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発明の名称 プレカット加工機械
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−85708
公開日 平成9年(1997)3月31日
出願番号 特願平7−273633
出願日 平成7年(1995)9月27日
代理人
発明者 田中 武 / 望月 正勝
要約 目的
切削ストロークを短縮し、構成を簡単化することができるプレカット加工機械を提供する。

構成
バイス手段4、4によってクランプ固定された加工材Wの両側に一対の昇降ベース8、8を設ける。これら昇降ベース8、8にそれぞれ水平面で旋回する旋回ベース14a、14bを設け、これら旋回ベース14a、14bに両端に回転軸S1、S2を突出して備えた駆動モータ16a、16bを配設する。上記の回転軸S1、S2にはそれぞれカッターa、bを取りつける。また旋回ベース14a、14bには駆動モータ16a、16bを180度換向する旋回手段17a、17bを設ける。
特許請求の範囲
加工材を長手方向に移送する移送路の両側にバイス手段を備えると共に、同じく移送路の両側に昇降作動する一対の昇降ベースを設け、この昇降ベースに取りつけた複数のカッターによって加工材の両側面部にほぞ加工を行う加工機において、上記の昇降ベースに、水平面で旋回する旋回ベースと、この旋回ベースに保持し、両端に水平の回転軸を備えた駆動モータとを設け、この駆動モータの回転軸にそれぞれカッターを取りつけたことを特徴とするプレカット加工機械。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クランプ固定された加工材の両側面部にほぞ切削加工(めすほぞ部加工)を行うプレカット加工機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】在来の軸組建築工法において、例えば横架材どうしを結合する場合の仕口部として図3に示すものがあり、この種のほぞ加工を行うための加工機械して実公平6−32324号に提案されるものが知られている。この従来の加工機は、加工材の両側面のほぞ部を同時に切削することができる点で特徴的であり、建築業界において広く賞用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のほぞ部は、基準平面部mとこれに連なるめすほぞ部nからなり、二種類の切削加工を要する。これに対応するために従来のほぞ加工機は、二基の切削ヘッドを上下方向に配設し、これを順次に使用したものである。このため従来のものは、切削ヘッドの配設間隔分だけ上下方向のストロークが大きくなり、構成が大形になるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記した従来技術の問題点に着目してなされたものであり、切削ヘッドの構成を工夫することによってストロークを短縮し、機械の構成を簡単化することができるプレカット加工機械を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明に係るプレカット加工機械は次のように構成したものである。すなわちその要旨とするところは、移送路の両側に昇降作動する一対の昇降ベースを設け、この昇降ベースに取りつけたカッターによって加工材の両側面部にほぞ加工を行う加工機において、上記の昇降ベースに、水平面で旋回する旋回ベースと、この旋回ベースに保持し、両端に水平の回転軸を備えた駆動モータとを設け、この駆動モータの回転軸にそれぞれカッターを取りつけたことにある。
【0006】
【作用】旋回ヘッドを水平面で旋回動作することによって駆動モータの向きを換向し、両端に取りつけた二つのカッターを切削位置と退避位置に交互に設定することができる。このため、同じ切削位置で二種類のカッターを順次に使用してほぞ加工を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るプレカット加工機械を一実施例について説明する。図1および図2において、1はベースフレーム 2、2はベースフレーム1の中央部に設けた前後の取付ベース 3は取付ベース2を前後方向において移動制御する前後送り手段 4、4は取付ベース2、2の上部に設けたバイス手段 このバイス手段4は、左右一対のバイス片4a、4bによって構成するものであり、加工材Wを求心的にクランプ固定する 5は前後のバイス手段4、4の間に配設した移送路であり、加工材Wを受けて長手方向に移送する。
【0008】6は取付ベース2の両側にしてベースフレーム1に樹立して設けた門型フレーム 7、7は門型フレーム6における両側のコラム部に配設した上下方向のガイドレール 8、8はガイドレール7、7にそれぞれスライド自在に配設した昇降ベース 9は両方の昇降ベース8、8を連結した連結ビーム 10は連結ビーム9を介して昇降ベース8、8を移動制御する昇降送り手段 11、11は昇降ベース8、8の前面部に配設した左右方向のガイドレールである。
【0009】12、12はガイドレール11、11にそれぞれスライド自在に配設した左右移動ベース 13は左右移動ベース12、12を移動制御する横送り手段 この横送り手段13は左右移動ベース12、12をバイス片4a、4bの求心線上に合致して求心的に開閉動作する。なお上記した前後送り手段3、昇降送り手段10及び横送り手段13は基本的にNC制御駆動されるサーボモータ、モータ駆動の送りねじ軸及びねじ軸に螺合するナット体の各構成からなっている。
