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発明の名称 コンバインの走行フレーム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−23735
公開日 平成9年(1997)1月28日
出願番号 特願平7−177026
出願日 平成7年(1995)7月13日
代理人
発明者 白方 幹也
要約 目的
クローラフレーム3とクローラ伝動ケース5との前後間隔を接近させて、コンバインのコンパクト化を図る。

構成
スプロケット軸受フレーム8に切欠部6を形成した三角断面部7を設け、クローラ伝動ケース5の背面をこの三角断面部7に接近させる。
特許請求の範囲
【請求項1】 左右両側部にクローラ1のトラックフレーム2を有するクローラフレーム3前端に、四角断面パイプ4で、かつ左右方向中間部のクローラ伝動ケース5に対向する部分は前上部を切欠部6とする三角断面部7とした横方向のスプロケット軸受フレーム8を設け、このスプロケット軸受フレーム8の左右両端部には、前方に該クローラ伝動ケース5両側のスプロケット軸ハウジング9を支持するハウジングブラケット10を取付け、該クローラ伝動ケース5の背面を三角断面部7に接近させてなるコンバインの走行フレーム。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインの走行フレームに関する。クローラフレームの前端部とクローラ伝動ケースとの前後間を接近させて、コンバイン刈取装置部等の前方への張出を少くし、コンパクト化を図る。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】クローラを有するコンバインでは、クローラの駆動スプロケットを前端部に設ける形態が多く、この駆動スプロケットを伝動するためのクローラ伝動ケースを、この上部に設けることとなる。このため車体の前部に配置する刈取装置や穀稈の集送、搬送装置等との干渉が行われ易い構成となる。特にクローラ伝動ケースがクローラフレームに対して前側に突出すると、これら刈取装置もそれだけ前方に突出する構成となり易い。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、左右両側部にクローラ1のトラックフレーム2を有するクローラフレーム3前端に、四角断面パイプ4で、かつ左右方向中間部のクローラ伝動ケース5に対向する部分は前上部を切欠部6とする三角断面部7とした横方向のスプロケット軸受フレーム8を設け、このスプロケット軸受フレーム8の左右両端部には、前方に該クローラ伝動ケース5両側のスプロケット軸ハウジング9を支持するハウジングブラケット10を取付け、該クローラ伝動ケース5の背面を三角断面部7に接近させてなるコンバインの走行フレームの構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】左右一対のクローラ1はクローラ伝動ケース5内の伝動機構を経て、スプロケット軸ハウジング9内のスプロケット軸から伝動駆動される。このようなスプロケット軸を有するスプロケット軸ハウジング9は、クローラ伝動ケース5と共にクローラフレーム3前端部の横方向のスプロケット軸受フレーム8に対して、左右両側部のハウジングブラケット10によって取付けられ、しかも、このスプロケット軸受フレーム8は、四角断面パイプ4からなるが、該クローラ伝動ケース5と対向する部分が、切欠部6を有する三角断面部7として構成されるために、このクローラ伝動ケース5の背面を切欠部6に位置させるようにして三角断面部7に接近させることができ、前記したような刈取装置が前方に大きく突出するのを防止することができる。しかも、このスプロケット軸受フレーム8とスプロケット軸ハウジング9との間隔を狭くして連結し、剛性を維持できる。又、スプロケット軸受フレーム8は、四角断面パイプ4の中間部を前上部に亘って切り欠いだ切欠部6として三角断面部7を構成するものであるから、フレーム全体を曲げ加工するような形態ではなく、この三角断面部7を補強しても別の板金部材等を溶接等で取付すればよく、構成を簡単化できる。
