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コンバインの排ワラ処理部構造 - 株式会社クボタ
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発明の名称 コンバインの排ワラ処理部構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−56251
公開日 平成9年(1997)3月4日
出願番号 特願平7−218747
出願日 平成7年(1995)8月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 佐藤 義彦 / 牧園 晴充
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 排ワラの株元側を挾持して搬送する株元搬送機構(7)と、排ワラの穂先側を係止して搬送する穂先搬送機構(9)により、フィードチェーン(1)によって脱穀装置(A)から搬出された横倒れ姿勢の排ワラを、前記脱穀装置(A)後方の排ワラ切断装置(3)の上方へ搬送するとともに該排ワラ切断装置(3)の導入口(12b)へ落下投入する排ワラ搬送装置(2)を装備したコンバインの排ワラ処理部構造であって、前記導入口(12b)の前部上方で、かつ、前記穂先搬送機構(9)よりも株元側に、前記排ワラ搬送装置(2)により後方へ搬送される排ワラに係止して抵抗を与える抵抗体(16)を配備してあるコンバインの排ワラ処理部構造。
【請求項2】 前記穂先搬送機構(9)における前記導入口(12b)の前部近傍箇所に、前記穂先搬送機構(9)により搬送される排ワラ穂先側の下方への逃げを受け止め阻止する穂先ガイド(18)を配備してある請求項1記載のコンバインの排ワラ処理部構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ワラの株元側を挾持して搬送する株元搬送機構と、排ワラの穂先側を係止して搬送する穂先搬送機構により、フィードチェーンによって脱穀装置から搬出された横倒れ姿勢の排ワラを、前記脱穀装置後方の排ワラ切断装置の上方へ搬送するとともに該排ワラ切断装置の導入口へ落下投入する排ワラ搬送装置を装備したコンバインの排ワラ処理部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記コンバインの排ワラ処理部構造における排ワラ搬送装置は、排ワラ処理部における前部左方側から後部右方側に渡る状態に配設された株元搬送機構と穂先搬送機構とからなり、脱穀装置の左側部に配設されたフィードチェーンによる挾持搬送のために株元側が機体外側方に露出した状態となる扱き処理直後の排ワラを、単に、機体左右幅内に収まるように機体右後方に向けて搬送した後、機体の左右方向に沿って長くなる矩形状に形成された排ワラ切断装置の導入口へ落下投入するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来技術によると、扱き処理直後の排ワラは、その穂先側に扱き処理が施されることから穂先側ほど搬送遅れが生じ易く、また、排ワラ切断装置の導入口は、機体の左右方向に沿って長くなる矩形状に形成されているのに対し、排ワラ搬送装置の株元搬送機構と穂先搬送機構は、前部左方側から後部右方側に渡る傾斜姿勢に配設されていることから、排ワラ搬送装置によって搬送される排ワラは、導入口に対して株元側が先行する傾斜姿勢になるとともに、その姿勢で排ワラ搬送装置から導入口に向けて落下するようになるので、排ワラ搬送装置からの排ワラが導入口を跨ぐ状態になり易く、その状態が生じた場合には、排ワラが排ワラ切断装置内へ導入されずに導入口上に架け渡された状態で堆積し、排ワラ切断装置による排ワラ切断処理が行えなくなる不都合が生じるようになっていた。しかも、扱き処理時の扱き深さが深いほど、また、処理量が多いほど扱き処理による搬送抵抗が大きくなり、穂先側の搬送遅れが著しくなることから、扱き処理時の扱き深さを深く設定する、または、処理量を多くするほど上記不都合が生じ易くなっていた。
【0004】本発明の目的は、簡単な改良を施すことによって、排ワラ搬送装置により株元側が先行する傾斜姿勢で搬送される排ワラを導入口から排ワラ切断装置内へ円滑に導入できるようにして、排ワラ切断装置による排ワラ切断処理を良好に行えるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、排ワラの株元側を挾持して搬送する株元搬送機構と、排ワラの穂先側を係止して搬送する穂先搬送機構により、フィードチェーンによって脱穀装置から搬出された横倒れ姿勢の排ワラを、前記脱穀装置後方の排ワラ切断装置の上方へ搬送するとともに該排ワラ切断装置の導入口へ落下投入する排ワラ搬送装置を装備したコンバインの排ワラ処理部構造において、前記導入口の前部上方で、かつ、前記穂先搬送機構よりも株元側に、前記排ワラ搬送装置により後方へ搬送される排ワラに係止して抵抗を与える抵抗体を配備した。
