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発明の名称 ねじ込み式ランプソケット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−320326
公開日 平成9年(1997)12月12日
出願番号 特願平8−138120
出願日 平成8年(1996)5月31日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
発明者 鈴木 詳昌 / 長田 武
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】ランプの口金が着脱可能にねじ込まれる円筒状の口金受け筒部を有するとともに、この筒部の前記ランプが挿入される先端開口端部とは反対側開口端部に前記口金受け筒部を径方向に横断して一体に形成されたブリッジを有するボディと、前記口金受け筒部の内周面に露出されるとともに前記口金の周壁が接触する口金接触片部を有して前記ボディの後面開口から挿入して前記ボディに内蔵された第1接触金具と、前記ブリッジに前記先端開口端部側から対向されるとともに前記口金のアイレット端子が接触する口金接触片部を有して前記ボディの後面開口から挿入して前記ボディに内蔵された第2接触金具と、前記ボディにセルフヒンジを介して一体に設けられ前記両接触金具を覆い隠して前記ボディの後面開口を閉じる裏蓋と、この裏蓋の前記セルフヒンジとは反対側に一体に突設された弾性変形可能な係止爪と、前記裏蓋の前記セルフヒンジ側に一体に突設された係止凸部と、前記ボディの後面開口端部に設けられ前記裏蓋を閉じたときに前記係止爪が係止される爪受け部と、前記ボディの前記セルフヒンジ側に設けられ前記裏蓋を閉じたときに前記係止凸部が係止される係止凸部受けと、を具備したねじ込み式ランプソケット。
【請求項2】前記爪受け部を前記ブリッジに設けたことを特徴とする請求項1記載のねじ込み式ランプソケット。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の照明器具に備えられる常夜灯を着脱可能に支持する常夜灯ソケット、或いは光源が放電ランプの照明器具において前記ランプを始動させるためのグロースタータ(点灯管またはグローランプとも称される。)を着脱可能に支持するグロースタータソケット等のねじ込み式ランプソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】ねじ込み式ランプソケットは、ランプの口金がねじ込まれる口金受け筒部を有したボディに、前記口金の周壁に接して電気的に接続される第1接触金具と、前記口金のアイレット端子に接して電気的に接続される口金接触片部を有した第2接触金具とを少なくとも内蔵しており、かつ、これら接触金具をボディの後面開口を塞ぐ裏蓋で覆い隠している。
【0003】従来のソケットのボディはユリア樹脂などの熱硬化性合成樹脂製である。また、裏蓋はボディとは別に成形されたポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂製であって、この別ピースの裏蓋は、ねじ止め、爪止め、超音波溶着、或いはこれらを併用する等によりボディの後面に連結されている。
【0004】一般的な従来のソケットでは、口金受け筒部内に有底円筒状の受金が内蔵され、この受金は口金受け筒部の底壁を貫通するグロメットを介して第1接触金具に連結されている。それによって、受金にねじ込まれるランプの口金の周壁と第1接触金具とが電気的に接続されるようになっている。さらに、第2接触金具の口金接触部は前記底壁を通って挿入されているとともに、前記底壁に設けた受け部によって口金のねじ込みに伴う口金接触部の過度の変形をなくして、そのへたりが防止されるようになっている。
【0005】また、以上のように多数の接触金具を用いないようにした構成も知られている。つまり、第1接触金具は、口金の周壁が接触する口金接触片部を有しているとともに、ボディの後面開口から挿入して、その口金接触片部を口金受け筒部の内面に沿わせてボディに内蔵されている。なお、口金のアイレット端子が接触する口金接触片部を有した第2接触金具も、ボディの後面開口から挿入してボディに内蔵されている。こうした第1、第2の接触金具は、その口金接触片部を口金受け筒部にねじ込まれる口金に直接接触するので、これら金具の他に接触金具を必要としないものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにボディと裏蓋とが別体であり、これらの連結作業を要する従来ねじ込み式ランプソケットによれば、成形コストが二重にかかる他に、連結に要する手間が多いため、コスト高であるという問題がある。
