米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 株式会社日立製作所

発明の名称 回転ヘッド式磁気記録再生装置のヘッドクリーニング装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−14127
公開日 平成7年(1995)1月17日
出願番号 特願平5−158540
出願日 平成5年(1993)6月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 佐々木 直樹 / 根本 泰弘
要約 目的


構成
磁気記録再生装置の外部ケース7にクリーナ交換窓8を設け、カセット型クリーナ5aや円筒型クリーナ5bが交換可能とし、クリーナの汚れ具合等の情報をディスプレイ11に表示し、スピーカー28で音声によりユーザに対して知らせる。
特許請求の範囲
【請求項1】磁気ヘッドが取り付けられた回転体と、上記回転体に螺旋状に巻き付きながら走行する磁気テープと、上記磁気ヘッドに付着した磁性粉等の付着物を除去するためのクリーナを備えた磁気記録再生装置において、上記クリーナの汚れを検出する手段を具備したことを特徴とする回転ヘッド式磁気記録再生装置のヘッドクリーニング装置。
【請求項2】磁気ヘッドが取り付けられた回転体と、上記回転体に螺旋状に巻き付きながら走行する磁気テープと、上記磁気ヘッドに付着した磁性粉等の付着物を除去するためのクリーナを備えた磁気記録再生装置において、上記クリーナの汚れ具合,交換時期等をユーザに知らせる手段を具備したことを特徴とする回転ヘッド式磁気記録再生装置のヘッドクリーニング装置。
【請求項3】磁気ヘッドが取り付けられた回転体と、上記回転体に螺旋状に巻き付きながら走行する磁気テープと、上記磁気ヘッドに付着した磁性粉等の付着物を除去するためのクリーナを備えた磁気記録再生装置において、上記クリーナをユーザが交換できることを特徴とする回転ヘッド式磁気記録再生装置のヘッドクリーニング装置。
【請求項4】磁気ヘッドが取り付けられた回転体と、上記回転体に螺旋状に巻き付きながら走行する磁気テープと、上記磁気ヘッドに付着した磁性粉等の付着物を除去するためのクリーナを備えた磁気記録再生装置において、上記クリーナが上記磁気記録再生装置の電源のオン,オフにかかわらず上記磁気ヘッドのクリーニングを行うことを特徴とする回転ヘッド式磁気記録再生装置のヘッドクリーニング装置。
【請求項5】磁気ヘッドが取り付けられた回転体と、上記回転体に螺旋状に巻き付きながら走行する磁気テープと、上記磁気ヘッドに付着した磁性粉等の付着物を除去するためのクリーナを備えた磁気記録再生装置において、上記クリーナが上記装置内の磁気テープの装着,未装着にかかわらず上記磁気ヘッドのクリーニングを行うことを特徴とする回転ヘッド式磁気記録再生装置のヘッドクリーニング装置。
【請求項6】磁気ヘッドが取り付けられた回転体と、上記回転体に螺旋状に巻き付きながら走行する磁気テープと、上記磁気ヘッドに付着した磁性粉等の付着物を除去するためのクリーナを備えた磁気記録再生装置において、上記クリーナが上記回転体の回転,停止にかかわらず上記磁気ヘッドのクリーニングを行うことを特徴とする回転ヘッド式磁気記録再生装置のヘッドクリーニング装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR(ビデオテープレコーダ)やDAT(ディジタルオーディオテープレコーダ)等に用いられている回転ヘッド式磁気記録再生装置の磁気ヘッドのクリーニングに関する。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッド式磁気記録再生装置の一つであるVTRは、磁気テープを磁気ヘッドを搭載している回転ドラムに対してヘリカル状に巻き付けながら走行させ、磁気ヘッドにより映像信号や音声信号等の記録再生を行っている。回転ドラムに取り付けられている磁気ヘッドは信号の記録再生の際、高速で磁気テープと接触している。そのため、記録再生を長時間行ったり、磁性粉が剥れやすい磁気テープを使った場合などに、磁気ヘッドの表面に磁性粉などのごみが付着してしまうことがある。この状態の磁気ヘッドにおいて信号の記録再生を行うと、磁気テープへの記録再生能力が低下し、映像の乱れや画質の劣化を引き起こし、最悪の場合にはヘッドのギャップにごみが入り込んで目づまりが発生し、信号の記録再生が不可能となることがある。
