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発明の名称 連結形蛍光灯照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−180531
公開日 平成9年(1997)7月11日
出願番号 特願平7−334672
出願日 平成7年(1995)12月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 稗田 正直
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】直管形けい光ランプが収容されるとともに、このランプの軸方向に延びるように並べて連結される反射板を複数備え、これら反射板が、その両端部に前記ランプを支持するランプソケットが通されるソケット通し溝を有して前記ランプの上側に位置される天板と、この天板の両側縁から夫々斜め下方に開いて折り曲げられ前記ランプの側方に位置されるとともに下縁に側縁を有した側板とを備えてなる連結形蛍光灯照明器具において、前記側縁を、前記側板の下縁から折り曲げられて外側に張り出す側縁ベースと、このベースの先端から断面略逆U字状をなして折り曲げられて上向きに突出した側縁逆U字状部とから形成し、隣接する反射板相互を連結する連結金具を備え、この金具が、前記ソケット通し溝の奥行き寸法に対しそれ以上でかつ2倍以下の幅を有して、前記隣接する反射板相互の接合部を外面から覆って設置される金具本体と、この本体の一端に設けられ前記ソケット通し溝の奥行き方向に沿う側部溝縁に嵌合するU字状断面の第1連結部と、前記金具本体の他端に設けられ前記側縁ベース上に重ねられる基板部およびこの基板部から上向きに折り曲げられて前記側縁逆U字状部に嵌入される起立板部を有した第2連結部とを備えてなり、前記第1連結部を前記隣接する反射板の相連続する前記ソケット通し溝の側部溝縁に渡って嵌合し、かつ、前記第2連結部の基板部を前記隣接する反射板の相連続する側板部ベース部に渡って重ねるとともに、前記第2連結部の起立板部を前記隣接する反射板の相連続する側縁逆U字状部に渡って嵌入させて、前記連結金具を介して前記隣接する反射板相互を連結してなることを特徴とする連結形蛍光灯照明器具。
【請求項2】前記第2連結部の基板部の両端に、少なくとも先端部が斜め上向きに傾斜する傾斜突出片を夫々設けたことを特徴とする前記請求項1に記載の連結形蛍光灯照明器具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直管形けい光ランプの軸方向に延びるように並べて連結される複数の反射板を備える連結形蛍光灯照明器具に係り、特に、隣接する反射板相互を連結する構造について改善した連結形蛍光灯照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】連結形蛍光灯照明器具は、軸方向に延びるように並べられる複数の長尺状の反射板の内側に、夫々少なくとも一本の直管形けい光ランプを収容するとともに、これらランプを支持するランプソケットが長手方向両端部に取付けられた器具本体を各反射板の上側に夫々配置してなる。そして、隣接して連結される反射板相互間には、これら反射板の端板が配置されることはなく、端板は互いに連結された複数の反射板構体の長手方向両端においてのみ設けられるようになっている。
【0003】この種照明器具における隣接する反射板相互の連結構造の従来例は図5に示されている。
【0004】詳しくは、図5中1、2は隣接する板金製反射板であって、これらは天板3と、一対の側板4とを備えている。図示しないけい光ランプの上側に位置される天板3の長手方向両端部には、ソケット通し溝5が夫々切欠いて設けられ、これらの溝5には前記ランプソケットが通されるようになっている。側板4は、天板3の両側縁から夫々斜め下方に開いて折り曲げられ、その下縁に側縁6を有している。この側縁6は、側板4の下縁から折り曲げられて外側に張り出す側縁ベース6aと、このベース6aの先端から直角に折り曲げられた側縁上向き部6bとから形成されている。
