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発明の名称 ファクシミリ用シート、その発行装置および発行方法、並びに情報処理装置および情報処理方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−9022
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−154196
出願日 平成7年(1995)6月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】稲本 義雄
発明者 西岡 久雄 / 榎本 隆昭 / 太田 淳 / 木佐貫 千里
要約 目的
ファクシミリ(以下、FAXという)により提供される情報を、容易に、その内容に応じて分類してデータベース化することができるようにする。

構成
情報が自由なフォーマットで記述可能な情報記述欄と、情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスの見出し(図2においては、「売り買い」、「パーティ」、「コミュニティサロン」の見出しが設けられている)とチェックボックスとが所定の位置に配置されているヘッダとから構成されているFAXシートを用いて、FAXにより情報を送信する。
特許請求の範囲
【請求項1】 ファクシミリにより送信される情報が記述されるファクシミリ用シートであって、前記情報を受信する受信装置における処理を制御するための制御情報が記述される所定のフォーマットのヘッダと、前記情報が記述される情報記述欄とを備えることを特徴とするファクシミリ用シート。
【請求項2】 前記受信装置は、前記情報記述欄に記述された情報を、その内容に応じて分類して記憶するようになされており、前記制御情報は、前記情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスを含むことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ用シート。
【請求項3】 前記ヘッダには、前記インデックスを表す見出しおよびチェックボックスが設けられていることを特徴とする請求項2に記載のファクシミリ用シート。
【請求項4】 ファクシミリにより送信される情報が記述されるファクシミリ用シートを発行するファクシミリ用シート発行装置であって、前記ファクシミリ用シートの発行要求があったときに、その要求元に、前記ファクシミリ用シートを送信する送信手段を備え、前記ファクシミリ用シートは、前記情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、前記情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとからなることを特徴とするファクシミリ用シート発行装置。
【請求項5】 前記ヘッダに記述可能なインデックスを設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のファクシミリ用シート発行装置。
【請求項6】 ファクシミリにより送信される情報が記述されるファクシミリ用シートを発行するファクシミリ用シート発行方法であって、前記ファクシミリ用シートは、前記情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、前記情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとからなり、前記ファクシミリ用シートの発行要求があったときに、その要求元に、前記ファクシミリ用シートを送信することを特徴とするファクシミリ用シート発行方法。
【請求項7】 情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、前記情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとからなるファクシミリ用シートをファクシミリにより送信したものを処理する情報処理装置であって、前記ファクシミリ用シートを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記ファクシミリ用シートのヘッダに記述された前記インデックスを認識するインデックス認識手段と、前記インデックス認識手段の認識結果に基づいて、前記情報記述欄に記述された情報を、その内容に応じて分類して、記憶媒体に記憶させる記憶制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】 前記受信手段により受信された前記ファクシミリ用シートの情報記述欄に記述された情報に文字または図形が含まれる場合に、その文字または図形を検査し、その検査結果に応じて、前記文字または図形をマスクする検査手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】 情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、前記情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとからなるファクシミリ用シートをファクシミリにより送信したものを処理する情報処理方法であって、前記ファクシミリ用シートを受信し、そのファクシミリ用シートのヘッダに記述された前記インデックスを認識し、その認識結果に基づいて、前記情報記述欄に記述された情報を、その内容に応じて分類して、記憶媒体に記憶させることを特徴とする情報処理方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリから送信されてくる情報をデータベース化する場合などに用いて好適なファクシミリ用シート、その発行装置および発行方法、並びに情報処理装置および情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、ファクシミリ(以下、適宜、FAX(ファックス)という)の普及に伴い、FAXで、例えば住宅情報や、交通情報、その他様々な情報を得ることができるFAX情報サービスの利用が増加しつつある(以下、適宜、このようにFAXで取り扱われる情報を、FAX情報という)。
