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発明の名称 表示/再生制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−6585
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−171565
出願日 平成7年(1995)6月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】脇 篤夫 (外1名)
発明者 平居 孝博
要約 目的
少なくとも画像出力動作と音響や映像の記録媒体からの再生動作を実行できるシステムにおける新規な機能の提供。

構成
画面上においてダイスなどの選択用画像を表示させ、そのダイス画像移動させることで、画面上を転がすような描写を行なう。そしてダイス画像の各面にはディスクに対応する画像(例えばアルバムジャケット画像)を張り付けるようにする。そしてダイスの転がりが終った時点で出ているダイスの目に相当するディスクが選択されたとして、そのディスクの再生を実行させる。
特許請求の範囲
【請求項1】 記録媒体もしくは記録媒体中のプログラムについて設定された選択肢に対応する選択肢画像を、選択動作用画像と合成して選択画像を生成する選択画像生成手段と、前記選択画像生成手段によって順次生成される選択画像が、画面上で順次所定の位置状態で表示されるように画像データを出力させることで、画面上で選択画像による選択肢画像の選択動作が表現されるようにする画像出力制御手段と、画面上の選択動作により選択された選択肢画像に対応する記録媒体もしくは記録媒体中のプログラムについて再生動作制御を行なうことのできる再生制御手段と、を備えて構成されることを特徴とする表示/再生制御装置。
【請求項2】 記録媒体もしくは記録媒体中のプログラムについて設定された選択肢に対応する選択肢画像を、N面体を表現するN面体画像の各面に張り付けるように合成してN面体選択画像を生成する選択画像生成手段と、前記選択画像生成手段によって順次生成されるN面体選択画像が、画面上で順次所定の位置状態で表示されるように画像データを出力させることで、画面上でN面体選択画像による選択肢画像の選択動作が表現されるようにする画像出力制御手段と、画面上の選択動作により選択された選択肢画像に対応する記録媒体もしくは記録媒体中のプログラムについて再生動作制御を行なうことのできる再生制御手段と、を備えて構成されることを特徴とする表示/再生制御装置。
【請求項3】 前記選択画像合成手段は、記録媒体もしくは記録媒体中のプログラムについて設定可能な総選択肢数がn個であるときに、まずn個のうちからN個以内を選択肢として設定し、その各選択肢に対応する選択肢画像を、N面体画像の各面に張り付けるように合成してN面体選択画像を生成することを特徴とする請求項2に記載の表示/再生制御装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ情報処理システム、マルチメディア情報通信装置、放送/再生映像出力装置等の各種分野などにおいて、画像表示機能と、記録媒体再生機能を含むシステムにおいて利用できる表示/再生制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理、情報通信、情報記録再生機器、娯楽機器などの各分野においてはシステム構成としてにモニタディスプレイを設け、ユーザーに対するデータなどの表示出力に用いていることが一般的である。そしてモニタ上では、文字やアイコンを用いたメニュー画面、コントロール画面等が表示されたり、検索されたデータの出力や画像表示等が行なわれる。またコントロール画面などはいわゆるウインドウ形態で表示されることも多い。さらに近年マルチメディアシステムなどにおいて、情報機器や音響/映像記録再生機器などを相互に関連させながら各種動作を実行できるシステムも開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来よりCD(コンパクトディスク)プレーヤ、CDチャンジャープレーヤ、ミニディスクプレーヤなどの音響再生機器では、特にユーザーに再生する曲などを指定させずに、ランダムに選曲を行なって再生していくという機能が知られており、BGM(バックグラウンドミュージック)用途などに好適なものとなっている。
