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発明の名称 表示制御装置および方法、並びにテレビジョン受像機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−9159
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−152869
出願日 平成7年(1995)6月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】稲本 義雄
発明者 福本 真晴
要約 目的
項目が選択項目に次第に変化していくように表示させることができるようにする。

構成
所定の項目「VIDEO1」のラベル名を更新するために、選択項目「Beta」が選択されたとき、項目「VIDEO1」の右側から次第に選択項目「Beta」に変化していく。図9は項目「VIDEO1」の最後の1文字「1」が、選択項目「Beta」の最初の1文字「B」に変化したところである。所定の時間間隔で、変化する文字数が増加し、最初「VIDEO1」であったものが、「VIDEOB」、「VIDEBe」、「VIDBet」、「VIBeta」、「VBeta 」と変化し、最終的に、「Beta 」と変化する。
特許請求の範囲
【請求項1】 所定の項目に対応する表示信号、および前記項目の選択項目に対応する表示信号を出力する出力手段と、前記選択項目の所定のものを選択する選択手段と、前記項目の所定の部分を前記選択手段により選択された前記選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換える置き換え手段と、前記置き換え手段により、前記項目の所定の前記部分が前記選択項目の所定のものの所定の前記部分によって置き換えられたものに対応する表示信号を前記出力手段に出力させる出力制御手段と、前記置き換え手段によって置き換えられる前記項目の所定の前記部分、および前記選択項目の所定のものの所定の前記部分のそれぞれの大きさを、所定の時間間隔で大きくする置き換え制御手段とを備えることを特徴とする表示制御装置。
【請求項2】 前記項目、および前記選択項目が所定の文字列からなるとき、前記置き換え制御手段は、前記置き換え手段に、前記項目を前記選択項目の所定のものによって一文字ずつ置き換えさせることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】 前記出力手段からの表示信号に対応する文字または図形を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項4】 所定の項目に対応する表示信号、および前記項目の選択項目に対応する表示信号を出力し、前記選択項目の所定のものを選択し、前記項目の所定の部分を、選択された前記選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換え、前記項目の所定の前記部分が前記選択項目の所定のものの所定の前記部分によって置き換えられたものに対応する表示信号を出力させ、置き換えられる前記項目の所定の前記部分、および前記選択項目の所定のものの所定の前記部分のそれぞれの大きさを、所定の時間間隔で大きくすることを特徴とする表示制御方法。
【請求項5】 前記項目、および前記選択項目が所定の文字列からなるとき、前記項目を前記選択項目の所定のものによって一文字ずつ置き換えさせることを特徴とする請求項4に記載の表示制御方法。
【請求項6】 テレビジョン受像機の所定の機能に対応した項目に対応する表示信号、および前記項目に対応した選択項目に対応する表示信号を出力する出力手段と、前記出力手段からの前記表示信号に対応する文字または図形、および映像を表示する表示手段と、前記選択項目の所定のものを選択する選択手段と、前記項目の所定の部分を前記選択手段により選択された前記選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換える置き換え手段と、前記置き換え手段により、前記項目の所定の前記部分が前記選択項目の所定のものの所定の前記部分によって置き換えられたものに対応する表示信号を前記出力手段に出力させる出力制御手段と、前記置き換え手段によって置き換えられる前記項目の所定の前記部分、および前記選択項目の所定のものの所定の前記部分のそれぞれの大きさを、所定の時間間隔で大きくする置き換え制御手段とを備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
【請求項7】 前記項目、および前記選択項目が所定の文字列からなるとき、前記置き換え制御手段は、前記置き換え手段に、前記項目を前記選択項目の所定のものによって一文字ずつ置き換えさせることを特徴とする請求項6に記載のテレビジョン受像機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示制御装置および方法、並びにテレビジョン受像機に関し、例えば、画面に表示された所定の項目に対して所定の調整値を設定する場合に用いて好適な表示制御装置および方法、並びにテレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばテレビジョン受像機等の分野においては、その各種調整項目の設定や変更は、それらの項目を管面上に表示して行うことが多くなってきている。具体的には、リモートコマンダや、本体キーの操作により、管面上に調整項目を表示させ、現在の項目から、ユーザの設定したい新しい項目に更新することにより、各種項目の調整を行っている。
【0003】そのため、特に管面上に一度にいろいろな項目を表示させる場合には、ユーザがテレビジョン受像機に対する操作を、効率よく、かつ分かりやすく行うことができるように、ユーザインタフェースの向上が求められている。つまり、ユーザの操作に対して、それが完了したことを示す動作および表示をユーザに対して分かりやすく示すことが、ユーザへの認識や再確認の助けとなり、使い易さの向上に結び付く。
【0004】かかる状況から、近年、ユーザは、リモートコマンダや本体キーを操作し、管面上に調整項目を表示させ、調整値の変更を行うことができるようになっている。なお、ここで述べる調整値は、数値や文字等で表される場合も含む。
