| 発明の名称 |
ユニット建物 |
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| 発行国 |
日本国特許庁(JP) |
| 公報種別 |
公開特許公報(A) |
| 公開番号 |
特開平9−302780 |
| 公開日 |
平成9年(1997)11月25日 |
| 出願番号 |
特願平8−124918 |
| 出願日 |
平成8年(1996)5月20日 |
| 代理人 |
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| 発明者 |
山本 昇 |
| 要約 |
目的
構成
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特許請求の範囲
【請求項1】 複数の建物ユニットと、これらの上に設置される棟側屋根ユニット及び軒先側屋根ユニットからなるユニット建物において、上記建物ユニットが離し置きされるとともに、上記棟側屋根ユニットを支持する上記建物ユニット上に、上記棟側屋根ユニットを嵩上げする嵩上げ部材が設置されたことを特徴とするユニット建物。 【請求項2】 上記嵩上げ部材は、建物ユニットの耐力壁上に設置される請求項1に記載のユニット建物。
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発明の詳細な説明
【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はユニット建物に係り、屋根ユニットを支持する建物ユニットを改良したユニット建物に関する。 【0002】 【従来の技術】ユニット建物には、特公昭61-1583 号公報に記載のように、複数の建物ユニット上に複数の屋根ユニットが設置されて構成され、棟側屋根ユニットと軒先側屋根ユニットとが異なった建物ユニットにて支持されたものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】棟側屋根ユニットの屋根面と、軒先側屋根ユニットの屋根面とが同一勾配の傾斜面に形成されているため、棟側屋根ユニットを支持する建物ユニットと、軒先側屋根ユニットを支持する建物ユニットとが、屋根の棟から軒先方向(傾斜方向)に離し置きされたとき、両屋根ユニットの屋根面間に段差が生じ、屋根の屋根面が連続した同一の勾配面に設定できない。 【0004】本発明の課題は、上述の事情を考慮してなされたものであり、建物ユニットを屋根の傾斜方向に離し置きしても、屋根の屋根面を連続した同一の勾配面にすることができるユニット建物を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、複数の建物ユニットと、これらの上に設置される棟側屋根ユニット及び軒先側屋根ユニットからなるユニット建物において、上記建物ユニットが離し置きされるとともに、上記棟側屋根ユニットを支持する上記建物ユニット上に、上記棟側屋根ユニットを嵩上げする嵩上げ部材が設置されたものである。 【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記嵩上げ部材は、建物ユニットの耐力壁上に設置されるようにしたものである。 【0007】 【作用】請求項1又は2に記載の発明には、次の作用がある。棟側屋根ユニットを支持する建物ユニットに、上記棟側屋根ユニットを嵩上げする嵩上げ部材が設置されたことから、棟側屋根ユニットの屋根面を高く設定でき、屋根の棟側から軒先への方向に複数の建物ユニットが離し置き設置されても、棟側屋根ユニット及び軒先側屋根ユニットの屋根面を棟から軒先の方向へ段差なく設置することができ、この屋根面を連続した同一の勾配面にすることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るユニット建物を示す概略側面図である。図2は、図1の建物ユニットの一つの実施の形態を示す分解斜視図である。図3は、図1の建物ユニットの第2の実施の形態を示す分解斜視図である。図4は、図1の建物ユニットの第3の実施の形態を示す分解斜視図である。 【0009】図1に示すユニット建物10は、 2階建の建物であり、居間、食堂、寝室等の部屋を構成する複数の建物ユニット11と、屋根9を構成する複数の屋根ユニット12を有してなる。 【0010】1階を構成する 1階用建物ユニット11は、基礎13上に設置され、また、 2階を構成する 2階用建物ユニット11は、 1階用建物ユニット11に積み上げられて設置される。 【0011】上記屋根ユニット12は、棟側屋根ユニット12Aと軒先側屋根ユニット12Bとを備えてなり、これらの棟側屋根ユニット12A及び軒先側屋根ユニット12Bが、 2階用屋根ユニット11に個別に設置される。つまり、 2階用建物ユニット11のうち、棟側配置建物ユニット11Aに棟側屋根ユニット12Aが設置され、軒先側配置建物ユニット11Bに軒先側屋根ユニット12Bが設置される。 【0012】棟側配置建物ユニット11A及び軒先側配置建物ユニット11Bは、これらを設置する 1階用の建物ユニット11とともに、屋根9の棟14から軒先15の方向に、離し置き間隔Lだけ離し置き設置される。離し置きされた間隔部には不図示の壁パネルや屋根パネルが設置される。更に、棟側配置建物ユニット11Aには、図2にも示すように、棟側屋根ユニット12Aを嵩上げする嵩上げ部材16が設置される。この嵩上げ部材16は、図2に示す耐力壁17の配置が平面視コ字形状の建物ユニット11においても、また、図3に示す耐力壁17の配置が平面視ニ字形状の建物ユニット11においても、更に、図4に示す耐力壁17の配置が平面視L字形状の建物ユニット11においても、耐力壁17上に設置される。 【0013】この嵩上げ部材16は、棒材と、硬質木片セメント板や石膏ボード等の面材とにて構成され、上記耐力壁17に植設されたジョイントボルト18に貫通して設置される。このジョイントボルト18は、棟側屋根ユニット12Aを棟側配置建物ユニット11Aに、軒先側屋根ユニット12Bを軒先側配置建物ユニット11Bにそれぞれ固定するものである。 【0014】また、嵩上げ部材16の高さ寸法Hは、屋根9の勾配、即ち棟側屋根ユニット12A及び軒先側屋根ユニット12Bの屋根面19の勾配を tanθとすると、H=L tanθにて決定される。例えば、L=400mm 、 tanθ=5.5/10とすると、H=220mm に設定される。 【0015】上記各実施の形態によれば、屋根9の棟側屋根ユニット12Aを支持する棟側配置建物ユニット11Aに、棟側屋根ユニット12Aを嵩上げする嵩上げ部材16が設置されたことから、棟側屋根ユニット12Aの屋根面19を高く設定でき、棟側屋根ユニット12A、軒先側屋根ユニット12Bをそれぞれ支持する棟側配置建物ユニット11A、軒先側配置建物ユニット11Bが、屋根9の棟14から軒先15への方向に離し置き間隔Lだけ離し置き設置されても、棟側屋根ユニット12A及び軒先側屋根ユニット12Bの屋根面19を棟14から軒先15の方向へ段差なく設置することができ、この屋根面19を連続した同一の勾配面にすることができる。 【0016】以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、各実施の形態では、屋根9の棟14から軒先15の方向に 2個の建物ユニット11が配置され、これらが離し置き設置されるものを述べたが、同方向に 3以上の建物ユニット11が離し置き設置されても良い。 【0017】 【発明の効果】以上のように、本発明に係るユニット建物によれば、建物ユニットを屋根の傾斜方向に離し置きしても、屋根の屋根面を連続した同一の勾配面にすることができる。
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