【0003】従来のFAX情報サービスにおいては、ユーザは、まず、FAX情報サービス提供会社に、例えば電話などでアクセスし、その提供者が提供するFAX情報の内容を表すインデックス(例えば、FAX情報が住宅情報であるならば、「住宅情報」というタイトルや、さらには、その住宅情報が、どの地域(例えば、都道府県など)にある住宅に関するものなのかなど)の一覧表を送信してもらい、これをFAXで取り出す。この一覧表には、インデックスとともに、そのインデックスに対応するFAX情報を得るためのサブコードが付されており、ユーザは、一覧表を見て、所望するインデックスがあった場合には、FAX情報サービス提供会社に電話をかけ、そのインデックスに付されたサブコードとともに、そのインデックスに対応するFAX情報を出力させるFAXの電話番号(FAX番号)を、プッシュボタンを操作することなどにより入力する。
【0004】FAX情報サービス提供会社では、サブコードおよびFAX番号を受信すると、そのサブコードに対応するFAX情報を、受信したFAX番号に対応するFAXに送信する。
【0005】以上のようにして、ユーザは、所望するFAX情報を得ることができる。
【0006】また、最近のFAXを利用したサービスとしては、上述のようなFAX情報サービスの他、FAX情報を、テレビジョン放送信号のブランキング期間に重畳して伝送する、いわゆるFAX放送などもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザの中には、FAX情報を利用するだけでなく、情報提供者として、FAX情報を提供することを希望する者がいる。即ち、例えば自動車に関する雑誌などには、講読者が自動車を購入または売却したい旨の情報が掲載されたコラムがあるが、このようなコラムの情報を、FAX情報として提供することができれば便利である。
【0008】そこで、例えば上述したようなFAX情報サービス提供会社に、情報提供者としてのユーザが情報を提供し、FAX情報サービス提供会社において、提供された情報をデータベース化して、その利用を希望するユーザに提供する方法がある。
【0009】しかしながら、情報提供者は、多くの場合、電話やFAXを用いて情報を提供する。従って、FAX情報サービス提供会社では、このようにして提供される情報を、迅速なサービスの提供その他の理由から、その内容に応じて分類してデータベース化しておく必要があるが、その作業には人手を要し、このためサービスの利用料金などが高コスト化することとなる。
【0010】そこで、データベースの作業を自動化する方法として、情報の提供方法をFAXによるものに限定し、さらに、情報提供者からは、用紙に、提供する情報とともに、その情報の内容を表すインデックスを記述して送信してもらい、FAX情報サービス提供会社では、受信した用紙を、OCR(Optical Character Recognition)装置などで読み取ることで、インデックスを認識し、その認識結果に基づいて、情報を、その内容に応じて分類してデータベース化する方法が考えられる。
【0011】しかしながら、情報提供者は、同一の内容の情報についてのインデックスを、統一した表現で記述するとは限らず、従って、FAX情報サービス提供会社で予期していない表現でインデックスが記述されている場合には、情報を正確に分類するのが困難となる。また、インデックスの記述に誤記などがあった場合も、同様の問題が生じることとなる。さらに、この場合、インデックスの誤認識を防止する必要があり、このためシステムが複雑化することとなる。
【0012】本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、FAXにより提供される情報を、容易にデータベース化することができるようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ用シートは、情報を受信する受信装置における処理を制御するための制御情報が記述される所定のフォーマットのヘッダと、情報が記述される情報記述欄とを備えることを特徴とする。
【0014】このファクシミリ用シートにおいては、受信装置が、情報記述欄に記述された情報を、その内容に応じて分類して記憶する場合、制御情報には、情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスを含ませることができる。また、ヘッダには、インデックスを表す見出しおよびチェックボックスを設けることができる。
【0015】本発明のファクシミリ用シート発行装置は、ファクシミリ用シートの発行要求があったときに、その要求元に、ファクシミリ用シートを送信する送信手段を備え、ファクシミリ用シートが、情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとからなることを特徴とする。
【0016】このファクシミリ用シート発行装置は、ヘッダに記述可能なインデックスを設定する設定手段をさらに備えることができる。
【0017】本発明のファクシミリ用シート発行方法は、ファクシミリ用シートが、情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとからなり、ファクシミリ用シートの発行要求があったときに、その要求元に、ファクシミリ用シートを送信することを特徴とする。
【0018】本発明の情報処理装置は、情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとからなるファクシミリ用シートをファクシミリにより送信したものを処理する情報処理装置であって、ファクシミリ用シートを受信する受信手段と、受信手段により受信された前記ファクシミリ用シートのヘッダに記述されたインデックスを認識するインデックス認識手段と、インデックス認識手段の認識結果に基づいて、情報記述欄に記述された情報を、その内容に応じて分類して、記憶媒体に記憶させる記憶制御手段とを備えることを特徴とする。
