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発明の名称 プロジェクション装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−222085
公開日 平成7年(1995)8月18日
出願番号 特願平6−11265
出願日 平成6年(1994)2月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】森本 義弘
発明者 岡田 武博
要約 目的
3管式の投射レンズ系を1つのシャーシ上に多段積して6〜9管などに対応し、最小の部品構成で実現する。

構成
CRT1と投写レンズ2をOCブロック3に一体に固定し、このOCブロック3を下部で取付ビス18にて板状の3つのCRT取付板4に固定し、また上部で取付ビス15にて天補強部材16に固定し、これらを上下複数段に重ねる。上下複数の天補強部材16は左右で2つの支柱13,14にビス19にて固定し、最下段の3つのCRT取付板4はそれぞれメインシャーシ10に取付ビス17にて固定し、中段以上の3つのCRT取付板4はそれぞれそれより下段の天補強部材16に取付ビス17にて固定する。取付ビス15,18を取り付けるOCブロック3の上下のビス穴位置はXY座標が取付面を透視して同一座標値にする。
特許請求の範囲
【請求項1】 画像発光面を持つ青赤緑の3つの陰極線管と、前記陰極線管の画像を拡大投写する3つの投写レンズと、前記陰極線管と前記投写レンズを光軸方向で結合し上下に取付けのための螺子部を有する3つの結合部材と、前記結合部材の下部の螺子部で保持する板状の3つの陰極線管取付板と、前記結合部材の上部の螺子部にて3つを保持する天補強部材とを備え、天補強部材の上に結合部材を固定した3つの陰極線管取付板を段積みして複数段重ね積みする構成にするとともに最下段の結合部材を固定した3つの陰極線管取付板をそれぞれシャーシ本体に固定したプロジェクション装置。
【請求項2】 上下複数の天補強部材は両側2つの支柱に固定したことを特徴とする請求項1記載のプロジェクション装置。
【請求項3】 結合部材の上部螺子部と下部螺子部のXY座標が取付面を透視して同一座標値であることを特徴とする請求項1記載のプロジェクション装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大型映像表示装置として利用される青、赤、緑の3色の投射管の映像をレンズで集光してスクリーンに映し出す方式のプロジェクション装置に関するもので、特に6管や9管式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に投写型のプロジェクション装置は、図7の3管リアー方式プロジェクターの原理図に示すように、3本の赤青緑の陰極線管(以下CRTと呼ぶ)31の画面を3本の投写レンズ32にて拡大投写する装置である。光学系は図7に示すものが一般的で、スクリーン33のサイズが大きくなれば左右のレンズ傾きを小さくし、また背面投射や天吊り型、床置き型では上下にCRTとレンズとの結合部にあおり角をもたせて対応するのが一般的である(図示せず)。具体的には結合部であるオプティカルカップリング(以下OCブロックと呼ぶ)をインチサイズや上記タイプ別に作り、全体をベース金具に取り付け、インチ、タイプ別に応じてベース金具や各種フレーム部品を変えて対応している。
【0003】また明るさを増すためには6管式(本体を2段重ねる)にして用いる場合が今日一般的である。図8、図9に従来からの代表的な6管式のプロジェクション装置の正面図、平面図を示す。34は外装つきの3管式プロジェクター完成体であり、直方体稜線部を溶接した箱状フレーム体35に固定し、この箱状フレーム体35を2段重ねにすることにより、プロジェクター完成体34を2段に積んでいる。CRT31のラスターは6本のレンズ32によりスクリーン33近傍に結像される。9管式の場合はさらに上段に3管式プロジェクター完成体34を設置するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の構成では3管式プロジェクター完成体を積載するので不要な部分まで部品が取りつき、また強度のある箱状フレーム体が必要でコストが大幅にかかっていた。また性能面で上下のレンズ集中角(レンズ間距離)が小さい程カラーシェ−ディングが小さくなるが、上記の構成では外装部や箱状フレーム体などでレンズ集中角が大きくなり、その結果これを改善するために短い焦点距離のレンズが使えないといった不都合が生じていた。またスクリーンサイズや天吊り、床置き、背面投射に対応して別々のOCブロックを用意する必要があるし、それぞれの機種ごとにOCブロックを固定するための違った部品(たとえば上下部からOCブロックを固定するフレーム部品やCRTを取り付ける金具など)を用意する必要があるため、インチ別、タイプ別生産時の標準部品も少なく、組立治具も共有化できずコストアップになっていた。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、3管式の投射レンズ系を1つのメインシャーシ上に多段積して6〜9管などに対応し、最小の部品構成で実現するように構成したものであり、またインチサイズや上記タイプ別の機種でも結合部材の上下の螺子部の位置座標とCRT嵌合部を変えることによりこれ以外は全て同一の部品を使用して多段積に対応できるプロジェクション装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のプロジェクション装置は、画像発光面を持つ青赤緑の3つの陰極線管と、前記陰極線管の画像を拡大投写する3つの投写レンズと、前記陰極線管と前記投写レンズを光軸方向で結合し上下に取付けのための螺子部を有する3つの結合部材と、前記結合部材の下部の螺子部で保持する板状の3つの陰極線管取付板と、前記結合部材の上部の螺子部にて3つを保持する天補強部材とを備え、これを複数段重ねる構成にしたものであって、その最下段には結合部材を固定した3つの陰極線管取付板をそれぞれ固定するシャーシ本体があり中段以上は天補強部材の上に結合部材を固定した3つの陰極線管取付板を段積みする構成としたものである。