【0005】
【実施例】コンバインは、左右一対のクローラ1を有するクローラフレーム3上に、車台11を一体的に搭載して、この車台11上に自動送込形態の脱穀装置12、操縦席13や操縦台14、脱穀粒を収容するグレンタンク等を搭載し、脱穀装置12の前方には、クローラ伝動ケース5の上部に上下回動の刈取昇降軸15を有する刈取フレーム16に、刈刃装置17、穀稈引起装置18、穀稈集送装置19、及び刈取穀稈を脱穀装置12のフィードチェン20へ向けて搬送する穀稈搬送装置21等を設けて刈取装置22を構成し、この刈取フレーム16はクローラフレーム3との間に油圧による昇降シリンダ23を設けて昇降しうる構成としている。
【0006】前記車台11を搭載するクローラフレーム3は、平面視でほぼ方形状に角パイプで構成する。この前端部には左右横方向に亘るスプロケット軸受フレーム8を設ける。このスプロケット軸受フレーム8は四角断面パイプ4によって構成し、前後方向に沿う縦フレーム24に対してブラケット25,26によって溶接等で取付ける。このブラケット25側の縦フレーム24は前端が短かくして前方へ突出させない。又、このスプロケット軸受フレーム8の左右中間部は前上面を三角形状断面に切り欠いで切欠部6を形成するように三角断面部7を構成する。この三角断面部7の切欠部6には、クローラ伝動ケース5の後側面部を嵌合させるように設けることができる。
【0007】この三角断面部7の切欠部6側には傾斜板27を溶接して一体構成とし、この三角断面部7の下面と後面に沿って補強板28,29を溶接により一体的に設けている。又、このスプロケット軸受フレーム8の外側端部には、前記縦フレーム24の外側方においてハウジングブラケット10を前方へ突設し、このハウジングブラケット10に、クローラ伝動ケース5の左右両側方に突出されるスプロケット軸ハウジング9を固定する。これによって、左右に平行なこれらスプロケット軸受フレーム8とスプロケット軸ハウジング9とは、このハウジングブラケット10によって剛体構成とされる。
【0008】前記クローラフレーム3と左右のトラックフレーム2との関係は、前後一対のリンクアーム30と、これら前後のリンクアーム30間を連動するリンクロッド36と、該クローラフレーム3に対してリンクアーム30を上下回動する油圧による上下シリンダー31と等を設けて、左右のトラックフレーム2をクローラフレーム3に対して各別に上下動させる構成として、車高を調節したり、車体の左右傾斜を調節することができる。32は各リンクアーム30を枢支するアームブラケットで、前記クローラフレーム3に対して直接またはブラケット25等を介して取付けられる。左右の各トラックフレーム2には転輪33を軸装し、前記スプロケット軸ハウジング9のスプロケット軸34端のスプロケット35等との間に亘ってゴムクローラ1を掛け渡して、このスプロケット35の駆動によってクローラ1を回転し走行しうる。
【0009】前記クローラ伝動ケース5は、クローラフレーム3の前部において、左右両側部のスプロケット軸ハウジング9部が、前記ハウジングブラケット10部等で連結されると共に、上部の後側面部が、車台11前端部のブラケット37に対して支持固定される。この状態でクローラ伝動ケース5の後側下部が、前記スプロケット軸受フレーム8の切欠部6に位置される。このような構成は、クローラ伝動ケース5が図例のようにスプロケット軸34に対して後方へ膨出された形態であるときは、特に有効である。
【0010】この図例のクローラ伝動ケース5の構成は、内部の伝動ギヤ構成が、通常の操向クラッチ38や操向ブレーキ39の操作によるピボットターンの操向旋回の形態Xだけでなく、操向旋回側のクローラ1を逆回転させるスピンターンの操向旋回形態Yや、操向旋回側のクローラ1を減速回転させて緩やかな旋回をさせる緩旋回形態Z等をも行いうる構成では、旋回軸40や、旋回中間軸41等が後側に偏位して、クローラ伝動ケース5の下部が後側へ膨出する形態となる。
