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発明の名称 ロータリ耕耘機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−9711
公開日 平成9年(1997)1月14日
出願番号 特願平7−163962
出願日 平成7年(1995)6月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
発明者 森田 繁 / 北村 祐二 / 五軒矢 孝
要約 目的
圃場に植生している雑草を細断して耕耘土層の下部に埋没させる。

構成
ダウンカット方向に回転駆動するロータリ耕耘部6の前方近傍に、アッパーカット方向の回転駆動で長尺植物Aを細断するフレールモーア7を配置している。
特許請求の範囲
【請求項1】 耕耘爪(14)をダウンカット方向に回転駆動して耕耘するロータリ耕耘部(6)を備えているロータリ耕耘機において、前記ロータリ耕耘部(6)の前方近傍に、アッパーカット方向の回転駆動で長尺植物(A)を細断するフレールモーア(7)を配置していることを特徴とするロータリ耕耘機。
【請求項2】 フレールモーア(7)とロータリ耕耘部(6)は、モーア(7)で細断した植物を耕耘爪(14)で耕起土中に混合しながら埋没する関係で前後に配置していることを特徴とする請求項1に記載のロータリ耕耘機。
【請求項3】 フレールモーア(7)のカバー装置(23)とロータリ耕耘部(6)のカバー装置(22)は、左右一対の側部カバー(24)(25)が前後方向で一体に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のロータリ耕耘機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレールモーアを備えたロータリ耕耘機に関する。
【0002】
【従来の技術】草がおい茂った圃場で耕耘作業を行う場合、耕耘の前作業としてフレールモーアで草を刈り取りその後、ロータリ耕を行ったり、プラウ耕で長尺の草はすき込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】草が長尺(長尺植物)であると、ロータリ耕耘部に絡みつき、爪軸に巻き付くと耕耘負荷が過大となって消費馬力が大きくなって経済的に不利となるし、又、実質的にロータリ耕ができないこともあった。一方、ロータリ耕耘機において、前部に浅耕し用ロータリ耕耘部を配置し、後部に深耕し用ロータリ耕耘部を配置した所謂ツインロータリ耕耘機が提案されているが、このツイン形はいずれもロータリ耕耘部がアッパーカット方向に回転駆動するものであったため、長尺植物を土中に埋没することができず、有機栽培に不向きであった。
【0004】そこで本発明は、ロータリ耕の直前で長尺植物を細断してこの細断物をロータリ耕によって確実に土中に埋没できるようにしたロータリ耕耘機を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、耕耘爪14をダウンカット方向に回転駆動して耕耘するロータリ耕耘部6を備えているロータリ耕耘機において、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を講じている。すなわち、本発明は、前記ロータリ耕耘部6の前方近傍に、アッパーカット方向の回転駆動で長尺植物Aを細断するフレールモーア7を配置していることを特徴とするものである。
【0006】本発明にあっては、前記フレールモーア7とロータリ耕耘部6は、モーア7で細断した植物を耕耘爪14で耕起土中に混合しながら埋没する関係で前後に配置することが望ましく、また、前記フレールモーア7のカバー装置23とロータリ耕耘部6のカバー装置22は、左右一対の側部カバー24,25が前後方向で一体に構成されていることが望ましい。
【0007】
【作用】本発明に係るロータリ耕耘機6を、例えばトラクタ等に三点リンクを利用して装着し、長尺植物Aの植生している圃場での耕耘作業を行うとき、次の作用を行う。フレールモーア7で長尺植物Aを細断した直後においてロータリ耕耘部6により耕起作業を行うが、フレールモーア7はアッパーカット方向に回転駆動されて植物Aを切断して持上げながら後方へ放てきする。
【0008】一方、フレールモーア7の直後においては、ロータリ耕耘部6の耕耘爪14がダウンカット方向に回転駆動していることから、細断物Aを耕耘爪14にて土中に引込みかつ耕耘土に混入しながら埋没することになる。