【0005】管面上での表現としては、調整項目の名称が書かれており、その横、または下等に、実際に調整されている値が書かれている場合が多い。そして、調整値の表示方法には、調整可能な値を全て表示し、その中から現在調整値として選択されているものをハイライト表示するものがあるが、選択された項目を表示する場所が調整画面の中にあり、選択されているものだけが、その表示エリア内に表示されるものもある。調整項目の名称と、その調整値の一例としては、例えば、調整項目が「管面の輝度」であり、それに対応する調整値が「明るい」、「普通」、「暗い」等である場合が上げられる。
【0006】そして、ユーザは、リモートコマンダまたは本体キーを用いて一連の操作を行うことにより、この調整値を変えると、管面上でもそれに伴って、以前の調整値が表示されていた場所に、以前の調整値に代えて新しい調整値が瞬時に表示される。この表示の変化は、ユーザに対して、ユーザが行った自分の操作を認識させ、確認させるための役割を果たしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の方法では、ユーザが調整値を更新した場合、管面上では以前のデータが表示されていた場所に、新しい調整値が瞬時に書き換えられるため、ユーザは、調整値が変わったという事実に気がつかない場合がある。従って、調整値が変わったという事実を管面を通してユーザに認識させるための表示としては不十分である課題があった。
【0008】特に、いくつかの調整値の中から1つを選択する状態が、管面において次のように表示される場合を考える。すなわち、まず、現在の調整項目が、調整画面のある特定のエリアA(例えば管面の左側)に表示され、それに対する調整値の項目の候補が、それとは別のエリアB(例えば管面の右側)にいくつかが網羅されて表示されており、カーソルがその候補を移動するような表示を考える。
【0009】このような状態で、ユーザが、リモートコマンダまたは本体キーを操作することにより、選択したい調整値が表示されている管面上の所定の位置にカーソルを移動させ、決定という動作(例えば、リモートコマンダまたは本体キーの「決定キー」を押す動作)を行うことにより、それを選択すると、上記調整項目の調整値は、いま選択された新しい調整値に変更される。
【0010】通常は、この決定という動作と同時に、新たな調整値が管面上の左側のエリアAにおいて書き換えられるが、ユーザは、このとき、管面上の右側のエリアBに視点を移して操作を行っているので、この調整値の更新時に管面上に表示された調整値の変化を認識するのが困難である課題があった。
【0011】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが、調整値の変更を行った場合において、調整値が変更されたことを容易に認識することができ、自分が行った操作の再確認を容易に行うことができるようにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の表示制御装置は、所定の項目に対応する表示信号、および項目の選択項目に対応する表示信号を出力する出力手段と、選択項目の所定のものを選択する選択手段と、項目の所定の部分を選択手段により選択された選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換える置き換え手段と、置き換え手段により、項目の所定の部分が選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換えられたものに対応する表示信号を出力手段に出力させる出力制御手段と、置き換え手段によって置き換えられる項目の所定の部分、および選択項目の所定のものの所定の部分のそれぞれの大きさを、所定の時間間隔で大きくする置き換え制御手段とを備えることを特徴とする。
【0013】項目、および選択項目が所定の文字列からなるとき、置き換え制御手段は、置き換え手段に、項目を選択項目の所定のものによって一文字ずつ置き換えさせるようにすることができる。
【0014】出力手段からの表示信号に対応する文字または図形を表示する表示手段をさらに設けるようにすることができる。
【0015】請求項4に記載の表示制御方法は、所定の項目に対応する表示信号、および項目の選択項目に対応する表示信号を出力し、選択項目の所定のものを選択し、項目の所定の部分を、選択された選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換え、項目の所定の部分が選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換えられたものに対応する表示信号を出力させ、置き換えられる項目の所定の部分、および選択項目の所定のものの所定の部分のそれぞれの大きさを、所定の時間間隔で大きくすることを特徴とする。
【0016】項目、および選択項目が所定の文字列からなるとき、項目を選択項目の所定のものによって一文字ずつ置き換えさせるようにすることができる。
【0017】請求項6に記載のテレビジョン受像機は、テレビジョン受像機の所定の機能に対応した項目に対応する表示信号、および項目に対応した選択項目に対応する表示信号を出力する出力手段と、出力手段からの表示信号に対応する文字または図形、および映像を表示する表示手段と、選択項目の所定のものを選択する選択手段と、項目の所定の部分を選択手段により選択された選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換える置き換え手段と、置き換え手段により、項目の所定の部分が選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換えられたものに対応する表示信号を出力手段に出力させる出力制御手段と、置き換え手段によって置き換えられる項目の所定の部分、および選択項目の所定のものの所定の部分のそれぞれの大きさを、所定の時間間隔で大きくする置き換え制御手段とを備えることを特徴とする。
【0018】項目、および選択項目が所定の文字列からなるとき、置き換え制御手段は、置き換え手段に、項目を選択項目の所定のものによって一文字ずつ置き換えさせるようにすることができる。
【0019】
