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発明の名称 照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−63335
公開日 平成9年(1997)3月7日
出願番号 特願平7−216272
出願日 平成7年(1995)8月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 井川 正夫 / 杉下 直樹
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】光源を有する器具本体と、この光源を覆う透光カバ−とからなり、この透光カバ−をラッチ機構を介して前記器具本体に取付けた照明器具において、前記ラッチ機構は、前記器具本体に設けられ前記透光カバ−に取付けられた係止爪部を係止する係止受部を有するラッチ板と、前記透光カバ−の開口端外周縁部の裏面側と前記ラッチ板との間に形成され、前記ラッチ板の係止受部に係止される係止爪部を有するとともに前記透光カバ−の外周縁部裏面側に取付けられた中間金具と、前記透光カバ−の開口端外周縁部および前記中間金具に貫通するとともに前記透光カバ−の外部に突出させてラッチ解除用操作部を設けたラッチ解除用部材と、このラッチ解除用部材を前記中間金具に摺動可能に係止させるとともに前記ラッチ解除用操作部の操作方向と反対方向に付勢する付勢部材とからなることを特徴とする照明器具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源を覆う透光性カバ−をラッチ機構にて器具本体へ係脱させる照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来について図8ないし図11を参照して説明する。
【0003】例えば、直管型蛍光ランプからなる光源1が取付けられた器具本体2と、この光源1を覆う透光性カバ−3よりなり、この透光性カバ−3はラッチ機構にて器具本体2に係脱される。
【0004】透光性カバ−3は、光源1の光を透光する透光性材料からなる透光カバ−4とこの透光カバ−4の上部全周端部に取付けられる枠5と透光カバ−4に枠5を取付けるための取付金具6および透光カバ−4を器具本体2から取外すためのラッチ解除用部材7などからなる。
【0005】枠5は防虫用パッキング収納溝8とラッチ用つまみ貫通孔9及びカバ−係接辺10からなる。
【0006】取付金具6はラッチ用係止爪部11と枠5に固定するための固定片12と透光カバ−4を支持するためのカバ−係止片13よりなる。
【0007】透光カバ−4は透光性材料で加工されたもので、透光カバ−4の外周端部に形成されている外周縁部14と光源1の光を透光させる透光部15とよりなる。
【0008】ラッチ解除用部材7はラッチ用つまみ部16とこのつまみ部16に連続して形成された軸状のラッチ板押圧部17とこのラッチ板押圧部17の先端に形成された嵌合溝(図示せず)とからなり、ラッチ板押圧部17の外周には、ラッチ解除用部材7の操作方向に付勢される付勢部材であるコイルスプリング18が取付けられ、さらに、押圧部17の嵌合溝(図示せず)にはストッパ−19が嵌合して取付けられる。
【0009】ラッチ板20はラッチ解除方向と略垂直方向に器具本体2に取付けられ、さらに、取付金具6のラッチ用係止爪部11が係入するラッチ孔(図示せず)が設けられている。
【0010】透光性カバ−の組立方法を記載する。
【0011】最初に、透光カバ−4の外周縁部14の立上り根元部に枠5のカバ−係接辺10を位置させる。それから、取付金具6の下方に形成されているカバ−係止片13を透光カバ−4の内周上方に形成されている平坦部4aに当接させてから、取付金具6の中程から外方に略垂直方向に折曲げ形成した固定片12を枠5に差込み、ねじ22により取付金具6を枠5に固定させ、枠5を透光カバ−4に固定する。さらに、枠5の防虫用パッキング収納溝8に防虫用パッキング23を嵌着する。
