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発明の名称 再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−7312
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−158213
出願日 平成7年(1995)6月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小池 晃 (外2名)
発明者 尾崎 真也 / 石橋 浩 / 廣瀬 寿幸
要約 目的
記録トラックに重複して記録されているの識別情報を確実に再生することができ、安定したデータの再生を行うことができる再生装置を提供すること。

構成
デコーダ61は、8/10復調回路43により供給されたエリアIDをデコードして各エリアID毎にカウンタC0〜C15に供給する。システムコントローラ70は、EOD領域以外の領域のエリアIDの多重一致回数を求め、この多重一致回数に基づいてEOD領域以外の領域のエリアIDを検出し、各カウンタC0〜C15により求めた各エリアIDの検出頻度に基づいてEOD領域のエリアIDを検出する。そして、システムコントローラ70は、検出したエリアIDに基づいて磁気テープ31の走行等を制御する。
特許請求の範囲
【請求項1】 所定長のブロック内の異なる位置に、それぞれ付加された当該ブロックを識別するための同一の識別情報を再生する識別情報再生手段と、該識別情報再生手段により再生されるブロック内の識別情報の再生頻度を各識別情報毎に求める再生頻度検出手段と、該再生頻度検出手段からの各識別情報の再生頻度に基づいてデータの再生を制御するデータ再生制御手段とを備える再生装置。
【請求項2】 前記データ再生制御手段は、前記再生頻度検出手段からの各識別情報の再生頻度に基づいて、再生頻度が最も高い識別情報を当該データが属する前記ブロックの識別情報としてデータの再生を制御することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
【請求項3】 データを記録する記録領域と、該記録領域の終端を示す終端領域とを有し、上記記録領域に、所定長のブロック内の異なる位置に当該ブロックが記録領域に含まれることを示す同一の第1の識別情報が付加されたブロックが記録され、上記終端領域に、所定長のブロック内の異なる位置に当該ブロックが終端領域に含まれることを示す同一の第2の識別情報が付加されたブロックが記録された記録媒体から各ブロックを再生する走査手段と、該走査手段からの各ブロックの再生出力から上記第1及び第2の識別情報を再生する識別情報再生手段と、該識別情報再生手段により再生された第1及び第2の識別情報の再生頻度を求める再生頻度検出手段と、該再生頻度検出手段からの第1及び第2の識別情報の再生頻度に基づいて上記走査手段による各ブロックの再生を制御するデータ再生制御手段とを備える再生装置。
【請求項4】 前記識別情報再生手段により第1の識別情報が連続して再生された多重一致回数を検出する多重一致検出手段を有し、前記データ再生制御手段は、上記多重一致検出手段からの第1の識別情報の多重一致回数又は上記再生頻度検出手段からの第2の識別情報の再生頻度に基づいて前記走査手段による各ブロックの再生を制御することを特徴とする請求項3に記載の再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディジタルオーディオテープレコーダ装置、データストレージ装置等において再生データあるいは外部から供給されるデータ中の識別情報を再生する識別情報再生系に設けて好適な、識別情報の再生の確実性を向上させた再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音質の向上と、記録に要する磁気テープ長の低減を目的として、回転ヘッドを用いて、磁気テープの走行方向に対して傾斜した記録トラックにディジタルデータとした音声を記録再生するデジタルオーディオテープレコーダ装置(以下、単にDATという。)が知られている。
【0003】このようなDATでは、例えば図24(A)に示すように、各トラックに196ブロック分のデータを記録するようになっている。この記録トラックには、その両端に各々11ブロック分のマージン領域が設けられ、これらのマージン領域の間にサブコードを記録する各々8ブロック分の第1及び第2のサブコード領域が設けられ、さらにトラッキングを行うためのATF(Automatic Track Finding )信号が記録される各々5ブロック分のATF領域と、データを記録する128ブロック分のメインデータ領域が設けられている。
【0004】上記サブコード領域とメインデータ領域は、各々288ビットのブロックから構成されている。そして、メインデータ領域を構成する各ブロックは、図24(B)に示すように、8ビットの同期信号と、各々8ビットのメインID(W1、W2)と、8ビットのパリティと、256ビットのPCMデータとからなる。メインID(W1、W2)には、それぞれ、音声信号の量子化方法を示すPCM(Pulse Code Moduration )−IDと各々のブロックを識別するためのブロックアドレスが記録される。
【0005】また、サブコード領域を構成する各ブロックは、図24(C)に示すように、8ビットの同期信号と、各々8ビットのサブID(W1、W2)と、8ビットのパリティと、256ビットのサブコードデータとからなる。サブID(W1、W2)には、サブコードの種類を示すサブコードIDと、各々のブロックを識別するためのブロックアドレス、サブコードID等が記録される。
【0006】上記メインデータ領域の一部のブロックと、サブコード領域の各ブロックには、サブコードとして、データID、コントロールID、ブロックアドレス等が記録されている。このようなサブコードは、上記メインデータ領域のPCMデータの再生を行うために必要であるため、1つのトラック当り8回程度重複して記録するようになっている。
【0007】上述のように記録が行われた磁気テープを再生する際に、ドロップアウト等によってサブコードの一部が再生できなくなると、上述のECCに対応する復号化を行う際にエラーが検出される。このDATでは、このようにサブコードの一部が再生できない場合でも、他の復号化する際にエラーが検出されていないサブコードを用いてデータの再生を継続する。
【0008】具体的には、このDATは、磁気ヘッドの再生出力からサブコードを再生するサブコード再生系に、図25に示すように、磁気ヘッドにより再生された記録トラックの再生出力を復調する復調部101と、該復調部101の復調出力に基づいて記録データを再生するためのアドレスを生成するアドレスデータ生成部102と、上記復調部101から供給されたサブコードの重複を検出する多重一致検出部103とを備えている。
【0009】上記多重一致検出部103は、上記復調部101から供給されるサブコードをその種類毎に切り換えて出力する選択部111と、該選択部111から供給されるサブコードの重複を検出する2重一致検出部112、3重一致検出部113、4重一致検出部114とを備えている。
【0010】そして、復調部101は、復調されたサブコードを選択部111に供給し、選択部111は、サブコードの種類毎に、2重一致検出部112、3重一致検出部113あるいは4重一致検出部114に切り換えて供給する。そして、2重一致検出部112、3重一致検出部113、4重一致検出部114は、それぞれ、再生時にエラーが検出されていない同一のサブコードが所定のしきい値以上の回数、重複して供給されたかを検出し、重複しているサブコードを有効としてデータバスDTBUS を介して出力する。
【0011】これにより、例えばドロップアウトの発生あるいはエラー訂正が不可能な場合等に、一部のサブコードが再生できなくなっても、同一のサブコードが重複されて記録されているために、他の位置に記録されているサブコードを有効として確実に記録データ再生を行うことができる。