【作用】請求項1に記載の表示制御装置においては、選択手段によって選択項目の所定のものが選択されると、置き換え手段により項目の所定の部分が選択された選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換えられて出力される。この置き換えられる項目の所定の部分、および選択項目の所定のものの所定の部分のそれぞれの大きさは、置き換え制御手段により、所定の時間間隔で大きくされる。従って、項目が選択項目にしだいに変化していくようにすることができる。また、項目および選択項目が文字データのときには、項目を選択項目によって一文字ずつ更新することができる。
【0020】請求項4に記載の表示制御方法においては、選択項目の所定のものが選択されると、項目の所定の部分が選択された選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換えられて出力される。この置き換えられる項目の所定の部分、および選択項目の所定のものの所定の部分のそれぞれの大きさは、所定の時間間隔で大きくされる。従って、項目が選択項目にしだいに変化していくようにすることができる。また、項目および選択項目が文字データのとき、項目を選択項目によって一文字ずつ更新することができる。
【0021】請求項6に記載のテレビジョン受像機においては、選択手段によって選択項目の所定のものが選択されると、置き換え手段により項目の所定の部分が選択された選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換えられて出力される。この置き換えられる項目の所定の部分、および選択項目の所定のものの所定の部分のそれぞれの大きさは、置き換え制御手段により、所定の時間間隔で大きくされる。従って、テレビジョン受像機の所定の機能に対応した項目が選択項目にしだいに変化していくようにすることができる。また、項目および選択項目が文字データのとき、項目を選択項目によって一文字ずつ更新することができる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明を応用したテレビジョン受像機の一実施例の構成を示すブロック図である。本体キー2は、カーソルアップ(Cursor UP)キー20(選択手段)、カーソルダウン(Cursor DOWN)キー21(選択手段)、決定キー22(選択手段)、メニュー(Menu)キー23、およびVIDEOキー26より構成され、所定のキーが押下されると、押下されたキーのキーコードに対応する信号が、後述するシステムコントロールマイコン(システムコントロール用マイクロコンピュータ)1に供給されるようになされている。
【0023】システムコントロールマイコン1は、所定のプログラムや、各種データを記憶するプログラムROM(Read Only Memory)12、プログラムROM12に記憶されたプログラムに基づいて各部を制御するCPU(Central Processing Unit)コア11(置き換え手段、出力制御手段、置き換え制御手段)、本体キー2より供給されたキーコードに対応する信号を入力し、保持するキー検知レジスタ13、CPUコア11より供給された所定のデータを記憶し、出力するバスデータレジスタ14、バスデータレジスタ14からの出力データを入力し、バスライン24に出力する出力ポートレジスタ15、カーソルの位置を制御するためのデータを保持するカーソル位置制御レジスタ16、メニュー画面制御用のデータを保持するメニュー画面制御用レジスタ17、メニューを表示するための表示コマンドを保持する表示コマンドレジスタ18、および、表示コマンドレジスタ18からの所定のコマンドに対応する出力信号を入力し、バスライン25に出力する出力ポートレジスタ19より構成され、後述する入力制御ブロック27、映像信号系ブロック3、およびOSD(On−Screen Display)デバイス5(出力手段)を制御するようになされている。
【0024】入力制御ブロック27は、システムコントロールマイコン1の出力ポートレジスタ15より、バスライン24を介して供給される制御信号に従って、入力系統「VIDEO1」乃至「VIDEO5」の中の所定の入力系統からの入力信号だけを選択的に映像信号系ブロック3に供給するようになされている。
【0025】映像信号系ブロック3は、システムコントロールマイコン1の出力ポートレジスタ15より、バスライン24を介して供給される制御信号によって制御され、所定の映像信号を出力するようになされている。
【0026】OSDデバイス5は、バスライン25を介して供給されるシステムコントロールマイコン1からの制御信号に従って、所定のメニュー画面を表示するための文字、図形、またはカーソル等に対応するOSDデータのRGB信号、およびスイッチ6を制御する制御信号(YS信号)を発生し、スイッチ6にそれぞれ供給するようになされている。
【0027】スイッチ6はCPUコア11により制御され、内部の接続を切り替えることにより、映像信号系ブロック3より供給される映像信号と、OSDデバイス5より供給されるOSDデータに対応するRGB信号のいずれかを選択的に入力し、CRT(Cathode Ray Tube)4(表示手段)に供給するようになされている。
【0028】CRT4は、スイッチ6より供給された映像信号に対応する映像、およびOSDデータのRGB信号に対応する文字、図形等の少なくともいずれか一方を画面に表示するようになされている。
【0029】この実施例をユーザが使用する場合には、まず、本体に備え付けられたメニューキー23を押すことにより、CRT4の画面にメニューを表示させる。このメニューは、プログラムROM12に組み込まされたソフトウェアに従って動作するCPUコア11によって制御されており、ユーザは、本体に備え付けられたカーソルアップキー20、カーソルダウンキー21、および決定キー22を押すことにより、画面上に表示されたメニューの中の所定の選択項目を選択し、決定する。
【0030】メニューの中の所定の選択項目が選択、決定されたとき、CPUコア11は、選択された項目に伴う所定の処理が、映像信号系ブロック3に対するものであるときは、映像信号系ブロック3に対して所定の処理を実行する。また、メニュー表示中に、このメニュー操作を終わらせる場合には、いずれの階層のメニュー上で選択処理を行っている場合であっても、メニューキー23を押すことにより、メニュー表示を終了させることができる。