【0004】ここで、表示モニタを有するシステムにおいてCDプレーヤなどの音響機器もその構成に含めた場合には、その音響機器のランダム再生動作の際などに表示モニタ上で映像的にもより楽しさを拡大する工夫をすることが好ましい。また特にシステムとしての情報処理動作と音響再生動作を何らかの形でリンクさせるようにすると、システム動作としての面白みが増し、総合情報機器としての新しい動作形態を提供することができる。このような観点から、新規な画像及び再生制御方式の創出が求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明はこのような事情に鑑みて、少なくとも画像出力動作と音響や映像の記録媒体からの再生動作を実行できるシステムにおいて好適な表示/再生制御装置を提供するものである。
【0006】このため表示/再生制御装置として、選択画像生成手段と、画像出力制御手段と、再生制御手段とを設ける。選択画像生成手段は、記録媒体もしくは記録媒体中のプログラムについて設定された選択肢に対応する選択肢画像を、選択動作用画像と合成して選択画像を生成する。画像出力制御手段は、選択画像生成手段によって順次生成される選択画像が、画面上で順次所定の位置状態で表示されるように画像データを出力させることで、画面上で選択画像による選択肢画像の選択動作が表現されるようにする。そして再生制御手段は、画面上の選択動作により選択された選択肢画像に対応する記録媒体もしくは記録媒体中のプログラムについて再生動作制御を行なう。
【0007】また特に選択画像生成手段は、記録媒体もしくは記録媒体中のプログラムについて設定された選択肢に対応する選択肢画像を、N面体を表現するN面体画像の各面に張り付けるように合成してN面体選択画像を生成するようにする。そして画像出力制御手段は、選択画像生成手段によって順次生成されるN面体選択画像が、画面上で順次所定の位置状態で表示されるように画像データを出力させることで、画面上でN面体選択画像による選択肢画像の選択動作が表現されるようにする。そして再生制御手段は画面上の選択動作により選択された選択肢画像に対応する記録媒体もしくは記録媒体中のプログラムについて再生動作制御を行なう。
【0008】
【作用】上記構成によれば、例えば再生装置におけるランダム再生について、画面上で視覚的に再生対象の選択動作を行なうことができ、またその選択動作によって選択された再生対象(選択肢)が再生されることになり、システム動作として新規な機能を提供することになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の表示/再生制御装置の実施例を図1〜図7により説明する。この実施例の表示/再生制御装置は、例えばマルチメディアシステムなどにおいてコントロールユニット内に形成されるものとしているが、説明を簡略化するために表示/再生制御装置としての機能ブロックのみを説明していく。従って表示動作については、そのシステムの本来のデータ表示なども行なわれるわけであるが、その部分についての構成及び機能については説明を省略する。また再生制御によって再生動作がコントロールされる機器はCD(コンパクトディスク)を100枚収納して選択的に再生できるCDチェンジャープレーヤとした例で説明する。
【0010】図1は表示/再生制御装置としてのブロック図を示している。表示/再生制御装置1は、モニタ装置2に対して表示すべき画像データを供給するユニットとして構成される。またコンバータ3を介してCDチェンジャープレーヤ4と接続されており、表示/再生制御装置1は、CDチェンジャープレーヤ4に対して再生すべきディスク(CD)又はディスクに記録されたプログラム(=楽曲などのトラック)を指定し再生させることができるようにされている。
【0011】CDチェンジャープレーヤ4において再生されるディスクからの音声信号は、オーディオアンプ5において音量調整、増幅処理、イコライジング等が施され、スピーカ部6から音声として出力されるように構成されている。
【0012】表示/再生制御装置1内においてCPU11は各種画像データの表示出力動作やCDチェンジャープレーヤ4の動作を指示する制御部とされる。CPU11の制御動作を規定するプログラムや各種パラメータはROM12に記憶され、またRAM13は各種演算などのワーク領域として用いられる。また、後述する選択動作に用いる各種画像データや、選択対象となるディスクに対応する画像データ(例えばアルバムジャケットのような画像)などもROM12もしくはRAM13に保持されている。
