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発明の名称 株分け機の箱詰め装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−9729
公開日 平成9年(1997)1月14日
出願番号 特願平7−158887
出願日 平成7年(1995)6月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 中川 善清 / 寺本 長治 / 折本 正樹 / 守屋 利正
要約 目的


構成
苗箱が箱詰め部の小株詰め込み開始位置に装填されているか否かを検出する第1スイッチ59と、苗箱が箱移動機構Hによる移動終端に達したことを検出する第2スイッチ40とを備え、第1スイッチ59の存在検出作動で小株箱詰め用の往復移動機構の起動が許容され、かつ、第1スイッチ59の非存在検出作動によって往復移動機構の起動が牽制されるように、第1スイッチ59と往復移動機構とを連係する制御装置60を設ける。第2スイッチ40の検出作動により、往復移動機構が停止するとともに存在検出作動状態にある第1スイッチ59が非存在検出作動状態にリセットされるように、第2スイッチ40も制御装置60に連係させる。
特許請求の範囲
【請求項1】 搬送装置(4)で搬送される母株の根部に作用して小株に株分けするべく該根部を強制的にほぐし分散させる分割装置(5)を備えた株分け部(B)と、この株分け部(B)から送られてくる小株を苗箱(1)に充填させる箱詰め部(C)とを備え、前記箱詰め部(C)を、前記株分け部(B)からの小株を前記苗箱(1)に順次詰め込み移送する詰込み装置(34)と、この詰込み装置(34)による小株詰め込み作動に伴って前記苗箱(1)を移動させる箱移動機構(H)とから構成するとともに、前記詰込み装置(34)を、前記苗箱(1)内に配置される押出し具(37)と、該押出し具(37)を小株詰め込み方向とその反対側方向とに亘って往復移動させる往復移動機構(38)とで構成してある株分け機の箱詰め装置であって、前記箱詰め部(C)に、前記苗箱(1)が小株詰め込み開始位置に装填されているか否かを検出する箱検出手段(59)を備え、この箱検出手段(59)の存在検出作動によって前記往復移動機構(38)の起動が許容され、かつ、前記箱検出手段(59)の非存在検出作動によって前記往復移動機構(38)の起動が牽制されるように、前記箱検出手段(59)と前記往復移動機構(38)とを連係してある株分け機の箱詰め装置。
【請求項2】 前記苗箱(1)が前記箱移動機構(H)による移動終端に達したことを検出する満杯検出手段(40)を備え、この満杯検出手段(40)の検出作動により、前記往復移動機構(38)が停止するとともに存在検出作動状態にある前記箱検出手段(59)が非存在検出作動状態にリセットされるように、前記箱検出手段(59)と前記満杯検出手段(40)と前記往復移動機構(38)とが連係されている請求項1に記載の株分け機の箱詰め装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密集して成育した母株を、圃場への移植に適した小株に分割して箱詰めする藺草等の株分け機の箱詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の株分け機としては、例えば、特開平7‐8021号公報に示された藺草株分け機が知られている。これは、搬送ベルトで母株を搬送しながら分割装置によって小株に株分けし、分割装置から落下排出されてくる小株を、往復移動する押出し具によって苗箱に順次詰め込むというものであり、小株への株分けから箱詰め迄の一連の作動が自動化された便利なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記株分け機においては、先ず、箱詰め部に苗箱を設置し、それから装置を起動させて母株を投入口に供給するようになる。ところが、上記株分け機は起動スイッチを操作すれば動くものであるから、うっかり苗箱を設置し忘れて株分け作業してしまうおそれがあるとともに、そうなると小株が装置内部に散乱して後処理が大変である。又、苗箱が装填されない状態で往復移動機構が駆動されるのは無駄でもある。