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発明の名称 ビデオカメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−9108
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−180817
出願日 平成7年(1995)6月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小松 祐治
発明者 宮嶋 洋一 / 角野 吟生
要約 目的
本体部に対し液晶表示部を回動及び回転自在に取着したビデオカメラにおいて、液晶表示部の表示面の視認性を高め、ビデオカメラの様々な使用態様に対応することができるようにした新規なビデオカメラを提供する。

構成
平面的に見て一方が他方に対して90度の角度を為すように配置された回動軸16と回転軸17とを有するヒンジ機構15によって液晶表示部8を上記回動軸の回りに回動可能に支持して本体部3の外側方へ開くことができるようにすると共に上記回転軸の回りに回転可能となるように支持し、上記回転軸は液晶表示部の厚み方向における中心線18よりも外側方にずらして配置し、前記ヒンジ機構によって液晶表示部は表裏の一方を選択して本体部の収納部5に収納することができるようした。
特許請求の範囲
【請求項1】 本体部と液晶表示部とから成るビデオカメラにおいて、平面的に見て一方が他方に対して90度の角度を為すように配置された回動軸と回転軸とを有するヒンジ機構によって上記液晶表示部を上記回動軸の回りに回動可能に支持して本体部の外側方へ開くことができるようにすると共に上記回転軸の回りに回転可能となるように支持し、上記回転軸は液晶表示部の厚み方向における中心線よりも外側方にずらして配置され、前記ヒンジ機構によって液晶表示部は表裏の一方を選択して本体部の収納部に収納することができるようにされたことを特徴とするビデオカメラ。
【請求項2】 液晶表示部の表示面の背面を覆う背面カバーには凸部が形成され、上記表示面が外側を向くようにした方向で液晶表示部を本体部の収納部に収納した際には上記凸部が本体部の側面に当接するようにされていることを特徴とする請求項1に記載のビデオカメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なビデオカメラに関する。詳しくは、本体部に対し液晶表示部(以下、「LCD部」という。)を回動及び回転自在に取着したビデオカメラにおいて、LCD部の表示面の視認性を高め、ビデオカメラの様々な使用態様に対応することができるようにした新規なビデオカメラを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】近年、小型ビデオカメラに液晶表示装置(以下、「LCD」という。)を用いたLCD部を本体部に対して回動及び回転自在に支持して一体化したものがある。
【0003】このようなビデオカメラにおいては、LCD部は本体部に所謂2軸ヒンジ機構を介して取着され、該2軸ヒンジ機構によって回動させて本体部の外側方に開き、且つ、回転させてLCDの表示面の角度を調整して、撮影時において大型のファインダーとして用いるようにされている。
【0004】また、LCD部を回動させて本体部に沿わせて収納する際に、LCDの表示面が外側を向くようにして収納し、撮影した映像を再生して見るという使い方にも用いることができるようにされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したような従来のビデオカメラにあっては、LCDの表示面が外側を向くようにして収納した状態で、該表示面を見る時には、LCD部を回転させることができないため、LCDの表示面が見づらくなるという場合がある。ビデオカメラを手に持ったまま見る場合には、ビデオカメラを傾斜させれば良いが、卓上に載置した状態で見る場合にはビデオカメラを傾斜させることができず、LCDの表示面は垂直となってしまい甚だ見難いものであった。
【0006】そこで、ビデオカメラを卓上等に載置した状態で、LCDの表示面をより見易い角度にするために、例えば、本体部に支持スタンドを設けてビデオカメラ自体を傾斜させて載置できるようにしたものがある。
