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発明の名称 農作物の冷却装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−56
公開日 平成9年(1997)1月7日
出願番号 特願平7−155671
出願日 平成7年(1995)6月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 瀧澤 精一 / 五十嵐 慶介 / 奥村 敏和
要約 目的
冷却装置を小型化し、狭いスペースで設置できるようにする。

構成
周囲を壁体1にて仕切られた農作物冷却用空間内に、農作物2を収容した容器3を上下方向等の循環搬送経路に沿って循環搬送させる搬送手段4と、その搬送経路に沿って循環搬送されている容器3内の農作物2に対して、例えば最上方側に位置する容器3の上方から冷水を散布する散水手段6とが設けられ、散水手段6に冷却用の冷水を供給する冷水供給手段Rが設けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】 周囲を壁体(1)にて仕切られた農作物冷却用空間内に、農作物(2)を収容した容器(3)を循環搬送経路に沿って循環搬送させる搬送手段(4)と、前記搬送経路に沿って循環搬送されている前記容器(3)内の前記農作物(2)に冷水を散布する散水手段(6)とが設けられ、前記散水手段(6)に前記冷却用の冷水を供給する冷水供給手段(R)が設けられている農作物の冷却装置。
【請求項2】 前記搬送手段(4)の前記循環搬送経路が、上下方向に沿う経路として形成され、前記散水手段(6)が、上下方向に搬送されている前記容器(3)内の前記農作物(2)に対して、冷水を最上方側に位置する前記容器(3)の上方から流下させるように構成されている請求項1記載の農作物の冷却装置。
【請求項3】 前記冷水供給手段(R)が、前記容器(3)を通過して下方側に流下した冷水を回収する回収手段(1C)と、その回収手段(1C)にて回収された冷水を冷却する冷却手段(8)と、その冷却手段(8)にて冷却された冷水を前記散水手段(6)に供給する供給手段(7)とから構成されている請求項2記載の農作物の冷却装置。
【請求項4】 前記散水冷却後の前記容器(3)内の前記農作物(2)に対して、その表面の水を除去するための水除去用空気を送風する送風手段(10)が設けられている請求項1、2又は3記載の農作物の冷却装置。
【請求項5】 前記送風手段(10)は、前記水除去用空気として前記農作物冷却用空間内の空気を循環送風させるように構成されている請求項4記載の農作物の冷却装置。
【請求項6】 前記農作物冷却用空間を冷却するための冷却用水槽(12)が設けられ、前記冷水供給手段(R)が、前記散水手段(6)に冷水を供給する状態と、前記冷却用水槽(12)に冷水を供給する状態とに切換自在に構成されている請求項1、2、3、4又は5記載の農作物の冷却装置。
【請求項7】 前記散水冷却又は前記水除去処理のための作動時間を手動設定するタイマー手段(20)と、前記タイマー手段(20)で設定した前記作動時間が終了したことを警報する警報手段(25)とが設けられている請求項1、2、3、4、5又は6記載の農作物の冷却装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収穫した農作物の鮮度低下を防ぐために、例えば出荷までの期間農作物を低温保管する大型の冷蔵庫等に投入する前に予め低温状態に冷却するための農作物の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記農作物の冷却装置では、従来、例えば図4に示すように、農作物入りの容器yを搬送経路の始端部(図の左端)から所定の経路に沿って搬送しながら、散水器sで冷水を散水して冷却した後、搬送経路の終端部(図の右端)で農作物入りの容器yを取り出すようにしていた。