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発明の名称 記録媒体及び再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−7354
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−175385
出願日 平成7年(1995)6月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小池 晃 (外2名)
発明者 横田 哲平
要約 目的
特別な復号化手段を用いることなく取り出せる文字情報を記録することが可能な記録媒体、及びこの記録媒体を再生する再生装置を提供する。

構成
従来のCDのTOC情報としての第1の管理情報11は、3ブロックにわたり重ね書きされ、プログラムに関する文字データを含む第2の管理情報12は、上記第1の管理情報の3重書きブロックに続いて、3ブロック単位で記録され、これが交互に繰り返される。また、リードイン領域に記録されているため、単に、再生時間表示のためのソフトウェアプログラムの一部変更のみで文字情報の読み出しが行える。また、文字情報として、例えばディスクタイトルあるいはアルバム名、ディスクID、演奏者等を記録しておくことにより、車載用や家庭用の複数枚チェンジャの選曲時やFM文字放送の運用等に活用することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 少なくとも記録領域に記録されたプログラムの収録プログラム数、収録総時間、及び各収録プログラムに対応するアドレスを含む第1の管理情報と、上記プログラムに関連する文字データを含む第2の管理情報とが記録された管理領域と、上記プログラムが記録されている記録領域とを有して成る記録媒体であって、ブロック単位に分割された上記第1の管理情報における同一の情報が、所定ブロック数にわたり重ね書きされ、続いて上記所定ブロック数単位に分割された上記第2の管理情報が所定ブロック数にわたり記録されることを特徴とする記録媒体。
【請求項2】 上記第1の管理情報の各ブロックには、上記第1の管理情報であることを示す第1の識別子が記録され、上記第2の管理情報の各ブロックには、上記第2の管理情報であることを示す第2の識別子が記録されることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
【請求項3】 上記第1の管理情報は、上記管理領域に繰り返し記録されており、上記第2の管理情報の総データ量を示す情報が、上記第1の管理情報の繰り返し周期と同一または短い周期で挿入され記録されることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
【請求項4】 上記第2の管理情報の各ブロックには、上記第2の管理情報であることを示す第1の識別子と、上記ブロック内で管理される文字情報の種別を示す第2の識別子と、上記文字情報として記録される文字の種別を示す第3の識別子とが記録されることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
【請求項5】 上記第2の管理情報の各ブロックには、上記文字情報が複数のブロックにわたって記録されていることを示すコードと、上記複数のブロックの内、何番目のブロックであるかを示すコードとが記録されることを特徴とする請求項4記載の記録媒体。
【請求項6】 上記第2の管理情報の各ブロックには、上記各ブロックに記録されている文字情報の複写の許可/禁止を示す識別子が記録されることを特徴とする請求項4記載の記録媒体。
【請求項7】 上記第2の管理情報の各ブロックには、上記プログラムの再生状態を制御するための制御コードが記録されることを特徴とする請求項4記載の記録媒体。
【請求項8】 上記第2の管理情報である文字情報は、記録媒体のタイトル、演奏者名、作曲家名、作詞者名、編曲者名、プログラム毎のタイトル、記録媒体の識別番号、曲のジャンル、発売元、製作年月日の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
【請求項9】 少なくとも記録領域に記録されたプログラムの収録プログラム数、収録総時間、各収録プログラムに対応するアドレスとから成る第1の管理情報と、上記プログラムに関連する文字データから成る第2の管理情報とが記録された管理領域と、上記プログラムが記録されている記録領域とから成る記録媒体を再生する再生装置であって、上記管理領域を再生する再生手段と、上記再生した再生信号から上記第1の管理情報と上記第2の管理情報とを分離する分離手段と、上記分離手段にて分離された上記第2の管理情報の上記文字データの総データ量を時間情報に変換する変換手段と、上記変換手段にて変換された時間情報に基づいて再生開始待機時間を表示する表示手段とを有して成ることを特徴とする再生装置。
【請求項10】 上記分離手段は、上記第1の管理情報に記録されるとともに上記第1の管理情報であることを示す第1の識別子と、上記第2の管理情報に記録されるとともに上記第2の管理情報であることを示す第2の識別子とに基づいて分離動作を行うことを特徴とする請求項9記載の再生装置。
【請求項11】 上記再生手段にて再生した第2の管理情報の文字データを表示する表示手段と、上記第2の管理情報の文字データの項目を選択する選択手段とを備え、上記選択手段にて選択された項目のみを上記表示手段に表示することを特徴とする請求項9記載の再生装置。
【請求項12】 上記再生手段にて再生した第2の管理情報の文字データから再生制御信号を抽出する抽出手段と、上記抽出手段にて抽出された再生制御信号に基づいて上記記録媒体から再生したプログラム情報を制御する制御手段とを備えて成ることを特徴とする請求項9記載の再生装置。
【請求項13】 少なくとも記録領域に記録されたプログラム収録数、収録総時間、各収録プログラムに対応するアドレスとを管理する第1の管理情報と、上記プログラムに関連する文字データが記録された第2の管理情報とが記録された管理領域と、上記プログラムが記録されている記録領域とを有する記録媒体が複数装着され、上記複数の記録媒体の中から所定の記録媒体を選択して再生する再生装置であって、上記管理領域を再生する再生手段と、上記再生手段にて再生した再生信号から上記第1の管理情報と上記第2の管理情報とを分離する分離手段と、上記分離手段にて分離された上記第2の管理情報から各プログラムの種別を示すジャンル情報を抽出する抽出手段と、上記抽出手段にて抽出されたジャンル情報と入力されたジャンル情報とに基づいて、上記複数の記録媒体もしくは上記複数の記録媒体から選択された所定の記録媒体の所定プログラムを、上記再生手段に再生させるように制御する制御手段とを備えて成る再生装置。
【請求項14】 上記分離手段は、上記第1の管理情報に記録されるとともに上記第1の管理情報であることを示す第1の識別子と、上記第2の管理情報に記録されるとともに上記第2の管理情報であることを示す第2の識別子とに基づいて分離動作を行うことを特徴とする請求項13記載の再生装置。
【請求項15】 上記再生手段にて再生した第2の管理情報の文字データを表示する表示手段と、上記第2の管理情報の文字データの項目を選択する選択手段とを備え、上記選択手段にて選択された項目のみを上記表示手段に表示することを特徴とする請求項13記載の再生装置。
【請求項16】 上記再生手段にて再生した第2の管理情報の文字データから再生制御信号を抽出する抽出手段と、上記抽出手段にて抽出された再生制御信号に基づいて上記記録媒体から再生したプログラム情報を制御する制御手段とを備えて成ることを特徴とする請求項13記載の再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体及び再生装置に関し、特に、少なくとも記録領域に記録されたプログラムの収録プログラム数、収録総時間、各収録プログラムに対応するアドレスとから成る第1の管理情報と、上記プログラムに関連する文字データから成る第2の管理情報とが記録された管理領域と、上記プログラムが記録されている記録領域とから成る記録媒体及び当該記録媒体を再生する再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、音楽情報が記録されたディスク状記録媒体、いわゆるコンパクトディスク(compact disc:CD)を再生するCD再生装置において、使用上の便宜を図るため、ディスク再生情報に基づく各種表示が行われる。
