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発明の名称 バインダ−の操作装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−46
公開日 平成9年(1997)1月7日
出願番号 特願平7−154276
出願日 平成7年(1995)6月21日
代理人
発明者 安永 昭男
要約 目的
ワンレバ−操作を可能にして操作性の向上及び誤操作の防止を図る。

構成
中間操作位置Nで主クラッチを切り操作し、かつ、該中間操作位置Nより前方及び後方のいづれの方向へ操作しても主クラッチを入り操作する操作レバ−29を設けてあるバインダ−において、前記操作レバ−29の操作経路Kは、前進位置Fへ向かう第1操作経路K1と、後進位置Rへ向かう第2操作経路K2と、これらの操作経路K1,K2をつなぐ横向き経路K3と、この横向き経路K3の途中部から前後進中立位置FNに向かう中立操作経路K4とからなり、操作レバ−の操作に起因して作動される作動部材と前後進切換え機構とを連動連結する。
特許請求の範囲
【請求項1】 前後方向で中間となる中間操作位置Nで主クラッチ22を切り操作し、かつ、該中間操作位置Nより前方及び後方のいづれの方向へ操作しても前記主クラッチ22を入り操作する操作レバ−29を設けてあるバインダ−において、前記操作レバ−29の操作経路Kは、該レバ−の中間操作位置Nより前方に設けられた前進位置Fへ向かう第1操作経路K1と、前記中間操作位置Nより後方に設けられた後進位置Rへ向かう第2操作経路K2と、これらの操作経路K1,K2をつなぐ横向き経路K3と、この横向き経路K3の途中部から前方(又は後方)に設けられた前後進中立位置FNに向かう中立操作経路K4とからなり、前記第1操作経路K1内における操作レバ−29の中間操作位置N側から前進位置Fへの操作によって前進状態が、且つ、前記第2操作経路K2内における操作レバ−の中間操作位置N側から後進位置Rへの操作によって後進状態が、更に、前記中立操作経路K4内における操作レバ−の中間操作位置N側から前後進中立位置FNへの操作によって前後進中立状態がそれぞれ得られるように、該操作レバ−の操作に起因して作動される作動部材36と前後進切換え機構24とを連動連結してあることを特徴とするバインダ−の操作装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バインダ−の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、バインダ−において、紐通し作業を行うに際しては、最初に変速レバ−を中立位置に操作し、走行操作レバ−を前進に入れ、その後、刈取クラッチレバ−を入りにして、刈取部のみを作動状態にしておいてから紐通しを行なうものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術のものでは、変速レバ−の中立位置への操作を必要とするため、操作が煩雑であるばかりでなく、変速レバ−が確実な中立位置に合わされていないなどの誤操作があった場合には、機体が突然走り出す可能性があり危険であった。
【0004】本発明は、かかる従来技術の問題点を解消せんとするもので、ワンレバ−操作を可能にして操作性の向上及び誤操作の防止を図ることを目的とする。この目的達成のため、つぎのような技術的手段を講じた。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前後方向で中間となる中間操作位置Nで主クラッチ22を切り操作し、かつ、該中間操作位置Nより前方及び後方のいづれの方向へ操作しても前記主クラッチ22を入り操作する操作レバ−29を設けてあるバインダ−において、前記操作レバ−29の操作経路Kは、該レバ−の中間操作位置Nより前方に設けられた前進位置Fへ向かう第1操作経路K1と、前記中間操作位置Nより後方に設けられた後進位置Rへ向かう第2操作経路K2と、これらの操作経路K1,K2をつなぐ横向き経路K3と、この横向き経路K3の途中部から前方(又は後方)に設けられた前後進中立位置FNに向かう中立操作経路K4とからなり、前記第1操作経路K1内における操作レバ−29の中間操作位置N側から前進位置Fへの操作によって前進状態が、且つ、前記第2操作経路K2内における操作レバ−の中間操作位置N側から後進位置Rへの操作によって後進状態が、更に、前記中立操作経路K4内における操作レバ−の中間操作位置N側から前後進中立位置FNへの操作によって前後進中立状態がそれぞれ得られるように、該操作レバ−の操作に起因して作動される作動部材36と前後進切換え機構24とを連動連結してあることを特徴とする。