【0013】ビデオRAN14は、モニタ装置2に供給すべき画像データが形成されている領域とされている。つまり、CPU11はビデオRAN14上に形成した画像データをそのままモニタ装置2に供給し、表示出力させる。またビデオRAM15は、ビデオRAN14上における画面生成、つまり表示画像を変更する際の画像データ生成のために用いられる領域とされている。例えば、表示内容を変更する場合には、予めビデオRAN15上で変更後の画像データを生成し、これをビデオRAM15にコピーすることで、モニタ装置2に供給される画像データが変更されることになる。なお、説明上、ビデオRAM14を表画面用ビデオRAM、ビデオRAM15を裏画面用ビデオRAMと呼ぶこととする。
【0014】スキャナ16は、任意の画像の取込を行なうために設けられている。例えばユーザーはCDチェンジャープレーヤ4に装填されている各ディスクについて、そのアルバムジャケットをスキャナ16を用いて画像データとして入力する。CPU16は、取り込まれたアルバムジャケットの画像データを、そのディスク固有の画像データ(選択肢画像データ)としてRAM13に記憶させる。なお、選択肢画像データとディスクを対応させるためには、同時にそのディスクのTOC情報などから固有の識別コードを生成し、それを画像データと対応させた状態で記憶させればよい。
【0015】即ち、CPU11は予めCDチェンジャープレーヤ4に収納されている全ディスク(ディスク番号1〜100)についてそれぞれ固有の識別コードを生成し、保持するようにしており、これによってどのディスクがどのディスク番号で収納されているかを把握できるようにしている。なおディスク番号とは、CDチェンジャープレーヤ4内の収納位置に対応した番号である。従って、アルバムジャケット等の選択肢画像データも識別コードを付して記憶することで、各画像データが対応するディスク及びそのディスク番号を判別できることになる。例えばCPU11は、ディスク番号とディスク固有の識別コードをテーブルデータ形態で保持しておけばよい。
【0016】なお、ディスクの収納位置が変更された場合や、ディスクが入れ換えられた場合は、ディスク番号と識別コードのテーブルデータも更新されるようにすることはいうまでもない。
【0017】またCPU11はインターフェース部17を介してモデム18が取り付けられ、例えばISDN回線などの一般通信回線と接続されている。この通信回線を介してアルバムジャケットなどの選択肢画像データ及びTOCに基づく識別コードを取り込むようにすれば、上記のスキャナ16による画像取込動作は不要となる。
【0018】CPU11はインターフェース部17を介してコンバータ3に接続される。CPU11からのCDチェンジャープレーヤ4に対する動作要求は、コンバータ3によって所定のコマンド信号フォーマットに変換され、CDチェンジャープレーヤ4に供給されることで、CPU11はCDチェンジャープレーヤ4の動作制御を行なうことができる。またCDチェンジャープレーヤ4の動作状態、例えば再生中、再生終了などの状態はインターフェース部17を介して供給されるステイタス情報により、CPU11が把握できるようにされている。
【0019】このような表示/再生制御装置1によって制御される動作として、モニタ装置2の画面上で選択動作を視覚的に表現し、そこで選択されたディスクをCDチェンジャープレーヤ4で再生させるという動作を以下説明する。即ち本実施例では、CDチェンジャープレーヤ4において100枚のディスクの中からランダムに或るディスクを選択して再生させるというランダム再生動作を実行させる際に、そのランダムな選択動作を画面上で表現できるようにしているものである。
【0020】図2にこの表示/再生制御装置1によって実現される選択動作の表示状態例を示す。モニタ装置2の画面上において、例えばウインドウWとして示すようにコントロール画面等が表示されているが、ランダム再生動作を実行する際には本実施例の表示/再生制御装置1によれば、例えば画面下部等においてダイス画像20を表示させ、さらにそのダイス画像20を破線で示すように移動させることで、画面上をダイスが転がるような描写を行なう。しかもダイス画像20の各面にはディスクに対応する画像(例えばアルバムジャケット画像)を張り付けるようにする。そしてダイスの転がりが終った時点で出ているダイスの目に相当するディスクが選択されたとして再生を実行させるものである。
【0021】このような動作のためのCPU11の処理を図3に示す。ランダム再生モードとされたら、CPU11はまずダイスとしての立体N面体を設定する(F101)。ダイスを正立方体で形成するとした場合、正4面体、正6面体、正8面体、正12面体、正20面体等が考えられる。ここでは、N=6、即ち正6面体形状とする場合を例にあげる【0022】そして正6面体、つまり通常のサイコロ形態とする場合、その転がりを画面上で表現するために、例えば図4にパターンA〜パターンDとして示すように4つの選択動作用画像データを用意する。なお、この4パターンの選択動作用画像データはROM12もしくはRAM13に記憶されているものである。パターンA〜パターンDはそれぞれ正6面体を各方向から見た場合の斜視画像となる。なお、もちろんより多数のパターンを用意してもよい。ここでは、パターンA〜パターンDはそれぞれ3つの面(A1 〜A3 ,B1 〜B3 ,C1 〜C3 ,D1 〜D3 )が見える状態の画像データとされている。
