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発明の名称 施設用ファクシミリシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−221874
公開日 平成7年(1995)8月18日
出願番号 特願平6−15178
出願日 平成6年(1994)2月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 寺崎 規美敏 / 江頭 良一 / 渡邉 弘 / 平井 裕二
要約 目的
宿泊客の各部屋にファクシミリ装置を設置し、従来の電話用の回線のみで電話通話、ファクシミリ通信の両方を実現する施設用ファクシミリシステムを提供することを目的とする。

構成
外線1が接続される外線インターフェイス手段2と、外線インターフェイス手段2に接続され外線1から入力される接続先指定信号を検出する接続先指定信号検出手段と、接続先指定信号によってファクシミリ装置か電話機かの接続を指定する接続指定信号送出手段とを備えた交換機と、交換機の内線に接続され、接続指定信号に応じて内線をファクシミリ装置あるいは電話機のいずれかに接続する内線切替手段とを構成した。
特許請求の範囲
【請求項1】外線が接続される外線接続手段と、この外線接続手段に接続され外線から入力される接続先指定信号を検出する接続先指定信号検出手段と、この接続先指定信号によって呼出信号の形態を変えて呼出信号を送出する呼出信号送出手段と、この接続先指定信号検出手段が検出する接続先にこの呼出信号送出手段が呼出信号を送出するよう制御する制御手段とを備えた交換手段と、この交換手段の内線に接続され、前記形態の異なる呼出信号によって内線をファクシミリ装置あるいは電話機のいずれかに接続する内線切替手段とを備えたことを特徴とする施設用ファクシミリシステム。
【請求項2】外線が接続される外線接続手段と、この外線接続手段に接続され外線から入力される接続先指定信号を検出する接続先指定信号検出手段と、呼出信号送出手段と、内線切替信号送出手段と、この接続先指定信号検出手段が検出する接続先にこの呼出信号送出手段とこの内線切替信号送出手段が呼出信号及び切替信号を送出するよう制御する制御手段とを備えた交換手段と、この交換手段の内線に接続され、前記切替信号の検出によって内線をファクシミリ装置あるいは電話機のいずれかに接続する内線切替手段とを備えたことを特徴とする施設用ファクシミリシステム。
【請求項3】前記ファクシミリ装置はIDコード設定手段と、IDコード記憶手段と、IDコード受信手段と、IDコード比較手段と、ファクシミリ受信手段とを有し、回線から入力され前記IDコード検出手段が検出したIDコードと、前記IDコード設定手段により設定され、前記IDコード記憶手段に記憶されているIDコードを前記IDコード比較手段が比較し、一致した場合に前記ファクシミリ受信手段がファクシミリ受信を行うことを特徴とする請求項1および2記載の施設用ファクシミリシステム。
【請求項4】原稿を読み取る読取手段と、この読取手段から出力される画像データを送信する送信手段と、送信先の電話番号をダイヤルするダイヤル手段と、回線の閉結、開放を行う回線インターフェイス手段と、通信履歴情報を記憶する通信履歴情報記憶手段と、ファクシミリ送信の際は前記ダイヤル手段にダイヤルさせ、送信先が応答後に前記読取手段が読み取った画像データを送信手段に送信させ、その通信履歴情報を前記通信履歴情報記憶手段に記憶させるよう制御する制御手段とを備えたファクシミリ装置と、このファクシミリ装置が接続され、通信履歴情報を記憶する記憶手段を有する交換機と、このファクシミリ装置の制御手段が画像データの送信終了後に前記回線インターフェイス手段にいったん回線を開放させた後、再度接続し、前記通信履歴情報記憶手段に記憶された通信履歴情報を前記交換機に送出するよう制御することを特徴とする施設用ファクシミリシステム。
