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発明の名称 照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−167516
公開日 平成9年(1997)6月24日
出願番号 特願平7−328702
出願日 平成7年(1995)12月18日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 原 伸博
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】器具本体にランプソケットを介して両端支持された直管形けい光ランプの端部と前記ランプソケットとを覆うソケットカバーを備え、このソケットカバーが、前記器具本体側の面および一端面が夫々開放されるとともに前記けい光ランプの端部と前記ランプソケットとを収容するボディと、このボディ内に配置されて前記けい光ランプの端部をその径方向両側から挟持する板ばね製の保持ばねとを有した照明器具において、前記保持ばねを、相対向する一対のく字形状をなすランプ挟持部と、これら挟持部相互を一体につないだばね中央部とから形成するとともに、前記一対のランプ挟持部の中央曲り部を前記けい光ランプのランプ径より狭い離間距離をもって最接近させて前記一対のランプ挟持部を設け、前記ボディの相対向する側壁内面に前記ランプ径より広い離間距離をもって対向するばね受け部を夫々設け、これらばね受け部に前記一対のランプ挟持部の先端を夫々係合させるとともに、前記先端から前記中央曲り部に渡る前記ランプ挟持部の斜状部位を前記ボディにおける前記器具本体側の開放面に臨ませて配置し、かつ、前記ばね中央部を前記ボディの底に接近させて、前記保持ばねを前記ボディ内に配置したことを特徴とする照明器具。
【請求項2】前記斜状部位の一部の断面積をその他の部分の断面積より小さくしたことを特徴とする前記請求項1に記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直管形けい光ランプの端部およびこのランプを支持するランプソケットを覆い隠すソケットカバーを備えた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】直管形けい光ランプが露出して設けられる照明器具においては、その体裁をよくするためにソケットカバーを備えるものが知られており、その一例が図6〜図11に示されている。
【0003】図6および図7は2灯式照明器具を示しており、図中1は天井に直付けされるとともに、図示しない放電灯安定器等の電気部品が取付けられる器具本体で、この本体1を覆い隠して反射板2が化粧ねじ3を介して器具本体1に固定されている。なお、図7中4は反射板取付け金具であって、これに化粧ねじ3が螺合される。反射板2は一対の斜めの反射壁2aを有している。器具本体1の長手方向両端部には夫々ソケット取付け金具5(図7、図8参照)が取付けられ、これらの金具5には反射壁2aの端部を貫通するランプソケット6が夫々取付けられている。反射壁2aと対向して設けられる直管形けい光ランプ7は、一対のランプソケット6に装着され両端支持されている。
【0004】この照明器具はけい光ランプ7の端部およびランプソケット6を覆い隠すソケットカバー8を備えており、このカバー8は、図8〜図11に示されるように合成樹脂製のボディ9内に、金属製保持ばね10を配置してねじ11により固定してなる。
【0005】詳しくは、ボディ9の器具本体1側の面および一端面は夫々開放されている。このボディ9の相対向する側壁9aの内面にはボディ9の高さ方向に延びるリブ12が夫々突設され、これらリブ12とボディ9の端壁9bとの間の空間部にランプソケット6が収容されるようになっている。ボディ9の一端開口面側の底壁内面にはねじ受けボス13が一体に突設されている。