【0003】従来のCD再生装置におけるディスク再生情報に基づく表示情報として、後述のQチャンネルサブコードにモード1として記録されている楽章番号いわゆるトラック番号や各トラック番号に割り当てられた時間情報を再生して表示することが挙げられる。
【0004】このようなCD等の光ディスクの一例を図11に示す。この図11において、光ディスク101は中央にセンタ孔102を有しており、この光ディスク101の内周から外周に向かって、プログラム管理領域であるTOC(table of contents )領域となるリードイン(lead in )領域103と、プログラムデータが記録されたプログラム領域104と、プログラム終了領域、いわゆるリードアウト(lead out)領域105とが形成されている。音楽情報を記録した音楽再生用光ディスクにおいては、上記プログラム領域104に音楽データが記録され、この音楽データの時間情報等が上記リードイン領域103で管理される。また、上記ディスク再生装置によるプログラム領域104内の音楽データの読み出しが終了して、この上記リードアウト領域105にピックアップが到達したときに、上記ディスク再生装置は上記音楽再生用光ディスクの再生動作を終了する。
【0005】ここで、上記ディスク再生装置の一例を図12に示す。この図12に示すディスク再生装置は、例えば音楽再生用の光ディスク101の音楽データをピックアップ112にて読み出し、この音楽データをディジタル信号処理回路116にて処理して得られる再生データを、ディジタル信号出力端子125、またはアナログ信号出力端子R、Lから出力するものである。
【0006】上記ディスク再生装置のピックアップ112は、音楽再生用光ディスク101に記録されている信号、いわゆるRF信号を読み出してアナログ波形整形回路114にを送り、また、フォーカスサーボエラー信号をフォーカスサーボ回路120に送り、また、トラッキングサーボエラー信号及びスレッドサーボエラー信号をトラッキング及びスレッドサーボ回路121に送る。
【0007】上記アナログ波形整形回路114は、ピックアップ112からの上記RF信号の波形を整形して、同期検出回路115及びクロック生成回路117に送る。クロック生成回路117は、アナログ波形整形回路114からのRF信号に基づいて、このRF信号の再生クロックを生成して、この再生クロックを上記同期検出回路115と、上記ディジタル信号処理回路116と、回転サーボ回路122に送る。同期検出回路115は、クロック生成回路117から送られる再生クロックに基づいて、上記RF信号からフレーム同期パターンを検出し、このフレーム同期パターンが検出された信号をディジタル信号処理回路116に送る。
【0008】上記ディジタル信号処理回路116は、上記同期検出回路115からのフレーム同期パターンが検出されたRF信号を、上記クロック生成回路117からの上記再生クロックと、水晶発振器119から送られる標準クロックとに基づいて、デコードし、このデコードされたデジタル信号を、サブコーディング検出回路118と、D/A変換回路123と、デジタル信号出力端子125とに送る。D/A(ディジタル/アナログ)変換回路123は、上記デジタル信号をアナログ信号に変換して、オーディオアンプ124に送る。オーディオアンプ124は、D/A変換回路123からのアナログオーディオ信号を増幅して、アナログ信号出力端子R及び端子Lに送る。
【0009】サブコーディング検出回路118は、ディジタル信号処理回路116からのデジタル信号から、後述するサブコードのPチャンネル及びQチャンネルのデータを検出して、各チャンネルのデータをトラッキング及びスレッドサーボ回路121に送る。
【0010】フォーカスサーボ回路120は、ピックアップ112からのフォーカスサーボエラー信号に基づいてフォーカス動作駆動信号を発生し、ピックアップ112にフォーカス動作駆動信号を送り、ピックアップ112のフォーカス動作を制御する。回転サーボ回路122は、クロック生成回路117からの上記再生クロック及び水晶発振器119からの標準クロックに基づいて回転駆動制御信号を発生し、この回転駆動制御信号をスピンドルモータ113に送り、スピンドルモータ113の回転動作を制御する。
【0011】トラッキング及びスレッドサーボ回路121は、ピックアップ112からのトラッキングサーボエラー信号及びスレッドサーボエラー信号に基づいてトラッキング制御駆動信号を発生し、このトラッキング制御駆動信号をピックアップ112に送り、ピックアップ112のトラッキング動作を制御する他、上記Pチャンネル及びQチャンネルからのデータに基づいてトラック位置制御信号を発生し、このトラック位置制御信号をピックアップ112に送り、例えばプログラミングモード時におけるピックアップ112のトラック位置制御動作を行う。
【0012】ここで、上記サブコード及び上記Pチャンネル及びQチャンネルのデータについて説明する。
【0013】上記音楽再生用光ディスクに記録される信号は、1サンプルあるいは1ワードが16ビットで、44.1kHzの標本化周波数で標本化される。この標本化された、すなわちサンプリングされたデータは、1サンプルあるいは1ワード16ビットが上位8ビットと下位8ビットに分割されてそれぞれシンボルとされ、このシンボル単位で誤り訂正符号化処理やスクランブル処理が施され、データの24シンボル毎に1つのフレームにまとめられる。これは、元の12サンプル分、すなわちステレオ左右チャンネルの各6サンプル分に相当する。
【0014】この1つのフレームにまとめられた信号のフォーマットは、図13に示すように、各フレーム135に24チャンネルビットの同期パターンデータ領域131と、14チャンネルビットのサブコーディング領域132と、12シンボルの各14チャンネルビットのプログラムデータD1からD12から成るプログラムデータ領域133と、4シンボルの各14チャンネルビットのパリティデータP1からP4から成るパリティデータ領域134と、別のプログラムデータ領域133及びパリティデータ領域134とを設けたものである。また、各領域、あるいはデータ部分を接続するために、各部分に対して3チャンネルビットの接続用領域が設けられている。従って、上記1つのフレーム135は、合計588チャンネルビットのデータを有している。
【0015】さらに、98個の上記フレーム135を集めて、この各フレーム135の上記各領域及びデータ部分が縦方向に連続するように並べ換えたものを図14に示す。この図14の全体もフレームと称するが、上記588チャンネルビットから成るフレームと区別するために、98フレームから成る図14の全体をサブコーディングフレームと称することもある。このサブコーディングフレームは、フレーム同期パターン部136と、サブコーディング部137と、データ及びパリティ部138とから成る。なお、このサブコーディングフレームは、通常のCDの再生時間の1/75秒に相当する。
【0016】ここで、上記図12のサブコーディング検出回路118から送られるPチャンネル及びQチャンネルのデータを含むサブコーディングデータは、図14のサブコーディング部137に記録されている。また、このサブコーディング部137は、図15に示すように、フレームF01からフレームF98まで、98個のフレームで1ブロック、すなわち上記サブコーディングフレームを形成するような構造である。フレームF01、フレームF02は、ブロックの同期パターンであると共に、8−14変調方式(eight to fourteen modulation:EFM)のアウトオブルール(out of rule )のパターンS0、S1を示している。なお、上記図12のサブコーディング検出回路118は、上記同期パターンを検出し、1ブロック分のサブコーディング部137としている。さらに、フレームF01からフレームF98までの各ビットは、それぞれPチャンネルからWチャンネルを構成している。例えば、Pチャンネルは、S0、S1のそれぞれ一部と、P01からP96とで構成される。