【0012】一方、情報処理装置から供給されるデータを磁気テープに記録するデータストレージ装置では、図6に示すように、磁気テープのローディングとアンローディングを行うための領域として、リーダテープに続く先頭領域に物理的なテープ開始位置(PBOT: Physical Beginning of Tape) から論理的なテープ開始位置(LBOT: Logical Beginning of Tape)までのデバイス領域が規定されており、このデバイス領域の次にリファレンス領域及びシステム領域が設けられている。上記リファレンス領域は、上記システム領域にシステムログ(履歴情報)を記録する際の物理的な基準として使用される。そして、上記システム領域の次にデータを記録するためのメインデータ領域が設けられ、このメインデータ領域の次にメインデータ領域の終了を示すEOD(EOD: End of Data) 領域が設けらている。
【0013】そして、これらの各領域に形成される記録トラックは、上述のDATと同様な構成になっており、第1及び第2のサブコード領域、メインデータ領域等からなる。また、この第1及び第2のサブコード領域には、当該サブコード領域が形成されている記録トラックが、上記デバイス領域、リファレンス領域、システム領域、メインデータ領域の内のどの領域に属しているかを示すエリアID等の識別情報が記録される。このようなエリアIDは、第1及び第2のサブコード領域に重複されて記録される。
【0014】また、再生時等には、このエリアIDに基づいて、現在再生している記録トラックがどの領域に属しているかを検出してテープの走行等の制御を行うようになっている。このデータストレージ装置では、上述のDATにおけるサブコードの再生と同様に、エリアID等の識別情報を再生する識別情報再生系に設けた多重一致部により、所定のしきい値以上の回数、重複して検出されるエリアIDを有効として検出するようになっている。
【0015】これにより、このデータストレージ装置では、一部のエリアIDが再生できない場合においても、他のエリアIDの再生出力に基づいてエリアIDを検出して、データの再生を継続することができるようになっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述のDATでは、上述したように重複して再生されるサブコードを、多重一致検出部によって検出している場合、サブコードの重複回数が、多重一致部のしきい値以下である場合には、当該サブコードが無効となってしまい、上記メインデータ領域のPCMデータを再生できなくなってしまう問題があった。
【0017】また、上述のデータストレージ装置では、上述のDATにおけるサブコードの検出と同様に、エリアIDの重複回数が多重一致部のしきい値以下である場合には、当該エリアIDが無効とされて検出できず、再生している記録トラックのテープ上の位置が検出できなくなって安定した再生ができなくなる問題がある。
【0018】また、このデータストレージ装置では、エリアIDを重複させて記録しているため、早送りあるいは巻戻しを行う際に、記録トラックをすべて再生しなくてもエリアIDのみ再生することができれば、上記各領域の検出を行うことができる。このため、このデータストレージ装置では、早送りあるいは巻戻しを行う際に、エリアIDを再生して現在の領域を検出しながら目的とする位置までテープを高速で走行させることにより、高速なサーチを行うことができるようになっている。
【0019】このような高速サーチを行っているときは、テープの走行速度が速いために、上述のようにエリアIDが再生できなくなってテープ上の現在の位置が検出できなくなると、目的とする位置を通過してしまう虞がある。目的とする位置を過ぎてしまった場合には、テープの走行方向を反転させて再度サーチを行う必要が生じ、目的とする位置に到達するまでの時間が増加する問題がある。また、このような高速サーチを行っているときに、メインデータ領域の終了位置を示すEOD領域のエリアIDを検出できない場合は、テープの終端までテープを走行させてしまう虞があり、最悪の場合はテープを破損してしまう問題がある。
【0020】本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたものであり、記録トラックに重複して記録されているサブコード、エリアID等の識別情報を確実に再生することができ、安定したデータの再生を行うことができる再生装置の提供を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る再生装置は、所定長のブロック内の異なる位置に、それぞれ付加された当該ブロックを識別するための同一の識別情報を再生する識別情報再生手段と、識別情報再生手段により再生されるブロック内の識別情報の再生頻度を各識別情報毎に求める再生頻度検出手段と、再生頻度検出手段からの各識別情報の再生頻度に基づいてデータの再生を制御するデータ再生制御手段とを備える。
【0022】また、本発明に係る再生装置は、データ再生制御手段が再生頻度検出手段からの各識別情報の再生頻度に基づいて、再生頻度が最も高い識別情報を当該データが属するブロックの識別情報としてデータの再生を制御することを特徴とする。
【0023】また、本発明に係る再生装置は、データを記録する記録領域と、記録領域の終端を示す終端領域とを有し、記録領域に、所定長のブロック内の異なる位置に当該ブロックが記録領域に含まれることを示す同一の第1の識別情報が付加されたブロックが記録され、終端領域に、所定長のブロック内の異なる位置に当該ブロックが終端領域に含まれることを示す同一の第2の識別情報が付加されたブロックが記録された記録媒体から各ブロックを再生する走査手段を有する。また、この再生装置は、走査手段からの各ブロックの再生出力から第1及び第2の識別情報を再生する識別情報再生手段と、識別情報再生手段により再生された第1及び第2の識別情報の再生頻度を求める再生頻度検出手段と、再生頻度検出手段からの第1及び第2の識別情報の再生頻度に基づいて走査手段による各ブロックの再生を制御するデータ再生制御手段とを備える。
【0024】また、本発明に係る再生装置は、識別情報再生手段により第1の識別情報が連続して再生された多重一致回数を検出する多重一致検出手段を有し、データ再生制御手段が、多重一致検出手段からの第1の識別情報の多重一致回数又は再生頻度検出手段からの第2の識別情報の再生頻度に基づいて走査手段による各ブロックの再生を制御することを特徴とする。
【0025】
【作用】本発明に係る再生装置では、伝送路等を介して識別情報再生手段に、所定長のブロック内の異なる位置に、当該ブロックを識別するための同一の識別情報が付加されたブロックが供給される。
【0026】識別情報再生手段は、伝送路等を介して供給されるブロックから識別情報を再生する。また、再生頻度検出手段は、識別情報再生手段により再生される識別情報の再生頻度を各識別情報毎に求める。そして、データ再生制御手段は、再生頻度検出手段からの各識別情報の再生頻度に基づいて、再生頻度が最も高い識別情報等を当該ブロックの識別情報としてデータの再生を制御する。
【0027】ここで、ノイズ等によって識別情報の一部が正確に再生できない場合でも、ブロック内の異なる位置に記録された残りの識別情報を再生できるため、これらの識別情報から各識別情報の再生頻度を求め、再生頻度に応じてデータの再生を行うことができる。
【0028】また、本発明に係る再生装置では、データを記録する記録領域と、該記録領域の終端を示す終端領域とを有し、記録領域に、所定長のブロック内の異なる位置に当該ブロックが記録領域に含まれることを示す同一の第1の識別情報が付加されたブロックが記録され、終端領域に、所定長のブロック内の異なる位置に当該ブロックが終端領域に含まれることを示す同一の第2の識別情報が付加されたブロックが記録された記録媒体から各ブロックを再生して、識別情報再生手段に供給する。