【0006】保持ばね10は、帯状のばね板を略U字状に曲げるとともに、その両端部を互いに遠ざかるように折り曲げてなる斜状部10aを有している。これら逆ハ状に配置される斜状部10aを設けたことによって、保持ばね10には一対の相対向する端部曲り部10bが形成されている。保持ばね10の自由状態において端部曲り部10bは、けい光ランプ7のランプ径A(図8参照)より狭い離間距離Bをもって対向するようになっている。この保持ばね10は、その中央部を前記ねじ受けボス13上に載置してボディ9内に収納され、前記中央部を通ってねじ受けボス13にねじ込まれる前記ねじ11によりボディ9に固定されている。
【0007】こうした構成のソケットカバー8は、その器具本体1側の開放面をけい光ランプ7の端部およびランプソケット6に臨ませて、これらに被せることにより取付けられる。図7中矢印にソケットカバー8の取付け方向を示す。
【0008】この取付けにおいて、はじめに保持ばね10の斜状部10aがけい光ランプ7の端部にあたるので、保持ばね10は弾性変形を伴って押し開かれる。そして、けい光ランプ7の端部下半分が前記端部曲り部10bを乗り越えると同時に、保持ばね10が元の自由状態となるように急速に復元しようとするから、図8に示されるように保持ばね10がけい光ランプ7の端部をその径方向両側から弾性的に挟持する。それによって、ソケットカバー8は、その内部にけい光ランプ7の端部およびランプソケット6を収容して、けい光ランプ7に取付け保持されるものである。また、このソケットカバー8を取外しは、このカバー8を前記取付け方向とは逆方向に引き外すことで行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の照明器具が備えるソケットカバー8は、そのボディ9内に保持ばね10をねじ止するための必要な構成として、ねじ受けボス13をボディ9の内底面に突設していることに加えて、そこに螺合されるねじ11の頭部にけい光ランプ7が当たらないようにする必要があるから、ソケットカバー8の装着状態において、その外底面とけい光ランプ7との間の離間寸法C(図8参照)を大きく確保しなければならない。すなわち、けい光ランプ7とソケットカバー8とが作る段差が大きく、それにより、器具の外観を損なう嫌いがある。
【0010】そして、前記離間寸法Cを確保することから、ボディ9の背が高く、その材料費がかさむことに加えて、ねじ11を用いていることにより、ソケットカバー8の部品点数および組立て工数が多く、コスト高であるという問題もある。
【0011】しかも、ソケットカバー8はランプ交換のたびに着脱されるが、ねじ11の締め付け不良がある場合等には、ソケットカバー8の着脱に伴いねじ11が緩んで、ソケットカバー8が不用意に落下する恐れが考えられる。
【0012】また、保持ばね10の自由端である斜状部10aは、短いとともにねじ止め部を支点として外側に広がるように動き得るため、ソケットカバー8を装着する際に、けい光ランプ7に対し適正な位置にソケットカバー8を案内する作用が低い。しかも、それに伴ってソケットカバー8を装着する際にけい光ランプ7に対する斜状部10aの位置が定まりずらいから、けい光ランプ7との接触により斜状部10aに与えられる荷重の方向が一定せず、例えば一方の斜状部10aに多くの荷重が集中して保持ばね10の一方側のみが過剰に変形するなどにより、保持ばね10の挙動が不安定となり易い。それにより、過剰変形した方に応力過多を発生して、保持ばね10のばね性が損われる恐れが考えられる。
【0013】したがって、本発明が解決しようとする第1の課題は、器具の外観を向上できるとともに、ソケットカバーを容易に取付けることができ、しかも、取付けられたソケットカバーが落下する恐れがない安価な照明器具を提供することにある。
【0014】また、本発明が解決しようとする第2の課題は、前記第1の課題を実現する上で、より容易にソケットカバーを取付けることができるとともに、ソケットカバーをその側壁の変形を防止して体裁よく取付けることができる照明器具を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、器具本体にランプソケットを介して両端支持された直管形けい光ランプの端部と前記ランプソケットとを覆うソケットカバーを備え、このソケットカバーが、前記器具本体側の面および一端面が夫々開放されるとともに前記けい光ランプの端部と前記ランプソケットとを収容するボディと、このボディ内に配置されて前記けい光ランプの端部をその径方向両側から挟持する板ばね製の保持ばねとを有した照明器具を前提とする。