【0017】さらに、図15のRチャンネルからWチャンネルまでの6チャンネル分のデータは、例えば静止画や、いわゆるカラオケの文字表示等の特殊な用途に用いられている。また、Pチャンネル、Qチャンネルのデータは上記ピックアップのトラック位置制御動作、すなわちアクセス動作の制御用に用いられている。
【0018】ここで、上記Pチャンネルは、図11のリードイン領域103では”0”の信号を、プログラム領域104では音楽と音楽の間を”1”、それ以外は”0”という信号を、また、リードアウト領域105では所定の周期で”0”と”1”を繰り返す信号をそれぞれ記録するのみに用いられる。このようなPチャンネル情報は曲の頭出し情報に用いられる。
【0019】また、上記Qチャンネルの情報は、特に図12のピックアップ112が上記アクセス動作する際のアドレス情報として用いられ、このQチャンネルの1ブロック、すなわち1サブコーディングフレーム当たりの構造は、図16に示すように、同期ビットブロック141と、制御ビットブロック142と、アドレスビットブロック143と、データビットブロック144と、CRCビットブロック145とで構成される。
【0020】同期ビットブロック141は2ビットのデータを有して成る部分で、上述の同期パターンの一部が記録されている。また、制御ビットブロック142は4ビットのデータを有して成る部分で、オーディオのチャンネル数、エンファシスやデジタルデータ等の識別を行うためのデータが記録されている。
【0021】ここで、制御ビットブロック142における4ビットの制御ビットデータ、すなわちコントロールビットデータについて説明する。この4ビットのコントロールビットデータを、図17に示す。コントロールビットデータ142aの“0000”はプリエンファシスなしの2チャンネルオーディオを指し、コントロールビットデータ142bの“1000”はプリエンファシスなしの4チャンネルオーディオを指し、コントロールビットデータ142cの“0001”はプリエンファシスつきの2チャンネルオーディオを指し、また、コントロールビットデータ142dの“1001”はプリエンファシスつきの4チャンネルオーディオを指す。また、コントロールビットデータ142eの“0100”は、データ再生専用光ディスク、いわゆるCD−ROM等のオーディオではないデータトラックを指す。
【0022】図16のアドレスビットブロック143は4ビットのデータを有して成る部分であり、データビットブロック144内のデータのフォーマットあるいは種類を示す制御信号が記録されている。
【0023】図16のデータビットブロック144は、72ビットのデータを有して成る部分である。例えば上記アドレスビットが“0001”であるときには、データビットブロック144の構造は、図18に示すように、トラック番号部151と、インデックス部152と、経過時間分成分部153と、経過時間秒成分部154と、経過時間フレーム番号部155と、0部156と、絶対時間分成分部157と、絶対時間秒成分部158と、絶対時間フレーム番号部159とから成っている。なお、各部分は8ビットのデータを有して成るものである。なお、ここで、経過時間フレーム番号部155と、絶対時間フレーム番号部159とに記録されるフレーム番号の1フレームは、上記サブコーディングフレームのことを指す。
【0024】トラック番号部151は二進化十進法(binary coded decimal:BCD)で表現された2桁で表され、例えば“00”はデータの読み出し初め、いわゆるリードイン(lead in )トラックを表し、また、“01”から“99”は楽章等の番号に該当するトラック番号を表す。また、16進数表示で“AA”はデータの読み出し終了、いわゆるリードアウト(lead out)トラックを表す。以下、16進数表示の数値には、“h”を付加して、“AAh”のように表す。
【0025】また、インデックス部152は2桁のBCDで表され、例えば“00”は一旦停止、いわゆるポーズを表し、“01”から“99”までは上記楽章等のトラックをさらに細分化したものを表す。
【0026】また、経過時間分成分部153、経過時間秒成分部154及び経過時間フレーム番号部155は、各2デジットずつ、合計6デジットで上記トラック内の経過時間を表している。なお、1秒が75フレームであることより、上記経過時間フレーム番号部155は“00”から“74”までで表される。また、経過時間フレーム番号は、トラック間においては減算され、各トラックの最初の位置でゼロスタートするようになっている。また、0部156は、“0”が挿入されて成る部分である。
【0027】絶対時間分成分部157、絶対時間秒成分部158及び絶対時間フレーム番号部159は、各2桁ずつのBCD、合計6桁のBCDで表され、図11のリードイン領域103においては、上記インデックス部152が16進数表示で“A0h”であるとき絶対時間成分部157は最初のトラック番号を表し、インデックス部152が“A1h”であるとき絶対時間成分部157は最後のトラック番号を表す。なお、上記インデックス部152が“A0h”、“A1h”の何れの場合においても、絶対時間秒成分部158及び絶対時間フレーム番号部159は“0”とされている。また、インデックス部152が“A2h”であるときは、絶対時間分成分部157、絶対時間秒成分部158及び絶対時間フレーム番号部159は、図11のリードアウト領域105が始まる絶対時間が記録される。
【0028】上記絶対時間分成分部157、上記絶対時間秒成分部158及び上記絶対時間フレーム番号部159は、図11のプログラム領域104おいては、第1トラックのポーズが始まる位置から0が来る度に加算されていく時間、絶対時間が記録される。
【0029】また、図16のCRCビットブロック145は、16ビットのデータを有して成る部分である。このCRCビットブロック145は、巡回符号(cyclic redundancy code)の誤り検出を行うためのデータが記録されている。
【0030】上記プログラミングモードは、上述したようなQチャンネルのデータを用いた情報を、図12に示すように、上記ディスク再生装置のサブコーディング検出回路118で検出して復号化処理して、この復号化された信号に基づいて、トラッキング及びスレッドサーボ回路121にてピックアップ112のアクセス動作を制御することで、実現されている。
【0031】このようなサブコードのQチャンネルには、曲数や曲に関する時間情報が記録されているため、この情報をLCD等の表示装置に表示して、演奏中の曲が音楽再生用光ディスクの何曲目であるのか、演奏の経過時間や始めからの絶対時間等を視覚で確認できる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したようなCDにおいて、曲の時間情報のみならず、ディスクタイトル、いわゆるアルバム名や、演奏者、曲名、作曲者等の情報を知りたいことがある。例えば近年において、複数の音楽再生用光ディスクを収納して任意の音楽再生用光ディスクを再生する、いわゆるチェンジャ機能付のディスク再生装置が普及してきて、再生中の音楽再生用光ディスクが何であるのかを視覚にて確認する必要が出てきている。これは、チェンジャ機能付のディスク再生装置のみならず、通常のディスク再生装置でも、曲名やアルバム名が表示された方が便利なことが多い。
【0033】しかし、上述した従来のCDに記録されている情報には文字情報が含まれないため、再生中の音楽再生用光ディスクのタイトル、演奏中の曲名等を上記表示装置に表示することができなず、上記再生中の音楽再生用光ディスクが何であるのかを視覚にて確認することができなかった。