【0007】しかも、ボディ内に配置されて口金に直接接触する口金接触片部を有した第1、第2の接触金具を採用して部品数を削減した従来のねじ込みランプソケットでは、口金受け筒部への口金のねじ込みに伴って、前記両接触金具がそのボディへの挿入方向とは逆方向の力を受けることは不可避であるから、それによって、両接触金具が押し動かされる恐れがある。そうした場合、押し動かされた両接触金具によって裏蓋が内側より押されて、この蓋とボディとの連結部に負荷が与えられるから、それによって裏蓋が不用意に開いてしまう恐れが考えられる。
【0008】したがって、本発明が解決しようとする第1の課題は、口金の取付けによって裏蓋が不用意に開く恐れをなくすことができる安価なねじ込み式ランプソケットを得ることにある。
【0009】また、本発明が解決しようとする第2の課題は、前記第1の目的を達成するにあたり、より安価で、かつ、口金受け筒部の外形形状を単純にできるねじ込み式ランプソケットを得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題を解決するために、請求項1の発明は、ランプの口金が着脱可能にねじ込まれる円筒状の口金受け筒部を有するとともに、この筒部の前記ランプが挿入される先端開口端部とは反対側開口端部に前記口金受け筒部を径方向に横断して一体に形成されたブリッジを有するボディと、前記口金受け筒部の内周面に露出されるとともに前記口金の周壁が接触する口金接触片部を有して前記ボディの後面開口から挿入して前記ボディに内蔵された第1接触金具と、前記ブリッジに前記先端開口端部側から対向されるとともに前記口金のアイレット端子が接触する口金接触片部を有して前記ボディの後面開口から挿入して前記ボディに内蔵された第2接触金具と、前記ボディにセルフヒンジを介して一体に設けられ前記両接触金具を覆い隠して前記ボディの後面開口を閉じる裏蓋と、この裏蓋の前記セルフヒンジとは反対側に一体に突設された弾性変形可能な係止爪と、前記裏蓋の前記セルフヒンジ側に一体に突設された係止凸部と、前記ボディの後面開口端部に設けられ前記裏蓋を閉じたときに前記係止爪が係止される爪受け部と、前記ボディの前記セルフヒンジ側に設けられ前記裏蓋を閉じたときに前記係止凸部が係止される係止凸部受けと、を具備したものである。
【0011】請求項1の発明において、裏蓋はボディに対してセルフヒンジを介して一体に形成されているので、これらを個別に成形する手間が不要であり、成形コストを下げることができる。そして、裏蓋は、セルフヒンジを中心にボディの後面開口に被さるように回転させるだけの簡単な手間により、その係止爪を弾性変形させながらボディの爪受け部に係合させるとともに、係止凸部をボディの係止凸部受けに係合させることができるから、これらの係合によってボディの後面開口を塞いだ姿勢に保持される。また、ボディのブリッジは、口金受け筒部にランプの口金をねじ込んだ際において、口金のアイレット端子が第2接触金具の口金接触片部に接触するに伴って、この接触片部が過度に変形しないように支持して、そのへたりを防止する。
【0012】そして、口金受け筒部への前記口金のねじ込みに伴い接触金具を介して裏蓋が押し開かれようとするにも拘らず、前記係止爪および爪受け部の係合と相俟って、係止凸部と係止凸部受けとの係合によって、裏蓋を閉じた状態に確実に保持できる。特に、セルフヒンジ側において係合された係止凸部と係止凸部受けとは、強度が小さいセルフヒンジに対する負荷の集中を防止して、このヒンジの破損を妨げる。しかも、仮に、何らかの原因でセルフヒンジが破損した場合でも、前記係止爪と爪受け部との係合、および係止凸部と係止凸部受けとの係合によって、裏蓋を閉じた状態に保持できる。
【0013】また、前記第2の課題を解決するために、請求項2の発明は、前記爪受け部を前記ブリッジに設けたことを特徴としている。
【0014】この請求項2の発明において、裏蓋を閉じ操作した時に、その係止爪はブリッジに設けた爪受け部に係合して、裏蓋を閉じ状態に保持する。ブリッジおよびその爪受け部は口金受け筒部の内側に位置されているので、爪受け部を口金受け筒部の外面側に突出して設ける場合に比較して、口金受け筒部の外面への突出部が少なく、その外形形状を単純にできるとともに、それにしたがいボディ等を成形する金型の構造を単純にできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図13を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1〜図6中符号21で示すねじ込み式ランプソケットとしてのグロースタータソケットは、ボディ22と、裏蓋23と、第1接触金具24と、第2接触金具25と、閉蓋保持手段とを具備している。