【0007】しかしながら、上記したような支持スタンドを設けたビデオカメラにあっては、支持スタンドを設けたことによって部品点数が増加しコストアップを招いたり、ビデオカメラ本体部における支持スタンド取付部の補強や支持スタンド自体の重量によってビデオカメラ全体の重量増を招いてしまうという問題があった。
【0008】更に、ビデオカメラをLCDの表示面を見易い角度にするためにはスタンドの角度を調節する等のことが必要となり、操作性が良好とはいえなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明ビデオカメラは上記した問題を解決するために、平面的に見て一方が他方に対して90度の角度を為すように配置された回動軸と回転軸とを有するヒンジ機構によって上記液晶表示部を上記回動軸の回りに回動可能に支持して本体部の外側方へ開くことができるようにすると共に上記回転軸の回りに回転可能となるように支持し、上記回転軸は液晶表示部の厚み方向における中心線よりも外側方にずらして配置され、前記ヒンジ機構によって液晶表示部は表裏の一方を選択して本体部の収納部に収納することができるようにしたものである。
【0010】
【作用】従って、本発明ビデオカメラにあっては、液晶表示部を回動軸と回転軸を有するヒンジ機構によって支持し、回転軸を液晶表示部の厚み方向における中心線よりも外側方に位置するよう配置されているため、液晶表示部をその表示面が露出するような方向で本体部に収納した状態においても、液晶表示部の表示面の角度を変えることができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明ビデオカメラの詳細を図示した実施の一例に従って説明する。
【0012】ビデオカメラ1は合成樹脂製の筐体内に回路基板やテープ駆動機構等の所要構成要素が内包された本体部2と該本体部2に連結された後述するLCD部とから成るものである。
【0013】尚、以下の説明において、前後の方向について述べるときは、ビデオカメラ1の撮影用レンズがある側を前方、その反対側を後方とし、上下左右の方向に付いて述べるときは、ビデオカメラ1の後方より前方を見た場合における上下左右の方向をそれぞれ上下左右とする。
【0014】本体部2の外面には図示しない操作スイッチ等が配置され、そして、左側面3の前方寄りの位置には段部4が形成され、従って、左側面3は上記段部4より前方の部分3aと後方の部分とで左方への突出量が異なっており、段部4よりも後方の部分が収納部5とされている。
【0015】また、上記左側面3の前部3aは上下方向における略中間部がより左方に突出し、前方に向かって延びる凸部6を形成している。
【0016】そして、左側面3は段部4から上記凸部6にかけての部分が切り欠かれて左方及び後方に向かって開口した開口7が形成されている。該開口7内には後述するヒンジ機構が配設される。
【0017】LCD部8は、中央部に稍横長の開口10を有する合成樹脂製の枠体9に、該枠体9の背面側から3乃至4インチ程度のLCDパネル11が取着固定され、このLCDパネル11の背面が背面カバー12によって覆われ、従って、LCDパネル11は枠体9と背面カバー12とによって前後から挟まれ、開口10からLCDパネル11の表示面13が露出するようになっている。
【0018】また、LCD部8の背面カバー12は前端寄りの部分で、且つ、上下におけるの略中央部が前記凸部6に対応して左方に突出し、凸部14を形成している。
【0019】そして、上記LCD部8は本体部2にヒンジ機構15によって取着される。
【0020】ヒンジ機構15は、その詳細については省略するが、回動軸16と回転軸17とを有する2つのヒンジが組み合わされて成るものであり、回動軸16によってLCD部8を水平方向へ回動可能に支持し、更に、回転軸17によってLCD部8を回転可能に支持するものであり、これら回動軸16と回転軸17とが平面的に見て一方が他方に対して90度の角度を為すように配置されている。
【0021】また、図示及び説明は省略するが、ヒンジ機構15には適宜な回動規制手段や回転規制手段が設けられ、これによって、LCD部8の回動動作や回転動作に対してある程度の抵抗及び節度感を与えるようにされている。
【0022】尚、ヒンジ機構15は、図4、図6乃至図8に示すように、回転軸17の位置が、LCD部8の厚み方向における中心線18よりも背面側(背面カバー12によって覆われている側)になるように稍オフセットされている。