【0010】14a及び14bは、各左右移動ベース12、12の底面部に旋回自在に配設した旋回ベース この旋回ベース14a、14bは垂直の支軸15、15によって支持されており、180度の範囲で回動する。16a、16bは旋回ベース14a、14bに水平向きに取りつけた駆動モータ この駆動モータ16a、16bは両端に回転軸S1、S2を突出してあり、各々の端部にチャックを介してカッターa、bを取りつける。図の例では、一方のカッターaを基準平面部切削用とし、他方のカッターbをめすほぞ部切削用とする。
【0011】17a、17bは旋回ベース14a、14bを旋回作動する旋回手段で、支軸15に取りつけたピニオンギヤ18とラックギヤ19及びラックギヤ19を左右方向に作動する空圧シリンダ20によって構成する。上記の旋回手段17a、17bを動作するとき、旋回ベース14a、14bは換向動作して左右方向のカッターa、bを交互に切削位置と退避位置に設定する。21は加工材Wの上面にマーキング光線を照射する光線表示器である。
【0012】一実施例に係るプレカット加工機械の構成は上記の通りであり、次のようにして加工材Wの側面部に所要のほぞ加工を行う。ここで図3に示すほぞ加工を例にとって説明するが、この加工は基準平面部mを切削する大径カッターとめすほぞ部nを切削する成型カッターを用いて行うものであり、従ってこれらのカッターを回転軸S1、S2に各々取りつける。
【0013】切削加工に当たっては、まず加工材Wを移送路5に供給し、加工材Wの上面に付した墨付線を光線表示器21のマーキング位置に合わる。そして、この状態でバイス手段4、4を動作しクランプ固定する。上記のクランプ動作は求心的に行われるものであり、加工材Wは図1のように幅方向の中心を基準にして取りつけされる。
【0014】以上のようにして加工材Wをセットしたならば、制御装置(図示省略)に記憶されるプログラムデータを呼び出し、これにより各サーボモータを制御駆動してほぞ加工を開始する。すなわち、スイッチ操作により運転を開始すると、まず前後の送り手段3がクランプ状態の加工材Wを図2の左方向へ移動し、カッターa、bにおける中心位置の直下に位置決めする。また同時に横送り手段13が左右移動ベース12、12を閉方向に移動制御し、一対のカッターa、aの間隔を基準平面部m、mの幅に相当する間隔に設定する。
【0015】カッターa、aの間隔が決まると、昇降送り手段10が昇降ベース8、8を下降動作する。これに伴ってカッターa、aが下がり、加工材Wの両側面部に基準平面部m、mの切削加工を行う。下降による切込み動作は、加工材Wの上面位置を検出する検出手段(図示省略)の指令に基づいて行われるものであり、カッターa、aが加工材Wの下面位置を通過するとき停止する。
【0016】基準平面部m、mの切削加工が終了すると、昇降ベース8、8が昇降始端である上方位置に戻り、続いて旋回手段17a、17bにより旋回ベース14a、14bが180度換向する。この動作により、一方のカッターa、aが退避位置に、他方のカッターb、bが切削位置に切り換えて設定される。切削位置のカッターb、bの間隔が切削加工すべきめすほぞ部n、nの幅と違う場合は、左右移動ベース12、12が開閉制御され、カッターがほぞ幅に適合する。
【0017】カッターb、bの設定が終わると昇降送り手段10が昇降ベース8、8を下降動作するもので、この動作によってカッターb、bが加工材Wの両側面部に切込み基準平面部m、mに連なるめすほぞ部n、nを切削加工する。このめすほぞ部n、nの加工は、前記した検出手段(図示省略)により加工材Wの上面位置を基点として数値的に与えられる。
【0018】以上の二工程によって所要のほぞ加工が終了すると、昇降ベース8、8が上方位置に戻り、旋回ベース14a、14bが換向してカッターa、bが入れ換えさされる。またバイス手段4、4が開放して加工材Wのクランプが解除される。クランプ解放と共に、作業者は加工材Wを長手方向に移送し、次の切削加工に対処する。
【0019】上記の一実施例では、一方のカッターaと他方のカッターbの両方を順次に使用して一種類のほぞ加工を行う場合について説明したが、一方だけで加工が済むものにおいては、他方を予備として或は他種のほぞ加工用とすることができる。また一実施例では、一基の昇降送り手段10により左右両方のカッターを下降制御して、両側部のほぞ加工を行うようにしたが、左右各別に昇降送り手段を備えれば、何れか片側のみのほぞ加工を行うことができる。
【0020】また上記の片側のみのほぞ加工は、左右移動ベース12、12を各別に横移動する構成、あるいは旋回ベース14a、14bを90度の位置に換向しカッターを前後向きにして切削位置から退避する構成などをもって設計変更の範囲内で達成することができる。なお退避位置のカッターは、安全上の点から回転駆動しないことを可とする。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明に係るプレカット加工機械は、駆動モータを水平面で旋回して両端のカッターを同じ切削位置において交換使用したものである。このため、切削方向のストロークを短縮し機械構成を小形化さらには簡単化することができるという優れた効果を発揮する。




 

 


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