【0009】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明する。第1実施例を示している図1および図2において、ロータリ耕耘機1は三点リンク2等のリンク装着手段を介してトラクタ等の動力車に昇降自在として装着されている。
【0010】ロータリ耕耘機1はその左右方向中央部に動力受入軸3を有する伝動ケース4を備え、該伝動ケース4の出力軸5によって回転駆動されるロータリ耕耘部6とフレールモーア7とを備えている。ロータリ耕耘部6は巻掛伝動手段8を内蔵した側部伝動ケース9と、サイドフレーム10との各下部に軸受手段11,12を介して爪軸13が軸架され、該爪軸13に多数のナタ爪で例示する耕耘爪14を備えている所謂サイドドライブ形である。
【0011】巻掛伝動手段8を介して回転駆動される爪軸13は図1の矢示Dの如くダウンカット方向に回転するものとされている。フレールモーア7は、巻掛伝動手段15を内蔵した側部伝動ケース16とサイドフレーム17との各下部に軸受手段18,19を介してモーア軸20が軸架され、該モーア軸20に多数のフレール刃21をピン21Aによって枢支することにより所謂サイドドライブ形とされている。
【0012】巻掛伝動手段15を介して回転駆動されるモーア軸20は図1の矢示Uの如くアッパーカット方向に回転するものとされている。ロータリ耕耘部6の巻掛伝動手段8およびモーア7の巻掛伝動手段15はいずれもチェン伝動又はベルト伝動であり、共通軸である出力軸5に連動されており、このため、モーア7の巻掛伝動手段15はたすき掛(クロス掛)とされている。
【0013】フレールモーア7は、ロータリ耕耘部6の前方近傍に配置してあり、耕耘部6の回転軌跡(直径)に対して小径にされており、フレール刃21の先端はY形刃とされていて圃場に植生している長尺植物Aを自由切断によって細断するものである。ロータリ耕耘部6はカバー装置22で覆われており、該カバー装置22は耕耘機枠に固定されている主カバー22Aとこの主カバー22Aの後端にヒンジ22Bを介して枢着されているフラップ部27Cを有する後部カバー22Dより構成され、該後部カバー22Dは、図示省略しているが角度調整自在でかつコイルバネとロッド等による弾持手段で対地方向に弾圧されている。
【0014】フレールモーア7はフレールカバー23でその上方が覆われており、該フレールカバー23は前記主カバー22Aの前端に切離し自在として装備されている。以上の実施例において、トラクタのPTO軸と動力受入軸3とを自在接手軸により連動連結した状態でトラクタを前進走行させPTO軸を駆動すると、ロータリ耕耘部6はダウンカットにより耕耘作業をし、フレールモーア7はアッパーカットにより植生した植物Aを細断する。
【0015】モーア7のフレール刃21による細断物はフレールカバー23を介して上方に持上げその直後の耕耘爪14がダウンカットされることにより耕耘土の中に混入(混合)されながら埋没され、ここに下層が雑草A1でその上に耕耘土が粗土層D1、細土層D2として作業が順次遂行されることになる。なお、切株A2は爪14によって切起されて下層に埋没される。
【0016】図3は本発明の第2実施例を示しており、両カバー装置22,23は左右一対の側部カバー24,25を備え、これらが前後方向で一体に形成されていて細断された草および耕土が左右方向外方へ飛散するのを防止しているのである。また、後部カバー22Dについてはその左右に前方に突出する側カバー22Eを設けて側部カバー25の後部と前後方向で一部重合させている。
【0017】上記の側部カバー24,25等の構成以外については第1実施例と共通するので、共通部分は共通符号で示している。上述した本発明の第1・2実施例において、次のような構造改変は自由である。
■ロータリ耕耘部6およびモーア7はセンタードライブで駆動するようにする。
【0018】■側部伝動ケース9と16は一方を左に配置したとき、他方を右に配置して左右の重量バランスを良好にする。
■側部伝動ケース16は側部伝動ケース9との重合部(図2の符号16Aを参照)において出力軸5の軸心廻りに回動固定自在にすることにより、ロータリ耕耘部6に対して遠近調整可能にする。
【0019】■カバー装置23の前縁23A(図1・3参照)に受刃を固定してフレール刃21の刃先とで切断作用をする。
■フレールモーア7は耕耘部6の全幅に亘って備えられているが、このとき、左右両側のフレール刃21のいくつかを図2の矢示B方向に細断物を送るようにし、中央部は矢示C方向に送るようにする。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、長尺植物(雑草等)を細断して切株とともに耕土層に埋没することができる。




 

 


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