さらに上下複数の天補強部材を両側2つの支柱に固定する構成としたものであり、さらには結合部材の上部螺子部と下部螺子部のXY座標を取付面を透視して同一座標値としたものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、従来のような外装つき3管式プロジェクター完成体を積載する必要がなくなり、その結果不要な部分までの部品および強度の必要なフレームをなくすることができる。また性能面でも上下のレンズ集中角を小さくでき、カラーシェーディングも小さくできる。さらにインチ、タイプの違いによらず、同一部品を使用できて、レンズ、CRT,OCブロック部分をユニット化して組立が可能となり、上部螺子部と下部螺子部のXY座標を取付面を透視して同一値とすることにより、スクリーンサイズや天吊り、床置き、背面投射に対応するOCブロックを固定するためのその他の違った部品(たとえば上下部からOCブロックを固定する天フレーム部品やCRTを取り付ける金具など)も共用化した設計が可能となるものである。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施例を示す6管式プロジェクターの平面図、図2はその正面図、図3はその側面図である。また、図4(A)〜(C)は図1に示した3つのCRTを右側からそれぞれ各別に取り出して示した平面図。図5はOCブロックの取付け穴を示す平面図である。
【0009】図1において、1は赤青緑のそれぞれのCRT、2はそれらの投写レンズ、3はCRT1と投写レンズ2を一体に固定するための結合部材であるOCブロック、4はOCブロック3を固定するCRT取付板である。本実施例では信号系やデジタル系の回路部分の説明は省略されている。3つのCRT取付板4はメインシャーシ10に取付ビス17にて固定される。全体のフレームとしては左右の側板11、12がメインシャーシ10上に取り付けられ、補強のための左右2つのアルミブロックの支柱13、14もメインシャーシ10に立設されている。3つのOCブロック3は上部で上部螺子部である複数の取付ビス15にて天補強部材16に固定され、下部で下部螺子部である複数の取付ビス18にてCRT取付板4に固定される。そして、これらが上下2段に重ねられ、上段のCRT取付板4は下段の天補強部材16上に段積みされる。また、上下2段の天補強部材16は左右で2つのアルミブロックの支柱13、14にビス19にて固定される。また上段に積む別の3つのCRT取付板4は下段の3つのCRT取付板4がメインシャーシ10に取り付けられる位置と同じ取付け位置(XY座標が取付面を透視して同一座標値)にて下段の天補強部材16に取付ビス17で固定される。これら上下3つづつのCRT取付板4、上下2つの天補強部材16、メインシャーシ10、左右2の支柱13,14などはケース本体20に内包される。
【0010】図4はCRT1を嵌着したOCブロック3がCRT取付板4に取り付けられた状態を示し、インチサイズによるOCブロック3の振る角度(たとえば70インチと200インチの画面サイズでは角度の振れが大小する)はOCブロック3に設けたそれぞれの取付ビス15,18に対応するビス穴位置により(A)〜(C)と角度を振っていることを示し、インチサイズによるOCブロック3のビス穴位置は2段、3段に重ねた場合でもXY座標は取付面を透視して同一座標値としてある。図5に示す21はOCブロック3に設けられた取付ビス15,18に対応するビス穴を示し、そのA〜D寸法はインチ別、タイプ別によりそれぞれ異なった寸法に後加工で設定される。
【0011】図6は本発明の他の実施例で9管式の場合のプロジェクション装置を示し、(A)はその正面図、(B)はその側面図である。以上のような構成でCRT、レンズ,が固定されたOCブロックの取り付けるCRT取付板を独立して取り付けることができ、6管や9管にした場合でも最小限の部品でCRTを積み重ねることができる。またOCブロックの機械加工数値を変えることによりCRT取付板に取り付けられるOCブロックはいろんな角度(図4(A)〜(C))をもたすことができ、あらゆるインチサイズやタイプ別(天吊り、床置き、背面投射)に対応した角度に振ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明のプロジェクション装置によれば、従来のような3管式プロジェクター完成体を積載する必要がなく、最小限の部品で6管や9管方式のプロジェクターを提供でき、その結果他の外装部、フレームなどの部品および強度の必要な架台フレームもなくすることができる。また性能面でも上下のレンズ集中角を小さくでき、カラーシェーディングも小さくできる。さらにインチ、タイプの違いによらず、レンズ、CRT,OCブロック部分をユニット化して組立が可能となり、上部螺子部と下部螺子部のXY座標を取付面を透視して同一値としてスクリーンサイズや天吊り、床置き、背面投射に対応するOCブロックを固定するためのその他の違った部品(たとえば上下部からOCブロックを固定する天フレーム部品やCRTを取り付ける金具など)も共用化した設計が可能となるものである。したがってインチ別、タイプ別の受注生産をしても大部分が共用部品で製作できるため、最後に取り付けるOCブロック以外までの作りだめも可能となる。




 

 


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