボード上に用意するだけでよいために、文字入力時の入力ミスの軽減ができるとともに、不要なキーを常時用意する必要がないので、キー数を削減することができる。
【0023】(実施例2)本発明の第2の実施例をローマ字仮名変換入力の例について、以下、図面を用いて説明する。図2はローマ時の入力状態の遷移を示す図であり、これによりキー入力状態の管理について最初に説明する。
【0024】本実施例ではローマ字を構成するための有効な英字を判断するために、ローマ字が二文字又は三文字の英字の組合せにより構成されることから、ローマ字の一文字目(例えばKAならばK、SYOならばS)が入力されるのを待つ状態〔一文字目入力待ち状態〕と、二つの英字又は三つの英字で構成されるローマ字の二文字目(例えばKAならばA、SYOならばY)が入力されるのを待つ状態〔二文字目入力待ち状態〕と、三つの英字で構成されるローマ字の三文字目(例えばSYOならばO)が入力されるのを待つ状態〔三文字目入力待ち状態〕の三つのキー入力状態を想定してローマ字の入力状態を管理する。
【0025】2つの英字で構成されるローマ字の場合には、〔一文字目入力待ち状態〕から〔二文字目入力待ち状態〕に遷移した後、再び〔一文字目入力待ち状態〕に戻る。3つの英字で構成されるローマ字の場合には、〔二文字目入力待ち状態〕において入力された英字がHかYであればそのローマ字が三つの英字で構成されるものと判断して〔三文字目入力待ち状態〕に遷移する。その逆に、〔二文字目入力待ち状態〕において入力された英字がHかYでなければそのローマ字は二文字で構成されるものと判断して〔一文字目入力待ち状態〕に遷移する。
【0026】ただし、〔一文字目入力待ち状態〕において、入力された文字が一文字で終了する文字の例えば〔ー〕であればそのまま〔一文字目入力待ち状態〕として、次のローマ字の一文字目の入力を待つ。
【0027】図3は、以上のようなローマ字入力の入力状態の管理に基づくと本実施例の構成を示すものである。
【0028】本実施例は、英字及び仮名文字の形状情報を記憶してあり、読み出し可能な文字形状情報記憶部11と、ローマ字を構成するための有効な英字の組合せを記憶してあり、その読み出しが可能なローマ字構成情報記憶部12と、ローマ字の組合せと仮名文字の対応を記憶してあり、その読み出しが可能なローマ字仮名変換情報記憶部13と、仮名文字に相当する文字コードとを記憶してあり、読み出し可能な文字コード情報記憶部14と、ローマ字構成情報記憶部12を参照することにより、入力状態に応じて次に有効な英文字をキートップに割り当てる機能と、入力された英字の組合せが仮名文字に相当する状態になったら、ローマ字仮名変換情報記憶部13を参照することにより、候補の仮名文字をキートップに割り当てる機能を有するキー入力制御部15と、文字入力キーを所持しており、文字形状情報記憶部11を参照することにより各キーに割り当てられた英字及び仮名文字をキートップに表示する機能を有する文字入力部16と、押されたキーに割り当てられた英字及び仮名文字を表示する機能を有する入力文字表示部17と、押されたキーに割り当てられた仮名文字に相当する文字コードを外部に出力する機能を有する外部出力部18とで構成されている。
【0029】本実施例では以下の様な手順で日本国入力の処理を実行する。
【0030】キー入力制御部15は前述したキー入力状態(〔一文字目入力待ち状態〕、〔二文字目入力待ち状態〕、〔三文字目入力待ち状態〕)を識別し、各状態に応じてローマ字を構成するために有効な最小限の英字をローマ字構成情報記憶部12から検索して取得し、その有効な英字を文字入力部16の各キーに割り当てる。
【0031】文字入力部16では文字形状情報記憶部11を参照することにより、キー入力制御部15から割り当てられた英字の形状情報を取得し、それを各キートップに表示する。一方、英字が割り当てられなかったキーにはそれまで表示していた文字があればそれを消去し、その何も表示されていないキーは無効キーとして扱い、キーの押下時も入力されない。
【0032】そして、キー入力制御部15が何れかの有効キーが押されたことを認識すると、押されたキーに割り当てた英字を入力文字表示用表示部又は該表示部と別の小型表示部等の入力文字表示部17に表示する。一方、英字を割り当てていない無効キーが押されてもそれを無視する。
