| 発明の名称 |
浴室ユニット |
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| 発行国 |
日本国特許庁(JP) |
| 公報種別 |
公開特許公報(A) |
| 公開番号 |
特開平9−296491 |
| 公開日 |
平成9年(1997)11月18日 |
| 出願番号 |
特願平8−114792 |
| 出願日 |
平成8年(1996)5月9日 |
| 代理人 |
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| 発明者 |
古川 都勇 |
| 要約 |
目的
構成
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特許請求の範囲
【請求項1】 洗い場と浴槽とが連設され、洗い場の側方に給水栓が設けられている浴室ユニットに於いて、給水栓の下方に設けられた排水口に、天板部の表面に高さ3mm以上の突条が複数個並設された蓋体が嵌合されていることを特徴とする浴室ユニット。 【請求項2】 洗い場と浴槽とが連設され、洗い場の側方に給水栓が設けられている浴室ユニットに於いて、給水栓の下方に設けられた排水口に、天板部の表面に高さ3mm以上の突条が複数個並設された蓋体が、天板部が洗い場床面より上方に突出するようにして嵌合されていることを特徴とする浴室ユニット。
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発明の詳細な説明
【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットに関する。 【0002】 【従来の技術】洗い場と浴槽とが連設され、洗い場の側方に給水栓が設けられている浴室ユニットは、例えば、実開平4-33036号公報に示すように、公知である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような浴室ユニットに於いては、通常、給水栓から供給される温水は、洗い場上に載置された湯桶に受けられる為、洗い場を流れる浴槽からの溢水等によって湯桶が押し流されることがあるという問題があった。 【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、浴槽からの溢水等によって湯桶が押し流されることのない浴室ユニットを提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明の浴室ユニットは、洗い場と浴槽とが連設され、洗い場の側方に給水栓が設けられている浴室ユニットに於いて、給水栓の下方に設けられた排水口に、天板部表面に高さ3mm以上の突条が複数個並設された蓋体が嵌合されていることを特徴とする。 【0006】請求項2の発明の浴室ユニットは、洗い場と浴槽とが連設され、洗い場の側方に給水栓が設けられている浴室ユニットに於いて、給水栓の下方に設けられた排水口に、天板部表面に高さ3mm以上の突条が複数個並設された蓋体が、天板部が洗い場床面より上方に突出するようにして嵌合されていることを特徴とする。 【0007】請求項1及び2の発明の浴室ユニットに用いられる洗い場と浴槽とは、一体成形されたものであっても、洗い場と一体成形された額縁状の浴槽釣支部に別体に成形された浴槽が吊設されたものであっても、洗い場と一体成形された浴槽載置部に別体に成形された浴槽が載置されたものであっても、何れでもよい。 【0008】請求項1及び2の発明の浴室ユニットに於いて、洗い場の材質は、特に限定されず、例えば、硝子繊維強化不飽和ポリエステル樹脂(FRP)、人造大理石等が挙げられ、裏面に保温材や補強材が設けられていてもよい。 【0009】請求項1及び2の発明の浴室ユニットに於いて、浴槽釣支部に吊設、もしくは浴槽載置部に載置される、洗い場とは別体に成形された浴槽の材質は、特に限定されず、例えば、FRP、人造大理石、琺瑯、ステンレススチール等が挙げられる。 【0010】浴槽釣支部の開口部に周設された立上がり部に、浴槽の鍔縁が掛止されることによって、浴槽が浴槽釣支部に吊設される場合には、浴槽が浴槽釣支部に水密に吊設されるよう、浴槽の鍔縁の裏面には、合成ゴム、独立気泡性合成樹脂もしくは合成ゴム製発泡体等からなるシール材が嵌着されるのが好ましい。 【0011】シール材の形状は、特に限定されず、テープ状のシール材を順次嵌着しても、予め枠状に成形しておいて嵌着しても何れでもよいが、嵌着時の工数を減少出来るよう、断面略U字状の枠体とするのが好ましい。 【0012】請求項1及び2の発明の浴室ユニットに於いて、排水口に嵌合される蓋体の材質は、特に限定されず、例えば、洗い場と同一材質のFRP、人造大理石等が挙げられる。 【0013】蓋体の天板部表面に並設される突条は、溢水の流下を遮らないよう、高さが3mm以上であれば、特に限定されない。3mm未満であると、溢水を充分に逃すことが出来ない。 【0014】請求項2の発明の浴室ユニットに於いて、蓋体の天板部が洗い場床面より上方に突出する高さは、15mm以上とされるのが好ましい。15mm未満であると、洗身した汚水が洗い場床面から蓋体上に遡上して、湯桶の底面を汚染するおそれがある。 【0015】 【発明の実施の形態】以下請求項1及び2の発明の実施例を図面に基いて説明する。図1は請求項1の発明の浴室ユニットの1実施例を示す斜視図、図2は請求項2の発明の浴室ユニットの1実施例を示す斜視図である。 【0016】図1に示されている請求項1の発明の浴室ユニットに於いて、1はFRP製の洗い場、2は同じくFRP製の浴槽であって、浴槽2は洗い場1と一体成形された額縁状の浴槽釣支部11に吊設されている。洗い場1の上端には、壁パネル3が立設されている。 【0017】洗い場1の端部には、洗い場1及び浴槽2に面している壁パネル3に沿って、排水溝12が凹設されている。排水溝12の上方には、一体成形された洗面カウンター13が浴槽2から横設されており、洗面カウンター13の上面には、別体に成形された天板14が載置されている。 【0018】4は洗い場用湯水混合給水栓であって、洗面カウンター13の上方の壁パネル3に取着されている。洗い場1は、排水溝12に向けて傾斜されており、排水溝12は給水栓4の下方に向けて傾斜されている。給水栓4の下方の排水溝12は、洗い場1に向けて略半円状に拡張されて、排水口15が設けられている。 【0019】排水口15には、平面視略馬蹄形のFRP製蓋体5が嵌合されており、蓋体5の天板部51の表面には、洗い場1の勾配方向(洗面カウンター13の幅方向)に沿った高さ3mmの突条52が複数個並設されている。 【0020】蓋体5の排水溝12に面する垂壁部には、略矩形状の切欠部53が設けられており、浴槽2からの溢水や洗身した汚水は、切欠部53を経由して排水口15に排水されるようなされている。 【0021】図2に示されている請求項2の発明の浴室ユニットに於いては、天板部51の表面に高さ3mmの突条52が複数個並設された蓋体5は、天板部51が洗い場1の床面より上方に15mm突出するようにして排水口15に嵌合されている。 【0022】 【発明の効果】請求項1の発明は、叙上の通り構成されているので、蓋体の突条上に載置された湯桶は、浴槽からの溢水等によって押し流されることがない。請求項2の発明は、叙上の通り構成されているので、蓋体の突条上に載置された湯桶は、浴槽からの溢水等によって押し流されることがないと共に、平滑な洗い場の表面に湯桶を載置した場合のように、洗身した汚水が蓋体上に遡上しないので、湯桶の底面に汚水の汚れが付着しない。
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