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発明の名称 駐車場管理システム及びこれに用いる装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−7014
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−158200
出願日 平成7年(1995)6月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】蔵合 正博
発明者 松 山 保 男 / 木 本 道 夫 / 居 山 勝
要約 目的
駐車場管理を撮影、認識された自動車ナンバーと駐車券ナンバーに基づいて行なうとともに、入庫から出庫までの時間の途中で精算或いは割り引き処理ができる駐車場管理システム及び装置を提供すること。

構成
駐車場出入口に、自動車ナンバー撮影手段9、15と、そのナンバー認識手段8、14を設け、中央処理装置16で管理する。また、駐車券およびレシートに基づいて中間精算手段10により中間精算または割り引き処理を行なってその結果を中央処理装置16に登録し、駐車場出口では必要な場合だけ最終的な自動精算を行なう。これにより、自動車の入出庫、とりわけ出庫動作を迅速に行なえるようになる。
特許請求の範囲
【請求項1】 駐車場入口に、自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段と、駐車券発行手段とを備えて入庫する自動車のナンバーを撮影、認識するとともに駐車券を発行して、管理室の中央処理装置に自動車ナンバーと、駐車券ナンバーと入庫時刻とを登録し、駐車場付設体のサービス部署にて駐車券およびレシートに基づいて中間精算または割り引き処理を行なってその結果を中央処理装置に登録し、駐車場出口に、自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段と、駐車料金の自動精算を行なう手段とを設け、出庫する自動車のナンバーを撮影、認識するとともに中央処理装置からのデータに基づいて最終的な自動精算を行なうようにしたことを特徴とする駐車場管理システム。
【請求項2】 中央処理装置にナンバー認識された自動車の出庫時刻をさらに登録し、中央処理装置により自動車ナンバーと駐車券ナンバーとを基にすべての駐車情報を蓄積データとすることを特徴とする請求項1記載の駐車場管理システム。
【請求項3】 駐車場入口に、自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段とを備えて入庫する自動車のナンバーを撮影、認識し管理室の中央処理装置で予め作成された参照データと入庫自動車の自動車ナンバーとを照合するとともに自動車ナンバーと、駐車券ナンバーと入庫時刻とを登録し、駐車場出口に、自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段とを設け、出庫する自動車のナンバーを撮影、認識するとともに中央処理装置にナンバー認識された自動車の出庫時刻を登録し、中央処理装置により自動車ナンバーを基にすべての駐車情報を蓄積データとすることを特徴とする駐車場管理システム。
【請求項4】 駐車場入口に設けられ入庫する自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段と、駐車券発行手段と、駐車場出口に設けられ出庫する自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段と、駐車料金の自動精算を行なう手段と、自動車ナンバーおよび駐車券ナンバーに基づいて駐車車両の管理を行なう中央処理装置とを備え、中央処理装置は入庫する自動車が契約車両であるか否かを判別する参照テーブルを備えるとともに、入庫した全ての自動車についての駐車管理データを格納する蓄積テーブルを有することを特徴とする駐車場管理装置。
【請求項5】 駐車場付設体のサービス部署に設けられ駐車券およびレシートに基づいて駐車有効時間等を算出する中間精算処理を行なう手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4記載の駐車場管理装置。
【請求項6】 中間精算処理の中には駐車有効時間の延長等の駐車料金の割り引き計算処理を含むことを特徴とする請求項5記載の駐車場管理装置。
【請求項7】 参照テーブルには契約車両の自動車ナンバーおよび契約有効期限のデータが格納されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の駐車場管理装置。
