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発明の名称 刈取バインダの伝動装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−28156
公開日 平成9年(1997)2月4日
出願番号 特願平7−184362
出願日 平成7年(1995)7月20日
代理人
発明者 安永 昭男
要約 目的
刈取バインダの伝動構成及び変速操作も簡単にする。

構成
走行車輪2と刈取入力軸13へ変速伝動する変速伝動機構16を有したミッションケース1の出力軸14と、刈取入力軸13との間に、標準刈取速から高速刈取速に変速できる刈取変速装置15を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 エンジンEの動力をミッションケース1内の変速伝動機構16を経て走行車輪2及び刈取入力軸13へ伝動すると共に、この刈取入力軸13を経て、穀稈引起装置3へ伝動の引起軸4、刈刃装置5へ伝動の刈刃軸6、刈取穀稈掻込装置7へ伝動の掻込軸8、穀稈集束パッカ9へ伝動のパッカ軸10、及び結束装置11へ伝動の結束軸12等を有する刈取バインダにおいて、これらミッションケース1の出力軸14と該刈取入力軸13との間に、標準刈取速から高速刈取速に変速できる刈取変速装置15を設けてなる伝動装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、刈取バインダの伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】走行速と刈取速と同期変速する形態では、刈取速が一定速以下に減速できないために、走行速を下げたときは、刈取速がその一定速以下に減速されないように減速制限するか、又は調整する必要がある。この発明は、操作及び構成共に簡単な刈取バインダの伝動装置とするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、エンジンEの動力をミッションケース1内の変速伝動機構16を経て走行車輪2及び刈取入力軸13へ伝動すると共に、この刈取入力軸13を経て、穀稈引起装置3へ伝動の引起軸4、刈刃装置5へ伝動の刈刃軸6、刈取穀稈掻込装置7へ伝動の掻込軸8、穀稈集束パッカ9へ伝動のパッカ軸10、及び結束装置11へ伝動の結束軸12等を有する刈取バインダにおいて、これらミッションケース1の出力軸14と該刈取入力軸13との間に、標準刈取速から高速刈取速に変速できる刈取変速装置15を設けてなる伝動装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】エンジンEの駆動によって、ミッションケース1内の変速伝動機構16を経て走行車輪2へ伝動されると共に出力軸14及び刈取入力軸13側へ伝動される。変速伝動機構16の変速操作で走行車輪2による走行速と刈取入力軸13による刈取速とは一定の関係とに同調変速されて、走行速が高速になれば刈取速も高速になる。
【0005】これら出力軸14から刈取入力軸13への伝動は、刈取変速装置15によって変速することができる。通常は標準刈取速にあるが、穀稈が倒伏しているときは、高速刈取速に変速することによって、穀稈引起装置3等の伝動速度が高速となって、走行速に対する刈取速が高速となり、特に、穀稈引起装置3における引起を的確で円滑に行わせることができ、しかも、走行速が低速であっても同じように引起すことができる。しかも、構成は、ミッションケース1とは別に刈取入力軸13にのみ刈取変速装置15を設けるものであるから簡単化することができる。
【0006】
【実施例】刈取バインダは、前後中央部に走行車輪2を軸17装し、この前側に穀稈引起装置3や刈取装置7、及び結束装置11等を配置し、後側にエンジンEやミッションケース1、及びループ状の操縦ハンドル18等を配置する。このうちミッションケース1は、エンジンボディの前側に一体的に連結し、内部には主クラッチ19や、変速伝動機構16、及び刈取クラッチ20等が設けられ、刈取クラッチ20によって刈取出力軸14へ伝動することができる。この変速伝動機構16は一速、二速、三速とし、又、車輪2側への伝動系路にはバックギヤ21が設けられていて、前後進切替ギヤ22によって切替えて噛合伝動される。23はミッションケース1に対して上下回動調節可能に設けられる車輪伝動ケースで、下端部に前記車軸17が軸架されている。
【0007】前記ミッションケース1の前端からパイプフレーム24を介在させて変速伝動ケース25を連結し、車輪2の前部下側に位置する刈取伝動ケース26との間を伝動ケース27で連結し、前記ミッションケース1の出力軸14は、この変速伝動ケース25内の刈取変速装置15、及び変速軸29から伝動ケース27内を経て刈取伝動ケース26内の刈取入力軸13に亘って伝動する。