本発明の目的は、上記不都合の生じない箱詰め装置を備えた株分け機を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために本発明は、搬送装置で搬送される母株の根部に作用して小株に株分けするべく該根部を強制的にほぐし分散させる分割装置を備えた株分け部と、この株分け部から送られてくる小株を苗箱に充填させる箱詰め部と備え、箱詰め部を、株分け部からの小株を苗箱に順次詰め込み移送する詰込み装置と、この詰込み装置による小株詰め込み作動に伴って苗箱を移動させる箱移動機構とから構成するとともに、詰込み装置を、苗箱内に配置される押出し具と、該押出し具を小株詰め込み方向とその反対側方向とに亘って往復移動させる往復移動機構とで構成してある株分け機の箱詰め装置において、箱詰め部に、苗箱が小株詰め込み開始位置に装填されているか否かを検出する箱検出手段を備え、この箱検出手段の存在検出作動によって往復移動機構の起動が許容され、かつ、箱検出手段の非存在検出作動によって往復移動機構の起動が牽制されるように、箱検出手段と往復移動機構とを連係してあることを特徴とする。
【0005】又、苗箱が箱移動機構による移動終端に達したことを検出する満杯検出手段を備え、この満杯検出手段の検出作動により、往復移動機構が停止するとともに存在検出作動状態にある箱検出手段が非存在検出作動状態にリセットされるように、箱検出手段と満杯検出手段と往復移動機構とが連係されていると好都合である。
【0006】
【作用】請求項1の構成によれば、箱検出手段の存在検出、つまりは苗箱が所定の開始位置に装填されておれば往復移動機構の起動が可能であり、装填されていないと起動が不可となるから、従来のように苗箱を入れ忘れたまま往復移動機構が起動されることが無くなり、往復移動機構が起動されるときには必ず苗箱が装填された状態となっている。請求項2の構成によると、苗箱が移動終端に達すると、すなわち、小株が苗箱に充填されると往復移動機構が自動的に停止するから、苗箱への詰め込み過ぎや箱外へ排出される不都合が生じないようになる。そして、小株が充填された満杯状態の苗箱は取り出されて、新たに空の苗箱が装填されるようになるが、箱検出手段が前回の苗箱による存在検出作動状態にあり、かつ、往復移動機構が停止している状態であると、空苗箱が装填されても往復移動機構を起動することができない。そこで、満杯検出手段が検出作動すると存在検出作動状態にある箱検出手段が非存在検出作動状態にリセットされるように連係されているから、満杯苗箱を空の苗箱に取り替えて開始位置に装填すれば、停止状態にある往復移動機構を起動可能な状態に戻すことができる。
【0007】
【発明の効果】その結果、請求項1に記載の株分け機では、苗箱の装填を忘れたまま箱詰め装置が駆動される不都合、及び往復移動機構の無駄な駆動が解消され、より信頼性に優れるものにできた。
【0008】請求項2に記載の株分け機では、満杯に伴って往復移動機構が自動停止するから、小株詰め込み終了に拘らず尚も詰め込み作動される不都合が生じないとともに、苗箱を取り替えても請求項1による効果が得られるようになり、実際の株分け作業に好適なものにできた。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、作物苗の一例である藺草の株分け機の場合について図面に基づいて説明する。図1、図2に藺草株分け機が示され、Bは送り込まれる母株Mを株分けし、かつ、株分けされた小株mを下方に排出する株分け部、Cは株分け部Bから排出されてくる小株mを押出して苗箱1に詰め込む箱詰め部である。株分け部Bは後方に倒れる状態に傾斜配置されており、次に各部の構造について説明する。
【0010】図1〜図7に示すように、株分け部Bは、対向配置される一対のスポンジベルト2,3どうしの間で藺草の母株Mを、その茎先が根元に対して高位となる斜め横臥姿勢で挟持して移送する搬送装置4と、この搬送装置4で移送される母株Mの根部に作用して該根部を強制的にほぐし分散させる分割装置5とを備えるとともに、母株Mを導入する供給部6を搬送装置4の始端部に、かつ、株分けされた小株mの排出口7を搬送装置4の終端部に夫々形成して構成されている。
【0011】供給部6には、前後向きの支点Yで折畳み収納可能な母株Mの載置台46が付設してあり、スタンド47によって作用姿勢に維持するようにしてある。スタンド47は、載置台46に前後向きの第1支点p1 で枢支される上部材47aと、接地する下部材47bとを左右向きの第2支点p2 で枢支連結して構成されている。つまり、載置台46を下方揺動して折畳んだ状態で、下部材47bを上部材47aに対して折り曲げることにより、株分け機本体との干渉なくスタンド47も収納できるのである。
