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発明の名称 オイル容器の磁石付きドレンコック
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−217616
公開日 平成9年(1997)8月19日
出願番号 特願平8−49614
出願日 平成8年(1996)2月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 正
発明者 塚本 真一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 オイル容器のドレン孔に嵌着する雄ねじ部付きドレンコックと、雄ねじ部の先端部にねじ込み連結して突設する永久磁石と、永久磁石に嵌装して被覆する混入物除去袋と、永久磁石に嵌装した混入物除去袋に着脱して永久磁石に固定する環状固定具とを具備したことを特徴とするオイル容器の磁石付きドレンコック。
【請求項2】 請求項1に記載のオイル容器の磁石付きドレンコックにおいて、永久磁石の少なくとも周囲に複数の吸引溝を設けて、混入物除去袋の少なくとも周囲に複数の吸着溝を対設するとともに、混入物除去袋の基縁部にドレンコックの雄ねじ部の端面に接面するフランジ部を連設したことを特徴とするオイル容器の磁石付きドレンコック。
【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のオイル容器の磁石付きドレンコックにおいて、環状固定具は、混入物除去袋のフランジ部への接面部及び混入物除去袋を永久磁石に固定する孔部を具備したことを特徴とするオイル容器の磁石付きドレンコック。
【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載のオイル容器の磁石付きドレンコックにおいて、環状固定具は、永久磁石に構成したことを特徴とするオイル容器の磁石付きドレンコック。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の原動機(例えば自動車のエンジン)等における潤滑油タンクやガソリンタンク、ギヤボツクス等において、オイルに混入した鉄粉等を吸着して除去するオイル容器の磁石付きドレンコックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の原動機(自動車のエンジン等)等におけるオイル容器(潤滑油やガソリンのタンク、ギヤボツクス等)においては、原動機の各部で生じた鉄粉等が混入してオイル(潤滑油やガソリン)が劣化されるため、オイル容器のドレンコックの雄ねじ部端に吸着溝付き永久磁石を突設して、このドレンコックをオイル容器に嵌着して永久磁石をオイル内に配置し、オイル中に混入した鉄粉等を吸着してオイルの劣化を防止し、オイル交換時にドレンコックを永久磁石とともに取り外して鉄粉等を除去する磁石付きドレンコックが開発されて提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁石付きドレンコックは、前記のようにドレンコックの雄ねじ部に突設した永久磁石の周面に鉄粉等を比較的に長期にわたり直接に吸着する構造になつているため、吸着した鉄粉等が永久磁石の周面やドレンコックの雄ねじ部の先端面などに固着して、鉄粉等の除去、清掃に手間取り磁石性能が低下するなどの課題がある。
【0004】本発明は、前記のような課題を解決するために開発されたものであり、その目的とする処は、ドレンコックの雄ねじ部端に突設した永久磁石に混入物除去袋を着脱可能に嵌装することにより、鉄粉等の吸着、除去性能を向上したオイル容器の磁石付きドレンコックを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、オイル容器のドレン孔に嵌着する雄ねじ部付きドレンコックと、雄ねじ部の先端部にねじ込み連結して突設する永久磁石と、永久磁石に嵌装して被覆する混入物除去袋と、永久磁石に嵌装した混入物除去袋に着脱して永久磁石に固定する環状固定具とを具備したことにより、ドレンコックの雄ねじ部端への永久磁石と混入物除去袋の嵌装と着脱及び交換を容易にして、オイル内の鉄粉等の吸着、除去性能を高めている。