【請求項8】 参照テーブルには契約車両の他に盗難車等の特定な車の自動車ナンバーおよび契約有効期限のデータが格納されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の駐車場管理装置。
【請求項9】 蓄積テーブルには、少なくとも駐車券ナンバー、駐車自動車の自動車ナンバー、入庫時刻、駐車有効時間、および出庫時刻のそれぞれのデータが格納されていることを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の駐車場管理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車場管理システム及びこれに用いる装置、特に自動車の入出庫操作の迅速化を支援する駐車場管理システムおよび装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、駐車場の管理システム、とりわけ自動車の入庫から出庫までを管理し、駐車料金を収受するシステム乃至は装置については種々の提案がなされている。このような駐車場管理システムの従来例としては例えば特開平3−177988号公報および特開平5−2699号公報に示されたものがある。前者の駐車場管理システムは、駐車場の入出庫口に車両撮影カメラを設置し、このカメラで入出庫する車両のナンバープレートを撮影し、この撮影画像を前記車両撮影カメラに接続される車両番号認識装置に送り、この車両番号認識装置で前記撮影画像より車両番号を認識し、この認識データを前記車両番号認識装置に接続される駐車場管理装置に送り、前記車両の駐車場内での滞在時間を計算し、この計算データと前記ナンバープレート内の車種情報から前記車両の駐車料金を計算するようにしたことを特徴とするものである。後者の駐車場管理システムも大体同じである。この管理システムにおいても、駐車場の入出庫口に車両撮影カメラを設置し、このカメラで入出庫する車両のナンバープレートを撮影し、この撮影画像を前記車両撮影カメラに接続されるナンバー認識部に送り、このプレート番号に基づいて車両の入退場や課金等の管理を行なうようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駐車場は、それが付設されている場所や状況によって管理体制も大きく異なるものである。たとえば、駐車場を純粋に自動車置場を貸して料金を取る業務のための設備として所有する者と、特にデパートやショッピングセンターに見られるように、駐車場は物品の納品或いは購入を目的としてやって来た契約者や顧客の便宜を図るために単に自動車置場を提供するための設備として所有する者とでは料金の徴収に関しても異なった対応を取り、前者は入庫→出庫で原則として料金を徴収する一方、後者は一定時間内であれば原則として無料である。後者のような場合、入庫或いは出庫する自動車の数と種類が多いのが普通であり、そのために迅速に入出庫を行なわせることが顧客に満足感を与えるためにも重要である。上記従来の駐車場管理システムでは駐車場の管理を撮影および認識された自動車ナンバーに基づきコンピュータ管理することにより繁雑な手続を省略できるという利点はあるものの駐車料金の計算はすべての自動車について出庫時に行なうシステムになっており、駐車場出口でレシートのチェックおよび料金計算と駐車料金の徴収を行なうために、出口が混乱するという不具合があった。
【0004】また、従来の駐車場管理システムにあっては入庫する不特定多数の自動車に対して、それがどのような自動車であるか(何らかの特定の車であるか否か)を判別する手段を有しておらず、セキュリティなどの面で不充分な点があった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、駐車場管理を撮影、認識された自動車ナンバーと駐車券ナンバーに基づいて行なうとともに、入庫から出庫までの時間の途中で精算或いは割り引き処理ができる駐車場管理システム及び装置を提供することである。
【0006】本発明の第2の目的は、入庫する不特定多数の自動車に対して契約車両であるか或いは何らかの特定の車両であるか否かを判別することができる駐車場管理システム及び装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため、本発明の駐車場管理システムは、駐車場入口に、自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段と、駐車券発行手段とを備えて入庫する自動車のナンバーを撮影、認識するとともに駐車券を発行して、管理室の中央処理装置に自動車ナンバーと、駐車券ナンバーと入庫時刻とを登録し、駐車場付設体のサービス部署にて駐車券およびレシートに基づいて中間精算または割り引き処理を行なってその結果を中央処理装置に登録し、駐車場出口に、自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段と、駐車料金の自動精算を行なう手段とを設け、出庫する自動車のナンバーを撮影、認識するとともに中央処理装置からのデータに基づいて最終的な自動精算を行なうことを特徴とする。中央処理装置には自動車の出庫時刻も登録し、自動車ナンバーと駐車券ナンバーとを基に全ての駐車情報を蓄積データとしてもよい。
