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発明の名称 ロータリカバーの操作装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−65704
公開日 平成9年(1997)3月11日
出願番号 特願平7−219034
出願日 平成7年(1995)8月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
発明者 坂根 弘史 / 藤本 駿児 / 安宮 久勝
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 上部カバー(3)の後端に後部カバー(4)を枢支し、ロータリ機枠(5)に対して上部カバー(3)を前後方向移動自在に支持し、ロータリ機枠(5)の左右方向略中央に位置するトップマスト(6)と上部カバー(3)とをハンドル(58)の回転により上部カバー(3)を前後移動させる連結駆動手段(7)で連結し、ロータリ機枠(5)に後方突出状の支持枠(34)を上下移動可能に支持し、トップマスト(6)と支持枠(34)とをハンドル(37)の回転により支持枠(34)を上下移動させる連結駆動手段(36)で連結し、前記両連結駆動手段(7、36)をロータリ機枠(5)の左右方向略中央に近接配置して両ハンドル(37、58)の回転軌跡(A、B)をオーバラップさせ、かつ両ハンドル(37、58)を折り畳み可能に構成していることを特徴とするロータリカバーの操作装置。
【請求項2】 前記トップマスト(6)上における両ハンドル(37、58)の回転軌跡(A、B)のオーバラップ部分から外れた位置に、各ハンドル(37、58)の折り畳み状態を保持する折り畳み保持部(54、55)を形成していることを特徴とする請求項1に記載のロータリカバーの操作装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの連結駆動手段を有するロータリカバーの操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータリ耕耘機のカバー装置においては、上部カバーの後端に後部カバーを枢支しており、耕耘又は代掻き作業時に、耕深に応じて上部カバー及び後部カバーを適正高さにするために、ロータリ機枠に対して上部カバーを耕耘部の周方向前後に移動自在に支持している。
【0003】この従来技術においては、ロータリ機枠と上部カバーとの間に連結駆動手段として伸縮ロッド手段を設けて、ハンドルを回動することによりロッドを伸縮して、ロータリ機枠に対して上部カバーを円弧方向に前後動させ、後部カバーの上端の位置を上下動させるように構成している。また、ロータリ機枠には後ゲージ輪又は培土器等を取り付ける支持枠が上下移動可能に連結され、この支持枠とトップマストとの間にも伸縮ロッド手段が設けられ、ハンドルを回動することによりロッドを伸縮して、後ゲージ輪等の高さを調整できるようにしている。
【0004】前記上部カバー駆動用の伸縮ロッド手段と支持枠駆動用の伸縮ロッド手段とは、ロータリ耕耘機を持ち上げた状態でトラクタ上から操作できるようになっており、両伸縮ロッド手段は同時に回転操作されることはないが、回転操作するハンドルが互いに干渉しないように配慮されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように2本のハンドルを干渉しないように配置することは、一方のハンドルをロータリ機枠の中央等の最良の操作位置に配置すると、他方のハンドルは操作がやり難い位置に配置されることになり、また、移動される部材との連結もロータリ機枠の中央から左右方向に外れてしまい、円滑な移動が困難になることがあり、両ハンドルを共に可及的最良位置に配置することは困難になっている。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、2本のハンドルを回転軌跡がオーバラップする可及的最良位置に配置し、ハンドルの干渉を各ハンドルを折り畳むことにより解消できるようにしたロータリカバーの操作装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決のための具体的手段は、上部カバー3の後端に後部カバー4を枢支し、ロータリ機枠5に対して上部カバー3を前後方向移動自在に支持し、ロータリ機枠5の左右方向略中央に位置するトップマスト6と上部カバー3とをハンドル58の回転により上部カバー3を前後移動させる連結駆動手段7で連結し、ロータリ機枠5に後方突出状の支持枠34を上下移動可能に支持し、トップマスト6と支持枠34とをハンドル37の回転により支持枠34を上下移動させる連結駆動手段36で連結し、前記両連結駆動手段7、36をロータリ機枠5の左右方向略中央に近接配置して両ハンドル37、58の回転軌跡A、Bをオーバラップさせ、かつ両ハンドル37、58を折り畳み可能に構成していることである。
【0008】これによって、2本のハンドル37、58は共に、ロータリ機枠5の左右方向略中央の操作がやり易い最良位置に配置することが可能になり、両連結駆動手段7、36は共に、ロータリ機枠5の左右方向略中央に配置でき、上部カバー3の前後方向移動及び支持枠34の上下移動が、左右でこじれ等を生じることなく円滑に行うことが可能になる。