尚、図中、wは冷却後の農作物の表面の水を除去するための送風ファンである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来技術では、容器が搬送経路を1回通過する間に充分な冷却ができるように、散水冷却用の経路部分が長く設定されているために、冷却装置が大型化して、その設置のために広いスペースが必要になるという不具合があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消すべく、冷却装置の小型化を実現して、比較的狭い設置スペースで済む農作物の冷却装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による農作物の冷却装置の第1の特徴構成は、周囲を壁体にて仕切られた農作物冷却用空間内に、農作物を収容した容器を循環搬送経路に沿って循環搬送させる搬送手段と、前記搬送経路に沿って循環搬送されている前記容器内の前記農作物に冷水を散布する散水手段とが設けられ、前記散水手段に前記冷却用の冷水を供給する冷水供給手段が設けられている点にある。
【0006】また第2の特徴構成は、上記第1の特徴構成において、前記搬送手段の前記循環搬送経路が、上下方向に沿う経路として形成され、前記散水手段が、上下方向に搬送されている前記容器内の前記農作物に対して、冷水を最上方側に位置する前記容器の上方から流下させるように構成されている点にある。
【0007】また第3の特徴構成は、上記第2の特徴構成において、前記冷水供給手段が、前記容器を通過して下方側に流下した冷水を回収する回収手段と、その回収手段にて回収された冷水を冷却する冷却手段と、その冷却手段にて冷却された冷水を前記散水手段に供給する供給手段とから構成されている点にある。
【0008】また第4の特徴構成は、上記第1、第2又は第3の特徴構成において、前記散水冷却後の前記容器内の前記農作物に対して、その表面の水を除去するための水除去用空気を送風する送風手段が設けられている点にある。
【0009】また第5の特徴構成は、上記第4の特徴構成において、前記送風手段は、前記水除去用空気として前記農作物冷却用空間内の空気を循環送風させるように構成されている点にある。
【0010】また第6の特徴構成は、上記第1、第2、第3、第4又は第5の特徴構成において、前記農作物冷却用空間を冷却するための冷却用水槽が設けられ、前記冷水供給手段が、前記散水手段に冷水を供給する状態と、前記冷却用水槽に冷水を供給する状態とに切換自在に構成されている点にある。
【0011】また第7の特徴構成は、上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴構成において、前記散水冷却又は前記水除去処理のための作動時間を手動設定するタイマー手段と、前記タイマー手段で設定した前記作動時間が終了したことを警報する警報手段とが設けられている点にある。
【0012】
【作用】本発明の農作物の冷却装置の第1の特徴構成によれば、周囲を壁体にて仕切られた農作物冷却用空間内において、農作物を収容した容器が搬送手段によって循環搬送経路に沿って循環搬送され、その循環搬送されている容器内の農作物に対して、冷水供給手段から供給された冷却用の冷水が散水手段によって散布されて、上記農作物が冷却される。
【0013】また第2の特徴構成によれば、上記第1の特徴構成において、農作物を収容した容器が上下方向に沿う循環搬送経路に沿って循環搬送され、その上下方向に循環搬送されている容器内の農作物に対して、冷却用の冷水が、最上方側に位置する容器の上方から流下させるように散布されて、上記農作物が冷却される。
【0014】また第3の特徴構成によれば、上記第2の特徴構成において、最上方側に位置する容器の上方から各容器を通過して下方側に流下した冷水が回収手段にて回収され、その回収された冷水が冷却手段にて冷却され、その冷却された冷水が供給手段によって散水手段に農作物冷却用の冷水として供給される。
【0015】また第4の特徴構成によれば、上記第1、第2又は第3の特徴構成において、散水手段によって散水冷却された後の容器内の農作物に対して、送風手段から水除去用空気が送風されて、農作物の表面の水が除去される。
【0016】また第5の特徴構成によれば、上記第4の特徴構成において、農作物冷却用空間内の空気が水除去用空気として容器内の農作物に対して循環送風されて、農作物の表面の水が除去される。