【0005】前記反射板1、2の内の一方の反射板1の長手方向一端部には、L形に折り曲げられた一対の第1連結金具7(一方のみ図示)が固定されている。これら連結金具7は、側縁6の内側に重ねられていて、側縁ベース6aおよび側縁上向き部6bに夫々スポット溶接されているとともに、側縁6の端面よりも反射板2方向に突出されている。また、この反射板1の長手方向一端に突き合わされる反射板2の長手方向一端部には、逆V字状をなす折り曲げ部の一端に挟み片8aを折り曲げるとともに他端に固定片8bを折り曲げてなる一対の第2連結金具8が、その固定片8bを側縁6の側縁ベース6bにスポット溶接して固定されている。
【0006】そして、隣接する反射板1、2は、その端面を互いに突き合わせるとともに、反射板1に固定された第1連結金具7の突出部分を、反射板2に固定された第2連結金具8の挟み片8aとこれが接する側縁ベース6aとの間に差し込んで、これら側縁ベース6aと挟み片8aとで挟持することにより、連結されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のような反射板1、2の連結構造によれば、これら反射板1、2の突き合わせ側の端部に夫々2個ずつの第1連結金具7または第2連結金具8を固定するので、部品点数が多いとともに、各連結金具7、8を固定するのにスポット溶接が必要であるので、部品製作上の工数が多いという問題がある。しかも、反射板1、2のスポット溶接が施される部分には、この溶接の際に熱が加えられるから、組立て後の塗装作業を省略する上で有効なカラー鋼板で反射板1、2を作ることができないという問題もある。
【0008】そして、第1、第2の連結金具7、8は言わば雄・雌の関係にあるから、3個以上の反射板を連結する場合には、両端に位置される反射板以外の反射板の向きを、隣接する反射板が有する連結金具に適合させる手間が必要である。さらに、前記スポット溶接により取付けられる各連結金具7、8は、その固定位置や向きがばらつくことに加えて、連結にあたっては第1連結金具7の突出部分で第2連結金具7の挟み片8aをこじり起すようにして差し込む手間が必要である。したがって、これらの理由により、隣接する反射板相互の連結作業が面倒であるという問題がある。
【0009】しかも、反射板1、2の側縁6の側縁立上がり部6bの上端は、板金の切断面(エッジ)が露出しているので、既述の連結作業等において、作業者が側縁立上がり部5bのエッジに触れて傷付けられる恐れが高いという問題もある。
【0010】また、隣接する反射板1、2は、その幅方向両側の側縁6において第1、第2連結金具7、8を介して連結されるだけであるから、反射板1、2の連結が強固ではなく、連結された一方の第1、第2連結金具7、8を中心に反射板1、2が開いたり、反射板1、2の突き合わされた接合部を上げるような反射板1、2の動きを許したり、或いは前記接合部が下がるような反射板1、2の動きを許したりし易いという問題がある。しかも、適正に反射板1、2が突き合わされている場合にあっても、その接合部分に形成される若干の隙間を通して光漏れを生じるので、接合部の隙間が目立ち易いという問題もある。
【0011】したがって、本発明が解決しようとする第1の課題は、反射板の部品点数および製作上の工数を少なくでき、反射板をカラー鋼板製とすることも可能であるとともに、隣接する反射板相互の連結を強固かつ容易にでき、そして、この連結作業において作業者が傷を負う恐れを少なくでき、しかも、接合部の隙間を目立たなくできる連結形蛍光灯照明器具を提供することにある。
【0012】また、本発明が解決しようとする第2の課題は、前記第1の課題を解決するにあたり、連結作業をより容易にできる連結形蛍光灯照明器具を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、直管形けい光ランプが収容されるとともに、このランプの軸方向に延びるように並べて連結される反射板を複数備え、これら反射板が、その両端部に前記ランプを支持するランプソケットが通されるソケット通し溝を有して前記ランプの上側に位置される天板と、この天板の両側縁から夫々斜め下方に開いて折り曲げられ前記ランプの側方に位置されるとともに下縁に側縁を有した側板とを備えてなる連結形蛍光灯照明器具を前提とする。