【0011】なお、前記クローラ伝動ケース5においては、上側の入力軸42から下側のスプロケット軸34に亘って、カウンタ軸43、前記操向クラッチ38や操向ブレーキ39等を配置する操向軸44、減速軸45等を配置して、これら操向クラッチ38や操向ブレーキ39の操作で、操向クラッチ38の切り側へ操向したりピボット旋回Xすることができる。
【0012】このような伝動機構において、前記操向軸44と減速軸45との間に亘って、旋回軸40と旋回中間軸41とを設け、軸心位置を後方に位置させている。これらの軸40,41は前記スピンターンや緩旋回を行わせる伝動機構のもので、旋回軸40上には、スピンターンと緩旋回とを切替える切替クラッチ46、及びスピンクラッチ47を設けている。又、旋回中間軸41には、該スピンクラッチ47の入りによって、切替クラッチ46からの連動を前記スプロケット軸34へ減速連動する中間ギヤ48を設けている。49は減速軸45上の中間ギヤで、前記操向軸44から前記旋回軸40上のスピンギヤ50に連動する。51は緩旋回ギヤで、前記操向軸44から直接連動される。切替クラッチ46はこれらスピンギヤ50と緩旋回ギヤ51との間に亘って、中立位置からいずれかに噛合して旋回軸40を連動しうる構成とし、更には、この旋回軸40の回転により、左右のスピンクラッチ47を入り操作することによって、この入り側のスプロケット軸34を逆回転してスピンターン連動Yしたり、緩速伝動して緩旋回連動Zすることができる。
【0013】各旋回モードにおける伝動経路は、ピボットターンXでは、左右いずれかの操向クラッチ38の切りと操向ブレーキ39の制動とによって、旋回側のクローラ1が停止され、反対側の操向クラッチ38の連継により、入力軸42→カウンタ軸43→操向軸44→減速軸45上のギヤ→旋回外側のスプロケット軸34等を経由して、外側のクローラ1が駆動される。
【0014】又、スピンターンYでは、切替クラッチ46をスピンギヤ50側へ切替えて、旋回側のスピンクラッチ47を入りにする。これによって旋回外側のクローラ1は通常の伝動を受けるが、旋回側では、入力軸42→カウンタ軸43→操向軸44→減速軸45上の中間ギヤ49→旋回軸40及びスピンギヤ50→旋回軸41上の中間ギヤ48→減速軸45上のギヤ→旋回側のスプロケット軸34等の連動によって逆回転されるため急旋回が行われる。
【0015】又、緩旋回Zでは、切替クラッチ46を緩旋回ギヤ51側へ切替えて、旋回側のスピンクラッチ47を入りにする。これによって、旋回外側のクローラ1は通常の伝動を受けるが、旋回側では、入力軸42→カウンタ軸43→操向軸44→旋回軸40及び緩旋回ギヤ51→旋回中間軸41上の中間ギヤ48→減速軸45上のギヤ→旋回側のスプロケット軸34等の連動で、旋回側のクローラ1を外側のクローラ1に対して緩速で伝動回転し、緩やかな旋回を行う。
【0016】図9においては、車台11の中央下部に前後方向のマフラー52、及びマフラカバー53,54を設けたもので、車台11の横フレーム55,56間に亘って前後方向の取付フレーム57を設け、この取付フレーム57に対して前後のブラケット58,59で取付ける。前記車台11は、横方向の横フレーム55,56を有する。このうち横フレーム55は上下に薄くA、横フレーム56は厚くBしている。このため上側を覆うマフラカバー53は、この厚い横フレーム56部分を切欠部60形態としている。下側のマフラカバー54はマフラ−52の左右両側面をスペーサ61を介在させて一体として上側のマフラカバー53に取付ける。この上側のマフラカバー53の内側には内カバー62を設けて、二重カバーの構成としている。
【0017】前記マフラー52の前端には、エンジンEの排気パイプ63を接合フランジ64で連結しうる構成とし、エンジンEの排気を排気パイプ63からマフラー52を経て後端のテールパイプ64から後方へ排気しうる。上側のマフラカバー53と、この内側の内カバー62とは二重構成であるため、車台11上の搭載装置に対して断熱効果が高く、取付剛性を大きくして安定した構成とすることができる。




 

 


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