【0017】また第6の特徴構成によれば、上記第1、第2、第3、第4又は第5の特徴構成において、前記循環搬送されている容器内の農作物を散水冷却するときは、冷水供給手段が散水手段に冷水を供給する状態に切り換えられ、一方、上記容器内の農作物を農作物冷却用空間内で低温保管するときには、冷水供給手段が冷却用水槽に冷水を供給する状態に切り換えられ、その冷却用水槽によって農作物冷却用空間が冷却される。
【0018】また第7の特徴構成によれば、上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴構成において、タイマー手段にて散水冷却又は水除去処理のための作動時間が手動設定され、その設定した作動時間の間、上記散水冷却又は水除去処理が行われ、その処理が終了すると警報手段が警報する。
【0019】
【発明の効果】従って、本発明の農作物の冷却装置の第1の特徴構成によれば、循環搬送経路に沿って複数回循環搬送される容器内の農作物に対して、冷却用の冷水が搬送中継続して散布されるので、散水冷却用の経路部分を短くしても充分な冷却を行うことができ、もって、従来のように、1回の搬送経路の通過で充分な冷却をさせるようにするために、散水冷却用の経路部分が長くなって冷却装置が大型化し、設置スペースが広くなるのに比べて、冷却装置の小型化が実現され、設置スペースが狭くて済むことになる。
【0020】また第2の特徴構成によれば、最上方側の容器内の農作物を冷却した冷水が流下して、順次下方側の容器内の農作物を冷却することになるので、例えば、容器の搬送経路が横方向の場合に、横方向に広がって位置する各容器に対して散水手段の散水範囲を広くする必要があり、また、各容器に散布される冷水はその容器だけの冷却用に使用されるのに比べて、散水範囲を狭くして散水手段の小型化を実現しながら冷水の冷却能力を有効に利用することができ、もって、上記第1の特徴構成の好適な手段が得られる。
【0021】また第3の特徴構成によれば、最上方側の容器から各容器を通過して下方側に流下した冷水が回収及び冷却されて、再び農作物冷却用の冷水として使用されるので、例えば、冷水を回収せずに新しい冷水を使うものに比べて、水の使用量を抑えながら使用後の冷水に残存している冷熱も有効に利用することができ、もって、上記第2の特徴構成の好適な手段が得られる。
【0022】また第4の特徴構成によれば、冷却された農作物の表面の水が除去されているので、例えば、冷却装置から取り出した農作物を段ボール箱等に詰めて運搬するに際して、段ボール箱が水に濡れて破れ易くなったり、運搬中に水漏れする等の不都合が回避され、もって、上記第1、第2又は第3の特徴構成の好適な手段が得られる。
【0023】また第5の特徴構成によれば、農作物冷却用空間内の空気が水除去用空気として循環送風されるので、例えば、外部から水除去用空気を供給する場合には、その空気を予め農作物の冷却温度に合った低温状態にする空調装置が必要になるのに比べて、そのような空調装置を要することなく、同程度に低温の空気を水除去用空気として使用することができ、もって、上記第4の特徴構成の好適な手段が得られる。
【0024】また第6の特徴構成によれば、冷却装置を、農作物を冷却する本来の用途の外に、農作物を低温保管する保管用途にも使用することができるので、例えば、冷却装置にて冷却処理した農作物を他の保管装置に移すことなく、一時的に保管するような場合に便利に使うことができ、もって、上記第1、第2、第3、第4又は第5の特徴構成の好適な手段が得られる。
【0025】また第7の特徴構成によれば、散水冷却又は水除去処理のための作動時間を手動にてタイマー設定でき、且つ、その処理が終了すると警報されるので、例えば、その設定した時間の間は他の作業を行う等、作業者の時間の有効活用を図ることができ、もって、上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴構成の好適な手段が得られる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、上壁1A、4つの側壁1B、及び、底壁1Cを備える壁体1にて周囲を仕切られた農作物冷却用空間H内に、野菜等の農作物2を収容した箱状の容器3を上下方向に沿う循環搬送経路に沿って循環搬送させる搬送手段4が設けられている。搬送手段4は、水平姿勢に保持されて上下搬送される複数個の容器載せ台つまりゴンドラ4aを備えたゴンドラ式に構成され、この各ゴンドラ4aに側壁1Bの1つに開けた容器出入口5から容器3を投入して載置する。尚、容器出入口5には開閉蓋が付設されている。
