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発明の名称 データ送受信装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−8868
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−180740
出願日 平成7年(1995)6月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】澁谷 孝
発明者 岸 修 / 小見山 尚久
要約 目的
1又は複数の通信プロトコルに基づく通信インターフェースを装備した電子機器間において、外部同期信号に同期したタイミングでデータの送受信ができるデータ送受信装置を提供する。

構成
コンピュータ4とVTR2又はVTR3間でのデータ送受信を通信基板1を介して行う。通信基板1は、外部基準信号発生器16から分離した垂直同期信号に基づいてデータ送受信タイミング信号を発生する送受信タイミングコントローラ17を備える。コントローラ17は、垂直同期信号と同相の送受信タイミング信号、逆相の送受信タイミング信号、遅延送受信タイミング信号及び常時送受信を可能とするフリータイミング信号を発生する。この送受信タイミング信号に基づいて送受信を可能とするシリアルコントローラ9を通してコマンドの送信やデータの送受信をして、VTR2又はVTR3の制御や性能試験を行う。
特許請求の範囲
【請求項1】 1又は複数の通信プロトコルに基づくインターフェースを備えた複数の電子機器間のデータ送受信装置において、同期信号に基づいてデータ送受信タイミング信号を発生するデータ送受信タイミング信号発生手段を備えることを特徴とするデータ送受信装置。
【請求項2】 同期信号は、外部同期信号であることを特徴とする請求項1のデータ送受信装置。
【請求項3】 データ送受信タイミング信号発生手段は、同期信号と同相の送受信タイミング信号、逆相の送受信タイミング信号、遅延送受信タイミング信号及び常時送受信を可能とするフリータイミング信号を発生することを特徴とする請求項1のデータ送受信装置。
【請求項4】 データの送受信を行う電子機器間において、複数の通信プロトコルに基づくインターフェースから、所定通信プロトコルに基づくインターフェースを選択するスイッチ手段を備えることを特徴とする請求項1のデータ送受信装置。
【請求項5】 複数の電子機器は、RS−232通信プロトコルに基づくインターフェース及びRS−422通信プロトコルに基づくインターフェースを装備することを特徴とする請求項1のデータ送受信装置。
【請求項6】 複数の電子機器は、RS−232通信プロトコルに基づくインターフェース又はRS−422通信プロトコルに基づくインターフェースを装備することを特徴とする請求項1のデータ送受信装置。
【請求項7】 データの送受信を行う電子機器間に、データ送受信タイミング信号発生手段からの送受信タイミング信号に基づいてデータの送受信を可能とするシリアルコントローラを設けたことを特徴とする請求項3のデータ送受信装置。
【請求項8】 シリアルコントローラは、複数の通信プロトコルに対応するシリアルコントローラであることを特徴とする請求項7のデータ送受信装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RS−232通信プロトコル、RS−422通信プロトコル等の通信プロトコルに基づく通信インターフェースを装備したデータ送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、RS−232通信プロトコルやRS−422通信プロトコルに基づく通信インターフェースを装備したパーソナルコンピュータ(以下、コンピュータという。)と前記通信プロトコルに基づく通信インターフェースを装備した電子機器間にてデータの送受信を行い、電子機器を制御、監視などを行うことが知られている。
【0003】前記RS−232やRS−422通信プロトコルに基づく通信インターフェースを利用してデータの送受信を行う場合、RS−232やRS−422通信プロトコルに基づく通信基板をデータ送受信装置に組み込み、送受信の同期には調歩同期式と呼ばれる同期方式などを採用して、データの送受信を行うのが一般的である。