【0031】本体キー2が押されているか否かは、押されたキーに対応するキーコードデータがキー検知レジスタ13に格納され、それが、CPUコア11により読み出されることにより判定される。このように、キー検知レジスタ13の状態は、CPUコア11によって随時読み出すことができるようになっている。
【0032】メニュー内の所定の項目が選択され、決定された場合、CPUコア11により、選択された項目に対応する処理が、映像信号系ブロック3に対する処理であるか否かが判定される。映像信号系ブロック3に対する処理であると判定された場合、CPUコア11により、この処理に対応するデータがバスデータレジスタ14にセットされる。バスデータレジスタ14にセットされたデータは、出力ポートレジスタ15を介してバスライン24に送出され、映像信号系ブロック3に供給される。
【0033】メニューの状態管理は、メニュー画面制御レジスタ17、およびカーソル位置制御レジスタ16をソフトウェアによって制御することにより行う。そして、メニューの状態が変化した場合、OSDデバイス5を制御する表示コマンドが表示コマンドレジスタ18にセットされ、これが出力ポートレジスタ19に転送され、バスライン25に送出される。
【0034】OSDデバイス5は、出力ポートレジスタ19からバスライン25に送出された表示コマンドを受信すると、表示コマンドに対応するOSDデータのRGB信号、および制御信号(YS信号)を発生し、スイッチ6に供給する。スイッチ6は、OSDデバイス5からの制御信号に従って、OSDデバイス5からのOSDデータのRGB信号、または映像信号系ブロック3からの映像信号を所定のタイミングで切り換えてCRT4に供給する。その結果、CRT4には選択操作によって状態が変化した新しいメニュー画面が表示される。
【0035】上述したように、この実施例は、VIDEO1乃至VIDEO5の5つの独立した入力系統を有し、本体キー2を構成するVIDEOキー26を押す度に、「VIDEO1」→「VIDEO2」→「VIDEO3」→「VIDEO4」→「VIDEO5」というようなトグル動作を行い、任意の入力系統を選択することが可能である。この実施例において、VIDEOキー26が押された場合、CPUコア11により、入力制御ブロック27を制御するための所定の制御信号がバスデータレジスタ14にセットされる。バスデータレジスタ14にセットされた制御信号は、出力ポートレジスタ15を介してバスライン24に送出され、入力制御ブロック27に供給される。
【0036】入力制御ブロック27は、バスライン27を介して供給された制御信号を入力すると、この制御信号に従って、5つの入力系統の中から所定の入力系統を選択し、そこからの映像信号を映像信号系ブロック3に供給する。このように、入力制御ブロック27は、映像信号の入力スイッチとしての役割を果たしている。
【0037】ここで、上述したような構成の実施例において、実際にメニューを介して所定の調整項目の調整値を変えるときの表示方法について説明しておく。ここでは、調整値として、ビデオラベルを設定する場合の例について説明する。この実施例は、上述したように、「VIDEO1」乃至「VIDEO5」の計5つの独立した入力系統を有し、現在選択されている入力系統に対応するビデオラベルをCRT4の管面に表示する機能を持つ。
【0038】例えば、ユーザが入力系統「VIDEO1」からの入力を選択している場合、図2に示すように、CRT4の管面の左上には、現在選択されている入力系統に対応するデフォルトのビデオラベル「VIDEO1」が表示される。このビデオラベルは、例えばテレビジョン受像機のプログラムROM12等に予め記憶させておくことができる。また、後述するように、メニューを操作することにより、他のビデオラベルに変更することも可能である。例えば、図3は、所定の入力系統に対して、ビデオラベル「VHS」が設定され、その入力系統に切り換えられたときの管面の表示状態を示している。
【0039】次に、メニュー内で、このビデオラベルを実際に変更するときの動作について、図4乃至図14のメニュー表示画面を参照して説明する。まず、プログラムROM12内に記憶された所定のソフトウェアによって制御されたCPUコア11により、本体キー2の入力があるか否かが判定される。これは、キー検知レジスタ13に本体キー2を構成する各キーに対応するキーコードデータが格納されているか否かを判定することにより行われる。
【0040】ユーザが、本体のメニュー(Menu)キー23を押すと、CPUコア11により、本体キー2の入力(押下)があったと判定され、押されたキーに対応する処理が実行される。いまの場合、メニューキー23が押されたので、CPU11により、メニュー画面を表示するための所定の表示コマンドが、表示コマンドレジスタ18に供給される。表示コマンドレジスタ18に供給された表示コマンドは、出力ポートレジスタ19、バスライン25を介して、OSDデバイス5に供給される。
【0041】OSDデバイス5においては、そこに供給された表示コマンドに基づいて、所定のOSDデータのRGB信号が発生され、スイッチ6に供給される。また、OSDデバイス5においては、メニュー画面に対応して、スイッチ6の接続を、OSDデバイス5からの出力信号がCRT4に供給されるように切り換えたり、あるいは映像信号系ブロック3から出力される映像信号がCRT4に供給されるように切り換えたりするための制御信号(YS信号)も発生され、スイッチ6に供給される。
【0042】すなわち、メニューが表示される部分では、スイッチ6により、OSDデバイス5からの信号がCRT4に供給されるように接続が切り換えられ、通常のテレビジョン放送の番組が表示される部分では、スイッチ6により、映像信号系ブロック3からの出力信号がCRT4に供給されるように接続が切り換えられる。
【0043】その結果、図4に示したように、CRT4の画面には、通常のテレビジョン放送の番組に重なるようにしてメニューが表示される。
【0044】その後、再度、本体キー2の入力があるか否かがCPUコア11により監視される状態(入力待ちの状態)となる。ユーザは、次に、メニューの中の項目「VIDEO LABEL」を選択するために、カーソルダウンキー21を押す。これにより、カーソルダウンキー21に対応するキーコードデータがキー検知レジスタ13に供給され、記憶される。CPUコア11により、所定のタイミングでキー検知レジスタ13に記憶されたカーソルダウンキー21に対応するキーコードデータが読み出されると、カーソルダウンキー21に対応する処理が実行される。
