| 発明の名称 |
外壁への部品取付構造 |
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| 発行国 |
日本国特許庁(JP) |
| 公報種別 |
公開特許公報(A) |
| 公開番号 |
特開平9−291613 |
| 公開日 |
平成9年(1997)11月11日 |
| 出願番号 |
特願平8−105342 |
| 出願日 |
平成8年(1996)4月25日 |
| 代理人 |
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| 発明者 |
今井 陽子 |
| 要約 |
目的
構成
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特許請求の範囲
【請求項1】 外壁に部品を取付けるに際し、外壁面と部品との間に防水材の保持部材が介在され、保持部材と部品とは剥離可能であることを特徴とする外壁への部品取付構造。 【請求項2】 上記保持部材の外壁面との当接側に設けられた内側嵌合溝にブチルゴム系の防水材が、又、部品との当接側に設けられた外側嵌合溝に発泡材系の防水材が嵌め込まれていることを特徴とする請求項1記載の外壁への部品取付構造。
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発明の詳細な説明
【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、外壁にへの部品取付構造、特に防水材を用いたその防水処理構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、建物の外壁面には、種々の開口部が設けられ、この開口部には、換気装置のダクトの給・排気口やキッチンのレンジフード排気口の雨・風避けのブードが取り付けられたり、又、屋外用コンセントボックスが設けられたりする。このような部品の取り付けに際しては、開口部と部品の取付面にできる隙間から壁体内へ雨水等が浸入するのを防止するために防水処理が必要であり、従来、外壁面と取付部品との間には、凹凸があり粗面の外壁面への馴染みや接着性がよいパテ状のブチルゴム系の防水材等が充填されて防水処理がなされてきた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような従来使用されているブチルゴム系の防水材は、壁面への馴染みがよく、接着性がよい点においては、防水材として優れているが、この防水材は、押圧されても体積が変化しない性質であるため、部品の取り付け時、ネジ等により部品が締め付けられると、壁面との間で押圧されると周りにはみ出してくるといったことが生じる。このために、見栄えが悪く美観を損ねるといった問題があり、又、接着力が強いため、部品を外して交換しようとする場合、その剥離作業が困難であるといった問題がある。 【0004】本発明は、従来のこのような上記の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、これらの問題点を解消し、ブチルゴム系の防水材が用いられても、周囲へのはみ出しがなく、又、交換時に部品を容易に外すことが可能(防水材を壁面、或いは部品より剥がす必要がない)な外壁への部品取付構造を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の外壁への部品取付構造においては、外壁に部品を取付けるに際し、外壁面と部品との間に防水材の保持部材が介在され、保持部材と部品とは剥離可能であることを特徴とする。 【0006】又、請求項2記載の本発明の外壁への部品取付構造においては、上記保持部材の外壁面との当接側に設けられた内側嵌合溝にブチルゴム系の防水材が、又、部品との当接側に設けられた外側嵌合溝に発泡材系の防水材が嵌め込まれていることを特徴とする。 【0007】 【作用】請求項1記載の本発明の外壁への部品取付構造においては、外壁面と部品の取付部との間に防水材等を保持する保持部材が介在され、保持部材と部品とは剥離可能とされているので、即ち部品と外壁面とが防水材により直接接触せずに取り付けられているので、交換時に容易に部品を容易に外壁面より取り外すことができる。 