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発明の名称 光ディスク装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−7192
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−180968
出願日 平成7年(1995)6月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】岡▲崎▼ 信太郎 (外1名)
発明者 山田 隆俊 / 池田 直人
要約 目的
本体の厚みを薄くした光ディスク装置を提供すること。

構成
光ディスク4への光の照射元の構成部品51、501を前記光ディスク4に並設した構成の光学ピック・アップ15を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 光ディスクの径方向に移動可能に配置され、前記光ディスクに光を照射して情報信号の記録又は再生を行なう光学ピック・アップを備えた光ディスク装置において、前記光の照射元の光学素子を、前記光ディスクの軸方向の投影面の外側に配置した構成の光学ピック・アップを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
【請求項2】 前記照射元の光学素子から照射された光を、少なくとも一箇所で共役点を結ばせる共役手段を備えた請求項1に記載の光ディスク装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ミニ・ディスク(MD)やコンパクト・ディスク(CD)等が使用される光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク装置は、例えば図4に示すように構成されている。この光ディスク装置1は、スピンドル・モータ2により回転駆動されるターン・テーブル3と、このターン・テーブル3上に載置される光ディスク4に対して、例えば半導体レーザ光を照射する光学ピック・アップ5とを備えている。スピンドル・モータ2は、光ディスク装置1の構成部品の支持部であるメカ・デッキ6に固定されている。そして、スピンドル・モータ2は、例えばブラシレス・モータが用いられ、図示しない駆動制御回路の制御により、ターン・テーブル3を所定回転数にて回転駆動するようになっている。
【0003】ターン・テーブル3は、メカ・デッキ6上にて回転可能に支持されている。そして、ターン・テーブル3は、その表面に光ディスク4を載置するようになっている。光学ピック・アップ5は、メカ・デッキ6に対して、光ディスク4の径方向に移動可能に支持されている。そして、光学ピック・アップ5は、図示しない送りモータにより、径方向の適宜の位置まで移動され、光ディスク4の下面の信号記録面の所定トラックに対して半導体レーザ光を照射することにより、この光ディスク4に情報信号を記録し、あるいは信号記録面からの戻り光を検出することにより、この光ディスク4に記録された情報信号を再生するようになっている。
【0004】このように構成された光ディスク装置1によれば、ターン・テーブル3上に光ディスク4を載置して固定保持した後、スピンドル・モータ2を動作させてターン・テーブル3を回転することにより、光ディスク4を回転駆動する。この状態にて、図示しない送りモータを適宜に作動させることにより、光学ピック・アップ5を、光ディスク4の径方向の適宜のトラック位置に移動する。そして、この光ディスク4の下面に対して半導体レーザ光を照射することにより、この光ディスク4に情報信号を記録し、またはこの光ディスク4の信号記録面からの戻り光により情報信号を再生する。かくして、光ディスク4への情報の記録再生が行われるようになっている。
【0005】図5は、光学ピック・アップの構成例を示す斜視図であり、図6は、その光学素子の配置例を示す斜視図である。この光学ピック・アップ5は、半導体レーザ素子51、回折格子52、ビーム・スプリッタ53、コリメータ・レンズ54、反射ミラー55、対物レンズ56、ウォラストン・プリズム57、マルチ・レンズ58、光検出器59及び60を備えている。
