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発明の名称 コンバインの穀稈搬送供給装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−9769
公開日 平成9年(1997)1月14日
出願番号 特願平7−168387
出願日 平成7年(1995)7月4日
代理人
発明者 奥本 康治
要約 目的
穀稈搬送装置の終端部から脱穀装置の入口受板上への穀稈の受継ぎ案内を円滑に行わせることを目的とする。

構成
脱穀装置4の穀稈供給口部20前側の入口受板19と刈取穀稈をこの入口受板上19へ搬送する穀稈搬送装置15の終端部との間に、該穀稈搬送装置からの搬送穀稈を受継ぎ案内させるゴム板の如き弾性板からなる弾性案内受板28を前記穀稈搬送装置の終端側に設けられた穀稈案内板25に対しこれと連続する状態に介在させて設け、前記穀稈案内板25はこの穀稈案内終端側を上向き傾斜状態から下向き傾斜状態に折曲形成して、この折曲部に前記弾性案内受板28を下側から取り付ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 脱穀装置4の穀稈供給口部20前側の入口受板19と刈取穀稈をこの入口受板上19へ搬送する穀稈搬送装置15の終端部との間に、該穀稈搬送装置からの搬送穀稈を受継ぎ案内させるゴム板の如き弾性板からなる弾性案内受板28を前記穀稈搬送装置の終端側に設けられた穀稈案内板25に対しこれと連続する状態に介在させて設け、前記穀稈案内板25はこの穀稈案内終端側を上向き傾斜状態から下向き傾斜状態に折曲形成すると共に、この折曲部には前記弾性案内受板28を下側から取り付けすることができるように取付部25aを構成してあることを特徴とするコンバインの穀稈搬送供給装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインの穀稈搬送供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、穀稈搬送装置からの搬送穀稈を脱穀装置の入口受板上へ受継ぎ案内落下させる弾性案内受板は、穀稈搬送装置の終端側に設けられた穀稈案内板の上向き傾斜上端部の上面に取付られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術のものでは、穀稈案内板から弾性案内受板上への穀稈の受継ぎ案内がスム−スに行われず、特に、搬送量が少なくなった時には姿勢の乱れによってフイ−ドチエンとの引継ぎ部で詰まりが生じる問題があった。この発明は、かかる問題点を解消すべく、穀稈搬送装置の終端部から脱穀装置の入口受板上への穀稈の受継ぎ案内を円滑に行わせようとするものである。この目的達成のため、次のような技術的手段を講じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかかる技術的手段は、脱穀装置4の穀稈供給口部20前側の入口受板19と刈取穀稈をこの入口受板上19へ搬送する穀稈搬送装置15の終端部との間に、該穀稈搬送装置からの搬送穀稈を受継ぎ案内させるゴム板の如き弾性板からなる弾性案内受板28を前記穀稈搬送装置の終端側に設けられた穀稈案内板25に対しこれと連続する状態に介在させて設け、前記穀稈案内板25はこの穀稈案内終端側を上向き傾斜状態から下向き傾斜状態に折曲形成すると共に、この折曲部には前記弾性案内受板28を下側から取り付けすることができるように取付部25aを構成してあることを特徴とする。
【0005】
【作用】刈取脱穀作業時において、刈取装置で刈取られた穀稈は、穀稈搬送装置で搬送されると共に、この搬送終端部からは穀稈案内板上及び弾性案内受板上を経て入口受板上に受継ぎ案内落下される。そして、穀稈の株元部はフイ−ドチエンに引き継がれ、穂先側部は穀稈供給口部から脱穀装置の扱室内へ供給されて脱穀される。
【0006】
【発明の効果】従って、この発明によれば、弾性案内受板は、穀稈案内板の下向き折曲部の下側面に取付られるので、穀稈の受継ぎ案内作用を円滑に行わせることができ、脱穀装置への引継ぎ供給も乱れなく整然と行い得るものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。図例におけるコンバインは、機体1の下部に走行クロ−ラ2を具備し、上部にはフイ−ドチエン3を具備する脱穀装置4を載置し、前部には油圧シリンダ−機構5により昇降自在の刈取部6を懸架した構成としている。
【0008】刈取部6は、昇降する刈取フレ−ム7の下端部に刈取ギヤボックス8が設けられ、この刈取ギヤボックス8には、両端側及び中側から地面へ沿うべく前方へ伸びる分草支持杆9,9…と、該各分草支持杆9の先端には各々穀稈を分草する分草体10,10…が設けられ、この分草体10の後側には後方上方に傾斜し、横向き突出姿勢の引起ラグ11を上方に移行させながら穀稈を引起す引起し装置12を設け、この引起し装置12の後方下部に穀稈を刈取る刈取装置13を設けている。掻込搬送装置14は、刈取装置13の上方から後方に向かって配設するスタ−ホイルなどの掻込装置14a及び搬送装置14b等から構成されている。掻込搬送装置14と脱穀装置4との間には扱深さ調節用穀稈搬送装置15が配設される。この穀稈搬送装置15は、掻込搬送装置14からの穀稈を引継ぎ、株元部を挟持搬送して脱穀装置4のフイ−ドチエン3に受け渡す株元挟持搬送装置16と刈取穀稈の穂先側部を係止してこれを前記株元挟持搬送装置16との協働によって略水平姿勢に変更させる穂先係止搬送装置17とからなり、刈取フレ−ム7に対して始端側が終端側の横軸18を支点として上下動し扱深さが調節できるように装架されている。
