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発明の名称 地盤注入用薬液
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−78064
公開日 平成9年(1997)3月25日
出願番号 特願平7−261051
出願日 平成7年(1995)9月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】染谷 仁
発明者 栢原 健二 / 玉井 哲一
要約 目的
地盤中に注入して該地盤を固結する水ガラス−スラグ系の懸濁型地盤注入用薬液であって、配合水として海水、海水を含む水、あるいは海水の有効成分を含む水溶液を用いるにもかかわらず、ゲル化時間の調整が可能であるのみならず、充分に長いゲル化時間を保持し得、さらにはスラグ成分の沈降をも起こさず、均質に分散され、高強度で耐久性のある固結体を得る。

構成
水ガラスと、海水の存在下、あらかじめ少量の水ガラスの混合されたスラグと、海水、海水を含む水あるいは海水の含有成分を含む水溶液を有効成分として含有することにより構成される。
特許請求の範囲
【請求項1】 水ガラスと、海水の存在下、あらかじめ少量の水ガラスの混合されたスラグと、海水、海水を含む水、または海水の含有成分を含む水溶液とを有効成分としてなる懸濁型地盤注入用薬液。
【請求項2】 請求項1のスラグは比表面積が6000cm2/g以上の微粒子スラグである請求項1の懸濁型地盤注入用薬液。
【請求項3】 前記海水の含有成分を含む水溶液がアルカリ金属塩またはアルカリ土金属塩を含む水溶液である請求項1の懸濁型地盤注入用薬液。
【請求項4】 請求項3のスラグは比表面積が6000cm2/g 以上の微粒子スラグである請求項3の懸濁型地盤注入用薬液。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は海水あるいはそれに類似する水溶液(海水等という)を配合成分として用いた懸濁型の地盤注入用薬液に係り、特に、海水等を用いるにもかかわらず、ゲル化時間の調整が可能であるのみならず、充分に長いゲル化時間を保持し得、さらにスラグの沈降を起こさず、均質に分散され、高強度で耐久性に優れた固結体を得る懸濁型の地盤注入用薬液に関する。
【0002】セメントグラウト、水ガラスグラウト等の地盤注入用薬液は配合液として、従来、清水が使われていた。この理由は清水以外の水、例えば海水、温泉水、工業廃水等では、地盤注入用薬液に本来的に要求される要件、例えば浸透に必要な流動時間、低粘性、固結強度、耐久性等の要件が得られないからである。
【0003】しかし、近年、海岸付近での地盤改良の必要性が増大するにつれ、地盤注入用薬液の配合に際して、この付近での清水の確保が難しく、これを遠方から運んで来なければならなかったり、あるいは、場合によっては、清水の確保が不可能であったり等の不都合が生じている。
【0004】そこで、最近では、セメントやスラグ等の懸濁型グラウトの配合液として、海水を用いることが試みられている。例えば、セメント−水ガラス系グラウトにおいて、水ガラスとしてモル比2.5〜3.0のものを用いたり、可溶性アルカリ材を添加したり、等の手段を講じて、このグラウトの配合液として海水を用いることが試みられている。
【0005】しかし、セメント−水ガラス系グラウトはゲル化時間が本来的に短い。しかも、これに加えて、さらに、海水のゲル化促進効果により、上述の海水を用いたセメント−水ガラス系グラウトでは、ゲル化時間が数秒という極めて短いものとなり、このため、充分な浸透効果が得られなかった。
【0006】また、高炉スラグと海水を混合したものを地盤に注入することも提案されている。しかし、高炉スラグに海水を添加したところで、海水はほぼ中性を呈するものであって、高炉スラグの潜在水硬性を刺激するには至らず、このため充分な強度発現は不可能である。