【0016】ボディ22は、熱可塑性合成樹脂例えばポリプロピレンの成形品であって、円筒状の口金受け筒部30の外側に、一対の金具収容部31と、一つのコンデンサ収容部32と、一対の電線差し込み部33とを夫々一体に形成してなる。ボディ22の後面は開口されている。
【0017】口金受け筒部30には、ランプ例えば図5、図6に示されるグロースタータ(点灯管、またはグロー放電管、或いはグローランプとも称する。)26の口金27が着脱可能にねじ込まれる。口金27は、その外周をなす螺旋溝を有する周壁27aと、口金端面に設けられたアイレット端子27bとを有している。図3、図4、および図10等に示されるように口金受け筒部30は、その内周面に周方向に沿って斜めに延びてビード状に突出形成されるとともに、前記螺旋溝に係合してグロースタータ26が不用意に抜けないように外れ止めするねじ山部34を有している。図10に示されるように口金受け筒部30の内周面にはその軸方向に延びる金具係合凹部30aが設けられている。
【0018】この口金受け筒部30は、そのグロースタータ26が挿入される先端開口部と反対側開口端部に、この筒部30を径方向に横断するブリッジ35を有している。このブリッジ35は図10に示されるように前記先端開口側を底とする断面コの字状の溝構造をなしている。
【0019】口金受け筒部30には、一つの爪受け部36と、一対の係止凸部受け37とが夫々設けられている。爪受け部36は、例えばブリッジ35の一端部に設けられており、図9に示されるように前記反対側開口に向けて開くガイド斜面36aを有している。なお、図1および図9等に示す符号35aはブリッジ35の底に爪受け部36に臨んで開口された孔である。また、前記構成に代えて本発明においては、口金受け筒部30の前記反対側開口端部の周壁の一部を外側に突出させ、この突出部分に開口する孔を設けることによって爪受け部36を形成してもよい。
【0020】2個の係止凸部受け37は、ボディ22の後面開口端部、特に、ブリッジ35の他端部側に設けられる後述のセルフヒンジ45の近傍にこのヒンジ45を間に置いて両側に設けられており、例えば角孔状の係止孔により形成されている。なお、本発明においては、前記係止孔に代えて、図9に示される前記爪受け部36と同様なガイド斜面を有する突起によって係止凸部受け37を形成してもよい。
【0021】図3および図4に示されるように一対の金具収容部31は、前記反対側開口端部の外側にボディ22の径方向を中心とする線対称の配置に形成されていて、後述する隔壁39で仕切られているとともに、その後面は夫々開放されている。したがって、これら金具収容部31はあたかもブリッジ35の延長部分で仕切られたようになっている。
【0022】金具収容部31の前側に一体に連なって形成されたコンデンサ収容部32には、図5、図6に示される雑音防止用コンデンサ38が収容される。このコンデンサ38は一対の線状のリード38aを有している。図1および図11等に示されるようにコンデンサ収容部32の底部(つまり、収容部31、32の境界となる壁部)には一対のリード通孔32aが設けられ、これら通孔32aはボディ22が有する隔壁39で仕切られている。隔壁39は図4、図5等に示されるれように例えばブリッジ35の他端に一体に連続して設けられている。
【0023】金具収容部31の前側に一体に連なって形成された一対の電線差し込み部33は、図1および図11に示されるようにコンデンサ収容部32の幅方向両側に位置して設けられ、その底部(つまり、収容部31、33の境界となる壁部)には電線通孔33aが設けられている。また、図1および図3中40は電線差し込み部33に挿入された電線41(図11中2点鎖線参照)をボディ22から引き抜く際に、図示しないピン状のリリース棒を金具収容部31内に挿入させるリリース孔を示している。
【0024】また、口金受け筒部30の前記反対側開口端部の外面には、径方向に対向する一対の取付け爪42が一体に突設されている。これらの爪42を図示しない照明器具のシャーシに設けた取付け孔の孔縁に夫々引っ掛けることによって、グロースタータソケット21が、前記シャーシに取付けられるようになっている。
【0025】前記構成のボディ22における後面開口を塞ぐ前記裏蓋23は、図2〜図5、図7に示されるようにボディ22に対して例えば一対のセルフヒンジ45を介して一体に成形されている。これらセルフヒンジ45は、V形溝を設けて可撓変形自在な薄肉(0.25mm程度)としたものであって、相互間には非連結用の孔46が設けられている。