【0006】
【発明の作用】操作レバ−29を前記第1、第2操作経路K1,K2夫々の外端部F,Rに操作すると、主クラッチ22が入り、機体は前進、後進する。また、操作レバ−29を中立操作経路K4の外端部NMに操作すると、主クラッチ22入りの状態で、機体は前後進中立の停止状態となる。ここで、刈取クラッチ12を入りにすると、刈取部11が駆動される状態となるので、この時に紐通し作業を行えばよい。
【0007】
【発明の効果】従って、この発明によれば、操作レバ−を中立操作経路の外端部に操作するだけで、主クラッチを入り状態としながら、機体の前後進を中立にして走行停止状態とすることができるので、従来のように変速レバ−を中立にする操作を省略することができ、ワンレバ−操作で可能なため、操作性の向上及び誤操作を防止することができる。そして、これより以降は刈取クラッチを入れるだけで、紐通し作業を安全に行うことができるものである。
【0008】
【実施例】以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。1はバインダ−で、ミッションケ−ス2の下部には左右一対の駆動車輪3が軸架され、ミッションケ−ス2と一体の車体4の後部にはエンジン5が搭載されている。車台前方の刈取フレ−ム6には、刈取装置7、結束装置8、掻込搬送装置9、引起し装置10等からなる刈取部11が装備されている。
【0009】刈取部11への動力を断続制御する刈取クラッチ12が走行ミッションケ−ス2内に配置して設けられている。この刈取クラッチはクラッチ爪12a,12bからなる噛合クラッチを構成している。14は手動操作により前記刈取クラッチ12を入り切りする刈取クラッチレバ−である。
【0010】前記刈取クラッチレバ−14は、手動操作により刈取クラッチ12を入り切り作動させる手動クラッチ操作機構を介して前記刈取クラッチ12のクラッチ操作部13に連動連結されている。尚、図中、15は刈取部11への刈取入力軸、7aはバリカン式の刈刃、7bは刈刃駆動軸、8aはパッカ−軸、8bは結束軸、8cはタイミングギヤである。
【0011】前記掻込搬送装置9は、掻込スタ−ホイル9a,9bと掻込ケ−ス9cと掻込案内板9dとからなり、掻込スタ−ホイル9a,9bは掻込ケ−ス9cを挾んで上下2段に配設すると共に、掻込軸16に固着して矢印(イ)方向に回転する構成とし、そして、該掻込スタ−ホイル9aと9bとの間には前記掻込案内板9dを臨ませて両スタ−ホイルの掻込圏内に穀稈を誘導案内する構成としている。10aは引起し装置10への引起し駆動軸を示す。
【0012】前記ミッションケ−ス2内には、エンジン出力軸17、変速軸18、第1伝動軸19、第2伝動軸20、第3伝動軸21が架設されている。エンジン出力軸17からの回転動力は、ギヤG1,G2,変速クラッチギヤG3を介して変速軸18に伝えられるようになっている。変速軸18には、前記変速クラッチギヤG3に対して係合離脱自在な変速用主クラッチ22及び変速ギヤG4,G5,G6が軸方向摺動自在に架設されている。23は主クラッチ22を入り切りするシフタア−ムである。
【0013】第1伝動軸19には、前記変速ギヤG4,G5,G6に対応して噛合可能な伝動ギヤG7,G8,G9と、前記第2伝動軸20への前後進シフトギヤG10と、前記刈取クラッチ12とがそれぞれ架設されている。また、この第1伝動軸19はベベルギヤG11を介して前記刈取入力軸15に動力伝達すべく連動構成される。
【0014】第3伝動軸20には、前記前後進シフトギヤG10から中間伝動ギヤG12を介して噛合伝動される前進ギヤG13と、該シフトギヤG10から直接噛合伝動される後進ギヤG14とが設けられている。前記前後進シフトギヤG10には、このシフタ−係合部G10aに係合するシフタ−ピン24a,シフタ−ア−ム24b,往復回動自在なシフタ−軸24c,このシフタ−軸24cに設けられたV溝24d,このV溝24d部分をスプリング24eを介して押圧するスチ−ルボ−ル24f等からなる前後進切換え機構24が設けられている。この前後進切換え機構24は、シフタ−軸24cのV溝24d部分をスチ−ルボ−ル24fで押圧することで、中立位置を確実に保持する構成である。
【0015】前記第3伝動軸21は、前記第2伝動軸20からスプロケットG15,G16,伝動チエンG17を介して伝動される構成であり、そして、この第3伝動軸21からベベルギヤG18、走行駆動軸25、走行伝動チエンG19を介して左右の車軸26L,26Rが回転駆動される構成である。前進1速(F1)は、ギヤG4⇒G7⇒G10⇒G12⇒G13の噛合により車速が変速される構成であり、前進2速(F2)は、ギヤG5⇒G8⇒G10⇒G12⇒G13の噛合により、また、前進3速(F3)は、ギヤG6⇒G9⇒G10⇒G12⇒G13の噛合により変速される構成である。
