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発明の名称 ハーベスタの穀粒回収部
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−37642
公開日 平成9年(1997)2月10日
出願番号 特願平7−194945
出願日 平成7年(1995)7月31日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 源埜 順一 / 土井 義昭
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 機体の横外側に配設した穀粒揚送用スクリューコンベア(7)の先端に、左右一対の吐出口(8a)を有する吐出筒(8)を設け、機体後端下部に前記各吐出口(8a)に対応して左右に並列配置される穀粒回収用籾袋()を下方から支持する籾デッキ(9)を設けたハーベスタにおいて、前記籾デッキ(9)のスクリューコンベア(7)存在側に、横外方に突出した使用位置と籾デッキ(9)側に引退した格納位置にスライド操作自在に補助デッキ(10)を付設してあることを特徴とするハーベスタの穀粒回収部。
【請求項2】 前記補助デッキ(10)を、棒材を平面視でU字状に屈曲形成して構成し、この補助デッキ(10)における前後一対の直線部分(10a,10b)を籾デッキ(9)に備えた前後一対のボス部(11)に左右スライド自在に挿通してあることを特徴とする請求項1記載のハーベスタの穀粒回収部。
【請求項3】 棒材を平面視でU字状に屈曲形成してなる前記補助デッキ(10)の前後一対の直線部分(10a,10b)を、相対的に弾性変形させた状態で前記ボス部(11)に挿通してあることを特徴とする請求項2記載のハーベスタの穀粒回収部。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体の横外側に配設した穀粒揚送用スクリューコンベアの先端に、左右一対の吐出口を有する吐出筒を設け、機体後端下部に前記各吐出口に対応して左右に並列配置される穀粒回収用籾袋を下方から支持する籾デッキを設けたハーベスタの穀粒回収部に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成のハーベスタでは、例えば実開平2−137838号公報に開示されているように、機体の横外側に配設されている穀粒揚送用スクリューコンベアに送られたが関係から、スクリューコンベアの先端に設けた吐出筒も機体に対してスクリューコンベア存在側に片寄って配置されており、これに対して籾デッキは機体後部に機体幅いっぱいに設られているために、吐出筒の左右吐出口に対して籾デッキが片寄ってしまいスクリューコンベア存在側の籾袋をうまく籾デッキで受け止めにくくなってしまう。そこで、籾デッキを左右スライド可能に構成することで、作業時には籾デッキを吐出筒の左右吐出口の下に適切に位置させ、移動走行時には籾デッキを機体幅内に収めることができできるよう構成したものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造によると、作業時には籾デッキを吐出筒の左右吐出口の下に適切に位置させて各吐出口に装備した籾袋を確実に支持することができるとともに、移動走行時には籾デッキを邪魔にならないように機体幅内に収めることができ、便利に使用することができるのであるが、大型で重い籾デッキをスライド操作するのに手数を要するものであり、取扱い上で改良の余地があった。本発明は、このような点に着目してなされたものであって、籾デッキの仕様を作業状態と移動走行状態とに簡単に切り換えることができ、かつ、安価に製作することのできる穀粒回収部を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の穀粒回収部は、機体の横外側に配設した穀粒揚送用スクリューコンベアの先端に、左右一対の吐出口を有する吐出筒を設け、機体後端下部に前記各吐出口に対応して左右に並列配置される穀粒回収用籾袋を下方から支持する籾デッキを設けたハーベスタにおいて、前記籾デッキのスクリューコンベア存在側に、横外方に突出した使用位置と籾デッキ側に引退した格納位置にスライド操作自在に補助デッキを付設してあることを特徴とする。
【0005】請求項1の構成によると、本来の籾デッキに対して軽く小型の補助デッキをスライド出退するだけで、簡単に籾袋を受け止める使用状態と、デッキ全体の横幅を小さくした移動走行状態に簡単に切り換えることができる。
