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発明の名称 符号分割多元接続装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−221734
公開日 平成7年(1995)8月18日
出願番号 特願平6−9612
出願日 平成6年(1994)1月31日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】蔵合 正博
発明者 森 屋 正 弘 / 加 藤 修
要約 目的
受信信号に含まれる基準信号を除去することにより、復号データ品質を高める符号分割多元接続装置を提供する。

構成
移動局受信部Bが、基準信号を発生させる基準信号発生器3を備え、基準信号器3で発生させた基準信号と基準信号を含む受信信号の相関をとり、同期クロックを生成することに加え、得られた最大相関値に比例する重み付け係数を生成する同期補足器4を備え、さらに、基準信号発生器3で発生させた基準信号に重み付け係数を掛け合わせる乗算器5、受信信号から重み付け後の基準信号を除去する加減算器6、除去するタイミングを制御する遅延器2、逆拡散を行なって情報を復号する逆拡散器7を備えている。
特許請求の範囲
【請求項1】 基地局と移動局からなり、移動局が、基地局から送られてきた基準信号を重畳した信号を受信して基準信号から同期クロックを生成する手段と、受信信号から重み付けした基準信号を差し引く手段と、逆拡散を行なって情報を復号する手段を備えた符号分割多元接続装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類の符号を用いて多元接続を行なう符号分割多元接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、符号分割多元接続装置(CDMA)は、秘話性、耐妨害性等の特徴により、移動通信やLANシステム等の分野において注目されている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上記した従来の符号分割多元接続装置の一例について説明する。図2は従来の符号分割多元接続システムの基地局送信部と移動局受信部の機能ブロックを示すものである。図2において、Aは基地局送信部であり、11は送信データをチャネル識別用の拡散符号により拡散する拡散器、12は全ての移動局に共通である基準信号を発生させる基準信号発生器、13は拡散器11と基準信号発生器12からの信号を加える加算器、14は加算器13からの信号を空中に放射するアンテナである。
【0004】また、Bは移動局受信部であり、15は空中から電波を受信するアンテナ、16は受信信号と拡散符号系列との相関をとり、データを復号する逆拡散器、17は受信信号に重畳されている基準信号と同じ模様の信号を発生させる基準信号発生器、18は基準信号発生器17からの基準信号と受信信号との相関をとり、最も相関の強いタイミングを基に同期クロックを生成する同期捕捉器である。
【0005】以上のように構成された符号分割多元接続装置では、全ての移動局に共通である基準信号を用いることにより、高速で精度の良い同期獲得が可能となる。
【0006】ここで、拡散器11で用いる拡散符号系列は、自己相関が位相差0においては鋭いピークを示し、他の位相差においてはできるだけ小さい相関値をとるように選ばれる。このような性質をもつ符号系列の一つである、M系列の自己相関特性を図3に示す。図3において、位相差が0以外では相関値が−1となる。
【0007】また、基準信号は、送信データを拡散する拡散符号系列との相互相関が、全ての位相差においてできるだけ小さい値をとるように選ばれる。このような性質をもつ符号系列組の一つであるプリファードペアM系列の相互相関特性を図4に示す。図4において、位相差が0以外でもある程度の相関が存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような構成では、基準信号を重畳していることから、逆拡散処理時に、基準信号と自移動局に対する拡散符号との相互相関により、復号品質の劣化が生じるという問題点を有していた。
【0009】また、基準信号を用いた同期クロック生成を確実にするために、基地局から送信される基準信号の送信パワーを移動局あての情報信号の送信パワーに比べて大きくとることが一案であるが、その場合はさらに復号品質の劣化が大きくなってしまう。
【0010】本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、復号品質を高めることのできる優れた符号分割多元接続装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の符号分割多元接続装置は、従来の構成に加え、基準信号を重み付けするための乗算器と、これを受信信号から除去するための加減算装置を備えたものである。
【0012】
【作用】本発明は、上記構成によって、重み付けした基準信号を受信信号から除去することにより、基準信号による干渉という復号品質劣化要因を取り除くことが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1を参照して説明する。図1は本発明の一実施例における符号分割多元接続装置の機能ブロック図を示すものである。基地局送信部Aの構成は、図2に示す従来例と同じである。移動局受信部Bにおいて、1は空中から電波を受信するアンテナ、2は受信信号から基準信号を除去するときのタイミングを調整する遅延器、3は受信信号に重畳されている基準信号と同じ模様の信号を発生させる基準信号発生器、4は基準信号発生器3で生成された基準信号と受信信号の相関をとり、最も相関の強いタイミングを検出して同期クロックを生成する同期捕捉器であり、この処理により得られた最大相関値を用い、これに比例した値を重み付け係数として出力する。5は基準信号に同期捕捉器4からの重み付け係数を掛け合わせる乗算器、6は受信信号から重み付けされた基準信号を差し引く加減算器である。7は加減算器6から出力された受信信号を逆拡散して復号データを得る逆拡散器である。
【0014】以上のように構成された移動局受信部Bにおいて、同期捕捉器4は、基準信号発生器3で生成された基準信号とアンテナ1で受信された受信信号との相関をとって同期クロックを生成する。
【0015】次に、同期捕捉器4は、得られた最大相関値に比例する係数を重み付けし、これを乗算器5で基準信号に掛け合わせることにより、最適なレベルで、加減算器6により受信信号から基準信号を差し引くことができる。したがって、逆拡散器7は、基準信号による干渉という復号品質劣化要因を取り除き、もし通信している移動局が一局であるならば、希望波信号のみを復号の対象にできる。
【0016】また、遅延器2は、基準信号を重畳され、基準信号と自移動局に対する拡散符号との間に相互相関の存在している受信信号の区間と、このとき求めた重み付け係数を掛け合わせた基準信号のタイミングを合わせるために、タイミング制御を行なう。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなように、適応的な重み付けをした基準信号を、受信信号から除去する手段を設けることにより、基準信号の干渉を除去し、復号品質を高めることのできる優れた符号分割多元接続装置を提供することができる。




 

 


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