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発明の名称 情報表示制御装置及び情報表示制御方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−6572
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−149299
出願日 平成7年(1995)6月16日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】稲本 義雄
発明者 佐川 和幸
要約 目的
低コストで情報を提供する。

構成
情報提供装置の情報蓄積装置が記憶するアプリケーションプログラムには、ユーザ側の表示部の表示能力別に、複数のグラフィックコンテキストが含まれている。ステップS1において、グラフィックディスパッチャは、ディスプレイドライバに表示部の表示能力を問い合わせ、ステップS2で、表示能力情報を検出する。次に、ステップS3において、アプリケーションプログラムからグラフィックディスパッチャに提供情報の描画の要求があると、グラフィックディスパッチャは、ステップS4において、表示部の表示能力に適応するグラフィックコンテキストをアプリケーションプログラムに要求する。ステップS5では、適応グラフィックコンテキストがアプリケーションプログラムから読み出され、ステップS6において、読み出されたグラフィックコンテキストがグラフィックディスパッチャからディスプレイドライバに供給される。
特許請求の範囲
【請求項1】 表示データの伝送を受けて表示する情報表示部に、前記表示データを提供して表示させる情報表示制御装置において、前記情報表示部の情報表示能力を検出する能力検出手段と、複数の前記情報表示能力に対応する複数の表示データを有するアプリケーションプログラムから、前記能力検出手段の検出結果に対応する前記表示データを読み出す読み出し手段と、読み出した前記表示データを前記情報表示部に提供する提供手段とを備えることを特徴とする情報表示制御装置。
【請求項2】 表示データの伝送を受けて表示する情報表示部の情報表示能力を検出し、複数の前記情報表示能力に対応する複数の表示データを有するアプリケーションプログラムから、検出された前記情報表示能力に対応する前記表示データを読み出し、読み出した前記表示データを前記情報表示部に提供し、表示させることを特徴とする情報表示制御方法。
【請求項3】 所定の情報を情報表示部に表示させる情報表示制御装置において、前記情報表示部の情報表示能力に対応する複数の表示データを記憶する記憶手段と、前記情報表示部より、その情報表示能力を表すデータの入力を受け、対応する情報表示能力の表示データを前記情報表示部に出力する出力手段とを備えることを特徴とする情報表示制御装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報表示制御装置及び情報表示制御方法に関し、特に、ユーザ側の表示装置の表示能力によらず、同一のアプリケーションプログラムが動作するようにした情報表示制御装置及び情報表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報提供サービスシステムは、通信回線等を用いて、ユーザの端末と情報提供者の情報提供装置を結び、ユーザの所望する情報を取り出すデータベースシステムやパソコン通信システムとして実現している。
【0003】情報提供者は、ユーザからの情報提供の要求に応じて情報を提供し、ユーザは、情報提供者から送信された情報をテレビジョン受像機等に表示させることによって情報の提供を受ける。
【0004】図11は、情報提供装置からショッピングアプリケーションが提供された場合における、ユーザが所有するテレビジョン受像機の一表示例を示しており、商品(この場合、ビデオテープレコーダ)の外観が、画面左上に配置されたウインドウ内に表示され、商品の機能、特徴、価格が、ウインドウの右側に表示され、ユーザに選択させるコマンドボタン(選択ボタン)が、ウインドウの下側に表示されている。
【0005】図11に示すような表示は、ビットマップグラフィックスによってなされるので、テレビジョン受像機が、VGA(Video Graphics Array)(IBM社が発売したビデオアダプタ)等の高解像のビットマップグラフィックシステムを備えていることが要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したVGA等のビットマップグラフィックシステムは高価なため、民生用のテレビジョン受像機に搭載されることは稀である。通常、送信された情報を表示するための機能としては、文字や数字のみを表示することができるOSD(On Screen Display) や、多少高度な絵柄(例えばレンガ柄)、文字形等のパターンを作り出す装置であるキャラクタジェネレータ(Caracter Generator)をRAM上に備えるOSD等が用いられている。