【0045】すなわち、CPUコア11の制御により、カーソル位置制御レジスタ16に記憶されている現在のカーソル位置と押下されたキーの種類から、新しいカーソル位置が決定され、それに従って、カーソル位置制御レジスタ16の内容が書き換えられ、更新される。次に、新しいカーソル位置に対応する項目にカーソルが表示されたメニューを表示するための表示コマンドが、表示コマンドレジスタ18にセットされる。
【0046】CPUコア11より、表示コマンドレジスタ18に供給された表示コマンドは、出力ポートレジスタ19からバスライン25に送出され、OSDデバイス5に供給される。OSDデバイス5においては、表示コマンドに対応するOSDデータのRGB信号と制御信号が発生され、スイッチ6に供給される。スイッチ6は、そこに供給された制御信号に基づいて内部の接続を切り換え、OSDデータのRGB信号を所定のタイミングでCRT4に供給する。
【0047】これにより、カーソルがメニューの項目「AUDIO」の部分に移動する。次に、再度、カーソルダウンキー21が押されると、上述した場合と同様にしてカーソルがメニューの項目「TIMER」に移動する。さらに、カーソルダウンキー21が押されると、上述した場合と同様にして、カーソルがメニューの項目「VIDEO LABEL」に移動する。
【0048】図5に示したように、カーソルが項目「VIDEO LABEL」のところに表示された状態で、ユーザにより、決定キー22が押下されると、図6に示したような、項目「VIDEO LABEL」のサブメニュー(以下、ビデオラベルサブメニューという)がCRT4の管面に表示される。このビデオラベルサブメニューにおいて、まず、ラベルの変更を行う入力系統を、入力系統「VIDEO1」乃至「VIDEO5」の中から選択する。
【0049】ところで、図6のビデオラベルサブメニューには、「previous」という名前の項目があるが、これは、図5に示したメインメニューに戻り、メインメニューの選択処理に移行する場合に操作される。
【0050】図6に示したビデオラベルサブメニューが表示された状態で、ユーザにより決定キー22が押下され、項目「VIDEO1」が選択決定されると、図7に示したように、管面右側に、調整値の一覧が表示される。ここでは、項目「VIDEO1」として設定可能なラベルとして、「VIDEO1」、「VHS」、「Hi−8」、「8mm」、「Beta」、および「LD」の6つのラベルからなるラベル一覧が表示されるものとする。
【0051】例えば、図7の画面において、カーソルダウンキー21を押すことにより、図8に示したように、カーソルをラベル「Beta」のところに移動させる。この状態で、決定キー22を押すことにより、新しいラベルへの変更をユーザが決定した場合、その直後から、図9乃至図14に示したように、項目「VIDEO1」の表示が、「VIDEOB」→「VIDEBe」→「VIDBet」→「VIBeta」→「Beta 」というように、連続して変化し、最終的に「Beta」が表示されるようになる。その詳細な動作については、図15のフローチャートを参照して後述する。
【0052】このような一連の表示は、ラベル「VIDEO1」というユーザが以前に設定していたラベル、またはテレビジョン受像機が標準としてすでに設定してあったラベルから、ユーザが新たに設定したラベル(いまの場合「Beta」)に書き換えられる段階を、ラベルが1文字ずつ上書きされながら挿入されていくようにユーザに見せるようにして行われる。
【0053】決定キー22を押す瞬間には、ユーザの視点は図8に示した画面右側の領域cの中の所定のラベル「Beta」が表示された領域aに移動しており、決定キー22を押した後に、その確認のため、画面左側の項目「VIDEO1」が表示された領域bに視点が移動する。従来の場合、決定キー22を押した直後に、領域bに表示されていた項目のラベル名が新しく設定したラベル名に書き換えられるため、ラベル名が変更されたという動作を認識することが困難である場合があったが、上述したように、この実施例においては、決定キー22を押した直後から、項目のラベルが、1文字ずつ順に新しいラベル名に変化していくため、ラベル名が書き換えられたことを確実に認識することができる。
【0054】以上が上記実施例における表示方式の説明であるが、この方式は、以下のような2つの特徴を有している。まず第1に、人間は、視界の中で動いているものに対して反応しやすいという特性を活かしたものである。そのため、図9乃至図14の一連の表示について、その各画面の表示時間を適度(例えば0.2秒)に設定し、ユーザに対して動いていることを認知させることが重要である。第2に、以前のラベル名の上に新しいラベル名が少しずつ(例えば1文字ずつ)挿入されていく様子が分かるようにして表示を変化させるものである。
【0055】以上の2つの特徴に基づいて表示を行うと、ユーザは、決定動作を行った後に、必然的に、図8の領域bに着目し、1文字ずつ順に書き換えられていくラベル名を観察することができ、ラベル名という調整値を更新したことを容易に認識するとともに、再確認することができる。
【0056】次に、図8の状態で決定キー22が押下された場合の上記実施例の動作について、図15のフローチャートを参照して説明する。
【0057】この状態(図8)で、ユーザにより決定キー22が押されると、まず、ステップS1において、CPUコア11により、本体キー2が押されたか否かが判定される。いまの場合、本体キー2が押されていると判定され、ステップS2に進み、押されたキーが決定キー22であるか否かが判定される。押されたキーが決定キー22であると判定された場合、ステップS4に進み、押されたキーが決定キー22ではないと判定された場合、ステップS3に進み、それ以外のキーに対応する所定の処理が実行される。いまの場合、決定キー22が押されたので、ステップS4に進む。
【0058】ステップS4においては、各種のカウンタに初期値の設定が行われる。この実施例の場合、1文字ずつ新しいラベルを古いラベルの上に挿入するために、何文字までを挿入したかを示す文字数カウンタXが設けられ、初期値1が設定される。さらに、この実施例の場合、1文字ずつ挿入していく表示を0.2秒毎に行うので、この0.2秒を計測するために時間カウンタYが設けられ、初期値0が設定される。時間カウンタYの値は、初期値0が設定された直後からカウントアップが開始され、CPUコア11により、この時間カウンタYの値が検知される。従って、0.2秒だけ時間が経過したか否かの判定が可能である。