【0026】この裏蓋23は、セルフヒンジ45と反対側において内面に一体に突設された弾性変形可能な係止爪47と、セルフヒンジ45側において内面に一体に突設された一対の係止凸部48とを夫々有している。裏蓋23は、その係止爪47を前記爪受け部36に引掛けるとともに、係止凸部48を前記係止凸部受け37に夫々引掛けることにより、ボディ22の後面開口を閉じた状態に保持されている。したがって、前記爪受け部36、係止凸部受け37、係止爪47、および両係止凸部48は、裏蓋23を閉じた姿勢に保持する前記閉蓋保持手段をなしている。
【0027】また、一対の係止凸部48は、図8および図11に示されるように裏蓋23が閉じた状態では夫々金具収容部31内に入り込むようになっている。さらに、これら係止凸部48にはストッパ突起49が夫々一体に突設されている。これらの突起49は前記リリース孔40に対応して設けられ、電線41に対するリリース動作に伴う後述の電線鎖錠片部53、57の過度の変形をさまたげて、それらのへたりを防止するのに用いられる。なお、本発明において、係止凸部48とストッパ突起49とは別々に設けてもよいが、前記のように共通化する構成によれば、裏蓋23の構成を簡単にできる。
【0028】前記ボディ22に内蔵されるばね製を有する銅合金製の第1接触金具24は、図12に示されるようにベース51に、口金接触片部52と、電線鎖錠片部53と、リード鎖錠片部54とを夫々一体に設けて形成されている。
【0029】ベース51は、第1片部51aおよびこれから折れ曲がった第2片部51bからへの字形をなして形成されている。口金接触片部52は、短冊状をなして、第1片部51aの幅方向一端から前記幅方向に延びて一体に設けられている。この接触片部52は、前記口金27の周壁27aとの接触面積をより大きくするために例えば波形状に成形されているが、この波形は本発明では省略してもよい。
【0030】電線鎖錠片部53は、第2片部51bの幅方向一端から一体に延出した突出部を、第2片部51bの幅内に位置されるように斜めに折曲げて設けられている。リード鎖錠片部54は第2片部51bから斜めに切り起こして形成されている。これら電線鎖錠片部53およびリード鎖錠片部54の先端部には、夫々V字溝53a、54aが曲げ形成されている。
【0031】前記ボディ22に内蔵されるばね製を有する銅合金製の第2接触金具25の構成は第1接触金具24と同様であり、図13に示されるようにベース55に、口金接触片部56と、電線鎖錠片部57と、リード鎖錠片部58とを夫々一体に設けて形成されている。
【0032】ベース55は、第1片部55aおよびこれから折れ曲がった第2片部55bからへの字形をなして形成されている。口金接触片部56は、短冊状をなして、第1片部55aの幅方向一端から前記幅方向に延びて一体に設けられている。電線鎖錠片部57は、第2片部55bの幅方向一端から一体に延出した突出部を、第2片部55bの幅内に位置されるように斜めに折曲げて設けられている。リード鎖錠片部58は第2片部55bから斜めに切り起こして形成されている。これら電線鎖錠片部57およびリード鎖錠片部58の先端部には、夫々V字溝57a、58aが曲げ形成されている。
【0033】そして、前記構成の両接触金具24、25は図4および図5等に示されるようにボディ22に内蔵されている。すなわち、第1接触金具24は、口金接触片部52を先頭にして一方の金具収容部31にその後面開口から挿入して収容されている。なお、収容の最終段階では圧入気味に挿入される。この収容により、ベース51および両鎖錠片部53、54が夫々前記一方の金具収容部31に内蔵されるとともに、口金接触片部52が口金受け筒部30の金具係合凹部30aに係合して保持されて、この口金受け筒部30の内周面に面一的に露出して設けられる。こうした第1接触金具24のボディ22への取付けはブリッジ35で仕切られたボディ22の後面開口を通して行うことができる。
【0034】この取付けにより第1接触金具24は、図4等に示されるようにベース51の幅方向をボディ22の軸方向と一致させてボディ22に内蔵される。こうして内蔵された第1接触金具24の電線鎖錠片部53は、前記一方の金具収容部31の内壁面に接近し、かつ、そのV字溝53aを一方の電線差し込み部33の電線通孔33aに対向させて配置される。また、第1接触金具24のリード鎖錠片部54は、前記隔壁39の側面に接近し、かつ、そのV字溝54aを一方のリード通孔32aに対向させて配置される。