【0007】しかしながら、情報提供者から送信される画像情報が、その表示に際して高度の表示能力を要求する場合(例えば図11に示すような画像情報が送信された場合)において、送信先のテレビジョン受像機の表示能力が、要求される表示能力よりも低いと(すなわち、OSD、キャラクタジェネレータを備えるOSD等の表示機能しか有しない場合)、テレビジョン受像機は、送信された画像情報を表示することができない。
【0008】従って、従来の情報提供装置は、1つの提供情報について、各ユーザの所有するテレビジョン受像機の表示能力別に、複数のアプリケーションプログラムを用意し、ユーザの所有するテレビジョン受像機の表示能力に対応するアプリケーションプログラムを伝送し、それを実行させることで提供情報を送信、表示させるようにしていたので、同一の情報につき複数のアプリケーションプログラムを作成しなければならず、コストが増大してしまうという課題を有している。
【0009】また、このような従来の情報提供装置においては、複数のアプリケーションプログラムを管理するOS(Operating System)等のプラットフォームが必要となり、さらにコストが増大してしまうという課題もある。
【0010】さらに、ユーザの所有するテレビジョン受像機の表示能力に対応するアプリケーションプログラムを提供するために、情報提供を開始する前に、テレビジョン受像機の表示能力情報が、ユーザから情報提供者に伝送される必要があるので、通信の冗長性が増し、伝送路輻輳が生じるという課題もある。
【0011】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、低コストで情報を提供できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報表示制御装置は、表示データの伝送を受けて表示する情報表示部に、表示データを提供して表示させる情報表示制御装置において、情報表示部の情報表示能力を検出する能力検出手段と、複数の情報表示能力に対応する複数の表示データを有するアプリケーションプログラムから、能力検出手段の検出結果に対応する表示データを読み出す読み出し手段と、読み出した表示データを情報表示部に提供する提供手段とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の情報表示制御方法は、表示データの伝送を受けて表示する情報表示部の情報表示能力を検出し、複数の情報表示能力に対応する複数の表示データを有するアプリケーションプログラムから、検出された情報表示能力に対応する表示データを読み出し、読み出した表示データを情報表示部に提供し、表示させることを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の情報表示制御装置は、所定の情報を情報表示部に表示させる情報表示制御装置において、情報表示部の情報表示能力に対応する複数の表示データを記憶する記憶手段と、情報表示部より、その情報表示能力を表すデータの入力を受け、対応する情報表示能力の表示データを情報表示部に出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1に記載の情報表示制御装置においては、能力検出手段は情報表示部の情報表示能力を検出し、読み出し手段は、複数の情報表示能力に対応する複数の表示データを有するアプリケーションプログラムから、能力検出手段の検出結果に対応する表示データを読み出し、提供手段は、読み出した表示データを情報表示部に提供する。
【0016】請求項2に記載の情報表示制御方法においては、表示データの伝送を受けて表示する情報表示部の情報表示能力が検出され、複数の情報表示能力に対応する複数の表示データを有するアプリケーションプログラムから、検出された情報表示能力に対応する表示データが読み出され、読み出された表示データが情報表示部に提供され、表示される。
【0017】請求項3に記載の情報表示制御装置においては、記憶手段は、情報表示部の情報表示能力に対応する複数の表示データを記憶する記憶手段と、出力手段は、情報表示部より、その情報表示能力を表すデータの入力を受け、対応する情報表示能力の表示データを情報表示部に出力する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に対応する実施例(但し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
【0019】請求項1に記載の情報表示制御装置は、表示データの伝送を受けて表示する情報表示部に、表示データを提供して表示させる情報表示制御装置において、情報表示部の情報表示能力を検出する能力検出手段(例えば図4のステップS1,S2)と、複数の情報表示能力に対応する複数の表示データを有するアプリケーションプログラムから、能力検出手段の検出結果に対応する表示データを読み出す読み出し手段(例えば図4のステップS4,S5)と、読み出した表示データを情報表示部に提供する提供手段(例えば図4のステップS6)とを備えることを特徴とする。
