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発明の名称 収穫作業方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−47138
公開日 平成9年(1997)2月18日
出願番号 特願平7−203608
出願日 平成7年(1995)8月9日
代理人
発明者 白石 博昭
要約 目的
収穫作業の高能率化を図る。

構成
圃場に収穫機を入れ機体を移動して刈取・脱穀作業を行う収穫作業において、圃場内では粗処理を行い、圃場外では精処理を行って収穫作業の高能率に行う収穫作業方法。
特許請求の範囲
【請求項1】機体を移動しながら圃場の植立穀稈を刈取・脱穀する収穫作業において、該脱穀作業を粗処理と精処理に分けて行う収穫作業方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインで稲や麦等で収穫する収穫作業方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインの刈取部で刈取った穀稈を脱穀し、精選した籾を回収する方法が一般的である。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】前記方法でのコンバインは1台で全ての作業を行う必要があるので作業の高速化を図れない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、機体を移動しながら圃場の植立穀稈を刈取・脱穀する収穫作業において、該脱穀作業を粗処理と精処理に分けて行う収穫作業方法とする。
【0005】
【作用】機体を圃場内に入れ移動すると、圃場の植立穀稈は刈取られ、粗脱穀される。機体に収容された粗脱穀物はつづいて精処理される。
【0006】
【効果】圃場で収穫する収穫機は粗処理で済むので作業速度の高速化を図れ作業能率を高め得る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。収穫機1は走行装置(クローラ、車輪等)2を具備する車台の前部に刈取部3を上下方向に移動可能に設け、該刈取部3の近くに脱穀部4を設けている。該刈取部3は分草体5、引起装置(リール式の掻込装置でもよい)6、上下複数段(実施例では2段だが3段以上でもよい)の刈刃7と、刈取った穀稈の穂部を脱穀部4の入口に供給するエレベータ55等を備えている。
【0008】脱穀部4は回転可能に設けた処理歯9を有する回転胴8、回転胴8の処理歯9の回転軌跡の一部に沿って設けた受網10、揺動可能に設けた揺動棚11及び選別風を送るファン12を有する風選室13を備えている。そして、該風選室13の底部には落下した処理物を搬送する搬送装置(実施例ではラセン)14を設けている。なお、該搬送装置14は処理物を収容するタンク15に供給する縦搬送装置(実施例ではラセン)16に連通している。また、該タンク15に収容された処理物は図示していないがタンク外搬送手段(例えばラセン等)により排出する構成である。
【0009】精処理装置17は処理室18と風選室19を備えており、該処理室18には外面に多数の処理歯20を設けた処理胴21及び処理歯20の回転軌跡に沿って所定部分に処理網22を設けている。そして、該風選室19は揺動選別棚23と選別風を供給するファン24と、穀粒搬送装置(実施例ではラセン)25と、未処理粒搬送装置(実施例ではラセン)26と、未処理物を処理室18に還元する未処理物還元装置(実施例ではラセン)27を設けている。なお、該穀粒搬送装置25は穀粒収容タンク28又は穀粒乾燥機29に搬送ラセン30を介して連通可能に設けていると共に途中部に何れか側に搬送可能に切り換える切換バルブ31を設けている。
【0010】図4の脱穀機32について説明すると、前側に穀稈扱ぎ口を有する扱室33に扱胴34を回転可能に軸架し、この扱室33と並設した処理室35に処理胴36を回転可能に設けている。該扱室33は扱胴34の外面に多数設けた扱歯37の回転軌跡に沿い所定範囲張設した扱室受網38を設けており、処理室35は処理胴36の外面に多数設けた処理歯39の回転軌跡に沿い所定範囲張設した処理室受網40を設けている。