【0007】さらに、水ガラスのようなアルカリ分と、微粉化スラグとを混合してなるグラウトも開発されている。この場合、水ガラスとして低モル比のものを用いることにより、上記スラグの潜在水硬性が発現される。
【0008】しかし、この系の混合液に海水を用いた場合、ゲル化時間が短縮されてしまい、充分に長いゲル化時間を保持し得ないという問題が生じる。しかも、海水を用いた場合、重炭酸塩や炭酸塩等のゲル化遅延剤が機能しなくなる。特に、水温が高くなると、この傾向が著しくなる。
【0009】また、スラグはそれ自体比重が大きく、かつ水ガラスと直ちに反応を生じるものではなく、このため、現場で送液中に沈澱分離して、注入液としての組成が大幅に変動してしまい、ゲル化時間のバラツキが生じたり、強度のバラツキも生じたり等、注入効果が不確実となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は海水をグラウトの配合液として使用して上述の問題点を排除すべく鋭意研究の結果、本発明を完成するに至った。
【0011】そこで、本発明の目的は海水等を配合液として用いるにもかかわらず、ゲル化時間の調整が可能であって充分に長いゲル化時間を保持し得、さらに海水の水温が高くてもゲル化時間の遅延が可能であり、かつスラグの沈降を防止できて注入管系統中で均質に分散された注入液を送液し得、このため配合通りの注入液を地盤中に浸透せしめ、上述の公知技術に存する欠点を改良した地盤注入用薬液を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するため、本発明によれば、水ガラスと、海水の存在下、あらかじめ少量の水ガラスの混合されたスラグと、海水、海水を含む水、あるいは海水の含有成分を含む水溶液とを有効成分としてなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる水ガラスはモル比約4位以下の任意の水ガラス、粉状水ガラス、メタ珪酸ソーダ等であるが、好ましくはモル比2.8以下の水ガラス、さらに好ましくはモル比2.0以下の水ガラスである。また、任意のモル比の水ガラスに苛性アルカリを添加してモル比2.8以下に調整された水ガラスであってもよい。
【0014】本発明に用いられる上述スラグは海水の存在下、あらかじめ少量の水ガラス、例えば、水ガラス純分で約5重量%以下、好ましくは0.1〜3重量%の水ガラスの混合されたスラグである。水ガラスが5重量%以上になると、スラグと直ちに反応してしまい、遅延剤として機能しなくなる。ここに用いられる水ガラスとしては、モル比2.8以下のものが好ましく、また、スラグとしては高炉スラグである。
【0015】高炉スラグは通常、酸化カルシウムを20〜50重量%含み、90%以上がガラス質である。この粒度は通常、ブレーン比表面積が3000〜4000cm2/gであるが、本発明に用いられるスラグは6000cm2/g以上、特に8000cm2/g以上が好ましい。これは水ガラスに含まれるアルカリとの反応性を向上せしめ、良好な固結性を得るためである。
【0016】本発明に用いられる配合水は、上述のとおり、海水、海水を含む水、海水に存在する各種塩類を含む水溶液、例えば、Naイオン、Mgイオン、Clイオン、SO4 イオンによって形成されるアルカリ金属塩またはアルカリ土金属塩を含む水溶液等である。
【0017】海水中には多くの塩類が含有されている。この塩類の総濃度は場所によって異なるが、各成分の含有比率はほぼ一定である。したがって、塩類の総濃度はハロゲンイオンの総量を塩素イオン濃度に換算する千分率(g/kg、‰)で表される。塩素量19‰の海水の組成(‰、g/kg)を表1に示す。
【0018】
【表1】