【0035】また、第2接触金具25は、口金接触片部56を先頭にして他方の金具収容部22aにその後面開口から挿入して収容されている。なお、収容の最終段階では圧入気味に挿入される。この収容により、ベース55および両鎖錠片部57、58が夫々前記他方の金具収容部22aに内蔵されるとともに、口金接触片部56の先端部がブリッジ35に口金受け筒部30の先端開口端部側から対向して設けられる。こうした第2接触金具25のボディ22への取付けはブリッジ35で仕切られたボディ22の後面開口を通して行うことができる。
【0036】この取付けにより第2接触金具25は、図4等に示されるようにベース55の幅方向をボディ22の軸方向と一致させてボディ25に内蔵される。こうして内蔵された第2接触金具25の電線鎖錠片部57は、前記他方の金具収容部31の内壁面に接近し、かつ、そのV字溝57aを他方の電線差し込み部33の電線通孔33aに対向させて配置される。また、第2接触金具25のリード鎖錠片部58は、前記隔壁39の側面に接近し、かつ、そのV字溝58aを一方のリード通孔32aに対向させて配置される。
【0037】前記構成のグロースタータソケット21は、そのボディ22と裏蓋23とが一体成形されたものであるから、これらを個別に成形する手間が不要となり、部品点数が少なく、成形コストを下げることができる。
【0038】このソケット21は次の手順で組立てられる。まず、既述のようにボディ22にその後面開口を通して一対の接触金具24、25を挿入して内蔵する。次に、ボディ22の後面開口を裏蓋23によって閉じる。この場合、裏蓋23はセルフヒンジ45によってボディ22に位置決めされているので、裏蓋23をセルフヒンジ45を中心に回動させてボディ22の後面開口を閉じるという簡単なワンタッチ作業によって、その係止爪47を弾性変形させながらボディ22の爪受け部36に係合させる(図9参照)とともに、一対の係止凸部48をボディ22の係止凸部受け37に係合させる(図8参照)ことができる。それによって、ソケット21の組立が完了する。
【0039】したがって、このようなワンタッチ操作で裏蓋23をボディ22の後面開口を塞いだ状態に保持できて組立て性が良好で、組立てコストが低いことと相俟って、既述のように成形コストが低いため、このグロースタータソケット21を安価に得ることができる。
【0040】前記構成のグロースタータソケット21に対してグロースタータ26、コンデンサ38、および2本の電線41は次のように取付けられる。
【0041】グロースタータ26は、その口金27を口金受け筒部30内にこの筒部30の先端開口からねじ込むことにより、口金27の周壁27aのねじ溝にねじ山部34を係合させて口金受け筒部30に取付けられる。この取付けにより、口金27の周壁27aが第1接触金具24の口金接触片部52に接触されるとともに、口金27のアイレット端子27aが第2接触金具25の口金接触片部56を押圧し弾性変形させる。このアイレット端子27aの口金接触片部56への接触において、口金受け筒部30のブリッジ35が口金接触片部56の一定量以上の弾性変形を阻止するので、口金接触片部56が過度に変形されてへたることを防止できる。
【0042】コンデンサ38は、その2本のリード38aを先頭にしてコンデンサ収容部32に挿入することにより、この収容部32に収容して取付けられる。この取付けにより、一方のリード38aは、一方のリード通孔32aを通って対応する一方の金具収容部31に挿入されるから、前記一方のリード通孔32aに対向している第1接触金具24のリード鎖錠片部54を押し動かしながら通過し、この片部54のV字溝54aと隔壁39の一側面との間に自己鎖錠式に保持される。同様に、他方のリード38aも、他方のリード通孔32aを通って対応する他方の金具収容部31に挿入されるから、前記他方のリード通孔32aに対向している第2接触金具25のリード鎖錠片部58を押し動かしながら通過し、この片部58のV字溝58aと隔壁39の他側面との間に自己鎖錠式に保持される。こうして取付けられるコンデンサ38はグロースタータ26に対し電気的に並列に接続される。
【0043】2本の電線41は夫々電線差し込み部33に挿入して取付けられる。この挿入により、一方の電線41は、一方の電線差し込み部33の電線通孔33aを通って対応する一方の金具収容部31に挿入されるから、前記一方の電線通孔33aに対向している第1接触金具24の電線鎖錠片部53を押し動かしながら通過し、この片部53のV字溝53aと一方の金具収容部31の内側面との間に自己鎖錠式に保持される。同様に、他方の電線41は、他方の電線差し込み部33の電線通孔33aを通って対応する他方の金具収容部31に挿入されるから、前記他方の電線通孔33aに対向している第2接触金具25の電線鎖錠片部57を押し動かしながら通過し、この片部57のV字溝57aと他方の金具収容部31の内側面との間に自己鎖錠式に保持される。