【0012】搬送装置4は、多数のプーリによって一続きに構成されたスポンジベルト対2,3によって屈曲した搬送経路Wを形成するものであり、良好な搬送状態の現出に寄与している。つまり、搬送装置4による移送経路Wは、横向き経路wsと斜め経路wnと縦向き経路wtとで成る略L字状に屈曲形成され、拡がり変位させた上左側のスポンジベルト2の始端部と、この上左スポンジベルト2よりも搬送上手側に大きく延出された右下スポンジベルト3とによって前処理後の母株Mの供給部6が、かつ、最下端の一対の転輪12,12部分にほぼ1株ずつに株分けされた小株mの排出口7が夫々構成されている。
【0013】横向き経路wsにおける搬送装置4の上及び下側には、母株Mの根部及び茎部を切り揃える根切りカッター13,13と茎切りカッター14,14が夫々配置されるとともに、斜め経路wnから縦向き経路wtに架けて分割装置5が配備されている。図4に示すように、根切りカッター13,13のすぐ横位置には、軸を共有する状態の弾性リング41a付き大径上部ローラ41と小径下部ローラ42とが配置され、弾性リング41aと下部ローラ42が接触して一体的に回転するように配設してある。つまり、上下のローラ41,42間で株苗の根部端を挟持させ、根切りカッター13,13による根部の切断時に根部が逃げ変位することを有効に防止できるものである。
【0014】又、図4、図5に示すように、根切りカッター13,13による根部の切断位置を調節する可動式のガイド板8と、端部が根切りカッター13,13の位置に一致させた目印板9とが根切りカッター13,13の手前位置に設けてある。つまり、カバー18に覆われて見えない根切りカッター13の切断位置が目印板9で判るので、ガイド板8の設定操作による切断位置を正確に設定できるのである。
【0015】分割装置5は、左右一対の係止突起21付きの下部ベルト15,16で成る根部搬送機構5Aと、一対の爪24,25を往復移動させて根部に作用する分割機構5Bとから構成されている。根部搬送機構5Aは、ベルト対向間隔が上拡がりとなる上部搬入口19とベルト対向間隔が狭く、かつ、一直線状となる直線経路部分20とが形成されるように下部ベルト15,16を対向配置してあり、搬送装置4によって搬入口19から送り込まれてくる母株Mの根部を挟持して搬送するとともに、直線経路部分20における強い挟持力によって根部を偏平状に押し潰し変形させながら下方に搬送する状態に設定してある。
【0016】分割機構5Bは、前記直線経路部分20において、変形された母株Mの下方側から根部に進入して一株毎に強制分離させるものであり、図7〜図9に示すように、載置案内板22に形成した切欠23を通して母株Mの根部に対して先行して進入して保持する保持爪24と、この保持爪24の苗送り方向下手側に配備されるとともに保持爪24により保持されている母株Mに対して進入する分離爪25とで構成し、夫々の爪24,25は、一端をクランクアーム26,27に枢支するとともに、途中部を揺動アーム28,29に枢支して成る駆動機構43により、クランクアーム26,27の回転に伴って先端作用部が楕円状の運動をして根部を一株毎に掻き取り作用するよう構成してある。分離爪25は、母株Mの送り方向に対して交差する方向に沿って並列配備した2本の爪体25a,25bで構成され、爪による引き裂き作用が剪断作用に近似し、無理のない株分けが行われるよう構成してある。
【0017】そして、爪体25a,25b間の切欠き25cに挟まり込んだ根部を排除可能な除去部材44を備えてある。すなわち、枢着構造によって揺動自在な状態で機枠Dから延出された支持アーム45の先端に、切欠き25cに入り込む鉤状の棒材で成る除去部材44を取付けてあり。つまり、分離爪25の出退移動によって相対的に除去部材が切欠き25c内で往復移動することになってスクレーパ作用が発揮され、切欠き25cに詰まった根部や泥を排除できるのである。
【0018】前記排出口7には、ここから排出される傾斜姿勢の小株mの茎先部分に作用して該小株mを箱詰め部Cでの詰込み移送に適した起立姿勢に変更させる抵抗機構Aを設けてある。図1〜図3に示すように、板材で成る位置固定の左右の側方ガイド10,10と開閉揺動自在な左右一対の抵抗ガイド11,11とで抵抗機構Aが構成され、抵抗ガイド11は、排出された小株mを受止める閉じた受止め姿勢と、小株mの通過を許容する開いた排出姿勢とに支点X回りで姿勢変更自在であり、かつ、抵抗ガイド11を受止め姿勢に付勢する引張りバネ11aを設けてある。