【0014】そして、前記第1の課題を解決するために請求項1の発明は、前記側縁を、前記側板の下縁から折り曲げられて外側に張り出す側縁ベースと、このベースの先端から断面略逆U字状をなして折り曲げられて上向きに突出した側縁逆U字状部とから形成し、隣接する反射板相互を連結する連結金具を備え、この金具が、前記ソケット通し溝の奥行き寸法に対しそれ以上でかつ2倍以下の幅を有して、前記隣接する反射板相互の接合部を外面から覆って設置される金具本体と、この本体の一端に設けられ前記ソケット通し溝の奥行き方向に沿う側部溝縁に嵌合するU字状断面の第1連結部と、前記金具本体の他端に設けられ前記側縁ベース上に重ねられる基板部およびこの基板部から上向きに折り曲げられて前記側縁逆U字状部に嵌入される起立板部を有した第2連結部とを備えてなり、前記第1連結部を前記隣接する反射板の相連続する前記ソケット通し溝の側部溝縁に渡って嵌合し、かつ、前記第2連結部の基板部を前記隣接する反射板の相連続する側板部ベース部に渡って重ねるとともに、前記第2連結部の起立板部を前記隣接する反射板の相連続する側縁逆U字状部に渡って嵌入させて、前記連結金具を介して前記隣接する反射板相互を連結してなることを特徴としている。
【0015】この発明において、連結金具を用いて隣接する反射板を連結するには、まず、隣接される反射板の一方の端部に連結金具を取付ける。この取付けは、連結金具を前記一方の反射板の端部外面に重ねながら、その第1連結部を前記一方の反射板端部に設けられたソケット通し溝の側部溝縁に嵌合するとともに、第2連結部を前記一方の反射板における側縁に重ね、その際、第2連結部の起立板部を前記側縁の側縁逆U字状部内に嵌入させるて行う。
【0016】このような前記一方の反射板への連結金具の取付けにおいて、この連結金具は、その幅方向一側縁がソケット通し溝の奥端に当たることにより位置決めされる。それによって、連結金具の幅方向他端縁側を、前記一方の反射板の端部よりも突出させて、連結金具が前記一方の反射板の端部に取付けられる。
【0017】次に、他方の反射板を前記連結金具の突出部分の裏面に重なるように前記一方の反射板に端面に突き合わせる。その際、前記他方の反射板の端部に設けられたソケット通し溝の側部溝縁を、連結金具の第1連結部に嵌入させるとともに、連結金具の第2連結部を前記他方の反射板における側縁に重ねて、その起立板部を前記側縁の側縁逆U字状部内に嵌入させる。
【0018】こうして連結金具は隣接する反射板の接合部をその外面から覆って配置されて、これら反射板を連結する。
【0019】したがって、この照明器具は、隣接する反射板を連結するのに2個の連結金具を用いるだけでよい。しかも、この金具を反射板にスポット溶接などで固定する必要がなく、それにより、特に、反射板がカラー鋼板製である場合であっても、反射板に対する連結金具の取付け部分が加熱されて変色することがない。
【0020】そして、前記構成の連結金具を用いて隣接する反射板を以上のようにして連結するので、反射板の端部の構成を同じにでき、その方向性をなくすことができる。しかも、既述のようにU字状断面をなす第1連結部の内側に前記側部溝縁を嵌合させるとともに、反射板の側縁逆U字状部に第2連結部の起立板部を嵌合させて、隣接する反射板相互を連結するので、その作業においてこじ開けながら差し込みを行う手間を余儀なくされることがない。
【0021】さらに、第1、第2連結部を反射板に夫々嵌合させて設けられる連結金具は、反射板のソケット通し溝から側縁に渡って配置されて、隣接する反射板を連結するので、反射板相互の連結強度が高められる。
【0022】その上、連結金具は、前記取付けにより連結された反射板の接合部をその外面から覆い隠すから、接合部を通しての光り漏れを防止する。
【0023】しかも、反射板の側縁は側縁逆U字状部を有していて、そのエッジは側縁ベースに対向しているから、反射板の取扱い作業中に前記エッジに手が触れることがない。