【0027】前記農作物冷却用空間H内の上部側には、偏平箱状に形成され且つ底面部に多数の孔6aを開けたフラッドパン6が設けられ、フラッドパン6に供給された冷水が各孔6aから下方に排出されるようになっている。つまり、フラッドパン6が、前記搬送経路に沿って上下方向に循環搬送されている容器3内の農作物2に冷水を散布する散水手段を構成し、その散水手段が、冷水を最上方側に位置する容器3の上方から流下させることになる。
【0028】前記フラッドパン6に前記冷却用の冷水を供給する冷水供給手段Rが設けられている。具体的には、前記容器3を通過して流下した冷水は、傾斜面状に形成した前記底壁1Cにて受けられてから、底壁1Cの最底部位置に設けた排出口hから排出されて冷却用の熱交換器を備えたクーリングユニット8に流入し、異物除去用のフィルター9を通過してからポンプ7にて前記フラッドパン6に汲み上げられる。つまり、冷水供給手段Rは、容器3を通過して下方側に流下した冷水をを回収する回収手段としての前記底壁1Cと、その底壁1Cにて回収された冷水を冷却する冷却手段としてのクーリングユニット8と、そのクーリングユニット8にて冷却された冷水を前記散水手段(フラッドパン6)に供給する供給手段としてのポンプ7とから構成されている。
【0029】又、前記散水冷却後の前記容器3内の前記農作物2に対して、その表面の水を除去する(これを水切りと呼ぶ)ための水除去用空気を送風する送風手段としての水切ファン10が、その吐き出し口を前記容器出入口5とは反対側の側壁1Bに開けた空気吹き込み口10aに面した状態で設けられている。そして、この水切ファン10は、前記水除去用空気として前記農作物冷却用空間H内の空気を循環送風させるように構成され、そのために、前記側壁1Bの下部に開けた空気取入れ口11aから取り入れた空気を水切ファン10の吸い込み口まで通流させるダクト11が設けられている。
【0030】前記農作物冷却用空間Hを冷却するための冷却用水槽12が設けられている。つまり、この冷却用水槽12は縦姿勢の偏平箱体に形成され、その箱体の農作物冷却用空間H側の壁部が、側壁1B(前記容器出入口5及び水切ファン10を設けていない側壁1B)を構成している。そして、前記冷水供給手段Rは、前記フラッドパン6に冷水を供給する状態と、前記冷却用水槽12に冷水を供給する状態とに切換自在に構成されている。具体的には、前記ポンプ7からの冷水供給路をフラッドパン6側の流路又は冷却用水槽12側の流路に切り換える切換弁13が設けられている。又、装置の前面部には、運転操作するための操作盤14が付設されている。
【0031】図3に示すように、マイクロコンピュータ利用のコントローラCが設けられ、このコントローラCに、前記散水冷却又は前記水除去処理のための作動時間を手動設定するタイマー手段としてのタイマー設定器20、後述のように、「容器」、「冷却」、「水切」、及び、「冷蔵」の各作業を選択するための作業選択スイッチ21、及び運転開始を指示するスタートボタン22の情報が入力されている。一方、コントローラCからは、前記搬送手段4を駆動させるゴンドラ用モータ23、前記水切ファン10を作動させるファン用モータ24、前記ポンプ7、前記クーリングユニット8、前記切換弁13、及び、前記タイマー設定器20で設定した前記作動時間が終了したことを警報する警報手段としてのブザー25に対する各駆動信号が出力されている。