【0019】つまり、抵抗ガイド11は、小株mとの衝突によって開き揺動することで茎先側に抵抗を与えて起立姿勢にしながら下方に送る機能を発揮するのであり、小株排出方向への所定以上の押圧力によって抵抗ガイド11が受止め姿勢から排出姿勢に変更されるように引張りバネ11aの付勢力を設定してある。
【0020】又、図3に示すように、抵抗機構Aから所定間隔苗詰込み方向へ離れた位置に、抵抗機構Aを通過した小株mの苗詰込み方向への移動は許容するとともに、抵抗機構A側への小株の戻り移動は阻止する逆流防止機構Eを配備してある。この逆流防止機構Eは抵抗機構Aと全く同様な構造であり、延長された側方ガイド10,10の先端部に一対の抵抗ガイド56,56を支点Xで枢支するとともに、それら抵抗ガイド56を閉じ付勢する引張りバネ57を備えて構成されている。尚、58は各抵抗ガイド11、56の閉じ姿勢を決定するストッパーである。
【0021】図2、図7、図10に示すように、箱詰め部Cは、機枠Dに連設されたガイドレール32と、このガイドレール32上を転がり移動する苗箱1載置用の台車33と、排出口7から排出される小株mを苗箱1に順次詰め込み移送するための詰込み装置34と、苗箱1に落下供給された小株mを苗箱1の底面1aに押付けるべく上方から叩き作用する押付け機構Gを備えて構成されている。
【0022】ガイドレール32は、機枠Dに固定される前部レール32aと後部レール32bとを枢支連結して成り、未使用時には後部レール32bを支点P周りに上方に折り畳み収納きるようにしてあるとともに、ロック片35によって後部レール32bの収納姿勢を維持できるようにしてある。台車33の後端(図7中の右側)左右には一対の小径ローラ36,36が装着され、ガイドレール32上を軽く移動できるようにしてあるとともに、台車33の移動に制動力を付与するブレーキ(図示せず)がこの台車33とガイドレール32とに亘って装備してある。
【0023】図7、図10、及び図11に示すように、詰込み装置34は、苗箱1の内幅に匹敵する左右幅を有した平面視で先尖り状の押圧板37aを備えた押出しアーム(苗押し具に相当)37による4連リンク機構(往復移動機構の一例)38で構成され、前リンク39と上方の回転輪体17とをロッド連結することにより、苗箱1内に位置させた押出しアーム37を連続して前後に往復移動する。
【0024】又、図7、図11に示すように、前リンク39の上下の支軸39a,39b夫々に支承された上下輪体48,49をチェーン50で連動するとともに、上下軸心Zで左右揺動自在な押圧板37aと下輪体49とをロッド51連結して首振り機構Fが構成されている。つまり、上輪体48には図示しない伝動系から回転動力が入力されるようにしてあり、その回転数と詰込み装置34の作動周期とを適宜に設定することで、押出しアーム37の押込み移動に同調して左右交互に押圧板37aが首振り運動し、小株mを隙間無く苗箱1に詰込めるように構成してある。
【0025】図7に示すように、押付け機構Gは、小株mの排出口7の後側に配置された叩き板52を詰込み装置34に同調して往復駆動揺動させるよう連動して構成されている。すなわち、支軸53で枢支された叩き板52と後リンク54とをロッド55で連結して、叩き板52が所定範囲で上下に往復揺動移動するようにしてあり、小株mの根が底面1aに付くよう苗箱1内の小株mを上方から叩き、浮苗無く充填できるようにしてある。
【0026】この藺草株分け機による操作手順は、先ず搬送装置4の供給部6に人為操作で母株Mを送り込む。搬送装置4で搬送される母株Mは、根部搬送機構5Aと分割機構5Bとの作用によって1株ずつに株分けされ、その株分けされた小株mが排出口7から排出される。排出される小株mは抵抗機構Aによって傾斜姿勢から立設姿勢に姿勢変更されながら、一対のガイドバー31,31のガイド作用によって円滑に苗箱1内に落下移動するとともに、前後に往復移動する押出しアーム37によって小株mを苗箱1内の前端部分から詰め込んで行くのであり、小株mを介しての押出しアーム37による押出し力で苗箱1が載置された台車33が前方に移動することで、苗箱1に小株mを満載することができる。そして、前述したブレーキは、押出しアーム37による押出し力で台車33が必要以上に移動することを規制して、苗箱1に小株mを隙間なく詰め込めるようにするためのものである。