【請求項5】原稿を読み取る読取手段と、この読取手段から出力される画像データを送信する送信手段と、送信先の電話番号をダイヤルするダイヤル手段と、回線の閉結、開放を行う回線インターフェイス手段と、呼出信号を検出する呼出信号検出手段と、データ検出手段と、通信履歴情報を記憶する通信履歴情報記憶手段と、ファクシミリ送信の際は前記ダイヤル手段にダイヤルさせ、送信先が応答後に前記読取手段が読み取った画像データを送信手段に送信させ、その通信履歴情報を前記通信履歴情報記憶手段に記憶させるよう制御する制御手段とを備えたファクシミリ装置と、このファクシミリ装置が接続され、通信履歴情報を記憶する記憶手段と、前記ファクシミリ装置に前記通信履歴情報記憶手段に記憶された通信履歴情報を送出するよう要求するデータを送信するデータ送信手段と、前記ファクシミリ装置に呼出信号を送出する呼出信号送出手段とを有する交換機と、この交換機が送出した呼出信号を前記ファクシミリ装置の前記呼出信号検出手段が検出すると、前記回線インターフェイス手段に回線を閉結させ、回線閉結後に前記交換機の前記データ送信手段が送出するデータを前記データ検出手段が検出すると、前記通信履歴情報記憶手段に記憶された通信履歴情報を前記交換機に送出するよう前記制御手段が制御することを特徴とする施設用ファクシミリシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホテルなどにおいて使用される施設用ファクシミリシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より画像情報の通信を行うファクシミリ装置がホテルなどの施設にも導入され、宿泊客のビジネス等の用途に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の施設用ファクシミリ装置は通常事務所やフロントなどに設置され、ファクシミリ受信があると事務員が受信した文書を宿泊客に届ける、もしくは宿泊客の部屋にファクシミリ受信があることを電話で報知し、宿泊客に事務所またはフロントまで取りに来させており、宿泊客が受信内容を受け取るまでに人手を介さなければならないという問題点を有していた。また、受信した文書を事務員が宿泊客に手渡すため、誤配等の問題点が発生していた。この問題点を解決するため宿泊客の各部屋にファクシミリ装置を設置しようとしても、すでに設置してある電話用の回線とは別にファクシミリ装置専用の回線を設けなければならず、配線工事をしなければならないという問題点が発生する。
【0004】そこで本発明は、宿泊客の各部屋にファクシミリ装置を設置し、従来の電話用の回線のみで電話通話、ファクシミリ通信の両方を実現できる施設用ファクシミリシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する為に本発明の施設用ファクシミリシステムは、外線が接続される外線接続手段と、外線接続手段に接続され外線から入力される接続先指定信号を検出する接続先指定信号検出手段と、接続先指定信号によってファクシミリ装置か電話機かの接続を指定する接続指定信号送出手段とを備えた交換手段と、交換手段の内線に接続され、接続指定信号に応じて内線をファクシミリ装置あるいは電話機のいずれかに接続する内線切替手段とから構成されている。
【0006】
【作用】この構成により、発呼者がファクシミリ装置か電話機かの指定をすることによって交換手段及び回線切替手段が各部屋のファクシミリ装置または電話機を外線に接続することとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1、図2、図3は本発明の第1実施例における施設用ファクシミリシステムのブロック図であり、図1は施設の事務所に設置された交換機、図2及び図3はそれぞれ各部屋に設置された回線切替部と回線切替部に接続されたファクシミリ装置を示すものである。図2の回線切替部は図1の交換機の内線に接続されている。また、図4および図5は本発明の第1実施例における施設用ファクシミリシステムの動作を示すフローチャートである。
【0008】図1において、1は外部の交換局から施設に接続された電話回線(以下「外線」と称す)、2は外線1の閉結、開放を行う外線インターフェイス手段、3は着信番号検出手段、4は通話路スイッチ回路、5は内線インターフェイス手段、6は呼出信号送出手段、7はデータ信号送信手段、8はデータ信号受信手段、9は制御手段、10は記憶手段である。
【0009】図2において、11は呼出信号検出手段であり、ベル信号検出部12、タイマー13、制御手段14により構成されている。15は回線切替回路、16はオフフック検出手段、17はファクシミリ装置、18は電話機である。