【0006】また、前記のオイル容器の磁石付きドレンコックにおいて、永久磁石の少なくとも周囲に複数の吸引溝を設け、混入物除去袋の少なくとも周囲に複数の吸着溝を対設して、鉄粉等の吸着、除去性能をさらに高め、混入物除去袋の基縁部にドレンコックの雄ねじ部の端面に接面するフランジ部を連設して、永久磁石及びドレンコックの雄ねじ部端の汚損を防止し、あるいはまた、環状固定具は、混入物除去袋のフランジ部への接面部及び混入物除去袋を永久磁石に固定する孔部を具備し、混入物除去袋の固定とドレンコックの雄ねじ部端へのフランジ部の密着性を高め着脱を容易とし、また、環状固定具を永久磁石に構成したことにより、鉄粉等の吸着及び除去量を高めるなど、総合的に優れた鉄粉等の吸着、除去性能を除去性能を発揮する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1A,Bに本発明の一実施例、図2に永久磁石、混入物除去袋及び固定具をドレンコックに着脱する一態様、及び図3に混入物除去の一使用態様を示している。図中1は雄ねじ部1b付きドレンコツク、2は吸引溝2a付き永久磁石、3は永久磁石2に嵌装して被覆するフランジ部3c及び吸着溝3b付き混入物除去袋、4は混入物除去袋2に着脱可能に嵌着して固定する環状固定具、4dは環状固定具4の孔部、10は磁石付きドレンコツク、20はオイル容器である。
【0008】図示の実施例は、オイル容器20のドレン孔20aに嵌着する雄ねじ部1b付きドレンコック1と、雄ねじ部1bの先端部にねじ込み連結して突設する複数の吸着溝2a付き永久磁石2と、永久磁石に嵌装して被覆する混入物除去袋3と、永久磁石に嵌装した混入物除去袋3を永久磁石に固定する環状固定具4とを具備したオイル容器の磁石付きドレンコック10になつている。
【0009】また、前記のオイル容器の磁石付きドレンコックにおいて、永久磁石2の少なくとも周囲に複数の吸引溝2aを設けて、混入物除去袋3の少なくとも周囲に複数の吸着溝3bを対設するとともに、混入物除去袋の基縁部にドレンコック1の雄ねじ部1bの端面1dに接面するフランジ部3cを連設したことを特徴とするオイル容器の磁石付きドレンコック10になつている。
【0010】前記のオイル容器の磁石付きドレンコックにおいて、環状固定具4は、混入物除去袋3のフランジ部3cへの接面部及び混入物除去袋を永久磁石2に固定する孔部4dを具備したことを特徴とするオイル容器の磁石付きドレンコック10になつている。
【0011】さらにまた、前記のオイル容器の磁石付きドレンコックにおいて、環状固定具4は、永久磁石に構成したことを特徴とするオイル容器の磁石付きドレンコック10になつている。
【0012】さらに詳述すると、ドレンコツク1は、ナツト部1aと雄ねじ部1bとを具備し、雄ねじ部1bの先端面1dに永久磁石2をねじ込み固着するねじ孔1cを設けて、混入物除去袋3及び環状固定具4を嵌装した永久磁石2をねじ孔1cにねじ込み連結して突設し、磁石付きドレンコツク10にしてオイル容器20のドレン孔20aに着脱可能にねじ込み装着する構造になつている。
【0013】また、永久磁石2は、焼結フエライト製、好ましくは合成樹脂磁石製とし、必要に応じこれらの複数個を結合して強力な磁石に形成する。また、周面にオイルa中の鉄粉等21を吸引する多数の吸引溝2a(磁極に形成)を設け、基面側の中央部にドレンコツク1のねじ孔1cにねじ込み連結する雄ねじ軸2bを突設した構造になつており、この強力な磁力で周囲のオイルa中に広範囲の磁場を形成して、オイルに混入した鉄粉を不純物とともに強力に吸引して集中しオイルの劣化を低減する。また、前記の吸引溝2aは、多数形成するのが好ましく、必要に応じ永久磁石2の軸方向又は横断方向に設けたり先端面2dにも設ける。
【0014】混入物除去袋3は、耐油性のビニールやゴム等で適度に薄く適度に伸縮可能に形成し、必要に応じ表面に微細な凹凸を形成するなどして鉄粉等21の付着性を高める。また、鉄粉等21を吸着する多数の吸着溝3bを設けて永久磁石2とほぼ同様な形状にした袋本体部3aと、永久磁石2の先端面2dを被覆する端面部3dと、基縁部の周囲に連設したフランジ部3cと、端面部3dの中央に設けた取り外し用の環部3e等を備えた構造とし、永久磁石2に容易に嵌装されて密着状に被覆し、容易に取り外し可能になつている。
【0015】さらに、環状固定具4は、耐油性ビニール等で適度に厚く形成して、混入物除去袋3のフランジ部3cとほぼ同径とし、好ましくは混入物除去袋の袋本体部3aの外周断面形状に対応した多数の凹部4b及び突部4cを形成した孔部4dを設けて、永久磁石2に嵌装した混入物除去袋3の基部に嵌装してそのフランジ部3cに接面せしめて少し回転すると、各突部4cが混入物除去袋3の袋本体部3aを少し中心へ変形し永久磁石2の基面の突部裏側に係止されて、混入物除去袋を永久磁石2に確実に固定できる構造になつている。また、前記の凹部4bや突部4cは、必要に応じ小さく形成したり、又は、孔部4dの周縁部をほぼ円形状に形成して永久磁石2の突部に弾着し、混入物除去袋3の離脱を防止しその着脱を容易にした構造にすることも可能であり、基本的に同様な作用、効果を得ることができる。さらに、必要に応じ環状固定具4を永久磁石に構成して、鉄粉等21の吸着性能をさらに高める。