【0008】本発明の第2の様態の駐車場管理システムは、上記駐車場管理システムにおいて、入庫する自動車のナンバーを撮影、認識し、管理室の中央処理装置で予め作成された契約車両や特定車両に関する参照データと入庫自動車の自動車ナンバーとを照合してこの入庫する自動車が特定車両または契約車両であるか否かを判別する処理を行なうことを特徴とする。
【0009】本発明の第3の様態は、駐車場管理装置を、駐車場入口に設けられ入庫する自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段と、駐車券発行手段と、駐車場出口に設けられ出庫する自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段と、駐車料金の自動精算を行なう手段と、自動車ナンバーおよび駐車券ナンバーに基づいて駐車車両の管理を行なう中央処理装置とで構成し、中央処理装置は入庫する自動車が契約車両であるか否かを判別する参照テーブルを備えるとともに、入庫した全ての自動車についての駐車管理データを格納する蓄積テーブルを有することを特徴とする。
【0010】本発明の第4の様態は、駐車場管理装置に駐車場付設体のサービス部署に設けられ駐車券およびレシートに基づいて駐車有効時間等を算出する中間精算処理を行なう手段をさらに備えたことを特徴とする。また、中間精算処理の中には駐車有効時間の延長等の駐車料金の割り引き計算処理を含むことができる。また、参照テーブルには契約車両の自動車ナンバーおよび契約有効期限のデータを格納することができる。さらに、参照テーブルには契約車両の他に盗難車等の特定車両の自動車ナンバーおよびその他のデータを格納することができる。また、蓄積テーブルには、少なくとも駐車券ナンバー、駐車自動車の自動車ナンバー、入庫時刻、駐車有効時間、および出庫時刻の各データが格納されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の駐車場管理システムおよび装置によれば、入庫自動車に対して自動車のナンバーを撮影するとともに駐車券を発行する。その一方で撮影画像を基に自動車ナンバー(プレートナンバー)を認識しさらに、この自動車ナンバーを基に中央処理装置において参照テーブルを参照してこの入庫自動車が契約車両または特定車両であるか一般車であるかを判別する。そして以上の結果を基に中央処理装置において蓄積テーブルの作成に入り、先ず入庫の段階で駐車券ナンバー、自動車ナンバー、入庫時刻を書き込む。特定車両である場合はこの自動車が特定車両であることを示すデータを書き込む。入庫から出庫までの間にサービス部署に駐車券とレシートが差し出されると、その駐車券ナンバーから自動車が割り出され、中間精算処理手段がレシートに基づいて駐車有効時間等を算出し、その結果は蓄積テーブルに書き込まれる。次に自動車が出庫するときは、出庫自動車に対して自動車のナンバーを撮影しその撮影画像を基に自動車ナンバーを認識し、認識した自動車ナンバーから自動車が割り出され、現在の時刻が駐車有効時間内であるか否かをチェックしその結果、最終的な精算が行なわれる。そして、必要により蓄積テーブルに出庫時刻が書き込まれ、中央処理装置により自動車ナンバーと駐車券ナンバーとを基にすべての駐車情報を蓄積データとし一定期間、或いは半永久的に蓄積データを保存する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例による駐車場管理システム及び装置について、図を参照して説明する。図1は本発明において用いられる駐車場管理装置の構成を示す機能ブロック図である。この駐車管理装置は、主としてデパートやショッピングセンターに設けられた駐車場に設置されるものである。図1において、符号1は駐車場の入口区域における駐車場管理ユニットを表し、2は駐車場付設体(上記デパートやショッピングセンターなどが相当する)に設けられたサービス部署であるサービスカウンタ、3は駐車場の出口区域における駐車場管理ユニット、4は駐車場の管理を行なう管理室を表す。