【0004】ところで、前記両通信インターフェースを装備した電子機器、例えば、業務用のビデオテープレコーダとコンピュータとを通信ケーブルで接続し、前記通信プロトコルに基づく通信インターフェースを利用してビデオテープレコーダにコマンドを送り、制御(再生、記録)、編集、監視などが行われている。
【0005】しかし、データの送受信を行う電子機器へ外部から供給される外部同期信号に同期して、これら外部同期信号期間における任意のタイミングでデータの送受信を行うことはできなかった。
【0006】したがって、外部同期信号に同期し、また該外部同期信号の所定タイミングや所定期間、例えば、テレビジョン信号におけるフィールド単位で、ビデオテープレコーダの状態を制御、監視することは事実上不可能であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、RS−232通信プロトコル、RS−422通信プロトコルに基づく通信インターフェースの一方または両者を装備した電子機器間において、外部同期信号の所定タイミングにて、データ送受信を可能にした通信基板を備えたデータ送受信装置を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】1又は複数の通信プロトコルに基づくインターフェースを備えた複数の電子機器間のデータ送受信装置において、外部同期信号に基づいてデータ送受信タイミング信号を発生するデータ送受信タイミング信号発生手段を備え、データ送受信タイミング信号発生手段は、同期信号と同相の送受信タイミング信号、逆相の送受信タイミング信号、遅延送受信タイミング信号及び常時送受信を可能とするフリータイミング信号を発生する。データ送受信タイミング信号発生手段からの送受信タイミング信号に基づいてデータの送受信を可能とするシリアルコントローラを通してデータの送受信を行う。
【0009】
【実施例】図1には、外部基準信号発生器から得られた外部同期信号に同期し、該外部同期信号区間内の所定タイミングにおいてデータの送受信を可能にした通信基板及び該通信基板を介してコンピュータからのコマンドに基づいて制御される2台のビデオテープレコーダとを接続したブロック図を示している。
【0010】図1において、破線で囲まれたブロックは本発明の通信基板1を示し、ch1及びch2の2台のビデオテープレコーダ2及びビデオテープレコーダ3(以下、VTR2、VTR3という。)とRS−232/RS−422コネクタCN1、CN2にて接続され、該通信基板1を通してコンピュータ4から前記VTR2またはVTR3へ制御信号、つまりコマンドを送信して制御を行う。さらに、コンピュータ4はVTR2またはVTR3から応答信号を受信できるように構成されている。
【0011】そして、この通信基板1をコンピュータ4の拡張スロットに装備し、RS−232通信プロトコル、RS−422通信プロトコルに基づくいずれか又は両者のインターフェースを備えたVTR2またはVTR3とデータの送受信を行い、VTRの制御、監視、性能試験などを行う。
【0012】前記通信基板1を装備したコンピュータ4は、他の周辺装置としてキーボード等の入力手段4a、CRT等の表示手段4b、プリンタ4c、他の外部電子機器と電話回線を通して通信するモデム4d等が所定インターフェースを介して接続されている。
【0013】以下、本発明の構成を詳細に説明する。前記通信基板1は、通信基板1内部を制御する内部CPU5と、外部制御手段であるコンピュータ4を通して通信基板制御プログラムがロードされるプログラムRAM6を備えている。
【0014】7はデュアルポートRAMであって、コンピュータ4側から送信されたコマンドやデータ、VTR2、VTR3側から返送されたデータなどの送受信データを取り込むRAMである。8は送受信データを一時格納するデータバッファであって、該データバッファ8は送信バッファ8a及び受信バッファ8bから構成されている。
【0015】そして、前記デュアルポートRAM7に取り込まれた送信データは、前記内部CPU5を通して送信バッファ8aに転送され、受信バッファ8bに蓄えられた受信データは内部CPU5を通して前記デュアルポートRAM7へ転送されるようになっている。
【0016】9は後述するアクティブローCTS(クリア・トウ・センド)信号にて制御されるマルチプロトコル・シリアルコントローラである。このマルチプロトコル・シリアルコントローラ9(以下、シリアルコントローラ9という。)は、前記RS232通信プロトコル及びRS422通信プロトコルに対応できるシリアルコントローラであって、パラレル/シリアル変換及びシリアル/パラレル変換の両機能を備えている。
