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発明の名称 コンバイン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−28173
公開日 平成9年(1997)2月4日
出願番号 特願平7−184360
出願日 平成7年(1995)7月20日
代理人
発明者 黒河 雅博 / 藤田 靖
要約 目的
第2選別フアンの下方部を車体フレ−ムの有さない開放空間として、空気の導入を良好にし選別性能の向上を図る。

構成
車体1上に搭載した脱穀機4の選別室下方部に第1選別フアン20、1番受樋24、第2選別フアン21及び2番受樋26を前方からその順序に配設してあるコンバインにおいて、前記第2選別フアン21の下方部を車体フレ−ムの有さない下方に抜ける開放空間28に構成してあることを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 車体1上に搭載した脱穀機4の選別室下方部に第1選別フアン20、1番受樋24、第2選別フアン21及び2番受樋26を前方からその順序に配設してあるコンバインにおいて、前記第2選別フアン21の下方部を車体フレ−ムの有さない下方に抜ける開放空間28に構成してあることを特徴とするコンバイン。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインに関し、特に、脱穀機の車体に対する搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一番受樋と2番受樋との間に配設した第2選別フアンの下方部には車体フレ−ムが横架されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第2選別フアンは下方から空気を導入するものであるため、この下方に横たわる車体フレ−ムが邪魔になり、クロ−ラからの泥等がフレ−ムに付着して空気導入口を塞ぎ、選別性能の低下を招いていた。この発明は、かかる従来技術の問題点を解消し、選別性能の向上を図ることを目的とする。この目的達成のため、本発明は次のような技術的手段を講じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかかる技術的手段は、車体1上に搭載した脱穀機4の選別室下方部に第1選別フアン20、1番受樋24、第2選別フアン21及び2番受樋26を前方からその順序に配設してあるコンバインにおいて、前記第2選別フアン21の下方部を車体フレ−ムの有さない下方に抜ける開放空間28に構成してあることを特徴とするコンバイン。
【0005】
【発明の効果】従って、この発明によれば、第2選別フアンの下方部には車体フレ−ムが存しないため、従来のようにフレ−ムに付着する泥等によって空気導入口を塞ぐことがなく、吸気効率を高め選別性能の向上を図ることができるに至った。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。コンバインは車体1の下部に架設する走行クロ−ラ2の回転により農地内を走行する。コンバイ車体1の前部には刈取部3を備え、刈り取った穀稈を後方に搭載した脱穀機4に搬送供給し、この脱穀機4で穀稈をフイ−ドチエン5により移送供給しながら脱穀する。脱穀選別後の穀粒は1番揚穀筒6内の揚穀コンベアを介して脱穀機4の横側部に配置されたグレンタンク7内に収容される。
【0007】8は運転席、9は操作ボックスを示す。次に図2に示す脱穀機4について説明する。10は扱室、11扱胴、12は受網、13は排塵口を示す。扱室10の下側の選別室14には、受網12から漏下する脱穀処理物及び排塵口13からの排塵処理物を受け入れて扱胴軸方向後方に揺動移送しながらふるい選別する揺動選別装置15を設けている。
【0008】揺動選別装置15は、グレンパン16(階段状移送棚)とこのグレンパン16の後方に連続するチャフシ−ブ17及びストロ−ラック18を前後に配設してあると共に、前記チャフシ−ブ17の下方にはグレンシ−ブ19を設けている。そして、前記受網12から漏下し、グレンパン16にて後方に送られ、チャフシ−ブ17の前部側を通過してきた処理物をグレンシ−ブ19に受入れたのち、このグレンシ−ブ19で漏下選別しながら、第1選別フアン20からの選別風によって風選しながら後方へ揺動移送し、後端から落下放出するようになっている。
【0009】一方、扱室1の排塵口から排出される排塵処理物はチャフシ−ブ17の後部側に直接受け入れ、ふるい選別しながら後方へ揺動移送して排出すべきわら屑のみストロ−ラック18の終端から第2選別フアン21からの選別風と共に機外へ排出され、又、浮遊塵は吸引排塵装置23によって吸引排出されるようになっている。選別室の底部には、1番受樋24内に架設する1番スクリュ−コンベア25と2番受樋26内に架設する2番スクリュ−コンベア27を設けている。
【0010】前記第2選別フアン21は、横断流フアンを構成してあり、下方に向けて開口した空気導入口22から空気を吸入する構成である。車体1の車体フレ−ム1A,1Bは、主として前後方向の縦フレ−ムA1,A2,A3,A4と左右横方向の横フレ−ムB1,B2,B3,B4,B5等からなり、相互に一体的に連結保持させた構成としている。そして、横フレ−ムB4は縦フレ−ムA2,A3,A4間にわたってのみ連結し、縦フレ−ムA1とA2との間隔内は連結しないようにして前記第2選別フアン21の下方を開放すべく開放空間28を設けた構成としている。
【0011】平面視略コの字型に形成したリヤフレ−ム29を縦フレ−ムA1と横フレ−ムB5から後方に突設するサブフレ−ムA5に対しボルト30を介して着脱自在に連結すると共に、このリヤフレ−ム29には燃料タンク31を取り付けるように構成している。かかる構成によれば、脱穀機を降さなくても、リヤフレ−ム29を外すだけで燃料タンクを交換することができる。燃料タンクの左右側部と後部がリヤフレ−ムによって囲まれるため、このリヤフレ−ム自体が燃料タンクのガ−ドの役目を果たす構成である。