【0034】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、特別な復号化手段を用いることなく取り出せる文字情報を記録することが可能な記録媒体、及びこの記録媒体を再生する再生装置を提供することを目的とする。
【0035】また、本発明の他の目的は、ディスク製造側、ディスク再生機側の両方での負担が少なく、ディスク挿入直後に文字情報を検出できるような記録媒体及び再生装置を提供することである。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録媒体は、少なくとも記録領域に記録されたプログラムの収録プログラム数、収録総時間、及び各収録プログラムに対応するアドレスを有する第1の管理情報と、上記プログラムに関連する文字データを有する第2の管理情報とが記録された管理領域と、上記プログラムが記録されている記録領域とを備えて成る記録媒体であって、ブロック単位に分割された上記第1の管理情報における同一の情報が、所定ブロック数にわたり重ね書きされ、続いて上記所定ブロック数単位に分割された上記第2の管理情報が上記所定ブロック数にわたり記録される構成とすることにより、上述した問題を解決する。
【0037】また、本発明に係る再生装置は、少なくとも記録領域に記録されたプログラムの収録プログラム数、収録総時間、各収録プログラムに対応するアドレスとから成る第1の管理情報と、上記プログラムに関連する文字データから成る第2の管理情報とが記録された管理領域と、上記プログラムが記録されている記録領域とから成る記録媒体を再生する再生装置であって、上記管理領域を再生する再生手段と、上記再生した再生信号から上記第1の管理情報と上記第2の管理情報とを分離する分離手段と、上記分離手段にて分離された上記第2の管理情報の上記文字データの総データ量を時間情報に変換する変換手段と、上記変換手段にて変換された時間情報に基づいて再生開始待機時間を表示する表示手段とを有して成ることにより上述した課題を解決する。
【0038】さらに、本発明に係る再生装置は、少なくとも記録領域に記録されたプログラム収録数、収録総時間、各収録プログラムに対応するアドレスとを管理する第1の管理情報と、上記プログラムに関連する文字データが記録された第2の管理情報とが記録された管理領域と、上記プログラムが記録されている記録領域とを有する記録媒体が複数装着され、上記複数の記録媒体の中から所定の記録媒体を選択して再生する再生装置であって、上記管理領域を再生する再生手段と、上記再生手段にて再生した再生信号から上記第1の管理情報と上記第2の管理情報とを分離する分離手段と、上記分離手段にて分離された上記第2の管理情報から各プログラムの種別を示すジャンル情報を抽出する抽出手段と、上記抽出手段にて抽出されたジャンル情報と入力されたジャンル情報とに基づいて、上記複数の記録媒体もしくは上記複数の記録媒体から選択された所定の記録媒体の所定プログラムを、上記再生手段に再生させるように制御することにより上述した課題を解決する。
【0039】ここで、上記第1の管理情報の各ブロックには、上記第1の管理情報であることを示す第1の識別子が記録され、上記第2の管理情報の各ブロックには、上記第2の管理情報であることを示す第2の識別子が記録されることが好ましい。また、上記第1の管理情報は、上記管理領域に繰り返し記録されており、上記第2の管理情報の総データ量を示す情報が、上記第1の管理情報の繰り返し周期と同一または短い周期で挿入され記録されることが好ましい。
【0040】
【作用】本発明によれば、媒体の記録領域に記録されたプログラムに関連する文字データを含む第2の管理情報が、第1の管理情報と所定ブロック単位で交互に記録されているため、ディスクを挿入した直後に比較的短時間で第2の管理情報を読み出すことができる。
【0041】
【実施例】以下、本発明に係る記録媒体及び再生装置の好ましい実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0042】この実施例としては、本発明をいわゆるCD(コンパクトディスク)のような光ディスク記録媒体及びディスク再生装置に適用した例を説明するが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば半導体メモリを用いるICカード等の記録媒体及びその再生装置にも適用可能である。
【0043】図1は、前述した図11に示す光ディスク101の管理情報となるTOC(Table of Contents )情報が書き込まれる領域であるリードイン領域103内の、前記サブコードQチャンネルの情報の配列の一具体例を示すものである。また、図2の(A)、(B)は、このリードイン領域内でのサブコードQチャンネルの1ブロック分、すなわち前記1サブコーディングフレーム分の主要部のフォーマットを示している。
【0044】この図1において、従来のCDのTOC情報としての第1の管理情報11は、3ブロックにわたり重ね書きされ、プログラムに関する文字データを含む第2の管理情報12は、上記第1の管理情報の3重書きブロックに続いて、3ブロック単位で記録される。すなわち、第1の管理情報11の1ブロック分が3ブロックにわたって重ね書きされたものに続いて、第2の管理情報12が3ブロックにわたり記録され、これが交互に繰り返される。
【0045】第1の管理情報11の1ブロック分、すなわち前記1サブコーディングフレーム分の内、前記図16の同期ビットブロック141を除いた96ビット分のフォーマットを、図2の(A)に示す。
【0046】この図2の(A)において、制御ビット領域16、アドレス領域17は、前記図16の制御ビットブロック141、アドレスビットブロック142にそれぞれ対応し、また、図2の(A)のCRC領域18は、前記図16のCRCビットブロック145に対応している。図2の(A)の残りの領域21〜29は、前記図16のデータビットブロック144に対応し、それぞれ前記図18の各部151〜159に対応している。ただし、リードイン領域のTOC情報として、領域21のトラック番号は“00h”に固定され、前記図18のインデックス部152はポイント領域22とされ、経過時間の分成分、秒成分、フレーム番号の各領域23、24、25の各数値はいずれも“00h”に固定されている。
【0047】すなわち、上記リードイン領域内の上記第1の管理情報11は、従来のTOC情報と同様に、CDの記録領域に記録されたプログラムの収録プログラム数、収録総時間、及び各収録プログラムに対応するアドレスを示すものであり、ポイント領域22の内容POINT が16進数表示で“A0h”のとき、絶対時間の分成分の領域27の内容PMINは最初の楽章番号あるいは曲番号を示し、領域22の内容POINT が“A1h”のとき、領域27の内容PMINは最後の楽章番号あるいは曲番号を示し、また、領域22の内容POINT が“A2h”のとき、絶対時間の分成分、秒成分、フレーム番号の各領域27、28、29の内容PMIN、PSEC、PFRMはリードアウトが始まる絶対時間を示す。また、ポイント領域22の内容POINT が二進化十進法(binary coded decimal:BCD)で表現された2桁の数値“00”〜“99”の場合には、絶対時間の分成分、秒成分、フレーム番号の各領域27、28、29の内容PMIN、PSEC、PFRMは、その数値で示される各楽章あるいは曲が始まるアドレスを絶対時間で表すものとなる。ここで、楽章あるいは曲が上記プログラムに対応する。このようなリードイン領域内の上記第1の管理情報11におけるアドレス領域17のアドレスADRは“1”とされている。
【0048】これに対して、上記リードイン領域内の上記第2の管理情報の1ブロック分、すなわち前記1サブコーディングフレーム分の内、前記図16の同期ビットブロック141を除いた96ビット分のフォーマットは、図2の(B)のようになっている。この第2の管理情報の場合には、アドレス領域17の内容ADRは“6”とされ、上記プログラムに関連する文字データを含む情報が記録される。従って、リードイン領域内では、アドレス領域17の内容ADRにより、第1の管理情報11と第2の管理情報12とを識別できる。