【0017】前記シリアルコントローラ9の後段には、ルーティング・マトリックススイッチャ10(以下、スイッチャ10という。)を備えている。このスイッチャ10は、マトリックス状に配列された複数のクロスポイントスイッチを切り替えて所望の入出力信号経路の切り替え(ルーティング)を行うスイッチャである。
【0018】前記スイッチャ10は、前記RS−232/RS−422コネクタCN1、CN2を通して、ch1のVTR2、ch2のVTR3に接続されており、該スイッチャ10の入出力経路を切り替えることにより、コンピュータ4がVTR2またはVTR3にアクセスできるようになっている。
【0019】さらに、前記スイッチャ10の所定クロスポイントスイッチ間には、VTR2用のRS−422Aドライバ/レシーバ11及びRS−232Cドライバ/レシーバ12、VTR3用のRS422Aドライバ/レシーバ13及びRS232cドライバ/レシーバー14が接続されており、コマンドに応じてRS−422ドライバー/レシーバとRS−232cドライバー/レシーバのいずれかに入出力信号経路の切り替えができるようになっている。
【0020】前記RS−422A/RS−232cコネクターCN1及びCN2は、前記各VTR2、VTR3が装備する通信インターフェースがRS−232cかRS−422Aかによってコネクターの種類が決定されるが、この実施例では、両VTRは前記2つの通信インターフェースを備えており、したがって各VTRは、各RS−232c及びRS−422A通信プロトコルで規定されたシリアルインターフェース・コネクタにてスイッチャ10にそれぞれ接続されている。
【0021】15は通信基板1の内部に設けられた同期分離回路であって、該同期分離回路15は外部基準信号発生器16から供給された映像信号、例えばカラーバー信号から垂直同期信号を分離する。同時に、前記VTR2、VTR3にも外部基準信号発生器16から映像信号が供給される。そして、通信基板1、VTR2、VTR3は、前記外部同期信号に同期して後述する送受信動作を行う。
【0022】この実施例では、制御される電子機器がVTRであるため、基準信号発生器16が発生する信号としてカラーバー等の映像信号から分離した同期信号を用いているが、外部同期信号は制御される電子機器に応じて選択すれば良く、前記同期信号に限定されるものではない。
【0023】前記同期分離回路15は、図2に示すように、奇数フィールドではL(ロー)レベルを、偶数フィールドではH(ハイ)レベルの信号を交互に出力する同期分離回路である。ここで、NTSCテレビジョン方式では、各フィールドの時間は、約16.6msecである。
【0024】そして、前記同期分離回路15にて分離された垂直同期信号は、コンピュータ4からのコマンドやデータの送受信を可能にする送受信タイミング信号を発生する送受信タイミングコントローラ17に供給される。
【0025】該送受信タイミングコントローラ17は、前記同期分離回路15の出力に基づいてアクティブローCTS信号(クリア・トウ・センド信号、以下、CTS信号という。)を前記シリアルコントローラ9に供給して、このCTS信号の期間、前記シリアルコントローラ9をスルーにして、コンピュータ4からVTR2、VTR3へコマンドの送信やデータの送受信を可能にする。
【0026】したがって、前記シリアルコントローラ9にCTS信号が供給されない時は、コマンドやデータの送信は行わない。
【0027】図2に示すように、前記送受信タイミングコントローラ17からは、前記シリアルコントローラ9を制御するための5種類のCTS信号が発生できるようになっている。すなわち、垂直同期信号と同相のCTS信号■、垂直同期信号を位相反転した反転CTS信号■、CTS信号■を所定時間遅延させた遅延CTS信号■、遅延CTS信号■を位相反転させた遅延反転CTS信号■、及び常にアクティブローとなるCTS信号■(以下、フリータイミングCTS信号■という。)の5種類のCTS信号■〜■を発生する。
【0028】前記送受信タイミングコントローラ17が発生するCTS信号を選択する選択信号は、キーボード4aから入力されたCTS信号選択コマンドに基づき前記内部CPU5から供給される。
【0029】また、前記送受信タイミングコントローラ17に入力した前記垂直同期信号は、プログラミングタイマーカウンタ18の出力によってその遅延時間が制御され、必要時間遅延させたCTS信号■及び■を発生させることができる。なお、19はマスタークロック信号発生器であって、クロック信号を前記プログラミングタイマーカウンタ18へ供給する。