【0019】この情報処理装置は、受信手段により受信されたファクシミリ用シートの情報記述欄に記述された情報に文字または図形が含まれる場合に、その文字または図形を検査し、その検査結果に応じて、文字または図形をマスクする検査手段をさらに備えることができる。
【0020】本発明の情報処理方法は、情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとからなるファクシミリ用シートをファクシミリにより送信したものを処理する情報処理方法であって、ファクシミリ用シートを受信し、そのファクシミリ用シートのヘッダに記述されたインデックスを認識し、その認識結果に基づいて、情報記述欄に記述された情報を、その内容に応じて分類して、記憶媒体に記憶させることを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明のファクシミリ用シートにおいては、ヘッダは、所定のフォーマットとされており、そこには、情報を受信する受信装置における処理を制御するための制御情報が記述されるようになされている。情報記述欄には、情報が記述されるようになされている。
【0022】本発明のファクシミリ用シート発行装置においては、送信手段は、ファクシミリ用シートの発行要求があったときに、その要求元に、ファクシミリ用シートを送信するようになされている。そして、ファクシミリ用シートは、情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとから構成されている。
【0023】本発明のファクシミリ用シート発行方法においては、ファクシミリ用シートの発行要求があったときに、その要求元に、ファクシミリ用シートを送信するようになされている。そして、ファクシミリ用シートは、情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとから構成されている。
【0024】本発明の情報処理装置においては、受信手段は、ファクシミリ用シートを受信し、インデックス認識手段は、受信手段により受信された前記ファクシミリ用シートのヘッダに記述されたインデックスを認識するようになされている。記憶制御手段は、インデックス認識手段の認識結果に基づいて、情報記述欄に記述された情報を、その内容に応じて分類して、記憶媒体に記憶させるようになされている。
【0025】本発明の情報処理方法においては、ファクシミリ用シートを受信し、そのファクシミリ用シートのヘッダに記述されたインデックスを認識し、その認識結果に基づいて、情報記述欄に記述された情報を、その内容に応じて分類して、記憶媒体に記憶させるようになされている。
【0026】
【実施例】図1は、本発明を適用したFAX放送システムの一実施例の構成を示している。このFAX放送システムでは、FAX情報収集/配信会社において、情報提供者からFAXで提供される情報が、その内容に応じて自動的に分類されてデータベース化され、放送局10において、その情報が送信(放送)されることにより、一般のユーザが、その情報を利用することができるようになされている。
【0027】即ち、情報の提供を希望する情報提供者は、まずFAX情報収集/配信会社に、例えば電話あるいはFAXによりアクセスし、提供する情報(以下、適宜、提供情報という)を記述するための専用のシート(用紙)(これは、後述するようにFAXで送信されるので、以下、適宜、FAXシートという)を要求する。この要求は、FAX情報収集/配信会社の投稿用紙発行システム1で受信され、投稿用紙発行システム1は、FAXシートの要求を受信すると、その要求元に、後述するようなFAXシートを送信する。このFAXシートは、それを要求した情報提供者のFAXで受信、出力される。
【0028】FAXシートを得た情報提供者は、そこに、自身が提供しようとする情報(提供情報)、その情報の内容を表すインデックス、およびその他の必要な情報を記述し、FAXで、FAX情報収集/配信会社に送信する。FAX情報収集/配信会社では、情報提供者から送信された情報が、情報処理部2で受信される。そして、そのうちのインデックスに基づいて、提供情報が、その内容に応じて分類され、インデックスその他の必要な情報とともに、例えばハードディスクや、光磁気ディスク、磁気テープなどの記憶媒体(記録媒体)としてのデータベース3に記憶(記録)される。図1の実施例では、情報処理部2において、提供情報が、例えばイベントに関するもの(イベント)、物の売却に関するもの(売ります)、物の購入に関するもの(買います)、・・・に分類されてデータベース3に記憶されている。
【0029】なお、情報処理部2は、提供情報に、例えば公序良俗に反するような、一般のユーザに提供することが不適当な情報が含まれているかどうかを検査し、そのような情報が含まれている場合には、その部分をマスクするようになされている。また、提供情報全体が、上述のような不適当な情報である場合には、その提供情報を、データベース3には記憶させず、破棄するようになされている。
【0030】データベース3に記憶された情報は、インデックス情報作成部4に読み出され、インデックス情報作成部4では、そのうちのインデックスその他の情報が、後述する図11(A)および図11(B)に示すような画面表示が可能なように、加工処理されて、放送局10に、電話回線などの有線回線、あるいは無線回線を介して送信される。
【0031】ここで、インデックス情報作成部4から出力され、放送局10に送信される情報は、情報提供者よりFAXで提供された情報、即ちFAXで扱われていた情報であるから、以下、適宜、この情報も、FAX情報という。
【0032】放送局10では、FAX情報収集/配信会社(インデックス情報作成部4)からのFAX情報が、例えば文字多重放送あるいはFAX放送などのデータ放送における場合と同様にして、不特定多数のユーザに、一斉送信される(放送される)。即ち、放送局10では、FAX情報が、通常放送しているテレビジョン放送信号(例えば、VHFまたはUHF帯の信号など)の、例えば垂直ブランキング期間に挿入され(重畳され)、その後、変調その他の必要な処理が施されて、電波(地上波)として放射される。
