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発明の名称 作業車の穀物排出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−65756
公開日 平成9年(1997)3月11日
出願番号 特願平7−245565
出願日 平成7年(1995)8月30日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】新関 宏太郎 (外1名)
発明者 重松 謙二 / 鈴木 弘二 / 新田 賢一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 走行装置の上方位置に設けたグレンタンク5と、該グレンタンク5内の穀粒を揚殻する揚穀装置11と、該揚穀装置11の上部にその先端が縦軸旋回自在かつ上下動自在に排出オーガ13の基部を取付けた構成において、前記排出オーガ13には、該排出オーガ13の先端の移動操作を行えるオーガ側操作部15を設け、該オーガ側操作部15は、前記排出オーガ13に対して該オーガ13の長さ方向に移動可能あるいは向き変更可能、又は、前記排出オーガ13に対して該オーガ13の長さ方向に移動可能、かつ、向き変更可に設けた作業車の穀物排出装置。
【請求項2】 請求項1において、前記オーガ側操作部15は前記排出オーガ13の先端の移動操作および穀物排出操作を行えるように構成した作業車の穀物排出装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインや運搬車の作業車の穀物排出装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、特開平2−53421号公報には、走行装置の上方位置に設けたグレンタンクと、該グレンタンク内の穀粒を揚殻する揚穀装置と、該揚穀装置の上部にその先端が縦軸旋回自在かつ上下動自在に排出オーガの基部を取付けた構成において、前記排出オーガには、該排出オーガの先端の移動操作を行える操作部を設けた構成について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、排出オーガに設けた操作部が、オーガに対して固定状態に設けられているので、作業状態によっては、操作部の操作が非常に困難で、操作性および作業性が低いという課題がある。また、前記公知例は、排出オーガに設けた操作部では、穀物の排出操作は行えないので、いちいち機体側の操作部に戻るか、二人で操作する必要があるという課題がある。
【0004】
【発明の目的】各装置のオンオフ操作の適切化、操作性および作業性の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行装置の上方位置に設けたグレンタンク5と、該グレンタンク5内の穀粒を揚殻する揚穀装置11と、該揚穀装置11の上部にその先端が縦軸旋回自在かつ上下動自在に排出オーガ13の基部を取付けた構成において、前記排出オーガ13には、該排出オーガ13の先端の移動操作を行えるオーガ側操作部15を設け、該オーガ側操作部15は、前記排出オーガ13に対して該オーガ13の長さ方向に移動可能あるいは向き変更可能、又は、前記排出オーガ13に対して該オーガ13の長さ方向に移動可能、かつ、向き変更可に設けた作業車の穀物排出装置としたものである。本発明は、前記オーガ側操作部15は前記排出オーガ13の先端の移動操作および穀物排出操作を行えるように構成した作業車の穀物排出装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1は作業車の機体フレ−ムであり、コンバインの例にて説明する。2は機体フレ−ム1の下部位置に設けた走行装置、3は機体フレ−ム1の上方位置に設けた脱穀装置、4は脱穀装置3の前方位置に設けた刈取部である。前記脱穀装置3の側部には、該脱穀装置3の一番コンベアにより取出された穀物を一時貯留するグレンタンク5を設け、グレンタンク5と前記刈取部4の間に機体側操縦部6を設ける。7は座席、8はパワステレバー、9は主変速レバーである。グレンタンク5内には該タンク5内の穀物を排出する排出装置10を設け、排出装置10には該グレンタンク5内の穀物を揚穀する揚穀装置11の下部を下部メタル12を介して取付ける。揚穀装置11内には、図示は省略するが螺旋翼等を設けて穀物を揚殻し得るように構成する。揚穀装置11の上部には揚穀装置11により揚殻された穀物を圃場近傍に停車させたトラック等のタンクに排出する排出オーガ13の基部を取付ける。前記排出オーガ13は、油圧シリンダー等の任意の作動装置により排出オーガ13の先端が、前記揚穀装置11の軸心を中心に縦軸回転自在であって、かつ、先端が上下するように構成する。また、排出オーガ13は脱穀装置3側に設けた支持ホルダ14に載置して格納するが、排出位置から格納位置に自動格納するように構成する。