【0016】そして、前記第1の課題を解決するために請求項1の発明は、前記保持ばねを、相対向する一対のく字形状をなすランプ挟持部と、これら挟持部相互を一体につないだばね中央部とから形成するとともに、前記一対のランプ挟持部の中央曲り部を前記けい光ランプのランプ径より狭い離間距離をもって最接近させて前記一対のランプ挟持部を設け、前記ボディの相対向する側壁内面に前記ランプ径より広い離間距離をもって対向するばね受け部を夫々設け、これらばね受け部に前記一対のランプ挟持部の先端を夫々係合させるとともに、前記先端から前記中央曲り部に渡る前記ランプ挟持部の斜状部位を前記ボディにおける前記器具本体側の開放面に臨ませて配置し、かつ、前記ばね中央部を前記ボディの底に接近させて、前記保持ばねを前記ボディ内に配置したものである。
【0017】この発明において、けい光ランプの端部およびランプソケットを収容するソケットカバーは、その保持ばねの一対のランプ挟持部でけい光ランプを弾性的に挟持することによって、装着状態を保持する。こうしたソケットカバーの取付け作業において、ランプ挟持部の斜状部位は、一対のランプ挟持部間にけい光ランプを適正に導くガイドをなし、そして、これら斜状部の先端がボディの両側壁に設けたばね受け部に係合されているので、そのガイド長さを大きくできる。しかも、既述のように保持ばねはばね受け部に両端支持されているので、ソケットカバーの装着時にけい光ランプから受ける力によって一方のランプ挟持部のみが過剰に変形されることがなく、保持ばねの挙動を安定させることができる。また、保持ばねはその一対のランプ挟持部の先端をボディのばね受け部に係合してボディ内に配置されているから、ねじ止めによることなくソケットカバーを組立てることができ、それに伴いねじ受けボスをボディに設ける必要がなくなる。それにより、ボディの高さを低くできるとともに、ボディの底をけい光ランプの端部に近付けることができる。
【0018】また、前記第2の課題を解決するために請求項2の発明は、前記斜状部位の一部の断面積をその他の部分の断面積よりも小さくしたものである。
【0019】この発明においては、ソケットカバーを装着する際のランプ挟持部の弾性変形を、ランプ挟持部の断面積を小さくした部分を中心として発生させることができるので、保持ばねが両端支持されているにも拘らず、ソケットカバーの装着にあたって保持ばねを容易に弾性変形させることができる。しかも、こうして保持ばねを容易にボディ内で変形させることにより、ランプ挟持部がけい光ランプを弾性的に挟持したソケットカバー装着状態で、ボディの側壁を外側に向けて押すランプ挟持部の応力を小さくできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図2中21は図示しない天井面等に設置される金属製の器具本体であり、この下面には図示しない放電灯安定器、端子台、スイッチ等の電気部品、および複数の反射板取付け金具等が取付けられるとともに、その長手方向両端部には板金を折り曲げてなるソケット取付け金具22(一方のみ図示)が取付けられている。
【0021】この器具本体21には前記反射板取付け金具に螺合される図示しない複数の化粧ねじを介して板金製の反射板23が取付けられている。この反射板23は器具本体21全体を覆い隠して設けられるものであって、その水平な底壁23aの長手方向両端部には前記ソケット取付け金具22と対向するソケット通孔24(図1参照)が夫々開けられている。そして、図2に示されるようにソケット取付け金具22に固定されたランプソケット25は、ソケット通孔24を通って反射板23の底壁23aより下方に突出されている。これら長手方向に相対向するランプソケット25には、これらに渡って設けられる直管形けい光ランプ26(図1参照)の端部が着脱可能に接続されている。
【0022】このように両端支持されたけい光ランプ26の端部とこれを支持したランプソケット25とは、これらを収容するソケットカバー31で覆われている。このカバー31は、合成樹脂製のボディ32と、保持ばね33とからなる。
