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移植機 - 株式会社クボタ
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発明の名称 移植機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−28125
公開日 平成9年(1997)2月4日
出願番号 特願平7−181742
出願日 平成7年(1995)7月18日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
発明者 島隅 和夫 / 福高 恭史 / 杉岡 昭弘 / 蔵野 淳次
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 走行車体(12)の操向用のハンドル(29)と、土付苗(42)が縦方向に配設された苗トレイ(40)を、その土付苗(42)を苗取出位置へと位置づけるべく縦方向に搬送する搬送装置(47)とを備えた移植機において、操向用ハンドル(29)は、搬送装置(47)の左右方向外側方に配置した側部フレーム(30)と、該側部フレーム(30)の後端に連設され搬送装置(47)の左右方向の幅に亘って形成されたハンドルバー(31)とからなることを特徴とする移植機。
【請求項2】 操向用ハンドル(29)の側部フレーム(30)及びハンドルバー(31)は、搬送装置(47)の左右方向両外側方及び後方を囲むように形成されることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
【請求項3】 前記操向用ハンドル(29)の側部フレーム(30)は、その側面において、搬送装置(47)の外側方を通過するように設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の移植機。
【請求項4】 搬送装置(47)は、操向用ハンドル(29)により支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の移植機。
【請求項5】 前記搬送装置(47)は苗トレイ(40)の底部を支持する苗載せ台(49)を有し、苗トレイ(40)を縦方向に搬送しつつ苗載せ台(49)上に複数の苗トレイ(40)を順次継ぎ足す際に、先の苗トレイ(40F)が、次の苗トレイ(40R)の継ぎ足し位置にまで搬送されたとき、この継ぎ足し位置を表示する位置表示部(66)を苗載せ台(47)に設けることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャベツ、レタス等の野菜の苗を畑地の畝に植え付ける移植機に関し、特に後部に操向用ハンドルを有する歩行型の移植機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移植機には、例えば特開平6─78614号公報に記載のように、走行車体の操向用のハンドルと、土付苗を縦方向に配設した苗トレイを、その土付苗を苗取出位置に位置づけるべく縦方向に搬送する搬送装置とを備えた移植機が公知である。
【0003】従来の移植機では、操向用ハンドルは、走行車体の後部から搬送装置の下方を通って後方へと延設されたシャーシフレームの後端部に取り付けられ、搬送装置はシャーシフレームの前後中途部に設けた左右サイドフレームによって支持している。また、搬送装置は、苗トレイの底部を支持する苗載せ台を有しており、該苗載せ台上を縦送りされる苗トレイを順次継ぎ足して移植作業を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の移植機においては、そのハンドルがシャーシフレームとともに、苗トレイの搬送装置の下方を通って配置されているため、例えば、縦方向に搬送された苗トレイが搬送装置の下方で詰まったりした際の取り除き作業をする場合、又はメンテナンス作業を行う場合等にこのハンドル及びシャーシフレームが邪魔となってこのような作業が困難となっていた。
【0005】また、この種の移植機は畑地の畝を跨いで走行し、作業者がハンドルをもって畝間を歩行しながら操向するようにしているが、苗を植え付ける畑地の畝は、苗の種類や畑地面積等の要因により畝幅が変わることがあり、畝の幅が広い場合には、上述した従来の移植機では、そのハンドルの左右方向の幅が狭いため、作業者が体を捻じってハンドルを持たなければならず、無理な体勢を強いられ、作業しづらいという問題があった。