【0012】最後に、ラッチ板押圧部17にコイルスプリング18を取り付けたラッチ解除用部材7を、枠5の外側面に設けられているラッチ用つまみ貫通孔9から内方に差込み、取付金具6に設けられた押圧部用貫通孔24からラッチ板押圧部17の先端を突出させる。さらに、コイルスプリング18に抗してラッチ板押圧部17を内方に押し込み、押圧部17の嵌合溝(図示せず)を取付金具6より突出させ、嵌合溝(図示せず)にストッパ−19を圧入することにより、枠5の外面からラッチ用つまみ部16が突出するとともにラッチ解除用部材7を取付金具6に摺動可能に係止させて取付ける。
【0013】透光性カバ−の器具本体への係脱方法について説明する。
【0014】最初に、透光性カバ−を器具本体に取付ける方法を説明する。
【0015】透光性カバ−3を器具本体2に向けて上方に移動させると、ラッチ用係止爪部11の上面(下方に傾斜した傾斜面)がラッチ板20の下端面に当接する。さらに、透光性カバ−3を上方に移動させると、弾性材料(例えば、鉄板)からなるラッチ板20は内側方向に湾曲する。さらに、上方に押し上げるとラッチ用係止爪部11がラッチ板20のラッチ孔(図示せず)に係入して透光性カバ−3は器具本体2に係止される。このとき、器具本体2の外周端に下方に折曲げ形成された折曲部25の下端が防虫用パッキング23に食込んだ状態になるので、器具本体2と透光性カバ−3との間に隙間がなくなる。このため、照明器具内に虫などが入ることがなくなる。
【0016】次ぎに、透光性カバ−を器具本体から取外す方法について説明する。
【0017】ラッチ解除用部材7のラッチ用つまみ部16を内方側に押圧すると、コイルスプリング18に抗してラッチ板押圧部17の先端が、ラッチ板20を内方側に押圧湾曲する。押圧湾曲すると、ラッチ用係止爪部11がラッチ板20から外れるので、透光性カバ−3を器具本体2から取外すことができる。
【0018】上記のように透光性カバ−3の取付け、取外しするためのラッチ解除用部材7は、透光性カバ−3の外郭を構成する枠5に取付けられる構造となっている。
【0019】このため、透光性カバ−3の透光カバ−4は、枠5の形状に合わせて作る必要がある。さらに、枠5を透光カバ−4に取付けるために取付金具6を必要とする。このため、コストがアップするという問題があった。
【0020】さらに、従来の透光性カバ−3は透光カバ−4と枠5とにより外観が構成されている。このため、枠なし透光性カバ−のデザインを提案することができないという問題があった。
【0021】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、枠なし透光性カバ−のデザインの提案および低コストの照明器具を提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するために、本発明の照明器具は、光源を有する器具本体と、この光源を覆う透光カバ−とからなり、この透光カバ−をラッチ機構を介して前記器具本体に取付けた照明器具において、前記ラッチ機構は、前記器具本体に設けられ前記透光カバ−に取付けられた係止爪部を係止する係止受部を有するラッチ板と、前記透光カバ−の開口端外周縁部の裏面側と前記ラッチ板との間に形成され、前記ラッチ板の係止受部に係止される係止爪部を有するとともに前記カバ−の外周縁部裏面側に取付けられた中間金具と、前記透光カバ−の開口端外周縁部および前記中間金具に貫通するとともに前記透光カバ−の外部に突出させてラッチ解除用操作部を設けたラッチ解除用部材と、このラッチ解除用部材を前記中間金具に摺動可能に係止させるとともに前記ラッチ解除用操作部の操作方向と反対方向に付勢する付勢部材とからなることを特徴とするものである。
【0023】上記のように、透光性カバ−は、透光カバ−の上端全周部に形成した外周縁部の裏面側にラッチ用係止爪部を形成した中間金具を取付ける。それから、中間金具と透光カバ−とにラッチ解除用部材のラッチ用つまみ部がカバ−外周縁部の外方に突出するよう設け、さらに、ラッチ解除用部材をラッチ解除方向に摺動可能に中間金具に係止させる構造としたので、枠なし透光性カバ−のデザインを可能とした。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図7を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0025】図1は本発明の一実施の形態に係る照明器具を示す側面断面図である。