【0033】なお、放送局10では、必要に応じて、FAX情報に暗号をかけるようにすることが可能である。
【0034】放送局10からの電波は、ユーザ側のアンテナ11で受信され、これにより得られた受信信号は、後述するテレビチューナ71(図10)を内蔵する受信装置12に供給される。受信装置12では、アンテナ11より供給された受信信号が復調され、その復調信号から、ブランキング期間に含まれるFAX情報が取り出される(抽出される)。このFAX情報は、例えば光磁気ディスク(例えば、データの記録再生用のMD(商標)(MDデータ(Mini Disc data)(商標))など)その他の記録再生が可能な記録媒体14に記録される。なお、この記録媒体14は、大容量であることが望ましい。
【0035】従って、ユーザは、所望するときに、記録媒体14からFAX情報を再生させ、例えばテレビジョン受像機などでなるモニタ13に表示させることができる。
【0036】図2は、FAX情報収集/配信会社の投稿者用紙発行システム1により発行されるFAXシートの構成例を示している。なお、FAXシートは、例えばいわゆるA4版の大きさであるが、図2においては、図示の都合上、縮小してある。但し、FAXシートの大きさは、A4版に限られるものではない。
【0037】FAXシートは、提供情報が記述される情報記述欄と、提供情報(このFAXシート)を受信する受信装置としての情報処理部2における処理を制御するための制御情報が記述される所定のフォーマットのヘッダとで構成されている。
【0038】図2の実施例においては、ヘッダは、FAXシートの上部に配置されており、そこには、その上部に、情報記述欄に記述された提供情報の内容を表すインデックスの見出し(売り買い、パーティ、コミュニティサロン)およびチェックボックス、並びにその右横に、このFAXシートの使用期限を表すバーコードが、制御情報として設けられている。なお、バーコードの左横に設けられている矢印も制御情報の1つで、情報処理部2では、この矢印の方向により、FAXシートの上下やその傾き具合などが判定されるようになされている。
【0039】インデックスの見出しおよびチェックボックスの下部には、情報記述欄に記述された提供情報のタイトルである投稿タイトルを記述するための欄(以下、適宜、投稿タイトル欄という)として、11個の升目が設けられている。従って、情報提供者は、11文字以内で、投稿タイトルを記述することができる。
【0040】投稿タイトル欄の下部には、情報記述欄に記述された提供情報を提供する情報提供者の氏名や名称などの、その情報提供者を識別することのできる情報である投稿者名を記述するための欄(以下、適宜、投稿者名欄という)として、9個の升目が設けられている。従って、情報提供者は、9文字以内で、投稿者名を記述することができる。
【0041】以上のようなヘッダに続いて、情報記述欄が設けられており、そこには、自由なフォーマットで、情報提供者が提供する情報(提供情報)が記述される。
【0042】図3は、図2のFAXシートを発行する、図1の投稿用紙発行システム1の構成例を示している。情報提供者は、例えばFAXや電話機などの端末20によって、公衆網を介し、投稿用紙発行システム1にアクセスし、FAXシートの発行を要求する。なお、FAXシートの発行要求は、投稿用紙発行システム1とのリンクの確立後、例えば所定のプッシュボタンを操作することなどにより行うことができるようになされている。また、情報提供者は、FAXシートの発行要求の他、FAXシートを出力させるFAX(図示せず)のFAX番号も、端末20を操作することで送信する。
【0043】投稿用紙発行システム1では、端末20からのアクセスがあると、回線I/F(インターフェイス)16(送信手段)において、その端末20とのリンクが確立される。その後、回線I/F16は、FAXシートの発行要求およびFAX番号を受信すると、回線を切断するとともに、FAXシート生成部17に、FAXシートの発行要求があった旨を知らせる。すると、FAXシート生成部17は、インデックス記憶部18から、ヘッダに表示すべきインデックスの見出しを読み出し、その見出しがヘッダに配置されるようなFAXシートのデータ(以下、適宜、シートデータという)を生成して、回線I/F16に出力する。
【0044】回線I/F16は、FAXシート生成部17からシートデータを受信すると、端末20から送信されてきたFAX番号に対応するFAX(情報提供者が指定したFAX)との通信リンクを確立させ、シートデータを、公衆網を介して送信する。シートデータは、情報提供者が指定したFAXで受信され、これにより、図2に示したFAXシートの形で出力される。
【0045】ここで、図2に示したFAXシートのヘッダには、インデックスの見出しとして、「売り買い」、「パーティ」、および「コミュニティサロン」が設けられているが、このインデックスの見出しは、例えば1日や1週間などの定期的に、あるいは所定のタイミングで変更することができるようになされている。
【0046】即ち、インデックス更新部19(設定手段)は、定期的に、あるいは所定の操作がなされると、FAXシートのヘッダに記述可能なインデックスを設定し、そのインデックスの見出しを生成する。そして、その見出しを、インデックス記憶部18に記憶させることで、その記憶内容を変更(更新)させる。
【0047】上述したように、FAXシート生成部17では、インデックス記憶部18の記憶内容に基づいて、シートデータが生成されるから、情報提供者側では、インデックス更新部19により変更されたインデックスの見出しを有するFAXシートが得られることになる。ここで、図4に、図2に示したインデックスの見出し「売り買い」、「パーティ」、および「コミュニティサロン」に、「イベント」が追加されたFAXシートを示す。
【0048】以上のように、インデックスの見出しが変更されることで、情報提供者は、種々の情報を提供することが可能となる(例えば、図2に示したFAXシートによれば、提供情報は、売り買い、パーティ、またはコミュニティサロンのいずれかに関するものに制限されるが、図4に示したFAXシートによれば、さらにイベントに関する情報の提供が可能となる)。
