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発明の名称 移植機の機体高さ調整装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−56222
公開日 平成9年(1997)3月4日
出願番号 特願平7−217489
出願日 平成7年(1995)8月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
発明者 原田 真幸 / 島隅 和夫 / 西尾 基 / 野坂 健吉 / 出原 政司 / 西村 稔 / 福高 恭史 / 蔵野 淳次
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 走行機体(12)に、駆動輪(24)が支持されると共に、植付フレーム(62)が前部を支点に上下揺動自在に支持され、植付フレーム(62)に、畝(14)に苗を植え付ける植付手段(61)が上下動自在に設けられると共に、植付フレーム(62)に、植付手段(61)による植え付け後の前記苗を覆土する覆土輪(66)が、該覆土輪(66)の上下動に連動して植付フレーム(62)を上下揺動させるように設けられ、前記駆動輪(24)に対して走行機体(12)を昇降する昇降機構(96)が設けられた移植機において、走行機体(12)側に、畝(14)の高さ変化に追随して上下揺動するように車高センサ(27)が設けられ、車高センサ(27)の上下揺動に連動して昇降機構(96)を昇降させるように、昇降機構(96)を昇降動作させる連動機構が設けられていることを特徴とする移植機の機体高さ調整装置。
【請求項2】 前記車高センサ(27)の高さ変化が、連動ロッド(113)とベルクランク(114)とを介して昇降機構(96)の油圧バルブ(115)に連動されていることを特徴とする移植機の機体高さ調整装置。
【請求項3】 前記車高センサ(27)が、植付手段(61)の前方であって植付フレーム(62)前部の支点に略対応する位置に設けられると共に、前記覆土輪(66)が、植付手段(61)の後方であって植付フレーム(62)の後部側に設けられていることを特徴とする移植機の機体高さ調整装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レタス、キャベツ等の野菜苗を、走行しながら畝に順次移植していく移植機の機体高さ調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】野菜等のポット苗 (土付苗) を移植する畑地用の移植機には、走行機体に、駆動輪が支持されると共に、植付フレームが前部を支点に上下揺動自在に支持され、植付フレームに、畝に苗を植え付ける植付手段が上下動自在に設けられると共に、植付フレームの後部側に、植付手段の後方で植え付け後の前記苗を覆土する覆土輪が、該覆土輪の上下動に連動して植付フレームを上下揺動させるように設けられ、前記駆動輪に対して走行機体を昇降する昇降機構が設けられたものがあり、この種の従来の移植機は、覆土輪が車高センサに兼用されており、覆土輪の上下動に連動して昇降機構を昇降動作させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来では覆土輪が車高センサに兼用され、覆土輪の上下動に連動して昇降機構を昇降動作させていたため、覆土輪の覆土の強さ(畝への押し付け力)を強くすれば、畝面への追随感度が鈍くなり、植え付け深さの最適化が果たせなくなるし、他方覆土輪の覆土の強さ(畝への押し付け力)を弱くすれば、畝面への追随感度は良くなるが、覆土機能が損なわれるという問題があった。
【0004】本発明は、覆土機能を損なうことなく植え付け深さの最適化を図ることができる移植機の機体高さ調整装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決のための具体的手段は、走行機体12に、駆動輪24が支持されると共に、植付フレーム62が前部を支点に上下揺動自在に支持され、植付フレーム62に、畝14に苗を植え付ける植付手段61が上下動自在に設けられると共に、植付フレーム62に、植付手段61による植え付け後の前記苗を覆土する覆土輪66が、該覆土輪66の上下動に連動して植付フレーム62を上下揺動させるように設けられ、前記駆動輪24に対して走行機体12を昇降する昇降機構96が設けられた移植機において、走行機体12側に、畝14の高さ変化に追随して上下揺動するように車高センサ27が設けられ、車高センサ27の上下揺動に連動して昇降機構96を昇降させるように、昇降機構96を昇降動作させる連動機構が設けられていることである。