【0006】また、搬送装置を支持するために左右のサイドフレームが必要であり、このサイドフレームを必要とすることから移植機の重量増、部品点数増となり、コストが高くなる原因となっていた。一方、搬送装置については、苗トレイを縦方向に搬送しつつ、苗載せ台上に複数の苗トレイを順次継ぎ足す際に、苗トレイを継ぎ足す位置及び時期を判断するのが困難であり、継ぎ足すのが遅れる等スムーズな継ぎ足し作業ができず、欠株が発生する原因となって作業効率を悪くするものであった。
【0007】そこで、本発明は、メンテナンス作業等の作業性を良くするとともに、畝の幅の広狭に関わらず、作業者が無理な体勢を強いられることなく走行車体の操向が行える移植機を提供することを目的とする。また、本発明は、搬送装置の苗載せ台に苗トレイを継ぎ足す位置及び時期を明確にすることで欠株等を防いで作業効率を向上させる移植機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を達成するために以下の技術的手段を講じた。すなわち、本発明は、走行車体12の操向用のハンドル29と、育苗した土付苗42が縦方向に配設された苗トレイ40を、その土付苗42を苗取出位置へと位置づけるべく縦方向に搬送する搬送装置47とを備えた移植機において、操向用ハンドル29は、搬送装置47の左右方向外側方に配置した側部フレーム30と、該側部フレーム30の後端に連設され搬送装置47の左右方向の幅に亘って形成されたハンドルバー31とからなることを特徴としている。
【0009】すなわち、操向用ハンドル29の側部フレーム30を搬送装置47の左右方向外側方に配置することで搬送装置47の下方スペースを確保することができ、このスペースにおけるメンテナンス作業等の作業性を良くすることができる。また、側部フレーム30の後端に連設されるハンドルバー31を搬送装置47の左右方向の幅に亘って設けることで、広幅のハンドルを得ることができ、例えば畝の幅が広い場合にも作業者は正面を向いて走行車体12の操向を行うことができる。
【0010】このような操向用ハンドル29を、搬送装置47の左右方向両外側方及び後方を囲むように形成することが好ましい。そして、前記操向用ハンドル29の側部フレーム30は、その側面において、搬送装置47の外側方を通過するように設けることを特徴としている。これによれば、側部フレーム30が、搬送装置47のガードの役割を果たし、側部からの衝突等により搬送装置47に損傷が及ぶことが無いようにしている。
【0011】そして、搬送装置47は、操向用ハンドル29により支持されることを特徴としている。したがって、搬送装置47を支持する部品をハンドルにより兼用して部品点数を減らし、重量減、コスト減を図っている。また、前記搬送装置47は苗トレイ40の底部を支持する苗載せ台49を有し、苗トレイ40を縦方向に搬送しつつ苗載せ台49上に複数の苗トレイ40を順次継ぎ足す際に、先の苗トレイ40Fが、次の苗トレイ40Rの継ぎ足し位置にまで搬送されたとき、この継ぎ足し位置を表示する位置表示部66を苗載せ台47に設けることを特徴としている。
【0012】したがって、位置表示部66を苗載せ台49に設けることで、次の苗トレイ40Rを継ぎ足す位置及び時期が明確となり、確実に苗トレイ40Rを継ぎ足して欠株の発生を防ぐことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1及び2において、本発明を採用した移植機11は、走行車体12の後部に操向用ハンドル29を有する歩行型であって、畝14を跨いでその長手方向に走行しつつ、土付苗を畝に所定間隔で植え付けるようになっている。
【0014】走行車体12は、前部に架台16を有し、該架台16上にはボンネット18で上方が覆われたエンジン17が搭載され、架台16の後部にはミッションケース19が固定され、該ミッションケース19の後部には、角パイプ等で形成された左右枠32L、32Rよりなる主枠32が固定されている。エンジン17の出力部とミッションケース19の入力部とは巻掛伝動体で連動されてエンジン17からの動力をミッションケース19に伝達可能である。
【0015】ミッションケース19からの動力は、左右側方に突出する車輪伝動軸20と、この車輪伝動軸20よりも後方に設けられて左右側方に突出する第1PTO軸21と、後上方に突出する第2PTO軸22の3系統で取り出すようになっている。車輪伝動軸20の左右端には、軸芯回りに上下揺動する伝動ケース23を介して左右の駆動輪24(後輪)を支持し、伝動ケース23内の巻掛伝動体25により駆動輪24を駆動可能にしている。この駆動輪24は畝14間の溝内を転動する。また、走行車体12の前部には、左右一対の前輪26、畝高さ検出ローラ27が備えられている。