【0049】情報提供者は、提供したい情報(提供情報)がある場合、上述したようにしてFAXシートを得た後、その情報記述欄に、提供情報を、自由なフォーマットで記述する。そして、その提供情報の内容を表すインデックスの見出しの左にあるチェックボックスを、例えば塗りつぶすなどすることによりチェックし、さらに必要に応じて、投稿タイトル欄または投稿者名欄に、それぞれ投稿タイトルまたは投稿者名を、升目からはみ出さないように、かつ適切な大きさで記述する。その後、以上のような記述をしたFAXシートを、FAX情報収集/配信会社に、FAXで(例えば、公衆網を介して)送信する。
【0050】次に、図5は、以上のようにして情報提供者から送信されていたFAXシート(厳密には、FAXシートの記述内容を表すデータ(以下、適宜、FAXデータという))を処理する情報処理部2の構成例を示している。情報提供者からのFAXデータは、回線I/F21(受信手段)で受信され、展開部22に出力される。展開部22では、FAXデータが、イメージとして、メモリ23に展開される。FAXデータがメモリ23に展開されると、分離部24は、それを読み出し、ヘッダの部分のイメージデータ(以下、適宜、ヘッダデータという)と、情報記述欄の部分のイメージデータ(以下、記述データという)とに分離し、ヘッダデータをインデックス認識部25(インデックス認識手段)および文字認識部26に、記述データを圧縮部30に出力する。
【0051】ここで、分離部24において、FAXデータを、ヘッダデータと記述データとに分離する処理は、図2で説明した矢印の方向によって、FAXシートの上下および傾き具合が判定され、その判定結果に基づいて行われるようになされている。また、分離回路24は、上述のような分離処理をする前に、図2で説明したバーコードから、FAXシートの有効期限を認識し、有効期限切れでない場合のみ、分離処理を行うようになされている。なお、有効期限切れである場合には、FAXデータは破棄され、以降の処理は行われない。
【0052】分離部24は、ヘッダデータおよび記述データを出力した後、データベース3への、誤った書き込みを防止するために、データベース3をロックする(書き込み禁止状態とする)。
【0053】インデックス認識部25は、ヘッダデータを受信すると、そのヘッダデータに配置されたチェックボックスのうち、チェックがなされているものを検出し、その検出結果に基づいて、インデックスを認識する。即ち、FAXシートは、図3で説明したFAXシート生成部17で生成されたものであるから、ヘッダに配置されたチェックボックスとインデックスの見出しとの対応関係は、FAXシート生成部17において認識されている。そこで、インデックス認識部25は、FAXシート生成部17から、チェックボックスとインデックスの見出しとの対応関係を得て、その対応関係に基づいて、ヘッダデータに設けられているチェックボックスのうち、チェックのなされているチェックボックスに対応するインデックスを認識する。
【0054】以上のようにして認識されたインデックスは、インデックス認識部25からデータベース更新部29(記憶制御手段)に供給される。
【0055】FAXシートを用いた場合には、インデックスの記述は、所定の位置に配置されたチェックボックスをチェックすることで行われるため、その認識は、チェックがなされているチェックボックスを検出することにより、容易に、かつ迅速に行うことができる。また、インデックスの誤記に対処するための処理を行う必要もない。
【0056】文字認識部26では、ヘッダデータを受信すると、そのヘッダデータに含まれる投稿タイトルおよび投稿者名を文字認識し、その認識結果を、文字コード変換部28に出力する。文字コード変換部2は、文字認識部26からの投稿タイトルおよび投稿者名の文字認識結果を文字コードに変換し、データベース更新部29に出力する。
【0057】FAXシートを用いた場合には、投稿タイトルまたは投稿者名は、所定の位置に配置された投稿タイトル欄または投稿者名欄に記述される。従って、その文字認識は、自由なフォーマットで記述がなされた場合に比較して、容易に、かつ迅速に行うことができ、その認識誤りも最小限に抑えることができる。
【0058】ところで、インデックス認識部25および文字認識部26で処理が開始されると、仮ID発行部27は、インデックス、投稿タイトル、および投稿者名を識別するための仮のID(仮ID)を生成し、インデックス認識部25および文字認識部26に出力するようになされている。そして、後述する正式ID発行部36から正式なID(正式ID)が発行されるまでは、インデックス、投稿タイトル、および投稿者名は、仮IDと対応付けられて処理されるようになされている。
【0059】一方、圧縮部30では、分離部24からの記述データが圧縮される。即ち、記述データは、最終的には、ユーザ側において、テレビジョン受像機であるモニタ13(図1)に表示されるので、その画面の解像度を超える情報は不要である。そこで、圧縮部30では、記述データが、例えばドット間引きされることなどにより圧縮される。圧縮された記述データは、画面イメージ作成部31に供給される。画面イメージ作成部31は、圧縮部30からの記述データの横または縦を、拡大または縮小することにより、その横と縦との比を、モニタ13の画面の横と縦との比に等しくする。即ち、例えばモニタ13の画面の横と縦との比が4:3である場合には、記述データの横と縦との比も4:3にされる。この記述データは、オブジェクト分解部32(検査手段)に出力される。
【0060】オブジェクト分解部32は、まず記述データをオブジェクトに分解する。即ち、情報提供者から送信されてきたFAXシートのイメージが、例えば図6に示すようなものであったとすると、記述データである情報記述欄の記述内容のイメージは、図中、点線で囲んだ3つのオブジェクトに分解される。ここでは、例えば所定の幅の空白で囲まれるものがオブジェクトとされる。