【0020】請求項3に記載の情報表示制御装置は、所定の情報を情報表示部に表示させる情報表示制御装置において、情報表示部の情報表示能力に対応する複数の表示データを記憶する記憶手段(例えば図4のアプリケーションプログラムの記憶部A1)と、情報表示部より、その情報表示能力を表すデータの入力を受け、対応する情報表示能力の表示データを情報表示部に出力する出力手段(例えば図4のアプリケーションプログラムのステップS5)とを備えることを特徴とする。
【0021】図1は、本発明を適用した情報提供サービスシステムの概略を示す構成図である。本実施例の情報提供サービスシステムは、情報を提供する情報提供装置1と、情報提供装置1からの提供情報を受信し(情報提供装置1から情報をダウンロードし)、提供情報を表示するテレビジョン受像機2とから構成され、情報提供装置1とテレビジョン受像機2との情報伝送は、有線による通信網3によって行われる。
【0022】図2は、図1の情報提供装置1の構成を示すブロック図である。この情報提供装置1においては、情報蓄積装置11は、ユーザに提供する情報のアプリケーションプログラム(Application Program)を蓄積し、暗号化/解読回路12は、送出する情報を暗号化して変換回路13に供給したり、テレビジョン受像機2から送出され、通信網3を介して伝送された暗号化情報を解読するようになされている。変換回路13は、暗号化/解読回路12により暗号化された情報を所定のフォーマットの送出情報に変換し、通信インタフェース部14は変換回路13からの所定のデータ形式の送出情報を通信網3に伝送したり、テレビジョン受像機2から送出され、通信網3を介して伝送されてきた情報を受信するようになされている。以下、”インタフェース”という用語を”I/F”と略記する。
【0023】ROM15は、情報の送出等の制御を行う制御プログラムを記憶し、CPU16は、ROM15に記憶されている制御プログラムを実行するようになされている。RAM17は、CPU16により実行される制御プログラムによる各種ステータスデータ等を記憶するようになされている。また、情報蓄積装置11、暗号化/解読回路12、ROM15、CPU16及びRAM17は、データバス、アドレスバス及び制御バス等よりなるCPU16のシステムバス18に接続され、システムバス18を介してデータの授受を行うようになされている。
【0024】情報蓄積装置11が記憶するアプリケーションプログラムは、1つの提供情報につき1個のみが設定されており、このアプリケーションプログラムは、ユーザ側のテレビジョン受像機2の表示能力別に複数のグラフィックコンテキスト(提供情報のテキストデータに画像データを加えたもの)が含まれている(後述する図4においては、レベル1、レベル2及びレベル3のグラフィックコンテキストとして表現されている)。
【0025】図3は、図1のテレビジョン受像機2の構成を示すブロック図である。このテレビジョン受像機2は、情報提供装置1の情報蓄積装置11に蓄積されるアプリケーションプログラム(提供情報)をダウンロードし、それを実行し、所定の表示を行う機能を有している。通信I/F部31は、情報提供装置1から通信網3に送出された送出情報を受信し、暗号化/解読回路32は、通信I/F部31により受信した、前記暗号化/解読回路12により暗号化されている情報を解読したり、通信網3に送出する情報を暗号化するようになされている。
【0026】情報蓄積装置33は、受信したアプリケーションプログラム(提供情報)を蓄積するようになされている。ROM34は、情報の受信、表示等を制御する制御プログラム(後述する)及び表示部38の表示能力を検出し、検出した表示能力に対応するグラフィックコンテキストを読み出すプログラムであるグラフィックディスパッチャ(Graphic Dispatcher)を記憶し、CPU35は、ROM34に記憶されている制御プログラム等を実行し、RAM36は、CPU35により実行される制御プログラムによる各種ステータスデータ等を記憶するようになされている。
【0027】操作装置37は、ユーザが所望のコマンド等を入力する場合に操作され、表示部38は、受信した提供情報を表示するようになされている。また、暗号化/解読回路32、情報蓄積装置33、ROM34、CPU35、RAM36、操作装置37及び表示部38は、データバス、アドレスバス及び制御バス等よりなるCPU35のシステムバス40に接続され、システムバス40を介してデータの授受を行うようになされている。
【0028】上述したROM34に記憶されているプログラムには、提供情報を表示部38に描画するディスプレイドライバ(Display Driver)が含まれており、このディスプレイドライバには、表示部38の表示能力が設定されている。従って、上述したグラフィックディスパチャは、このディスプレイドライバから表示部38の表示能力を読み取る。
【0029】次に、このように構成された本実施例の情報提供サービスシステムの動作を、図4に示す、情報提供サービスシステムのフローチャートを参照して説明する。
【0030】ユーザは、操作装置37を操作することによって所望の情報提供の要求をCPU35に指令する。このとき、CPU35は、ROM34に記憶される制御プログラムを実行し、情報提供装置1の情報蓄積装置11に記憶されているアプリケーションプログラムの送出を要求する信号を発生する。この信号は、通信I/F部31を介して通信網3に送出され、情報提供装置1に伝送される。
