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発明の名称 動力舵取装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−39813
公開日 平成9年(1997)2月10日
出願番号 特願平7−192138
出願日 平成7年(1995)7月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】長谷 照一 (外1名)
発明者 河上 清峯 / 小林 秀一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ステアリングギヤ部分とバルブボディを一体的に設けたギヤ側のシャフトと、ステアリングホイール側のシャフトとを、トーションバーを介して連結するとともに、前記バルブボディの内周に配置されるバルブスリーブを前記ステアリング側のシャフトにピンを介して連結して、前記両シャフトの相対回転に伴う前記バルブボディと前記バルブスリーブとの相対回転により油路の切り換えを行うようにした動力舵取装置において、前記ステアリングホイール側のシャフトと前記バルブスリーブとの連結部を前記バルブボディのステアリングホイール側端部とし、この連結部において、前記ステアリングホイール側のシャフトにおけるギヤ側軸方向端部に、前記バルブスリーブのステアリングホイール側端部が、前記ピンにより微小傾動可能に連結されるようにしたことを特徴とする動力舵取装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力舵取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動力舵取装置の一つとして、ステアリングギヤ部分とバルブボディを一体的に設けたギヤ側のシャフトと、ステアリングホイール側のシャフトとを、トーションバーを介して連結するとともに、前記バルブボディの内周に配置されるバルブスリーブを前記ステアリング側のシャフトにピンを介して連結して、前記両シャフトの相対回転に伴う前記バルブボディと前記バルブスリーブとの相対回転により油路の切り換えを行うようにしたものがあり、例えば特開昭57−26051号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報の動力舵取装置においては、バルブボディの内周に配置されるバルブスリーブがその軸方向の全長にわたってステアリング側のシャフトの外周に配置されているため、バルブスリーブの肉厚を十分に確保するためには、径寸法を大きくしなければならず、当該装置の大型化を強いられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、上記した形式の動力舵取装置において、前記ステアリングホイール側のシャフトと前記バルブスリーブとの連結部を前記バルブボディのステアリングホイール側端部とし、この連結部において、前記ステアリングホイール側のシャフトにおけるギヤ側軸方向端部に、前記バルブスリーブのステアリングホイール側端部が、前記ピンにより微小傾動可能に連結されるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明による動力舵取装置においては、ステアリングホイール側のシャフトにおけるギヤ側軸方向端部にバルブスリーブのステアリングホイール側端部がピンにより連結されるため、バルブスリーブの内周全長にわたってステアリングホイール側のシャフトは存在せず、当該動力舵取装置を大型化することなくバルブスリーブの肉厚を十分に確保することができる。
【0006】また、ステアリングホイール側のシャフトとバルブスリーブがピンにより微小傾動可能に連結されるため、ステアリングホイール側のシャフトに横力(例えば、径方向の力)が作用したときには、同シャフトがバルブスリーブに対して傾動して、バルブスリーブの外周面とバルブボディの内周面間に生じる摩擦の増大を抑制する。したがって、同摩擦の増大に伴うヒステリシスの増大を抑えて、当該動力舵取装置のアシスト特性の悪化を抑制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はラック・ピニオン式の動力舵取装置に本発明を実施したものであり、この動力舵取装置においては、ギヤ側のシャフト11とステアリングホイール側の中空シャフト12が同軸的に配置されトーションバー13を介して連結されている。トーションバー13は、図示下端にてギヤ側のシャフト11にセレーション嵌合により連結され、また図示上端にてステアリングホイール側のシャフト12に連結ピン14を介して連結されている。なお、トーションバー13の上端部外周には、トーションバー13に組付けられてシャフト12との間をシールするシールリング15が配設されている。