【0016】走行車体12の左右枠32L、32Rの後部には操向用ハンドル29が後方へ向けて設けられている。この操向用ハンドル29は、後述する移植作業部34の苗供給装置35における搬送装置47を支持しており、該搬送装置47の左右方向外側方に配置した側部フレーム30と、搬送装置47の後方に位置して側部フレーム30の後端部分と連設されたハンドルバー31とを有している。
【0017】側部フレーム30は、左右枠32L、32Rの左右方向外側面に固着された左右の側部フレーム30L、30Rを有しており、該左右側部フレーム30L、30Rは、左右枠32L、30Rの外側面より搬送装置47の外幅に至るまで左右方向に延設され、かつその外側端より後方へ後上方傾斜状に延設されている。また、この側部フレーム30は、その側面において搬送装置47の左右側方を通過するように、すなわち、図2に示すように、側面視において、搬送装置47と重なり合うように設けている。なお、左右枠32L、32Rと左右側部フレーム30L、30Rとの固着部分には、補強用のリブ30aを設けている。
【0018】ハンドルバー31は、左右側部フレーム30L、30R後端部分を繋ぐように左右方向に長い棒状に形成されており、したがって、搬送装置47の左右方向外側方及び後方を囲む平面視ループ状に形成されている。このため、ハンドルバー31は搬送装置47の左右方向における幅に亘って設けられることとなり左右に広幅となっている。
【0019】このように、操向用ハンドル29の側部フレーム30は、搬送装置47の外側方に配置されているため、搬送装置47の下方スペースを確保することができ、このスペースにおいてのメンテナンス作業等を行い易くしている。また、操向用ハンドル29で搬送装置47を支持することで部品点数を少なくすることができ、重量減、コストダウンを図ることができる。
【0020】また、搬送装置47の周囲を囲んでいることから該搬送装置47のガードとなり、特に側部フレーム30は、搬送装置47の側方を通過するように設けているため、側方からの衝突等で搬送装置に損傷が及ぶのを防いでいる。なお、この操向用ハンドル29は複数の部材を溶接等で繋ぎ合わせてループ状に形成することができるが、一本のパイプ材、棒材等を曲げ加工でループ状に形成することが可能で、このようにすれば、製作の簡素化、及び強度維持を図ることができる。
【0021】そして、図1に示すように、移植機11が畝14を跨いで走行する際に、操向用ハンドル29のハンドルバー31は、畝14を挟んで左右の溝底にまで達する幅を有しており、作業者がハンドルを持って溝底を歩行する場合において、畝14の幅が広い際にも、作業者が正面を向いて自然な姿勢で操向することができ、作業性を良くしている。また、畝14の幅が更に広い場合には、操向用ハンドル29の側部フレーム30を持って操向することも可能である。
【0022】走行車体12の後部には、移植作業部34が設けられている。この移植作業部34は、苗供給装置35と、該苗供給装置35から供給される土付苗42を植付筒38によって畝14に植え付ける植付装置36と、苗42が植え付けられる位置に予めマルチフィルムに移植孔を穿けるマルチフィルム穿孔装置37等を有している。植付装置36及びマルチフィルム穿孔装置37は第1PTO軸21の回転動力により駆動されて上下に昇降自在とされ、苗供給装置35は第2PTO軸22の回転動力により駆動される。
【0023】苗供給装置35は、土付苗42が育苗されたポット部41が縦横に多数配設された苗トレイ40を横方向及び縦方向に移送する搬送装置47と、該搬送装置47の前方に備えて、該搬送装置47により苗取り出し位置に搬送された苗トレイ40のポット部41から土付苗42を苗取出爪45により一つづ取り出して植付装置36に供給する苗取出装置44とからなっている。なお、苗トレイ40は樹脂性で可撓性を有し、縦横に多数配設されたポット部41が背面に突出して備えられており、各ポット部41には土付苗42が育苗されており、ポット部41間には縦横に間隙が形成されている。
【0024】苗取出装置44は、主枠32の右枠32R上に装着されており、苗取出装置44の入力軸と第2PTO軸22とはユニバーサルジョイント46a及び伝動軸46bを介して連結され、苗取出爪45を前後方向に揺動自在に駆動している。すなわち、苗取出爪45を後方に揺動する際には、搬送装置47上の苗トレイ44の土付苗42を取り出し、前方に揺動する際には、取り出した土付苗42を植付装置36の植付筒38にまで移送して該植付筒38に土付苗42を落とし込むようにしている。