【0049】図2の(B)において、領域31、32には、バイナリーコード情報ID1、ID2として、文字情報の項目コード、文字コード、内容連番等が記録される。これに続く領域33、34、35には、項目に応じて、バイナリーコード情報ID3、ID4、ID5、あるいは文字データを表すテキスト情報txt0、txt1、txt2が記録される。さらに、これに続く領域36〜39には、テキスト情報txt3〜txt6が記録される。
【0050】以上のように、上記図1に示す第1の管理情報11と第2の管理情報12とを3ブロックずつ交互に配列して記録された上記リードイン領域内の、第2の管理情報12を読み取ることにより、媒体に記録されたプログラム、例えば音楽の曲に関連する文字データを読み出して、必要に応じて文字情報を表示させることができる。この場合、リードイン領域に記録されているため、ディスク挿入直後に曲名等の文字情報を読み出すことができ、ユーザの待ち時間が少なく便利であると共に、ディスク製造時の品質チェックの時間を短縮できる利点がある。また、文字情報として、例えばディスクタイトルあるいはアルバム名、ディスクID、演奏者等を記録しておくことにより、車載用や家庭用の複数枚チェンジャの選曲時やFM文字放送の運用等に活用することができる。
【0051】従来の通常のCDにおいて、例えば14曲入りの場合には、内周のリードイン領域のTOC情報として、上記時間情報を700回近く重複して記録していることになるが、本実施例においては、この重複回数を半分に減らし、その余った部分に文字データを記録している。このため、特に新規のLSI等を開発する必要がなく、単に、再生時間表示のためのソフトウェアプログラムの一部変更のみで文字情報の読み出しが行える。また、サブコードのR〜Wチャンネルや、リードイン領域の上記サブコード以外のメインの記録部分にも何ら影響を与えることなく、将来の拡張性も確保できる。さらに、従来のディスク再生装置で、テキスト表示機能を有するものであれば、殆どコストアップなしで本実施例の文字情報の表示が行える。
【0052】ここで、本実施例の文字情報の規格の具体例を挙げると、記録内容としては、アルバム名、演奏者、ディスク製造番号等のディスクID、曲種あるいは分野を示すジャンル、付加される文字情報の大きさを示す付加情報サイズ、発売元としており、さらにオプションとして、各曲名、作曲者、作詞者、編曲者、制作年月日、その他1、その他2を含めて、全13項目としている。文字種類は4種類で、オプションとして国別コードによる管理を可能としており、文字数は、1項目あたり最大224バイトで、オプションとして最大672バイトまで拡張可能としている。文字読み込み速度は262バイト/秒である。その他、上記領域31〜35のバイナリーコード情報ID1〜ID5により拡張が可能であり、再生制御やマルチリンガル化が可能である。
【0053】次に、上記記録内容の各項目についてさらに詳細に説明する。
【0054】図3は上記項目が「サイズ」のときの1ブロックを示しており、各領域31〜39は、上記図2の(B)の各領域31〜39にそれぞれ対応している。
【0055】この図3において、領域31のバイナリーコード情報ID1は、最上位ビット(MSB)341が最終テキストブロックフラグとして用いられており、このMSB341が“1”のとき1つの項目の連続するブロックの最終ブロックとなる。この図3の「サイズ」の項目は、1ブロックで構成されるため、このブロックが最終ブロックとなり、MSB341は“1”となっている。これに続く7ビット部分342は、各項目を識別するための項目コード(Contents ID )として用いられ、例えば図4に示すように設定されている。
【0056】すなわち、図4は、上記図3のバイナリーコード情報ID1の7ビット部分342の内容の16進数表示の値と、それに対応する項目を示しており、上記7ビット部分342の内容が“00h”のときは「サイズ」の項目を示す。この7ビット部分342の内容が“01h〜63h”、すなわち十進数で1〜99のときには、そのトラック番号あるいは曲番号に対応する「曲名」の項目であることを示す。また同様に、“64h”は「ディスクID/発売元」、“66h”は「ジャンルコード/テキスト」、“67h”は「日付(製造年月日)/国別コード」、“68h”は「アルバム名」、“69h”は「演奏者」、“6Bh”は「作曲者」、“6Ch”は「作詞者」、“6Dh”は「編曲者」の各項目をそれぞれ示している。さらに、“70h〜7Fh”は、後述するように、上記“68h〜6Fh”の項目の連続するブロック数を拡張するために用いられる。なお、1つの項目の連続ブロックの最終ブロックの場合には、上記図3のバイナリーコード情報ID1のMSB341が“1”となるため、8ビットのバイナリーコード情報ID1としては、xを任意の1桁の16進数とする(x=0h〜Fh)とき、“6xh”は“Exh”となり、“7xh”は“Fxh”となる。
【0057】再び図3に戻って、上記項目が「サイズ」のときには1ブロックで完結するから、領域31のバイナリーコード情報ID1は“80h”となっている。次の領域32は、上位側の3ビット部分343が文字コードとして、下位側の5ビット部分344が内容連番としてそれぞれ用いられている。3ビット部分343の文字コードとしては、例えば2進数で“000”がASCIIコードを、“001”が特殊文字を含む欧州文字コードを、“010”がカタカナJISコードを、“011”がシフトJISの2バイトコードをそれぞれ示し、“1xx”のときには、上記項目コードが“67h”のときの国別コードに対応した文字を採用することが挙げられる。5ビット部分344の内容連番は、1項目当たり0〜31の最大32ブロックの連続番号を表す。従って、1ブロック内のテキストデータは7バイトであるから、最大32ブロックで224(=7×32)バイトの文字を記録できる。
【0058】図3の次の領域33は、項目数を示し、この例では“06”、すなわち6種類となっている。この項目数は「曲名」の項目を含んでいないが、含ませるようにしてもよい。次の領域34から領域37までは、それぞれ「サイズ」、「アルバム名」、「演奏者」、及び「曲名」の各項目に使用されるブロック数を示しており、この図3の例では、それぞれ“75”、“04”、“03”、及び“62”(ブロック)となっている。領域34の「サイズ」は、全項目のブロック数であり、「ディスクID/発売元」の項目や「ジャンルコード/テキスト」の項目や「日付/国別コード」の項目の各ブロック数も含むため、「アルバム名」、「演奏者」、及び「曲名」の各項目のブロック数の合計よりも多くなっている。
【0059】さらに次の2つの領域38、39は、拡張の状態を示し、各バイトの8ビットを8つの項目の拡張状態に対応させて、拡張されているとき“1”を立てるようにしている。すなわち、上記領域31のバイナリーコード情報ID1の7ビット部分342の項目コードが“68h〜6Fh”の項目について、上記5ビット部分344の内容連番により表される1項目当たり最大32ブロックを超えてテキストを記録したい場合には、7ビット部分342の項目コードを“70h〜77h”とすることで、さらに32ブロック拡張することができる。例えば、項目コードが“68h”のアルバム名を32ブロック以上に拡張する場合には、33ブロック目から項目コードを“70h”として、さらに32ブロック連続させて、最大64ブロックを使用することができる。このとき、領域38の8ビットの内の対応するビットに“1”を立てる。さらに、64ブロックを超えてテキストを記録したい場合には、7ビット部分342の項目コードを“78h〜7Fh”とすることで、さらに32ブロック、最大96ブロックまで連続してテキストを記録することができる。このとき、領域39の8ビットの内の対応するビットにも“1”を立てる。このように、2回の拡張を行うことにより、最大96ブロック分、すなわち1ブロック当たり7バイトであるから最大672バイト、の文字を記録することができる。領域38、39がいずれも“00h”であれば、拡張はされていないことになる。
