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発明の名称 スピードスプレーヤ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−23803
公開日 平成9年(1997)1月28日
出願番号 特願平7−200201
出願日 平成7年(1995)7月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】石山 博 (外1名)
発明者 前川 博司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 運転部(16)が散布液タンク(18)の前側に隣接して設けられ、前記運転部(16)は、左右側面が前輪(12)より内側にされて、前記前輪(12)より前方へ突出し、前輪用タイヤハウス(26)が前記運転部(16)の側面から側方へ張り出していることを特徴とするスピードスプレーヤ。
【請求項2】 運転室(34)は、噴霧した際に被曝しないように、前記運転部(16)内に設けられていることを特徴とする請求項1記載のスピードスプレーヤ。
【請求項3】 前記散布液タンク(18)は、前記運転部(16)の後部とほぼ等しい高さとなっていることを特徴とする請求項2記載のスピードスプレーヤ。
【請求項4】 把持部材(32,36)が、前記散布液タンク(18)の上部の散布液投入口(28)に投入されたホースを掛架し支持するよう、前記散布液投入口(28)の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスピードスプレーヤ。
【請求項5】 前記把持部材(32)は、前後方向へ直線状に延びていることを特徴とする請求項4記載のスピードスプレーヤ。
【請求項6】 前記把持部材(36)は、前記散布液投入口(28)の周縁に沿って環状に延びていることを特徴とする請求項4記載のスピードスプレーヤ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、旋回半径を小さくするために運転部の幅を小さくされているスピードスプレーヤに関するのである。
【0002】
【従来の技術】実開昭57−199076号公報のスピードスプレーヤでは、運転部の左右幅が前方へ向かって漸減している。また、左右の前輪は運転部の左右側面より内側にある。
【0003】実公昭61−44502号公報のスピードスプレーヤでは、運転部は、左右側面を左右の前輪より内側にして、前輪より前方へ突出している。また、左右の前輪は、運転部の後ろ側の散布液タンクの部位に位置し、散布液タンクの側方へ部分的に突出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開昭57−199076号公報及び実公昭61−44502号公報のスピードスプレーヤでは、小回りに有利な構造となっているものの、例えば、散布液タンクへの給水作業等、散布液タンクの上部の作業性に関して何らの配慮がされていない。
【0005】この発明の目的は、小回りの確保と共に、運転部の後ろ側に隣接する散布液タンクの上部の作業性を改善できるスピードスプレーヤを提供することである。この発明の他の目的は、さらに、作業者の姿勢の安定化と共に接触によりタンクを傷めないようホースを掛ける架設するスピードスプレーヤを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。請求項1のスピードスプレーヤ(10)では、運転部(16)は散布液タンク(18)の前側に隣接して設けられている。さらに、この運転部(16)は、左右側面が前輪(12)より内側にされて、前輪(12)より前方へ突出している。前輪用タイヤハウス(26)は運転部(16)の側面から側方へ張り出している。
【0007】請求項2のスピードスプレーヤ(10)では、請求項1のスピードスプレーヤ(10)において、さらに、運転室(34)は、噴霧した際に被曝しないように、運転部(16)内に設けられている。
【0008】請求項3のスピードスプレーヤ(10)では、請求項2のスピードスプレーヤ(10)において、さらに、散布液タンク(18)は、運転部(16)の後部とほぼ等しい高さとなっている。
【0009】請求項4のスピードスプレーヤ(10)では、請求項1〜3のいずれかのスピードスプレーヤ(10)において、さらに、把持部材(32,36)が、散布液タンク(18)の上部の散布液投入口(28)に投入されたホースを掛架し支持するよう、散布液投入口(28)の近傍に設けられている。
【0010】請求項5のスピードスプレーヤ(10)では、請求項4のスピードスプレーヤ(10)において、さらに、把持部材(32)は、前後方向へ直線状に延びている。
【0011】請求項6のスピードスプレーヤ(10)では、請求項4のスピードスプレーヤ(10)において、さらに、把持部材(36)は、散布液投入口(28)の周縁に沿って環状に延びている。
【0012】運転部(16)は、左右側面を左右の前輪(12)より内側とされている結果、旋回時に最も旋回方向外側となるスピードスプレーヤ(10)の部位としての運転部(16)の前部の左右端部は、旋回方向内側へ十分に引き込まれ、スピードスプレーヤ(10)の旋回半径は減少する。運転室(34)は、周囲を覆われており、外部の霧の侵入を防止される。運転部(16)は、運転室(34)において運転者の頭が運転室(34)の上面に当たらないようにするため、後部は必要な高さを確保するために高くなる。散布液タンク(18)は、高さを運転部(16)の後部の高さにほぼ揃えられて、容量の増大を図られる。