【0025】搬送装置47は、苗トレイ40を縦方向送り自在に案内支持する搬送枠48と、該搬送枠48を横方向(左右方向)に往復動可能に支持する基枠68とを備えている。搬送枠48には、苗トレイ40の底部を支持する苗載せ台49が、前下方傾斜状に取り付けられている。この苗載せ台49の左右方向中央には、ポット部41間の間隙に係合して苗トレイ40の左右方向の移動を規制する案内壁部50が形成されている。
【0026】また、搬送枠48には、横軸51が軸受52を介して回動自在に取り付けられており、該横軸51に左右一対の縦送りホイール53が一体的に設けられている。このホイール53の内面側には、周方向に適宜の箇所に、苗トレイ40のポット部41間の間隙に係合する搬送ピン54が着脱自在に取り付けられてる。この搬送ピン54は、縦送りホイール53に設けられた複数の取付孔(図示略)に選択的に取り付けられており、数種の苗トレイ40のポット部41間にピッチに合わせて取付位置が変更可能とされている。
【0027】横軸51の端部には、ワンウェイクラッチ55(又はラチェット機構)を介して駆動アーム56が設けられており、駆動アーム56を所定の揺動角度の範囲内で往復動することによりホイール53が一方向(苗トレイを下方に送る方向)にのみ回転するようになっている。この駆動アーム56の揺動角度は、搬送枠48に揺動可能に取付固定された規制部材57により規制されている。即ち、規制部材57には駆動アーム56の揺動範囲に対応して周方向に延びる切欠部58が形成され、該切欠部58内に駆動アーム56の先端に突設されたピン56aが係入されており、ピン56aが切欠部58内を1回往復動することによりポット部41の1ピッチ分だけ苗トレイ40を縦方向に搬送し得るようになっている。
【0028】また、ホイール53には、ポット部41の1ピッチに対応した中心角で第1位置決め凹部60が周方向に並設されており、該第1位置決め凹部60に係脱自在に係合するデテント機構62が規制部材57に設けられて、ホイール53の位置決めがなされている。なお、規制部材57には2つの固定孔63が形成されており、いずれかの固定孔を選択してボルト64により搬送枠48に固定されている。また、切欠部58は規制部材57を図3に2点鎖線で示すように揺動した姿勢でピン56aの移動範囲が大きくなるように段状に形成されており、よって2種類の苗トレイ40のポット部41間ピッチに対応して駆動アーム56の揺動角度の調節を行い得るようになっている。また、第1位置決め凹部60の内周側に、その中心角とは異なる中心角で第2位置決め凹部61が周方向に並設されており、駆動アーム56の揺動角度の調整を行うべく規制部材57を姿勢変更すると、自動的にデテント機構62が、それぞれのポット部41間ピッチに応じた中心角で周設された位置決め凹部60、61に係合することとなる。
【0029】また、搬送枠48には、ホイール53に沿って苗トレイ40を縦方向に弯曲させるべく、苗トレイ40の側縁部及び中央部を案内支持するガイド部材65が設けられている。なお、上記のホイール53をスプロケット状に形成し、該ホイール53の後方に従動スプロケット85を設け、搬送ピン54を設けたチェーンリンク86を巻回するようにしてもよい(図6参照)
一方、基枠68は主枠32より左右方向外側方に配置した操向用ハンドル29の左右側部フレーム30L、30Rによって支持、固定されており、この基枠68には、トラバース溝69を有する横送り軸70が軸回転自在に取り付けられている。該横送り軸70には、苗取出装置44から巻掛伝動体71、駆動ギヤ72、従動ギヤ73等を介して動力が伝達されている。なお、駆動ギヤ72及び従動ギヤ73は、基枠68に対して着脱交換自在に取り付けられたギヤボックス74内に設けられており、ギヤボックス74を交換することで横送り軸70の回転速度を調節して、ポット部41間ピッチに応じて苗トレイ40の横送り量を苗取出装置44の動作に同期させ得るようになっている。
【0030】横送り軸70には、トラバース溝69に係合する係合ピン76を有するスライダ77が外嵌されており、該スライダ77は搬送枠48にアーム78を介して連結一体化されており、横送り軸70を回転駆動するとスライダ77を介して搬送枠48を左右方向に往復動する横送り機構が構成されている。なお、搬送枠48を左右方向に横送りするにあたり、該搬送枠48を左右方向に移動可能に案内する上下案内レール79a、79bを操向用ハンドル29の左右の側部フレーム30L、30R間に架け渡して設けている。