【0009】脱穀装置(脱穀部)4側に設けられた入口受板19は、該脱穀装置の扱胴4aを内装軸架する扱室4bの前側にあって、この扱室4bの穀稈供給口部20から前方に突設された構成としている。前記株元挾持搬送装置16は主として搬送チエン21と挾持レ−ル22とからなり、搬送チエン21は、始端側のスプロケット23aと終端側のスプロケット23b,23cとにわたって巻回され、該チエン21の途中部にはテンションスプロケット23dが張設されている。搬送チエン21の穀稈搬送経路側にはチエンガイドレ−ル24が設けられている。
【0010】超短稈適応性を良くするためには、搬送チエン21の終端部とフイ−ドチエン3との短稈用受継ぎ間隔L1を正規の標準穀稈用受継ぎ間隔L2よりも大きくする方向に変更する必要がある。この変更手段は前記スプロケット23b(及びチエンガイドレ−ル24並びに挾持レ−ル22の終端側22a)の位置をスプロケット23cとの間隔が狭くなる方向(即ち、フイ−ドチエンから遠ざかる方向)に変位させることによって行う。(図4から図5参照)
株元挾持搬送装置16と穂先係止搬送装置17との間、及び穂先係止搬送装置17の上側に沿っては、搬送穀稈の株元側と穂先側を案内する穀稈案内板25,26が設けられている。株元側の穀稈案内板25は、案内終端側が上方に高くなるよう上下方向に傾斜している。この案内板25の案内終端部は上向き傾斜状態から下向き傾斜状態に折曲形成してこの折曲部を後記する弾性案内受板の取付部25aとし、そして、この取付部25aには適宜の取付孔27を設けた構成としている。
【0011】弾性案内受板28,29は、ゴム材の如き弾性板からなり、株元部側と穂先部側とに分離されてあり、両者の一部を適当に重合させている。株元部側の穀稈案内受板28は株元側の穀稈案内板25の終端取付部25aの下側面にビス等の取付具30でもって取付け、この弾性案内受板28の終端部は入口受板19の上面に接している。穂先部側の弾性案内受板29は穂先側の穀稈案内板26に取付けている。
【0012】図8及び図9に示すコンバインの構成について説明すると、刈取部6の穀稈導入経路中には刈取るべき穀稈の有無を検出する穀稈センサ−31が設けられ、扱深さ調節用穀稈搬送装置15の上方には穀稈の穂先位置を検出する穂先センサ−32が設けられている。この穂先センサ−32は、一対のセンサー32a,32bからなり、穀稈の稈身方向に並置してあると共に、前記穀稈センサ−31の穀稈存在検出結果(ON)によって前記穂先位置検出用のセンサー32が検出作動可能な状態になるように構成している。
【0013】そして、前記穂先センサー32a,32bにおいて、穀稈の穂先部が両センサー32a,32b共に当接しない場合(両センサ−共OFF)には穀稈が短稈であることを検出し、サ−ボモータを正転駆動して、扱深さ調節用穀稈搬送装置15の始端側を(横軸18を支点として)下方(穀稈の株元側方向)に揺動変位させる。そして、穂先側のセンサー32aのみが穂先部に接触すると、モータの駆動を停止させる。また、穂先部が両センサー32a,32b共に接触した場合(両センサ−共ON)は、穀稈が長稈であることを検出し、モータを逆転駆動して、扱深さ調節用搬送装置15の始端側を前記とは逆に上方(穀稈の穂先側方向)へ揺動変位させる構成としている。
【0014】33は前記扱深さ調節用穀稈搬送装置15の上下位置を検出する位置センサ−であり、主として該扱深さ調節用穀稈搬送装置15の始端部が最下限位置にまで降下したことを検出(スイッチONにより)する構成である。前記穀稈搬送装置15は、始端側の縦軸芯Pを支点として終端側がフイ−ドチエン3に対して遠近方向に揺動変位する構成としている。かかる駆動手段はワイパ−モ−タ34によって駆動制御する構成である。
【0015】超短稈適応性を良くするためには、穀稈搬送装置15の終端部とフイ−ドチエン3との間隔を大きくする方向に変更する必要がある。即ち、穀稈が超短稈の場合には、該搬送装置15の終端部をフイ−ドチエン3から遠ざかる方向に大きく変位させ、穀稈が標準短稈の場合にはフイ−ドチエン側へ近づく方向に戻すことによって穀稈の適正位置を引き継がせる構成である。
【0016】フイ−ドチエン3の穀稈搬送経路の株元側に穀稈の株元位置を検出する株元センサ−35を設けている。刈取るべき穀稈の有無を検出する穀稈センサ−31が穀稈の存在を検出(ON)し、穂先位置を検出する穂先センサ−32が短稈であることを検出(OFF)し、且つ、扱深さ調節用穀稈搬送装置15の上下位置を検出する位置センサ−33が最下限位置を検出(ON)すると、前記穀稈搬送装置15の終端部がフイ−ドチエン3から遠ざかる(離間する方向)方向に変位する。
【0017】そして、穀稈搬送装置15の終端部がフイ−ドチエン3より穂先側に離間している場合で、株元センサ−35が一定時間OFF(株元非検出)になっていると、穀稈搬送装置15の終端部をフイ−ドチエン3側に自動復帰させる構成である。従って、上記構成によれば、扱深さの調整範囲が広くなり長稈から超短稈まで適応性が向上する。しかも、株元位置検出により、常にフイ−ドチエンが株元を挾持している状態にできるため、深く入り過ぎて、扱胴で穀稈が引き抜かれるのを防止することができる。




 

 


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