【0023】しかして、LCD部8はヒンジ機構15によって本体部2に回動及び回転可能に支持され、図3及び図4に示す本体部2の収納部5に収納された状態(以下、「収納モード」という。)と、図2に示すLCD部8を収納部5に収納された状態から本体部2の左側方に開いてビデオカメラ1の後方からLCD部8の表示面13が見えるようにした状態(以下、「撮影モード」という。)との間を回動する。そして、撮影モードにおいては、LCD部8を回転させて表示面13の角度を自由に変えることができる。
【0024】ところで、撮影モード時において、略後方を向いているLCD部8の表示面13の向きをこの状態からから略180度回転させて表示面13が略前方を向くようにし、このままLCD部8を本体部2と略平行となるように回動させて収納部5に収納することも可能である。この場合、図5及び図6に示すように、LCD部8が収納部5に収納された状態でも表示面13が本体部2の左側面3と略平行になって左方を向いて露出しており、このままビデオカメラ1を再生状態にすればビデオテープに記録された映像を見ることが可能である(以下、「モニターモード」という。)。
【0025】そして、上記モニターモード時においては、前述したようにヒンジ機構15の回転軸17の位置がオフセットされているため、図6に示すように、本体部2とLCD部8の背面カバー12との間に隙間19が生じる。従って、モニターモード時において、上記隙間19によってLCD部8の背面カバー12の上端又は下端が斜め下方又は斜め上方に移動するための空間が生まれ、図8に2点鎖線で示すように、これらが収納部5に当接するまでLCD部8を回転することができ、LCDパネル11の表示面13を斜め上あるいは斜め下の方向を向くように調整することが可能となり、ビデオカメラ1を、例えば、卓上に載置してビデオテープを再生して見る場合において、図1に示すように、LCD部8の表示面13の角度を最も見易い角度に調整することができる。
【0026】尚、上記モニターモード時においては、図5及び図8に示すように、LCD部8の凸部14が収納部5内で本体部2の左側面3に当接している。従って、この当接によってLCD部8は本体部2によって常に支えられ、上記したように表示面13の角度を変える場合においてもLCD部の姿勢が安定するようになる。
【0027】また、LCD部8が本体部2の左側面3と平行でない状態、即ち、回転して斜めになった状態のまま本体部2の収納部5に収納しようとすると、本体部2にLCD8の一部がぶつかってしまい、双方に傷がついたりすることがある。従って、適宜な回動規制手段を設けることによってLCD部8が回転して斜めになった状態のままでは本体部2側に回動させることができないようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなように本発明ビデオカメラは、本体部と液晶表示部とから成るビデオカメラにおいて、平面的に見て一方が他方に対して90度の角度を為すように配置された回動軸と回転軸とを有するヒンジ機構によって上記液晶表示部を上記回動軸の回りに回動可能に支持して本体部の外側方へ開くことができるようにすると共に上記回転軸の回りに回転可能となるように支持し、上記回転軸は液晶表示部の厚み方向における中心線よりも外側方にずらして配置され、前記ヒンジ機構によって液晶表示部は表裏の一方を選択して本体部の収納部に収納することができるようにされたことを特徴とするものである。
【0029】従って、本発明ビデオカメラにあっては、液晶表示部を回動軸と回転軸を有するヒンジ機構によって支持し、回転軸を液晶表示部の厚み方向における中心線よりも外側方に位置するよう配置されているため、液晶表示部をその表示面が露出するような方向で本体部に収納した状態においても、液晶表示部の表示面の角度を変えることができる。
【0030】また、上記したような効果はヒンジ機構の回転軸が液晶表示部の厚み方向における中心線よりも外側方に位置するよう配置するだけでもたらされ、従って、ビデオカメラ自体を傾斜させるためのスタンド等の特別な部品やビデオカメラの他の部分の設計変更は不要となり、製造コストの上昇やビデオカメラの重量が増えるということもない。
【0031】尚、前記実施例において示した具体的な形状乃至構造は、本発明を実施するに当たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。




 

 


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