【0061】オブジェクト分解部32は、記述データをオブジェクトに分解した後、各オブジェクトを検査し、例えば公序良俗に反するオブジェクトをマスクする。即ち、図形データベース33には、公序良俗に反する図形(例えば、卑猥な図形など)が記憶されており、オブジェクト分解部32は、オブジェクトと、図形データベース33に記憶されている図形とを照合することで、図形認識を行う。そして、オブジェクトが、図形データベース33に記憶されている図形のいずれかに一致するか、または似ている場合、そのオブジェクトをマスクする。即ち、例えば図6に示したオブジェクト「××!」が、公序良俗に反する図形である場合には、そのオブジェクトは、図7に示すように削除される。
【0062】オブジェクト分解部32で処理が施された記述データは、文字認識部34(検査手段)に出力される。文字認識部34は、オブジェクト分解部32から供給された記述データを構成するオブジェクトのうち、文字(文字列)でなるものを検査し、やはり公序良俗に反するものをマスクする。即ち、文字データベース35には、公序良俗に反する単語(例えば、放送禁止用語など)が記憶されており、文字認識部32は、文字でなるオブジェクトを文字認識し、その認識結果が、文字データベース35に記憶されている単語と一致する場合、そのオブジェクトをマスクする。
【0063】なお、オブジェクト分解部32および文字認識部34におけるマスクは、オブジェクトを消去する他、例えばオブジェクトが見えなくなるように色を付したり、あるいはマスクすべき文字をふせ字にしたりすることなどによって行うようにすることも可能である。
【0064】文字認識部34において以上のような処理が施された記述データは、データベース更新部29に供給される。
【0065】なお、文字認識部34では、オブジェクトの中の一部の文字列を誤認識しないように、文法チェックをかけながら文字認識を行うようになされている。
【0066】文字認識部34は、記述データをデータベース更新部29に出力した後、正式ID発行部36に制御信号を出力する。正式ID発行部36は、文字認識部34から制御信号を受信すると、正式IDをデータベース更新部29に出力する。データベース更新部29は、正式IDを受信すると、インデックス、投稿タイトル、および投稿者名に対し、仮IDに代えて、正式IDを対応付ける。これにより、以降は、正式IDによって、これらの情報が管理される。
【0067】さらに、文字認識部34は、記述データをデータベース更新部29に出力した後、データベース3のロックを解除し、これによりデータベース3への書き込みが可能な状態とする。
【0068】データベース更新部29では、データベース3が書き込み可能な状態とされると、インデックス認識部25からのインデックス、文字コード変換部28からの投稿タイトルおよび投稿者名(の文字コード)、並びに文字認識部34からの記述データが対応付けられる。そして、これらは、そのうちのインデックスに基づいて、記述データの内容に応じて分類され、データベース3に供給されて記憶される。
【0069】なお、文字認識部34での処理の結果得られた記述データを構成するオブジェクトがすべてマスクされている場合、その記述データは破棄され、またデータベース更新部29に供給されたインデックス、投稿タイトル、および投稿者名も破棄される。即ち、記述データの内容が、すべて公序良俗に反するようなものである場合、データベース3への登録は行われない。
【0070】以上のように、所定のフォーマットのヘッダを有するFAXシートを発行するようにしたので、そのFAXシートにより提供される情報(提供情報)(記述データ)を、人手によらず、容易に、その内容に応じて分類してデータベース化することが可能となる。また、文字認識および図形認識を行うことにより、公序良俗に反する文字(文字列)や単語をマスクするようにしたので、そのようなものがユーザに提供されることを防止することができる。
【0071】次に、図8は、FAX情報収集/配信会社(図1)のインデックス情報生成部4の構成例を示している。インデックス情報生成部4では、まず読み出し部41において、データベース3から、相互に対応付けられているインデックス、投稿タイトルおよび投稿者名の文字コード、並びに記述データが読み出され、生成部42に供給される。生成部42では、読み出し部41からのデータのうち、投稿タイトルおよび投稿者名の文字コードが、フォント記憶部42Aに記憶されたフォントに変換され、投稿タイトルおよび投稿者名を表す文字列とされる。この文字列にされた投稿タイトルおよび投稿者名は、それと対応付けられているインデックスおよび記述データとともに、送信部43に出力され、FAX情報として、放送局10に送信される。
【0072】さらに、生成部42は、FAXシート生成部17(図3)に、現在発行しているFAXシートに配置しているインデックスの見出しを問い合わせて、そのような見出しで構成される画面(例えば、図11(A)に示すような画面)のデータ(以下、インデックス情報という)を生成し、送信部43に出力する。送信部43では、このインデックス情報も、上述したFAX情報と同様に、放送局10に送信される。
【0073】放送局10では、送信部43から送信されてきたインデックス情報およびFAX情報が、上述したようにテレビジョン放送信号に重畳されて、一般のユーザに送信される。
【0074】図9は、ユーザ側の装置の構成の詳細を表している。受信装置12は、アンテナ11およびモニタ13と接続されており、リモートコマンダ(以下、適宜、リモコンという)15を操作することで、遠隔制御することができるようになされている。また、記録媒体14は、受信装置12に対して、そのスロットに着脱可能になされている。
【0075】次に、図10は、受信装置12の構成例を示している。アンテナ11で受信されたテレビジョン放送信号は、テレビチューナ71に供給される。テレビチューナ71には、テレビジョン放送信号の他、制御回路78から復調すべきチャンネルを指令する制御信号も供給されており、テレビチューナ71では、その制御信号に対応したチャンネルのテレビジョン放送信号が復調される。そして、その結果得られる復調信号は、テレビ表示回路72およびデータデコーダ73に出力される。