【0010】図3において、21は回線インターフェイス手段、22はファクシミリ信号送信手段、23は原稿読取手段、24はファクシミリ信号受信手段、25は印字手段、26はデータ受信手段、27はダイヤル手段、28はデータ送信手段、29は操作手段、30は記憶手段、31は制御手段、32は呼出信号検出手段である。
【0011】以上のように構成された施設用ファクシミリシステムについて以下その動作について説明する。まず、ダイヤルインサービスについて説明する。ダイヤルインサービスでは1本の電話回線に複数の電話番号を付与でき、そのいずれの電話番号を外部からダイヤルしてもその電話回線に着信する。被呼側では複数の電話番号のいずれの電話番号に着信があったか交換局から送出されるデータにより予め知ることができる。また、複数の電話回線にそれ以上の数の電話番号を付与することができ、そのうちのいずれかの電話番号をダイヤルすると複数の電話回線のいずれかの電話回線に着信することとなる。
【0012】施設内の交換機には以上のようなダイヤルインサービスにより複数の電話番号が付与された外線1が接続され、各部屋の電話機18及びファクシミリ装置17にはそれぞれ独立した電話番号が付与されている。施設の各部屋に宿泊する宿泊客は予め知人、あるいは仕事の相手先等に自分の部屋の電話番号とファクシミリ装置の電話番号(以下「FAX番号」と称す)を知らせておく。
【0013】次に宿泊客の知人あるいは仕事の相手先が宿泊客にFAXを送信する場合について説明する。まず、知人あるいは仕事の相手先の人は宿泊客より聞いた宿泊客の部屋のFAX番号をダイヤルする。この番号を受信した交換局はリング信号とダイヤルされたFAX番号を施設の交換機へ送信する。
【0014】図4(a)において、施設の交換機の外線インターフェイス手段2がリング信号を受信すると(ステップ1)、次に着信番号検出手段3が着信番号(FAX番号)を検出し(ステップ2)、着信番号データを制御手段9に出力する。記憶手段10には予め着信番号データから接続すべき内線及び電話機であるかファクシミリ装置であるかを決定するテーブルを記憶しており、制御手段9は記憶手段10を参照し、該当する内線を決定する(ステップ3)。次にファクシミリ装置であるか電話機であるか判断し(ステップ4)、今回の着信はファクシミリ装置であるので、呼出信号送出手段6からダブルベルを発生させて内線インターフェイス手段2を介して該当する内線に送出させる(ステップ5)。
【0015】次に呼出信号の検出について説明する。まず、呼出信号の形態は、シングルベルは約1〜2秒の鳴音期間と2〜10秒の休止期間を1サイクルとして繰り返し、ダブルベルは約0.2〜1秒鳴音、約0.7秒以下の休止、約0.2〜1秒鳴音、約2〜4秒の休止を1サイクルとして繰り返す。さて、交換機から送出された呼出信号を回線切替部の呼出信号検出手段11のベル信号検出部12が検出すると(図4(b)のステップ11)、制御手段14に出力する。ベル信号検出部12が鳴音期間の終了を検出すると、制御手段14はタイマー13を起動し、休止期間が0.7秒以下であるかどうかを判定する(ステップ12)。0.7秒以上であれば、シングルベルであるので、回線切替回路15を制御し、回線を電話機18側に接続し(ステップ13)、0.7秒以下であればダブルベルであるので回線をファクシミリ装置17側に接続する(ステップ14)。ここでは、交換機からダブルベルが送出されているので回線をファクシミリ装置17側に接続する。
【0016】回線が接続されたファクシミリ装置17は呼出信号検出手段32で交換機から出力される呼出信号を検出し、制御手段31に出力する。制御手段31は回線インターフェイス手段21を制御し、回線を閉結させ、ファクシミリ信号受信手段24に送信側からの画像信号を受信させ、印字手段25に印字させる。
【0017】次に、宿泊客が各部屋からFAX送信する場合について説明する。まず、図3の操作手段29から回線を閉結するよう指示すると、制御手段31は回線インターフェイス検出手段21を制御し、回線を閉結させる。回線切替部のオフフック検出手段16はファクシミリ装置17のオフフック、すなわち回線の閉結を検出し、回線切替回路15をファクシミリ装置17側に切替える。回線の閉結の検出方法は、ファクシミリ装置17及び電話機18に接続された回線に電圧をかけておき、回線が閉結されたことで流れる電流を検出することにより、回線の閉結の検出が可能である。