【0013】駐車場の入口区域における駐車場管理ユニット1は、自動車の進入を検出する進入自動車検出手段を構成する車両検知器5と、駐車場の入口を開閉するゲート6と、入庫自動車に対して駐車券を発券する駐車券発行機7と、入庫自動車のプレートナンバーを認識するナンバー認識部8と、入庫自動車のプレートナンバーを撮影するナンバー撮像部9とから構成されている。この実施例において車両検知器5は、例えば床下に埋設されたループコイル、超音波探知器、光センサ等から構成され、通常駐車場入口のゲート6の前後に1対設けられ両方の車両検知器5が作動することにより自動車が完全に駐車場に進入したことを検出するようになっている。駐車券発行機7はデータの書き込み、読み出しが可能な磁気式カードから成る駐車券を発券し、この駐車券には駐車券ナンバーおよびその他の必要なデータが書き込まれている。ナンバー撮像部9は車両撮影カメラによって構成されている。
【0014】サービスカウンタ2には駐車券エンコーダ10が設置されている。この駐車券エンコーダ10は駐車券に記録されている駐車券ナンバーから該当する自動車を割り出し、さらにレシートの記載内容を読み出し或いはオペレータのキー操作によりその自動車が駐車できる時間(駐車有効時間)を入力できるようになっている。この駐車有効時間を決定するには全ての自動車に対して無条件一律で与えてもよいし、或いは種々の条件を課してもよい。条件としては、例えば、条件1:金額の如何を問わず物品を購入したレシートがあれば駐車有効時間は2時間(つまり2時間は駐車料金は無料)。
条件2:レシートの金額が5000円以上である場合は、さらに5000円越える毎に駐車有効時間は1時間づつ増加。
というように決めることができる。
【0015】また、この駐車券エンコーダ10からは割り引き処理に際してのデータを入力することも可能である。この割り引き処理は、特定の日(例えば日曜、祝日など)或いは1日の中の特定の時間帯を選んで駐車有効時間を増加させたり、駐車料金の減額を図るものであり、割り引きの内容としては、例えば、内容A:日曜、祝日は平日に比べて駐車有効時間を30分延長。
とか、或いは、内容B:午前11時から午後2時までは駐車有効時間を30分延長(昼食をゆっくり採ることができるように)。
というように決める。
【0016】駐車場の出口区域における駐車場管理ユニット3は、上記車両検知器5と同様の構成を有し、自動車の退出を検出する退出自動車検出手段を構成する車両検知器11と、駐車場の出口を開閉するゲート12と、退出する自動車に対して最終的な精算処理を行なう全自動精算機13と、出庫自動車のプレートナンバーを認識するナンバー認識部14と、出庫自動車のプレートナンバーを撮影するナンバー撮像部15とから構成されている。この出口区域における駐車場管理ユニット3内においても、車両検知器11は、駐車場出口のゲート12の前後に1対設けられ両方の車両検知器11が作動することにより自動車が完全に駐車場から退出したことを検出するようになっている。全自動精算機13は出庫する自動車に対して現在の時刻がその自動車の駐車有効時間内の時間であるか否かの判定も含めて駐車料金の精算を行なう。また、ナンバー撮像部9は車両撮影カメラによって構成されている。
【0017】管理室4には中央処理装置16が設置されている。この中央処理装置16は駐車場管理装置全体の動作を制御し、またこの駐車場内に駐車している自動車の駐車管理をするためのものである。そのため、中央処理装置16にはナンバー認識部8および14からそれぞれで認識された自動車ナンバーのデータが伝送されるとともに、駐車券エンコーダ10からは入力された時間データや割り引きデータが伝送される。他方、中央処理装置16からはナンバー認識部8、14およびゲート6、12へ作動指令の信号が送付されるようになっている。また中央処理装置16には、駐車管理の必要上予め入力されるデータを格納するために図2に示すような記憶手段である参照テーブル20と、ナンバー認識部8、14や、駐車券エンコーダ10から送付されてきた各種データを整理して格納するために図3に示すような記憶手段である蓄積テーブル25とが設けられている。
【0018】参照テーブル20は駐車場に出入りする自動車が契約車両であるとか、盗難手配車であるとかの何らかの特定車両であることを示すデータを格納する記憶手段であり、その内部は少なくとも車両ナンバー登録部21と、有効日登録部22と、特定車両表示欄23とにデータ格納欄が区画割りされ、それぞれのデータ格納欄についてデータ書き込み部24が設けられている。図2の例では参照テーブル20のデータ書き込み部24aに登録車両(この場合は契約車両)として自動車ナンバー「1375」が登録され、その有効日(期限)が「1995年8月31日」である旨のデータが格納されている。また、データ書き込み部24bには契約車両として自動車ナンバー「2468」が登録され、その有効日(期限)が「1995年12月31日」である旨のデータが格納されている。これらの自動車は、契約に基づき、上記期限までは駐車場に自由に(すなわち無料で)入出庫することができるもので、物品納入車なども含まれる。また、データ書き込み部24cには特定車両として自動車ナンバー「2816」が登録され、その有効日(期限)が空欄となっており、さらに特定車両表示欄に対応する部分にフラグの「1」が記入されている。これは不審車であるとか、或いは盗難手配、または何らかの理由で手配されている自動車であることを表すものである。なお、自動車ナンバーとして上記「1375」等の例を挙げたがこれは一例であり、本来は地域データ(「品川」、「練馬」など)や車種データ(「33」、「55」など)も含めた自動車ナンバーが登録される。
