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発明の名称 管用テーパーねじ転造用ヘッド
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−327742
公開日 平成9年(1997)12月22日
出願番号 特願平8−151095
出願日 平成8年(1996)6月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】石田 敬 (外3名)
発明者 円山 昌昭
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ハウジング(22)内に所望のテーパー勾配に等しいテーパー周面を持つ複数個の転造ローラ(21)が円周状に配置され、被加工管(26)を回転させながら上記転造ローラ(21)間に押し込むことにより被加工管(26)の外周にテーパーねじを転造する管用テーパーねじ転造用ヘッド(20)において、被加工管(26)の所望の内径とほぼ等しい外径を有する芯金(23)を前記ハウジング(22)の中心に回転可能に設けたことを特徴とする管用テーパーねじ転造用ヘッド。
【請求項2】 前記芯金(23)に加工後の被加工管(26)より抜き易くするためのテーパーを形成したことを特徴とする請求項1記載の管用テーパーねじ転造用ヘッド。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管用テーパーねじ転造用ヘッドに関する。詳しくは、水道用配管、特に内ライニング鋼管に対して内径が縮管しないようにした管用テーパーねじ転造用ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水道配管用の鋼管を管継手を用いて接続する場合には、図4に示すように鋼管1の端部に管用テーパーねじ2を加工し、継手3を用いて接続している。この場合のテーパーねじの加工には切削形成する方法と、塑性加工する方法とがある。本発明は後者の場合のねじ転造用ヘッドに関するものである。
【0003】テーパーねじを塑性加工するには、図5に示すようなテーパーねじ転造用ヘッドを用いる。このテーパーねじ転造用ヘッド4は同図に示すように、所望のねじの断面に対応した複数の環状溝を有し、且つ所望のテーパー勾配に等しいテーパー周面を持った転造ローラ5の複数個が、円筒状のハウジング6の円周上に被加工管7の軸線に対して所望のねじの有効径リード角に対応する傾斜角度αで傾斜し、且つその軸方向位置を所定ピッチづつずらして配設されている。
【0004】そして、図6の如く、ヘッド4を固定しておき、その転造ローラ5間に被加工管7を回転させながら押し込むことにより、被加工管7は転造ローラ5のリード角により矢印A方向に引き込まれ、その外周にテーパーねじが転造形成されるようになっている。なお、被加工管7を回転させず固定しておき、ヘッド4の方を回転させても転造可能である。
【0005】現在、パイプに管用テーパー転造ねじが加工できるのは、配管用炭素鋼鋼管、水道用亜鉛メッキ鋼管、圧力配管用炭素鋼鋼管(スケジコール40)であるが、内面に樹脂がライニングされた内ライニング鋼管に転造加工によりテーパーねじを加工すると図6に示すように内径が縮径し、ライニング8の内径も小さくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように内径が縮径した内ライニング鋼管の接続に、図7に示すような防食継手10を使用すると次のような問題が生ずる。即ち、この防食継手10は、鋳鉄製の継手本体11の中に樹脂成形部12があり、その樹脂成形部12の両端には内ライニング鋼管の内径に嵌合する突出部13が形成されており、この突出部13の端面に前記内ライニング鋼管の縮径した部分が当たり継手10に挿入することができなくなり、接続が不可能になるという問題が生ずる。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、内径の縮径を防止可能とした管用テーパーねじ転造用ヘッドを実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の管用テーパーねじ転造用ヘッドに於いては、ハウジング22内に所望のテーパー勾配に等しいテーパー周面を持つ複数個の転造ローラ21が円周状に配置され、被加工管26を回転させながら上記転造ローラ21間に押し込むことにより被加工管26の外周にテーパーねじを転造する管用テーパーねじ転造用ヘッド20において、被加工管26の所望の内径とほぼ等しい外径を有する芯金23を前記ハウジング22の中心に回転可能に設けたことを特徴とする。
【0009】また、それに加えて、前記芯金23に加工後の被加工管26より抜き易くするためのテーパーを形成したことを特徴とする。この構成を採ることにより内径の縮径を防止可能とした管用テーパーねじ転造用ヘッドが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す断面図である。本実施の形態は同図に示すように、所望のねじの断面に対応した複数の環状溝を有し、且つ所望のテーパー勾配に等しいテーパー周面を持った転造形成用の溝を有する転造ローラ21の複数個が、円筒状のハウジング22の円周上に被加工管の軸線に対して所望のねじの有効径リード角に対応する傾斜角度で傾斜し、且つその軸方向位置を所定ピッチづつずらして配設されている。なおハウジング22の前面壁22aには被加工管を挿入する開口22bが設けられている。
【0011】以上の構成は、図5で説明した従来例と同様であるが、本実施の形態の特徴は、ハウジング22の後面壁22cの中心に被加工管の所望の内径とほぼ等しい外径を有する所定長さの芯金23を回転自在に設けたことである。なお、該芯金23は芯金より細い回転軸23aを有し、ハウジング22の後面壁22cに設けられた軸孔22dに挿入され、座金24及びナット25により抜け出さないように係止されている。
【0012】このように構成された本実施の形態は、図2の如く、ヘッド20を固定しておき、被加工管26を回転させながら転造ローラ21間に押し込むことにより、被加工管26は転造ローラ21のリード角により矢印A方向に引き込まれながらねじが転造形成される。
【0013】この場合、芯金23は被加工管26の管内に挿入され外周からのねじ転造の圧力に対抗して内径の縮径を阻止することができる。この際芯金23は被加工管26と共に回転する。また、ねじ転造加工終了後、被加工管26を逆回転させれば、該被加工管26はヘッド20から押し出される。この際も芯金は被加工管25と共に回転するため、軸方向への引抜力だけが被加工管26に加わるだけで、この力に抗して引抜くことは可能である。
【0014】なお、この引抜力を減少させる手段として、図3に示すように、芯金に僅か(θ=1°程度)のテーパーをつけることが好ましい。また、芯金23の表面に二硫化モリブデン等の固体潤滑剤を塗布するか、或いは硬質クロムめっき等を施して摩擦抵抗を減少させることも良い。
【0015】
【発明の効果】本発明の管用テーパーねじ転造用ヘッドに依れば、ハウジングに回転自在な芯金を設けたことにより、内ライニング管にテーパーねじを転造したとき、その縮径を防止でき、且つ、真円度の精度が向上する。このため防食継手の使用が可能となり、内ライニング鋼管と継手との接合精度が向上する。これにより防食性が向上し赤水対策に寄与することができる。




 

 


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