【0009】本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、前記トップマスト6上における両ハンドル37、58の回転軌跡A、Bのオーバラップ部分から外れた位置に、各ハンドル37、58の折り畳み状態を保持する折り畳み保持部54、55を形成していることである。これによって、2本のハンドル37、58を近接配置しても、一方を操作するときに他方を干渉しない位置に保持しておくことが可能になり、ハンドルは操作中に干渉することがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図3、4において、13はロータリ耕耘機で、トラクタの後方に3点リンク機構を介して装着されており、ロータリ機枠5に耕耘部2を覆うカバー装置1を設けている。ロータリ機枠5は左右方向(幅方向)略中央に位置するギヤケース21から左右にサポートアーム22を突出し、左サポートアーム22に伝動ケース23を、右サポートアーム22にサイドフレーム24をそれぞれ取り付け、ギヤケース21の上部にトップマスト6をボルト固定している。このトップマスト6は平行な2枚の板材で形成されている。
【0011】前記伝動ケース23とサイドフレーム24との下端間には、多数本の耕耘爪29を有する爪軸30が横軸回り回転自在に支持されていて、耕耘部2を形成している。前記爪軸30を駆動する動力は、トラクタのPTO軸から自在継手軸を介して入力軸33に伝達され、この入力軸33からギヤケース21内のギヤ伝動手段及び伝動ケース23内のチェーン伝動手段を介して爪軸30に伝達されてくる。
【0012】34はサポートアーム22に枢支連結された支持枠で、その後端の左右両側には後ゲージ輪(又は培土器)が取り付けられ、トップマスト6と支持枠34との間には、後ゲージ輪の高さを変更して耕深を調整する高さ調整用の伸縮ロッド手段(連結駆動手段)36が設けられている。前記伸縮ロッド手段36は、トップマスト6の後上部で2枚の板材間に位置する枢支体35を横軸廻り回動可能に枢支し、この枢支体35に雄ネジロッド38Aを貫通支持し、雄ネジロッド38Aと螺合する雌ネジロッド38Bを支持枠34に連結し、雄ネジロッド38Aの上端にに設けたハンドル37を回転することにより、雄ネジロッド38Aと雌ネジロッド38Bとを軸芯方向に伸縮移動させるように構成されている。
【0013】前記ハンドル37は図3に実線で示す操作姿勢のとき回転すると、その回転軌跡は図2に示す軌跡Bとなる。また、ハンドル37は前記操作姿勢から折り畳み可能であり、折り畳むと枢支体35の外面に設けた折り畳み保持部55に保持可能になる。耕耘部2を覆うカバー装置1は、大別して、耕耘部2の上方を覆う上部カバー3と、後方を覆う後部カバー4と、上部カバー3の左右側部を支持する支持カバー40と、後側方を覆う後側固定カバー41及び後側可動カバー39と、前上方を覆い可能な補助カバー42とを有している。
【0014】上部カバー3は耕耘部2の外周に沿った側面視略円弧状の主板46の左右両端に側板45を固着し、主板46の上面の前部に前補強材47が、後部に後補強材48がそれぞれ全幅にわたって取り付けられている。前記伝動ケース23とサイドフレーム24との各下端には、爪軸30と同芯状にブッシュを介して支持カバー40が回動自在に支持され、この支持カバー40に前記左右の側板45及び後側固定カバー41がボルト固定されている。伝動ケース23側の後側固定カバー41は外側方に膨出していて、耕耘部2から放てきされる土が伝動ケース23の後方へ供給可能になっている。
【0015】後部カバー4は上端が枢支軸50を介して上部カバー3の後端に枢支連結されており、この上部カバー3と後部カバー4との間には、上部カバー3に対して後部カバー4を下向きに弾下して均平圧を与える弾下手段51が設けられている。この後部カバー4及び前記上部カバー3は、それぞれの耕耘部2側の面に間隙を介して、ゴムシート等で形成された弾性カバー52、53が張設されている。弾性カバー52、53は一体ものが使用されることもあり、また装備されないこともある。
【0016】前記上部カバー3は、支持カバー40が爪軸30を中心として回動すると、その主要部の主板46は耕耘部2の周方向前後に円弧移動することになり、その後端、即ち後部カバー4の上端は上下に変位される。上部カバー3を前後動させる伸縮ロッド手段(連結駆動手段)7が上部カバー3とロータリ機枠5との間に設けられている。
【0017】前記伸縮ロッド手段7は、トップマスト6の後部中途の外面とこれにボルト固定したブラケット59とで枢支体57を横軸廻り回動可能に枢支し、この枢支体57に雄ネジロッド60Aを貫通支持し、雄ネジロッド60Aと螺合する雌ネジロッド60Bを上部カバー3の後上部に連結し、雄ネジロッド60Aの上端に設けたハンドル58を回転することにより、雄ネジロッド60Aと雌ネジロッド60Bとを軸芯方向に伸縮移動させるように構成されている。