【0032】次に、装置の運転について説明する。先ず、作業選択スイッチ21にて「容器」を選択してスタートボタン22を押すと各ゴンドラ4aが順次容器出入口5に移動するので、農作物2入りの容器3を各ゴンドラ4aに載せる。続いて、作業選択スイッチ21を「冷却」に切り換え、タイマー設定器20にて散水冷却の作動時間を設定してスタートボタン22を押すと、各ゴンドラ4aが上下方向に循環搬送されるとともに、前記冷水供給手段Rが作動して上部側のフラッドパン6から冷水が流下して容器3内の農作物2を冷却する。尚、このとき、前記切換弁13にてポンプ7からの冷水供給路がフラッドパン6側に切り換えられ、又、水切ファン10は停止している。そして、上記作動時間が経過すると、ゴンドラ4aの移動及び冷水の供給が停止し、ブザー25が作動する。続いて、作業選択スイッチ21を「水切」に切り換え、タイマー設定器20にて水切処理の作動時間を設定してスタートボタン22を押すと、各ゴンドラ4aが上下方向に循環搬送されるとともに、前記水切ファン10が作動して、各容器3内の農作物2に水除去用空気が送風される。尚、このとき、冷水供給手段Rの作動は停止している。そして、上記作動時間が経過すると、ゴンドラ4aの移動及び水除去用空気の送風が停止し、ブザー25が作動する。
【0033】上記冷却処理された農作物2をこの冷却装置にて冷蔵保管する場合には、続いて、作業選択スイッチ21を「冷蔵」に切り換えてスタートボタン22を押すと、ポンプ7からの冷水供給路が前記切換弁13にて冷却用水槽12側の流路に切り換えられて、その冷却用水槽12によって、農作物冷却用空間Hが冷却される。このとき、ゴンドラ4aは停止し、空間内の空気を循環させるために、水切ファン10は作動している。
【0034】最後に、上記農作物冷却用空間Hから農作物2を取り出すときは、作業選択スイッチ21にて「容器」を選択してスタートボタン22を押すと各ゴンドラ4aが順次容器出入口5に移動するので、各ゴンドラ4a上の農作物2入りの容器3を外部に取り出す。
【0035】〔別実施例〕上記実施例では、搬送手段4の前記循環搬送経路を、上下方向に沿う経路として形成したが、これに限るものではなく、例えば、水平方向に沿う経路つまり平面視において循環する経路でもよい。
【0036】上記実施例では、散水手段6を、底部に多数の孔を備えた箱体形状に形成したが、これに限るものではなく、例えば、冷水供給用のパイプの先端に取り付けたジョロ式の散水器でもよい。
【0037】上記実施例では、冷水供給手段Rを、回収手段(底壁1C)、冷却手段(クーリングユニット8)、及び、供給手段(ポンプ7)にて構成したが、これに限るものではない。例えば、汚れのひどい農作物3の洗浄を行うために、回収手段を設けずに、外部から新しい冷水を供給しながら農作物2を通過した冷水をそのまま排水として棄てるようにしてもよい。尚、回収手段を設ける場合も、始めの一定時間は回収せずに、排水として棄てるようにすることもできる。又、冷却手段として、夜間電力等を利用して生成した氷蓄熱を用いるようにしてもよい。
【0038】上記実施例では、水除去用空気を送風する送風手段10を設けたが、必ずしもこのような送風手段を設ける必要はない。又、送風手段10を設ける場合も、水除去用空気として農作物冷却用空間H内の空気を循環送風させる構成に限るものではなく、例えば、予め低温の乾燥状態にされた外気を水除去用空気として送風するようにしてもよい。送風手段10もファン式に限らない。尚、送風手段10を設ける場合も、散水冷却処理だけを行って、水除去処理を省いてもよい。
【0039】上記実施例では、農作物冷却用空間Hを冷却するための冷却用水槽12を設けたが、必ずしもこのような冷却用水槽12を設ける必要はない。尚、冷却用水槽12を設けない場合は、切換弁13も設ける必要がなく、冷水供給手段Rは、散水手段6にだけ冷水を供給するように構成される。
【0040】上記実施例では、タイマー手段20にて各散水冷却処理又は水除去処理の作動時間を手動設定するようにしたが、このようなタイマー手段20を設けずに、予め最適な作動時間を前記コントローラC内に記憶させておくようにしてもよい。この場合は、例えば、容器3を装置にセットしてから、スタートボタン22を押すと、自動的に設定された時間だけ散水冷却及び水除去処理が実行される。
【0041】上記実施例では、警報手段をブザー25にて構成したが、ブザー以外の、例えばランプを点滅させる等の警報手段でもよい。
【0042】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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