【0006】このように構成された光学ピック・アップ5において、半導体レーザ素子51から出射された光ビームは、回折格子52、ビーム・スプリッタ53及びコリメータ・レンズ54を通り、反射ミラー55で90°偏向されて対物レンズ56に導かれ、光ディスク4の信号記録面上に集光される。尚、半導体レーザ素子51から出射された光ビームの一部は、ビーム・スプリッタ53で90°偏向されて光検出器60に導かれ、半導体レーザ素子51の出力モニタ用に使用される。光ディスク4の信号記録面で反射された光ビームは、再び対物レンズ56を通って反射ミラー55で90°偏向され、コリメータ・レンズ54を通ってビーム・スプリッタ53に導かれる。そして、ビーム・スプリッタ53で半導体レーザ素子51から出射された光ビームから分離されると共に90°偏向され、ウォラストン・プリズム57から出射される。
【0007】ウォラストン・プリズム57からは、複数の光ビームが出射され、マルチ・レンズ58を介して光検出器59によって各々受光される。そして、光検出器59で出力される出力信号に基づいて、光ディスク4に記録された情報信号の再生信号とフォーカシング・エラーやトラッキング・エラーに基づく各種エラー信号が生成される。さらに、フォーカシング・エラー信号やトラッキング・エラー信号に基づいて対物レンズ・アクチュエータを駆動するサーボ信号が生成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7は、上述した従来の光ディスク装置1の光学ピック・アップ5近傍の構成例を示す概略図であり、同図(A)はその平面図、同図(B)はその側面図である。尚、光学ピック・アップ5を構成する光学素子の内、回折格子52、ビーム・スプリッタ53、コリメータ・レンズ54、ウォラストン・プリズム57、マルチ・レンズ58、光検出器59及び60は、光学系500としてまとめて示す。同図から明らかなように、従来の光ディスク装置1の光学ピック・アップ5は、光ディスク4及びディスク・カートリッジ7の軸方向の投影面の内側、即ち光ディスク4及びディスク・カートリッジ7の下部に配置されているので、光ディスク装置1の厚みhが厚くなるという欠点があった。
【0009】この発明は、上記課題を解消するためになされたものであり、本体の厚みを薄くした光ディスク装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、この発明によれば、光ディスクの径方向に移動可能に配置され、前記光ディスクに光を照射して情報信号の記録または再生を行なう光学ピック・アップを備えた光ディスク装置において、前記光の照射元の光学素子を、前記光ディスクの軸方向の投影面の外側に配置した構成の光学ピック・アップを備えることにより達成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、光ディスクと光の照射元の光学素子とを並べて配置するようにしているので、装置全体の厚みを薄くすることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、この発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、この発明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0013】図1は、この発明の光ディスク装置の一例の光学ピック・アップ近傍の構成例を示す概略図であり、同図(A)はその平面図、同図(B)はその側面図である。この光ディスク装置10の光学ピック・アップ15は、その光学素子の内、反射ミラー55及び対物レンズ56を除く光学素子で構成される半導体レーザ素子51及び光学系501が、光ディスク4及びディスク・カートリッジ7の厚さ方向の投影面の外側、即ち光ディスク4及びディスク・カートリッジ7と並設するように配置されて構成されている。尚、ディスク・カートリッジが不要な光ディスクの場合は、光ディスクの厚さ方向の投影面の外側に半導体レーザ素子及び光学系を配置すれば良い。
【0014】このような構成の光学ピック・アップ15を備えた光ディスク装置10とすることにより、従来の光ディスク装置1の厚さhよりも薄い厚さHで構成することが可能となる。但し、従来の光学ピック・アップ5の光軸は同一平面上であったため、従来の光学素子をそのまま使用しても光ディスク装置の厚さを薄くすることはできない。そこで、例えば、図3に示すような光学素子の配置例とする。この光学ピック・アップ15は、半導体レーザ素子51、回折格子52、ビーム・スプリッタ53、ミラー・プリズム50、コリメータ・レンズ54、反射ミラー55、対物レンズ56、ウォラストン・プリズム57、マルチ・レンズ58、光検出器59及び60を備えている。
