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発明の名称 乗用型田植機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−28131
公開日 平成9年(1997)2月4日
出願番号 特願平7−185118
出願日 平成7年(1995)7月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 安田 真 / 花尻 圭次
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 運転席(3)を備えた走行機体(A)の後部にリンク機構(R)を介して苗植付装置(B)を昇降自在に連結するとともに、左右後輪フェンダ(12),(12)を幅広に形成して機体後部の苗植付装置(B)に対する苗補給用の乗降用ステップに構成してある乗用型田植機において、運転席(3)の後部に、左右後輪フェンダ(12),(12)の間に形成されたリンク機構昇降用の凹入空間(S)を跨いで左右後輪フェンダ(12),(12)間を行きき可能な手摺り(16)を設けてある乗用型田植機。
【請求項2】 前記手摺り(16)に、苗すくい板収納用のホルダー(20)を設けてある請求項1に記載の乗用型田植機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体の後部に苗植付装置を装備したリアマウント型の乗用田植機に関し、詳しくは、左右後輪フェンダを幅広に形成して機体後部の苗植付装置に対する苗補給用の乗降用ステップに構成してある乗用型田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記乗用型田植機においては、運転席後部の左右後輪フェンダの間に、リンク機構昇降用の凹入空間が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】運転席後部の左右後輪フェンダの間にリンク機構昇降用の凹入空間が形成されていることから、左右の苗のせ台に苗を補給する場合には、運転席前部の操縦ステップを迂回して機体の横一側方の後輪フェンダから機体他側方の後輪フェンダに移動しなければならず、苗補給作業が迅速に行ない難いものになっていた。
【0004】本発明の第1の目的は、左右後輪フェンダ間を迅速に移動できるようにして機体左右の苗のせ台に対する苗補給作業が迅速に行なえるようにする点にある。
【0005】本発明の第2の目的は、苗補給後の苗すくい板を迅速に仕舞うことができるようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明は、運転席の後部に、左右後輪フェンダの間に形成されたリンク機構昇降用の凹入空間を跨いで左右後輪フェンダ間を行きき可能な手摺りを設けてある。
【0007】請求項2に記載の本発明は、前記手摺りに苗すくい板のホルダーを設けてある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、8条植えリアマウント型乗用田植機に付いて説明する。図1及び図2に示すように、前部に原動部1及び操縦ハンドル2、後部に運転席3を備え、前・後輪4,5で走行する四輪駆動式の乗用走行機体Aの後部に、油圧シリンダCにより昇降駆動されるリンク機構Rを介して苗植付装置Bを連結し、苗植付装置Bに一定ストロークで左右に往復移動される苗のせ台6、苗のせ台6の下端部から一株分の苗を取り出して植付ける回転式の苗植付機構7、整地フロート8などを備えて、8条植えの乗用型田植機を構成してある。
【0009】前記走行機体Aの原動部1の左右両側に多段式の予備苗のせ台9が設けられており、その原動部1と予備苗のせ台9との間のラウンドステップ10を通って作業者は、畦から操縦ステップ11に乗り移ることができる。そして、運転席3の左右後方に位置する後輪フェンダ12を、前方に延出して操縦ステップ11の横側に補助ステップ部分12aを形成する状態で後輪5の横外側方を大きく覆う幅広に形成してある。そして、その後輪フェンダ12の補助ステップ部分12aの後方に階段状の上下二段の苗補給用ステップ部分12bを屈曲形成してある。つまり、予備苗のせ台9から苗植付装置Bへの苗補給に際して、上下二段の苗補給用ステップ部分12bを利用して運転者が後輪フェンダ12上に乗り上がって、苗のせ台6の端側への苗補給を容易に行えるようにしてある。