【0031】この信号は情報提供装置1の通信I/F部14によって受信され、変換回路13、暗号化/解読回路12に供給され、さらに、システムバス18を介してCPU16に供給される。CPU16はこの信号の供給を受けると、情報蓄積装置11に記憶される複数の種類のアプリケーションプログラムからユーザが所望するアプリケーションプログラムを読み出す。
【0032】読み出されたアプリケーションプログラムは、システムバス18を介して暗号化/解読回路12に入力され、暗号化される。暗号化/解読回路12によって暗号化されたアプリケーションプログラムは変換回路13に供給され、通信網3に送出できるように所定のフォーマットの信号に変換される。所定のフォーマットに変換されたアプリケーションプログラムは、通信I/F部14から通信網3を介して、テレビジョン受像機2に伝送される。
【0033】テレビジョン受像機2の通信I/F部31は、通信網3を介して伝送されてきたアプリケーションプログラムを受信し、暗号化/解読回路32に供給する。暗号化/解読回路32は、暗号化されているアプリケーションプログラムを解読し、システムバス40を介して情報蓄積装置33に供給する。情報蓄積装置33は、供給されたアプリケーションプログラムを蓄積する(ダウンロードする)。
【0034】このようにして、アプリケーションプログラムがダウンロードされたとき、CPU35は、そのアプリケーションプログラムを実行する。その様子は、図4のフローチャートに表されている。
【0035】最初に、図4のステップS1において、ROM34に記憶されているグラフィックディスパッチャがディスプレイドライバに対して、表示部38の表示能力を表すデータの出力を要求する。次に、ステップS2において、ディスプレイドライバは、設定されている表示部38の表示能力情報を読み出し、グラフィックディスパッチャに供給する。
【0036】そこで、ステップS3において、アプリケーションプログラムからグラフィックディスパッチャに、提供情報の描画の要求がなされたとき、グラフィックディスパッチャは、ステップS4において、表示部38の表示能力(ステップS2で検出されている)に適応するグラフィックコンテキストの送出をアプリケーションプログラムに要求する。
【0037】ステップS5において、アプリケーションプログラムは、この要求に対応して、表示部38の表示能力に適応するグラフィックコンテキストを、グラフィックディスパッチャに供給する。すなわち、グラフィックディスパッチャは、表示部38の表示能力を検出し、表示能力に適応するグラフィックコンテキストを読み出す。
【0038】グラフィックディスパッチャは適応グラフィックコンテキストを読み出すと、ステップS6において、読み出したグラフィックコンテキストを、ディスプレイドライバに供給する。ディスプレイドライバは、供給されたグラフィックコンテキストに対応して、表示部38に提供情報を表示する。
【0039】次に、図5乃至図7を参照して、表示部38の表示能力の具体例について説明する。
【0040】本実施例においては、アプリケーションプログラム(例えば、いわゆるテレビショッピングを行うためのアプリケーションプログラム)は、各家庭に配置されているテレビジョン受像機2の表示部38の表示能力に対応して、以下に述べる3種類のグラフィックコンテキストをその記憶部A1に記憶している。
【0041】すなわち、表示部38が、文字、数字といったテキストのみ表示可能な表示機能(例えば、OSD)を有する場合(表示部38の表示能力がレベル1の場合)に対応するレベル1のグラフィックコンテキスト、表示部38が、多少高度な絵柄(例えばレンガ柄等)、文字形等を表示可能な表示機能(例えば、キャラクタジェネレータをRAMに備えるOSD)を有する場合(表示部38の表示能力がレベル2の場合)に対応するレベル2のグラフィックコンテキスト、及び、表示部38が、例えばVGA等のビットマップグラフィックシステムを有する場合(表示部38の表示能力がレベル3の場合)に対応するレベル3のグラフィックコンテキストの3種類のグラフィックコンテキストが、アプリケーションプログラムに含まれている(図4のアプリケーションプログラム参照)。
【0042】テレビジョン受像機2の表示部38の表示能力がレベル1である場合、アプリケーションプログラムからレベル1のグラフィックコンテキストが、グラフィックディスパッチャによって読み出され、テレビジョン受像機2の表示部38に、図5に示すように表示される。この場合、商品の外観図は表示されず、機能、特徴、価格及びユーザが選択可能な選択コマンド(「購入」、「やめる」、「次の頁」)が文字のみで表示される。
【0043】テレビジョン受像機2の表示部38の表示能力がレベル2である場合、ショッピングアプリケーションプログラムからレベル2のグラフィックコンテキストが、グラフィックディスパッチャによって読み出され、図6に示す表示が表示部38においてなされる。この場合、商品の外観図は表示されないが、ユーザが選択可能な選択コマンド(アイコン)(「購入」、「やめる」、「次の頁」)がレンガ柄によって囲まれた図形とされており、レベル1の場合に較べて、より美しい表示がなされる。