【0060】次に、図5を参照しながら、「アルバム名」の項目の文字情報の記録例について説明する。これは、他の項目の「ディスクID/発売元」、「ジャンルコード/テキスト」、「日付/国別コード」、「演奏者」、「作曲者」、「作詞者」、「編曲者」の場合も同様である。
【0061】図5の例では、領域31のバイナリーコード情報ID1の7ビット部分342の項目コードが“68h”の「アルバム名」となっており、1ブロックで完結していることから、MSB341の最終テキストブロックフラグが“1”となって、バイナリーコード情報ID1の8ビットでは“E8h”となっている。また、領域32のバイナリーコード情報ID2の内容は、上記図3の例と同様に、3ビット部分343の文字コードが“000”のASCIIコードで、5ビット部分344の内容連番が“00000”となっている。
【0062】次の領域33以降は原則としてテキスト文字に割り当てられるが、1項目の最初のブロックでは、領域33のみが補助制御領域とされ、この8ビットの最上位ビット345はコピー禁止フラグ、次の2ビット部分346は文字種類、下位側の5ビット部分347は最終連番とされている。最上位ビット345のコピー禁止フラグは“1”のときテキスト文字のコピーが禁止され、図5の例では“0”でコピー許可となっている。2ビット部分346はこの項目内で使用される文字の種類数を示し、“00”のとき1種類で“11”の4種類まで表すことができる。ブロックが異なれば、一連の文字列の中で文字コードが複数、ただし4種類まで存在することを許しており、各ブロックの文字コードは上記バイナリーコード情報ID2内の3ビット部分343により指定される。これにより、漢字と英数字が混在したときに、総ブロック数を削減することができる。下位側の5ビット部分347の最終連番は、一連の文字列を構成する連続ブロックの最終ブロックの内容連番を示しており、この例では1ブロック完結であるから0となっている。次の領域34以降がテキスト文字に使用され、図5の例では、「ABC」の文字列が記載されている。ブロック内の残りのバイトの領域はいわゆるヌルコード“00h”で埋めている。
【0063】ここで、上記項目コードが“64h”、“66h”、“67h”の「ディスクID/発売元」、「ジャンルコード/テキスト」、「日付/国別コード」の項目については、いずれも3ブロック、すなわち21バイト以内で完了させることが規定されている。“66h”の「ジャンルコード/テキスト」の項目について、ジャンルコードとしては、例えば“05h”をクラシック、“17h”をロック等のように、1バイトコードに対応してジャンルを規定しておくと共に、予め規定されたコードのジャンル分けでは不十分な場合に、1バイトコードに連続して、「,」及び文字テキストの20バイトを付加することができる。“67h”の「日付/国別コード」については、例えばASCII文字等で、“YYYYMMDD/US”のように、4桁の西暦年(Y)、2桁の月(M)、2桁の日(D)と、2文字程度の国別コード(カントリーコード:Country Code)とにより表す。国別コードは、例えばISO(国際標準規格)に準じ、USがアメリカ合衆国、JPが日本、NLがオランダ(Netherland)のように表す。日付は製造年月日を通常表すが、不明の場合は英文字で“mmdd”を記入する。
【0064】次に、記録領域のプログラムである曲毎の情報としての「曲名」の項目について、図6を参照しながら説明する。
【0065】図6は、「曲名」の項目の場合の1ブロックを示しており、領域31、32のバイナリーコード情報ID1、ID2のフォーマットは、上記図3や図5と同様であるが、領域31のバイナリーコード情報ID1内の上記図3や図5に示した下位側の7ビット部分342の項目コードとしては、曲番号あるいはトラック番号を示す1〜99の数値、すなわち16進数表示で“01h〜63h”が書き込まれる。なお、1曲の曲名テキスト情報が連続して記録される一連のブロックの最終ブロックでは、領域31のバイナリーコード情報ID1の最上位ビット(MSB)が“1”となることより、8ビットのID1全体は、“81h〜E3h”となる。
【0066】ブロック内の次の領域33以降は、テキスト文字データに割り当てられるが、1曲分の連続ブロックの最初のブロックについては、3つの領域33〜35を次のようなバイナリーコード情報に割り当てている。すなわち、領域33は、上記図5の領域33と同様に、補助制御領域とされ、この8ビット領域の最上位ビット345がコピー禁止フラグに、次の2ビット部分346が文字種類に、下位側の5ビット部分347が最終連番にそれぞれ割り当てられている。次の領域34は、ジャンルコード領域として、上述した“66h”の「ジャンルコード/テキスト」の項目におけるジャンルコードと同様に、例えば“05h”はクラシック、“17h”はロック等のように、各曲毎のジャンルを示す1バイトコードが記録される。なお、曲のジャンルが上記「ジャンルコード/テキスト」の項目で示されるアルバムのジャンルと同様のときは、ジャンルコードを例えば“00”のような特定のコードで表すようにしてもよい。次の領域35は、再生制御領域として、再生時のサラウンド処理や、低域ブースト、イコライザパターン、音量レベル等の再生信号処理に用いられる情報が記録される。
【0067】図6の例では、曲名が“ABC”と3文字であり、領域36〜38が使用され、残りの領域39には“00h”が埋められる。この例では1ブロック内で曲名の文字列が完結しているため、領域33内の下位側の5ビット部分347の最終連番が“00000”となっている。
【0068】次に、図7は、上述した「曲名」の項目の1曲目のテキスト文字列の具体例を示している。この図7において、1曲目のテキスト文字列には5ブロックを使用しており、上記領域32のバイナリーコード情報ID2の下位側5ビットの内容連番として“00000”から“00100”までの0〜4が記録される。最初の0番のブロックBLT0は、領域33、34、35が上記補助制御領域、ジャンル領域、再生制御領域としてそれぞれ用いられる。この図7の例では、領域33の補助制御情報として、上記図5や図6で説明した最上位ビットのコピー禁止フラグがコピー可の“0”で、次の2ビット部分の文字種類は1種類“00”で、下位側5ビット部分の最終連番が4であり、この領域33の補助制御コードは“04h”とされている。また、1曲目の曲のジャンルがクラシックで領域34のジャンルコードは“05h”とされ、再生制御は特になしであり領域35の再生制御コードは“00h”とされている。この0番のブロックBLT0の領域36から曲名を示すテキスト文字列が記録開始され、図7の例では、“PIANOspCONCERTOspINspAspMINOR,Op.6”の文字列(ただし、“sp”は空白を表す)がブロックBLT0〜BLT4のテキスト用の領域に順次記録されている。最終ブロックBLT4の残りの領域38、39は、いわゆるヌルコード“00h”で埋められる。この1曲目の最終ブロックBLT4の領域31のMSBは“1”となるから、領域31の1バイトのバイナリーコード情報ID1は、“81h”と表される。次のブロックBLT5からは、2曲目以降の曲名項目情報が同様に記録される。なお、図7の2曲目の先頭ブロックBLT5の領域33では、上記図5や図6で説明した最上位ビットのコピー禁止フラグが“1”とされ、文字1種類で、1バイトの補助制御コードは“85h”とされている。
【0069】なお、この図7の例では、図示を簡略化するため、文字情報、すなわち上記第2の管理情報のブロックのみを取り出して示しているが、ディスクのリードイン領域に記録する際には、上記図1と共に説明したように、主として時間情報である第1の管理情報11と、主として文字情報である第2の管理情報12とが、3ブロックずつ交互に記録されることは勿論である。
【0070】ここで、第2の管理情報としての文字情報の規格のいくつかの留意点について説明する。
