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発明の名称 携帯電話機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−8881
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−151963
出願日 平成7年(1995)6月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小池 晃 (外2名)
発明者 中西 康介
要約 目的
紛失した携帯電話機の拾得者が、その携帯電話機の所有者に簡単に連絡することができる携帯電話機の提供を目的とする。

構成
紛失した携帯電話機の拾得者が電源を投入すると、携帯電話機のCPU11は、RAM7に記憶されている携帯電話機の所有者の名前及び電話番号のデータを読み出し、それぞれのデータに応じた名前及び電話番号をディスプレイ8に表示する。拾得者は、携帯電話機の所有者と連絡を取るために操作部6で所定の短縮ダイヤルを入力すると、CPU11は、RAM7に記憶されている電話番号のデータに基づいてダイヤル回路9からDTMF信号を発信する。拾得者が携帯電話機の所有者との通話を終了すると、CPU11は、所定の短縮ダイヤル番号以外の操作は受け付けなくなり、電源を切る。
特許請求の範囲
【請求項1】 連絡先の情報を記憶する記憶手段と、連絡先を表示する表示手段と、電源が投入されたときに、上記記憶手段から連絡先の情報を読み出し、読み出された情報に応じて上記表示手段に連絡先を表示する制御手段とを備えることを特徴とする携帯電話機。
【請求項2】 上記記憶手段は、上記連絡先の情報として名前及び電話番号の情報を記憶し、上記制御手段は、上記記憶手段から名前及び電話番号の情報を読み出し、読み出された情報に応じて上記表示手段に名前及び電話番号を表示することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
【請求項3】 上記制御手段は、電源が投入されると、上記記憶手段から名前及び電話番号の情報をそれぞれ読み出し、それらの情報に応じて上記表示手段に名前及び電話番号をそれぞれ所定時間表示することを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
【請求項4】 ダイヤル信号を発信する発信手段と、操作手段とを備え、上記制御手段は、上記操作手段からの所定の操作に応じた情報が入力されると、上記記憶手段からの連絡先の情報に基づいて、上記発信手段からダイヤル信号を発信することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
【請求項5】 操作手段を備え、上記制御手段は、上記操作手段から入力された連絡先の情報を上記記憶手段に書き込み、電源が投入されると、上記記憶手段から連絡先の情報を読み出し、読み出された情報に応じた連絡先を表示手段に表示することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機に関し、例えば所有者の連絡先の電話番号等を、電源投入時に表示する携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機は、携帯できるがゆえに、紛失する虞がある。そこで、紛失した場合に備え、連絡先を記載した紙等を携帯電話機に貼ることが考えられるが、その紙は、はがれることが多く、携帯電話機の美観を損ねる。
【0003】また、携帯電話機は、自局の電話番号、すなわち当該携帯電話機に割り振られた電話番号を表示する機能を有するが、紛失した場合には役に立たない。すなわち、携帯電話機は、自局の電話番号しか表示しないので、紛失した携帯電話機の拾得者は、その携帯電話機の所有者に直接連絡をすることができない。
【0004】1つの会社で同じ形式の携帯電話機を複数使用する場合では、例えばそれらの携帯電話機にその会社の名前やマークが付されている場合があり、その場合に、携帯電話機は、紛失すると、所有者に直接返却されないでわざわざ会社等を経由して返却される。また、携帯電話機の使用者は、自分が使っていた携帯電話機と他人の携帯電話機との区別が付けにくく、誤って他人の携帯電話機を使用することもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の携帯電話機は、紛失に対する十分な配慮がなされておらず、様々な問題が生じた。
【0006】本発明は、このような実情を鑑みてなされたものであり、紛失した携帯電話機の拾得者が、その携帯電話機の所有者に簡単に連絡することができる携帯電話機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するために、本発明に係る携帯電話機は、連絡先の情報を記憶する記憶手段と、連絡先を表示する表示手段と、電源が投入されたときに、記憶手段から連絡先の情報を読み出し、読み出された情報に応じて表示手段に連絡先を表示する制御手段とを備える。
【0008】