【0076】テレビ表示回路72は、テレビチューナ71からの復調信号から映像信号を取り出し、それをモニタ13に表示させるために必要な処理を施し、モニタ13に出力する。これにより、モニタ13では、所定のチャンネルの番組(映像)が表示される。なお、復調信号からは、所定の処理回路(図示せず)において、番組に付随する音声も取り出され、スピーカ(図示せず)から出力される。
【0077】一方、データデコーダ73では、復調信号のうちの映像信号(垂直ブランキング期間)に重畳されているインデックス情報およびFAX情報が取り出されてデコードされる。そして、インデックス情報およびFAX情報は、データストレージコントローラ74に出力される。データストレージコントローラ74は、制御回路78に制御され、インデックス情報およびFAX情報を、記録媒体14に記録する。
【0078】なお、放送局側では、インデックス情報およびFAX情報を、例えば文字多重放送などが行われていない時間(例えば、午前2時乃至午前6時など)に送信するようにし、受信装置12では、これを受信して記録媒体14に記録するようにするのが好ましい。
【0079】以上のようにして、記録媒体14にインデックス情報およびFAX情報が記録された後、リモコン15がインデックス情報を表示するように操作(以下、適宜、インデックス表示操作)されると、その操作に対応するRF信号が、電波として放射される。このRF信号は、アンテナ76で受信され、受信回路77に供給される。受信回路77では、アンテナ76からのRF信号が復調され、その結果得られる復調信号が、制御回路78に出力される。制御回路78は、受信回路77からの復調信号が、インデックス表示操作に対応するものである場合、データストレージコントローラ74を、記録媒体14からインデックス情報を読み出すように制御する。これにより、データストレージコントローラ74は、記録媒体14からインデックス情報を読み出し、データ表示回路75に出力する。データ表示回路75は、例えばメモリを内蔵しており、そのメモリに、インデックス情報をビットマップとして展開し、モニタ13に出力する。さらに、このとき、データ表示回路75は、制御回路78の制御にしたがい、カーソルに対応するビットマップも、その内蔵するメモリに展開する。これにより、モニタ13では、図11(A)に示すように、インデックス情報とともにカーソルが表示される。
【0080】なお、モニタ13に、番組の映像が表示されている場合には、インデックスは、その映像に代えて表示することができる他、その映像にスーパインポーズして表示したり、あるいは、いわゆるピクチャインピクチャ用の子画面などに表示したりすることなどが可能である。
【0081】ユーザは、インデックス情報を見て、所望するインデックスの見出しの位置にカーソルを移動して選択する。即ち、リモコン15がカーソルを移動させるように操作されると、その操作に対応する信号が、上述したようにして、制御回路78で受信される。制御回路78は、このような信号を受信すると、データ表示回路75を制御し、これによりカーソルを移動させる。
【0082】さらに、制御回路78は、リモコン15が、いまカーソルが位置しているインデックスを選択するように操作されると、データストレージコントローラ74を制御し、そのときカーソルが位置しているインデックス(以下、適宜、選択インデックスという)に対応付けられている投稿タイトルおよび投稿者名を記録媒体14から読み出させ、データ表示回路75に出力させる。これにより、モニタ13には、選択インデックスに対応付けられている投稿タイトルおよび投稿者名が、例えば図11(B)に示すように表示される。ここで、図11(B)は、図11(A)において、インデックス「売り買い」が選択されたときのモニタ13の表示状態を示している。
【0083】なお、この場合も、上述したインデックス情報の表示における場合と同様にして、投稿タイトルおよび投稿者名とともに、カーソルが表示される。
【0084】ユーザは、投稿タイトルおよび投稿者名(特に、投稿タイトル)を見て、所望するものを、上述した場合と同様にしてカーソルを移動して選択する。制御回路78は、投稿タイトルおよび投稿者名が選択されると、データストレージコントローラ74を制御し、それに対応付けられている記述データを記録媒体14から読み出させ、データ表示回路75に出力させる。これにより、モニタ13には、その記述データが、例えば図11(C)に示すように表示される。
【0085】以上、本発明をFAX放送システムに適用した場合について説明したが、本発明は、その他、例えば前述したようなFAX情報サービスシステムなどのFAXを利用するシステムに適用することも可能である。本発明をFAX情報サービスシステムに適用する場合には、放送局10からは、インデックス情報、並びにインデックスと対応付けた投稿タイトルおよび投稿者名(FAX情報から記述データを除いたもの)だけを送信するようにするとともに、投稿タイトルおよび投稿者名には、所定のコードを付加しておくようにする。ユーザは、所望する投稿タイトルおよび投稿者名があった場合には、それに付加されているコードを、電話などでFAX情報収集/配信会社に連絡することで、従来のFAX情報サービスにおける場合と同様にして、その投稿タイトルおよび投稿者名に対応付けられている記述データを得ることができる。
【0086】さらに、この場合、ユーザに、所望する投稿タイトルおよび投稿者名を選択させるようにし、投稿タイトルおよび投稿者名が選択されたときには、受信装置12に、それに付加されているコードを、FAX情報収集/配信会社に、例えば公衆網などを介して送信させるようにすることができる。この場合、ユーザは、FAX情報収集/配信会社に連絡をする必要がないので、容易に、記述データを得ることができる。
【0087】なお、本実施例においては、インデックス情報およびFAX情報を、テレビジョン放送信号に重畳して送信することで、ユーザに提供するようにしたが、インデックス情報およびFAX情報は、例えばいわゆるパソコン通信を利用したり、あるいはその他の手法によって(例えば、インデックス情報およびFAX情報を、あるチャンネルの番組として送信することなどによって)、ユーザに提供することが可能である。但し、例えばパソコン通信を利用する場合には、記述データが表示されるモニタは、コンピュータ用のものであり、従ってその解像度は比較的高いので、図5の圧縮部30では、ドット間引きを行わないようにする方が好ましい。