【0024】また、前記第2の課題を解決するために請求項2の発明は、前記第2連結部の基板部の両端に、少なくとも先端部が斜め上向きに傾斜する傾斜突出片を夫々設けたものである。
【0025】この発明において、第2連結部の傾斜突出片は、第2連結部を反射板の側縁に挿入する際に、第2連結部が側縁の端面に突き当たることを防止するガイドとして使用される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。第1の実施の形態に係る天井埋め込み式の連結形蛍光灯照明器具は、図1に示されるように複数台例えば2台の照明器具を後述の連結金具を介して連結してなるものである。
【0027】一方の照明器具は、器具本体11と、一対のランプソケット12と、一対の反射板ホルダ13と、反射板14と、例えば1本の直管形けい光ランプ15とを備えている。同様に他方の照明器具も、器具本体16と、一対のランプソケット17と、一対の反射板ホルダ18と、反射板19と、例えば1本の直管形けい光ランプ20とを備えている。
【0028】板金製の各器具本体11、16はけい光ランプ15、20の長さに対応した長細い箱状をなし、その下面は開放されており、また、内部には図示しない放電灯安定器などの電気部品が取付けられている。器具本体11の長手方向両端部には、その下方に突出するランプソケット12がソケット取付け金具を介して夫々取付けられ、同様に器具本体16の長手方向両端部にも、その下方に突出するランプソケット17がソケット取付け金具を介して夫々取付けられている。そして、器具本体11の長手方向両端部側2か所には夫々板金製の反射板ホルダ13が固定され、同様に器具本体16の長手方向両端部側2か所にも夫々板金製の反射板ホルダ18が固定されている。これらのホルダ13、18は器具本体11、16をその幅方向に横断して連結されるベース部の両端から夫々直角下方に折り曲げられたアーム部とから略コ字形状をなしている。
【0029】けい光ランプ15、20を収容する長尺状の各反射板14、19は、板金製、例えばカラー鋼板製(なお、後述の端板を除く)であって、図2および図3に示されるように天板21と、一対の側板22とを備えている。これら天板21および側板22は反射板14、19の本体をなす。
【0030】天板21はけい光ランプ15、20の上側に水平に位置されるものであって、その長手方向両端部には夫々ソケット通し溝23が設けられている。ソケット通し溝23は、天板21の長手方向両端部を切欠くことによって形成されたものであり、天板21の長手方向両端に開放されている。天板21は左右(長手方向)および前後(幅方向)に対称の形状をなしている。
【0031】一対の側板22は、天板21の両側縁から夫々斜め下方に開いて折り曲げられてけい光ランプ15、20の側方に位置されるものであって、その下縁には側縁24が設けられている。この側縁24は側板22の下縁から外側に張り出して折り曲げられた水平な側縁ベース24aと、このベース24aから折り曲げられて上向きに突出した側縁逆U字状部24bとから形成されている。
【0032】側縁逆U字状部24bは断面略逆U字状をなしており、その下向きに折り返された先端は側板ベース24aに対向されている。この側縁逆U字状部24bの内側に形成される隙間の幅A(図2および図3参照)は後述する連結金具の板厚と同様である。
【0033】また、この実施の形態では反射板の使用数が2個であって、使用される反射板14、19は、これらを連結してなる反射板構体の長手方向両端に配置される反射板に相当するので、反射板14、19は夫々一つの板金製端板25(図1参照)を備えている。この端板25は反射板14、19の長手方向の一端を塞いで取付けられている。そのため、天板21に形成されたソケット通し溝23の一方は、その開放端を端板25により塞がれている。そして、端板25はその下縁から折り曲げ形成された端板側縁26を有している。この側縁26は前記側縁24と同様な構造であって、側縁24の一端に連続されている。