【0006】本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、前記車高センサ27の高さ変化が、連動ロッド113とベルクランク114とを介して昇降機構96の油圧バルブ115に連動されていることである。本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、前記車高センサ27が、植付手段61の前方であって植付フレーム62前部の支点に略対応する位置に設けられると共に、前記覆土輪66が、植付手段61の後方であって植付フレーム62の後部側に設けられていることである。
【0007】従って、走行機体12は駆動輪24と前輪26とが接地し、畝14を跨いだ状態で走行する。走行機体12に対して前部が軸21廻り上下揺動自在に支持された植付フレーム62は、その後部が走行機体12に弾力的に支持され、植付手段61を有する植付装置60と、この植付手段61の植付け位置近傍で覆土する覆土輪66とを有し、植付フレーム62の後部は畝14に接地する覆土輪66でも担持されている。
【0008】畝14の高さが変化すると、それに接地している覆土輪66も高さが変化し、植付フレーム62が前部を中心に上下揺動する。このとき、植付装置60は植付フレーム62に支持されているので覆土輪66との相対上下移動はなく、常に一定深さで畝14に苗を植付けていく。他方、車高センサ27が畝の高さ変化に追随して上下揺動し、この上下揺動に連動して昇降機構96の油圧シリンダ95が作動して駆動輪3を支持した伝動ケース23を走行機体12に対して回動し、そのときの畝14高さに対応した高さに走行機体12を昇降する。
【0009】なお、植付フレーム62の上下揺動により植付装置60の植付筒61の上限位置と苗取出爪52との間で高さの相対変化が生じるが、これは苗が植付筒61に入る途中距離の長さの大小によって吸収することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、野菜移植機11は、走行機体12の後部に操縦ハンドル13を有する歩行型であって、畝14を跨いでその長手方向に走行しつつ、ソイルブロック苗をマルチフィルムMで覆われた畝14に所定間隔をおいて植付けるものである。
【0011】走行機体12は、主フレーム15と、この主フレーム15の前端部に設けられた架台16等とを備えている。主フレーム15は角パイプ等で形成されている。図8に示すように、前記主フレーム15はミッションケース19から延出され、主フレーム15の後部に、ハンドル取付枠を兼ねた取付フレーム15aがボルト等の締結具で主フレーム15の取付孔a,bを介して固定されており、取付孔a,bの選択によって取付フレーム15aは主フレーム15に対してその取り付け位置を前後調整可能である。また、取付フレーム15aの後端部に操縦ハンドル13が固定されている。そして、この取付フレーム15aに、後述する苗供給装置51の苗送り装置51Aが組立調整可能に完備され、この苗送り装置51Aを完備した状態で取付フレーム15aを主フレーム15に前後調整自在に連結固定することができようになっている。従って、取付フレーム15aに苗送り装置51Aを一体組立完備するので、全体の組立後の再調整が不要であるし、取付フレーム15aを主フレーム15に対して前後調整することによって、苗取り装置51Aを簡単に前後調整可能である。また、全体を組み立てての一体フレーム構造となり、フレームが軽量強固な構成となる。
【0012】前記架台16上にはエンジン17が搭載され、このエンジン17はボンネット18で覆われており、架台16の後部にはミッションケース19が固定され、このミッションケース19内の動力伝達機構にエンジン17の動力が伝動される。ミッションケース19内に入力された動力は、左右側方に突出する車輪伝動軸20に伝達されると共に、この車輪伝動軸20よりも後方に設けられて左右側方に突出する第1PTO軸21と、後上方に突出する第2PTO軸22とから取り出せるようになっている。車輪伝動軸20の左右端にはその軸心回りに上下揺動自在な伝動ケース23を介して左右の駆動輪24(後輪)が支持され、この駆動輪24は畝14間の溝内を転動する。また、走行機体12の前部には、左右一対の前輪26、車高センサ27が備えられている。
【0013】左右の伝動ケース23は車輪伝動軸20の軸心廻りに上下揺動することにより、駆動輪24と走行機体12との相対上下位置を調整可能であり、このため、油圧シリンダ95等を有する昇降機構96を備えている。即ち、昇降機構96の油圧シリンダ95で左右の伝動ケース23を上下揺動して、走行機体12の畝14からの高さを調整可能である。