【0016】図2に示すように永久磁石2に混入物除去袋3を嵌装し、この混入物除去袋に環状固定具4を嵌合してこのフランジ部3cで少し回転すると、環状固定具4の孔部4dの各突部4cが永久磁石2の突部の基面裏側に係止されて、混入物除去袋3が固着される。次に、これらを矢示X方向に回転して永久磁石2の雄ねじ軸2bをドレンコツク1の雄ねじ部1bのねじ孔1cに矢示Y方向にねじ込むと、混入物除去袋3のフランジ部3cが環状固定具4で押圧されて雄ねじ部1bの先端面1dに密着し、磁石付きドレンコック10として容易に組み立てられる。
【0017】前記の磁石付きドレンコック10は、図3に示すようにオイル容器20のドレン孔20aにねじ込み使用される。ドレンコツク1の雄ねじ部1bに突設した永久磁石2及び混入物除去袋3等は、オイル容器20内の底面部上に配設されて、永久磁石2の強力な磁力でその周囲のオイルaが広範囲に磁場となり、オイルaに含まれている微細な鉄粉が不純物等21を伴って混入物除去袋3の周面及び附近に図示のように集中されて吸着され、オイルaの純度が著しく高められて汚損度が著しく低減され、原動機等の各部の潤滑性能等が効果的に高められる。
【0018】長期に使用してオイルaを交換する場合は、図1Bに示すように磁石付きドレンコツク10とともに永久磁石2、混入物除去袋3及び固定具4が容易に取り出され、混入物除去袋3の周囲及び環状固定具4に多量の鉄粉等21を付着させて取り出すことができる。これらを逆方向に回転して図2に示す状態とし、環状固定具4を少し逆方向に回転して係止を解除し、環部3eにピン等を挿通する等の手段で混入物除去袋3を環状固定具4とともに永久磁石2から容易に取り外して鉄粉等21を効率良く除去することができる。
【0019】混入物除去袋3を取り外すと、永久磁石2やドレンコツク1の雄ねじ部1c等には汚物が殆んど付着したり固着していないので簡単に清掃される。永久磁石2に新たな混入物除去袋3を嵌合して環状固定具4で固定し、これらを前記のようにねじ込み容易に使用される。環状固定具4を永久磁石に構成した場合は、付着物を拭き取つて再使用することも可能である。また、長く使用して永久磁石2が劣化するとこの取り換えも容易に可能である。
【0020】実施例の磁石付きドレンコツク10において、混入物除去袋3は、永久磁石2に嵌装して被覆し、少なくともに周面に形成した多数の吸着溝3bにより、永久磁石2の強力な磁力で鉄粉等21を効果的に多量に吸着し、この端面3dでも吸着して、環状固定具4を永久磁石に構成するとさらに吸着が増量されるなど、多量の鉄粉等を吸着して容易に除去できる。また、混入物除去袋3及び環状固定具4は、前記のように格別に手を汚さないで永久磁石2から容易に抜き取られる。さらに、永久磁石2の全面及びドレンコツク1の雄ねじ部1cの端面1d等は、混入物除去袋3とこのフランジ部3cで被覆されて、格別に汚損されないので容易に清掃され、永久磁石2の損傷や劣化が著しく低減される。また、新たな混入物除去袋3及び環状固定具4の取り付け交換が容易になつている。
【0021】
【発明の効果】本発明は、前述のように構成されドレンコックの雄ねじ部に先端部に、混入物除去袋を嵌装し環状固定具で固定した永久磁石が容易に取り付けられ、磁石付きドレンコックに組み立てオイル容器に装着すると、永久磁石の強力な磁力で混入物除去袋にオイル中の鉄粉等が集中して付着しオイル劣化が効果的に低減されるとともに、ドレンコックとともに永久磁石、混入物除去袋及び環状固定具が容易に取り出され、混入物除去袋を格別に手を汚さないで容易に取り外して鉄粉等を効率良く除去することができ、永久磁石やドレンコックの雄ねじ部等は格別な汚損等がなく容易に拭き取り清掃されて、新たな混入物除去袋の嵌装交換が容易に行われるなど、オイルの鉄粉等の吸着性能、除去性能を著しく向上している。
【0022】また、前記の永久磁石の少なくとも周囲に複数の吸引溝を設け、混入物除去袋の少なくとも周囲に複数の吸着溝を対設して、鉄粉等の吸着、除去性能をさらに高め、混入物除去袋の基縁部にドレンコックの雄ねじ部の端面に接面するフランジ部を連設して、永久磁石及びドレンコックの雄ねじ部等の汚損を防止し、環状固定具に、混入物除去袋のフランジ部への接面部及び混入物除去袋を永久磁石に固定する孔部を設けて、混入物除去袋の固定とドレンコックの雄ねじ部端へのフランジ部の密着性を高め着脱を容易とし、また、環状固定具を永久磁石に構成することにより、鉄粉等の吸着及び除去量が高められるなど、総合的に優れた鉄粉等の吸着、除去性能が発揮される。




 

 


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