【0088】また、本実施例では、FAXシートを構成するヘッダおよび情報記述欄の大きさについては特に言及しなかったが、それぞれの大きさは、特に限定されるものではない。但し、例えば情報記述欄の大きさを、図12(A)に示すように、その横と縦との比が4:3になるようにした場合には、モニタ13が、例えばNTSC方式に準拠したもので、その画面の横と縦との比が4:3のものであれば、図5の画面イメージ作成部31は不要となる。
【0089】さらに、本実施例では、FAXシートの上部にヘッダを配置し、その下部に情報記述欄を配置するようにしたが、その他、例えば図12(B)に示すように、FAXシートの上部に情報記述欄を配置し、その下部にヘッダを配置するようにすることも可能である。FAXシートの上部に、ヘッダを配置した場合には、情報処理部2においてヘッダについての処理を先に行うことが可能となり、逆に、情報記述欄を、その上部に配置した場合には、情報処理部2において情報記述欄についての処理を先に行うことが可能となる。
【0090】また、ヘッダまたは情報記述欄は、例えば図12(C)に示すように、FAXシートの右または左の部分にそれぞれ配置するようにすることも可能である。この場合、情報処理部2において、ヘッダおよび情報記述欄についての処理を並列して行うことが可能となる。
【0091】さらに、この場合、情報記述欄の横と縦の比を9:16とすることで、モニタ13が、いわゆるワイド画面のものである場合に、図5の画面イメージ作成部31は不要となる。
【0092】また、本実施例においては、制御情報として、ヘッダに、インデックス(インデックスの見出しおよびチェックボックス)、バーコード、および矢印を設けるようにしたが、その他の制御情報を設けるようにすることも可能である。即ち、制御情報として、例えば、FAXシートを転送する相手先のFAX番号などを設けるようにすることが可能である。この場合、例えば多数のセクションを有する会社へ送信するべきFAXシートを、ある1つの受信装置(アクセスポイント)に受信させるようにし、そこから、制御情報として記述されているFAX番号に、社内線などを介して転送させるようにすることが可能となる。即ち、いわばアクセスポイントの一元化が可能となる。
【0093】さらに、制御情報として、コンピュータにおける処理を制御するための情報を設けるようにすることで、FAXとコンピュータとの間で、直接通信を行うようにすることが可能となる(このような接続形態は、種々のビジネスで利用可能と考えられる)。
【0094】さらに、本実施例では、情報提供者側において、FAXシートの情報記述欄に、提供情報を記述しきれなかった場合について特に言及しなかったが、この場合には、2ページ目以降に、その記述しきれなかった提供情報を記述して送信するようにすることが可能である。但し、この場合、ヘッダは、1ページ目だけにあれば良い(2ページ目以降は、情報記述欄だけで構成することができる)。
【0095】また、本実施例では、情報記述欄に記述された文字については、すべて、文字認識部34において文字認識するようにしたが、情報記述欄に記述された提供情報が、ユーザ側においてモニタ13に表示される場合には、その解像度がそれほど高いものではないから、文字は、ある程度大きなものでなければ、ユーザは解読することができない。そこで、そのような大きさより小さな文字は、図形として扱い、オブジェクト分解部32で処理するようにすることで、処理の高速化を図ることが可能となる。
【0096】さらに、本実施例では、文字認識部34で文字認識されたものを、そのままデータベース3に登録するようにしたが、文字認識部34には、フォントを内臓させ、オブジェクト単位で文字認識した結果を、そのフォントで置き換えさせるようにすることが可能である。
【0097】また、現在のところ、情報提供者側からFAXにより送信されてくるデータは、画素が粗く、また白黒のものであると考えられるが、将来、カラーで高精細なデータの送信が可能なFAXが実現した場合には、情報処理装置2の処理能力および判断ロジックを向上させ、カラーの文字や図形の認識処理なども行うようにすることが可能である。
【0098】さらに、図5のオブジェクト分解部32は、その有用性が認められれば、出版物のチェックなどに利用可能である。即ち、オブジェクト分解部32は、例えば写真集などの猥褻性を判断する際に用いることが可能である。
【0099】
【発明の効果】以上の如く、本発明のファクシミリ用シートによれば、所定のフォーマットのヘッダに、情報を受信する受信装置における処理を制御するための制御情報が記述されるので、受信装置において、制御情報が誤認識されることを防止することが可能となる。
【0100】本発明のファクシミリ用シート発行装置およびファクシミリ用シート発行方法によれば、ファクシミリ用シートの発行要求があったときに、その要求元に、情報が記述される情報記述欄と、少なくとも、情報記述欄に記述された情報の内容を表すインデックスが記述される所定のフォーマットのヘッダとから構成されているファクシミリ用シートが送信される。従って、そのファクシミリ用シートを用いて、情報が、ファクシミリで送信されてきた場合には、その情報を、容易に、その内容に応じて分類してデータベース化することが可能となる。
【0101】本発明の情報処理装置および情報処理方法によれば、ファクシミリ用シートが受信され、そのファクシミリ用シートのヘッダに記述されたインデックスが認識される。そして、その認識結果に基づいて、情報記述欄に記述された情報が、その内容に応じて分類されて、記憶媒体に記憶される。従って、情報を、容易に、その内容に応じて分類してデータベース化することが可能となる。




 

 


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