| 発明の名称 |
引手の取付構造及び建具 |
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| 発行国 |
日本国特許庁(JP) |
| 公報種別 |
公開特許公報(A) |
| 公開番号 |
特開平9−291726 |
| 公開日 |
平成9年(1997)11月11日 |
| 出願番号 |
特願平8−108090 |
| 出願日 |
平成8年(1996)4月26日 |
| 代理人 |
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| 発明者 |
今井 陽子 |
| 要約 |
目的
構成
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特許請求の範囲
【請求項1】 周縁部が建具の外面に当接され、凹形状の本体部が建具に設けられた凹部に埋設されて固定される引手の取付構造において、上記本体部の表側より建具の凹部の裏側に貫通する釘が打釘され、この釘の建具の裏側に貫通した先端部が建具側に曲折され、この釘の曲折部が保護材により被覆されていることを特徴とする引手の取付構造。 【請求項2】 請求項1記載の引手の取付構造の引手が設けられていることを特徴とする建具。
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発明の詳細な説明
【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、襖等の建具の引手の取付構造、及びその建具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、住宅等の開口部に設けられる建具、例えば、実公昭58−33998号公報に記載されているような襖等の建具の引手の取付構造は、図5に示すように、引手100は、その周縁部110が襖200の外面に当接され、凹状の本体部120が襖200の内部の当木(或いは桟)210に設けられた凹部220に埋設され、釘300に斜め打ちされて固定された構造となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】近年、襖等の建具はコストダウンを計るため、従来のような木質の骨組の表面に襖紙を張り、周囲に枠を取り付けたような構造ではなく、襖本体に段ボール材を用いた構造が採用されている。 【0004】しかしながら、このような襖に引手を取り付ける場合、上記段ボール材には釘がきかないといった不都合が生じている。この問題を解消する手段として、引手の襖への取り付けが接着剤により行われている。 【0005】このように引手を接着剤により固定した場合、接着剤の種類や、その塗布状態により固定強度にバラツキが生じ、又、耐久性が乏しいといった問題が残されている。 【0006】本発明は、従来のこのような上記の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、これらの問題点を解消し、段ボール材が用いられた襖等の建具に引手を強固に、確実に取り付けでき、又、耐久性を確保することが可能な引手の取付構造、及びその建具を提供するものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の引手の取付構造においては、周縁部が建具の外面に当接され、凹形状の本体部が建具に設けられた凹部に埋設されて固定される引手の取付構造において、上記本体部の表側より建具の凹部の裏側に貫通する釘が打釘され、この釘の建具の裏側に貫通した先端部が建具側に曲折され、この釘の曲折部が保護材により被覆されていることを特徴とする。 【0008】又、請求項2記載の建具においては、請求項1記載の引手の取付構造の引手が設けられていることを特徴とする。 【0009】 【作用】請求項1記載の引手の取付構造においては、引手の凹形状の本体部の表側より建具の凹部の裏側に貫通する釘が打釘され、この釘の建具の裏側に貫通した先端部が建具側に曲折され、この釘の曲折部が保護材により被覆された構造となっているので、引手が強固に、確実に取り付けられ、又、耐久性が確保される。又、引手の裏側が保護材によりカバーされ、曲折された釘が露呈しないので安全である。 【0010】又、請求項2記載の建具においては、上記請求項1記載の引手の取付構造による引手が設けられているので、引手が強固に、確実に取り付けられ、又、耐久性が確保されるとともに、コストダウンが計れた襖等の建具を提供することが可能となった。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の引手の取付構造に用いられる引手の一例を示す斜視図である。図1において、本実施例の円形状の引手10は、凹形状の本体部11と、この本体部11の周縁部12とにより構成され、ほぼ中央部に釘孔13が設けられている。 【0012】因みに、上記引手10の外形寸法は、周縁部12の外径が66mm、凹状の本体部の直径が45mm、凹状部の深さが8mmとなっている又、引手10の材質は、木製(メイプル)、或いは成形加工された合成樹脂製のものが好適に用いられる。 【0013】図2は、本発明の引手の取付構造の一例を示す断面図である。図2に示す襖20は、段ボール材よりなる本体21の両面に襖紙22、22が貼り合わされて構成てれている。又、襖20の表側には凹部23が設けられている。 【0014】上記引手10の本体部11は、襖20の表側より上記凹部23に嵌め込まれ、下記のように釘30を用いて取り付けられる。 【0015】図3、及び図4は、引手10の取付工程を示す側面図である。即ち、図3に示すように、釘30が引手の中央部の釘孔13より襖20を貫通して打釘されると、襖20の裏側に貫通される。この貫通された釘30の先端部31をほぼUターン状に曲折させた上、図4に示すように襖20の本体21内に埋没させ、極力表面側に突き出して残らないように打ち込む。 【0016】しかる後、図4に示すように保護材40を、釘30の先端部31の露呈部分を隠すようにして貼着する。このようにして、襖20の裏側の保護処理とともに、引手10は襖20に確実に、強固に取り付けられた状態となる。 【0017】上記実施例は、建具が襖の場合を説明したが、引手はこのような襖に限定されるものではなく、実施例の襖と同等の材料が用いられた建具の引手の取付構造として広範囲に適用可能である。 【0018】 【発明の効果】請求項1記載の引手の取付構造においては、引手の凹形状の本体部の表側より建具の凹部の裏側に貫通する釘が打釘され、この釘の建具の裏側に貫通した先端部が建具側に曲折され、この釘の曲折部が保護材により被覆された構造となっているので、引手が強固に、確実に取り付けられ、又、耐久性が確保される。又、引手の裏側が保護材によりカバーされ、曲折された釘が露呈しないので安全である。 【0019】又、請求項2記載の建具においては、上記請求項1記載の引手の取付構造による引手が設けられているので、引手が強固に、確実に取り付けられ、又、耐久性が確保されるとともに、コストダウンが計れた襖等の建具を提供することが可能となった。従って、引手の取付構造、及び建具として好適である。
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