【0016】後進1速(R1)は、ギヤG4⇒G7⇒G10⇒G14の噛合、後進2速(R2)は、ギヤG5⇒G8⇒G10⇒G14の噛合、また、後進3速(R3)は、ギヤG6⇒G9⇒G10⇒G14の噛合により後進速度がそれぞれ変速される構成である。エンジン5の出力軸17からの回転(3200rpm)を、ギヤG1⇒G2⇒G3へと減速し、変速ギヤG4,G5,G6と、被変速ギヤG7,G8,G9との噛合により、走行駆動軸25(車軸26)へのギヤG10及び刈取入力軸11aへのギヤG11の回転速度を増減速し、刈取速度が車速に応じて同調変速される構成である。27は変速ギヤG4,G5,G6をシフトする変速シフタ−であり、28はその変速レバ−である。
【0017】29は前記主クラッチ22の断続と機体の前後進の切換えを同時に行う操作レバ−で、ハンドル杆30に固着した操作盤31に揺動操作可能に設けられている。操作レバ−29の操作経路Kは、該レバ−の中間操作位置Nより前方に設けられた前進位置Fへ向かう第1操作経路K1、前記中間操作位置Nより後方に設けられた後進位置Rへ向かう第2操作経路K2、これらの操作経路K1,K2をつなぐ横向き経路K3、この横向き経路K3の途中部から前方(又は後方)に設けられた前後進中立位置FNに向かう中立操作経路K4からなるように形成してある。
【0018】そして、この中間操作位置Nに操作レバ−29を設定すると、主クラッチ22を切り操作し、また、この中間操作位置Nより前方及び後方のいづれかに操作レバ−29を操作すると主クラッチ22を入り操作できるように構成してある。また、操作レバ−29を前記第1、第2操作経路K1,K2夫々の外端部F,Rに操作することで、機体が前進、後進するようにも構成してあり、更に、操作レバ−29を中立操作経路K4の外端部NMに操作することで、機体が前後進中立の停止状態となるようにし、しかも、この時の主クラッチ22は入り状態となるよう構成してある。
【0019】つまり、前記操作レバ−29は、筒軸32と共に左右向き軸33周りに回動自在で前後方向に揺動操作可能に構成してあり、且つ、前記筒軸32に設けた前後向き軸34周りにも回動自在で左右方向に揺動操作可能に構成してある。そして、前記操作レバ−29の前後方向の揺動操作に起因して、前記主クラッチ22を入り切りするよう、このシフタア−ム23と前記操作レバ−29に連係する操作連動機構35とを連動連結している。また、該操作レバ−29の左右方向の揺動操作に起因して、前記機体を前後進及び停止するよう、この前後進切換え機構24と前記操作レバ−29の操作移行に伴って接当移動される作動部材36とを連動連結している。尚、この作動部材36は操作盤31に対し上下方向に設けた縦軸37周りに揺動する構成である。
【0020】図11及び図12について説明すると、機体の横幅方向中央に単一の車輪3を有し、1条の穀稈を引起しながら刈取る1輪1条刈り型バインダ−であって、かつ、ハンドル杆30には変速クラッチレバ−38を設けてある構成のものにおいて、変速レバ−28の変速経路溝Hを左右横方向の変速横向き経路H1と前後方向の変速縦向き経路H2とからなるようにT字型構成としている。そして、変速横向き経路H1には前進1速(F1),前進2速(F2),移動速(路上走行速)が設けられ、変速縦向き経路H2には中立域(N)と後進域(R)が設けられる。かかる構成によれば、前進が左右横方向で後進が前後方向であるため、チェンジが自然であり、取扱性もよく、安全である。また、この前進、後進の変速レバ−を機体の中心、つまり、単一車輪の中心に配置構成することができて、チェンジが行い易くなる利点も有している。
【0021】図13〜図14について説明する。2輪2条刈りタイプで、ミッションケ−ス2を機体一側寄りに配置してあるバインダ−において、変速レバ−28の変速経路溝Hを左右斜め前後方向に傾斜させ、且つ円弧状に構成したものである。そして、この変速経路溝Hは機体の横幅方向中心部近くに配置するが、該経路溝の前側から前進1速(F1),前進2速(F2),移動速(路上走行速)を設定してある。
【0022】変速レバ−をT字型或はL字型の変速経路溝に沿って操作するためには、少なくとも直交する複数の回動軸芯周りに回動させる必要があり、構成が複雑となるが、前記左右前後方向に傾斜する円弧状の変速経路溝によると、変速レバ−は単一の回動軸芯P周り回動させるだけで良く、また、変速レバ−を図のように途中部から曲げるだけで簡単にチェンジ操作することができ、構造簡単でありながら、操作性が一段と向上するものとなった。




 

 


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