【0023】図3のステップF101で立体N面体を決定したら、続いてステップF102で選択肢数nを決定する。CDチェンジャープレーヤ4が100枚のディスクを収納しているとしたら、最初の選択肢数nは100となる。また、これ以降の動作で或るディスクが再生された後、引き続きダンダム再生が継続される場合、次のランダム選択は、再生されたディスクを除いた99枚のディスクが対象となるため、そのときのステップF102の処理で設定される選択肢数nは99となる。以降もランダム再生が継続された場合、既に再生されたディスクを除いたディスクが選択対象となり、つまり最終的に選択肢数n=1となり、その選択肢に対応するディスクが再生されるまでが、1順のランダム再生動作として図3の処理が行なわれていくことになる。
【0024】次にステップF103においてCPU11はN面体の『N』と選択肢数nを比較する。そしてN<nであれば、nこの選択肢のなかからN個をランダムに選択する(F104)。ランダムな選択については1〜100のディスク番号に対して乱数などを用いて選択すればよい。つまり正6面体のダイス画像を用いる場合、最初は、100枚のディスクの中から6枚をランダムに選択することになる。
【0025】そしてステップF105では、選択されたN個、つまりこの場合6枚のディスクに対応した画像データをRAM13から取り出す。例えば6枚のディスクのアルバムジャケットなどの選択肢画像データを取り出す。そして、その選択肢画像データをダイス画像の各面に張り付けるようにした画像を生成する。ただし、図4から分かるように、或るパターンのダイス画像20のなかで見える面は3つの面であるため、6枚のディスクのなかから任意に3枚を選んで、その3枚のディスクに対応する選択肢画像データをダイス画像パターンと合成することになる。
【0026】パターンAのダイス画像に3枚の選択肢画像データを張り付けて合成する画像を図6に示す。例えば図6(a)のような選択肢画像データをパターンAのダイス画像の面A2 に張り付ける場合を考える。このとき、まず図6(a)の選択肢画像データから、破線で示すように面A2 に対応する形状分だけを切り取った図6(b)のような画像データを得る。そして、その図6(b)の画像データをそのまま図6(c)のようにパターンAのダイス画像の面A2 部分に合成させる。他の面A1 ,A3 についても同様で、その面に合わせて選択肢画像を切り取り、面A1 ,A3 の部分に合成されるようにして、図6(c)の画像データを生成する。
【0027】このように選択肢画像データから面A1 ,A2 ,A3 に合わせた形状で画像を切り出して合成することで、選択肢画像を斜視図状に変換してから合成する場合に必要な複雑な演算処理は不要となり、CPU11の処理負担を軽くすることができる。なお、もちろん処理に余裕がある場合は、選択肢画像データを面A1 ,A2 ,A3 に合わせた斜視図形態に変換して合成するようにしてもよい。
【0028】選択肢画像を張り付けた或るパターンのダイス画像を生成したら、ステップF106で転がり位置、つまりそのダイス画像の表示位置を計算する。図2において破線で示したようにダイスを転がすことを考えた場合、そのダイスの軌跡として例えば人がダイス転がしたときに数回跳ね返りながら転がって行くことが描写されるように、図5のような軌跡を設定している。この軌跡は、x,y座標上で、次の式で表わされる。
【0029】
y=a(x−b)2 −ab2 (式1)
y=ac(x−2b−db)2 −a(2+d)2 2b2 2c2 (式2)
: : : : 【0030】なお、aは重力に応じて設定される係数、c,dは跳ね返り量を設定する係数であり、a,b,c,dは以下の条件を満たす任意の定数となる。
a<0b>00<c<10<d<1そして、(式1)は0≦x<2bでの軌跡、(式2)は2b≦x<2(1+d)bでの軌跡を示している。図5におけるx≧2(1+d)bの領域でも軌跡も同様に設定される。