【作用】本発明では、記憶手段は、連絡先の情報を予め記憶している。制御手段は、電源が投入されると、記憶手段から連絡先の情報を読み出し、読み出された情報に応じた連絡先を表示手段に表示する。また、制御手段は、操作手段からの所定の操作に応じた情報が入力されると、記憶手段から読み出された連絡先の情報に基づいて、発信手段からダイヤル信号を発信する。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る携帯電話機の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0010】本発明を適用した携帯電話機は、例えば図1に示すように、音声を音声信号に変換するマイク1と、マイク1からの音声信号を変調する変調回路2と、変調回路2からの変調信号を電波として送信し、また電波を受信するアンテナ3と、アンテナ3で受信された受信信号を復調する復調回路4と、復調回路4からの音声信号を音声に変換するスピーカ5と、電話番号、名前等を入力するための操作部6と、操作部1からの電話番号、名前等の情報(以下「データ」という)を記憶するRAM7と、電話番号、名前等を表示するディスプレイ8と、押しボタンダイヤル(Dual Tone Muluti-Frequency:以下「DTMF」という)信号を発信するダイヤル回路9と、上述した各回路を制御するためのプログラムを予め記憶しているROM10と、ROM10に記憶されているプログラムに基づいて各回路を制御するCPU11とを備える。
【0011】そして、この携帯電話機では、使用者が、操作部6を操作して相手の電話番号を入力して、電話回線が確立されると、マイク1は、使用者の話し声を音声信号に変換し、その音声信号を変調回路2に供給する。変調回路2は、供給された音声信号を変調して、変調信号をアンテナ3に供給する。アンテナ3は、変調信号を電波として送信する。また、電話相手の音声信号に対応した電波は、アンテナ3で受信され、復調回路4は、アンテナ3からの変調された音声信号を復調してスピーカ5に供給する。スピーカ5は、音声信号を音声に変換する。この結果、使用者は、相手と通話することができる。
【0012】また、この携帯電話機では、例えば予め電話番号及び名前を記憶しておくことができ、通常の携帯電話機と同様に、例えば不揮発性メモリからなるRAM7に短縮番号に応じた電話番号を記憶しており、使用者が短縮番号を入力すると、自動的にDTMF信号を発信することができると共に、所有者の連絡先のデータをRAM7に予め記憶させておき、電源が投入されると、その電話番号及び名前等をディスプレイ8に表示するようになっている。そこで、図2乃至図4を参照しながら、電話番号及び名前の登録の動作について説明する。
【0013】この携帯電話機は、例えば図2に示すように、その上面に、上述したアンテナ3が、正面に上述したスピーカ5、ディスプレイ8、操作部6の終了キー6a、登録キー6b、クリアキー6c、番号キー6d及びマイク1が配設されている。また、右側面に、操作部6のカナ/アルファベット切換キー6e、大/小切換キー兼ファンクションキー6fが配設されている。
【0014】そして、図3に示すように、ステップS1において、使用者がこの携帯電話機の電源スイッチ(図示せず)をスライドし、電源が投入されると、この携帯電話機のCPU11は、通常の電話モード、すなわち電話をかけることができる状態になる。
【0015】ステップS2において、使用者が、例えばファンクションキー6fを押し、番号キー6dの「5」を2回押すと、CPU11は、所有者登録モード、すなわち後述する表示モードにおいて所有者等の名前及び電話番号を表示するために予め名前及び電話番号を入力することができるようになり、ディスプレイ8に、例えば図4(A)に示すように、所有者登録を行うか否かを選択する表示を行う。
【0016】ステップS3において、使用者が、例えば番号キー6dの「1」又は「3」を押すと、CPU11は、例えば「1」が押されたら、所有者登録を行うべく、例えば図4(B)に示すように、後述する表示モードにおいて電源投入直後にディスプレイ8に表示する内容(例えば、使用者、管理者又は所有者)の選択を示唆する表示をディスプレイ8に行う。一方、例えば番号キー6dの「3」が押されたら、CPU11は、既に登録されている所有者の名前及び電話番号のデータをRAM7から消去すべく、例えば図4(C)に示すように、消去の確認をする表示をディスプレイ8に行う。
【0017】ステップS4において、使用者が、図4(B)に示すように、ディスプレイ8に表示された番号「1」、「2」、「3」に対応した番号キー6dを押すと、CPU11は、その操作に従って例えば「3」に対応するデータ(以下、選択データという)をRAM7に記憶する。このとき、CPU11は、例えば図4(D)に示すように、名前の入力を示唆する表示をディスプレイ8に行う。
【0018】ステップS5において、使用者が番号キー6dを操作して名前を入力すると、CPU11は、操作部6から供給される名前のデータをディスプレイ8に供給し、ディスプレイ8に、例えば図4(E)に示すように、入力された名前を表示する。ここで、名前を入力する場合、使用者が例えばカナ/アルファベット切換キー6eを押すごとに、CPU11は、アルファベット入力状態とカタカナ入力状態を切り換える。また、アルファベット入力の状態において、大/小切換キー6fが押されたら、CPU11は、アルファベットの大文字と小文字の入力を切り換える。ここで、番号キー6dに割り当てられたカタカナ及びアルファベットの一例として、カタカナの割当を表1に、アルファベットの割当を表2に示す。
【0019】
【表1】