【0008】又、請求項2記載の本発明の外壁への部品取付構造においては、請求項1記載の保持部材の外壁面との当接側の内側嵌合溝にブチルゴム系の防水材が、又、部品との当接側の外側嵌合溝に発泡材系の防水材が嵌め込まれているので、部品が直接上記防水材と接触することなく、外壁面と保持部材とがブチルゴム系の防水材を介して、又、部品が保持部剤との間に発泡材系の防水材を介して外壁面に取り付けられるので、部品の取り付け時に、ブチルゴム系の防水材が押圧されても、上記保持部材の内側嵌合溝内に保持されて外側にはみ出すことがなく美観が維持される。又、部品の交換時には、ブチルゴム系の防水材を壁面、或いは部品より剥がす必要がなく、部品は接着特性がない発泡材系の防水材が取り付けられた保持部材より容易に外すことができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1、及び図2は、本発明の外壁への部品取付構造の一例を示す分解斜視図であり、建物の換気装置の外壁面のダクトの開口部に設けられる風雨避けのフード(部品)の取付構造を示す。図1、及び図2において、外壁1には角形の開口部2が設けられ、この開口部2に防水材、及び防水材が収容された保持部材3が、図1に示すように、その周囲を外壁1の壁面に当接するようにしてネジ4により取り付けられる。 【0010】又、上記外壁1の壁面に取り付けられた保持部材3には、図2に示すように、下方が開口されたフード5が、そのフランジ部51をネジ7により取り付けられ、外壁1へのフード5取り付けが完了される。 【0011】図3は、図2のA−A断面図であり、上記保持部材3の断面構造の要部を示す。図3において、この保持部材3は、断面形状がほぼS形で、外壁1の壁面に当接する下方の内側に向かって開口する断面形状がコ形の内側嵌合溝31には、ブチルゴム系の防水材8が嵌め込まれ、又、上方の外側に向かって開口する外側嵌合溝32には、ポリエチレン等の合成樹脂よりなる発泡材系の防水材9が嵌め込まれた構造となっている。 【0012】図4は、本発明の外壁への部品取付構造の実施態様を示す要部の断面図であり、上記図2に示すフード5が外壁1にネジ6により取り付けられた様子を示す要部の断面図である。図4において、外壁1の屋外側表面は、モルタル仕上の壁面11となっており、表面には粗い凹凸面が形成されている。 【0013】先ず図1に示す手順で、保持部材3が固定されると、図3に示すように、内側嵌合溝31に、内側嵌合溝31より外側に少しはみ出して嵌め込まれた防水材8は、上記壁面11に押圧される。しかし、内側嵌合溝31に容積的に吸収できる余裕が設けられているので、防水材8は、外側周囲にはみ出すことなく、内側嵌合溝31の内周面と壁面11に隙間なく密着状態で接着され、壁面11と保持部材3との間の防水処理が確保される。 【0014】一方、フード5が取り付けられる保持部材3の外側嵌合溝32に、図2に示すように外側にはみ出して嵌め込まれた発泡材よりなる防水材9は、フード5がネジ6により締め付けられてゆくと、圧縮を受けながら外側嵌合溝32の内周面とフランジ51の裏側に密着した状態となる。 【0015】従って、上記フード5のフランジ51と保持部材3との間の防水処理が確保されることになる。又、防水材9は、体積的な圧縮性を有しているので、外側嵌合溝32に封じ込められ外側にはみ出してくるようなことがなく、美観よくフード5が取り付けられた状態となる。 【0016】 【発明の効果】請求項1記載の本発明の外壁への部品取付構造においては、外壁面と部品の取付部との間に防水材等を保持する保持部材が介在され、保持部材と部品とは剥離可能とされているので、即ち部品と外壁面とが防水材により直接接触せずに取り付けられているので、交換時に容易に部品を容易に外壁面より取り外すことができる。 【0017】又、請求項2記載の本発明の外壁への部品取付構造においては、請求項1記載の保持部材の外壁面との当接側の内側嵌合溝にブチルゴム系の防水材が、又、部品との当接側の外側嵌合溝に発泡材系の防水材が嵌め込まれているので、部品が直接上記防水材と接触することなく、外壁面と保持部材とがブチルゴム系の防水材を介して、又、部品が保持部剤との間に発泡材系の防水材を介して外壁面に取り付けられるので、部品の取り付け時に、ブチルゴム系の防水材が押圧されても、上記保持部材の内側嵌合溝内に保持されて外側にはみ出すことがなく美観が維持される。又、部品の交換時には、ブチルゴム系の防水材を壁面、或いは部品より剥がす必要がなく、部品は接着特性がない発泡材系の防水材が取り付けられた保持部材より容易に外すことができる。従って、外壁への部品取付構造として好適である。
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