【0029】識別情報再生手段は、走査手段から供給される各ブロックの再生出力から第1及び第2の識別情報を再生して再生頻度検出手段に供給する。再生頻度検出手段は、識別情報再生手段により再生された第1及び第2の識別情報の再生頻度を求めて、データ再生手段に供給する。データ再生制御手段は、再生頻度検出手段からの第1及び第2の識別情報の再生頻度に基づいて走査手段による各ブロックの再生を制御する。
【0030】これにより、識別情報の一部が正確に再生できない場合でも、ブロック内の異なる位置に記録された残りの識別情報を再生できるため、これらの識別情報から各識別情報の再生頻度を求め、再生頻度に基づいて走査手段による各ブロックの再生を制御することがきる。
【0031】あるいは、多重一致検出手段は、識別情報再生手段により第1の識別情報が連続して再生された多重一致回数を検出し、データ再生制御手段は、多重一致検出手段からの第1の識別情報の多重一致回数又は再生頻度検出手段からの第2の識別情報の再生頻度に基づいて走査手段による各ブロックの再生を制御する。
【0032】これにより、第1の識別情報を多重一致検出手段により検出した多重一致回数に応じて検出し、第2の識別情報を再生頻度検出手段により求めた再生頻度に基づいて検出することができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明に係る再生装置の好適な実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。この実施例は、本発明の再生装置をパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置からのデータを磁気テープに記録再生するデータストレージ装置に適用したものである。
【0034】このデータストレージ装置は、例えば図1に示すように、外部とのデータの授受を行うためのインタフェースコンローラ10と、このインタフェースコントローラ10を介して入力されたデータに信号処理を施して所定のフォーマットに変換する記録データ処理系20と、この記録データ処理系20から供給される信号を磁気テープに記録すると共に、磁気テープを再生する記録再生部30とを備えている。また、このデータストレージ装置は、該記録再生部30からの再生出力に信号処理を施して、磁気テープに記録されたデータを再生する再生データ処理系40と、上記記録再生部30のテープ走行系を制御するトラッキング制御系50とを備えている。
【0035】上記インターフェースコントローラ10は、いわゆるSCSI(Small Computor System Interface )からなり、外部のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置から供給されるデータを上記記録データ処理系20に供給すると共に、上記再生データ処理系40により再生された記録データを情報処理装置に供給する。
【0036】また、上記記録データ処理系20は、上記インタフェースコントローラ10を介して供給された記録データにインデックス情報を付加するインデックス付加部21と、サブコードを発生するサブコード発生部22と、上記インデックス付加部21からの記録データを誤り訂正符号化する誤り訂正符号生成部23と、誤り訂正符号化した記録データに上記サブコード発生部22からのサブコード及びブロックアドレスを付加するサブコード付加部24とを備えている。
【0037】上記サブコード発生部22は、第1及び第2のサブコード発生部22A、22Bと、システムログ生成部22Cとからなる。また、上記誤り訂正符号生成部23は、メモリ49、C3エンコーダ23A、C2エンコーダ23B及びC1エンコーダ23Cからなる。
【0038】また、この記録データ処理系20は、サブコード付加部24からの記録データにヘッダパリティを付加するヘッダパリティ付加部25と、このヘッダパリティ付加部25から供給される記録データを8/10変調(Eight to Ten Moduration )する8/10変調部26と、この8/10変調部26から供給される記録データに同期信号を付加する同期信号付加部27と、この同期信号付加部27から供給される記録データにトラッキング制御用のATF(Automatic Track Finding )用パイロット信号を付加するパイロット信号付加部28と、このパイロット信号付加部28から供給される記録データを増幅するアンプ29とを備えている。
【0039】また、上記記録再生部30は、各々アジマス角が異なる2つの記録用の磁気ヘッドHw1、Hw2と、各々アジマス角が異なる2つの再生用の磁気ヘッドHr1、Hr2とを磁気テープ32に対して傾斜して回転させる回転ドラム31を備えている。これらの2対の磁気ヘッドHw1、Hw2、Hr1、Hr2は、それぞれ回転ドラム31の円周方向に近接して、回転ドラム31の軸方向(すなわち、トラック幅方向)にトラックピッチTp分の間隔を有するように取り付けられている。
【0040】また、上記再生データ系40は、上記記録再生部30から供給される上記磁気テープ32の傾斜トラックの再生出力を増幅するアンプ41と、アンプ41から供給される再生出力から同期信号を検出すると共に、再生出力を2値化した後、時間軸補正を行って出力する同期信号検出部42と、この同期信号検出部42からの2値化された再生データを8/10復調(Eight to Ten Demoduration )する8/10復調部43と、この8/10復調部43からの再生データのヘッダパリティをチェックするヘッダパリティチェック部44とを備えている。
【0041】また、上記ヘッダパリティチェック部44からの再生データからサブコードを分離するサブコード分離部45と、このサブコード分離部45からのサブコードが分離された再生データに誤り訂正処理を行う誤り訂正処理部46と、この誤り訂正処理部46により誤り訂正された再生データからインデックスを分離するインデックス分離部47とを備えている。上記誤り訂正処理部46は、メモリ49、C1デコーダ46A、C2デコーダ46B及びC3デコーダ46Cからなる。
【0042】また、上記トラッキング制御系50は、上記記録再生部30から回転ドラム31の回転に応じたPGパルスが供給されるPG検出部51と、該PG検出部51の検出出力から速度エラーを検出する速度エラー検出部52と、上記記録再生部30の再生出力からATF用パイロット信号を検出するパイロット信号検出部53と、速度エラー検出部52とパイロット信号検出部53の各検出出力を加算する加算部54と、該加算部54の加算出力に基づいてトラッキングサーボ信号を発生するトラッキングサーボ回路55と、このトラッキングサーボ信号に基づいて上記記録再生部30のテープ走行系を制御するキャプスタン駆動回路56とを備えている。
【0043】ここで、このデータストレージ装置では、記録再生時に所定の走行速度で磁気テープ32を走行させるようになっている。この磁気テープの走行速度は、回転ドラムが1回転する間に磁気テープが記録トラック2本分走行するように設定されている。このような状態でデータの記録を行うと、図2に示すように、トラック幅方向にTp分の間隔を有する磁気ヘッドHw1、Hw2によってトラックピッチTp毎に記録トラックTA 、TB が交互に形成される。
【0044】各々の記録トラックTA 、TB は、上記図2に示すように、上記記録データを記録するメインデータ領域と、上記ATF用パイロット信号(以下、単にATF信号という。)を記録するATF領域と、サブID、サブデータ等を記録するサブ領域と、マージン領域とからなる。また、上記ATF領域、サブ領域及びマージン領域は、メインデータ領域の両端に設けられており、1トラックは、マージン領域、サブ領域、ATF領域、メインデータ領域、ATF領域、サブ領域、マージン領域の順に形成される。