【0020】
【表2】

【0021】ステップS6において、使用者が登録キー6bを押すと、CPU11は、操作部6から供給された名前のデータをRAM7に記憶し、また、ディスプレイ8に、例えば図4(F)に示すように、電話番号の入力を示唆する表示を行う。
【0022】ステップS7において、使用者が番号キー6dを操作して電話番号を入力すると、CPU11は、操作部6から供給される電話番号のデータをディスプレイ8に供給して、ディスプレイ8に、例えば図4(G)のように入力された電話番号を表示する。
【0023】ステップS8において、使用者が登録キー6bを押すと、CPU11は、操作部6からの電話番号データをRAM7に記憶した後、所有者登録モードを終了する。
【0024】一方、ステップS9において、使用者が例えば番号キー6dの「1」又は「3」を押すと、CPU11は、例えば「1」が押されたら、RAM7に記憶されていた名前のデータ、電話番号のデータ等を消去し、一方、例えば「3」が押されたら、所有者登録モードから電話モードに戻る。
【0025】なお、上述の電話番号等の入力操作中に、使用者が例えばクリアキー6cを押すと、CPU11は、そのときの登録の動作を解除して、初期状態、例えば図3に示す「開始」の状態に戻るようになっている。また、電話番号等の入力順序や操作方法は、上述の具体例に限定されるものではない。
【0026】つぎに、携帯電話機が紛失した場合に、その携帯電話機の拾得者が電源を投入した直後の携帯電話機の表示モード、すなわち連絡先の表示動作について、図5及び図6を参照しながら説明する。
【0027】図5に示すように、ステップS11において、拾得者が電源スイッチをスライドし、電源が投入されると、CPU11は、上述した選択データ「3」に基づいて、例えば図6(A)に示すように、次に所有者の名前を表示する旨をディスプレイ8に例えば2秒間表示し、ステップS12に進む。
【0028】ステップS12において、CPU11は、RAM7に記憶されている名前のデータを読み出して、例えば図6(B)に示すように、所有者の名前をディスプレイ8に例えば2秒間表示し、ステップS13に進む。
【0029】ステップS13において、CPU11は、例えば図6(C)に示すように、次に連絡先電話番号を表示する旨を例えば2秒間表示し、ステップS14に進む。
【0030】ステップS14において、CPU11は、RAM7に記憶されている電話番号データを読み出して、例えば図6(D)に示すように、所有者の電話番号をディスプレイ8に例えば2秒間表示し、ステップS15に進む。
【0031】ステップS15において、CPU11は、例えば図6(E)に示すように、所定の短縮ダイヤル、例えば「#00」が押されたら所有者に電話がかかることを示唆する表示を、ディスプレイ8に例えば2秒間表示し、ステップS16に進む。
【0032】ステップS16において、CPU11は、番号キー6dの「#00」が押されたか否かを判定し、「#00」が押されたら、ステップS17に進む。一方、「#00」以外のキーが押されたときは、例えば通常の電話モードに戻る。
【0033】ステップS17において、CPU11は、RAM7に記憶されている電話番号データを読み出し、読み出だしたデータに基づいてダイヤル回路9からDTMF信号を発信したのち、ステップS18に進む。発信されたDTMF信号は、変調回路2で変調され、アンテナ3を介して、電波として送信される。
【0034】ステップS18において、CPU11は、ディスプレイ8に、例えば図6(F)に示すように、連絡先の所有者を呼び出していることを示す表示を、ディスプレイ8に例えば2秒間表示し、ステップS19に進む。
【0035】ステップS19において、拾得者は、相手と電話で話をすることができ、通話後例えば終了キー6aを押すと、CPU11は、キーロックモード、すなわち「#00」以外の番号キー6dを受け付けなくなり、電源を切る。このため、拾得者は、所有者以外の人に電話をかけることができなくなる。
【0036】以上のように、この携帯電話機では、携帯電話機が紛失した場合に備えて、予め連絡先、例えば名前及び電話番号を記憶しておき、電源が投入されると、その電話番号及び名前をディスプレイに表示することにより、紛失した携帯電話機の拾得者が、その携帯電話機の所有者に簡単に連絡することができる。
【0037】なお、上述した連絡先の表示動作については、この実施例に限定されるものではなく、例えば名前及び電話番号を一緒に表示したり、また、何かが操作されるまでそれらの表示を続行するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】上述した説明で明らかなように、本発明に係る携帯電話機は、連絡先を記憶し、電源が投入されるとその連絡先を表示する。したがって、紛失した携帯電話機の拾得者が、その携帯電話機の所有者に簡単に連絡することができる。




 

 


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