| 発明の名称 |
床 材 |
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| 発行国 |
日本国特許庁(JP) |
| 公報種別 |
公開特許公報(A) |
| 公開番号 |
特開平9−291686 |
| 公開日 |
平成9年(1997)11月11日 |
| 出願番号 |
特願平8−108076 |
| 出願日 |
平成8年(1996)4月26日 |
| 代理人 |
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| 発明者 |
角園 政雄 |
| 要約 |
目的
構成
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特許請求の範囲
【請求項1】 矩形の床材本体の上面に化粧面材が一体的に形成された構造で、その床材本体の裏面に複数本の脚が、この床材本体の四辺とその内方位置に所定の間隔で設けられた床材において、床材本体の一辺に沿って並ぶ脚とその内方に位置する脚との間に、それら脚と略等しい高さで、かつ、当該床材本体の一辺と略等しい長さのパッキンが嵌め込まれていることを特徴とする床材。
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発明の詳細な説明
【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、バルコニーやテラス、ベランダ等に使用する床材に関する。 【0002】 【従来の技術】バルコニーやテラス、ベランダ等においては、従来、美観などの向上を目的として床面に人工芝を敷設している。 【0003】また、最近では、足もとが心地よくて高級感のある床を構築することを目的として、バルコニーやテラス、ベランダ等の下地上に、複数枚の床化粧材を敷きつめるという工法も採られるようになってきている。その床化粧材としては、硬質合成樹脂を矩形状に成形した床材本体(マット)の上面に、合成樹脂、ラバー、木質またはタイル等の化粧面材を一体的に形成した床材が用いられている(例えば実開平5−85929号公報)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した床材のうち、実開平5−85929号公報のように、化粧面材がタイル等の比較的重たい材質である場合はそれほどはないが、化粧面材が合成樹脂等で床材全体が軽量である場合には屋外の風の影響が問題となる。 【0005】例えば図1に示すように、手すり付きのベランダVに軽量の床材11を敷きつめた場合、その手すりhを通り抜けた風が、床材11の下面側に入り込んで床材の全体が捲くれあがり吹き飛んでしまう虞れがある。 【0006】本発明は、そのような実情に鑑みてなされたもので、ベランダ等の端の部分に用いる床材で、風による影響(床材の捲くれあがり)を防ぐことのできる床材を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明は、図2に例示するように、矩形の床材本体1の上面に化粧面材2を一体的に形成した構造で、その床材本体1の裏面に複数本の脚1a,1bが、この床材本体1の四辺とその内方位置に所定の間隔で設けらた床材において、床材本体1の一辺に沿って並ぶ脚1a・・1aとその内方に位置する脚1b・・1bとの間に、それら脚1a,1bと略等しい高さで、かつ、当該床材本体1の一辺と略等しい長さのパッキン6が嵌め込まれていることによって特徴づけられる。 【0008】そして、以上の構造の床材を、パッキン6を装着した側の辺が外方となるように並べて床の端部を構成すれば、その床端部に風が吹きつけても、パッキン6の風防効果によって床材の下面側に風が入り込むことを防止できる。 【0009】ここで、本発明で使用するパッキンとしては、一般に使用されている合成ゴム等であってもよいが、床材の下面側に雨水等が溜まらないようにするため、ある程度の通水性を有するものが好ましく、その具体的な例としては、ゴムまたは合成樹脂製のスポンジ、あるいは太めの合成樹脂繊維を絡み合わせた構造の不織布などが挙げられる。 【0010】 【発明の実施の形態】図2は本発明の実施の形態の要部構造図で、(A) は側面図、(B) は裏面図である。また図3は図2のX矢視図である。 【0011】まず、床材本体1は、硬質合成樹脂を矩形状(例えば30cm角)に成形した成形品で上面に化粧面材2が一体成形されている。また床材本体1の裏面には、その四辺に沿って一定ピッチで並ぶ複数本の垂直脚1a・・1aと、その内方の位置に所定の間隔で並ぶ複数本の補助脚1b・・1bが一体成形されている。 【0012】さらに、矩形の床材本体1には、図2(B) の裏面図に示すように、互いに隣合う二辺の縁部に、それぞれ連結孔3を有する複数個の突起4が一定のピッチで設けられており、また、その各対辺側には連結部材5・・5がそれぞれ連結孔3に対応する位置関係で設けられている。 【0013】さて、この実施の形態では、床材本体1の一辺(連結部材5側の辺)に沿って並ぶ垂直脚1a・・1aと、その内方に位置する補助脚1b・・1bの間にパッキン6を嵌め込んでいる点に特徴がある。 【0014】そのパッキン6は、素材として合成樹脂繊維を絡み合わせた構造の不織布を用いた断面矩形状のパッキンで、高さが各脚1a,1bと等しい寸法もしくはそれより僅かに小さい寸法に加工されており、長さが床材本体1の一辺と等しい寸法もしくは僅かに小さい寸法に加工されている。 【0015】そして、このような床材を用いてベランダの床を構築する場合、図2に示したパッキン付きの床材と、床材本体が図2と同じ構造でパッキン6を装着していない床材を所定枚数づつ用意し、そのパッキン付きの床材を、ベランダの手すり側端部(図1参照)にパッキン6の装着側の辺を外方に向けて並べ、それぞれを相互に連結して床の端部を構成し、他の部分についてはパッキンを装着していない床材を敷きつめるといった工法を採ることで、敷設した床材の端部に風が吹きつけても、その端部に並ぶパッキン6の風防効果により、風が床材の下面側に入り込むことを防止できる。 【0016】なお、以上の実施の形態では、化粧面材が合成樹脂でその面材を床材本体に一体成形した床材の例を示したが、このほか、ラバーまたは木質等の化粧面材を床材本体の上面に装着する構造の床材にも、本発明を適用できることは言うまでもない。 【0017】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、床材本体の裏面に設けた脚を利用してその床材裏面側に、その一辺に沿って延びる形状で脚と略等しい高さの弾性材料製のパッキンを装着しているので、このパッキン付きの床材をベランダ等の端部に沿ってパッキン装着側の辺を外方に向けて並べておけば、パッキンの風防効果により、風の吹き込みによる床材の捲くれ上がりを防止することができる。これにより、強風が吹いても床材が吹き飛ぶといった虞れがなく、安全な敷設状態を実現できる。
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