【0006】上記請求項1記載の発明によると、排ワラ搬送装置により株元側が先行する傾斜姿勢で搬送される排ワラは、先ず、その株元側が排ワラ切断装置の導入口の前部上方に達すると、穂先搬送機構よりも株元側に配備された抵抗体によって株元側の後方への搬送が阻止されるようになり、次に、穂先搬送機構により搬送される排ワラの穂先側が遅れて排ワラ切断装置の導入口の前部上方に達すると、機体の左右方向に沿って長くなる矩形状に形成された排ワラ切断装置の導入口に沿った左右向き姿勢になり、その姿勢で排ワラ搬送装置から排ワラ切断装置の導入口へ落下投入されるようになる。
【0007】従って、穂先搬送機構よりも株元側に抵抗体を配備するだけの簡単な改良によって、扱き処理時の扱き深さや処理量などに関係なく、排ワラ搬送装置により搬送された排ワラを排ワラ切断装置の導入口へ確実かつ円滑に落下投入できることから、排ワラが排ワラ切断装置内へ導入されずに導入口上に架け渡された状態で堆積する不都合を解消できるので、排ワラ切断装置による排ワラ切断処理を良好に行えるようになった。
【0008】本発明のうちの請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発明に加えて、前記穂先搬送機構における前記導入口の前部近傍箇所に、前記穂先搬送機構により搬送される排ワラ穂先側の下方への逃げを受け止め阻止する穂先ガイドを配備した。
【0009】上記請求項2記載の発明によると、穂先ガイドを配備したことによって、排ワラの穂先側を下方へ逃がすことなく穂先搬送機構により確実に係止搬送することができるので、抵抗体によって株元側の後方への搬送が阻止されている排ワラの穂先側を、迅速かつ確実に排ワラ切断装置の導入口の前部上方に搬送して速やかに導入口へ落下投入することができるようになる。
【0010】従って、排ワラ切断装置による排ワラ切断処理効率の向上を図れるようになった。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】図1には、脱穀装置Aの後部に装備された排ワラ処理部Bの横断平面が、図2には排ワラ処理部Bの縦断左側面が示されている。この排ワラ処理部Bは、フィードチェーン1により脱穀装置Aから搬出された扱き処理後の横倒れ姿勢の排ワラを、フィードチェーン1から受け取って右斜め後方へ搬送する排ワラ搬送装置2、排ワラ搬送装置2の下方に配設された排ワラ切断装置3、および、排ワラ搬送装置2の後方に配設されたドロッパー4によって構成されている。排ワラ搬送装置2は、上方に配設された突起付き搬送チェーン5と下方に配設されたガイドレール6とで株元側を挾持することによって排ワラを搬送する株元搬送機構7、および、搬送チェーン8に備えた複数の係止爪8aにより上方から穂先側を係止することによって排ワラを搬送する穂先搬送機構9によって構成されている。排ワラ切断装置3は、左右向き姿勢の回転軸10aに円盤形状の切断刃10bを左右に複数並設してなる二つの切断体10を前後に並設して構成された切断機構11、および、切断機構11を外囲して排ワラ切断時に発生する粉塵の飛散を抑制する防塵ケース12によって構成されており、排ワラを、細かく切断して防塵ケース12の排出口12aから落下放出するようになっている。ドロッパー4は、所定量以上の排ワラが堆積するのに伴って下降揺動するようにバネ付勢された開閉板13、および、排ワラを開閉板13上に案内するガイド板14によって構成されており、所定量の排ワラを長尺のまま機外へ落下放出するようになっている。
【0013】図2に示すように、株元搬送機構7のガイドレール6は、支持固定されたガイド杆6aと、ガイド杆6aに揺動移動自在に内嵌されたスライド杆6bによって構成されており、スライド杆6bの延出端が排ワラ切断装置3の前部上方に位置する収縮状態と、スライド杆6bの延出端が排ワラ切断装置3の後部上方に位置する伸長状態とに切り換えられるようになっている。切断機構11の上方を覆う防塵ケース12の天板12Aには、排ワラを排ワラ切断装置3内に導入するための導入口12bが、機体の左右方向に沿って長くなる矩形状に形成されるとともに、左右向きの後部支点P周りの上下揺動操作によって、導入口12bを開放する開放姿勢と導入口12bを閉鎖する閉鎖姿勢とに姿勢切り換え可能となるように構成された切換板15が装備されている。切換板15は、その開放姿勢においては天板12Aから上方に離間して、その底面15aにより排ワラを導入口12bから排ワラ切断装置3内に導入案内するようになっている。また、その閉鎖姿勢においては天板12Aと同じ高さに位置して、その上面15bにより排ワラを後方へ案内するようになっている。つまり、ガイドレール6の状態および切換板15の姿勢を切り換えることによって、排ワラ搬送装置2による排ワラ搬送経路Lを、脱穀装置Aからの排ワラを排ワラ切断装置3へ搬送する状態とドロッパー4へ搬送する状態とに切り換えられるようになっている。