【0019】〔実験例1〕本実験に用いられる材料として、表2に示される各種水ガラス(a−1、a−2、a−3、a−4)、表3に示される各種スラグ(b−1、b−2、b−3、b−4)、表4に示される各種助剤(c−1、c−2、c−3、c−4、c−5、d−1)、水道水(e−1)および海水(e−2)を用い、表5の実験No.1〜39に示される配合に従って、A液およびB液を調製し、これらAB合流液のゲル化時間を測定し、結果を表5に示した。
【0020】
【表2】

【0021】
【表3】

【0022】表3において、平均粒径は粒径分布の累積値が50%を示す粒径、すなわち、メジアン径で表し、粒度分布幅は分布の上下それぞれ2.5%づつを除外した全粉体の95%を占める粒径の範囲を示す。
【0023】また、表3におけるスラグはいずれも、SiO2 :33.02%、CaO:41.94%、Al2 3 :12.83%、MgO:8.61%、Fe2 3 :0.37%の組成を有するものである。
【0024】
【表4】

【0025】
【表5】
【0026】(注)表5の記号の説明(1)a−1、a−2、a−3、a−4はそれぞれ表2に示される水ガラス。
(2)b−1、b−2、b−3、b−4はそれぞれ表3に示されるスラグ。
(3)c−1、c−2、c−3、c−4、c−5はそれぞれ表4に示される助剤1。
(4)d−1は表4に示される助剤2。
(5)e−1は水道水。
(6)e−2は海水。
【0027】表5において、A液およびB液はそれぞれ、ミキサーからサンプリングし、混合してゲル化するまで攪拌しつづけた。
【0028】なお、表5のA液およびB液は実際の地盤注入に当たっては、両者を混合して一液として注入してもよく、また、両者を別々にポンプで送液し、合流混合して注入してもよい。あるいはまた、混合槽中で、あらかじめスラグと海水と少量の水ガラスを混合しておき、これに水ガラス水溶液を投入して混合し、一液として注入してもよい。あるいはさらに、水ガラスと海水を混合しておき、これにスラグと少量の水ガラスを含む混合液、あるいはスラグと海水と少量の水ガラスを含む混合液を投入して作液してもよく、現場状況に合わせて任意の混合方法を採用することができる。
【0029】表5より次のことがわかる。実験No.1〜4より、水ガラス−スラグ系グラウトでは、水道水を使用水(配合水)として用いれば、重曹であるゲル化促進剤が有効に作用してゲル化時間の調整が容易となることが示される。
【0030】しかし、実験No.5〜9より、海水を使用水(配合水)として用いた場合、ゲル化時間が短縮し、特に、液温が30℃に上昇すると、ゲル化時間が大幅に短縮するのみならず、ゲル化遅延剤としての重曹が全く機能しないことがわかる。実際の現場では、海水を用いると、送液管内の注入液の液温は日射により30℃付近、あるいはそれ以上に上昇し、この場合、注入液の地盤中への浸透に必要な10分以上のゲル化時間は到底得られなくなる。
【0031】これに対して、実験No.10 〜13より、スラグにあらかじめ少量の水ガラス(c−3)を混合した場合、A、B液の使用水として海水(e−2)を用いても、AB合流液のゲル化時間は20℃の液温のみならず、30℃の液温でも充分に遅延し、しかも水ガラス(c−3)の添加量によってゲル化時間の調整も可能であることが示される。
【0032】さらに、実験No.14 〜18より、海水を用いず、この代わりに塩化ナトリウム(助剤2、d−1)を用いても、上述と同様、水ガラス(c−3)が充分にゲル化時間の遅延効果を呈していることが、実験No.14 との比較において充分に理解される。
【0033】また、実験No.19 〜20より、スラグに少量の水ガラスを混合した場合、海水の存在がなければ、水ガラスの粘度は1分以内のうちに増大し、注入液としての浸透性が低下する。もちろん、A、B合流液の粘度も合流直後に100センチポイズ以上に増大し、これにたとえ、実験No.20 のように、ゲル化遅延剤(c−1)を添加しても、浸透固結が困難となる。
【0034】これに対して、スラグと少量の水ガラスを海水(またはNaCl等、海水の含有成分を含む水溶液)の存在下で混合した場合、その混合物の粘度はほぼ10センチポイズであり、これと水ガラスとの合流液(混合液)もゲル化に至る直前まで20センチポイズ以下の粘度を保ち、優れた浸透性を呈する。
【0035】したがって、本発明では、スラグと少量の水ガラスを海水等の存在下で混合することが重要である。この理由は明らかではないが、スラグに少量の水ガラスと海水成分が作用してスラグ表面が一時的に反応性の低いコロイドで覆われ、微粒子スラグの活性を一時的に抑制する。この状態で多量の水ガラスが加わると、水ガラスのアルカリ分がスラグ表面のコロイドを溶解し、水ガラスのアルカリで微粒子スラグが活性化され、水硬性が発現するものと思われる。
【0036】これに対して、スラグと少量の水ガラスの混合の際に海水等が存在しない場合には、ゲル化時間の延長が困難で、粘性も大幅に増大する。
【0037】実験No.21 〜23はスラグの種類を表3のb−3に変えた本発明にかかる例であって、スラグの使用量の変化によってゲル化時間の調整が可能であり、かつ、いずれも充分に長いゲル化時間を保持している。
【0038】実験No.24 〜26は本発明において、海水の代わりに塩化ナトリウム(d−1)を用いても海水と同様の効果を呈することを示している。
【0039】実験No.27 はスラグとしてブレーン比表面積4000cm2/gのスラグ(表2のb−1)を用いた例であり、この場合はゲル化時間が長すぎてしまい、好ましくない。
【0040】実験No.28 〜39は水ガラスの種類を表2のa−1〜a−4に変化させ、かつ、スラグに混合される水ガラスの種類を表4のc−2〜c−5に変化させ、使用水として、海水、および海水を使用しない場合には塩化ナトリウム(d−1)を用いたときの本発明にかかる例であって、いずれも、ゲル化時間の調整が可能であるとともに長いゲル化時間を保持し得ることを示している。
【0041】〔実験例2〕表5の実験No.1、3、6、9、12、17の各試料について、(1)B液の沈降性、(2)AB合流液の均質性とゲル化時間のバラツキ/20℃、(3)強度(kgf/cm2)、(4)強度のバラツキ比について測定し、結果を表6に示した。
【0042】表6における各試験項目の詳細は次のとおりである。
【0043】(1)B液の沈降性について。
送液ホース100mで送液したときの各試料のサンプリング液を用いた。
【0044】(2)AB合流液の均質性とゲル化時間のバラツキ(20℃) について。
A液送液100m、B液送液100mで送液したときの合流部分から採取した10個のサンプリング液を用いた。
【0045】(3)強度について。
配合ミキサーからサンプリングし、均質に混合してゲル化させてつくった供試体の28日一軸圧縮強度(kgf/cm2)を測定した。
【0046】(4)強度のバラツキ比上記第(2)項のサンプリング液を混合し、ゲル化させてつくった10個の供試体の28日一軸圧縮強度のバラツキ比を測定した。
【0047】
【表6】