【0059】次に、ステップS5において、CPUコア11により、ユーザによって選択された新しいラベルの以前のラベルの上への挿入(上書き)が終了したか否かが判定される。具体的には、更新前のラベルは、0.2秒毎に1文字ずつ表示文字数を減らして行くことになるので、更新前のラベルの表示文字数が0になったか否かが判定される。いまの場合、新しいラベルの以前のラベルの上への挿入がまだ終了していないと判定され、すなわち、まだ表示すべき以前のラベルの文字があると判定され、ステップS6に進む。
【0060】ステップS6においては、更新前のラベルの最後のX文字分を新しいラベルの最初のX文字分に書き換えて表示を行う。いまの場合、文字数カウンタXの値は1であるから、図9に示したように、更新前のラベル「VIDEO1」の最後の1文字「1」が、新しいラベルの最初の1文字「B」に書き換えられて表示される。
【0061】すなわち、CPUコア11により、更新前のラベルの最後のX文字分が新しいラベルの最初のX文字分に書き換えられたラベルを表示するための表示コマンドが発生され、表示コマンドレジスタ18に供給される。表示コマンドレジスタ18は、CPUコア11からの表示コマンドに対応する信号を出力ポートレジスタ19を介してバスライン25に送出する。
【0062】OSDデバイス5は、バスライン25に送出されたこの信号を受信すると、その信号に対応するOSDデータのRGB信号と制御信号を発生し、スイッチ6に供給する。スイッチ6は、この制御信号に基づいて、映像信号系ブロック3からの映像信号と、OSDデバイス5からのOSDデータのRGB信号を所定のタイミングで切り換えてCRT4に供給する。これにより、図9に示したような画面が表示される。
【0063】次に、ステップS7において、文字数カウンタXが1だけカウントアップされた後、ステップS8に進む。
【0064】ステップS8においては、ステップS4において、時間カウンタYが初期化されてから、0.2秒だけ経過したか否かが判定される。具体的には、例えば、時間カウンタYの値が0.2秒に対応する所定のカウント値より大きいか否かを判定することにより行われる。まだ0.2秒だけ経過していないと判定された場合、ステップS8の処理が繰り返し実行される。一方、0.2秒だけ経過したと判定された場合、ステップS9に進む。従って、図9に示したような表示が、0.2秒間継続して行われることになる。ステップS9においては、時間カウンタYが値0に初期化される。
【0065】次に、ステップS5に戻り、ステップS5乃至ステップS9の処理が繰り返し実行される。これにより、まず、図10に示したように、更新前のラベル「VIDEO1」の最後の2文字「O1」が新しいラベル「Beta」の最初の2文字「Be」に書き換えられた「VIDEBe」が表示され、次に、図11に示したように、更新前のラベル「VIDEO1」の最後の3文字「EO1」が新しいラベル「Beta」の最初の3文字「Bet」に書き換えられた「VIDBet」が表示され、次に、図12に示したように、更新前のラベル「VIDEO1」の最後の4文字「DEO1」が新しいラベル「Beta」の最初の4文字「Beta」に書き換えられた「VIBeta」が表示され、さらに、図13に示したように、更新前のラベル「VIDEO1」の最後の5文字「IDEO1」が新しいラベル「Beta」の最初の5文字「Beta 」に書き換えられた「VBeta 」が表示される。この場合、新しいラベルの最初の文字数Xが新しいラベルの文字数(この場合、「Beta」の4文字)を越える場合には、最後に越えた分だけのブランクが挿入されるようにしている。
【0066】次に、図14に示したように、更新前のラベル「VIDEO1」の最後の6文字「VIDEO1」が新しいラベル「Beta」の最初の6文字「Beta」に書き換えられた「Beta 」が表示される。そして、ステップS5において、新しいラベル名の以前の(更新前の)ラベル名の上への挿入が終了したと判定され、ステップS10に進む。
【0067】ステップS10においては、図7乃至図13において表示されていた画面右側の領域c(図8)に調整値一覧として表示されていた中の選択項目としてのラベル「VIDEO1」、「VHS」、「Hi−8」、「8mm」、「Beta」、および「LD」の表示が止められる。すなわち、表示されなくなる。そして、処理が終了する。
【0068】このようにして、CRT4の管面上には、図9乃至図13に示したような画面が、それぞれ例えば0.2秒ずつ順に表示され、新しいラベルが1文字ずつ挿入されていくアニメーションのような表示が行われる。従って、ユーザは、視点を領域b(図8)に移すことにより、ラベルが変化していく過程を見ることができ、ラベルが更新されたことを確実に認識することができる。
【0069】図16は、図1に示したようなテレビジョン受像機を操作する場合に用いることが可能なリモートコマンダのボタンスイッチの構成例を表している。ミューティングボタンスイッチ102は、CRT4のミューティング状態を設定または解除するとき操作される。スリープボタンスイッチ103は、所定の時刻になったとき、または所定の時間が経過したとき、自動的に電源をオフするスリープモードを設定または解除するとき操作される。
【0070】ケーブル電源ボタンスイッチ104、DSS(Digital Satellite System)電源ボタンスイッチ105、およびテレビ電源ボタンスイッチ106がそれぞれ操作されたとき、図示せぬケーブルボックス、DSSを受信するための図示せぬ受信機、またはテレビジョン受像機の電源がオンまたはオフされる。
【0071】ケーブルボタンスイッチ110、DSSボタンスイッチ111、およびテレビボタンスイッチ112はファンクション切り換え用、即ち、リモートコマンダ100の発光部101から出射される赤外線信号のコードの機器カテゴリを切り換えるためのボタンスイッチである。ケーブルボタンスイッチ110は、ケーブルを介して伝送される信号をケーブルボックスで受信し、これをCRT4に表示させるとき操作される。これにより、ケーブルボックスに割り当てられた機器カテゴリのコードが赤外線信号として出射される。同様に、DSSボタンスイッチ111は、衛星を介して受信したディジタル衛星放送をCRT4に表示させるとき操作される。テレビボタンスイッチ112は、図示せぬチューナにより受信した信号を表示させるとき操作される。LED107,108,109は、それぞれケーブルボタンスイッチ110、DSSボタンスイッチ111、またはテレビボタンスイッチ112がオンされたとき点灯される。これにより、各種ボタンが押されたときに、どのカテゴリの機器に対して、コードが送信されたのかが示される。
