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発明の名称 連続鉢苗移植機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−70208
公開日 平成9年(1997)3月18日
出願番号 特願平7−226614
出願日 平成7年(1995)9月4日
代理人
発明者 金井 洋一
要約 目的
畝間の谷部に苗を植え付ける連続鉢苗移植機において、機体の左右の安定を図る。

構成
畝間の谷部を走行する駆動車輪1を備えた走行装置2と、該走行装置2の後方に水平移動可能なリンク12,12により連結され、畝をまたぐように畝間の谷部をそれぞれ走行する左右車輪3,3を備えた車体4とで構成される走行機体Aの後方に、畝間の谷部に苗を植え付けるべく苗植付装置5を連結したことを特徴とする連続鉢苗移植機の構成とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 畝間の谷部を走行する駆動車輪1を備えた走行装置2と、該走行装置2の後方に水平移動可能なリンク12,12により連結され、畝をまたぐように畝間の谷部をそれぞれ走行する左右車輪3,3を備えた車体4とで構成される走行機体Aの後方に、畝間の谷部に苗を植え付けるべく苗植付装置5を連結したことを特徴とする連続鉢苗移植機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連続鉢苗移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−135807号公報にあるように、走行装置の後方に畝間の谷部に苗を植え付けるべく苗植付部を連結した連続鉢苗移植機の構成が開示されている。この構成のものは、走行機体に備える走行車輪等の接地輪が畝間の谷部に納まるように設けられている。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】上記従来技術の構成においては、走行機体に備える走行車輪等の接地輪が畝間の谷部に納まるように設けられているため、走行機体のトレッド幅が得られず、走行機体の左右の安定性が低下し、ひいては走行機体の左右方向への転倒等を招く恐れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を解決しようとするもので、次の技術的手段を講じた。すなわち、畝間の谷部を走行する駆動車輪1を備えた走行装置2と、該走行装置2の後方に水平移動可能なリンク12,12により連結され、畝をまたぐように畝間の谷部をそれぞれ走行する左右車輪3,3を備えた車体4とで構成される走行機体Aの後方に、畝間の谷部に苗を植え付けるべく苗植付装置5を連結したことを特徴とする連続鉢苗移植機とした。
【0005】
【作用】本発明の連続鉢苗移植機は、畝間の谷部を走行する走行装置2の駆動により、走行装置2の後方に連結した車体4の左右車輪3,3がそれぞれ当該の苗植付位置となる畝間の谷部と未植付位置である畝間の谷部を走行し、走行装置2と車体4とで構成される走行機体Aが畝をまたいで走行する。この走行機体Aの後方に連結した苗植付装置5が畝間の谷部に苗を植え付ける。
【0006】
【発明の効果】本発明の連続鉢苗移植機は、走行装置2の後方に連結した車体4が畝をまたいで走行するように構成されているので、走行機体Aのトレッドを広くとることができ、走行機体Aの左右の安定性が向上する。しかも、該機体Aの車輪1,1,3,3が畝間の谷部の苗の既植位置を走行しないように構成できる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明する。図1は連続鉢苗移植機を示すものであり、ネギの連続鉢苗を圃場に植え付ける状態を示したものである。この連続鉢苗移植機は、左右の車輪1,1を駆動することにより走行する走行装置2と該走行装置2の後方に水平移動可能なリンク12,12により連結され左右に転輪3,3を備えた車体4とで構成される走行機体A、該走行機体Aの後方に連結された苗植付装置5とを備え、苗植付装置5が畝間の谷部に苗を植え付ける構成である。
【0008】前記走行装置2は、前側に駆動源であるエンジン6を備えており、エンジン6からの動力により左右の駆動車輪1,1を駆動して走行する。この左右の駆動車輪1,1は、同一の畝間の谷部を走行するようになっている。走行装置2の後部には、ハンドル7を備えている。このハンドル7は、ハンドル取付部8の上下方向の枢支軸回りに回動することにより左右方向に位置調節可能に設けられている。また、走行装置2の後部には、牽引作業機等を接続するためのヒッチ9を備えている。