【0033】文字入力部16から入力された英字によってローマ字が構成されたら、キー入力制御部15はその候補となる仮名文字(ひらがな、カタカナ)をローマ字仮名変換情報記憶部13から取得して文字入力部16の適宜のキートップに割り当てる。たとえば〔TU〕と入力されていたら〔つ〕〔ツ〕〔っ〕〔ッ〕を割り当てる。
【0034】文字入力部16では文字形状情報記憶部11を参照して、キー入力制御部15から割り当てられた仮名文字の形状情報を取得して、それを適宜の各キートップに表示する。一方、仮名文字が割り当てられなかったキーにはそれまで表示していた文字があればそれを消去し、何も表示されないキーは無効キーとして扱われる。
【0035】そして、キー入力制御部15は文字コード情報記憶部14を参照することにより、押された有効キーに割り当てられた仮名文字に相当する文字コードを外部出力部18を通して上位プロセッサに転送する。
【0036】本実施例により、日本語をキーボードからローマ字入力する際に、入力状態に応じた入力可能文字のみが使用者に提供することが可能なので必要最小限の数のキーのみをキーボード上に用意するだけで良いために、文字入力字の入力ミスの軽減ができる。
【0037】また、ローマ字を仮名文字に変換する機能も備えたことにより、簡易ワードプロセッサとして利用できる。
【0038】(実施例3)本発明の第3の実施例を仮名漢字変換入力の例について、以下、図面を用いて説明する。本実施例においても、キー入力状態の管理については図3のローマ字の入力状態の遷移の動作と同様である。また、図4は本実施例の構成を示すものである。
【0039】本実施例は、英字、仮名文字、及び漢字の形状情報を記憶しており、読み出し可能な文字形状情報記憶部21と、ローマ字を構成するための有効な英字の組合せを記憶しており、その読み出しが可能なローマ字構成情報記憶部22と、ローマ字の組合せと仮名文字の対応を記憶してあり、その読出しが可能なローマ字仮名変換情報記憶部23と、仮名文字の組合せと漢字との対応を記憶してあり、その読み出しが可能な仮名漢字変換情報記憶部24と、仮名文字、及び漢字に相当する文字コードとを記憶してあり、読み出し可能な文字コード情報記憶部25と、ローマ字構成情報記憶部22を参照することにより、入力状態に応じて次に有効な英文字をキートップに割り当てる機能と、入力された英字の組合せが仮名文字に相当する状態になったら、ローマ字仮名変換情報記憶部23を参照することにより、候補の仮名文字をキートップに割り当てる機能と、入力された仮名文字の組合せが漢字に相当する状態になったら、仮名漢字変換情報記憶部24を参照することにより、候補の漢字キートップに割り当てる機能を有するキー入力制御部26と、文字入力キーを所持しており、文字形状情報記憶部21を参照することにより各キーに割り当てられた英字、仮名文字、及び漢字をキートップに表示する機能を有する文字入力部27と、押されたキーに割り当てられた英字、仮名文字、又は漢字を表示する機能を有する入力文字表示部28と、押されたキーに割り当てられた仮名文字、又は漢字に相当する文字コードを外部に出力する機能を有する外部出力部29とで構成されている。
【0040】図4の本実施例では以下の様な手順で日本語入力の処理を実行する。
【0041】キー入力制御部26は前述したキー入力状態〔一文字目入力待ち状態〕、〔二文字目入力待ち状態〕、〔三文字目入力待ち状態〕を識別し、各状態に応じてローマ字を構成するために有効な英字をローマ字構成情報記憶部22から検索して取得し、その有効な英字を文字入力部27の各キーに割り当てる。
【0042】文字入力部27では文字形状情報記憶部21を参照することにより、キー入力制御部26から割り当てられた英字の形状を取得し、それを各キートップに表示する。一方、英字が割り当てられなかったキーにはそれまで表示していた文字があればそれを消去し、その何も表示されていないキーは無効キーとして扱われる。
【0043】そして、キー入力制御部26が何れかの有効キーが押されたことを認識すると、押されたキーに割り当てた英字を入力文字表示部28に表示する。一方、英字を割り当てていない無効キーが押されてもそれを無視する。
【0044】文字入力部27から入力された英字によってローマ字が構成されたら、キー入力制御部26はその候補となる仮名文字(ひらがな、カタカナ)をローマ字仮名変換情報23から取得して文字入力部27のキートップに割り当てる。たとえば〔TU〕と入力されていたら〔つ〕〔ツ〕〔っ〕〔ッ〕を割り当てる。