【0014】図1〜図3に示すように、排ワラ切断装置3の導入口12bの前部上方で、かつ、株元搬送機構7と穂先搬送機構9との間には、排ワラ搬送装置2により後方へ搬送される排ワラの株元側に係止して抵抗を与える抵抗体16が配備されている。抵抗体16は、後方側ほど下方に位置するように湾曲形成されたバネ板からなり、その前部側がブラケット17を介して株元搬送機構7に支持連結されるとともに、その後端が開放姿勢の切換板15の遊端よりも前下方に位置するようになっている。つまり、穂先搬送機構9よりも株元側に抵抗体16を配備することによって、排ワラ搬送装置2による排ワラ搬送経路Lを、脱穀装置Aからの排ワラを排ワラ切断装置3へ搬送する状態に切り換えた場合には、排ワラ搬送装置2によって株元側が先行する傾斜姿勢で搬送される排ワラは、その株元側が穂先側よりも先に排ワラ切断装置3の導入口12bの前部上方に達すると、抵抗体16によって株元側の後方への搬送が阻止されるようになり、その後、穂先搬送機構9により搬送される排ワラの穂先側が遅れて排ワラ切断装置3の導入口12bの前部上方に達すると、機体の左右方向に沿って長くなる矩形状に形成された導入口12bに沿った左右向き姿勢になり、その姿勢で排ワラ搬送装置2から排ワラ切断装置3の導入口12bへ落下投入されるようになる。
【0015】従って、穂先搬送機構9よりも株元側に抵抗体16を配備するだけの簡単な改良によって、扱き処理時の扱き深さや処理量などに関係なく、排ワラ搬送装置2にて搬送された排ワラを排ワラ切断装置3の導入口12bへ確実かつ円滑に落下投入できることから、排ワラが排ワラ切断装置3内へ導入されずに導入口12b上に架け渡された状態で堆積する不都合を解消できるようになり、もって、排ワラ切断装置3による排ワラ切断処理を良好に行わせることができるのである。
【0016】図1、図3および図4に示すように、穂先搬送機構9における導入口12bの前部近傍箇所には、穂先搬送機構9により搬送される排ワラの穂先側が下方に垂れ下がって係止爪8aから逃げるのを、下方から受け止めることによって阻止する穂先ガイド18が配備されている。これによって、排ワラの穂先側を下方へ逃がすことなく穂先搬送機構9により確実に係止搬送することができるようになるので、抵抗体16によって株元側の後方への搬送が阻止されている排ワラの穂先側を、迅速かつ確実に排ワラ切断装置3の導入口12bの前部上方に搬送して導入口12bへ速やかに落下投入することができるようになる。つまり、排ワラ切断装置3による排ワラ切断処理効率の向上を図ることができるのである。
【0017】尚、排ワラ搬送装置2による排ワラ搬送経路Lを、脱穀装置Aからの排ワラをドロッパー4へ搬送する状態に切り換えた場合には、排ワラは抵抗体16と閉鎖姿勢の切換板15との間を通過するようになっている。
【0018】〔別実施形態〕以下、本発明の別の実施の形態を列記する。
■ 抵抗体16の配備箇所としては、導入口12bの前部上方で、かつ、穂先搬送機構9よりも株元側であれば種々の変更が可能であり、例えば、株元搬送機構7よりも株元側に配備するようにしてもよい。
■ 図5に示すように、抵抗体16を、排ワラ切断装置3の導入口12bの前部上方で、かつ、株元搬送機構7よりも株元側に配備するとともに、排ワラ搬送装置2による排ワラ搬送経路Lを、脱穀装置Aからの排ワラを排ワラ切断装置3へ搬送する状態に切り換えた場合には、株元搬送機構7のガイドレール6の先端が抵抗体16よりも後方に位置するように設定すれば、排ワラ搬送装置2により搬送される排ワラは、その株元側が導入口12bの上方位置に達すると、抵抗体16によって抵抗体16よりも株元側の後方への搬送が阻止されるとともに、株元搬送機構7によって抵抗体16よりも穂先側の後方への搬送は継続されるようになる。従って、穂先搬送機構9を装備しなくても、搬送遅れの生じ易い排ワラの穂先側を導入口12bの上方位置まで搬送することができ、排ワラ切断装置3の導入口12bへ確実かつ円滑に落下投入できるようになる。つまり、排ワラ搬送装置2の簡素化を図りながらも、排ワラ切断装置3による排ワラ切断処理を良好に行わせることができるのである。
■ 上記実施形態においては、抵抗体16を一つだけ配備するようにしたが、複数配備するようにしてもよい。その配備箇所としては、例えば、抵抗体16を二つ配備する場合には、一つを株元搬送機構7と穂先搬送機構9との間に配備し、もう一つを株元搬送機構7よりも株元側に配備することが考えられる。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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