| 発明の名称 |
外壁の防水構造 |
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| 発行国 |
日本国特許庁(JP) |
| 公報種別 |
公開特許公報(A) |
| 公開番号 |
特開平9−291615 |
| 公開日 |
平成9年(1997)11月11日 |
| 出願番号 |
特願平8−108092 |
| 出願日 |
平成8年(1996)4月26日 |
| 代理人 |
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| 発明者 |
宮下 八朗 |
| 要約 |
目的
構成
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特許請求の範囲
【請求項1】 外壁の下地材の屋外側に面材が張設され、その接続端面間に形成された目地にガスケットが挿入されてなる外壁の防水構造において、上記面材の内の一面材の裏側より、この一面材の両側に隣接する面材の目地側の端面に亘ってL形の防水材が設けられ、上記防水材と、一面材側の下地材、及び隣接する面材の目地側端面とがそれぞれ粘着材により接着されて防水処理されていることを特徴とする外壁の防水構造。 【請求項2】 上記目地内において上記防水材の表面に粘着材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の外壁の防水構造。
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発明の詳細な説明
【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、外壁の防水構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、建物の外壁におはいては、下地材の屋外側に面材が張設され、この面材間の接続部に目地が形成され、この目地にガスケットが挿入されて係止され、防水処理がなされている(実開昭58−64713号公報 参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のようなガスケットのみによる目地の防水処理では、施工が完全に行われていないような場合、止水が完全でなく下地材側に水が浸透してくるといったことが起こる恐れがある。特に、下地材に木質系の材料が起用されたような場合には、ガスケットによる防水処理に加えて、更なる付加防水処理を考慮して万全を期すことが必要となる。 【0004】本発明は、従来のこのような上記の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、これらの問題点を解消し、下地材に木質系の材料が用いられた場合であっても、下地材側に水が浸透してくるようなことがなく、防水が完全な外壁の防水構造を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の外壁の防水構造においては、外壁の下地材の屋外側に面材が張設され、その接続端面間に形成された目地にガスケットが挿入されてなる外壁の防水構造において、上記面材の内の一面材の裏側より、この一面材の両側に隣接する面材の目地側の端面に亘ってL形の防水材が設けられ、上記防水材と、一面材側の下地材、及び隣接する面材の目地側端面とがそれぞれ粘着材により接着されて防水処理されていることを特徴とする。 【0006】更に、請求項2記載の本発明の外壁の防水構造においては、請求項1記載の外壁の防水構造において、上記目地内において上記防水材の表面に粘着材が設けられていることを特徴とする。尚、防水材の表面に対しては粘着材は連続的に設けられても、不連続に設けられてもよい。 【0007】 【作用】請求項1記載の本発明の外壁の防水構造においては、一面材の裏側より、この一面材の両側に隣接する面材の目地側の端面に亘ってL形の防水材が設けられ、上記防水材と、一面材側の下地材、及び隣接する面材の目地側端面とが粘着材によりそれぞれ接着されているので、下地材側に水が浸透することがなく、防水が完全に行われる。 【0008】又、請求項2記載の本発明の外壁の防水構造においては、上記請求項1記載の防水構造に加えて、上記目地内において上記防水材の表面に粘着材が設けられているので、この防水材にガスケットが接着することにより、ガスケットの脱落の防止が図れる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の外壁の防水構造の一例を示す平断面図であり、図2は、図1のA部の詳細断面図である。図1、及び図2において、外壁10は、木質系のブロック状に一体化され、適宜間隔で配設された下地材11と、この下地材11の室内側に張設された内壁面材12、及び縦方向に接続され、下地材11の屋外側にネジにより張設された一面材13、及びこの一面材13に隣接する面材14、14により構成されている。 【0010】上記一面材13と両側に隣接する面材14、14との縦方向の接続部には目地15が形成され、この目地15には、ガスケット16が挿入されて係止されている。 【0011】又、一面材13の裏側より、両側の隣接する面材14、14の目地15側端面14a、14aに亘ってL形の立上げ部17a、17aを有する防水材17、17が設けられている。この防水材17は、厚さ0.3mmのポリプロピレンを折り曲げて形成されている。 【0012】上記防水材17と一面材13が張設されている下地材11とは、粘着材18により接着され、又、一面材13に隣接する面材14、14の目地15、15側の端面14a、14aと上記立上げ部17a、17aとも、粘着材18a、18aにより粘着されている。 【0013】上記ガスケット16は、図2に詳細構造を示すように、その一方側の突出部16a、16aを一面材13の端面に設けられた凹溝13a、13aに嵌め込まれ、又、他方側に対向して設けられた上記同様の突出部16a、16aは下記防水材17の隣接する面材14のL形の立上げ部17a、17a側に押圧されるようにして係止されている。 【0014】従って、本実施例の外壁10の目地15部は、上記ガスケット16により止水されるとともに、防水材17、及び立上げ部17aの裏側に設けられた粘着材18、18aにより強固に粘着されているので、万が一ガスケット16による止水に不備があっても、下地材11への水の浸透が阻止され、完全な防水処理が確保される。 【0015】図3は、請求項2記載の本発明の外壁の防水構造の実施例を示す要部の断面図であり、上記実施例と同様の防水構造に加えて、目地内において、防水材17の表面の露呈部17bが粘着材18bにより被覆され、粘着材18bとガスケット16が接着されている。従って、より万全を期した目地15部の止水構造が確保されるとともに、ガスケット16の脱落の防止が図れる。尚、上記実施の形態において、粘着材は非加硫ブチルゴムを使用している。 【0016】但し、この目地15部の表側の露呈部17bに対する粘着材18bの被覆は、必ずしも必須要件となるものではなく、施工時の防水処理の不備や長年の経時後のメンテナンス等において、有効に活用されるものである。 【0017】 【発明の効果】請求項1記載の本発明の外壁の防水構造においては、一面材の裏側より、この一面材の両側に隣接する面材の目地側の端面に亘ってL形の防水材が設けられ、上記防水材と、一面材側の下地材、及び隣接する面材の目地側端面とが粘着材によりそれぞれ接着されているので、下地材側に水が浸透することがなく、防水が完全に行われる。 【0018】又、請求項2記載の本発明の外壁の防水構造においては、上記請求項1記載の防水構造に加えて、上記目地内において上記防水材の表面に粘着材が設けられているので、この防水材にガスケットが接着することにより、ガスケットの脱落の防止が図れる。従って、外壁の防水構造として好適である。
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