【0044】テレビジョン受像機2の表示部38の表示能力がレベル3である場合、アプリケーションプログラムからレベル3のグラフィックコンテキストが、グラフィックディスパッチャによって読み出され、図7に示す表示が表示部38においてなされる。この場合、商品(ビデオテープレコーダ)の外観図が画面左上に配置されているウインドウ内に表示されているので、ユーザは、商品の外観を確認することができる。さらに、選択コマンド(アイコン)(「購入」、「やめる」、「次の頁」)が実際の操作ボタンに近い形状で表示されている。
【0045】次に、図1乃至図3に示す情報提供サービスシステムにおいて、EPG(Electrical Program Guide)の提供が行われた場合の例を、図8乃至図10を参照して説明する。この場合においても、情報蓄積装置11に記憶されているEPGアプリケーションプログラムには、3種類(レベル1、レベル2、レベル3)のグラフィックコンテキストが含まれているものとする。
【0046】図8は、レベル1のグラフィックコンテキストの表示部38の表示例である。この場合、画面上には、テレビ局名、選択テレビ局名、番組名、選択番組内容等の情報が、文字及び数字(テキスト)のみで表示される。ユーザは、操作装置37を操作することによって、他の領域に較べて明るく表示されているカーソルを移動させることにより、内容を知りたい番組を選択する。また、カーソルの配置位置に対応して、選択番組内容及び選択テレビ局名の表示が行われる(図8の表示令の場合、「Top 20 Countdown」が選択されている)。
【0047】図9は、レベル2のグラフィックコンテキストの表示部38の表示例である。この場合においても、レベル1と同様、基本的に文字のみが表示されるが、レベル1の場合と異なり、操作装置37の操作によって移動されたカーソルの配置ブロック(この場合、「Top 20 Video Countdown」のブロック)が、周囲と異なる模様で表示される等、レベル1の場合に較べて、より分かりやすく表示される。
【0048】図10は、レベル3のグラフィックコンテキストの表示部38の表示例である。この場合においては、表示がビットマップグラフィックスで行われるので、レベル1及び2の場合に較べて、すべての表示が、見やすく、美しく行われている。
【0049】本実施例においては、表示部38の表示能力に対応する複数のグラフィックコンテキストが、1つのアプリケーションプログラムに含まれており、テレビジョン受像機2(ROM34)に記憶されているグラフィックディスパッチャが、表示部38の表示能力に適応するグラフィックコンテキストを読み出すようにしているので、従来のように、表示能力別に複数のアプリケーションプログラムを作成したり、これらの複数のアプリケーションプログラムを管理するためのプラットフォームを用意する必要がなくなり、低コストで情報提供を行うことができる。
【0050】さらに、ユーザ側の表示装置の複数の表示能力に対応する複数のグラフィックコンテキストがアプリケーションプログラムに含まれ、そのアプリケーションプログラムがユーザに提供されるので、ユーザ側から情報提供者側への、表示装置の表示能力情報の伝送が省略され、伝送路輻輳の課題も軽減される。
【0051】また、新しい表示能力を有するデバイスが開発された場合においても、その表示能力に対応するグラフィックコンテキストを、予め、アプリケーションプログラムに含ませておくことによって、アプリケーションプログラムを変更することなく実行させることができる。
【0052】さらに、本実施例においては、情報端末装置として、ダウンロード機能を有するテレビジョン受像器を用いているが、他の情報端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ及びディスプレイ装置)を用いてもよい。
【0053】なお、上述したグラフィックコンテキストは、データ量が大きいので、テレビジョン受像機にハードディスク等の記憶装置を設け、その記憶装置に、予め貯蔵させておくようにしてもよい。
【0054】また、本実施例においては、情報の伝送路として通信網3を用いているが、情報提供装置1から送信される情報の伝送路として衛星回線を使用し、ユーザ(テレビジョン受像機2)から情報提供装置1に送信される情報の伝送路として電話回線を使用するようにしてもよい。
【0055】また、本発明は、上述した対話型ショッピングアプリケーション、EPGに限らず、様々なアプリケーションソフトについて適用可能である。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報表示制御装置及び情報表示制御方法によれば、複数の表示データを含むアプリケーションプログラムから、表示装置の表示能力に対応する表示データを読み出すようにしたので、低コストで情報を提供することが可能となる。




 

 


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