【0072】PIP(ピクチャインピクチャ)表示ボタンスイッチ114,115,116は、CRT4の画面の所定の位置にピクチャインピクチャ画面を表示させるとき操作される。OFFボタンスイッチ113は、画面に表示されたピクチャインピクチャ画面の表示を終了させるとき操作される。AUDIOボタンスイッチ117は、ピクチャインピクチャ画面に表示された映像に対応する音声と通常の画面に表示された映像に対応する音声の出力を切り換えるとき操作される。
【0073】SWAPボタンスイッチ118は、通常の画面と、ピクチャインピクチャ画面とを入れ替えるとき操作される。ポジションボタンスイッチ119は、ピクチャインピクチャを表示する画面上での位置、例えば画面の右上、右下、左上、左下等を指定するとき操作される。テレビ/ビデオ切り換えボタンスイッチ120は、ピクチャインピクチャ画面に表示する信号を、テレビジョン受像機に内蔵されているチューナ、またはビデオ入力端子からの入力信号(VCR(ビデオカセットレコーダ)など)に切り換えるとき操作される。チャンネルアップダウンボタンスイッチ121は、ピクチャインピクチャに表示するチャンネルを切り換えるとき操作される。FREEZEボタンスイッチ122は、ピクチャインピクチャ画面に表示された映像を静止させるとき操作される。
【0074】テレビ/ビデオ切り換えボタンスイッチ123は、通常の画面に表示する信号を、テレビジョン受像機に内蔵されているチューナ、またはビデオ入力端子からの入力信号(VCRなど)に切り換えるとき操作される。アンテナ/AUX切り換えボタンスイッチ124は、アンテナ入力またはAUX入力を切り換えるとき操作される。
【0075】ジャンプボタンスイッチ125は、この切り換え前の元のチャンネルに戻るとき操作される。0乃至9の数字が表示されている数字ボタン(テンキー)スイッチ126は、表示されている数字を入力するとき操作される。エンタボタンスイッチ128は、数字ボタンスイッチ126の操作が完了したとき、数字入力終了の意味で、それに続いて操作される。チャンネルを切り換えたとき、新たなチャンネルの番号、コールサイン(名称)、ロゴ、メイルアイコンからなるバーナ(banner)が、例えば3秒間表示される。このバーナには、上述したものからなる簡単な構成のものと、これらの他に、さらに、プログラム(番組)の名称、放送開始時刻、現在時刻なども含む、より詳細な構成のものの2種類があり、ディスプレイボタンスイッチ127は、この表示されるバーナの種類を切り換えるとき操作される。
【0076】ボリウムボタンスイッチ129は、ボリウムをアップまたはダウンさせるとき操作される。メニューボタンスイッチ130は、CRT4にメニュー画面を表示させたり、メニュー画面の表示を終了させるとき操作される。チャンネルアップダウンボタンスイッチ131は、受信する放送チャンネルの番号を、アップまたはダウンするとき操作される。
【0077】セレクトボタンスイッチ132(選択手段)は、上下左右方向の4つの方向の他、その中間の4つの斜め方向の合計8個の方向に操作(方向操作)することができるばかりでなく、リモートコマンダ100の上面に対して垂直の方向にも押下操作(セレクト操作)することができるようになされている。
【0078】図17は、セレクトボタンスイッチ132として用いられる小型スティックスイッチの構成例を表している。この小型スティックスイッチは、本体201からレバー202が突出している構造とされている。そして、セレクトボタンスイッチ132を水平面内における8個の方向に方向操作したとき、その操作方向に対応して回動し、またセレクトボタンスイッチ132をセレクト操作(垂直操作)したとき、レバー202が垂直方向に押し下げられるようになされている。
【0079】図18は、レバー202の水平面内における8個の操作方向を表している。同図に示すように、レバー202は、A乃至Hで示す8個の水平面内の方向に方向操作することができるようになされている。
【0080】図19は、リモートコマンダ100の内部の構成例を表している。同図に示すように、小型のスティックスイッチの本体201の内部の接点A乃至Hは、図18に示した8個の方向A乃至Hにそれぞれ対応しており、レバー202をA乃至Dの方向に操作したとき、端子A乃至Dのいずれかと、端子C1が導通するようになされている。また、方向E乃至Hのいずれかの方向に、レバー202を回動したとき、これらの端子E乃至Hのいずれか1つと、端子C2とが導通するようになされている。また、HとAの間、およびDとEの間においては、端子C1とC2がともに導通するようになされている。さらに、レバー202を垂直方向に操作したとき、端子1と端子2が導通状態になるようになされている。
【0081】本体201のこれらの端子の導通状態が、マイコン203を構成するCPU204によりモニタされるようになされている。これにより、CPU204は、セレクトボタンスイッチ132の方向操作とセレクト操作を検知することができる。CPU204はまた、ボタンスイッチマトリックス209を常時スキャンして、図16に示したリモートコマンダ100の他のボタンスイッチの操作を検知する。
【0082】さらに、CPU204は、ROM205に記憶されているプログラムに従って、各種の処理を実行し、適宜必要なデータをRAM(Random Access Memory)206に記憶させる。また、CPU204は、赤外線信号を出力するとき、LEDドライバ207を介して、LED208を駆動し、赤外線信号を出力させる。
【0083】例えば、メニューボタン130を押下すると、対応する赤外線信号が発光部101より出射され、図1に示したテレビジョン受像機の図示せぬ受光部により受信される。この信号は、CPUコア11に供給され、所定のメニュー画面を表示するための表示コマンドが表示コマンドレジスタ18にセットされる。表示コマンドレジスタ18にセットされた表示コマンドは、出力ポートレジスタ19、バスライン25を介してOSDデバイス5に供給される。OSDデバイス5は、供給された表示コマンドに従って、メニュー画面に対応するRGB信号と制御信号を発生し、スイッチ6に供給する。スイッチ6は、OSDデバイス5からの制御信号に基づいて、OSDデバイス5からのRGB信号と、映像信号系ブロック3からの映像信号を所定のタイミングで切り換えてCRT4に供給する。その結果、CRT4の画面には図4に示したように通常のテレビ放送の番組に重ねるようにしてメニュー画面が表示される。