【0045】また、このデータストレージ装置では、上記メインデータ領域を、195バイトを1ブロックとして64ブロックに分割し、さらに、1ブロックを同期信号を記録する1バイトの第1区間と、サブコードとブロックアドレスを記録する6バイトの第2区間と、ヘッダパリティを記録する2バイトの第3区間と、データを記録する186バイトの第4区間に分割して、各ブロック毎にサブコードとブロックアドレスをデータと共に記録する。
【0046】上記第4区間に記録するデータは、図3に示すように、168バイト×52ブロック分すなわち8736バイトのデータ毎に2次元構成の誤り訂正符号C2、C1が付加された186バイト×64ブロック分のデータを各ブロック毎に振り分けられて構成されている。そして、同図中に示すように、上記誤り訂正符号C1は各ブロック毎のメインデータに付加されて記録され、また、上記誤り訂正符号C2は各トラックの上記メインデータ領域の両端部分の各々6ブロックに2分割されて記録される。
【0047】また、このデータストレージ装置では、2トラックすなわち128ブロック分の1フレームとして、46トラックすなわち23フレームを1単位(グループ)としたエラー訂正用の符号構成を採用し、図4に示すように、トラック方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C2をトラックの両側に配置して記録し、トラック幅方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C3を上記46トラックの最終の2トラックに割り当てて記録する。なお、上記1単位毎に、1連のデータを識別するためのインデックス情報が付加されている。
【0048】そして、上記サブコードとして、メインデータの区切りを示す区切り情報であるセパレータカウント、記録数を示すレコードカウント、テープフォーマット上で定義された各領域を示すエリアID、記録単位の絶対位置を示すフレーム番号、記録単位数を示すグループカウントやチェックサムなどを記録する。
【0049】また、上記各サブ領域(サブ1、サブ2)は、各々288ビットを1ブロックとして、8つのブロックに分割されており、各ブロックは、図5(A)に示すように、8ビットの同期信号と、16ビットのサブID(SW1、SW2)と、8ビットのサブIDパリティと、256ビットのサブデータとからなる。各々のブロックにはブロックアドレスが割り当てられており、このブロックアドレスは、上記サブID(SW2)の下位4ビットに記録されるようになっている。
【0050】そして、このブロックアドレスが偶数、すなわち、上記サブID(SW2)の最下位ビットが0であるブロックには、図5(B)の上段に示すように、サブID(SW1、SW2)として4ビットのエリアIDと、4ビットのデータIDと、1ビットの1と、3ビットのパックIDと、4ビットのブロックアドレスとが記録される。また、ブロックアドレスが奇数、すなわち、上記サブID(SW2)の最下位ビットが1であるブロックには、図5(B)の下段に示すように、サブID(SW1、SW2)として4ビットの0000と、4ビットのデータフォーマットIDと、1ビットの1と、3ビットの000と、4ビットのブロックアドレスとが記録される。
【0051】これらのブロックは、同一の内容が、各サブ領域(サブ1、サブ2)毎に4回、すなわち各記録トラック毎に8回記録されるようになっている。
【0052】また、このデータストレージ装置では、テープフォーマットとして、図6に示すように、磁気テープのローディングとアンローディングを行うための領域として、リーダテープに続く先頭領域に物理的なテープ開始位置(PBOT: Physical Beginning of Tape) から論理的なテープ開始位置(LBOT: Logical Beginning ofTape)までのデバイス領域が規定されており、このデバイス領域の次にリファレンス領域及びシステム領域が設けられている。上記リファレンス領域は、上記システム領域にシステムログ(履歴情報)を記録する際の物理的な基準として使用される。そして、上記システム領域の次にデータを記録するためのデータ領域が設けられ、このデータ領域の次にEOD(EOD: End of Data) 領域が設けらている。
【0053】そして、各領域のエリアIDは、デバイス領域が0000で、リファレンス領域が1001で、システム領域が1010で、データ領域が1100で、EOD領域が1101と規定されている。このようなエリアIDは、各領域内の全ての記録トラックのサブ領域に記録される。このようなエリアIDは、上述したようにブロックアドレスが偶数であるブロック中に記録されるため、1トラック分の2つのサブ領域に合計で8回記録されるようになっている。
【0054】また、このデータストレージ装置では、図7に示すように、それぞれリファレンス領域、システム領域、データ領域及びEOD領域からなる2つのパーティションP1、P0を有する2パーティション・テープが規定されている。
【0055】そして、各パーティションP1、P0毎のシステムログ(履歴情報)は、ともに上記パーティションP1のシステム領域に記録される。このように、各パーティションP1、P0毎のシステムログ(履歴情報)を両方ともに上記パーティションP1のシステム領域に記録することにより、テープのローディング/アンローディングの際に、上記パーティションP1のシステム領域だけを再生/記録すればよいので、各パーティション毎のシステムログの記録再生に要する時間を短縮することができる。
【0056】また、このような2パーティション・テープの各領域のエリアIDは、デバイス領域が0000で、パーティションP1のリファレンス領域、システム領域、データ領域、EOD領域が、それぞれ0001、0010、0100、0101で、パーティションP0のリファレンス領域、システム領域、データ領域、EOD領域が、それぞれ1001、1010、1100、1101と規定されている。これらのエリアIDは、上述の図6に示すテープフォーマットの場合と同様に、2つのサブ領域(サブ1、サブ2)に合計で8回記録されるようになっている。
【0057】また、このデータストレージ装置では、磁気テープの再生等を行う際に、上記エリアIDを検出して現在再生している記録トラックが上記デバイス領域、リファレンス領域、システム領域、データ領域、EOD領域の内のどの領域に属しているかを検出して、磁気テープの走行等を検出するようになっている。このため、このデータストレージ装置は、上記図1に示すように、上記再生データ処理系から供給されるエリアIDの再生頻度を各エリアID毎に求めてヒストグラムを作成するヒストグラム作成部60と、該ヒストグラム作成部60で作成したヒストグラムに基づいて記録、再生、早送り、巻戻し、停止等の装置全体の動作を制御するシステムコントローラ70とを備えている。
【0058】また、上記ヒストグラム作成部60は、上記8/10復調部43から供給されるエリアIDをデコードするデコーダ61と、該デコーダ61の各デコード出力に基づいて各エリアIDの再生頻度を求めるカウンタC0〜C15とを有する。このカウンタC0〜C15には、上記再生用の磁気ヘッドHr1、Hr2の走査に応じて、上記記録再生部30から、例えば磁気ヘッドHr1、Hr2の1回の走査、すなわち回転ドラム31の1回転毎にカウンタクリア信号が供給されるようになっている。
【0059】上述したように、再生用の磁気ヘッドHr1、Hr2は、回転ドラム31の円周方向に近接して設けられているため、各磁気ヘッドHr1、Hr2の再生出力は、略同時にアンプ41を介して同期信号検出部42に供給されるが、同期信号検出部42により、時間軸補正されて、例えば磁気ヘッドHr2の再生出力が遅延され、各磁気ヘッドHr1、Hr2の再生出力が連続して8/10復調部43に供給される。
【0060】これにより、回転ドラム31の1回転毎にカウンタクリア信号が供給される間に、上記8/10復調部43には、2トラック分の再生出力が供給され、上記デコーダ61には、2トラック分のサブ領域に記録された16回のエリアIDが供給される。したがって、上記カウンタC0〜C15は、2トラック分のサブ領域に記録されたエリアIDをカウントするようになっており、全てのエリアIDが正確に再生された場合では、カウンタC0〜C15のいずれかが16となる。