【0012】メインの燃料タンク31は脱穀機4側後方に配置するが、燃料サブタンク32はグレンタンク7側に配置している。つまり、機体左右中心に対し、左と右に配置して重量が脱穀機側に偏らないようにバランスを保持する構成である。また、サブタンク32は、この下面がメインタンク31の下面より上位になるよう設置して、両タンクをホ−ス33で連通している。従って、作業中に機体が傾斜しても燃料は常にサブタンクよりメインタンク側に流れるため、逆流弁等の装置が不要となる。
【0013】グレンタンク7と脱穀機4との間の空間内にHST用オイルタンク34を配置し、脱穀機の下方を横断して縦フレ−ムA2側面より前方のHSTポンプ35に至るまで、縦フレ−ムA2の下側で下方のクロ−ラ2との間の空間を通すようにオイルパイプ36でもって配管した構成としている。HSTポンプ35は走行系ミッションケ−ス39の入力側に配設した油圧式無段変速装置(HST)38に油圧ホ−ス37を介して連通している。車体縦フレ−ムA3,A2の上面及び下面を利用して配管するため、パイプ配管の固定が確実化できる。HSTのオイル吸込み性がよく、オイルタンク34を車体フレ−ム上面の低い位置に配置できる。
【0014】HSTに対しオイルタンク位置が低いと、初期オイル給油時、HSTチャ−ジポンプの入口までオイルがいきわたらない。その状態で駆動するとオイルのない状態でHSTが回り、HSTの破損、耐久性の低下の原因となるが、車体フレ−ムの上面及び下面を利用すれば、確実にオイルタンクより下側に配管がくるため、オイル給油時確実にオイルがHSTまで供給されることになり、また、通常運転時もオイルの流れがスム−スでHST性能が安定するものである。
【0015】ミッションケ−ス39のブレ−キメタル部40L,40Rを走行クロ−ラ2及び車体フレ−ム1A(1B)よりも上方位置に設け、蓋41を開けることにより内部のブレ−キ類のメンテが容易に行えるようにしている。次に車体水平制御装置の構成について説明する。車体フレ−ム1Aの後側寄りに支持軸42を設け、この支持軸42に左右のピッチングア−ム43を一体的に回動自在に設けると共に、車体フレ−ム1A側の支持ステ−44に支持させて設けたピッチングシリンダ45によって揺動させるべく連動構成している。ピッチングア−ム43の先端は揺動ア−ム46を介してロ−リング作動ア−ム47のロ−リング支軸48に連結している。左右のピッチングフレ−ム49は前端側のピッチング支点軸50周りに上下動する構成であり、後端を前記ピッチングア−ム43と揺動ア−ム46とに連結している。ピッチングフレ−ム49の横外側下方に走行フレ−ム51を前後方向に設けている。走行フレ−ム51に複数の転輪52を回転自在に軸受して設けてあると共に、後端には走行フレ−ムに対して出入り自在にして取り付けるテンション輪体(図示省略)を設けてある。前記転輪52、テンション輪体及び駆動スプロケット53間にはクロ−ラベルト2aを巻回している。
【0016】前後のロ−リング支軸48,48にはロ−リングア−ム54,54を各々設けている。これらロ−リングア−ム54の一端は走行フレ−ム51のピン55に回動自在に連結され、他端側は前後のロ−リング作動ア−ム47,47が連結ロッド56で連結され、且つ、後側ロ−リング作動ア−ム47の他端にはロ−リングシリンダ57が連結されている。このロ−リングシリンダ57の伸縮によって前後のロ−リングア−ム54,54が前後の支軸48を回動中心として揺動され、車体フレ−ムに対して走行フレ−ム51が上下動するように構成している。
【0017】ピッチングシリンダ45の伸長によってピッチングア−ム43が支持軸42周りに回動すると、揺動ア−ム46を介してピチングフレ−ム49と左右の走行フレ−ム51とが一体的に前側のピッチング支点軸50を回動中心として下方へ回動されるよう連動構成している。ロ−リングシリンダ57を伸長すると、前後のロ−リングア−ム54,54が一体的に前後の支軸48を回動中心として揺動され、走行フレ−ム51は車体フレ−ムに対して平行状態を維持しながら下動されるよう連動構成している。
【0018】左右を通す横フレ−ムB3は1番スクリュ−コンベア25より前方に、また、後方のロ−リング作動ア−ム47の位置よりも後方に設けた構成としている。この構成によれば、1番受樋24の底部の開閉による掃除が容易であり、また、ロ−リング作動ア−ム47と干渉することもなくなる。ピッチングア−ム43の支持軸42は、ロ−リング作動ア−ム47より後方で、且つ、前記横フレ−ムB3と1番スクリュ−コンベア25との間に設けている。
【0019】ロ−リング作動ア−ム47前後の左右を繋ぐ横フレ−ムB2,B3は間隔が広く、フレ−ム強度上ロ−リング作動ア−ムの直ぐ後へ配置するのが良く、そのため、ピッチングア−ム43の支持軸42を横フレ−ムB3より前にもってくるとロ−リング作動ア−ムの内側になるため、左右のピッチングア−ム間が狭くなり機体上側が不安定になる。また、1番スクリュ−コンベア25より後にくると掃除口等がありゴミなどが溜り易くメンテ性が悪くなる。これらの欠点は上記支持軸42の配設位置設定により解消することができる。
【0020】ピッチングシリンダ45は、1番揚穀筒6の前側で、ロ−リング作動ア−ム47の後方に配設した構成としている。従来は1番揚穀筒をさけてピッチングシリンダを設けていたため、ア−ムの形状が複雑になっていたがこれを解消できる。また、ピッチングシリンダは、ロ−リング作動ア−ムより前方に配置すると、ロ−リングシリンダの横側部に配置することになるため、ロ−リングシリンダのメンテが悪くなるがこれも解消することができる。ピッチングシリンダの支持ステ−44は、横フレ−ムB3に固着支持するようにすれば、支持ステ−自体の構造が簡単となるばかりでなく、強度上においてもより強固に保持することができる。




 

 


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