【0008】前記刈取変速装置15は、出力軸14上の切替ギヤ28を、入力軸13側の変速軸29上のギヤ30に直接噛合させることによって、該入力軸13を標準の刈取速として設定している。又、この切替ギヤ28をカウンタギヤ31に噛合させることによって入力軸13を標準速よりも高速に伝動している。これら変速軸29及び入力軸13の標準速では倒伏していない穀稈の刈取に適した伝動速とし、高速では倒伏している穀稈の刈取に適した伝動速としている。32は切替レバーで、該切替ギヤ28の変速を操作するものである。
【0009】穀稈引起ケース33は前記伝動ケース27の前方に配置されて、内部に張設される引起チェン34を引起軸4で伝動する。この引起軸4は該伝動ケース27内から連動する。引起チェン34には引起ラグ35が一定間隔に設けられ、穀稈案内通路側に突出して、穀稈を係合しながら一定の姿勢に引き起すものである。前記刈取伝動ケース26には、入力軸13からチェン伝動される刈刃軸6及びパッカ軸10が設けられ、刈刃軸6はこの刈取伝動ケース26前端に設けられるバリカン形態の刈刃装置5を駆動する。又、パッカ軸10は、刈取伝動ケース26の一側に設けられる結束伝動ケース36上方においてパッカー9を有する。このパッカ軸10からは掻込軸8及び結束軸12を伝動する。
【0010】掻込軸8は、前記刈刃装置5によって刈取られる穀稈を結束伝動ケース36上の結束部38へ掻き込む掻込チェン乃至スターホイル39等からなる掻込装置7を伝動する。又、パッカ軸10は、パッカー9を駆動して、このスターホイル39で掻込まれる穀稈を結束部38に対して圧送する。結束軸12は、集束穀稈の圧力を受けるT突起40の作動で、この結束部38に圧縮された穀稈を結束するニードル41や、ビル、ホルダー等からなる結節装置42を作動させ、結束穀稈を外方へ放出する放出アーム43等を伝動する。
【0011】図5において、上例と異なる点は、前記結束伝動ケース36とは反対の側の分草杆44を刈取伝動ケース26の横端部から前方側方へ向けて斜めの角度θに突出させるように形成して、刈刃装置5の横端部の下面を通り前方へ突出する構成としている。このため、この外側の分草杆44の内側に案内される穀稈の株元部Aは、この分草杆44の内側面に案内Bされて、刈刃装置の切断作用圏内へ案内される。分草杆44の形状のみで穀稈を刈刃装置5の刈幅内へ案内するため、穀稈案内が円滑であり、構成を簡単化できる。
【0012】図6〜図9において、結束作業開始時に結節装置42の結束紐49の紐端50を保持させるために、プラットホーム45の結束紐案内溝46に沿って設けられる摩耗防止線51をピアノ線の如き弾性線によって構成し、この摩耗防止線51の先端部47を該プラットホーム45終端48の内側へ曲げて自由端とし、刈取結束作業開始時に予めニードル41を通して引き出した紐端50を、この摩耗防止線51の先端部47とプラットホーム45の終端48との間に挾持させて保持させておくことによって、安全で、簡単な紐通し作業を行うことができる。
【0013】結束部38の前記パッカ9側には、集束穀稈に結束紐49を巻きつけるニードル41が設けられ、この反対側の前側にプラットホーム45と、このプラットホーム45で覆われる結節装置42とが設けられる。結節装置42は、前記ニードル41によって紐案内溝46を通して挿込まれる結束紐49を保持する紐ホルダー52や、結束紐49の紐端を切断する紐カッター等、更に、結束紐49の両端部を合せて結節するビル53等を有する。
【0014】前記摩耗防止線51は、基端部をボルト54で、プラットホーム45の終端部側に固定して、紐案内溝46の上側縁部に沿わせている。55はこの紐案内溝46の下側縁部から上方へ突出する紐案内突子である。プラットホーム45の終端48部には切欠部56を形成して、前記摩耗防止線51先端部47を嵌合させて上下にずれないように構成している。
【0015】刈取作業開始時には、まず作業者が、紐端50をニードル41に通してからプラットホーム45の終端48において摩耗防止線51の先端部47に係止させておき、次にT突起40を手で回動させて結束クラッチ(図面省略)を入りの状態にしておく。次に作業者は、結束装置11から離れて、操縦ハンドル18部における刈取クラッチレバーを操作することにより、前記刈取クラッチ20を入りにすることによって、刈取入力軸13が伝動されて、結束装置の伝動が行われ、この結果、ニードル41による結束紐49は、紐端47を摩耗防止線51の先端部47に保持させた状態から、紐案内溝46を通して結節部42に挿込まれて、この紐案内溝46を通った結束紐49は紐ホルダー52に保持される。これによって刈取結束作用を行うことができる。
【0016】このようにして紐ホルダー52によって保持された結束紐49の先端部は、紐カッターによって切断されるが、前記結束開始前に摩耗防止線51の先端部47で保持された紐端50は、この保持が外れない限りそのまま残ることがある。




 

 


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