【0071】漢字等の2バイトコードを使用する場合には、2バイトコード文字を2つのブロックにまたがらせないようにすることが好ましい。すなわち、2バイトコードは1つのブロックの最後の上記領域39から始めないようにする。この場合、次のブロックに漢字等の2バイトコードを連続させるときには、上記領域39を原則としてヌルコード“00h”にして、次のブロックのテキスト文字用の最初の上記領域33から始めるようにする。これにより、2バイト文字は、必ずブロックの先頭から意味を持てることになる。なお、文字列中のヌルコード“00h”や半端な1バイトコードは無視して詰めてよく、文字列の最後の判断は、上記領域31のバイナリーコード情報ID1のMSBが“1”か否かで行う。また、文字列が32ブロックを超えて拡張されているか否かは、上記図3に示すサイズの項目のブロックの領域38、39の拡張状態情報により判断する。
【0072】上記各項目の内で、曲毎に演奏者(“69h”)、作曲者(“6Bh”)、作詞者(“6Ch”)、編曲者(“6Dh”)等が異なる場合、これらを区別するために、各項目の文字列内で、作曲者や演奏者等の名前に続いて「^15^」のような記載があったときは、15曲目のみの名前であることを意味するようにする。また、名前に続いて「^5:10^」との記載があった場合には、5曲目から10曲目までの名前を意味する。さらに、名前に続いて「^5::^」とあった場合には5曲目から最後までの名前を意味する。このように、一連の文字列の中で曲番が分かるようにする。この場合、「^^」で囲まれた文字は表示しないようにすることが好ましい。
【0073】さらに、文字のコードが4種類あるが、ハードウェア上の制約により全てを表示できない場合には、これをユーザに知らせるようにすることが好ましい。例えば、「Can't Display 」のような表示を行わせればよい。
【0074】次に、上述したような文字情報を含む第2の管理情報が、時間情報を含む第1の管理情報と共にリードイン領域に記録されたCD等のディスクを再生するためのディスク再生装置、特にいわゆるオートチェンジャ機能付の光ディスク再生装置に適用した具体例について、図8を参照しながら説明する。
【0075】この図8において、複数枚のCD等の光ディスク41が、オートチェンジャ機能により、所望の1枚を選択して再生可能とされている。このチェンジャ機能により選択された光ディスク41は、スピンドルモータ43により回転駆動され、光学ピックアップ42により光学的に記録内容が読み出される。この光学ピックアップ42からの信号は、RF信号処理回路44を介して、ディジタル処理のための信号処理回路45に送られる。信号処理回路45からのディジタルオーディオ信号成分は、音場処理回路46で各種音場再現のため等の音場処理が施され、D/A(ディジタル/アナログ)変換器47でアナログのオーディオ信号に変換されて、アナログオーディオ信号出力端子より取り出される。
【0076】信号処理回路45では、上述したサブコード信号が取り出され、サブコードR,W分離回路48によりサブコードR〜Wチャンネルのデータが分離され、グラフィック表示回路49によりグラフィック表示出力信号が取り出される。これは、いわゆるCD−G(グラフィック)の規格に従ったものである。
【0077】また、信号処理回路45から取り出された上記サブコード信号の内の上記Qチャンネルのデータが、サブQ分離回路51により分離されて、時間情報処理回路52及び第2管理情報処理回路54に送られる。時間情報処理回路52は、上記第1の管理情報により得られる時間情報を時間表示部53に送り、時間表示を行わせる。第2管理情報処理回路54は、上述した第2の管理情報により得られる各項目の情報、例えばジャンル情報55a、コピー情報55b、再生制御情報55d、上記アルバム名や演奏者名等の文字情報55d、サイズ情報55e等が取り出される。
【0078】第2管理情報処理回路54により分離された文字情報55dは、文字内容分離回路57に送られ、表示内容スイッチ56の操作等に応じて表示項目や内容が選択分離され、文字表示部58に送られて表示される。第2管理情報処理回路54により分離されたジャンル情報55aは、いわゆるCPU等を用いた制御回路60に送られ、ユーザにより指定されたジャンルのディスクあるいは曲のみ再生するような制御が行われる。この制御回路60には半導体メモリ等のRAM61が接続されており、ユーザがジャンルスイッチ62を操作することで指定されたジャンル情報がRAM61に記憶され、この指定されたジャンル情報が第2管理情報処理回路54からのジャンル情報55aと一致しているか否かの判別がなされ、一致しているときのみサーボ回路65を制御してディスクの再生動作を行わせる。オートチェンジャタイプでは、ディスクを自動交換しながらジャンルの一致したディスクのみを再生制御するようにして、特定のジャンルのディスクのみを選択再生することができる。第2管理情報処理回路54により分離された再生制御情報55dは、音場処理回路46に送られて、自動的に低域増強等の音場処理や再生音量の制御が行われる。これは各曲毎に行える。第2管理情報処理回路54からのコピー情報55bにより、上記テキスト文字情報のコピーが曲毎に許可、不許可制御される。このコピー情報55bは、例えば制御回路60に送って、テキスト文字列の外部への転送を制御するようにすればよい。また、第2管理情報処理回路54からのサイズ情報55eは、TOC読み出し待ち時間処理回路64に送られる。このTOC読み出し待ち時間処理回路64は、信号処理回路45にて上記サブコードQチャンネルのデータが正常に読み取られたか否かを示すサブQエラー情報63と、上記サイズ情報55eとに基づいて、上記第2管理情報の全てを読み出すのに要する時間、すなわち待ち時間を算出し、これを時間表示部52に送る。この待ち時間表示は、文字表示部58に行わせてもよい。
【0079】次に、上記アルバム名を表示する場合の動作の具体例について、図9を参照しながら説明する。
【0080】図9の最初のステップS71においては、上記1ブロック毎のCRCによる誤り検出を確認しながら上記サブコードのQチャンネルのデータを分離する。次のステップS72では、上記アドレス領域17の値ADRが“6”か否かを検出し、YESのときステップS73に進み、NOのときステップS81に進む。ステップS81では、検出されたそれぞれのアドレス値ADRに応じて、上記時間情報や著作権コードの読み出し処理が行われる。ステップS73では、上記図6の領域31のバイナリーコード情報ID1の下位側7ビット部分の項目コードが、アルバム名に相当する“68h”か否かの判別を行う。このステップS73でYESのときはステップS74に進み、NOのときはステップS82に進む。ステップS82では、項目コードが“68h”以外の他の項目についての選別分離処理が行われる。
【0081】ステップS74では、上記バイナリーコード情報ID1のMSB(最上位ビット)が“1”か否か、すなわち最終ブロックか否かの判別がなされ、YESのときはステップS83に進み、NOのときはステップS75に進む。ステップS83では、上記領域32のバイナリーコード情報ID2の下位側5ビットの内容連番が0のブロックが既に読まれたか否かを判別し、NOのときはステップS75に進み、YESのときはステップS77に進んでいる。ステップS75では、現在のブロックのバイナリーコード情報ID2の内容連番が0か否かを判別し、YESのときはステップS76に、NOのときはステップS77に進んでいる。ステップS76では、現在のブロックが一連の文字列の最初のブロックであるから、上記図6の領域33の補助制御情報であるコピー禁止フラグ、文字種類、及び最終連番と、上記領域34の上記ジャンルコードと、上記領域35の上記再生制御情報との3バイト分のデータを読み出して、メモリにストアする。
【0082】ステップS77では、上記領域32のバイナリーコード情報ID2の文字コード及び内容連番と、他の領域のテキスト文字列とを順次読み出して、メモリにストアし、ステップS78に進む。ステップS78では、現在の曲名の全ての文字列がストアされたか否かを判別し、NOのときは上記ステップS71に戻って次のブロックの処理を行い、YESのときはステップS79に進んで、アルバム名の表示を行う。