【0003】このため、従来は円筒型のクリーニング部材を用いて、磁気記録再生装置の電源がオンの状態において磁気テープカセットの出し入れの時や、回転体に磁気テープが巻き付いて回転している時にクリーニングを行ったり、市販の磁気テープカセットと同じ大きさのクリーニングカセットを用いて、クリーニングテープを回転ドラムに巻き付け、磁気ヘッドに接触させて磁気ヘッドの表面の付着物を除去していた。例えば、円筒型クリーニング部材を備えた磁気記録再生装置として、特開昭62−22222 号,特開平3−288308 号公報に記載のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、記録を行う際に磁気テープカセットを装着し、電源をオフにした状態での磁気ヘッドのクリーニングは不可能であり、磁気ヘッドの汚れが完全に除去されていない場合、信号の記録が十分に行えなかったり記録ができなくなることがある。また、円筒型のクリーナは磁気記録再生装置の内部に固定されているためクリーナの汚れが判別できないほか、汚れている場合にユーザがクリーナの交換をすることができなかった。
【0005】また、カセット式のクリーニングテープを使用した場合、クリーニングの度にクリーニングカセットを出し入れしなければならなくカセット交換や操作が面倒であった。また、何度クリーニングテープを使用したのか忘れがちになり、使用回数の管理が煩雑になる。また、上記クリーニングカセットは磁気テープの装着位置と同じであるため、磁気テープへの信号の記録再生を行いながらクリーニングは不可能であるほか、磁気テープへの記録再生を行っている時に磁気ヘッドに付着した付着物を除去できない。
【0006】本発明の目的は、磁気ヘッドのクリーニングを簡単に且つ確実に行うことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の回転ヘッド式磁気記録再生装置のヘッドクリーニング装置は、いかなる装置の状態においてもクリーニングが行える構成とし、そのクリーナの汚れを検出する手段と汚れ具合やクリーナの交換時期をユーザに対して知らせる手段を設けた。また、クリーナの交換が上記装置の外部から行える構造とした。
【0008】
【作用】このような手段により、磁気記録再生装置の状態によらずに任意にクリーニングを行うことができ、さらにクリーナの汚れ具合と交換時期をユーザに対して知らせることができる。また、磁気テープへの記録再生を行いながらでも同時に且つ容易に磁気ヘッドのクリーニングが行える。また、磁気ヘッドのクリーナを装置の外部より交換可能となり、メンテナンスが簡単になる。
【0009】
【実施例】以下、図1ないし図11を参照しながら本発明の実施例を説明する。本実施例ではビデオテープレコーダ(VTR)の回転ヘッド装置に適用したものである。図1は本発明の実施例であるVTR走行系の斜視図を示しており、回転ドラム1,固定ドラム2と回転ドラム1に取り付けられている磁気ヘッド3で構成される。磁気テープ4は回転ドラム1と固定ドラム2の外周面に巻き付けて走行させ、回転している磁気ヘッド3により信号の記録や再生を行う。磁気ヘッド3の表面の付着物を除去するクリーナとして、図1にカセット型クリーナ5a、図2には円筒型クリーナ5bを用いた例を示す。クリーナは回転ドラム1と固定ドラム2の外周面上での磁気テープ4が巻き付けられていないところに位置し、回転ドラム1と固定ドラム2の外周面に接触させたり離したり、上下方向に移動させる機構6を有している。クリーニング時は、カセット型クリーナ5a,円筒型クリーナ5bを回転ドラム1と固定ドラム2の間の磁気ヘッド3へ接触させて、磁気ヘッド3の付着物を除去する。
【0010】上述したカセット型クリーナ5a,円筒型クリーナ5bは回転ヘッド装置の外部からの取り付け,取り外しが可能であり、図3にクリーナを装置の上部から行う例を示す。VTRの外側のケース7には磁気テープカセットの着脱窓10とクリーナの着脱窓8の複数個の窓を有し、クリーナの着脱窓8には誤って異物が挿入されるのを防ぐ異物挿入防止部材9を設けている。この異物挿入防止部材9はケースの外部からクリーナの状態を観察できるように透明な材質にすることもできる。本装置にはユーザが任意に磁気ヘッドのクリーニングを行うスイッチ13と、ディスプレイ11には文字表示部12とスピーカー28を設け、ユーザに対してクリーナの情報を知らせる手段を具備している。