【0014】図2は走行系及びPTO系の動力伝達系統を示しており、エンジン17の動力は巻掛伝動手段28により入力軸29に伝達される。ミッションケース19には入力軸29と平行に、回転軸30、中間軸31、バック軸32、車輪伝動軸20及び第1PTO軸21がそれぞれ回転自在に支持され、前後方向の第2PTO軸22が後方突出状に設けられている。
【0015】入力軸29上のギヤ29aは回転軸30上の遊転ギヤ33と噛合しており、この遊転ギヤ33にクラッチギヤ34を摺動させてその咬合部を咬合させることにより、入力軸29から回転軸30へ動力伝達可能になる。前記クラッチギヤ34は遊転ギヤ33と咬合する方向に弾圧されており、爪式の主クラッチを構成している。
【0016】前記回転軸30と中間軸31との間には、1速(F1 )、2速(F2 )、3速(F3 )、ニュートラル(N)、後進(R)に切換操作可能な変速装置35が設けられている。また、中間軸31上には伝動ギヤ36及び図示省略の駐車ブレーキが設けられており、伝動ギヤ36は車輪伝動軸20に固設された大ギヤ37と噛合している。そして、車輪伝動軸20から伝動ケース23内の巻掛伝動体25を介して駆動輪24に動力が伝達され、該駆動輪24を駆動可能としている。
【0017】前記回転軸30は一端がミッションケース19から突出していて、その外端に電磁クラッチ38が固定されており、また、回転軸30の外端部を包囲するように筒軸状のカップリング軸39がミッションケース19に回転自在に支持されており、電磁クラッチ38の作動で回転軸30とカップリング軸39とが一体回転し、PTO系動力を分岐取り出しできるようになっている。
【0018】このカップリング軸39にはギヤ40が固定されており、このギヤ40は中間軸31に遊嵌したアイドラギヤ41と噛合しており、アイドラギヤ41は更に第1PTO軸21上のギヤ42と噛合し、PTO系動力を伝達可能にしている。第1PTO軸21にはベベルピニオン43が固定され、第2PTO軸22上のベベルギヤ44と噛合しており、PTO系動力を2系統に分岐して、第1PTO軸21と第2PTO軸22とから取出し可能となっており、電磁クラッチ38を消磁することで車輪伝動軸20の回転動力を止めることなく第1、第2PTO軸21,22の回転動力を停止可能となっている。
【0019】前記回転軸30の電磁クラッチ38より外端には回転パルスセンサ45が取り付けられている。この回転パルスセンサ45は例えば回転軸30に外嵌固着したスプロケットの凹凸を近接センサでカウントする構造のものが使用できる。走行機体12の後部には、移植作業部50が設けられている。この移植作業部50は、苗供給装置51と、該苗供給装置51から供給されるソイルブロック苗を植付筒(植付手段)61によって畝14に植付ける植付装置60と、苗が植付けられる位置に予めマルチフィルムMに移植用の孔を穿けるマルチフィルム穿孔装置81等を有している。苗供給装置51は第2PTO軸22の回転動力により駆動され、植付装置60及びマルチ穿孔装置81は第1PTO軸21の回転動力により駆動される。
【0020】苗供給装置51は、主フレーム15上に装着されており、ソイルブロック苗が育苗されたポット部46aが縦横に多数配設された苗トレイ46を苗送り装置51Aによって横方向及び縦方向に移送しつつ、この苗トレイ46から、植付装置60に対して所定の苗取出位置にて苗取出爪52によりソイルブロック苗を一つずつ取り出して、該ソイルブロック苗を植付装置60上方まで移送した後に植付筒61内に落とし込むようになされている。なお、苗トレイ46は樹脂製で可撓性を有し、縦横に多数配列したポット部46aが背面に突出して備えられており、各ポット部46aにソイルブロック苗が育苗されている。
【0021】この苗供給装置51の動力受入軸53には、第2PTO軸22に連結された伝動軸54がユニバーサルジョイントを介して連結されて、該伝動軸54からの動力により前記した動作が繰り返される。前記植付装置60及びマルチフィルム穿孔装置81は、図3及び図4にも示すように、ミッションケース19の第1PTO軸21に上下揺動自在に支持された植付フレーム62上に備えられている。この植付フレーム62は、角パイプ状の左右フレーム62L,62Rと、これら左右フレーム62L,62Rを連結する連結フレーム62Aとから主構成されている。右フレーム62Rの前端部にはボルト63等の固定具によってブラケット64が着脱自在に取付けられ、このブラケット64の前端部と左フレーム62Lの前端部とに設けられたベアリング65に第1PTO軸21が挿通支持されており、ブラケット64を取り外すことにより植付フレーム62を走行機体12から取り外すことで、植付装置60及びマルチ穿孔装置81を一体的に走行機体12から取り外すことができる。