【0084】最初、カーソルはメインメニューの最初の選択項目である「VIDEO」に位置づけられている。この状態で、例えば、セレクトボタン132を下方向に3回押下する操作を行うと、図5に示したようにカーソルが項目「VIDEO LABEL」の位置に移動する。
【0085】この状態で、セレクトボタン132を垂直方向に操作すると、項目「VIDEO LABEL」の選択が確定される。その結果、図6に示したように、項目「VIDEO LABEL」に対応するビデオラベルサブメニューが表示され、このビデオラベルサブメニューを構成する項目の最初の項目「VIDEO1」にカーソルが移動する。ここで、セレクトボタン132を上下方向に操作することにより、このビデオラベルサブメニューの所定の項目にカーソルを位置づけることができる。そして、セレクトボタン132を垂直方向に操作することにより、所定の項目の選択を確定することができる。
【0086】例えば、項目「VIDEO1」にカーソルが表示された状態で、セレクトボタン132を垂直方向に押下すると、図7に示したように、CRT4の管面の右側に、項目「VIDEO1」に対して設定可能なラベル一覧が表示される。ここで、セレクトボタン132を上下方向に操作することにより、図8に示したように、ラベル「Beta」にカーソルを移動させ、セレクトボタン132を垂直方向に押下することにより、ラベル「Beta」を選択確定することができる。
【0087】これにより、上述したように、図9乃至図14に示したように、更新前のラベル「VIDEO1」が、いま選択した新しいラベル「Beta」に1文字ずつ順に書き換えられていく。
【0088】また、ビデオ切換ボタン133を操作することにより、入力制御ブロック27に入力された入力系統「VIDEO1」乃至「VIDEO5」の中の所定の入力系統を選択することが可能である。
【0089】以上、項目のラベル名の更新を例にして説明したが、これに限らず、所定の調整値の更新を行う場合に応用することが可能である。
【0090】このように、各種調整項目等を一連の操作に従って管面上で変更を行う場合、以前の調整値または項目から新しい調整値または項目への表示の変化が、以前の調整値に新しい調整値が1文字ずつ挿入されていくようにして行われるようにすることにより、操作を行う者に対してその変化を分かりやすく表示することができる。そして、調整値を変更する際の表示方式において、特に従来の方式とは異なり、ユーザの調整値の更新という動作に対して、表示の動きにより、以前の調整値から新しい調整値に変わったことを分かりやすく表現するようにしている。
【0091】従って、ユーザによる所定の調整値の更新という動作に対して、表示の動きにより、以前の値から新しい値に変化したことを分かりやすく表現することが可能となる。すなわち、ユーザが新しい調整値を決定する動作を行った直後から、以前の調整値の上に、一文字ずつ新しい調整値を挿入しつつ書き換えるような表示方式をとることにより、ユーザに対して、調整値が変わったということを認識させ、さらに、これがユーザ自身の動作に対する管面からの分かりやすいリアクションとなり、ユーザ自身が行った操作を再確認させることが可能となる。
【0092】なお、上記実施例においては、更新する調整値として項目のラベル名を例にして説明したが、これに限定されるものではなく、様々な可変データを変更する場合に応用することが可能である。
【0093】また、上記実施例においては、更新前の調整値に新しい調整値の所定の文字が挿入される時間間隔を0.2秒としたが、他の任意の時間間隔とすることが可能である。また、上記実施例においては、更新前の調整値が1文字ずつ新しい調整値に変化するようにしたが、任意の文字数ずつ変化するようにしてもよい。
【0094】また、上記実施例においては、更新前の調整値が、右側から順に新しい調整値に変わるようにしたが、左側から順に新しい調整値に変化するようにしてもよい。
【0095】さらに、上記実施例においては、テレビジョン受像機に応用する場合について説明したが、その他の電子機器に応用することも可能である。
【0096】
【発明の効果】請求項1に記載の表示制御装置、および請求項4に記載の表示制御方法によれば、選択項目の所定のものが選択されると、項目の所定の部分が選択された選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換えられて出力される。この置き換えられる項目の所定の部分、および選択項目の所定のものの所定の部分のそれぞれの大きさは、所定の時間間隔で大きくされるようにしたので、項目が選択項目にしだいに変化していくようにすることができる。また、項目および選択項目が文字データのとき、項目を選択項目によって例えば一文字ずつ更新することができる。従って、項目が選択項目によって更新されたことをユーザに分かりやすく表現することが可能となる。これにより、ユーザはそのことを容易に認識するとともに、自分の操作に対する再確認を容易に行うことが可能となる。
【0097】請求項6に記載のテレビジョン受像機によれば、選択手段によって選択項目の所定のものが選択されると、置き換え手段により項目の所定の部分が選択された選択項目の所定のものの所定の部分によって置き換えられて出力される。この置き換えられる項目の所定の部分、および選択項目の所定のものの所定の部分のそれぞれの大きさは、置き換え制御手段により、所定の時間間隔で大きくされるようにしたので、テレビジョン受像機の所定の機能に対応した項目が選択項目にしだいに変化していくようにすることができる。また、項目および選択項目が文字データのとき、項目を選択項目によって例えば一文字ずつ更新することができる。従って、項目が選択項目によって更新されたことをユーザに分かりやすく表現することが可能となる。これにより、ユーザはそのことを容易に認識するとともに、自分の操作に対する再確認を容易に行うことが可能となる。




 

 


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