【0061】以下、このデータストレージ装置の動作を説明する。このデータストレージ装置では、記録を行う際に上記インタフェースコントローラ10を介して、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置から記録データが供給される。インタフェースコントローラ10は、バス11を介して記録データが供給されると、該供給された記録データをインデックス付加部21とサブコード発生部22に供給する。
【0062】上記インデックス付加部21は、上記インタフェースコントローラ10から記録データが供給されると、該供給された記録データに上述の46トラックすなわち23フレームを単位とする1単位毎に1連の記録データを識別するためのインデックス情報を付加して誤り訂正符号生成部23に供給する。
【0063】誤り訂正符号生成部23は、上記インデックス付加部21から供給された記録データを1単位毎に上記メモリ49に一時記憶する。そして、上記C3エンコーダ23Aは、上記メモリ49に記憶された1単位毎の記録データについて、上述のトラック幅方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C3を生成し、このエラー訂正符号C3を上記1単位46トラックの最終の2トラックに割り当てる。また、上記C2エンコーダ23Bは、上述のトラック方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C2を生成し、このエラー訂正符号C2を2分割して各トラックの上記メインデータ領域の両端部分に割り当てる。さらに、上記C1エンコーダ23Cは、上述の各ブロック毎の誤り訂正符号C1を生成する。
【0064】一方、上記サブコード発生部22の第1のサブコード発生部22Aは、上記インタフェースコントローラ10を介して入力された記録データに基づいて、記録データの区切りを示す区切り情報であるセパレータカウントや記録数を示すレコードカウント等を発生する。また、上記第2のサブコード発生部22Bは、上述のようにテープフォーマット上で定義された各領域を示すエリアID、フレーム番号、記録単位数を示すグループカウントやチェックサム等をブロックアドレスと共に発生する。さらに、上記システムログ生成部22Cは、上記テープフォーマットとして規定されている各パーティションP1、P0毎のシステムログ(履歴情報)を生成する。
【0065】また、上記サブコード付加部24は、上記誤り訂正符号生成部23により誤り訂正符号C3、C2、C1が付加された記録データに上記サブコード発生部22から供給されるサブコード及びブロックアドレスを付加する。これにより、上記サブコード及びブロックアドレスを上述の各ブロックの第2区間に割り付ける。また、このサブコード付加部24は、上述のように第2のサブコード発生部22Bで発生したエリアID、ブロックアドレス等を上述の2つのサブ領域(サブ1、サブ2)の各ブロックに割り当てる。また、サブコード付加部24は、上記第1のサブコード発生部22Aにより発生したカウント値、上記第2のサブコード発生部22Bにより発生したエリアID、グループカウント、チェックサム等からサブデータを構成し、2つのサブ領域の各ブロックに割り当てる。
【0066】上記ヘッダパリティ付加部25は、上記サブコード付加部24により記録データに付加されたサブコード及びブロックアドレスについてエラー検出のための2バイトパリティを生成し、この2バイトパリティを上記記録データに付加する。これにより、上記2バイトパリティを上述の各ブロックの第3区間に割り付ける。また、このヘッダパリティ付加部25は、上記2つのサブ領域(サブ1、サブ2)の各ブロックにも1バイトのパリティを付加する。
【0067】上記8/10変調部26は、上記ヘッダパリティ付加部25によりヘッダパリティ及びブロックアドレスが付加されたメインデータ領域の記録データと2つのサブ領域の各ブロックの記録データを1バイト単位で8ビットを10ビットに変換して、記録する信号の直流レベルを略々0に保つようにする。
【0068】また、上記同期信号付加部27は、上記8/10変調部26により10ビッドデータに変換された記録データに1ブロック毎に同期信号を付加する。これにより、上記同期信号を上述の各ブロックの第1区間に割り付ける。そして、このように形成した記録データをパイロット信号付加部28に供給する。
【0069】パイロット信号付加部28は、ATF用パイロット信号を発生し、このATF用パイロット信号を記録データに付加して、アンプ29を介して磁気ヘッドHw1、Hw2に供給する。これにより、磁気ヘッドHw1、Hw2が磁気テープ上を走査して記録を行い、磁気テープ上には、上記図2に示すように記録トラックが形成される。
【0070】また、このデータストレージ装置では、上述のように記録が行われた磁気テープを再生する際に、上記記録再生部30は、回転ドラム31の回転数が記録時と同じになるように回転ドラム31の回転を制御すると共に、磁気テープ32が一定の速度で走行するように磁気テープ32の走行を制御する。これにより、再生用の記録ヘッドHr1、Hr2が磁気テープ上を傾斜して走査し、磁気ヘッドHr1、Hr2は、記録トラックの走査に応じた再生出力をアンプ41を介して同期信号検出部42に供給する。同期信号検出部42は、供給される再生出力から同期信号を検出し、この同期信号に同期したクロックにより再生出力を2値化し、再生データを生成して8/10復調部43に供給する。
【0071】8/10復調部43は、上記同期信号検出部42からの再生データを10ビットデータから8ビットデータに変換してヘッダパリティチェック部44に供給する。ヘッダパリティチェック部44は、上述の2バイトのヘッダパリティを用いてサブコード及びブロックアドレスのパリティチェックを行う。そして、サブコード分離部45は、上記ヘッダパリティチェック部44によりパリティチェックされた正しいサブコードを再生データから分離して、図示しないシステムコントローラなどに供給し、サブコードを分離した再生データをメモリ49に供給する。
【0072】メモリ49は、上記46トラックすなわち23フレーム分の再生データを1単位として、上記インデックス情報が付加された再生データを1単位毎に一時記憶する。そして、C1デコーダ46Aは、メモリ49に記憶された1単位毎の再生データに基づいて、上述の各ブロック毎に付加されている誤り訂正符号C1を用いて、各ブロックの再生データに誤り訂正処理を施す。
【0073】また、上記C2デコーダ46Bは、上記C1デコーダ46Aにより誤り訂正処理が施された1単位毎の再生データについて、上述の各トラックの再生データ領域の両端部分に付加されているエラー訂正符号C2を用いて、トラック方向に対応するデータ列にエラー訂正処理を施す。さらに、上記C3デコーダ46Cは、上記C2デコーダ46Bにより誤り訂正処理が施された1単位毎の再生データについて、上述の1単位46トラックの最終の2トラックに割り当てられているエラー訂正符号C3を用いて、トラック幅方向に対応するデータ列にエラー訂正処理を施す。
【0074】このデータストレージ装置では、このようにエラー訂正符号C1、C2、C3を用いて再生データにエラー訂正処理を施しているために、確実に再生データのエラーを訂正することができ、再生データの信頼性を向上させることができる。
【0075】また、インデックス分離部47は、上述のようにエラー訂正処理部46によりエラー訂正処理が施された1単位毎の再生データから、インデックス情報を分離して、上記システムコントローラ70等に供給し、インデックス情報を分離し再生データをインターフェースコントローラ10に供給する。