【0007】しかして、排出オーガ13には、先端の移動操作および穀物排出操作を行えるオーガ側操作部15を設ける。オーガ側操作部15は前記排出オーガ13に案内レール16を設け、案内レール16に摺動体17を嵌合させ、摺動体17にボルト等の取付部材18により操作ボックス19を取付ける。操作ボックス19は前記摺動体17に対して向きを変更自在に構成する。即ち、取付部材18中心に回転するようにし、向きを変更する。例えば、摺動体17と操作ボックス19の間に嵌合するボールと複数の嵌合凹部を形成する等、この具体的構成は任意であるが、実施例では、取付部材18にバネ20を巻回し、回転抵抗摩擦を大にすると共に、前記摺動体17に係合孔21を形成し、係合孔21にピン22を選択係合させている。操作ボックス19には、排出オーガ13の位置を合わせるための位置変更操作レバー23を設ける。位置変更操作レバー23は排出オーガ13の先端を上下および旋回させるもので、前記油圧シリンダー等を作動させる。また、位置変更操作レバー23は排出オーガ13の下方に位置させたとき、排出オーガ13の移動方向と位置変更操作レバー23の操作方向とが一致するように構成する。
【0008】前記操作ボックス19には、排出オーガ13を支持ホルダ14に自動収納させる収納スイッチ24を設ける。また、操作ボックス19には、排出スイッチ25および停止スイッチ26を設ける。排出スイッチ25および停止スイッチ26は排出オーガ13に回転を伝達する排出クラッチ27を入り切りするように構成する。即ち、エンジン28の回転を排出装置10に伝達する伝達経路中のベルト29に接離するテンションクラッチプーリー30を設け、該テンションクラッチプーリー30を入り切りさせる。テンションクラッチプーリー30はアーム31の先端に設け、アーム31の中間部をフレーム32に設けたステー33に軸34により回動自在に取付ける。アーム31の側部には別のアーム35を取付け、アーム35は前記アーム31に設けたピン36に係合するように構成する。アーム35にはワイヤー37の一端を連結し、ワイヤー37の他端はモータ38側に取付け、モータ38と前記排出スイッチ25および停止スイッチ26を接続する。39はアーム31をテンションクラッチプーリー30が切り方向に回動するように付勢するバネである。前記軸34には別のアーム40を取付け、アーム40は前記アーム31に設けたピン36に係合するように構成し、アーム40には前記座席7の近傍に設けた手動操作レバー41に接続したワイヤー42を接続する。しかして、オーガ側操作部15は前記位置変更操作レバー23も含めて排出オーガ13の下方に位置したとき、突出しないように構成し、オーガ側操作部15および他の部分の破損を防止する。
【0009】
【作用】次に作用を述べる。支持ホルダ14に排出オーガ13の途中部分を載置し、この状態で、刈取脱穀作業を行ない、グレンタンク5内に一定量の穀物が脱穀されると、機体を圃場近傍に待機中の軽トラックまで移動させる。次に、排出オーガ13を旋回および上下させ、軽トラックのタンク上方位置に位置させ、5内の排出装置10と揚穀装置11と排出オーガ13を作動させ、排出装置10により揚穀装置11にグレンタンク5内の穀粒を搬送し、この穀粒を揚穀装置11により排出オーガ13に揚穀し、排出オーガ13は軽トラックのタンクに排出する。
【0010】この場合、排出オーガ13にオーガ側操作部15を設け、オーガ側操作部15にて排出オーガ13の旋回および上下の位置合わせの操作が可能であり、オーガ側操作部15は、前記排出オーガ13に対して該オーガ13の長さ方向に移動可能あるいは向き変更可能、又は、前記排出オーガ13に対して該オーガ13の長さ方向に移動可能、かつ、向き変更可に設けているから、作業状態に応じてオーガ側操作部15を移動させることで、操作性および作業性を向上させる。特に、作業中の位置変更等の対応が確実に行える。また、オーガ側操作部15は、穀物排出に際しての各装置のオンオフ操作が可能であるから、各装置のオンオフ操作も適切なタイミングで行え、操作性および作業性を向上させる。特に、非常時の緊急停止等の対応が確実に行える。