【0031】なお、スライダ77と基枠68との間には軸方向伸縮自在な蛇腹状カバー80が設けられて、トラバース溝69内に砂等が入り込むことを防止している。横送り軸70の左右両端部には、クランクアーム81が設けられ、搬送枠48には横軸回り回転自在に伝動リンク82が設けられている。この伝動リンク82は、搬送枠48が最左端又は最右端にまで移動したときにクランクアーム81に係合する係合部83を備えているとともに、伝動リンク82と駆動アーム56とは連結リンク84により連結されており、クランクアーム81によって伝動リンク82が揺動されたときに駆動アーム56が1回往復動される。而して、横一列のポッ 部41からの土付苗42の取り出しを終えた時点で苗トレイ40が縦方向に1ピッチだけ搬送される縦搬送機構が構成されている。クランクアーム81によって揺動された伝動リンク82は、横軸51に嵌挿したコイルスプリング59によって復帰される。
【0032】上記のように搬送装置47により苗トレイ40の横一列のポット部41より土付苗42が取り出されたのちに、苗トレイ40は苗載せ台49上を縦方向に移動していくが、土付苗42を取り出していないポット部41が残り数列となった際には、欠株が発生しないように次の苗トレイ40を継ぎ足す必要がある。そこで本発明の移植機においては、図6に示すように、苗載せ台49に、次の苗トレイ40Rを継ぎ足す時期が明確となるように位置表示部66を設けている。
【0033】位置表示部66は、例えば赤色、黄色等の横一線のラインを苗載せ台49上に塗装することによりなり、これにより、次の苗トレイ40Rの継ぎ足し位置に先の苗トレイ40Fの後端部分が縦送りされると、位置表示部66が露出されて継ぎ足し位置を明確に判断することができ、常に一定の時期に確実に継ぎ足しを行うことができるようになり、欠株等の発生を防いで作業効率を向上させている。
【0034】なお、次の苗トレイ40を継ぎ足す際には、図6に示すように、先の苗トレイ40Fを後縁部分の下側に次の苗トレイ40Rの先縁部分が入り込むように継ぎ足すのが好ましい。これは、次の苗トレイ40Rの前部が縦送りホイール53に沿って弯曲した際にこの苗トレイ40Rの先縁部分が浮き上がるのを防止するためである。
【0035】本発明は、上記した実施の形態に限ることなく、例えば、図7に示すように、苗載せ台49に設けた苗トレイ40の位置表示部66は、上方にやや突出した形状として、これに塗色を施すようにしてもよい。これによれば、例えば作業者の目線が苗載せ台の上面に沿った位置にある場合でも位置表示部66が認識可能であり、苗トレイ40の継ぎ足しを確実に行うことができる。また、位置表示部66を横一線のライン状でなく、例えば次の苗トレイ40Rのポット部の底部に対応する部分のみに対応して表示するようにしてもよく、これにより、次の苗トレイ40Rのポット部41の左右、前後の位置を正確にして継ぎ足せるようになる。
【0036】また、操向用ハンドル29の側部フレームは、左右一方のみであってもよく、この場合には、側部フレームの後端より左右方向内方へ向けてハンドルバーを片持ち状に延設し、搬送装置の幅に亘って設けるようにすればよい。また、側部フレーム30を図1に2点鎖線で示すように、側面視において搬送装置47の下方を通過するように設けてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、操向用ハンドルは、搬送装置の左右方向外側方に配置した側部フレームと、該側部フレームの後端に連設され搬送装置の左右方向の幅に亘って形成されたハンドルバーとからなるため、側部フレームを搬送装置の左右方向外側方に配置することで搬送装置の下方スペースを確保することができ、このスペースにおけるメンテナンス作業等の作業性を良くすることができ、また、側部フレームの後端に連設されるハンドルバーを搬送装置の左右方向の幅に亘って設けることで、広幅のハンドルを得ることができ、例えば畝の幅が広い場合にも作業者は正面を向いて走行車体の操向を行うことができる。
【0038】また、操向用ハンドルを、搬送装置の左右方向両外側方及び後方を囲むように形成することで、上記の同様の効果を得られる。そして、前記操向用ハンドルの側部フレームは、その側面において、搬送装置の外側方を通過するように設けているため、側部フレームが、搬送装置のガードの役割を果たし、側部からの衝突等により搬送装置に損傷が及ぶことが無いようにしている。
【0039】そして、搬送装置は、操向用ハンドルにより支持されるため、搬送装置を支持する部品をハンドルにより兼用して部品点数を減らし、重量減、コスト減を図っている。また、苗トレイの底部を支持する苗載せ台に次の苗トレイを継ぎ足す位置を示す位置表示部を設けているため、この継ぎ足す位置及び時期を明確にすることができ、欠株等を防いで作業効率を向上させることができる。




 

 


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