【0034】前記反射板14、19のうちの一方の反射板14は、器具本体11に固定される。この固定は、反射板14の天板21を上向きに挿通するねじ27(図1参照)を反射板ホルダ13のベース部に螺合して行われる。その際、反射板ホルダ13は、反射板14を幅方向に跨ぎ、その一対のアーム部の折り曲げ端部が側縁逆U字状部24bの下向きに折り返された先端に引っ掛けられて反射板14を幅方向からも支持するようになっている。同様に、他方の反射板19は、器具本体16に固定される。この固定は、反射板19の天板21を上向きに挿通するねじ28(図1参照)を反射板ホルダ18のベース部に螺合して行われる。その際、反射板ホルダ18は、反射板19を幅方向に跨ぎ、その一対のアーム部の折り曲げ端部が側縁逆U字状部24bの下向きに折り返された先端に引っ掛けられて反射板19を幅方向からも支持するようになっている。こうした器具本体11、16とそれに対応する反射板14、19との組立てにより、ランプソケット12、17はソケット通し溝23を通って反射板14、19内に突出されて、この内部でけい光ランプ15、20を夫々別々に両端支持するようになっている。
【0035】反射板14、19はけい光ランプ15、20の軸方向に延びるように並べて設けられ、一対の連結金具29を介して互いに連結される。次に、これら連結金具29とそれによる連結について図2〜図4を参照して説明する。
【0036】連結金具29は、金具本体30と、第1連結部31と、第2連結部32とを備えている。
【0037】金具本体30は前記ソケット通し溝23の奥行き寸法Bに対しそれ以上でかつ2倍以下の幅Cを有している。なお、この実施の形態では、相連続するソケット通し溝23の奥端23b間に金具本体30を挟持して連結金具29を動き止めし、連結強度をより向上させるために、金具本体30の幅Cを奥行き寸法Bの2倍としてある。金具本体30は、反射板14、19の幅方向におけるソケット通し溝23の側部溝縁23a(これは反射板14または19の長手方向、言い換えれば、ソケット通し溝23の奥行き方向に延びている。)から側縁24bに渡る端部部分の外面形状に沿う形状、つまり、図4(B)に示されるように側面視略Z字状をなしている。
【0038】第1連結部31は、金具本体30の一端縁を裏面側に向けて折り返すことによりU字状断面をなして金具本体30の一端に形成されている。この連結部31は前記側部溝縁23aに嵌合されるものであって、その折り返し片の長手方向両端部は図4(A)に示されるように円弧状に丸められている。こうした面取り31aを有することにより、側部溝縁23aへの第1連結部31の嵌合をガイドでき、それにより、前記嵌合作業を容易にできるようにしてある。なお、この面取り31aは省略してもよい。
【0039】第2連結部32は金具本体30の他端に設けられている。この連結部32は、金具本体30の他端から折り曲げられた水平状の基板部33と、この基板部33の先端から直角上方に折り曲げられた起立板部34と、基板部33の両側に一体に突設された傾斜突出片35とから形成されている。
【0040】基板部33および一対の傾斜突出片35は前記側縁ベース24a上に重ねられるものである。起立板部34は前記側縁逆U字状部24bの内側に嵌入されるものであって、その高さは側縁逆U字状部24bの高さよりも少し短いとともに、この起立板部34の両側部は図4(C)等に示されるように円弧状に丸められている。こうした面取り34aを有することにより、側縁逆U字状部24bへの起立板部34の嵌入をガイドでき、それにより、前記嵌入作業を容易にできるようにしてある。なお、この面取り34aは省略してもよい。傾斜突出片35は略V字状をなすものであって、その先端部は斜め上向きに傾斜している。
【0041】前記構成の連結金具29により隣接する反射板14、19を連結する手順を説明する。
【0042】まず、隣接される反射板14、19の内の一方の開放された端部、例えば反射板14の開放された端部に、一対の連結金具29を取付ける。これらの取付けは、連結金具29を反射板14の開放された端部外面に重ねながら、その第1連結部31を反射板14のソケット通し溝23の側部溝縁23aに嵌合するとともに、第2連結部32を反射板14における側縁24に重ね、その際、第2連結部32の起立板部34を側縁24の側縁逆U字状部24b内に嵌入させる。