【0048】表6において、実験No.1の試料(表5の実験No.1) は水ガラス−スラグ−水系グラウトであり、実験No.2の試料(表5の実験No.3) はゲル化遅延剤として重曹を含む水ガラス−スラグ−水系グラウトであり、実験No.3の試料(表5の実験No.6) は重曹を含む水ガラス−スラグ−海水系グラウトであり、実験No.4の試料(表5の実験No.9) は水ガラス−スラグ−海水系グラウトであり、実験No.5の試料(表5の実験No.12)は水ガラス−少量の水ガラスの混合されたスラグ−海水系グラウトであって、本発明にかかる薬液(グラウト)に相当し、実験No.6の試料(表5の実験No.17)は水ガラス−少量の水ガラスの混合されたスラグ−海水の含有成分を含む水溶液系グラウトであって、本発明にかかる薬液(グラウト)に相当する。
【0049】表6から明らかなように、実験No.5および6の本発明にかかる薬液(グラウト)は海岸地帯等において長距離をホースで送液しても、ホース中にスラグの沈澱物が析出されずに均質であり、また、サンプリング毎のスラグの濃度もほとんど変わらず、さらに、ゲル化時間比も0.9〜1.1の範囲におさまって安定しており、さらにまた、一軸圧縮強度も大きく、かつ強度のバラツキも非常に小さい。このため、本発明にかかるグラウトは施工性に優れ、浸透性や固結効果に関しても信頼性が高い。
【0050】〔実験例3〕表5の実験No.1、3、6、12、17、21、24〜34、36、38について、28日一軸圧縮強度および3ケ月一軸圧縮強度を測定し、結果を表7に示した。
【0051】表7における強度の測定は上述の実験例2と同様、配合ミキサーからサンプリングし、均質に混合してゲル化させてつくった供試体の28日および3ケ月一軸圧縮強度(kgf/cm2)を測定することにより行なった。
【0052】
【表7】

【0053】表7中、実験No.4〜9および11〜19は本発明にかかる薬液(グラウト)である。これらはいずれも、28日および3ケ月一軸圧縮強度の両方とも大きな強度を示したことが表7によって示される。
【0054】なお、本発明に使用される上述水ガラスはシリカ分が多すぎると、ゲル化が急速に進み、また、アルカリ分が少なすぎると、スラグの水硬性が発現し得ない。そこで、シリカ分の好ましい最大量は注入液1m3当り、表2のa−1の水ガラス400lに相当するシリカ分であり、アルカリ分の好ましい最大量は表2のa−1の水ガラス50lに相当するアルカリ分(Na2 O)である。
【0055】本発明に使用される上述水ガラスは上述したように、苛性アルカリを加えたものであってもよいが、得られる薬液(注入液)に苛性アルカリを加えることもできる。この場合、苛性アルカリ量は水ガラスのアルカリ分に換算して考えればよい。
【0056】上述の本発明に用いられる水ガラス量は固形分に換算して薬液(注入液)1m3当り25〜2kgが好ましく、これより多いと、スラグとの混合中に、水ガラス自体のゲル化が進行してしまい、あるいは、薬液のゲル化が促進してしまい、ゲル化の遅延効果がなくなる。また、これより少ない場合にも薬液のゲル化の遅延効果が減少する。
【0057】この遅延効果を良好に達成し得る水ガラス量はシリカ分としての最大量が表2のa−1水ガラスの場合、薬液1m3当り25kgであり、アルカリ分としての最小量が同じく薬液1m3当り2kgである。
【0058】本発明に用いられるスラグの配合量は薬液1m3当り400〜50kgの範囲内であることが好ましい。
【0059】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は水ガラス−スラグ系グラウトにおいて、スラグとして特定のものを用いることにより、海水、海水を含む水、あるいは海水の含有成分を含む水溶液を上記グラウトの配合液として用いるにもかかわらず、高温下でも上記グラウトのゲル化時間の調整を可能とし、さらには、長いゲル化時間を得ることができ、しかも低粘性を維持し、高強度と耐久性をも期待し得、かつ、送液中に材料分離を起こさずに均質性を保持し、この結果、優れた浸透性と、固結性と、作業性とを可能とするものである。
【表5】

【表5】



 

 


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