【0045】文字入力部27では文字形状情報記憶部2を参照して、キー入力制御部26から割り当てられた仮名文字の形状を取得して、それを各キートップに表示する。一方、仮名文字が割り当てられなかったキーにはそれまで表示していた文字があればそれを消去し、何も表示されていないキーは無効キーとして扱われる。
【0046】更に、文字入力部27から入力されたローマ字によって漢字が構成されたら、キー入力制御部26はその候補となる漢字情報を仮名漢字変換情報記憶部24から取得して文字入力部27のキートップに割り当てる。たとえば〔き〕と入力されていたら〔木〕〔気〕〔期〕〔記〕などを割り当てる。
【0047】文字入力部27では文字形状情報記憶部を参照して、キー入力制御部26から割り当てられた漢字の形状情報を取得して、それを各キートップに表示する。一方、漢字が割り当てられなかったキーにはそれまで表示していた文字があればそれを消去し、その何も表示されていないキーは無効キーとして扱われる。
【0048】そして、キー入力制御部26は文字コード情報記憶部25を参照することにより、押された有効キーに割り当てられた仮名文字又は漢字に相当する文字コードを外部出力部29を通して上位プロセッサに転送する。
【0049】本実施例により、日本語をキーボードからローマ字入力する際に、入力状態に応じた入力可能文字のみが使用者に提供することが可能なので必要最小限の数のキーのみをキーボード上に用意するだけで良いために、文字入力時の入力ミスの軽減ができる。
【0050】また、ローマ字を仮名文字に、また、仮名文字を漢字に変換する機能も備えたことにより、簡易ワードプロセッサとしても利用できる。
【0051】以上の実施例においては、入力状態に応じて次に入力されるべき範囲の文字である有効な文字を文字入力部の各キーに割り当てられ表示される機能を有する入力文字可変型の入力装置についてのみ説明したが、このような入力装置機能を通常の入力装置の機能と併用し両機能の切替が可能に構成することが、多様なキー入力操作の自由度と操作性を高める上で有効である。この場合、通常の入力機能のためのキートップ上の表示は前記可変表示器を利用し必要最小限の固定文字の切替表示として構成するか、キートップ等に別途文字の固定表示を行うように構成することで実現できる。
【0052】また、キートップ上における表示配列は、英字、仮名文字及び漢字について、入力状態に応じてそれぞれアルファベット順、五十音順及び偏、旁り順等により、操作性の良好な位置に適宜配列表示することができるように、可変表示器の利用による特徴を生かして選択可能に構成すると効果的である。
【0053】なお、以上説明した文字入力、及び表示以外の入力及びキー表示、例えば、削減した英字を含めた英字の一時入力等、及びキー数以上の変換漢字数の表示等の表示文字のオーバーフロー等については、機能キー又は制御キー等の他の共用キーの操作の併用により適宜、表示又は切替表示を行い、確定して対応する文字コードを出力するように構成すればよく、この種の構成は入力機能に関する通常の手法に基づき容易に実現が可能である。更に、キー操作における誤入力時のリセット処理その他の通常の文字入力機能についても従来のキー入力処理の手法が適用されることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】本発明の入力文字可変型入力装置によれば、文字入力状態ないし入力操作状態に応じた限定された文字のみキートップに表示されるため、必要最小限の数のキーのみをキーボード上に用意することになり、また、無表示のキーの入力は無効となることから、キーボードのキー数の削減が図れると共に、文字入力時の入力操作が容易となり、且つ入力ミスが低減でき文字入力の簡易化が図れる。
【0055】また、本発明によれば、ローマ字仮名変換後の仮名候補、及び仮名漢字変換後の漢字候補をも適宜の位置のキートップに所望の配列で表示されることから、仮名変換入力及び仮名漢字変換入力の操作性が高まり文字入力の簡易化が図れる。更に、ローマ字を仮名文字ないし漢字文字に変換し当該文字コードを出力する機能をも有することから、上位プロセッサの負担を軽減しうるという点でも効果が顕著である。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013