【0023】詳しくは、図2および図3に示されるようにボディ32の一端面は開放されている(図3中に符号31aで一端開放面を示す。)とともに、これに連なる器具本体21および反射板23側の面は開放されている(図3中符号31bで上端開放面を示す。)。このボディ32の底部は例えば円弧状をなしており、したがって、ボディ32全体をその一端開放面31a側から見た形状は、ランプソケット25の外形形状に準じて図3(C)のようにはこれよりも一回り大形の略U字状をなしている。ボディ32の両側壁32aの内面には、上下方向に延びるリブ状の仕切り凸部34が夫々相対向して一体に設けられている。それにより、この凸部34と前記一端開放面31aとの間をランプ収容空所とし、かつ、仕切り凸部34とボディ32の端壁31cとの間をソケット収容空所としている。
【0024】ソケット収容空所にはランプソケット25が収容され、それにより、このソケット25を介してソケットカバー31が位置決めされるようになっている。前記ランプ収容空所に臨んで両側壁32aの上端部には、ばね受け部35が夫々一体に突設されている。図3(B)等に示されるようにばね受け部35は、上端開口面31bに沿って延びる引っ掛け壁35aと、これから直角下方に折れ曲がったストッパ壁35bとを有して、L字形状をなしている。これらばね受け部35はけい光ランプ26のランプ径Eよりもよりも広い離間距離Fをもってボディ32の幅方向に相対向している。
【0025】保持ばね33は帯状の板ばねを折り曲げてなるものであり、図3(C)等に示されるように一対のく字形状をなすランプ挟持部36と、これら挟持部36相互を一体につないだばね中央部37とからなる。一対のランプ挟持部36はこれらが夫々有する中央曲がり部36aを最接近させて対向配置されていて、これら中央曲がり部36a間の離間距離Gは前記ランプ径Eより狭く設定されている。ばね中央部37はボディ32の底部形状に準じて円弧状に曲げられている。
【0026】この保持ばね33は、そのランプ挟持部36の先端36bを側壁32aとばね受け部35の引っ掛け壁35aとがなす角部の内側に夫々当て止めするとともに、ランプ挟持部36とばね中央部37とがなす円弧状の境目部分33aを側壁32aに内面に接触させて、前記ばね収納空所にねじ止めによることなく収納配置されている。この取付け状態において、ランプ挟持部36は多少弾性変形した状態にあって、それにより、保持ばね33はがたつくことなくボディ32に取付けられている。
【0027】そして、図3(B)に示されるように両ランプ挟持部36の斜状部位36cの先端36b側には、幅方向両側から切欠き38が設けられ、それにより、切欠き38間の小断面積部分39の断面積をその他の部分の断面積よりも小さくしている。なお、こうした断面積の差を設ける手段としてて、本発明では前記切欠きに代えて小孔を一つ以上設けてもよく、また、幅方向全体に渡る溝を設けて部分的に薄肉化してもよい。
【0028】前記のようにばね受け部35にランプ挟持部36の先端36bを係合させてばね収納空所内に保持された保持ばね33は、前記一端開放面31aから挿入して設けられるものであって、その挿入深さはばね受け部35のストッパ壁35bへの係合により規制される。そして、こうして取付けられた保持ばね33における一対のランプ挟持部36の先端36bから前記中央曲がり部36aにわたる斜状部位36cは、夫々前記上端開放面31bに臨んでおり、また、ばね中央部37はボディ32の底部に近接されている。ばね中央部37とボディ32の底部との間の隙間は、保持ばね33の弾性変形をより容易にするために確保されている。
【0029】こうした構成のソケットカバー31は、その上端開放面31bをけい光ランプ26の端部およびこの端部を支持したランプソケット25に臨ませて、これらに被せることにより取付けられる。図4(A)中矢印にソケットカバー31の取付け方向を示す。