【0018】次に操作手段29からの受信側のFAX番号を入力し、送信ボタンを押すと原稿読取手段23にセットされた原稿が読み取られ、ファクシミリ信号送信手段22より受信側に送信されることとなる。
【0019】次に図5(a)において、送信が終了すると(ステップ21)、制御手段31は回線インターフェイス手段21を制御し、回線を開放させる(ステップ22)。回線を開放すると回線切替部のオフフック検出手段16が回線切替回路15をオフの位置(c側)に切り替える。回線開放後、一定時間経過すると、制御手段31は回線インターフェイス手段21を制御し、再度回線を閉結させ(ステップ23)、ダイヤル手段27から特番ダイヤル(例えばダイヤル“0”)信号を送出させる(ステップ24)。この特番ダイヤル信号を受信した交換機の制御手段9は、通話路スイッチ回路4を制御し、データ信号送信手段7とデータ信号受信手段8を接続し、データ信号送信手段7から通信レポートの送出を要求する信号を送出する。この信号を受信したファクシミリ装置17のデータ受信手段26は制御手段31に出力し、制御手段31はデータ送信手段28に、記憶手段30に記憶された通信レポートデータを送信可能な信号に変換して交換機に送信させる(ステップ25)。交換機は受信した通信レポートデータを図示していない計算機に出力し、部屋毎のFAX通信料金を算出させる。
【0020】図5(b)は通信レポートデータ集計の他の実施例であって、交換機は一定時間毎、もしくはオペレーターの指示に基づき各内線に対して呼出信号送出手段6からダブルベルを送出させる(ステップ31)。ダブルベルを検出した回線切替部は前述と同様に回線をファクシミリ装置17側に切り替え、回線をファクシミリ装置17に接続する。ファクシミリ装置17が回線を閉結すると(ステップ32)、データ信号送信手段7及びデータ信号受信手段8を通話路スイッチ回路4を介して内線へ接続し(ステップ33)、通信レポートデータの送出を要求するデータを送信する(ステップ34)。このデータを受信したファクシミリ装置17のデータ受信手段26は制御手段31に信号を出力し、制御手段31はデータ送信手段28に、記憶手段30に記憶された通信レポートデータを送信可能な信号に変換して交換機に送信させる。交換機は受信した通信レポートデータを図示していない計算機に出力し、部屋毎のFAX通信料金を算出させる(ステップ35)。
【0021】以上のように本第1実施例では、ダイヤルインサービスに対応した交換機とシングルベル、ダブルベルを検出して回線を切り替える回線切替部と電話機18及びファクシミリ装置17とによって、これまでの施設内の配線を変更することなく、また、オペレーターを介在させる必要もなく、各部屋で直接FAX送信及び電話通話をすることができる。また、FAX通信終了後は通信レポートデータを交換機が収集し、計算機が各部屋のFAX通信料金を集計するので、チェックアウトの際の料金の算出が簡単になる。
【0022】次に本発明の第2実施例について説明する。図6、図7は本発明の第2実施例における施設用ファクシミリシステムのブロック図であり、図6は施設の事務所に設置された交換機、図7は各部屋に設置された回線切替部である。なお、ファクシミリ装置の構成は図3に示す第1実施例のファクシミリ装置の構成と同じであり、また図7の回線切替部は図6の交換機の内線に接続される。また、図8は本発明の第2実施例の施設用ファクシミリシステムの動作を示すフローチャートである。
【0023】図6において、41は応答メッセージ送出手段、42は切替信号送出手段、43はリモート信号検出手段である。また図7において、19は切替信号検出手段である。なお、回線切替回路15は2接点(a,b)の切替スイッチであり、初期状態では電話機18側に切り替えられている。また、第1実施例と同様のものには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0024】以上のように構成された施設用ファクシミリシステムについて以下その動作を説明する。まず、施設の各部屋に宿泊する宿泊客は予め知人、あるいは仕事の相手先等にホテルの電話番号並びに自分の部屋の部屋番号を知らせておく。次に宿泊客の知人あるいは仕事の相手先が宿泊客にFAXを送信する場合について説明する。まず、知人あるいは仕事の相手先の人は宿泊客より聞いたホテルの電話番号をダイヤルする。この番号を受信した交換局はリング信号を施設の交換機へ送信する。