【0015】半導体レーザ素子51は、図示しない駆動回路からの駆動信号に基づいて、光ディスク4に情報信号を記録する際には、高い出力レベルの光ビームを出力し、光ディスク4から情報信号を読み取る際には、低い出力レベルの光ビームを出力する。ビーム・スプリッタ53は、例えば偏光ビーム・スプリッタで構成され、半導体レーザ素子51から出射された光ビームと、光ディスク4で反射して戻ってきた光ビームとを分離すると共に、光ディスク4で反射して戻ってきた光ビームを光検出器59の方向へ90°偏向する。
【0016】ミラー・プリズム50は、ビーム・スプリッタ53からの光ビームの光軸に対して45°傾いた対向する2面の反射面を有し、ビーム・スプリッタ53からの光ビームを最初の反射面で下方へ90°偏向し、次の反射面で偏向前の光ビームと平行であってコリメータ・レンズ54の方向へ90°偏向し、また光ディスク4で反射して戻ってきた光ビームを最初の反射面で上方へ90°偏向し、次の反射面で偏向前の光ビームと平行であってビーム・スプリッタ53の方向へ90°偏向する。反射ミラー55は、全反射ミラー等から構成され、コリメータ・レンズ54からの光ビームの光軸に対して45°傾けて、対物レンズ56の光軸上に配置され、コリメータ・レンズ54からの光ビームを上方であって対物レンズ56の方向へ90°偏向する。
【0017】対物レンズ56は、光透過性を有する材料により形成された非球面レンズであり、反射ミラー55からの光ビームを光ディスク4の記録面上に集光させる。ウォラストン・プリズム57は、光学的異方性を有する光学材料からなる2つのプリズムを貼り合せることによって構成され、ビーム・スプリッタ53の出射面であるビーム・スプリッタ53の1つの側面に取り付けられており、ビーム・スプリッタ53によって分離された光ビームから複数の光ビームを発生させる。光検出器59は、複数の光検出部を有し、ウォラストン・プリズム57から出射された複数の光ビームが集束される位置に配置されて複数の光ビームを各々受光する。
【0018】このように構成された光学ピック・アップ15において、半導体レーザ素子51から出射された光ビームは、回折格子52、ビーム・スプリッタ53を通り、ミラー・プリズム50で階段状に偏向され、コリメータ・レンズ54を通って反射ミラー55で90°偏向されて対物レンズ56に導かれ、光ディスク4の信号記録面上に集光される。尚、半導体レーザ素子51から出射された光ビームの一部は、ビーム・スプリッタ53で90°偏向されて光検出器60に導かれ、半導体レーザ素子51の出力モニタ用に使用される。光ディスク4の信号記録面で反射された光ビームは、再び対物レンズ56を通って反射ミラー55で90°偏向され、ミラー・プリズム50で階段状に偏向され、コリメータ・レンズ54を通ってビーム・スプリッタ53に導かれる。そして、ビーム・スプリッタ53で半導体レーザ素子51から出射された光ビームから分離されると共に90°偏向され、ウォラストン・プリズム57から出射される。
【0019】ウォラストン・プリズム57からは、複数の光ビームが出射され、マルチ・レンズ58を介して光検出器59によって各々受光される。そして、光検出器59で出力される出力信号に基づいて、光ディスク4に記録された情報信号の再生信号とフォーカシング・エラーやトラッキング・エラーに基づく各種エラー信号が生成される。さらに、フォーカシング・エラー信号やトラッキング・エラー信号に基づいて対物レンズ・アクチュエータを駆動するサーボ信号が生成される。
【0020】また、コリメータ・レンズ54と反射ミラー55の間にディスク・カートリッジ7の位置決めピン等の障害物があるときは、光ビームが遮られる場合がある。このような場合は、コリメータ・レンズ54をリレー・レンズに変更し、図2に示すように、光学系502からの光ビームが、障害物8付近で共役点9を結ぶようにすれば、障害物8により光ビームは遮られることがなくなる。尚、コリメータ・レンズ54又はリレー・レンズをビーム・スプリッタ53とミラー・プリズム50の間に配置するようにしても同様の効果が得られる。また、光学ピック・アップとして、レーザ・カプラ型のものでも同様に適用可能であり、光学系の光学素子が少ないため、幅方向も縮小することができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、本体の厚みを薄くすることができ、携帯性を向上させることができる。




 

 


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