米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> 株式会社クボタ

発明の名称 移植機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−65714
公開日 平成9年(1997)3月11日
出願番号 特願平7−221501
出願日 平成7年(1995)8月30日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 大内 久平
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 移植部(10)の前方に、機体の走行に伴い泥土層(B)に移植用の耕耘溝(C)を形成する溝きり用のロータリー耕耘爪(12)を設置して、そのロータリー耕耘爪(12)により泥土層(B)に形成された耕耘溝(C)内に苗を植え付けるように構成してある移植機であって、前記耕耘溝(C)の底が所定のピッチ(P)で走行方向に波打つように、機体の走行とロータリー耕耘爪(12)の回転とを同期させ、前記耕耘溝(C)の底のうち谷部(c)に苗を植え付けるようにロータリー耕耘爪(12)の回転と移植部(10)の動作とを同期させてある移植機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、代掻き処理が行われていない圃場の植え付け予定箇所に耕耘溝を形成しながらその耕耘溝内に稲や藺草などの苗を植え付けていくように構成してある田植機で代表される移植機で、詳しくは、移植部の前方に、機体の走行に伴い泥土層に移植用の耕耘溝を形成する溝きり用のロータリー耕耘爪を設置して、そのロータリー耕耘爪により泥土層に形成された耕耘溝内に苗を植え付けるように構成してあるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移植機では、機体の走行に伴ってロータリー耕耘爪を高速回転させることにより、底が平らな耕耘溝を形成し、その耕耘溝の底に苗を植え付けるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技術によるときは、耕耘溝の平らな底に苗を植え付けることになるから、植え付けられた苗に対する前後方向からの泥土の寄せ作用が期待できない。従って、苗の前後への傾きや倒れといった植え付け不良を招来し易い欠点があった。
【0004】本発明の目的は、植え付け不良を抑制しようとする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明による第1発明の構成、作用、効果は次の通りである。
【0006】〔構成〕前記耕耘溝の底が所定のピッチで走行方向に波打つように、機体の走行とロータリー耕耘爪の回転とを同期させ、前記耕耘溝の底のうち谷部に苗を植え付けるように耕耘ロータリー爪の回転と移植部の動作とを同期させてある点にある。
【0007】〔作用〕耕耘溝の底のうち谷部に苗を植え付けるから、植え付け苗前後に位置する斜面上の泥土の植え付け苗側への流れ込みを期待でき、この流れ込んだ泥土による植え付け苗に対する倒れ止め作用を期待できる。
【0008】〔効果〕その結果、機体走行と耕耘ロータリー爪の回転と移植部の動作との三者の同期を適切に取るだけの簡単なことをもって、植え付け苗の前後傾き、倒れなどの植え付け不良を抑制できるようになった。
【0009】
【発明の実施の形態】稲の苗を植え付ける移植機、つまり、田植機は、図1に示すように、乗用本機1の後部に、複数条植え式の植え付け装置2を平行四連リンク3を介して昇降自在に連結し、平行四連リンク3に作用して植え付け装置2をその重量に抗して上昇させる油圧シリンダ4を設け、植え付け装置2を平行四連リンク3にローリング自在に連結し、植え付け装置2を自重で下降させた状態で泥面に接地させることにより、植え付け装置2を泥面と平行な姿勢にローリングさせた状態で、走行に伴い苗を所定のピッチで植え付けて行くように構成されている。
【0010】前記植え付け装置2は、図2に示すように、前記平行四連リンク3に連結されるフレーム5に、マット状苗Aの複数を下方に滑り移動可能な状態で走行方向に対する左右方向に並べて載荷する前倒れ姿勢の苗のせ台6を左右方向に所定のピッチで移動自在に取り付けるとともに、、この苗のせ台6の下端及び載荷マット状苗Aの下面及び下端面を摺動自在に支持する摺動レール7と、前記苗のせ台6を駆動する植え付けミッションケース8とを取り付け、前記苗のせ台6の移動に連動して、前記摺動レール7に所定のピッチで形成した複数の苗取り出し口9のそれぞれを上方から通過して泥土層B内に突入することにより、各マット状苗を植え付け単位量ずつ取り出して植え付ける移植部の一例である植え付けロータリー爪10(以下植え付け爪と称する)を植え付けミッションケース8を介して苗のせ台6に連動する状態に設け、泥面bに接地して植え付け装置重量の支えと泥面bの整地とを行うフロート11群を左右方向に並べて取り付けて構成されている。
【0011】かつ、植え付け装置2は、図3にも示すように、各植え付け爪10それぞれの前方箇所に、機体(乗用本機1と植え付け装置2との全体)の走行に伴い回転することにより植え付け用(移植用)の耕耘溝Cを泥土層Bに形成する溝きり用のロータリー耕耘爪12を設置してなるものであって、前記植え付け装置2の植え付け爪10は、前記ロータリー耕耘爪12により形成された耕耘溝C内に苗を植え付けるものであり、ロータリー耕耘爪12は4本タイプのものである。
【0012】そして、前記植え付け装置2を駆動する手段は、乗用本機1の本機ミッションケース13に、植え付け用の動力取り出し軸14と溝きり用の動力取り出し軸15)とを後方に突出させる状態で装備させ、前記植え付けミッションケース8及びロータリー耕耘爪12の全部を一括的に駆動するための溝きり用ミッションケース16にそれぞれ入力軸17,18を前方に突出する状態に装備させ、植え付け用の動力取り出し軸14に植え付けミッションケース8の入力軸17を、かつ、溝きり用の動力取り出し軸15に溝きり用ミッションケース16の入力軸18をそれぞれユニバーサルジョイント19,20付きの伝動軸21,22を介して植え付け装置2の昇降を許容する状態に連動させて構成されている。
【0013】前記本機ミッションケース13内には、図5に示すように、耕耘溝Cの底が所定のピッチで走行方向に波打つように、機体の走行をロータリー耕耘爪12の回転を同期させ、かつ、耕耘溝Cの底のうち谷部cに苗を植え付けるように耕耘爪の回転と植え付け爪10の回転とを同期させるミッション23を設けてある。
【0014】前記本機ミッションケース13には、乗用本機1の前部に搭載したエンジンEにより伝動軸Eaを介して駆動されるポンプPとそのポンプPにより駆動されるモータMとを備えた静油圧式無段変速装置24が装着されており、前記ミッション23は、前記モータMの出力軸Maの端部を前記溝きり用の動力取り出し軸15とし、出力軸Maに走行用の駆動軸23a及び植え付け用の動力取り出し軸14にそれぞれギア連動させることで構成されている。
【0015】〔別実施形態〕上記実施の形態では、各植え付け爪10、つまり、移植部に対応する状態で耕耘溝Cを形成したが、一つのロータリー耕耘爪12を設けて各移植部10にわたる幅の広い一つの耕耘溝Cを形成するようにしても良い。
【0016】上記実施の形態では、乗用本機1を備えた田植機を示したが、本発明は、歩行型の田植機や藺草の移植機にも適用することができる。
【0017】上記の実施の形態では、一つのロータリー耕耘爪12で、一つの移植部10に対する耕耘溝Cを形成するようにしたが、二つ以上のロータリー耕耘爪12で、一つの移植部10に対する耕耘溝Cを形成するようにしても良い。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013