【0031】このような軌跡に応じて各時点でダイス画像の表示位置座標(x,y)を計算したら、ステップF107において、ステップF105で生成した、或るパターンに選択肢画像を張り付けたダイス画像を、ステップF106で計算された位置に表示されるように出力することになる。つまり、裏画面用ビデオRAM15上においてそのダイス画像を計算された表示位置において表示した画像データを生成し、それを表画面用ビデオRAM14にコピーすることで、モニタ装置2上でダイスが表示されることになる。このステップF105〜F107の処理を、画面上でダイスの転がりが終了することになる時点まで繰り返して実行することにより、画面上で図5の軌跡でダイスが転がる状態が表現されることになる。
【0032】このステップF105〜F107の繰り返し処理による表示状態を図7に示す。まず最初は、ステップF105において図4のパターンDを用い、ステップF104で選択された6枚のディスクのうちの任意の3枚の選択肢画像を張り付けたダイス画像を生成する。そしてステップF106で最初の表示位置を計算し、ステップF107で出力すると、図7(a)のようなダイス画像が表示されることになる。
【0033】続いて次の処理タイミングでステップF105に戻って、こんどはパターンAを用い、6枚のディスクのうちからランダムに3枚の選択肢画像を張り付けたダイス画像を生成する。そしてステップF106で次の表示位置を計算し、ステップF107で出力すると、図7(b)のようなダイス画像が表示されることになる。さらに次の処理タイミングでステップF105に戻って、こんどはパターンBを用い、6枚のディスクのうちからランダムに3枚の選択肢画像を張り付けたダイス画像を生成する。そしてステップF106で次の表示位置を計算し、ステップF107で出力し、図7(c)のようなダイス画像を表示させる。
【0034】さらにまた次の処理タイミングでステップF105に戻って、こんどはパターンCを用い、ランダムに3枚の選択肢画像を張り付けたダイス画像を生成する。そしてステップF106で次の表示位置を計算し、ステップF107で出力することで図7(d)のようなダイス画像を表示させる。
【0035】このようにパターンA〜Dのダイス画像と、選択された6枚のディスクのうちから毎回ランダムに3枚を選択してその選択肢画像を用いて表示用のダイス画像データを生成し、さらにその表示位置を図5の軌跡に沿って移行するように変化させていくことで、図7(a)→(b)→(c)→(d)→(e)→(f)→・・・・・・→(g)のように表示が変化していく。つまり、ダイスが振られて回転しながら転がっていく様子が描写されることになる。
【0036】このような表示が図5のように設定された軌跡の最終位置にきたときは、ダイス画像はパターンDを用いて生成するようにし、その表示の状態でステップF108からF109に進む。つまりダイスの表示としてはそこで固定し、転がりが終了したことを表現する。
【0037】そして、その時にダイス上面にあらわれている選択肢画像を判別しステップF110に進む。ダイス上面にあらわれている選択肢画像とは、その直前のステップF105において、パターンDのダイス画像の面D1 に張り付けた選択肢画像である。CPU11はその選択肢画像に対応するディスク(CDチェンジャープレーヤ2におけるディスク番号)を対応テーブルから判別し、ステップF110においてCDチェンジャープレーヤ2に対してそのディスクの再生指令を出力することになる。CDチェンジャープレーヤ2では指令に応じて再生動作が実行され、従って画面上のダイスによって選択されたディスクが選択されて再生が行なわれ、その音声がスピーカ部6から出力される。
【0038】このようなランダム選択が行なわれて或るディスクが再生され、その再生が終了したら、再び図3の処理により次のディスクのランダム選択が行なわれることになる。このときは、上述したように既に再生されたディスクは選択対象から外された状態で、ステップF102において選択肢数nが設定される。そして同様にダイス画像により選択が行なわれ、ダイスの上面として表われたディスクが再生されることになる。
【0039】このようなランダム再生が進行し、選択肢数がnがN<nではなくなった状態では、ステップF104の処理は省かれる。即ち、再生されていないディスクが6枚以下になった場合、ダイスに張り付けるディスクを選択する必要がなくなるためである。また選択肢nが5以下となった場合、6面体のダイスの全部の面に対応させるディスクが存在しなくなるわけであるが、そのようなときは、開いた面は空白にしておけば良い。
【0040】そしてステップF108でダイスの転がりが終了してステップF109に進んだときに、そのダイス上面が空白であった場合は、再びステップF105に戻ってもう一度ダイスが振られるように処理を行なえばよい。もちろん、最終的にダイスの転がりが終了した時点において空白面がダイス上面とならないように処理を行なってもよい。