【0018】前記ハンドル58は図1に実線で示す操作姿勢のとき回転すると、その回転軌跡は図2に示す軌跡Aとなる。また、ハンドル58は前記操作姿勢から折り畳み可能であり、折り畳むと枢支体57の外面に設けた折り畳み保持部54に保持可能になる。前記2つの伸縮ロッド手段7、36は同様な構成で、それらの枢支体57、35はトップマスト6の後部に近接して配置されており、即ち、上下、左右及び前後方向に近接配置となっており、両ハンドル58、37の回転軌跡A、Bは、図2に示すようにオーバラップしている。なお、ハンドル37の回転軌跡Bは、雄ネジロッド60Aの軸線方向と交差しているが、雄ネジロッド60Aの上端とは上下にずれていて、ハンドル37が当たることはない。
【0019】前記折り畳み保持部54、55は前記オーバラップ部分から外れた位置にあり、ハンドル58、37の一方を回転操作するとき、他方はオーバラップ部分から外れた位置で折り畳み保持され、一方のハンドルの回転操作の障害にならないように退避されている。なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、連結駆動手段7、37は螺合した雌雄ネジロッドを伸縮させる伸縮ロッド手段の他に、ラック・ピニオンまたはギヤ及びリンクを使用したものでもよい。
【0020】(他の開示)図5〜7にはロータリ耕耘機79に設けたロッド支持構造を例示している。ロータリ耕耘機79は後部カバー4の上下動を検出して自動耕深調整を行う形式のものであり、この後部カバー4は弾下手段80によって一定高さに弾性的に保持される。
【0021】前記弾下手段80は、ロータリ機枠5から後方に突出したアーム81に横軸廻り回動可能な枢支具82を設け、この枢支具82にロッド83を貫通し、このロッド83の下端を後部カバー4の支持板84にピン85を介して連結しており、ロッド83に上下スプリング86、87を嵌装している。前記ピン85は支持板84に固着した外周円形のザガネ88によって支持されており、このザガネ88は下スプリング87の端部受けとしての役目もしており、下スプリング87の端部が伸縮動作によって径が拡縮するとき、円形外周に摺接して円滑に移動できるようになっている。また、このザガネ88はロッド83の左右方向の位置規制もしている。
【0022】図5、8はスタンド装置を例示している。ロータリ機枠5の左右一側には、ロータリ耕耘機79をトラクタから離反させた際に自立させるためのスタンド90が配設され、このスタンド90はブラケット91を介して側部カバー92の前部外側面に取付けられている。ブラケット91には平面視コ字状の支持部材93が固着され、この支持部材93は左右外方に開放されていてその内部にパイプ材製のスタンド90が上下方向に挿通され、前後方向のピン94を介して枢支されており、スタンド90はロータリ耕耘機79から外側方へ回動することにより使用姿勢から退避姿勢に上下に反転することができる。
【0023】また、スタンド90には、ピン94の下方側に支軸95が軸心方向移動自在に嵌挿され、支軸95の後端側には、支持部材93の前後一側壁に形成した上下被係合部96A、96Bに嵌脱自在に嵌合する円板状のロック部材(係合部)97が取付固定されている。前記支軸95の前端にはノブ98が固着され、このノブ98とスタンド90との間の支軸95上にはコイルバネ99が套嵌され、このコイルバネ99によって、支軸95が、前記ロック部材97を上下被係合部96A、96Bに嵌合させるように軸方向に付勢されており、図5に実線で示す使用姿勢のとき、ロック部材97は下被係合部96Bに嵌合し、上方の退避姿勢のとき、ロック部材97は上被係合部96Aに嵌合する。
【0024】前記スタンド装置は特に前ゲージ輪を持たない自動耕深調整型ロータリ耕耘機に有用であり、ロータリ耕耘機を可能な限りトラクタに近接して装着でき、枕地長さの極小化、重量バランスの最適化を図ることができる。なお、前記ロッド支持構造及びスタンド装置は、図5に示すロータリ耕耘機に適用した例を示したが、図3、4に示すロータリ耕耘機13に適用することもでき、ロッド支持構造は弾下手段51に適用し、スタンド装置は伝動ケース23及び/又はサイドフレーム24に取り付ける。
【0025】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、ハンドル58を回転操作することにより上部カバー3を前後移動させる連結駆動手段7と、ハンドル37の回転により支持枠34を上下移動させる連結駆動手段36とは、両ハンドル37、58の回転軌跡A、Bがオーバラップするように近接配置し、かつ両ハンドル37、58を折り畳み可能に構成しているので、2本のハンドル37、58は共に、ロータリ機枠5の左右方向略中央の操作がやり易い最良位置に配置することができ、両連結駆動手段7、36は共に、ロータリ機枠5の左右方向略中央に配置でき、上部カバー3の前後方向移動及び支持枠34の上下移動が、左右でこじれ等を生じることなく円滑に行うことができる。
【0026】また両ハンドル37、58の回転軌跡A、Bのオーバラップ部分から外れた位置に、各ハンドル37、58の折り畳み状態を保持する折り畳み保持部54、55を形成しているので、2本のハンドル37、58を近接配置しても、一方を操作するときに他方を干渉しない位置に保持しておくことができ、ハンドル操作の干渉を防止することができる。




 

 


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