【0022】また、植付フレーム62の後端部は主フレーム15に上下方向位置調整可能に吊持されており、植付フレーム62の後部には覆土輪66が設けられている。前記植付装置60は、苗供給装置51から供給されるソイルブロック苗を畝14に所定間隔で植付けるべく畝14に対して突き刺し運動される植付筒61と、この植付筒61を上下揺動自在に支持する揺動リンク機構67とから主構成されている。揺動リンク機構67は、下端側が前後揺動自在となるように上端部が植付フレーム62に軸支された第1平行リンク68を備え、この第1平行リンク68の下端部に揺動プレート69を枢結し、この揺動プレート69に第2平行リンク70の前端部を枢結し、この第2平行リンク70の後端部に植付筒61を枢結している。
【0023】また、第2平行リンク70の上側リンク70aには、軸受72が固定され、植付フレーム62の左右フレーム62L,62R間には左右のベアリング73を介して回転自在に支持されたクランク軸(駆動軸)71が設けられ、このクランク軸71のクランクアーム71a間のクランクピン71bが前記軸受72に挿通されている。
【0024】クランク軸72の左端部にはスプロケット74が設けら、このスプロケット74と、第1PTO軸21の左端部に設けたスプロケット75とには伝動チェン76が巻回されて、エンジン17からの回転動力がクランク軸71に伝動されるようになっている。これらスプロケット74,75及び伝動チェン76はチェンケース77で覆われており、このチェンケース77にはチェン76の張り具合を調節するためのテンションローラ78が設けられている。
【0025】したがって、第1PTO軸21からの動力により、クランク軸71が回転することで、第1、第2平行リンク68,70により植付筒61が上下に揺動しながら前後にも揺動するようになっており、走行しながら植付筒61を畝14に突き刺す際において、植付筒61が圃場に対して略前方移動のないようになっている。
【0026】また、植付筒61は、下部に開閉自在なオープナを備えており、オープナは植付筒71の軌跡の下端側にて畝14に突入したときに連動具79によって前後に開き、畝14に移植孔を形成すると共に、該移植孔にソイルブロック苗を植付け得るようになっている。また、植付筒61の後方側にはスクレーパ80が設けられており、植付筒61が畝14に突入された後に揺動リンク機構67によって上昇移動される際に、植付筒61の外側壁及び内側壁に付着した土をかき落とすようになっている。
【0027】前記マルチフィルム穿孔装置81は、ガスバーナーで構成された穿孔手段82を備え、この穿孔手段82は平行リンク83を介して上下動自在に植付フレーム62に連結されている。平行リンク83の上側リンク83aにはカムローラ84(カム係合部)が枢着されている。このカムローラ84は、前記クランク軸71に設けられた円板状のカム85の外周を転動するようになっており、植付装置60とマルチ穿孔装置81とを同一のクランク軸71で駆動することで、装置の簡素化、コスト低減を図っている。また、穿孔手段82の自重によって、カムローラ84をカム85の外周に押し付ける方向に付勢されている。
【0028】カム85の周方向一部には凹陥部が形成されており、この凹陥部にカムローラ84が落ち込むことで、自重により穿孔手段82が下動して、穿孔手段82の下端部に設けた加熱体87をマルチフィルムMに押し当てることで、マルチフィルムMに移植孔を穿孔するようになっている。また、カム85は、マルチフィルムMを穿孔した後即座に穿孔手段82を上昇させるように形成されているとともに、凹陥部を除く他の部分は、穿孔手段82を上昇限の待機位置で保持するべく駆動軸71軸心からの距離が略一定の外周形状に形成されている。
【0029】図3に示すように、植付フレーム62の後部に設けた左右一対の覆土輪66は、植付筒61の植付け位置近傍で、植付装置60及び植付フレーム62の後部の荷重を担持している。植付フレーム62から垂下した支柱101に覆土輪66を支持した支持杆102の前端を枢支し、この支持杆102の後端を高さ調整手段103を介して植付フレーム62に連結している。
【0030】前記高さ調整手段103は、植付フレーム62に固定の係止板104に、支持杆102に突設した係合片105に形成した階段状係合部を係合しており、階段状係合部の係合位置を変えることにより、覆土輪66と植付フレーム62との距離を変更し、畝14の上面からの植付筒61の突っ込み量、すなわち植付け深さを調整可能にしている。