【0019】蓄積テーブル25は駐車場に出入りする全ての自動車について駐車管理データを格納する記憶手段であり、図3に示すように、その内部は少なくとも駐車券ナンバー登録部26と、車両ナンバー登録部27と、入庫時刻登録部28と、有効時刻登録部29と、出庫時刻登録部30とにデータ格納欄が区画割りされ、それぞれのデータ格納欄に対応して個々の自動車の駐車管理データが書き込まれるデータ書き込み部31が設けられている。なお、蓄積テーブル25には、上記各登録部26〜30に加えてフラグ表示部32を設け、先の参照テーブル20を用いて判別された特定車両(手配車)についてはフラグ表示部32にフラグを立てる(「1」を記入する)ことができるようにしてもよい。
【0020】かかる構成を有する駐車場管理装置の動作について以下説明する。図4は自動車の入庫時の駐車場管理装置における処理手順を示すフロー図である。この処理手順では、自動車が入庫してくると処理ステップ(以下単にステップという)41において進入自動車検出手段である車両検知器5が自動車の進入を検知すると、この検出信号がナンバー認識部8へ送付され、ステップ42においてナンバー認識部8がナンバー認識動作を開始する。このナンバー認識動作ではナンバー認識部8からの指令によりナンバー撮像部9が動作し、その車両撮影カメラが進入する自動車のプレートナンバーを撮影して、その撮影によって得られた画像データをナンバー認識部8へ伝送する。ナンバー認識部8ではこの送られてきた画像データを基に文字認識処理を行ない、自動車ナンバーを認識する。
【0021】次にステップ43においてナンバー認識が遂行できたか否かをチェックする。このチェック処理では、自動車のプレートナンバーが完全に認識できたか否かがチェックされ、完全に認識できたときはステップ44において入庫時刻と自動車ナンバーの認識結果のデータが中央処理装置16に送付され、ステップ46においてその進入自動車が特定車両であるか否かをチェックする。この特定車両であるか否かのチェック処理はナンバー認識部8における認識結果と参照テーブル20のデータとを照合することにより行なう。そして、その進入自動車が特定車両である場合はステップ47において警報を発行した後ステップ48において入庫時刻と自動車ナンバーの認識結果とを関連付けて蓄積テーブル25へ登録する。蓄積テーブル25への登録は駐車場へ進入してきた自動車の順に行なわれ、1番目に進入してきた自動車に関する駐車管理データはデータ書き込み部31の最初の部分(図3では31a)に格納される。これにより、これまでの段階では蓄積テーブル25のデータ書き込み部31aは車両ナンバー登録部27と、入庫時刻登録部28に対応する欄にそれぞれ自動車ナンバーおよび入庫時刻のデータが書き込まれる。一方、ステップ46において進入自動車が特定車両でないと判断されたときは警報を発行することなくステップ48に移行し、入庫時刻と自動車ナンバーの認識結果とを関連付けて蓄積テーブル25へ登録する。
【0022】以上の登録処理はステップ43において自動車のプレートナンバーが完全に認識できたと判断された場合の処理であるが、上記ステップ43において自動車のプレートナンバーが完全に認識できなかったと判断されたときは、ステップ45において入庫時刻と自動車ナンバーの認識結果のデータが中央処理装置16に送付される。この場合、自動車ナンバーの認識結果は不完全であるがこの不完全な状態のデータが中央処理装置16に送付される。自動車ナンバーの認識結果が不完全であっては上記ステップ46におけるような特定車両であるか否かのチェックはできないので、この場合は中央処理装置16では直ちにステップ48に移行し入庫時刻と不完全なままの自動車ナンバーの認識結果とを関連付けて蓄積テーブル25へ登録する。次に、ステップ49において進入してきた自動車が契約車両であるか否かをチェックし、契約車両でなければステップ50において駐車券発行機7が作動して駐車券を発行する。次いで、ステップ51において駐車券抜き取り操作が行なわれると、駐車券発行機7はステップ52において駐車券ナンバーと入庫時刻のデータを中央処理装置16に送信し、中央処理装置16では時刻のマッチングを取って駐車券ナンバーとナンバー認識結果を関連付けて蓄積テーブル25に登録する。以上の処理手順により、これまでの段階では蓄積テーブル25のデータ書き込み部31aは車両ナンバー登録部27と、入庫時刻登録部28に対応する欄にそれぞれ自動車ナンバーおよび入庫時刻のデータが書き込まれていたのに加えて駐車券ナンバー登録部26に対応する欄に駐車券ナンバーのデータが書き込まれる。これらのデータが蓄積テーブル25に書き込まれている状態を図7に例示する。この例では駐車券ナンバー「0001」を取った自動車は、自動車ナンバーが「1234」であり、入庫時刻は「10時12分」であることが分かる。