【0008】ギヤ側のシャフト11はステアリングギヤ部分であるピニオン11aと円筒状のバルブボディ11bを一体的に設けたものであり、両端部にてボールベアリング16とニードルベアリング17を介してハウジング18に回転自在に組付けられている。また、ギヤ側のシャフト11の中間部外周には、ハウジング18に組付けられてハウジング18との間をシールするためのシールリング19が配設されている。ピニオン11aはラック20とによりステアリングギヤを構成していて、ラック20は周知のようにハウジング18に支持されて操舵車輪(図示省略)に作動的に連結されている。バルブボディ11bは、後述するバルブスリーブ25とにより周知のロータリーバルブを構成するものであり、外周にはハウジング18との間をシールするための4個のシールリング21が組付けられている。
【0009】ステアリングホイール側のシャフト12は、ハウジング18外に突出した図示上部にて周知のように中間軸及びメインシャフト等(図示省略)を介してステアリングホイール(図示省略)に連結されるものであり、中間部にてボールベアリング22を介してハウジング18に螺着したキャップ23に回転自在に組付けられており、図示下端部にはピン24を介してバルブスリーブ25が連結されている。また、このシャフト12の中間部外周には、キャップ23に組付けられてキャップ23との間をシールするためのシールリング26が配設されている。
【0010】バルブスリーブ25は、バルブボディ11bの内周に微小隙間(数μのクリアランス)で嵌合配置されていて、両シャフト11,12の相対回転に伴うバルブボディ11bに対する相対回転により油圧ポンプ,パワーシリンダ及びリザーバ(共に図示省略)間の各油路の切り換えを行うようになっている。なお、バルブボディ11bとバルブスリーブ25の相対回転量は、バルブボディ11bの図示上端に設けた周方向に所定幅の切欠11cと、ステアリングホイール側のシャフト12の下部外周に形成されて径外方に延びバルブボディ11bの切欠11cに所定の周方向隙間で嵌合するプレート12aからなるマニュアルストッパによって所定量に規定されている。また、バルブスリーブ25とバルブボディ11b間には、バルブボディ11bに組付けられてシール機能と軸受機能を発揮するメタルリング27が介装されている。
【0011】ところで、本実施形態においては、ステアリングホイール側のシャフト12とバルブスリーブ25との連結部がバルブボディ11bのステアリングホイール側端部とされていて、この連結部において、ステアリングホイール側のシャフト12におけるギヤ側軸方向端部の内周に、バルブスリーブ25のステアリングホイール側端部が微小隙間(数μのクリアランス)で嵌合され、ステアリングホイール側のシャフト12とバルブスリーブ25がピン24により微小傾動可能に連結されている。ピン24は、ダルマピンと呼ばれているものであり、バルブスリーブ25の図示上端部に軸線が径方向となるようにして組付けられており、外端部にてシャフト12の図示下端部に形成した切欠12bに傾動可能に嵌合結合されている。
【0012】上記のように構成した本実施形態の動力舵取装置においては、ステアリングホイール側のシャフト12におけるギヤ側軸方向端部の内周にバルブスリーブ25のステアリングホイール側端部が微小隙間で嵌合されているため、バルブスリーブ25の内周全長にわたってステアリングホイール側のシャフト12は存在せず、当該動力舵取装置を大型化することなくバルブスリーブ25の肉厚を十分に確保することができる。
【0013】また、ステアリングホイール側のシャフト12とバルブスリーブ25が微小隙間で嵌合され、ピン24により微小傾動可能に連結されているため、ステアリングホイール側のシャフト12に横力(例えば、径方向の力)が作用したときには、同シャフト12がバルブスリーブ25に対して傾動して、バルブスリーブ25の外周面とバルブボディ11bの内周面間に生じる摩擦の増大を抑制する。したがって、同摩擦の増大に伴うヒステリシスの増大を抑えて、当該動力舵取装置のアシスト特性の悪化を抑制することができる。
【0014】上記実施形態においては、本発明をラック・ピニオン式の動力舵取装置に実施したが、本発明は他の形式の動力舵取装置にも同様に実施し得るものであり、上記実施形態に限定されない。また、上記実施形態においては、ステアリングホイール側のシャフト12におけるギヤ側軸方向端部の内周にバルブスリーブ25のステアリングホイール側端部が微小隙間で嵌合されるようにして実施したが、ステアリングホイール側のシャフト12におけるギヤ側軸方向端部の外周にバルブスリーブ25のステアリングホイール側端部が微小隙間で嵌合されるようにして実施すること、或いはステアリングホイール側のシャフト12におけるギヤ側軸方向端部とバルブスリーブ25のステアリングホイール側端部が軸方向において直列に配置され、これらがコ字状に形成されたピンにより微小傾動可能に連結されるようにして実施することも可能である。




 

 


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