【0030】前記CTS信号の選択は、コンピュータ4のキーボード4aから入力したCTS信号選択コマンドに基づき、前記内部CPU5から前記送受信タイミングコントローラ17に選択信号を与えることにより行われるが、選択されたCTS信号は前記シリアルコントローラ9に供給されて、該シリアルコントローラ9をスルーにしてデータの送受信を可能にする。
【0031】以下、前記通信基板1を拡張スロットに装備したコンピュータ4からのコマンドにて前記VTR2、VTR3の各種制御、性能試験の実行を順次説明する。
【0032】まず、前記通信基板1を用いた基本的な動作を説明する。この動作はターミナルモードと呼称する使用モードに相当するモードである。データ送受信を開始するに当たり、リセットコントローラ20からリセット信号を送出し、内部CPU5など初期状態にすべき手段を全て初期状態にする。
【0033】次に、予め用意した通信基板制御プログラムを前記プログラムRAM6にロードする。この実施例では、通信基板制御プログラムをプログラムRAM6にロードしたが、別に用意したプログラムROMを使用しても良い。
【0034】データ送受信装置全体の初期化後、前記コンピュータ4のキーボード4aから、前記送受信タイミングコントローラ17のCTS信号が常にローレベルになるフリータイミングCTS信号■を選択するコマンドを内部CPU5に送る。これによって、送受信タイミングコントローラ17は、図2に示すCTS信号■をシリアルコントローラ9へ供給するように設定される。その結果、シリアルコントローラ9は、常に送受信可能な状態に設定される。
【0035】その後、キーボード4aから、制御すべきVTRを設定し、制御コマンド、例えば再生コマンド、どの通信プロトコルを利用するか、つまりRS−422AまたはRS−232c通信プロトコルのどのインターフェースを利用してデータの送受信を行うかのコマンドを入力する。
【0036】前記入力された各コマンド及び送信すべきデータは、一旦前記デュアルポートRAM7に取り込まれた後、送信バッファ8aに転送される。前記送信バッファ8aに転送されたコマンド及びデータは、前記シリアルコントローラ9を通り、スイッチャ10へ通信ラインCH1を通して送られる。
【0037】この時、前記スイッチャ10は、前記制御対象VTR選択コマンド、通信プロトコル選択コマンドにより入出力信号経路が設定されている。この入出力信号経路の設定の切り替えは、別途スイッチをコンピュータ側の操作パネル等に用意し、スイッチの設定によりRS−232/RS−422のルーティング可能な独立した2チャンネルの通信ポートを用意して行っても良い。
【0038】VTR制御コマンドは、前記設定された入出力信号経路及びCH1のRS−232cドライバ/レシーバ12を経てch1のVTR2に入力され、該VTR2が再生を開始する。ここで、VTR2が再生状態になったという再生開始データの受信コマンドを入力した場合は、VTR2からの返送データをスイッチャ10、RS−232cドライバ/レシーバ12、シリアルコントローラ9を経て受信バッファ8bに転送され、前記受信バッファ8bに転送された再生開始データを前記デュアルポートRAM7に取り込んで読み出し、表示手段(CRT)4bに表示することにより確認することができる。
【0039】以上は、前記シリアルコントローラ9を送受信フリータイミング、つまり常時スルーとして動作させたターミナルモードである。このターミナルモードは、図3の(A)に示すように、前記通信基板1を装備したコンピュータ4と電子機器、例えば前記VTR2、VTR3とを接続し、コンピュータ4とVTR2またはVTR3間で送受信を行う。このターミナルモードでは、キーボード4aから入力されたコマンドに基づいて、通常の記録及び再生、倍速の再生などの制御を行う。
【0040】次に、前記送受信フリータイミングの他に、図2に示すCTS信号■〜■のいずれかを選択して、キーボード4aから入力したコマンドやデータの送受信タイミングを設定することができる。
【0041】例えば、奇数フィールドでの送受信タイミングを得たい場合は、CTS信号■を選択するコマンドを送り、偶数フィールドでの送受信タイミングを得たい場合は、反転CTS信号■を選択するコマンドを送り、シリアルコントローラ9をスルーにして、各フィールドにて送受信ができるように設定する。