【0023】駐車券発行機7は、ステップ52において駐車券ナンバーと入庫時刻のデータを中央処理装置16に送信する一方で、ステップ54において所定の時間内に自動車がゲート6を通過したか否かを車両検知器5の動作判定し、ゲート6を通過した場合は駐車が完了したとして、入庫処理動作を終了する。一方、ステップ54において自動車が進入しかけてそのまま退場したような場合など、ゲート6を通過しなかったと判断した場合は、ステップ55において先にステップ50において一度発行した駐車券のIDを中央処理装置16に送付し退場措置を採る。一方、中央処理装置16ではステップ56においてその駐車券ナンバーに該当する自動車の蓄積データを蓄積テーブル25から削除する。
【0024】次に、駐車場管理装置による中間精算処理動作を図5のフロー図を参照して説明する。この処理動作はデパートやショピングセンターのサービスカウンタに設置された駐車券エンコーダ10に駐車券が差し込まれることによって起動される。図5において、ステップ61において駐車券エンコーダ10に駐車券が挿入されると、ステップ62において駐車券ナンバーを基にエンコード処理が行なわれる。そして、ステップ63においてその自動車に対して与えられる駐車有効時間が算出される。この駐車有効時間は全ての自動車に対して一律に与えられる場合もあれば、上記した一定の条件(条件1、条件2)に基づいて与えられる場合もある。上記した条件にしたがって駐車有効時間が算出される場合は、レシートも差し出され、このレシートも駐車券エンコーダ10に挿入されてその記載内容が読み取られるか、或いはオペレータによってデータがキー入力される。駐車券エンコーダ10は算出した駐車有効時間を基に、その自動車の有効時刻を計算し駐車券ナンバーと有効時刻のデータを中央処理装置16に送付する。中央処理装置16はステップ64において蓄積テーブル25のデータから駐車券ナンバーを検索し、有効時刻登録部29に対応する欄の書き込みないしは更新を行なう。
【0025】以上の処理手順により、これまでの段階では蓄積テーブル25のデータ書き込み部31aは車両ナンバー登録部27と、入庫時刻登録部28と、駐車券ナンバー登録部26に対応する欄にそれぞれ自動車ナンバー、入庫時刻および駐車券ナンバーのデータが書き込まれていたのに加えて、有効時刻登録部29に対応する欄に駐車有効時刻のデータが書き込まれる。これらのデータが蓄積テーブル25に書き込まれている状態を図8に例示する。ここまでの処理で先の駐車券ナンバー「0001」を取った自動車ナンバー「1234」の自動車は、入庫時刻「10時12分」から数えて2時間の「12時12分」までは無料で駐車が認められることが分かる。なお図8からは、上記自動車ナンバー「1234」の自動車の後に他の自動車が駐車券ナンバー「0002」を取って入庫したことも記録されており、その駐車券ナンバー「0002」を取った自動車は、自動車ナンバーが「5678」であり、入庫時刻は「10時25分」であることが分かる。このようにして、自動車の入庫があれば次々に駐車管理データが作成され蓄積テーブル25に格納されていく。
【0026】次に、駐車場管理装置による自動車の出庫時の処理動作を図6のフロー図を参照して説明する。この処理手順では、自動車が駐車場出口へ退出して来てステップ71において退出自動車検出手段である車両検知器11が自動車の退出を検知すると、この検出信号がナンバー認識部14へ送付され、ステップ72においてナンバー認識部14がナンバー認識動作を開始する。このナンバー認識動作ではナンバー認識部14からの指令によりナンバー撮像部15が動作し、その車両撮影カメラが退出する自動車のプレートナンバーを撮影して、その撮影によって得られた画像データをナンバー認識部14へ伝送する。ナンバー認識部14ではこの送られてきた画像データを基に文字認識処理を行ない、自動車ナンバーを認識する。