【0031】前記左右覆土輪66は、畝14上面を転動することにより、植付けたブロック苗に左右から覆土をすると共に鎮圧もし、更に、植付フレーム62に取り付けられていることから、植付装置60及びマルチフィルム穿孔装置81等の高さを畝14上面の凹凸に追従させながら所要高さに設定する。図1に示すように、前記車高センサ27は、支持軸110廻りに揺動可能に支持された揺動杆111と、揺動杆111の下端部に横軸廻り回動自在に支持された高さ検出ローラ112とを有し、植付手段61の前方であって植付フレーム62前部の支点に略対応する位置に設けられ、車高センサ27の高さ変化は、連動ロッド113とベルクランク114とを介して昇降機構96の油圧バルブ115に連動されるようになっている。油圧バルブ115は油圧シリンダ95を制御するものである。従って、車高センサ27の上下動で連動ロッド113とベルクランク114とを介して油圧バルブ115を操作し、油圧シリンダ95を介して伝動ケース23を上下揺動し、駆動輪3を相対的に昇降することにより走行機体12の高さを調整する。
【0032】図6及び図7は前記覆土輪66の支持構造を示し、同図に示すように、左右一対の覆土輪66は、左右一対の前後軸117に、夫々ボス118を介して前後軸117廻りに回動自在に支持されている。各ボス118には夫々操作レバー119が突設されると共に、突出片120が設けられ、突出片120同士は引っ張りバネ121によって連結されており、操作レバー119を矢印a方向に回動操作したとき、図6に示す如く引っ張りバネ121がボス118を介して覆土輪66を矢印a方向に付勢して、図示省略のストッパーにより覆土輪66を畝14上面を転動する状態に保持すると共に、操作レバーを矢印b方向に回動操作したとき、図7に示す如く引っ張りバネ121がボス118を介して覆土輪66を矢印b方向に付勢して、図示省略のストッパーにより覆土輪66を畝14よりも上方に浮いた状態に保持するようになっている。
【0033】従って、移植機11を旋回させる場合、操縦ハンドル13を押し下げることにより前輪26を浮かせて旋回するのであるが、この際、操作レバー119を矢印b方向に回動操作して、覆土輪66を上方に浮いた状態にすることによって、前輪26を充分に浮かせてスムーズに旋回することが可能になる。図8は他の実施の形態を示し、予備の苗を載せるための予備苗台123を走行機体12の前部に設け、連続した植え付け作業ができるようにしたものである。この場合、旋回時や隣接条に入るとき、予備苗が邪魔で前方視界を妨げると、隣接条の位置合わせに手間が掛かる。そこで、図8に示すように、操縦ハンドル13を押し下げて、前輪26を浮かせた場合、予備苗台123の後端部と駆動輪24との間から前輪26部分が作業者に見えるようにしている。例えば、略駆動輪24前端を予備苗台123後端に一致させるように予備苗台123を走行機体12の前部に配置すればよく、この場合通常は前輪26は予備苗台123に隠れて見えないが、旋回時は操縦ハンドル13を押し下げて前輪26を浮かせるので、このとき予備苗台123の後端部と駆動輪24との間から前輪26部分が作業者に見えるようになる。従って、旋回時等に前輪26部分がみえるので、移植機11を確実な運転ができる。また、配置の関係で、走行機体12の前部に予備苗を載置するので、走行上のバランスもよくなる。なお、図8の場合、予備苗台123を走行機体12の前部に2個設けているが、これに代え、予備苗台123を1個又は3個以上設けるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、走行機体12側に、畝14の高さ変化に追随して上下揺動するように車高センサ27が設けられ、車高センサ27の上下揺動に連動して昇降機構96を昇降させるように、昇降機構96を昇降動作させる連動機構が設けられているので、畝14の高さが変化すればそれを覆土輪66とは別個に車高センサ27が検出して、畝14の高さ変化に対応して走行機体12の高さを変更調整できる。覆土輪66の覆土の強さ(畝への押し付け力)を強く設定しても、車高センサ27の畝面への追随感度が鈍くなるようなことはなくなり、植え付け深さの最適化が果たせなくなり、覆土輪66による覆土機能を損なうことなく植え付け深さの最適化を図ることができる。




 

 


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