【0076】そして、インターフェースコントローラ10は、インデックス分離部47からの再生データをパーソナルコンピュータ、ワークステーション等に送信する。ところで、上記8/10復調部43は、上述のように再生したデータをヘッダパリティチェック部44に供給すると共に、再生したデータから抽出した上述のエリアIDを上記ヒストグラム作成部60のデコーダ61に供給する。デコーダ61は、供給されたエリアIDをデコードし、各デコード出力を各カウンタC0〜C15に供給する。
【0077】各カウンタC0〜C15は、デコーダ61からの各デコード出力をカウントし、カウント値をシステムコントローラ70に供給する。これにより、各エリアIDの再生頻度(すなわち、エリアIDのヒストグラム)が各カウンタC0〜C15のカウント値として求められる。
【0078】システムコントローラ70は、上述のように求められたエリアIDのヒストグラムに応じて最も再生頻度の高いエリアIDを所定のしきい値と比較して、再生頻度がしきい値より大きければこのエリアIDを現在再生している領域のエリアIDとする。そして、このシステムコントローラ70は、エリアIDにしたがってテープの走行等の制御を行う。
【0079】ところで、多重一致検出により再生されるエリアIDの重複回数を検出する場合では、磁気テープのドロップアウト等によりエリアIDが再生できなくなって、エリアIDの重複回数がしきい値以下となった場合には、エリアIDを検出することができない。これに対し、このデータストレージ装置では、エリアIDが断続的に再生できない場合においても、上述のようにヒストグラム作成部60によって求めたエリアIDのヒストグラムに応じて最も再生頻度が高いエリアIDをしきい値と比較して有効とすることができるため、エリアIDを確実に検出することができる。
【0080】また、エラーの発生状況によっては、再生回数が最も高いエリアIDが必ずしも1つであるとは言えないので、各エリアIDの再生回数が同一の場合の優先順位を設定しておいてもよい。この場合、例えば再生時、早送り時等には、上記EOD領域を確実に検出する必要があるため、EOD領域のエリアIDの優先順位を高くしておく。また、再生、サーチ等の動作に応じて、この優先順位を変更すれば、動作に適した各エリアIDの設定を行うことができる。
【0081】ここで、必ずしも全てのエリアIDに対してヒストグラムを作成して検出せずともよく、重要度が高いエリアID、例えば上記EOD領域のエリアIDについてのみヒストグラムを作成して検出を行い、他のエリアIDの検出は、例えば従来の多重一致検出により検出してもよい。これにより、上記ヒストグラム作成部に設けるカウンタC0〜C15の数を減少させて回路規模を小さくすることができる。この場合、上述のようにEOD領域のエリアIDについてヒストグラムを作成すると共に、上記システムコントローラ70が、8/10復調部43からEOD領域以外の各領域のエリアIDについて同一の領域のエリアIDが連続して供給される回数をカウントする。そして、上記ヒストグラムに基づいてEOD領域のエリアIDの再生頻度が所定のしきい値より大きいときはEOD領域のエリアIDを有効とし、EOD領域のエリアIDの再生頻度が所定のしきい値より小さいときは同一のエリアIDが連続して供給される回数をカウントしたカウント値を所定のしきい値と比較し、カウント値がしきい値より大きければ検出されたエリアIDを有効とする。
【0082】また、通常の再生時と、早送り、巻戻しを行う高速サーチ時のしきい値を各々異ならせてもよい。高速サーチ時には、システムコントローラ70は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等からの指示に従ってエリアIDの再生を行いながら、上記キャプスタン駆動回路56等を制御し、指示された領域のエリアIDが検出されるまで磁気テープを高速で走行させる。このとき、目的の領域が検出される前にEOD領域が検出された場合には、例えば即座にテープを停止させて、磁気テープの走行方向の反転等の制御を行う必要がある。したがって、高速サーチを行う際には、上記EOD領域のエリアIDの検出のしきい値を小さくして検出感度を高くすることが望ましい。
【0083】このため、予め高速サーチ時のしきい値を通常の再生時のしきい値より小さな値に設定しておく。すなわち、例えば通常の再生時のしきい値が7であるときには高速サーチ時のしきい値を1に設定する。
【0084】そして、通常の再生時には、システムコントローラ70は、図8に示すフローチャートに従って、上述のようにヒストグラム作成部60から供給されるエリアIDのヒストグラムに基づいて、上記回転ドラム31の1回転当りのEOD領域のエリアIDの検出回数(以下、単にカウント値eodcという。)と通常の再生時のしきい値である7との比較を行う。なお、このカウント値eodcは、パーティションP1とパーティションP0のEOD領域のエリアIDを共にカウントした値となっている。
【0085】この場合、システムコントローラ70は、磁気テープの再生が開始されると、図中のステップS1に進む。そして、このステップS1において、システムコントローラ70は、EOD領域のエリアIDのカウント値eodcがしきい値7以上であるか否かを判定し、カウント値eodcがしきい値より小である場合には、現在再生している領域がEOD領域ではないと判断する。また、このステップS1においてカウント値eodcがしきい値以上である場合には、現在再生している領域がEOD領域であると判定し、続くステップS2に進む。
【0086】ステップS2において、システムコントローラ70は、上記ヒストグラム又は多重一致により検出されたEOD領域のエリアIDが上記パーティションP1のEOD領域のエリアID(0101)であるか否かを判定し、検出されたエリアIDが0101であればこのエリアIDを有効とする。また、検出されたエリアIDが0101でなければ続くステップS3に進む。
【0087】ステップS3において、システムコントローラ70は、上記ヒストグラム又は多重一致により検出されたEOD領域のエリアIDが上記パーティションP0のEOD領域のエリアID(1101)であるか否かを判定し、検出されたエリアIDが1101であればこのエリアIDを有効とする。また、検出されたエリアIDが1101でなければこのエリアIDを無効とする。
【0088】なお、エリアIDのヒストグラムを作成すると同時に多重一致検出によってエリアIDの検出を行い。この多重一致検出によって検出したエリアIDに対して上記ステップS2、S3の判定を行ってもよい。
【0089】また、高速サーチ時には、ヒストグラム作成部60は、通常の再生時と同様に、各エリアIDのヒストグラムを作成してシステムコントローラ70に供給する。そして、システムコントローラ70は、図9に示すフローチャートに従って、上述のようにヒストグラム作成部60から供給されるエリアIDのヒストグラムに基づいて、EOD領域のエリアIDの検出回数と高速サーチ時のしきい値である1との比較を行う。
【0090】この場合、システムコントローラ70は、高速サーチが開始されると、図中のステップS5に進む。そして、このステップS5において、システムコントローラ70は、上述の回転ドラム31の1回転当りのEOD領域のエリアIDのカウント出力であるカウント値eodcがしきい値1以上であるか否かを判定し、カウント値eodcがしきい値以上である場合には検出したEOD領域のエリアIDを有効とする。これにより、EOD領域が検出され、システムコントローラ70は、磁気テープの走行の停止等の制御を行う。
【0091】また、このステップS5において、カウント値eodcがしきい値より小である場合には続くステップS6に進む。そして、ステップS6において、システムコントローラ70は、多重一致検出等により検出されたエリアIDが上記パーティションP1のEOD領域のエリアID(0101)であるか否かを検出し、検出されたエリアIDが0101であればこのエリアIDを有効とし、磁気テープの走行の停止等の制御を行う。また、検出されたエリアIDが0101でなければ続くステップS7に進む。