【0010】図3及び図4に示すように、前記後輪フェンダ12には、外周縁に、フェンダの補強を兼ねた滑り止め突起12cが設けられており、該滑り止め突起12cは、靴が横滑りしてフェンダ12からはみ出るなどを抑制する為のものであり、フェンダ12前部の外側縁から後部の外側縁にかけて上方に膨出成型してある。そして、補助ステップ部分12aには、多数の円形の滑り止め突起12d、また、苗補給用ステップ部分12bには、円形と線状の滑り止め突起12eを打出し形成してある。また、前記補助ステップ部分12aには、前輪位置確認用の多数の開口12fを打ち抜き形成してあり、前輪4の走行位置を開口12fを通して目視できるようにして、畦道での走行や歩み板を利用してのトラックへの機体積み降ろし時における操縦を容易に行えるようにしてある。
【0011】図2及び図3に示すように、前記運転席3は、その下部が、ボディーカバー13によって覆われており、そのボディーカバー13の後部と左右一対の後輪フェンダ12,12との間にリンク機構R昇降用の凹入空間Sが形成されている。
【0012】前記後輪フェンダ12の下部の支持フレーム(図示せず)には、乗降用の足掛け14が設けられており、そして、前記後輪フェンダ12の後部上段の苗補給用ステップ部分12bには、乗降用の取手15が設けられている。従って、作業者は、機体の横側からでも乗降できるようになっている。
【0013】図6に示すように、前記運転席3の後部に、パイプ材を背面視T字型に屈曲形成してなる手摺り16が設けられている。前記手摺り16は、図1に示すように、前後方向に位置調節自在な運転席3と一体的なスライドレール3aを支持する座席支持台17の後端に設けられたブラケット17aに、手摺り16下端の側面視コの字状のブラケット16aが後方から外嵌されてボルト(図示せず)を介して固定連結されている。従って、作業者は、手摺り16を持って、運転席3後部の左右後輪フェンダ12,12の間に形成されたリンク機構R昇降用の凹入空間Sを跨いで左側(又は右側)の後輪フェンダ12から右側(又は左側)の後輪フェンダ12に乗り移ることができる。又、左右両端の苗のせ台6,6に苗を補給する場合に、前記手摺り16を片手で持って身体を安定させ乍ら苗補給作業も行なえる。
【0014】前記運転席3後部の手摺り16に、予備苗のせ台9に搭載された育苗箱21内の予備苗をすくい取って苗のせ台6に移し換えるときに用いられる苗すくい板19を立てて仕舞うことができる苗すくい板収納用のホルダー20を設けてある。
【0015】図7に示すように、前記リンク機構昇降用の油圧シリンダCは単動型油圧シリンダからなり、シリンダロッド21の外側に緩衝用のコイルスプリング22を外嵌装備している。前記シリンダロッド21の内、コイルスプリング外嵌用のロッド部分21aはシリンダロッド本体21bに対してネジ込み形成されており、ロッド部分21aとロッド本体21bとを削り出し加工により一体形成する場合に比して、ロッド本体21bの加工工数、並びに、材料の節約が可能となりコストの低廉化が図られている。尚、図中、23は保護カバーである。
【0016】〔別実施例〕図3の仮想線並びに図5に示すように、前記凹入空間Sの上部に、一方の後輪フェンダ12から他方の後輪フェンダ12に乗り移る場合に、苗植付装置昇降用リンク機構Rを踏み台替わりに利用して乗り移ることを阻止する為の、踏めば壊れそうなプラスチック製のカバー18を設けてある。前記カバー18は、運転席下部のボディーカバー13に適宜ブラケットなどを介して付設されている。
【0017】前記手摺り16の形状は、左右後輪フェンダ12,12の間に形成されたリンク機構昇降用の凹入空間Sを跨いで左右後輪フェンダ間12,12を行ききするときに握れる形状であれば、背面視逆三角形状など種々設計変更可能である。
【0018】上記実施例では、苗すくい板19として、育苗箱21内の予備苗をすくい取るときに用いるものを例示したが、苗すくい板19を育苗箱代わりに利用して、つまり、予備苗のせ台9に、予備苗を載置した苗すくい板19を搭載して、その苗すくい板19を回収するものであってもよい。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、手摺りをもって凹入空間を跨いで一方の後輪フェンダーから他方の後輪フェンダに乗り移ることができ、機体左右両端の苗のせ台に対して迅速に苗補給作業が行なえる。
【0021】請求項2に記載の本発明によれば、苗補給後の苗すくい板を機体前部の予備苗のせ台に戻す必要がなく運転席後部のホルダーに迅速に仕舞うことができ、苗補給作業時間を短くすることができる。




 

 


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