【0044】ところで、前記グロースタータ26の口金27を口金受け筒部30へのねじ込むに伴って、両接触金具24、25はその口金接触片部52、56への口金27の接触を介して裏蓋23側に押圧されるから、それによって接触金具24、25の少なくとも一方が押し動かされて裏蓋23を開き方向に押す恐れがある。また、電線差込み部33に挿入して接続された電線41を取外す際にも、リリース孔40に挿通される図示しないリリース棒により電線鎖錠片部53または57が押されるので、その力によっても接触金具24、25の少なくとも一方が押し動かされて裏蓋23を開き方向に押す恐れがある。
【0045】しかし、裏蓋23は、その先端部側の係止爪47がボディ22の爪受け部36に引掛かっているのみならず、セルフヒンジ45側における係止凸部48とボディ22の係止凸部受け37との引掛かりによって、閉じた状態を保持されているから、前記のように接触金具24、25を介して裏蓋23が内側から外側に開く方向に押される場合においても、それに拘らず、裏蓋23が不用意に開く恐れがない。したがって、両接触金具24、25と口金27との適正な接触状態が損なわれることがなく、機械的および電気的接続の信頼性を保持できる。
【0046】その上、前記ソケット21のセルフヒンジ45は薄肉であるために強度が小さいにも拘らず、このヒンジ45の近傍位置において係止凸部48と係止凸部受け37とを係合させたから、取り分け、これらの係合部をセルフヒンジ45を間に置いてその両側に設けたので、そこでの支持作用により、前記スタータ26のねじ込みに伴いセルフヒンジ45に負荷が集中することを防止でき、このヒンジ45の破損を妨げることができる。
【0047】しかも、以上のように前記係止爪47と爪受け部36とが係合するとともに、係止凸部48と係止凸部受け37とが係合して、裏蓋23を閉じた状態に保持する構成であるから、仮に、何らかの原因でセルフヒンジ45が破損した場合でも、前記複数箇所での係合によって裏蓋23を閉じた状態に保持できるとともに、両接触金具24、25と口金27との適正な接触状態が損なわれることがない。
【0048】また、係止爪47が係合する爪受け部36は、口金受け筒部30の内側に位置されたブリッジ35に設けられているので、爪受け部36を口金受け筒部30の外面側に突出して設ける場合に比較して、口金受け筒部36の外面への突出部を少なくでき、この筒部36の外形形状を単純にできる。そのため、このソケット21を前記シャーシに配置する上で前記突出部が少ない分有利である。しかも、外形形状の単純化に伴い、ボディ22および裏蓋23を一体成形する金型において、口金受け筒部30に相当する部分の構造並びに加工を単純にできるので、型費や安くなって、ソケット21全体のコストダウンをより促進できる。
【0049】なお、本発明は前記第1の実施の形態には制約されない。例えば、本発明を常夜灯ソケットとして構成する場合には、前記第1の実施の形態のままでもよいし、或いは雑音防止用コンデンサの取付けに関係するコンデンサ収容部、リード鎖錠片部などを省略して実施することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0051】請求項1の発明によれば、ボディと裏蓋との成形コストが低いことと相俟って、裏蓋をセルフヒンジを中心に回転させるだけの簡単な手間でボディの後面開口を裏蓋で閉じることができるから、ねじ込み式ランプソケットを安価に提供できる。その上、口金受け筒部にランプの口金をねじ込むに伴い接触金具を介して裏蓋が押されることがあっても、係止爪および爪受け部の係合と、係止凸部および係止凸部受けの係合とによって、裏蓋が不用意に開く恐れなくすことができる。しかも、前記係合により強度が小さいセルフヒンジの破損を防止できるとともに、セルフヒンジが破損した場合でも、前記係合によって裏蓋を閉じた状態に保持できる。
【0052】請求項2の発明によれば、裏蓋の係止爪が係合する爪受け部をブリッジに設けたから、爪受け部を口金受け筒部の外面側に突出して設ける場合に比較して、口金受け筒部の外面への突出部が少なく、その外形形状を単純にできるとともに、ボディ等を成形する金型の構造も単純となるので、より安価に提供できる。




 

 


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