【0009】前記車体4は、車体フレ−ム11と該フレ−ム11に装着した左右の転輪3,3を備えて構成される。この車体4は、前記走行装置2のヒッチ9に接続する接続フレ−ム10、該接続フレ−ム10と枢着する左右の連結リンク12,12の他端側に前記車体フレ−ム11を枢着して走行装置2と連結される。尚、この接続フレ−ム10と左右の連結リンク12,12と車体フレ−ム11とで、平行リンク機構を構成している。前記左右の転輪3,3は、隣接する畝間の谷部をそれぞれ走行するようになっている。また、左右の連結リンク12,12には、予備苗台13の取付部を備えている。予備苗台13は、上下に3段の苗搭載部を設けており、育苗箱Cごと苗を搭載できる構成となっている。前記車体4は、車体フレ−ム11の左右端部の後側に苗植付装置5の取付リング14,14をそれぞれ設けている。
【0010】ところで、この連続鉢苗移植機で移植される連続鉢苗nは、所定間隔毎にポット部を有する列状のペ−パ−ポットを九十九折状に育苗箱Cにセットし、播種、育苗し形成されるものである。移植時は列状のペ−パ−ポットの端部から引き出され、移植するものである。苗植付装置5は、前記車体フレ−ム11の取付リング14にチェ−ン15等を巻き掛けて取り付けることにより、走行機体Aに牽引される。また、苗植付装置5は、前記走行装置2の駆動車輪1,1に対して左右方向で同一位置となる真後で牽引される構成である。苗植付装置5は、連続鉢苗nを育苗した育苗箱Cを載置する苗載置台16、苗植付部5を支持する接地輪17,17、苗を植え付けるために圃場を作溝する作溝体18、植え付けた苗の周辺部を鎮圧する鎮圧輪19,19等を備えている。前記作溝体18は、土壌内に突入することにより、機体の走行に伴って連続的に溝を形成するものである。連続鉢苗nを育苗した育苗箱Cが苗載置台16に搭載され列状のペ−パ−ポットが前記育苗箱Cの壁部を乗り越えて苗通路20に供給されるように連接板21がセットされると、苗載置台16に搭載された九十九折状の連続鉢苗は、列状のペ−パ−ポットの端部を圃場内の前記溝部に固定棒sにより固定することにより、機体の走行に伴って苗通路20を通過して圃場の溝へ繰り出され植え付けられる構成である。所定間隔毎にポット部を有する列状のペ−パ−ポットにより、所定間隔おきに圃場に苗が植え付けられる構成である。
【0011】よって、植付作業時は、列状のペ−パ−ポットの端部を圃場の溝部にセットし、走行装置2を駆動し走行することにより圃場に苗が植え付けられる。このとき、車体4の転輪3,3は、当該苗植付位置となる畝間の谷部とそれと隣接する畝間の谷部を通過する。従って、この苗移植機は、機体Aが圃場を畝の方向に往復走行し植え付けるとき、前記走行装置2の駆動車輪1,1と同一の畝間の谷部を走行しない側の転輪3が未植付側の畝間の谷部を走行するよう前記連結リンク12,12を走行装置2に対して左右に振り、前記転輪3,3を当該苗植付となる畝間の谷部とそれと隣接する未植付側の畝間の谷部を通過させる。尚、苗植付装置5を牽引するチェ−ン15を往行程と復行程でそれぞれ左右の取付リング14,14に付け替え、苗植付装置5が前記走行装置2に対して真後で牽引されるようにしている。これにより、機体の直進性を良好にすることができる。また、走行装置2のハンドル7を回動させ未植付側に位置調節し、作業者は未植付側の畝間に沿って歩行し、走行機体Aの進行方向に向いた状態で植付作業をすることができる。
【0012】以上により、走行装置2の後方に連結した車体4が畝をまたいで走行するように構成したので、駆動車輪1,1の車輪幅が狭い走行装置2を走行駆動源として用いながら、走行機体Aのトレッドを広くとることができ、走行機体Aの左右の安定性が向上し、ひいては走行機体Aの左右方向への転倒を防止できる。また、左右の連結リンク12,12に取り付けた予備苗台13は、車体4の転輪3,3が前記連結リンク12,12により走行装置2の駆動車輪1,1に対して左右に振られるのに伴って左右方向において駆動車輪1,1に対して車体側へ移動することによって重心が移動するため、走行機体Aの左右バランスを良好にするものである。




 

 


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