【0092】ステップS7において、システムコントローラ70は、検出されたエリアIDが上記パーティションP0のEOD領域のエリアID(1101)であるか否かを検出し、検出されたエリアIDが1101であればこのエリアIDを有効とし、磁気テープの走行の停止等の制御を行う。また、検出されたエリアIDが1101でなければEOD領域が検出されていないものとして高速サーチを継続する。
【0093】この高速サーチ時には、上述の通常の再生時に比してEOD領域のエリアIDの検出感度を高くして確実にEOD領域のエリアIDを検出する必要があるため、上記ステップS5においてEOD領域のエリアIDのカウント値eodcがしきい値以下であってもステップS6及びS7において再度、多重一致検出出力に基づいてEOD領域のエリアIDを検出している。
【0094】これに対し、上述の通常の再生時には、上記ステップS1においてヒストグラムのEOD領域のエリアIDのカウント値がしきい値以上であっても、ステップS2、S3において再度多重一致検出出力に基づいてEOD領域のエリアIDを検出し、EOD領域の誤検出を防止している。
【0095】これにより、このデータストレージ装置では、通常の再生時には、多重一致によってエリアIDを検出してEOD領域の誤検出を防止することができると共に、高速サーチ時には、上記ヒストグラムに基づいてエリアIDの検出を行うことによりEOD領域の検出感度を高くすることができる。すなわち、このデータストレージ装置では、動作に応じてEOD領域の検出感度を調整することができる。なお、検出感度の調整は、EOD領域だけでなく、他の領域に対しても上述のヒストグラムに加えて多重一致によりエリアIDを検出し、動作に応じて用いるエリアIDを切り換えることによって行うことができる。
【0096】また、上述の高速サーチ時に、検出されたエリアIDに応じて磁気テープの走行速度を制御してもよい。この場合、例えば目的とする領域から離れた領域のエリアIDが検出されているときには、磁気テープの走行速度を速くしておき、目的とする領域に近い領域のエリアIDが検出されるに従って、徐々に磁気テープの走行速度を低下させて減速する。これにより、サーチを高速化すると共に、磁気テープを目的とする領域で確実に停止させることができる。
【0097】また、例えば再生時、早送り時等の動作に応じてエリアIDの検出方法を切り換える構成としてもよい。この場合、システムコントローラ70は、通常の再生時には、多重一致によって検出したエリアIDを用いて磁気テープの走行等の制御を行い、上述の高速サーチ時には、上記カウンタC0〜C15によって求めたエリアIDを用いてテープの走行速度等の制御を行う。これにより、動作に適したエリアIDの検出を行うことができる。
【0098】なお、上述の実施例では、サブ領域にサブIDとして記録されているエリアIDを検出して、テープ上の各領域の検出を行う例について説明したが、エリアIDは、上述のように各記録トラックのメインデータ領域にもサブコードとして記録されているため、上記8/10復調部がサブ領域のエリアIDに加えてこのメインデータ領域のエリアIDの復調出力をヒストグラム作成部に供給するようにしてもよい。
【0099】また、上記サブ領域を構成する各ブロックには、サブID以外にもサブデータとしてエリアIDが記録されている。すなわち、上記データ領域の記録トラックのサブ領域に記録される256ビットのサブデータは、各々64ビットすなわち8バイトの4つのパックアイテムから構成されている。
【0100】そして、上述のサブIDのパックIDが110である場合は、上記データ領域に形成される記録トラックのサブ領域に記録されるサブデータは、図10に示すように、ブロックアドレスが偶数であるブロックでは、パックアイテム1、2、3等から構成され、ブロックアドレスが奇数であるブロックでは、パックアイテム1、2、4とC1パリティから構成される。
【0101】なお、上記パックIDは、2つのブロック当りに含まれるパックアイテムの数を示したものである。また、この図10は、各サブ領域(サブ1、サブ2)を構成する各ブロックのサブデータ中のパックアイテムの配置をブロックアドレスに対して示したものである。
【0102】また、上記システム領域の内、上記システムログが記録されるシステムログ領域の記録トラックのサブ領域に記録されるサブデータは、図11に示すように、ブロックアドレスが偶数であるブロックでは、パックアイテム5、7、3等から構成され、ブロックアドレスが奇数であるブロックはパックアイテム6、8、4とC1パリティから構成される。
【0103】そして、システム領域の残りの領域とEOD領域とリファレンス領域の記録トラックのサブ領域に記録されるサブデータは、図12に示すように、パックアイテム3、4だけが含まれ、ブロックアドレスが偶数であるブロックでは、3つのパックアイテム3等から構成され、ブロックアドレスが奇数であるブロックでは、3つのパックアイテム4とC1パリティから構成される。
【0104】ここで、このデータストレージ装置では、上記サブデータを構成する8種類のパックアイテムが定義されている。これらのパックアイテムは、例えば図13に示すように、8バイトのデータPC1〜PC8からなる。全てのパックアイテムにおいて、PC1の上位4ビットは、パックアイテムのIDを表わし、PC8はパリティとなっている。
【0105】そして、パックアイテム1には、上記図13に示すように、NポジションがPC1の下位3ビットに記録され、16ビットのグループカウントがPC2〜PC3に記録され、32ビットのファイルマークカウントがPC4〜PC7に記録される。ここで、グループカウントは、当該パックアイテム1が含まれる上記1単位46トラック分のデータが現在のパーティション内で何番目かを示している。また、ファイルマークカウントは、現在のパーティション内に記録されているファイルマークの数を示している。
【0106】また、パックアイテム2には、上記図14に示すように、NリピートがPC1の下位3ビットに記録され、16ビットのセーブセットマークカウントがPC2〜PC3に記録され、32ビットのレコードカウントがPC4〜PC7に記録される。ここで、セーブセットマークカウントは、現在のパーティション内に記録されているセーブセットマークの数を示している。また、レコードカウントは、現在のパーティション内に記録されているレコードの数を示している。
【0107】また、パックアイテム3には、上記図15に示すように、エリアIDがPC1の下位4ビットに記録され、24ビットの絶対フレームカウントがPC2〜PC4に記録され、16ビットのトラック1チェックサムがPC5〜PC6に記録され、8バイトのLF(Logical Frame :論理フレーム)−IDがPC7に記録される。ここで、絶対フレームカウントは、現在のパーティション内に記録されているフレームの絶対値を示している。また、トラック1チェックサムは、トラック1すなわち上記記録トラックTA のメインデータ領域のデータのチェックサムを示しており、LF−IDは、当該パックアイテム3が含まれる記録トラックが含まれるフレームが、上記ECCのフレームあるいは最後のフレームであるか否か等を識別するための識別情報が含まれる。
【0108】また、パックアイテム4には、上記図16に示すように、上記パックアイテム3と同様のエリアID、絶対フレームカウント、LF−IDが、それぞれPC1の下位4ビット、PC2〜PC4、PC7に記録され、16ビットのトラック2チェックサムがPC5〜PC6に記録される。ここで、トラック2チェックサムは、トラック2すなわち上記記録トラックTB のメインデータ領域のデータのチェックサムを示している。
【0109】また、パックアイテム5には、上記図17に示すように、20ビットの先行記録グループ数がPC1の下位4ビット〜PC3に記録され、32ビットのトータル記録グループ数がPC4〜PC7に記録される。ここで、先行記録グループ数は、最後に上記システム領域が更新されてから記録されたグループの数を示しており、トータル記録グループ数は、パーティションが生成されてから記録されたグループの総数を示している。