【0027】図2、図7に示すように、箱詰め部Cに、苗箱1が小株詰め込み開始位置に装填されているか否かを検出する第1マイクロスイッチ(箱検出手段の一例)59を備え、この第1マイクロスイッチ59の存在検出作動によって詰込み装置34の起動が許容され、かつ、第1マイクロスイッチ59の非存在検出作動によって詰込み装置34の起動が牽制されるように、第1マイクロスイッチ59と詰込み装置34とが制御装置60で連係されている。そして、苗箱1が箱移動機構Hによる移動終端(小株充填完了位置)に達したことを検出する第2マイクロスイッチ(満杯検出手段の一例)40を備え、図13に示すように、この第2マイクロスイッチ40の検出作動により、詰込み装置34が停止するとともに存在検出作動状態にある第1マイクロスイッチ59が非存在検出作動状態にリセットされるように、第1マイクロスイッチ59と第2マイクロスイッチ40と詰込み装置34とが連係されている。
【0028】箱移動機構Hは、詰込み装置34による小株mの詰め込みに伴った苗箱1がガイドレール32上で移動することで構成されており、強いて言えば、電動モータ61と4連リンク機構38とガイドレール32等から成る。例えば、別の専用の送りモータを備え、詰込み装置34の作動に伴って苗箱1を所定速度で移送させるように連係させる手段でも良い。
【0029】この株分け機は、全ての駆動を1個の電動モータ61によって行うものであり、その電動モータ61と押しボタン式の起動スイッチ62、及び、後述する非常停止スイッチ63が制御装置60に接続されている。株分け機の使い方としては、先ず、空の苗箱1を前部レール32aに載せて箱詰め部Cに装填し、第1マイクロスイッチ59を存在検出作動状態にする。それから起動スイッチ62を押し操作すると電動モータ61に通電されて装置が駆動されるのである。もし、苗箱1が箱詰め部Cに装填されない状態で起動スイッチ62が操作されても、制御装置60の牽制機能により、電動モータ61は動かない。
【0030】そして、小株mが順次詰め込まれて苗箱1が満杯になると、そのときには苗箱1が後部レール32bの終端に到達して第2マイクロスイッチ40が作動し、電動モータ61への通電が断たれて装置が停止するとともに、回路的に第1マイクロスイッチ59を非存在検出作動状態にリセットする。すなわち、第2マイクロスイッチ40が作動した後は、再び、苗箱1を装填して第1マイクロスイッチ59を作動させない限り、起動スイッチ62を押し操作しても装置が動かないのである。
【0031】但し、株分け作動中において、点検等により、起動スイッチ62を押し操作して装置を停止させたような場合、すなわち、第1マイクロスイッチ59の作動後で、かつ、第2マイクロスイッチ40の作動前の間に起動スイッチ62の操作で装置停止させたときには、その後の起動スイッチ62を押し操作すれば電動モータ61の再起動が可能となるように制御装置60が回路構成されている。又、苗箱1は、これによって第2マイクロスイッチ40が作動される位置迄到達しないことには、ガイドレール32から取り出せない構造(例えば、箱詰め部Cの出口に、苗箱1の上面に沿った牽制板を配置する等)とされており、苗箱1を取り出せば必ず第1マイクロスイッチ59は非存在検出作動状態にリセットされるようにしてある。
【0032】従って、苗箱1が箱詰め部Cの装填されない状態のまま装置起動される不都合が生じないとともに、第1マイクロスイッチ59が存在検出作動状態になれば、その後に第2マイクロスイッチ40が作動する迄の間、換言すれば、苗箱1がガイドレール32上に存在している間は、起動スイッチ62の操作による装置の停止及び起動が自在に行えるのである。
【0033】図12,図14に示すように、上側スポンジベルト2における供給部6付近に、前述した非常停止スイッチ63が装備されている。具体的には上側スポンジベルト2基端のローラー支持フレーム64にトッグル式のオン・オフスイッチ63が取付けてあり、搬送装置始端にごみや異物等が挟まれるといったときには、供給部6のすぐ傍にある非常停止スイッチ63の操作で素早く電動モータ61を停止できる。従って、供給部6から離れた位置にある起動スイッチ62を操作することによる時間遅れが改善されている。
【0034】又、供給部6を少し過ぎた位置における上側スポンジベルト2の横に、電動モータ61を非常停止させるための第3マイクロスイッチ65が配置されており、所定の大きさよりも大きく、搬送途中で詰まるとか搬送不能となるおそれのある大きな母株Mに接触して作動するように配置してある。従って、この第3マイクロスイッチ65と前述した非常停止スイッチ63との2箇所のスイッチにより、搬送開始時点での不都合が回避されるように構成されている。
【0035】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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