【0025】図8(a)において、施設の交換機の外線インターフェイス手段2はリング信号を受信すると(ステップ101)、制御手段9に出力し、制御手段9は外線インターフェイス手段2に外線を閉結させると共に通話路スイッチ回路4を制御し、リング信号が入力された外線を応答メッセージ送出手段41に接続する(ステップ102)。そして応答メッセージ送出手段41に「こちらは○○ホテルです。お客様と通話を希望される方はお客様の部屋番号をダイヤルしてください。部屋番号をご存知でない方、またはホテルにご用の方は“0”をダイヤルしてください。オペレーターが応対します。」というメッセージを送出させる(ステップ103)。発呼者がこのメッセージにしたがって客の部屋番号を送出すると、リモート信号検出手段43がこれを検出し、制御手段9に出力する(ステップ104)。制御手段9は記憶手段10に接続先を記憶させ、次に応答メッセージ送出手段10に「通話をされる方は“1”を、FAXを送信される方は“2”をダイヤルしてください。」というメッセージを送出させる。ここで発呼者がFAXを送信しようとして“2”をダイヤルすると、リモート信号検出手段43がこれを検出して制御手段9に出力する(ステップ105)。制御手段9は先ほど受信して記憶手段10に記憶されている部屋番号に接続されている内線に、切替信号送出手段42と呼出信号送出手段6から切替信号(ステップ106)と呼出信号を送出させる(ステップ107)。切替信号は例えば1kHzの信号を1秒間送出する、あるいはDTMF信号を送出するなどいろいろな信号形態が考えられる。
【0026】回線切替部の切替信号検出手段19は切替信号を受信すると(図8(b)においてステップ111)、回線切替回路15をFAX側に切り替え(ステップ112)、回線をFAXに接続する。したがって、切替信号の後に送出される呼出信号はファクシミリ装置17に入力され、ファクシミリ装置17の回線インターフェイス手段21が回線を閉結する。ファクシミリ装置17が回線を閉結すると、交換機の制御手段9は通話路スイッチ回路4を制御し、着信のあった外線と内線を接続する。ファクシミリ通信が終了すると、回線切替部の回線切替回路15は回線を電話機18側に接続して終了する。
【0027】なお、発呼者が通話を希望して“1”をダイヤルすると(ステップ105)、切替信号は内線に送出されず、したがって、回線切替部の回線切替回路15は回線を電話機18に接続したままであり、呼出信号送出手段6が呼出信号を送出すると(ステップ108)、電話機18が鳴動することとなる。
【0028】以上のように本第2実施例では、応答メッセージ送出手段41、リモート信号検出手段43、切替信号送出手段42を備えた交換機と、切替信号検出手段19を備えた回線切替部と、電話機18及びファクシミリ装置17によって、これまでの施設内の配線を変更することなく、また、オペレーターを介在させる必要もなく、各部屋に直接FAX送信及び電話通話をすることができる。
【0029】次に本発明の第3実施例について説明する。図9は本発明の第3実施例における施設用ファクシミリシステムのブロック図であり、各部屋に設置されたファクシミリ装置を示している。なお、交換機の構成は図1に示す第1実施例と同じであり、図9のファクシミリ装置は図1の交換機の内線に接続される。また、図10は本発明の第3実施例の施設用ファクシミリシステムの動作を示すフォローチャートである。
【0030】図9において、33は呼出音発生手段、34はID入力手段、35はID検出手段、36は切替スイッチ、37は受話回路、38は送話回路、39はハンドセットである。
【0031】以上のように構成された施設用ファクシミリシステムについて以下その動作を説明する。まず、各部屋にはダイヤルインサービスにより電話番号が付与されており、宿泊客は知人あるいは仕事の相手先にその部屋の電話番号を知らせておく。なお、第3実施例では第1実施例と異なり、各部屋のFAX番号は必要ない。