【0043】こうした反射板14への連結金具29の取付けにおいて、連結金具29は、その幅方向一側縁がソケット通し溝23の奥端23bに当たることにより位置決めされる。それによって、連結金具29はその幅方向他端縁側を、反射板14の端部よりも突出して取付けられる。
【0044】次に、他方の反射板19を、一方の反射板14に取付けられた連結金具29の突出部分の裏面に重なるように反射板14に端面に突き合わせる。その際、反射板19の端部に設けられたソケット通し溝23の側部溝縁23aを、連結金具29の第1連結部31に嵌入させるとともに、連結金具29の第2連結部32を反射板14の側縁24に重ねて、その起立板部34を側縁24の側縁逆U字状部24b内に嵌入させる。
【0045】こうして装着される一対の連結金具29は、端面を互いに突き合わせて隣接する反射板14、19の接合部を、その外面から覆って配置されて、これら反射板14、19を連結する。この連結状態は図3に示されており、連結された反射板14、19間においてソケット通し溝23は互いに連続して四角いソケット通孔を形成する。
【0046】この連結により形成される反射板構体は、既述のように反射板ホルダ13、18を介して器具本体11、16に支持され、しかも、これらの組立て体は図示しない天井面に設けた細長い器具取付け開口に挿入され、この開口の縁部に前記側縁24および端板側縁26を当てた状態で、天井に埋め込み固定されるものである。
【0047】前記のように隣接する反射板14、19が連結された連結形蛍光灯照明器具は、隣接する反射板14、19を連結するのに2個の連結金具29を用いるだけでよく、それにより、連結に要する部品点数を少なくできる。しかも、これら連結金具29を反射板14、19にスポット溶接などで固定する必要がないので、反射板14、19を容易に作ることができる。これらの理由により、反射板構体を安価に得ることができ、それに伴い照明器具のコストを下げることができる。
【0048】また、既述のように反射板14、19に連結金具29をスポット溶接しないので、カラ−鋼板製の反射板14、19の連結金具29が取付けられる部分が加熱されて変色することがない。したがって、この実施の形態のように反射板14、19にカラー鋼板製のものを採用でき、それにより、前記反射板14、19に対する塗装作業を省略できる。なお、本発明において反射板14、19はカラー鋼板に代えて、成形後に塗装を施す板金製としてもよい。
【0049】そして、前記構成の連結金具29を用いて隣接する反射板14、19を連結するので、反射板14、19の端部の構成を同じにでき、その方向性をなくすことができる。しかも、既述のようにU字状断面をなす第1連結部31の内側にソケット通し部23の側部溝縁23aを嵌入させるとともに、反射板14、19の側縁逆U字状部24bに第2連結部32の起立板部34を嵌合させて、隣接する反射板14、19相互を連結するので、この連結作業においてこじ開けながら差し込みを行う手間を余儀なくされることがない。したがって、隣接する反射板14、19の連結作業を容易に行うことができる。
【0050】さらに、連結金具29は、その両端の第1、第2連結部31、32を反射板14、19に夫々嵌合させて、反射板14、19のソケット通し溝23から側縁24に渡って設けられて、隣接する反射板14、19を連結するので、前記各嵌合箇所による保持力で連結金具29が反射板14、19の端部から不用意に抜け外れることを防止できる。さらに、連続されたソケット通し溝23の側部溝縁23aに渡る第1嵌合部31の嵌合と、同じく連続された側縁逆U字状部24bに渡る第2嵌合部32の嵌合とにより、連結された反射板14、19がその突き合わされた一方の側縁24の端面の接合部を中心に開いたり、反射板14、19の突き合わされた接合部を上げるような反射板14、19の動きや、前記接合部が下がるような反射板14、19の動きを防止できる。しかも、前記のように連結金具29は反射板14、19のソケット通し溝23から側縁24に渡って配置されるので、互いに端面を突き合わせて隣接される反射板14、19の面一度を高めることができる。