【0011】クリーニングカセット5bの内部へのクリーニングテープの収納方法の例にとり、まず図4のようにリールに巻き付けておく手段について説明する。図4のクリーニングカセット5aの内部にはクリーニングテープ18を送るための駆動ローラ14と駆動ローラ15とテープを供給するためのリール17とテープを巻き取るためのリール16を有しており、クリーニングを行う前やクリーニングを行った後等にテープを送り、新しいクリーニングテープの面を引き出す。また、図5に示すように、クリーニングテープを環状に折りたたんで収納することにより、一本のカセットで従来より数多くの回数のクリーニングを行うことができる。図5のクリーニングカセット5aの内部にはクリーニングテープ18を無限円の環状に収納してあり、このテープを圧着ローラ19と圧着ローラ21,圧着ローラ20と圧着ローラ22で挾み込んでテープを送り、新しいテープ面を引き出してクリーニングを行う。
【0012】図6に本発明のクリーニング動作のフローチャートを示す。まず、クリーニングを行う命令が送られると装置の電源の状態を検知し、電源がオフの時には電源を入れる。次に磁気テープが装着されている否かを検知し、テープが入っていた場合には、次にドラムの回転,停止を検知する。ここで、テープが入っていなかった時や、ドラムが停止していた時にドラムを回転させる動作を行う。次に、回転しているドラムにクリーナを移動して接触させ、磁気ヘッドのクリーニングを行いクリーニング動作は終了する。
【0013】次に、クリーナの汚れ具合を検知する手段の例を図7に示す。本例では円筒型クリーナ5bの汚れの検知に光を用いた方法について説明する。円筒型クリーナ5bはクリーニングの使用回数が増すと磁気ヘッド3や回転ドラム1の表面から除去した汚れ14が付着する。このクリーナに発光部23から光を照射する。クリーナの表面で反射した光を受光部24で受ける。この時、クリーナが汚れている時と汚れていない時とではクリーナの表面で反射して受光部で受ける光の光量が異なり、その光量によってクリーナ5bの表面の汚れ具合を判断する。また、光を用いて汚れを検知する他の方法を図8に示す。クリーナの外周面のクリーニング部材25は、光が透過する材質や光が透過する厚みとし、その内部には発光部26を設け、クリーナの外側には受光部27を設ける。クリーナの汚れの検知は、発光部26から光を照射し、クリーナが汚れていない場合には光はクリーナを透過し受光部27に到達する。クリーナが汚れている場合には、発光部からの光はクリーナを透過せず受光部には到達しない。このようにして、クリーナの内部から光を照射して、その透過光によりクリーナの汚れを判別する。また、クリーニングカセットの内部にも汚れを検知する手段を設けることにより、カセット型クリーナにも適用できることは勿論である(図示せず)。
【0014】図9にクリーナの汚れを光を用いて検知する時のクリーニングの動作のフローチャートを、図7に示す手段を例にとって説明する。まず、クリーニングを行う命令が送られてくると発光部からクリーナに対して光を照射する。クリーナの表面での反射光を、受光部において受光しその光量を求める。次に、クリーナの未使用時の反射光量と比較し、光量の変化によってそのクリーナが汚れているか否か、交換が必要か否かを判断する。次に、クリーナの交換が必要であると判定された場合、ユーザに対して交換が必要であることを知らせる。
【0015】次に、クリーナの汚れ具合等の情報をユーザに対して知らせる例を述べる。図10の磁気記録再生装置のディスプレイ11には現在のクリーナの状態の文字表示部29と音声を出すためのスピーカー28を設けており、必要に応じて文字と音声によってクリーナの状態をユーザに対して知らせる。また、図11のように発光体30を設け、その発光体から青色,黄色,赤色等の光を発光させる。例えばクリーナが汚れておらず、まだ使用できる場合には発光体の青色を点灯させ、クリーナを交換する必要がある場合には赤色を点灯させてユーザに対して知らせてもよい。このようにして、クリーナの汚れ具合や交換時期を音声や、文字表示,発光色等によってユーザに対して知らせることができる。
【0016】以上のように、本発明によると磁気ヘッドのクリーニングやクリーナのメンテナンスが簡単に且つ確実に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によると、磁気記録再生装置の電源のオン,オフやテープの有無,ドラムの回転,停止にかかわらず、任意にクリーニングを行うことができる。さらにクリーナの汚れを検出しユーザに対してクリーナの状態や交換時期を知らせることができる。また、磁気ヘッドのクリーナを装置の外部より交換可能となり、メンテナンスが簡単になる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013