【0013】散布液タンク(18)の上部には、散布液投入口(28)が設けられ、ここに一端を挿入されホースを介して水等が散布液タンク(18)内へ投入される。作業者は、給水作業等、散布液タンク(18)の上部での手作業のある場合、前輪用タイヤハウス(26)に足を載せ、地上より高い高さから作業を行うことができる。その際、散布液投入口(28)の近傍の把持部材(32,36)を片方の手でつかんで、姿勢を安定化させつつ、もう片方の手で作業を行う。さらに、一端を散布液投入口(28)に挿入された給水ホースは、把持部材(32,36)に掛架・支持され、たとえ接触しても前記散布液タンク(18)の表面に大きな力が加わることのないようにされる。なお、散布液投入口(28)が、散布液タンク(18)の前後方向中央部より前側、すなわち運転部(16)側へ偏倚していれば、把持部材(32,36)も作業者の方へ近付き、作業者は支障なく把持部材(32,36)を把持できる。これにより、作業姿勢の安定化が図れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面の実施例について説明する。図1及び図2はスピードスプレーヤ10の斜視図及び側面図である。スピードスプレーヤ10のフレーム(図示せず)は前輪12及び後輪14により支持され、スピードスプレーヤ10は、後輪14のみが駆動輪である後輪駆動又は前輪12及び後輪14が共に駆動輪となる4輪駆動で、走行するようになっている。前輪12は操舵輪としての機能を備える。スピードスプレーヤ10は、前から順番に、最前部に設けられて運転者が乗り込んでスピードスプレーヤ10の運転操作を行う運転部16、薬液を貯留する薬液タンク18、エンジンやポンプ等の機械を収容するエンジン室部20、薬液を周囲へ噴出する複数個のノズル(図示せず)を配列されている噴頭22、及び最後部に設けられて後方から吸入した空気を噴頭22へ吐出する送風機24を有している。
【0015】運転部16は、左右側面が左右の前輪12の内面よりさらに内側となっており、後端をほぼ前輪12の後端に位置付け、前部を前輪12の前方へ突出させている。運転部16は、外部に浮遊する霧の被曝を防ぐよう、内側に作業者を収容する運転室34を、被覆・形成する。運転部16は左右の前輪12の間に位置することになるので、運転室34の床部は前輪12の上端より低い位置にすることができる。これにより、運転部16の上面の高さを低くして、樹木等への運転部16の衝突を抑制できる。運転室34は、その床下高さを保つ必要から極端に下げることはできず、したがって、運転者の脚は前方に伸ばすことになり、このため、運転室は前方に長くなるが、本案の場合、運転部16の側面がおおよそ前輪の内矩とされることから、これらが相俟って、スピードスプレーヤ10の最小旋回時、旋回中心とそこから最も遠い場所である運転部16の前部の左右端部との距離をほぼ従来と同様とすることができる。さらに、前部車輪の直前の地面の状態の確認が容易に行え、不整地走行の安全性の向上に寄与できる。
【0016】薬液タンク18は、左右端が後ろのエンジン室部20等と同様に後輪14の外面付近まで達し、高さが運転部16の後端部の高さより低くなっている。左右の前輪12は、運転部16の側面から側方へ張り出しており、左右のタイヤハウス26は、この前輪12の上半部を覆うように、運転部16の側面から側方へ張り出して設けられている。タイヤハウス26の中央部は、水平面とされ、踏み台としての機能を装備する。
【0017】投入口28は、薬液タンク18の上部において、前後方向中心より少し運転部16の方へ偏倚して、設けられ、蓋30により開閉される。1対の直線状手摺32は、薬液タンク18の上部に配設され、投入口28の近傍の左右両側を前後方向へ相互に平行に延びている。直線状手摺32は、薬液タンク18の上面との間に給水ホース等のホースを挟む間隔を空け、前記薬液タンク18の投入口28に一端を挿入されたホースを掛架・支持し、たとえホースが薬液タンク18表面に接触しても大きな力がかからないようにされる。なお、直線状手摺32は運転部16の後部の高さより低い位置となっている。
【0018】作業者は、投入口28からの給水等、運転部16及び薬液タンク18の上部の作業のある場合、タイヤハウス26の上面を踏み台として足を掛け、そこに起立した姿勢で、作業を行う。その際、直線状手摺32を片方の手でつかみ、姿勢の安定化を図りつつ、もう片方の手で作業をする。給水ホースは、直線状手摺32に掛架・支持され、たとえ薬液タンク18に接触しても、その接触力を減じられ、砂や泥がついた給水ホースによる擦過傷等も軽微なものとすることができる。
【0019】図3及び図4は別のスピードスプレーヤ10の斜視図及び側面図である。図1及び図2のスピードスプレーヤ10との相違点を説明すると、このスピードスプレーヤ10では、薬液タンク18は、容量の大型化を図るため、高さが運転部16の後部の高さに等しい高さに達している。環状手摺36は、蓋30を放射方向外側から包囲するように、環状に延び、間隙を薬液タンク18との間に空けつつ、薬液タンク18の上面に結合している。この環状手摺36も、給水ホース等のホースを係止する機能とともに、タイヤハウス26に載って作業する作業者がつかんで姿勢安定に寄与する機能を備える。なお、環状手摺36の上端の高さが運転部16の後部の高さに揃うように、薬液タンク18の上端の高さを少しだけ運転部16の後部の高さより低くしてもよい。
【0020】
【発明の効果】この発明では、運転部の上部高さを抑えるため、運転部が前方へ伸ばされるが、同時に前輪内矩が運転部の幅とされることで、スピードスプレーヤの最小旋回時旋回中心とそこからもっとも遠い場所である運転部の前部の左右端部との距離、すなわち回転半径をほぼ従来と同様とすることができるとともに、前輪の直前の地面の状況の把握が確実に行なえ、不整地走行の安全性の向上が図られる。さらに、前輪用タイヤハウスが運転部の側部に張り出すので、前輪用タイヤハウスを踏み台として利用し、散布液タンクの上部の作業性を改善できる。




 

 


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