【0051】そのため、反射板14、19相互の連結強度を高くでき、極めて安定したものとでき、かつ、連結状態の収まりも向上できる。
【0052】なお、本発明において連結金具29は弾性を有する金属板で形成するとよい。連結金具29を例えばステンレス等の板ばね製とする場合には、それを既述のように取付けたときに、反射板14、19の突き合わされた端部外面に金具本体30を良好になじませ得、それにより、両反射板14、19の面一度をより向上させて反射板14、19を連結できる。
【0053】また、以上のように連結金具29は、反射板14、19の接合部をその外面から覆い隠し前記接合部外面に面接触して設置されるため、適正に反射板14、19が突き合わされている場合であっても、その接合部分に形成される若干の隙間を通しての光漏れを防止できる。したがって、接合部の隙間を目立ちずらくできる。
【0054】しかも、反射板14、19の側縁24は側縁逆U字状部24bを有していて、そのエッジは側縁ベース24aに対向しているから、前記連結作業等における反射板14、19の取扱い作業中に前記エッジに手が触れることがない。それにより、エッジで手が傷を受けることを防止できるとともに、取扱いが容易となるので、連結作業性の向上にも貢献できる。
【0055】また、連結金具29の第2連結部32の基板部33の両端に、少なくとも先端部が斜め上向きに傾斜する傾斜突出片35を夫々設けたから、前記連結作業において第2連結部32を側縁24に挿入させる際に、傾斜突出片35を第2連結部32が側縁の側縁24の端面に突き当たることを防止するガイドとして使用できる。それにより、第2連結部32を反射板14、19の側縁24に円滑に挿入でき、隣接する反射板14、19相互の連結作業をより容易に実施できる。
【0056】なお、この実施の形態では傾斜突出片35が略V字状であるので、起立板部34が側縁逆U字状部24bに嵌入されるに伴い基板部33が側縁ベース24aに押し付けられると同時に、傾斜突出片35は弾性変形する。そのため、側縁24に対する連結金具29の第2連結部32の嵌合がより強固となって、連結強度をより向上させることができる。
【0057】なお、本発明は前記第1の実施の形態には制約されない。例えば、本発明は反射板が3個以上連結される連結形照明器具にも適用でき、その場合、両端に位置される反射板間に配置される中間の反射板には、両端に端板を備えないものを使用すればよい。また、請求項1の発明において第2連結部の傾斜突出片は省略してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳記した本発明によれば、次の効果を有する。
【0059】請求項1の発明に係る連結形蛍光灯照明器具によれば、隣接する反射板を連結するのに2個の連結金具を用いるだけでよいので、反射板の部品点数を少なくできるとともに、これら連結金具を反射板にスポット溶接などで固定する必要がないから、反射板を製作する上での工数も少なくできる。そして、連結金具の取付けにあたりスポット溶接が不要であるから、必要により反射板をカラー鋼板製とすることもできる。また、反射板の端部の構成が同じであって方向性がないことと相俟って、隣接する反射板相互の連結作業においてこじ開けながら差し込みを行う手間を要しないから、反射板相互を容易に連結できる。さらに、連結金具はその両連結部を反射板のソケット通し溝と側縁とに夫々嵌合して設けられるので、反射板相互の連結強度を高めることができるとともに、連結された反射板の接合部を通しての光り漏れを連結金具により防止して、前記接合部の隙間を目立たなくできる。しかも、反射板の側縁は側縁逆U字状部を有するから、反射板の取扱い作業中において側縁のエッジにより作業者が傷を負う恐れを少なくできる。
【0060】また、請求項2の発明に係る連結形蛍光灯照明器具によれば、第2連結部を反射板の側縁に挿入する際に、この第2連結部の傾斜突出片で第2連結端部が側縁の端面に突き当たらないようにガイドできるから、隣接する反射板相互の連結作業をより容易にできる。




 

 


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