【0027】次にステップ73においてナンバー認識が遂行できたか否かをチェックする。このチェック処理では、自動車のプレートナンバーが完全に認識できたか否かがチェックされ、完全に認識できたときはステップ74において出庫時刻と自動車ナンバーの認識結果のデータが中央処理装置16に送付される。中央処理装置16では、ステップ75においてその退出自動車について精算処理が必要であるか否かをチェックする。この精算処理が必要であるかのチェックにおいて、その自動車が契約車両であれば精算処理は不要であり、その他の自動車の場合は精算が必要であると判定される。精算が必要な場合は、ステップ76において駐車券が全自動精算機13に挿入されると、ステップ77において残額があるか否かをチェックする。この残額有無のチェックにおいて「残額なし」とは、その自動車が駐車有効時刻よりも前に退出する場合の状態であり、「残額あり」とは、その自動車が駐車有効時刻よりも何分か遅れて退出し、時間超過分だけの駐車料金を請求される場合の状態である。
【0028】ステップ77において残額ありの場合は、ステップ78において駐車料金が計算され、ステップ79において駐車料金が全自動精算機13の表示部に表示されるから、ステップ80において精算処理が行なわれ、これが完了するとステップ81においてゲート12が開放される。なお、ステップ75において精算が不要と判断された場合はステップ81に移行し、駐車券の挿入および精算処理をすることなく直ちにゲート12の開放が行なわれ自動車は出庫する。また、ステップ77において残額なしと判断された場合はステップ81に移行し、精算処理をすることなく直ちにゲート12の開放が行なわれる。これにより迅速なる自動車の退出すなわち出庫が可能になる。通常の場合は、殆どの顧客にとっては「残額なし」となるように駐車有効時間は設定するから、出庫操作は迅速且つ円滑に行なわれる。
【0029】ゲート12が開放されると全自動精算機13はステップ82において駐車券ナンバーを中央処理装置16へ送付する。中央処理装置16はステップ83において蓄積テーブル25のデータから駐車券ナンバーを検索し、出庫時刻の書き込みを行なってデータの更新を行なう。
【0030】以上の処理手順により、駐車券ナンバー「0001」の自動車が出庫したとすると、蓄積テーブル25のデータ書き込み部31aは車両ナンバー登録部27と、入庫時刻登録部28と、駐車券ナンバー登録部26と有効時刻登録部29に対応する欄にそれぞれ自動車ナンバー、入庫時刻、駐車券ナンバーおよび有効時刻のデータが書き込まれていたのに加えて、出庫時刻登録部30に対応する欄に出庫時刻のデータが書き込まれ、これで駐車管理に必要なデータは全て書き込まれたことになる。これら全てのデータが蓄積テーブル25に書き込まれている状態を図9に例示する。これにより、駐車券ナンバー「0001」を取った自動車ナンバー「1234」の自動車は、入庫時刻「10時12分」から数えて2時間の「12時12分」までは無料で駐車が認められていたがそれよりも早い「11時55分」に出庫したことが分かる。なお図9からは、駐車券ナンバー「0002」を取った自動車ナンバー「5678」の自動車は、入庫時刻「10時25分」から数えて3時間の「13時25分」までは無料で駐車が認められている状態であることが分かる。
【0031】なお、上記の実施例では蓄積テーブル25への駐車管理データの書き込みが自動車2台分しかしてないが、これは単に説明のために例示したものだからであり、実際にはもっと多数の自動車についての駐車管理データが比較的短い時間内で書き込まれる。また、上の実施例では駐車料金の算出に関して時間を基準とし、「2時間有効」とか「30分割り引き」都下の措置を採っているが、この他にも金額を基準とし「基本料金200円」(中間精算のとき支払う)、「100円割り引き」といったような方法を採ってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、駐車場出入口に、自動車のナンバーを撮影する手段と、自動車ナンバー認識手段を設けて入庫する自動車のナンバーを撮影、認識するとともに駐車券を発行して、管理室の中央処理装置に自動車ナンバーと、駐車券ナンバーと入庫時刻とを登録し、駐車場付設体のサービス部署(カウンタ)にて駐車券およびレシートに基づいて中間精算または割り引き処理を行なってその結果を中央処理装置に登録し、駐車場出口では必要な場合だけ最終的な自動精算を行ない、さらに中央処理装置にナンバー認識された自動車の出庫時刻を登録し、中央処理装置により自動車ナンバーと駐車券ナンバーとを基にすべての駐車情報を蓄積データとするようにしたため、自動車の入出庫、とりわけ出庫動作を迅速に行なえるようになった。また、入庫に際して自動車ナンバーを参照判別するようにしたため、不審車や手配車の発見に威力を発揮し、さらに駐車管理データを蓄積データとして保持することにより、後々の駐車自動車の解析にも役立つ等、種々の効果が得られる。




 

 


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