【0042】このような送受信タイミングにおいて、例えば、タイムコードが記録されているテープを再生させた場合、特定のフレームまたはフィールドでの再生時間を検出することにより、記録されたタイムコードに基づく時間通りに再生されているかどうか、実時間クロック21の出力と比較することにより確認することができる。
【0043】これによって、VTRのメカニズムの状態、サーボ機構の状態の検査ないし監視に利用することができる。さらに、VTRがデジタルVTRの場合は、フィールド単位でのエラーレートの検出、フィールド間でのエラーレートの比較に利用することができる。
【0044】さらに、前記CTS信号の中から、遅延CTS信号■または遅延反転CTS信号■を選択した場合は、送受信のタイミングを少しずつ変更するコマンドを送ることにより、前記プログラミングタイマ−カウンタ18は、送受信タイミングコントローラ17が発生する各遅延CTS信号の遅延時間を変更して発生できるので、例えば再生、停止コマンドを送ることにより、再生、停止シーケンスを繰り返し実行し、結果を比較することにより、VTRの性能試験、メカニズム系の耐久性の確認を厳格に行うシュミレーションを実行することができる。
【0045】このようなシュミレーションモードで使用する場合は、ユーザがエディタを使用してプログラムテキストファイルを作成し、任意のシュミレーションモードを実施することが可能となる。例えば、垂直同期信号のフィールド期間は16.6ms(ミリ秒)であるから、この時間内において、遅延時間を1msec→2msec→・・と可変にして、コマンドの送受信タイミングをずらすことにより、前記性能試験を行うことができる。
【0046】このように、シュミレションモードでは、コンピュータ上でシステム側が用意したコマンドを使用し、実現すべき内容のテキスト形式のシーケンスファイルをユーザが作成し、その内容に従って基板の通信ポートより送受信を行う。前記コマンドとして、送受信だけでなく、通信モードの設定、条件判断、各種演算、繰り返し、ジャンプ、サブルーチンの呼び出し等これらを組み合わせて使用すると、種々のシュミレータモードを実現することができる。
【0047】さらに、本発明通信基板1を利用するとモニターモードとして利用することができる。このモニターモードとしては、電子機器間の通信内容の監視、不良解析に利用することができる。
【0048】図3の(B)に示すように、VTR2、VTR3とコンピュータ4の間の通信線に通信基板1を入れることで、両機器間で送受信にエラーが発生した場合、該エラー発生前後での送受信内容を通信基板1のCH3/CH4の通信ラインから内部CPU5に取り込み、その間の通信内容及び通信タイミングを検討することができる。
【0049】このモニターモードにて送受信号をモニタする場合、図1のスイッチャ10にてモニタモード用ルーティングを行って、前記スイッチャ10と内部CPU5間に設けた通信ラインCH3とCH4からVTR2とVTR3間の通信内容を内部CPU5に取り込んでモニタ22することができる。なお、VTR2またはVTR3の一方をエディターに代えて実施しても良いし、前記通信プロトコルに基づくインターフェースを備えた電子機器間であれば、その通信内容のモニタにも適用することができる。
【0050】前記シュミレーションモードとモニターモードを利用すると、モニタモードにて取り込んだ送受信内容をシュミレータモードを使用して、同じ送受信タイミングで同じデータを送信することにより、不良内容の再現実行を行うことができ、不良解析を正確に行うことが可能となる。
【0051】前記実施例では、制御機器であるコンピュータから被制御機器であるVTRの制御、監視、性能試験などに利用する例で説明したが、前記電子機器はVTRに限らず、前記通信プロトコルに基づくインターフェースを装備した電子機器であれば、いずれの電子機器にも適用して実施することができる。
【0052】
【発明の効果】以上、本発明通信基板1を利用すると、RS−232/RS−422通信プロトコルに基づくインターフェースを装備している電子機器の制御、開発、検査、サービス等において、電子機器の性能試験、不良解析、不良内容の再現実行、システム機器における構成機器の代替え機能、メカニズム系の存在する電子機器の耐久試験のテストシーケンスの作成など豊富なコマンドを使用して実現することが可能となる。




 

 


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