【0026】30は被取付面である天井31に取付けられている引掛金具(図示せず)に固定される方形の器具本体で、この器具本体30の下面には、図2に示すように、対向して取付けられているランプソケット32の間に光源である直管型蛍光ランプ33が並列に3本取付けられている。また、上面には、図4に示すように、蛍光ランプ33を安定点灯させるための安定器34が蛍光ランプ33の数に対応した数だけ(3個)取付けられている。
【0027】さらに、図1に示すように、器具本体30の全外周部には、下方に略直角方向に折曲げられた立下り片部35が形成されている。それから、器具本体30の中央部(図4参照)には、対向して係止爪部であるラッチ用係止爪部38が係入される係止受部であるラッチ孔37が穿設されたラッチ板36が器具本体30の天面部30aから略垂直方向に取付けられている。
【0028】41は透光性カバ−で、この透光性カバ−41は、光源である直管型蛍光ランプ33を覆うとともに上部開口した透光カバ−42とこの透光カバ−42の開口端部の裏面側に取付けられる中間金具の一部をなす枠金具43とこの枠金具43に取付けられるラッチ用係止爪部38が形成された中間金具の一部をなすラッチ用爪金具44とこのラッチ用爪金具44に取付けらるラッチ解除用部材45および付勢部材であるコイルスプリング54とから構成されている。
【0029】透光カバ−42は透光性材料から加工されたもので、器具本体30の立下り片部35の側面を覆うように開口端部側に略方形状に略垂直方向に立上がって形成された立上り壁部をなす外周縁部55とランプ33を覆うとともにランプ33の光を外部に透光する透光部56とからなる。
【0030】さらに、透光カバ−42の外周縁部55の中央部(図4、図6参照)には、対向してラッチ解除用部材45のラッチ用つまみ部46が貫通するラッチ用つまみ貫通孔47を設けるとともに、枠金具43のねじ固定孔49aと同間隔のねじ孔48が設けられている。
【0031】中間金具の一部をなす枠金具43は、図6に示すように、透光カバ−42の外周縁部55の裏面に当接して取付けられる取付片部49とこの取付片部49の上端から略L字型に形成した防虫用パッキング収納部50とから形成され、収納部50には、ラッチ用爪金具44の取付ねじ孔64と同間隔の取付孔50aが設けられている。取付片部49には、ラッチ用つまみ貫通孔49bとねじ固定孔49aが設けられている。また、防虫用パッキング51は防虫用パッキング収納部50と透光カバ−42の外周縁部55の裏面側との間に形成された空間に取付けられる。
【0032】中間金具の一部をなすラッチ用爪金具44は、横長の長方形で、中央部に軸状をしたラッチ板押圧部52が貫通する押圧部貫通孔61を形成したラッチ解除用係止部材62とこの係止部材62の両端部に対向して奥方向に略平行に形成され、上面が下方に傾斜した三角形のラッチ用係止爪部38がそれぞれ形成されている。 さらに、係止部材62の上端からラッチ用係止爪部38と反対方向に略直角方向に折曲げ形成されるとともに枠金具43に取付けられる取付ねじ孔64が設けられた取付片部63とからなる。
【0033】ラッチ解除部材45は、略円筒状をしたラッチ用つまみ部46とこのつまみ部46に連続して操作方向に形成された軸状のラッチ板押圧部52とこの押圧部52の先端にリング溝状の嵌合溝53とからなる。さらに、ラッチ板押圧部52には、ラッチ用つまみ部46の裏面に当接するコイルスプリング54が挿入されるとともに、嵌合溝53にはストッパ−19が嵌入される。
【0034】透光性カバ−の組立て方法について説明する。
【0035】最初に、図6に示すように、透光カバ−42のラッチ用つまみ貫通孔47と枠金具43のラッチ用つまみ貫通孔49bとを合わせることにより、透光カバ−42の取付けねじ孔48と枠金具43のねじ固定孔49aとが合致するので、これをねじ66にて固定する。