【0030】この取付けにおいて、はじめに保持ばね33の一対のランプ挟持部36の斜状部位36cにけい光ランプ26の端部にあたるので、保持ばね33のランプ挟持部36は、弾性変形を伴って、その中央曲り部36a間が開くようにけい光ランプ26で押し開かれる。そして、けい光ランプ26の端部下半分が中央曲り部36aを乗り越えると同時に、ランプ挟持部36が元の自由状態となるように急速に復元しようとするから、図4(B)に示す状態を経て、これら一対のランプ挟持部36がけい光ランプ26の端部をその径方向両側から弾性的に挟持する。それによって、ソケットカバー31がその内部にけい光ランプ26の端部およびランプソケット25を収容して、けい光ランプ26に取付け保持される。この装着状態は図2に示されている。また、ランプ交換等に際してソケットカバー31を取外すには、このカバー31を前記取付け方向とは逆方向に引っ張ることにより、保持ばね33を弾性変形させて取外すことができる。
【0031】ところで、前記ソケットカバー31の取付け作業において、一対のランプ挟持部36の斜状部位36cは、これらランプ挟持部36間にけい光ランプ26を適正に導くガイドとして使用される。
【0032】この場合、これら斜状部位36cの先端36bがボディ32の両側壁32aに設けたばね受け部35にその下側から突き当って係合されているので、そのガイド長さが大きい。しかも、既述のようにばね受け部35への係合により保持ばねは33は両端支持されているので、ソケットカバー31の装着の際にけい光ランプ26から受ける力によって一方のランプ挟持部36のみが過剰に変形されることがなく、保持ばね33の挙動を安定させることができる。したがって、これらの理由により、ソケットカバー31を容易に装着することができる。
【0033】そして、既述のように保持ばね33は、その一対のランプ挟持部36の先端36bをボディ32のばね受け部35の係合してボディ32内に配置されているから、ねじ止めによることなくソケットカバー31を組立てることができる。それに伴いねじ受けボスをボディ32の内底部に設ける必要がなくなるから、ねじ受けボスを設けた従来のボディに比較して、ねじ受けボスの高さおよびこれから突出するねじの頭部の高さ分に応じて、ボディ32の高さを低くできる。
【0034】そのため、こうしたボディ32の小形化によりその材料費を少なくできることに加えて、ねじを使用しないことによりソケットカバー31の部品点数および組立て工数を少なくできる。したがって、ソケットカバー31を低コストで得ることができ、ひいてはこのソケットカバー31を備える照明器具のコストダウンを図ることができる。
【0035】しかも、以上のようにソケットカバー31の高さを低くできることにより、ソケットカバー31の装着状態において、ボディ32の底をけい光ランプ26の端部に近付けることができる。したがって、けい光ランプ26の端部とこれに装着されたソケットカバー31とがなす段差(その高さを図2中に符号Hで示す。)が小さくなって器具の外観を向上できる。
【0036】さらに、既述のようにソケットカバー31の装着においてけい光ランプ26から受ける力によって一方のランプ挟持部36のみが過剰に変形されることがないから、こうした過剰変形を原因として保持ばね33の弾性が損なわれることがない。また、以上のように保持ばね33の固定をねじ止めすることなく行っているので、ねじの緩みに伴う問題がなく、そして、保持ばね33の両端36bとばね受け部35との引っ掛かりにより、ボディ32と保持ばね33との連結が不用意に解除される恐れがない。したがって、これらの理由によりソケットカバー31が不用意に落下する恐れをなくすことができる。
【0037】また、前記斜状部位36cに切欠き38を設けたから、ソケットカバー31を装着する際におけるランプ挟持部36の弾性変形の挙動は、主として切欠き38間の小断面積部分39を中心として行われる。その状態は図4(B)に示されている。そのため、保持ばね33が両端支持されているにも拘らず、ソケットカバー31の装着にあたって保持ばね33の一対のランプ挟持部36を容易に弾性変形させることができるので、より容易にソケットカバー31を取付けることができる。