【0083】次に、上記サイズ項目の情報により上記待ち時間を表示させるための動作について、図10を参照しながら説明する。
【0084】この図10の最初のステップS86において、上記第2の管理情報の全てを読み込む際の再読み込み回数を示す変数Mに0をセットし、エラー数Eに0をセットする。次のステップS87において、上記サブコードのQチャンネルのデータを分離し、1ブロック毎に上記CRCによりエラーを検出して、エラーがあれば上記エラー数Eを加算する。次のステップS88では、上記アドレス領域17の値ADRが“6”か否かを検出し、YESのときステップS89に進み、NOのときステップS81に進む。ステップS81では、検出されたそれぞれのアドレス値ADRに応じて、上記時間情報や著作権コードの読み出し処理が行われる。ステップS89では、上記図3の領域31のバイナリーコード情報ID1の下位側7ビット部分の項目コードが、「サイズ」に相当する“00h”か否かの判別を行う。このステップS89でYESのときはステップS90に進み、NOのときはステップS84に進む。ステップS84では、項目コードが“00h”以外の他の項目についての選別分離処理が行われる。
【0085】ステップS90では、上記領域32のバイナリーコード情報ID2の下位側5ビットの内容連番が0か否かを判別し、NOのときは上記ステップS87に戻り、YESのときはステップS91に進んでいる。ステップS91では、上記図3の領域34のサイズ情報(ID4)に書き込まれている全ブロック数Nをメモリにストアし、かつ全ブロック数/75の2倍、すなわち2×N/75を計算し、答えをXとしてストアした後、ステップS92に進む。これは、1ブロック当たりの再生時間が1/75秒であり、さらに上記第1の管理情報と第2の管理情報とが3ブロックずつ交互に書き込まれて2倍の時間がかかることから、第2の管理情報のブロック数の2倍の時間を待ち時間Xとして計算したものである。
【0086】ステップS92では、ブロックの情報をストア中にエラーが発生したか否かを判別しており、NOのときはステップS93に進み、YESのときはステップS95に進む。ステップS93では、上記計算された待ち時間X秒を表示しているが、X<2、すなわち待ち時間が2秒より短いときには表示を行わない。そしてX秒後に待ち時間表示をOFFして、次の処理を行う。次のステップS94では、全ブロックを読み込みしたか否かを判別し、YESのときは終了し、NOのときは上記ステップS87に戻っている。
【0087】上記ステップS95では、上記エラーが発生し、再読み込みが必要となっていることを考慮して、上記Xを2倍した2X秒を待ち時間として表示させるようにし、2X秒後に待ち時間表示をOFFして次の処理に移るようにしている。次のステップS96では、全ブロックの読み込みが終了したか否かを判別し、NOのときは上記ステップS87に戻り、YESのときは次のステップS97に進む。ステップS97では上記再読み込み回数Mに1を加算し、次のステップS98でMが2以上か否かを判別して、YESのときにはエラーが異常に多いことから、ステップS99に進んで別の処理を行わせ、NOのときには上記ステップS87に戻っている。
【0088】以上説明した本発明の実施例によれば、チェンジャタイプの再生装置で、ディスクからのジャンル情報とジャンルスイッチ62の操作によるユーザのジャンル指定情報との一致をとることにより、特定ジャンルのCD等のディスクのみを選択再生でき、またディスク内のジャンルの一致する曲のみを選択再生することもできる。また、ディスクからの再生制御情報により、自動的に低域増強や音量等を曲毎に自動的にセットすることができる。また、制作側の意志で文字情報のコピー出力についての曲毎の許可、不許可をセットできる。さらに、曲に関連した付加情報をユーザ側での表示内容スイッチ56の操作により選択的に表示させることができる。また、いわゆるCD−Gのようなグラフィック表示と独立に文字情報の表示が行える。またさらに、サイズ情報からTOCの第2管理情報の読み出し待ち時間を算出して表示させることができ、ユーザに不安感を与えることが防止できる。
【0089】なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではなく、例えば、第2の管理情報の項目は、上記実施例の項目に限定されず、これらの一部を用いたり、あるいはさらに他の項目を付加するようにしてもよい。各項目の規格も具体例に限定されない。また、第1の管理領域の連続ブロック数と第2の管理領域の連続ブロック数はいずれも3ブロックとしているが、任意のブロックに設定でき、第1、第2の管理領域の連続ブロック数を互いに異ならせてもよい。
【0090】また、上記実施例においては、ディスク状記録媒体を用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、半導体メモリ等の種々の記録媒体に適用できることは勿論である。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る記録媒体によれば、少なくとも記録領域に記録されたプログラムの収録プログラム数、収録総時間、及び各収録プログラムに対応するアドレスを有する第1の管理情報と、上記プログラムに関連する文字データを有する第2の管理情報とが記録された管理領域と、上記プログラムが記録されている記録領域とを備えて成る記録媒体であって、ブロック単位に分割された上記第1の管理情報における同一の情報が、所定ブロック数にわたり重ね書きされ、続いて上記所定ブロック数単位に分割された上記第2の管理情報が上記所定ブロック数にわたり記録される構成としているため、媒体の記録領域に記録されたプログラムに関連する文字データを含む第2の管理情報が、第1の管理情報と所定ブロック単位で交互に記録されているため、ディスクを挿入した直後に比較的短時間で第2の管理情報を読み出すことができる。
【0092】また、本発明に係る再生装置によれば、少なくとも記録領域に記録されたプログラムの収録プログラム数、収録総時間、各収録プログラムに対応するアドレスとから成る第1の管理情報と、上記プログラムに関連する文字データから成る第2の管理情報とが記録された管理領域と、上記プログラムが記録されている記録領域とから成る記録媒体を再生する再生装置であって、上記管理領域を再生する再生手段と、上記再生した再生信号から上記第1の管理情報と上記第2の管理情報とを分離する分離手段と、上記分離手段にて分離された上記第2の管理情報の上記文字データの総データ量を時間情報に変換する変換手段と、上記変換手段にて変換された時間情報に基づいて再生開始待機時間を表示する表示手段とを有して成っているため、文字データを含む第2の管理情報を分離して表示することができ、また再生までの待ち時間が表示されるため、ユーザに不安感を与えることがない。
【0093】さらに、本発明に係る再生装置は、少なくとも記録領域に記録されたプログラム収録数、収録総時間、各収録プログラムに対応するアドレスとを管理する第1の管理情報と、上記プログラムに関連する文字データが記録された第2の管理情報とが記録された管理領域と、上記プログラムが記録されている記録領域とを有する記録媒体が複数装着され、上記複数の記録媒体の中から所定の記録媒体を選択して再生する再生装置であって、上記管理領域を再生する再生手段と、上記再生手段にて再生した再生信号から上記第1の管理情報と上記第2の管理情報とを分離する分離手段と、上記分離手段にて分離された上記第2の管理情報から各プログラムの種別を示すジャンル情報を抽出する抽出手段と、上記抽出手段にて抽出されたジャンル情報と入力されたジャンル情報とに基づいて、上記複数の記録媒体もしくは上記複数の記録媒体から選択された所定の記録媒体の所定プログラムを、上記再生手段に再生させるように制御しているため、ユーザ側で特定のジャンル等を指定して選択再生を行わせることが容易に実現できる。




 

 


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