【0036】次ぎに、図7に示すように、コイルスプリング54を挿入したラッチ板押圧部52の先端をラッチ用爪金具44の押圧部貫通孔61に挿入し、ストッパ−19をラッチ板押圧部52の嵌合溝53に嵌入固定し、ラッチ解除用部材45をラッチ用爪金具44に摺動可能に係止する。
【0037】それから、図1に示すように、ラッチ用つまみ部46を透光カバ−42の内方からラッチ用つまみ貫通孔47,49bに挿入し、外方に突出させつつ、ラッチ用爪金具44の取付片部63を透光カバ−42に取付けられた枠金具43のパッキング収納部50の裏面側に当接させることにより、ラッチ用爪金具44の取付ねじ孔64と枠金具43の取付孔50aとが合致するので、これをねじ70にて固定する。この状態では、コイルスプリング54は圧縮状態となり、ラッチ用つまみ部46を透光カバ−42の外方に付勢された状態となる。
【0038】最後に、枠金具43と透光カバ−42の外周縁部50にて形成された凹部に防虫用パッキング51を挿入することにより、透光性カバ−41の組立を完了する。
【0039】透光カバ−を器具本体から取外す方法について説明する。
【0040】透光カバ−42の上方開口端部に形成されている外周縁部55の中央部に対向して形成されいるラッチ用つまみ貫通孔47から突出しているラッチ用つまみ部46を内方に押圧すると、ラッチ用つまみ部46とラッチ用爪金具44との間に取付けられているコイルスプリング54に抗してつまみ部46は透光カバ−42の内方に移動する。この移動に伴ってラッチ板押圧部52の先端はラッチ用係止爪部38と係止している弾性材料からなるラッチ板36をラッチ解除方向に湾曲に変形移動する。さらに、押圧すると透光カバ−42に取付けられているラッチ用係止爪部38とラッチ板36のラッチ孔37との係止が外れるので、透光カバ−41を器具本体30から取外すことができる。なお、隣り合う枠金具43はコ−ナ−金具58で連結される。
【0041】以上のように従来の照明器具はデザインの一部として構成されている枠に、防虫用パッキングおよびラッチ解除用部材を取付ける構成としていたが、本発明の透光性カバ−41は従来技術のような枠を使用することなく、透光カバ−の裏面側に防虫用パッキングおよびラッチ解除用部材を取付ける中間金具を設けたので、以下のような効果を奏する。
【0042】(1)枠なし透光性カバ−からなるシンプルな照明器具の提供が可能となった。
【0043】(2)デザインの一部としての枠を必要としなくなったので、金型代を削減することが可能となった。
【0044】(3)枠レスとしたので、少ロット生産が可能となった。
【0045】(4)枠レスとしたので、省部品となり低コスト製品の開発が可能となった。さらに、防虫用パッキングの取付構造を透光カバ−の外周縁部と枠金具との間および枠金具の上端部に外方に折曲げた折曲片67を設けたので、(5)防虫用パッキングが照明器具から外れることはない。
【0046】また、防虫用パッキングおよびラッチ解除用部材の取付けを枠金具とラッチ用爪金具にて組立る構成としたので、(6)前工程での組立可能となったので、組立工数の削減および部品の保管の削減が可能となったので、低コスト製品の開発が可能となった。
【0047】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の透光性カバ−は、従来技術のような枠を使用することなく、透光カバ−の裏面側に防虫用パッキングおよびラッチ解除用部材を取付ける中間金具を設けたので、(1)枠なし透光性カバ−からなるシンプルな照明器具の提供が可能となった。
【0048】(2)デザインの一部としての枠を必要としなくなったので、金型代を削減することが可能となった。
【0049】(3)枠レスとしたので、少ロット生産が可能となった。
【0050】(4)枠レスとしたので、省部品となり低コスト製品の開発が可能となった。以上により、枠なし透光性カバ−のデザインの提案および低コストの照明器具の提供が可能となった。




 

 


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