【0011】前記処理室35の排塵口41の下方にチャフシーブ42を備え、このチャフシーブ42の先端部下方位置に搬送始端部を位置するストローラック43を備えた揺動選別棚44を扱胴34の扱胴軸の軸芯方向に揺動可能に設けている。該揺動選別棚44は扱室受網38、処理室受網40から漏下した穀粒を多量に含む漏下物を選別するグレンシーブ45を設けている。
【0012】46は扱胴34の軸芯方向に対して横方向に位置し前記グレンシーブ45の下方に回転可能に設けた1番ラセン、47は前記ストローラック43の下方に回転可能に設けた2番ラセンである。48は1番ラセン46と2番ラセン47との間に設けた小径ファン、49はストローラック43の上方に設けた小径ファン448よりも大径の大径ファンであり夫々回転可能に設けている。
【0013】前記1番ラセン46の受樋50の後側を小径ファン48の上方まで延設し、また小径ファン48の少くとも下半部に沿って小径ファンカバー51を設けている。この小径ファンカバー51の前端を受樋50に向けて延設し、後端部に先端部が2番ラセン47の受樋52の前端に重なる風向調節弁53を上下方向に回動・停止可能に設けている。また、前記受樋50後端部に上下方向に位置調節自在の調節弁54を設けている。
【0014】つぎに、収穫作業について説明すると、収穫機1を圃場に入れ作業を開始する。すると、刈取部3で刈取られた穂先部は脱穀部4に供給されて脱穀処理され、受網10から漏下した漏下物は揺動棚1に落下して揺動選別され、ファン12により風選される。そして、搬送装置14で回収された粗処理物は一側に搬送され縦搬送装置16により搬送されてタンク15に送り込まれ貯留される。
【0015】その後、タンク15に充満すると、適宜の移し替え手段(例えば運搬車A)に供給し、この運搬車から精処理装置17の処理室18に供給する。そして、処理胴21を回転すると、粗処理物は回転する処理歯20により処理され処理網22から漏下する。この漏下物は下方の揺動選別棚23で揺動選別されファン24により風選される。そして、穀粒は穀粒搬送装置25から別の搬送ラセン30を介して穀粒収容タンク28に供給され、一方未処理物は未処理物還元装置27を介して処理室18に供給されて再処理を受ける。
【0016】また、穀粒乾燥機29につづいて供給する場合には、切換バルブ31を切換える。すると、穀粒搬送装置25、搬送ラセン30を介して穀粒は穀粒乾燥機29に供給することができる。このように、圃場の収穫作業では粗処理にするので刈取(収穫)速度を高速化でき収穫作業能率を高め得る。また、別の精処理装置17では精選処理するので穀粒乾燥機29に接続することができる。
【0017】図4においては、機体の回転各部を駆動してからフィードチェン(図示せず)に穀稈に供給すると、穂先部は回転する扱胴34によって脱粒作用を受けながら機外排出される。脱粒物の内大量の穀粒と一部の藁屑は扱室受網38から揺動選別棚上に落下しふるい選別を受ける。そして、軽い藁屑は選別風により後方に飛ばされて大径ファン49によって機外に排出され、穀粒は下方の1番ラセン46によって一側に搬送され所定の場所に収容される。
【0018】扱室受網38から漏下しなかった残留物は扱室33の後端部から処理室35に入り処理胴36によって処理されながら処理室35の後方に向けて搬送される。そして、処理室受網40から漏下しない排塵物は処理室35の排塵口からチャフシーブ上に排出されふるい選別を受けると共に小径ファン48と大径ファン49と唐箕ファン(図示せず)により風選作用を受ける。これにより、藁屑は機外に排出されるが、一部の穀粒、穂切れ、カギ又等はストローラック43から2番ラセン47に落下して一側に搬送された後再び処理室35に供給され再処理される。
【0019】このような風選作業において、排塵物は小径ファン48により補助風選されるので選別作業性能を高めることができる。また、調節弁54や風向調節弁53を上下位置調節することにより小径ファン48の風向を調節でき風選効果を高め得る。そして、図示していない唐箕ファン、小径ファン48、大径ファン49による風選と、揺動選別棚のふるい選別とが相俟って選別効果を一層高め得る。




 

 


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