【0032】次に、知人あるいは仕事の相手先の人は宿泊客より聞いた宿泊客の部屋の電話番号をダイヤルする。この番号を受信した交換局はリング信号とダイヤルされた電話番号を施設の交換機へ送信する。施設の交換機の外線インターフェイス手段2はリング信号を受信すると(図10(a)のステップ201)、次に着信番号検出手段3が着信電話番号を検出し(ステップ202)、着信番号データを制御手段9に出力する。記憶手段10には予め着信番号データから接続すべき内線を決定するテーブルを記憶しており、制御手段9は記憶手段10を参照し、呼出信号送出手段6に内線に呼出信号を送出するよう制御する(ステップ203)。呼出信号を検出したファクシミリ装置17の呼出信号検出手段32は制御手段31に出力する(図10(b)のステップ211)。制御手段31は回線インターフェイス手段21を制御し、回線を閉結させる(ステップ212)。ファクシミリ装置17が回線を閉結すると、交換機の制御手段9は通話路スイッチ回路4を制御し、着信した外線と内線を接続する(ステップ204)。
【0033】ファクシミリ装置17のファクシミリ信号の受信手段24は接続された外線から入力されるFAX信号を検出すると(ステップ213)、制御手段31に出力し、制御手段31はファクシミリ信号受信手段24、ファクシミリ信号送信手段22、印字手段25を制御し、ファクシミリ受信を行わせる(ステップ214)。
【0034】ここで、接続された外線からFAX信号が検出できない場合、制御手段31は切替スイッチ36をa側に切替え呼出音発生手段33から呼出音を発生させる(ステップ215)。この呼出音に応答して宿泊客がハンドセット39を取り上げると、発呼音との通話状態になる。
【0035】以上のように本第3実施例では、ダイヤルインサービスに対応した交換機と電話機との切替手段を有するファクシミリ装置によって、これまでの施設内の配線を変更することなく、また、オペレーターを介在させる必要もなく、各部屋に直接FAX送信及び電話通話をすることができる。
【0036】次にID受信について説明する。宿泊客は部屋にはいるとファクシミリ装置17のID入力手段34からIDコードを設定する。このIDコードは記憶手段30に記憶される。宿泊客は部屋の電話番号と設定したIDコードを知人あるいは仕事の相手先に連絡しておく。知人あるいは仕事の相手先からこの宿泊客にFAXを送信しようとしてこの部屋の電話番号をダイヤルすると、前述と同様ファクシミリ装置17と着信した外線が接続される(図10(c)のステップ221、222)。ここで発呼者が宿泊客から聞いたIDコードを送出すると、ファクシミリ装置17のID検出手段35がこのIDコードを検出し、制御手段31に出力する。制御手段31は記憶手段30に記憶されている宿泊客が設定したIDコードと比較し(ステップ223)、一致した場合、制御手段31はファクシミリ信号受信手段24、ファクシミリ信号送信手段22、印字手段25を制御し、ファクシミリ受信を行わせる(ステップ224)。一致しなかった場合あるいはIDコードが入力されなかった場合、切替スイッチ36を電話機側に切替呼出音発生手段33に呼出音を発生させる(ステップ225)。
【0037】以上のように本第3実施例によれば、宿泊客がIDコードを設定し、IDコードが一致しない場合、あるいはIDコードが入力されない場合、FAX受信しないので不要なFAXの受信を防止することができる。また、宿泊客がチェックアウトする時にIDコードを解除していけば、宿泊客のチェックアウトを知らない知人あるいは仕事先が誤ってFAXを送信しようとしても受信できないこととなり、第3者に重要な資料などを見られることを防止することが可能となる。
【0038】なお、第1実施例では交換機がシングルベル、ダブルベルを送出し、回線切替部がこのシングルベル、ダブルベルを検出するとしたが、これは第2実施例同様交換機が切替信号を送出し、回線切替部が切替信号を検出するようにしてもよい。また、第2実施例も第1実施例同様交換機がシングルベル、ダブルベルを送出し、回線切替部がシングルベル、ダブルベルを検出するようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、外線が接続される外線接続手段と、外線接続手段に接続され外線から入力される接続先指定信号を検出する接続先指定信号検出手段と、接続先指定信号によってファクシミリ装置か電話機かの接続を指定する接続指定信号送出手段とを備えた交換手段と、交換手段の内線に接続され、接続指定信号に応じて内線をファクシミリ装置あるいは電話機のいずれかに接続する内線切替手段とを構成しているので、従来の電話用の回線のみで電話通話、ファクシミリ通信の両方を実現できる施設用ファクシミリシステムを得ることができる。




 

 


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