【0110】また、パックアイテム6には、上記図18に示すように、20ビットの先行読み出しグループ数がPC1の下位4ビット〜PC3に記録され、32ビットのトータル読み出しグループ数がPC4〜PC7に記録される。ここで、先行読み出しグループ数は、最後に上記システム領域が更新されてから読み出されたグループの数を示しており、トータル読み出しグループ数は、パーティションが生成されてから読み出されたグループの総数を示している。
【0111】また、パックアイテム7には、上記図19に示すように、24ビットのトータルリライトフレーム数がPC2〜PC4に記録され、24ビットのトータル第3ECCカウントがPC5〜PC7に記録される。ここで、トータルリライトフレーム数は、パーティションが形成されてから再書き込みの必要が生じた総数を示している。このトータルリライトフレーム数は、データを記録する際に記録したデータを再生してデータが正確に記録されたか否かを確認するリードアフターライト(Read After Write)モードで記録を行うときにエラーが発生した回数を示している。また、トータル第3ECCカウントは、パーティションが形成されてから、再生したデータが上記C3パリティを用いてエラー訂正を行った総数を示している。
【0112】また、パックアイテム8には、上記図20に示すように、16ビットのロードカウントがPC2〜PC3に記録され、16ビットの先行リライトフレーム数がPC4〜PC5に記録され、16ビットの先行第3ECCカウントがPC6〜PC7に記録される。ここで、ロードカウントは、パーティションが生成されてから、記録又は再生を行う際等に、磁気テープ32が、カセット等から引き出されてロードされた回数を示している。
【0113】そして、このようなパックアイテム1〜8から上述の図10〜図12に示すサブデータが形成されて各ブロックに配置されて記録されるようになっている。
【0114】したがって、上記図10に示すデータ領域の記録トラックのサブ領域と上記図11に示すシステムログ領域には、各ブロック毎に上記パックアイテム3又はパックアイテム4が1回記録されているために、各ブロック毎にエリアIDが1回記録されていることになる。すなわち、上記サブID中のエリアIDと総合して、各サブ領域毎に12回、各記録トラック毎に24回のエリアIDが記録されている。
【0115】また、上記図12に示すシステム領域、リファレンス領域、EOD領域の記録トラックのサブ領域には、各ブロック毎に上記パックアイテム3又はパックアイテム4が3回記録されているために、各ブロック毎にエリアIDが3回記録されていることになる。すなわち、上記サブID中のエリアIDと総合して、各サブ領域毎に28回、各記録トラック毎に56回のエリアIDが記録されている。
【0116】一方、上記サブIDのパックIDが111である場合は、2つのブロック当り7つのパックアイテムが記録される。この場合、上記データ領域の記録トラックのサブ領域に記録されるサブデータは、図21に示すように、ブロックアドレスが偶数であるブロックでは、パックアイテム1、2、3とパックアイテム3又は4から構成され、ブロックアドレスが奇数であるブロックでは、パックアイテム1、2、4とC1パリティから構成される。
【0117】また、上記システムログが記録されるシステムログ領域の記録トラックのサブ領域に記録されるサブデータは、図22に示すように、ブロックアドレスが偶数であるブロックでは、パックアイテム5、7、3とパックアイテム3又は4から構成され、ブロックアドレスが奇数であるブロックはパックアイテム6、8、4とC1パリティから構成される。
【0118】そして、システム領域の残りの領域とEOD領域とリファレンス領域の記録トラックのサブ領域に記録されるサブデータは、図23に示すように、パックアイテム3、4だけが含まれ、ブロックアドレスが偶数であるブロックでは、3つのパックアイテム3とパックアイテム3又は4から構成され、ブロックアドレスが奇数であるブロックでは、3つのパックアイテム4とC1パリティから構成される。
【0119】このようにサブデータとして記録されたエリアIDは、例えば上記C3デコーダ46Cによってエラー訂正処理された再生データから抽出されて、上述の8/10復調部43からのエリアIDと共にヒストグラム作成部60に供給される。そして、ヒストグラム作成部60は、該供給されたエリアIDに基づいて、上述と同様にヒストグラムを作成してエリアIDを検出する。これにより、ヒストグラムを作成するエリアIDのサンプル数を多くすることができ、エラーレートが増加して多数のエリアIDが再生できない場合でも、再生された残りのエリアIDに基づいてエリアIDの検出を行うことができ、より信頼性の高い再生を行うことができる。
【0120】なお、上述の実施例では、本発明に係る再生装置をデータストレージ装置に適用し、記録データに重複して付加されたエリアIDを検出する場合について説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、例えば伝送路を介して供給されるデータを再生する受信装置等にも用いることができる。
【0121】この場合、この受信装置には、所定長のブロック内の異なる位置に当該ブロックを識別するための識別情報が付加されたブロックが有線あるいは無線で供給される。このような受信手段は、供給されたブロックを復調し、該復調出力から識別情報を再生し、上述の図1に示すヒストグラム作成部60と同様な再生頻度検出部により、識別情報の再生頻度を求め、この識別情報に基づいて受信したブロックの再生を制御する。
【0122】すなわち、このような受信装置では、伝送路のノイズ等により、識別情報の一部が再生できない場合でも、ブロック内の異なる位置に付加された残りの識別情報を再生することができるため、これらの識別情報から各識別情報の再生頻度を求め、再生頻度に応じてデータの再生を行うことができる。これにより、この受信装置では、受信したデータを確実に再生することができる。
【0123】
【発明の効果】本発明では、識別情報再生手段が、所定長のブロック内の異なる位置に、それぞれ記録された当該ブロックを識別するための同一の識別情報を再生し、再生頻度検出手段が、識別情報再生手段により再生されるブロック内の識別情報の再生頻度を各識別情報毎に求める。そして、データ再生制御手段が、再生頻度検出手段からの各識別情報の再生頻度に基づいてデータの再生を制御する。
【0124】これにより、例えば識別情報の一部が正確に再生できない場合でも、残りの識別情報を再生することができるため、これらの識別情報から各識別情報の再生頻度を求め、この再生頻度に基づいてデータの再生を制御することができる。このため、この再生装置では、識別情報を確実に再生して安定したデータの再生を行うことができる。
【0125】また、本発明では、データ再生制御手段が、再生頻度検出手段からの第1及び第2の識別情報の再生頻度に基づいて走査手段による各ブロックの再生を制御することにより、識別情報の一部が正確に再生できない場合でも、ブロック内の異なる位置に記録された残りの識別情報を再生できるため、これらの識別情報から第1及び第2の識別情報の再生頻度を求め、再生頻度に基づいて走査手段による各ブロックの再生を制御することがきる。このため、記録領域の終端を示す終端領域の識別情報を確実に検出して、各ブロックの再生を制御することができる。
【0126】また、本発明では、第1の識別情報を多重一致検出手段により検出した多重一致回数に応じて検出し、第2の識別情報を再生頻度検出手段により求めた再生頻度に基づいて検出することができる。
【0127】これにより、多重一致回数に基づいて第1の識別情報を正確に検出することができると共に、再生頻度に基づいて第2の識別情報を確実にすることができ、第2の識別情報の検出の確実性を向上させて、データを記録する記録領域の終端を示す終端領域を確実に検出することができる。




 

 


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