【0041】以上のような動作により本実施例では画面上でダイスによってランダムに選択されたディスクが次々に再生されていくことになり、画面とリンクした音声再生動作が実現されるという新規なシステム動作が実現されることになる。これによってユーザーの楽しみを一層向上させることにもなる。
【0042】なお、本発明としてはこの実施例の構成や動作に限らず、各種の変形例が考えられる。これらについて例示していく。
【0043】まず図3の処理の変形例として、ステップF104の処理をステップF105と同タイミングで行なうようにすることが考えられる。即ちダイスが振られる前に6枚が選択されるのではなく、ダイスが振られていることを表現する各画像データを生成する時点で例えば100枚のディスクの中からダイス張り付けの3枚のディスクに対応する選択肢画像を選択するようにするものである。例えば図7(a)〜(g)のような各時点のダイス画像には、それぞれ100枚からランダムに選択された3枚の選択肢画像が合成されるようにするものである。そして最終的に図7(g)のようにダイスの転がりが終了した時点でパターンDのダイス画像の面D1 として選択された選択肢画像に対応するディスクが再生されるようにすれば、上記実施例と全く同様のランダム再生が実現されることになる。
【0044】また、ダイスを正6面体とした例で説明したが、もちろん正8面体、正12面体など他の形状のダイス画像を生成してもよい。さらに、選択肢数nに応じてダイス画像を変更していってもよい。例えば選択肢数、つまり再生されていないディスクが多数の時点では正20面体のダイス画像を生成し、また選択肢数nが19以下となったら正12面体、選択肢数nが11以下となったら正8面体・・・・というようにダイス形状を変更させていく動作例である。また正多面体に限らず、各種形状が考えられる。
【0045】さらに、ダイス画像にはディスクに対応するアルバムジャケットなどの取り込んだ画像データを合成するようにしたが、数字、記号など他の画像を合成するようにすることも考えられる。例えばダイスの各面にCDチェンジャープレーヤ4における任意のディスク番号が表われるように画像データを生成する。そしてダイスの転がり終了時点で上面に表われている番号が選択されたとして、そのディスク番号のディスクが再生されるようにするものである。
【0046】もちろんダイスの移動を設定する軌跡については、図5以外にも、如何様にでも考えられる。これはその画面上の表示サイズや、他の画像上のキャラクタの設定等に応じてより好適な軌跡を設定すればよい。例えばダイス転がす領域に壁の画像を設定し、その壁に跳ね返りながら転がるような軌跡を設定することもできる。
【0047】また、実施例では収納された複数のディスクからの再生されるディスクのランダム選択とした動作を説明したが、選択対象をディスク内のトラック(楽曲等)として同様の動作を行なうこともできる。例えばトラックナンバをダイスの各面に付して選択されるようにすればよい。さらに、このようなトラックのランダム選択動作の場合、再生装置がいわゆるチャンジャータイプでなく1枚のディスクのみを装填できる再生装置であっても実現できるものとなる。また再生機器はCDプレーヤに限らず、ビデオCDプレーヤ、ミニディスクプレーヤ、DAT(デジタルオーディオテープ)プレーヤ、レーザディスクプレーヤなど、他の記録媒体に対応するものであってもよい。
【0048】さらに、選択動作を行なう画像はダイスとして説明したが、これも様々に設定可能である。例えばルーレット画像を用意し、このルーレットが回転されることで或る選択肢が選択されるようにするなど、ランダム選択を表現するような画像であればどのようなものでもよい。
【0049】本発明の表示/再生制御装置の構成や、具体的な表示処理などはこれら以外にもさらに各種考えられる。また本発明の表示/再生制御装置はモニタ装置と再生装置を利用するあらゆるシステムにおいて適用できるものである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の表示/再生制御装置は、画面上でランダムな選択動作が表現されるようにし、それによって選択された記録媒体もしくは記録媒体中のプログラムについて再生動作制御を行なうようにしているため、再生装置におけるランダム再生について、システム動作として新規な機能を提供することができるという効果があり、視覚的にもおもしろみを増すことができるため、ユーザーの使用感も向上される。




 

 


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