【0038】その上、切欠き38で挟まれた小断面積部分39を中心とする弾性変形は、ソケットカバー31の取付け後においても図2に示されるように維持されているので、一対のランプ挟持部36がけい光ランプ26を挟持した状態でも、保持ばね33がボディ32の側壁32aを外側に向けて押す力が小さい。そのため、ソケットカバー31がその一端開放面31a側が開かれるように変形して取付けられることがない。それにより、装着されたソケットカバー31の側壁32aの前記反射板23に接する縁を、反射板23の底壁23aと斜壁23bとの境をなして長手方向に延びた角23cの線に沿って平行に設けることができるため、体裁よくソケットカバー31を取付けることができる。
【0039】図5は本発明の第2の実施の形態を示している。この第2の実施の形態は、ランプ挟持部の先端の構造およびこれが係合されるばね受け部の構造のみが前記第1の実施の形態とは異なり、それ以外の構成は図5に図示されない部分を含めて図1〜図4に示された前記第1の実施の形態の照明器具と同一ないしは同様であるので、図示されない構成については図1〜図4をもって代用するとともに、図示される同一ないしは同様な構成部分には第1の実施の形態と同一の符号を付して、それらの構成の説明およびそれに基づく作用効果の説明については省略するが、これら同一ないしは同様な構成部分についても第2の実施の形態に係る照明器具の構成の一部をなすものである。
【0040】この第2の実施の形態において、一対のランプ挟持部36の先端36bは略L字状に曲げられ、また、一対のばね受け部35の引っ掛け壁35aには、前記先端36bが引掛けて係合される略L字状の係合溝35cが設けられている。そして、略L字状の先端36bは同じく略L字状の係合溝35cに係合されている。図5中二点鎖線はソケットカバーの取付け作業において図4(B)と同様にランプ挟持部35が切欠き38によりこれを中心に弾性変形した状態を示している。なお、これらの点以外の構成は前記第1の実施の形態と同じである。
【0041】したがって、この第2の実施の形態においても、前記第1の実施の形態と同様な作用を得て、本発明の課題を解決することができる。また、この第2の実施の形態では、そのランプ挟持部36の先端36bをばね受け部35の係合溝35cに引掛けて保持ばね33を支持しているので、この保持ばね33の境目部分33a(図5においては図示されない。)を、必ずしもボデイ32の側壁32a内面に接触させなくてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳記した本発明によれば、以下の効果がある。
【0043】請求項1の発明に係る照明器具によれば、従来必要であったねじ受けボスおよびこれに螺合されるねじを省略してソケットカバーのボディと保持ばねとを組立てたから、ボディの高さを小さくできて、その底をけい光ランプの端部に近付けることができ、したがって、けい光ランプの端部とこれに装着されたソケットカバーとがなす段差が小さくなって器具の外観を向上できる。そして、ボディの小形化と相俟って保持ねじを固定するためのねじが不要であるから、ソケットカバーのコストダウンを図って、器具を安価に得ることができる。さらに、両端支持される保持ばねの一対のランプ挟持部における斜状部位により、ランプに対するガイド機能を向上したから、ソケットカバーを容易に取付けることができる。しかも、既述のように保持ねじを用いないことと相俟って、ソケットカバーを装着する際の保持ばねの挙動が安定し、保持ばねの弾性が損なわれることが少ないので、ソケットカバーが不用意に落下する恐れをなくすことができる。
【0044】請求項2の発明に係る照明器具によれば、保持ばねが両端支持されているにも拘らず、ソケットカバーの装着にあたって保持ばねが容易に弾性変形されるので、より容易にソケットカバーを取付けることができる。しかも、ランプ挟持部がけい光ランプを挟持した状態で、保持ばねがボディの側壁を外側に向けて押す力が小さいので、ソケットカバーがその一端開口側が開かれるように変形して取付けられることがなくなって、体裁よくソケットカバーを取付けることができる。




 

 


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