【0006】請求項2に係る発明の穀粒回収部は、請求項1に係る発明において、前記補助デッキを、棒材を平面視でU字状に屈曲形成して構成し、この補助デッキにおける前後一対の直線部分を籾デッキに備えた前後一対のボス部に左右スライド自在に挿通してあることを特徴とする。
【0007】請求項2の構成によると、補助デッキが棒材をU字状に屈曲しただけの軽量のものとなり、取扱いが容易となるとともに、安価に製作できる。
【0008】請求項3に係る発明の穀粒回収部は、請求項2に係る発明において、棒材を平面視でU字状に屈曲形成してなる前記補助デッキの前後一対の直線部分を、相対的に弾性変形させた状態で前記ボス部に挿通してあることを特徴とする。
【0009】請求項3の構成によると、補助デッキ直線部分の弾性復元作用でボス部に対する挿通部でのガタがなくなり、振動騒音の発生を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2にハーベスタの全体側面と全体後面がそれぞれ示されている。このハーベスタは、クローラ式走行装置1を備えた車体の前後に脱穀装置2および原動部3を搭載し、脱穀装置2の前部に穀稈を前倒れ姿勢で挟持搬送するフィードチェーン4を装備し、脱穀装置2の左外側部には穀稈供給台5を、かつ、右外側部に排ワラ搬出装置6を夫々振り上げ格納可能に設け、また、脱穀装置2の右外側部には、脱穀装置2で選別されて搬出された穀粒を機体後部の袋詰め回収部Aに揚送するスクリューコンベア7を後ろ倒れ傾斜姿勢で立設し、スクリューコンベア7の上端部には揚送した穀粒を左右に振り分け供給する一対の吐出口8aを備えた吐出筒8を設け、各吐出口8aに対する籾袋18を袋受け棒19を介して吊り下げ保持し、かつ、籾袋18を受け止め支持する籾デッキ9を車体後端に振り上げ格納可能に設けた構造となっている。
【0011】図3ないし図5に示すように、籾デッキ9は板材をプレス加工して車体横幅内に収まる横長の皿状に形成したものであり、その前後の外側面に設けた前後一対のボス部を介して補助デッキ10を左右スライドスライド自在に装備してある。
【0012】前記補助デッキ10は、棒材を平面視U字状に屈曲して構成したものであり、、スクリューコンベア7の存在する右側に突出した使用状態と、籾デッキ9の横幅内に退入した格納状態に切り換え可能に構成してある。また、補助デッキ10を、図6に示すように前後の直線部分10a,10bが自由状態では平面視では平行で、正面視では相対的に傾斜するように形成して、一対のボス部11に対して弾性変形させて挿入するよう構成してあり、直線部分10a,10bの弾性復元作用でボス部11に対するガタを吸収して、補助デッキ10を振動なく保持するように構成してある。
【0013】また、補助デッキ10における手前側(後ろ側)の直線部分10aの先端にピン状の係止部材12を回転のみ自在に取付けるとともに、この係止部材12をねじりバネ13によって一定方向に回動付勢してある。籾デッキ9の手前側の外側面には、板材からなる係合部材14を固着し、この係合部材14には回動付勢された前記係合部材14を付勢係入して、補助デッキ10を使用位置と格納位置とに係合ロックするための左右一対の凹部を形成してある。従って、スライド移動時には、片手で係合部材14を引き上げ回動して一旦ロック解除操作した後、他方の手で補助デッキ10を引出しあるいは押し込みスライド操作し、使用位置あるいは格納位置に至ると係合部材14が自動的に付勢回動してロック状態となる。
【0014】なお、補助デッキ10を使用位置と格納位置で固定する手段としては、図7(a)または図7(b)に示すように、ボール状あるいは先細りピン状の係止部材12をホルダー15を介して補助デッキ10に装着するとともに、係止部材12をバネ16によって突出付勢し、係止部材12が係入する左右一対の凹部14aを備えた係合部材14を籾デッキ9に取付け、補助デッキ10に対するスライド操作力で係止部材12を凹部14aから離脱させるように構成すれば、一層取扱いが容易となる。
【0015】〔別実施例〕
■ 籾デッキ9に補助デッキ10をスライド操作自在に取付けるための具体構造は適当に設計変更できる。
■ 係止部材12を籾デッキ9に、かつ、係合部材14を補助デッキ10に取付けてもよく、要するに、互いに係合する係止部材12と係合部材14の一方を籾デッキ9にかつ他方を補助デッキ10に設けてあればよい。
■ 係止部材12の係脱動作は回転、揺動、スライドのいずれでもよく、また、係止部材12を係合方向に付勢するバネ13,16の種類は適当に選定できる。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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