【0011】また、機体側操縦部6とオーガ側操作部15との2系統の操作可能に構成しているので、いずれかで行え、一方が操作不能になっても、操作を確保する。また、機体側操縦部6にて排出オーガ13を穀粒排出状態まで操作した後、機体側操縦部6より離れて排出オーガ13のオーガ側操作部15で排出作業の操作を行い、作業を終了すると、排出オーガ13を収納し、直ちに機体側操縦部6に戻って次の作業をできるので、一人作業も可能となる。しかして、オーガ側操作部15は、排出オーガ13に設けた案内レール16に嵌合させた摺動体17に取付けているから、排出オーガ13の長さ方向に移動可能であり、作業者の位置に合わせてオーガ側操作部15を移動させることにより、操作性を向上させる。また、摺動体17に対して操作ボックス19を向き変更自在に構成しているから、操作性を向上させる。即ち、ピン22を抜いて操作ボックス19を回転させ、ピン22を別の係合孔21に係合させると、操作ボックス19の向きを変更し得る。したがって、ピン22が係合孔21に係合しているので、オーガ側操作部15は強固に固定状態になり、種々の操作に対しても不動で、操作に悪影響を与えない。
【0012】しかして、オーガ側操作部15の操作ボックス19に設けた排出オーガ13の位置を合わせるための位置変更操作レバー23は、排出オーガ13の移動方向と位置変更操作レバー23の操作方向とが一致するように構成しているから、誤操作を防止して、操作性を向上させる。また、操作ボックス19には、排出オーガ13に伝達する回転を入り切りする排出クラッチ27の排出スイッチ25および停止スイッチ26を設け、排出クラッチ27はエンジン28の回転を10に伝達する伝達経路中のベルト29に接離するテンションクラッチプーリー30により構成しているから、排出スイッチ25を操作すると、モータ38が回転し、これによりワイヤー37を牽引し、ワイヤー37はアーム35の一端を牽引して回動し、アーム35の他端がアーム31のピン36に係合し、バネ39に抗してアーム31を軸34を中心に回動させてテンションクラッチプーリー30をベルト29に当接させてクラッチ入りにする。停止スイッチ26を操作すると、モータ38が逆回転してワイヤー37を弛め、バネ39の弾力によりアーム31を軸34を中心に回動させてテンションクラッチプーリー30をベルト29より離脱させてクラッチ切りにする。
【0013】また、前記軸34には別のアーム40を取付け、アーム40は前記アーム31に設けたピン36に係合するように構成し、アーム40には前記座席7の近傍に設けた手動操作レバー41に接続したワイヤー42を接続しているから、手動操作レバー41を操作すると、ワイヤー42を牽引し、アーム40を回動させ、クラッチ入りにし、アーム40を戻すと、ワイヤー42を弛め、バネ39の弾力によりアーム31を軸34を中心に回動させてテンションクラッチプーリー30をベルト29より離脱させてクラッチ切りにする。したがって、テンションクラッチプーリー30の操作について、2系統の操作経路を構成し、操作の確保をしている。また、テンションクラッチプーリー30は手動操作レバー41のみで、操作する機種については、モータ38等を追加するだけであるから、構造を変えることなく、追加でき、後付けも可能になる。
【0014】
【効果】本発明は、走行装置の上方位置に設けたグレンタンク5と、該グレンタンク5内の穀粒を揚殻する揚穀装置11と、該揚穀装置11の上部にその先端が縦軸旋回自在かつ上下動自在に排出オーガ13の基部を取付けた構成において、前記排出オーガ13には、該排出オーガ13の先端の移動操作を行えるオーガ側操作部15を設け、該オーガ側操作部15は、前記排出オーガ13に対して該オーガ13の長さ方向に移動可能あるいは向き変更可能、又は、前記排出オーガ13に対して該オーガ13の長さ方向に移動可能、かつ、向き変更可に設けた作業車の穀物排出装置としたものであるから、オーガ側操作部15にて排出オーガ13の旋回および上下の位置合わせの操作が可能であり、作業状態に応じてオーガ側操作部15を移動させることで、操作性および作業性を向上させる。特に、作業中の位置変更等の対応が確実に行える。本発明は、前記オーガ側操作部15は前記排出オーガ13の先端の移動操作および穀物排出操作を行えるように構成した作業車の穀物排出装置としたものであるから、各装置のオンオフ操作も適切なタイミングで行え、操作性および作業性を向上させる。




 

 


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